JP2000137729A - 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2000137729A
JP2000137729A JP10311877A JP31187798A JP2000137729A JP 2000137729 A JP2000137729 A JP 2000137729A JP 10311877 A JP10311877 A JP 10311877A JP 31187798 A JP31187798 A JP 31187798A JP 2000137729 A JP2000137729 A JP 2000137729A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
word
dictionary
search
word dictionary
dictionaries
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10311877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3645104B2 (ja
Inventor
Takeshi Fukada
剛 深田
Toyohisa Tajima
豊久 田島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP31187798A priority Critical patent/JP3645104B2/ja
Publication of JP2000137729A publication Critical patent/JP2000137729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3645104B2 publication Critical patent/JP3645104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Navigation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の単語辞書から目的の単語を認識させる
ための入力操作を簡略化する。 【解決手段】 単語辞書記憶手段1には、互いに親子関
係によって関係付けられることで木構造化された複数の
単語辞書が記憶されている。単語検索手段2は、単語情
報が入力されると、処理対象として指定されている指定
単語辞書と、指定単語辞書から上位に辿ることで到達可
能な単語辞書とを検索対象辞書とし、検索対象辞書の中
から単語情報に合致する単語を検索する。指定辞書切換
手段3は、検出された単語に対応する単語辞書を指定単
語辞書とするように、処理対象となる辞書の切り換えを
行う。関連情報表示手段4は、単語検索手段2によって
検出された単語に関連するデータを画面に表示する。こ
れにより、指定単語辞書の祖先の単語辞書に登録されて
いる単語を、1回の操作で認識させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数の単語辞書を用
いた辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に木構造
に構造化された辞書を検索する辞書検索装置及び辞書検
索プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】カーナビゲーションシステムでは、出発
地点や目的地の入力を音声によって入力することが行わ
れている。このとき、日本国内には同じ地名や似通った
地名が複数の場所に存在することがあるため、目的の土
地を正確に指定するには、複数の単語辞書に分けて地名
を登録しておく必要がある。
【0003】図15は、従来の単語辞書群を示す図であ
る。このように、単語辞書ファイル200内には、都道
府県名が登録された単語辞書210、都道府県毎の群や
市の名前が登録された単語辞書221〜224、及び群
や市内の地名が登録された単語辞書231〜236が用
意される。辞書検索が行われる際には、いずれかの辞書
が処理対象として指定される。このとき、指定された単
語辞書に対応する地図が表示装置の画面に表示される。
そして、ユーザが地名を発声すると、その音声を音声認
識により解析し、該当する地名が処理対象の単語辞書内
から検索され、その近辺の地図が表示される。さらに、
その地名に対応する別の単語辞書がある場合には、その
単語辞書が新たに処理対象として指定される。
【0004】都道府県名が登録された単語辞書210
は、各都道府県名とは別に「おわり」の単語名を持つ。
「おわり」の単語はアプリケーションを終了するための
単語名である。また、都道府県名が登録された単語辞書
210以外の単語辞書221〜224,231〜236
には、「もどる」という共通の単語が登録されており、
この言葉が入力された際には、その単語辞書が指定され
る前に処理対象として指定されていた単語辞書が指定さ
れる。
【0005】例えば、神奈川県川崎市中原区の地図を参
照したい場合には、まず、都道府県名が登録された単語
辞書210が指定された状態で、「神奈川県」と発声す
る。すると、神奈川県の群や市の名前が登録された単語
辞書223が指定される。そこで「川崎市」と発声する
と、川崎市の地図が表示されると共に川崎市の区名の登
録された単語辞書232が指定される。さらに「中原
区」と発声すれば、中原区の地図が表示装置の画面に表
示される。
【0006】このように、複数の単語辞書を設け、それ
らの単語辞書を順次切り換えながら目的の地名を特定し
ていけば、対象となる単語数が限定されるため、音声認
識の精度が高くなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一度目的の場
所を絞り込んだ後、別の場所を表示させたい場合、一
度、上位の単語辞書に戻るための単語(例えば「もど
る」)を発声して、上位の単語辞書に戻った後、認識し
たい単語を発声する必要があった。例えば、ガーナビゲ
ーションシステムで神奈川県川崎市中原区の地図から、
神奈川県横浜市緑区の地図を見たいとき、ユーザが「も
どる」と発声すると神奈川県内の市名が登録された単語
辞書223に戻る。次に「横浜市」と発声すると、横浜
市内の区名が登録された単語辞書234が選択される。
ここで、「緑区」と発声して正しく認識できれば緑区の
地図が表示される。
【0008】このように、選択している単語辞書内に認
識させたい単語がない場合は、単語辞書を切り換えるた
め発声(例えば「もどる」)と、目的の地名の発声と
の、最低でも2回の発声が必要となる。そのため、ユー
ザの手間が多くなる。しかも、最上位の単語辞書(例え
ば、都道府県名が登録された単語辞書)に登録された単
語を認識させる場合には、上位の単語辞書に切り換える
ための発声を、複数回行う必要がある。それには、現在
選択されている単語辞書が最上位から何段階降りてきた
ものであるのかを、ユーザ自身が認識していなければな
らない。このように、従来の単語辞書検索は、ユーザに
かかる負担が大きかった。
【0009】また、従来の単語辞書では、元の単語辞書
に戻るための単語を子供の単語辞書に登録しておかなけ
ればならず、単語辞書に無駄な領域が必要であった。本
発明はこのような点に鑑みなされたものであり、複数の
単語辞書から目的の単語を認識させるための入力操作を
減らすことができる辞書検索装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、複数の単語辞書の中から特定の単語を検
索する辞書検索装置において、互いに親子関係によって
関係付けられることで木構造化された複数の単語辞書を
記憶する単語辞書記憶手段と、単語情報が入力される
と、処理対象として指定されている指定単語辞書と、前
記指定単語辞書から上位に親子関係を辿ることで到達可
能な単語辞書とを検索対象辞書とし、前記検索対象辞書
の中から前記単語情報に合致する単語を検索する単語検
索手段と、を有することを特徴とする辞書検索装置が提
供される。
【0011】このような辞書検索装置によれば、単語情
報が入力された際には、指定単語辞書から上位に親子関
係を辿ることで到達可能な単語辞書とを検索対象辞書と
して、単語情報に合致する単語が検索される。
【0012】また、上記課題を解決するために、複数の
単語辞書の中から特定の単語を検索する辞書検索プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
おいて、互いに親子関係によって関係付けられることで
木構造化された複数の単語辞書を記憶する単語辞書記憶
手段、単語情報が入力されると、処理対象として指定さ
れている指定単語辞書と、前記指定単語辞書から上位に
親子関係を辿ることで到達可能な単語辞書とを検索対象
辞書とし、前記検索対象辞書の中から前記単語情報に合
致する単語を検索する単語検索手段、を有することを特
徴とする辞書検索プログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体が提供される。
【0013】このような記録媒体に記録された辞書検索
プログラムをコンピュータに実行させれば、上記本発明
に係る辞書検索装置の機能がコンピュータ上に構築され
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の原理構成図であ
る。
【0015】本発明の辞書検索装置は、単語辞書記憶手
段1、単語検索手段2、指定辞書切換手段3、及び関連
情報表示手段4で構成される。単語辞書記憶手段1は、
互いに親子関係によって関係付けられることで木構造化
された複数の単語辞書を、単語辞書ファイルとして記憶
する。
【0016】単語検索手段2は、単語情報が入力される
と、処理対象として指定されている指定単語辞書と、指
定単語辞書から上位に辿ることで到達可能な単語辞書と
を検索対象辞書とし、検索対象辞書の中から単語情報に
合致する単語を検索する。このとき、下位の単語辞書に
合致する単語が登録されていない場合にのみ、その上位
(親)の単語辞書の検索を行う。入力される単語情報と
しては、例えば、マイクロホンで捉えた声から変換され
た音声信号などがある。
【0017】指定辞書切換手段3は、単語検索手段2で
検出された検出単語に対応する単語辞書が存在する場合
には、その単語辞書を指定単語辞書とするように、処理
対象となる辞書の切り換えを行う。
【0018】関連情報表示手段4は、単語検索手段2に
よって検出された単語に関連するデータを表示装置の画
面に表示する。例えば、地名が検出された場合には、そ
の地名に該当する地図データ4a,4bを表示する。
【0019】図2は、単語辞書ファイルの構造を示す図
である。単語辞書ファイル10は、木構造化された単語
辞書11〜18の集合をあらわしている。各単語辞書1
1〜18には、それぞれ「#0」〜「#z」の辞書番号
が付与されている。そして、「#0」の単語辞書11が
「#1」、「#k」及び「#x」の単語辞書12,1
5,16を子供として持つ。また、「#1」の単語辞書
12は「#2」、「#j」の単語辞書13, 14を子供
として有し、「#x」の単語辞書16は「#y」、「#
z」の単語辞書17,18を子供として有する。すなわ
ち、「#2」、「#j」、「#y」、「#z」は、「#
0」の単語辞書11の孫にあたり、この単語辞書ファイ
ル10は、3階層の木構造をあらわしていることにな
る。
【0020】この例では、単語辞書ファイル10内に
は、世界各国の地名が登録されているものとする。「#
0」の単語辞書11には国名が登録され、「#1」の単
語辞書12には日本の都道府県名が登録され、「#x」
の単語辞書16にはオーストラリアの州名が登録され、
さらに「#2」の単語辞書13には北海道の市町村名が
登録されているものとする。
【0021】ここで、単語辞書13が選択されている状
態、すなわち、北海道の地図データ4aが画面に表示さ
れている状態で、オーストラリアの地図を参照する場合
を考える。この場合、ユーザは、「オーストラリア」と
発声する。すると、単語検索手段2により、まず単語辞
書13を対象として入力単語の照合が行われる。ここで
は、合致する単語が見つからないため、その親の単語辞
書12を照合対象として検索を行う。この場合も合致す
る単語が見つからないため、その親の単語辞書11を照
合対象として検索を行う。その結果、国名として「オー
ストラリア」が検出される。すると、「オーストラリ
ア」に対応する単語辞書16が存在するため、指定辞書
切換手段3により、処理対象の辞書が単語辞書16に切
り換えられる。また、関連情報表示手段4により、北海
道の地図データ4aに変えて、オーストラリアの地図デ
ータ4bが画面に表示される。
【0022】このように、処理中の単語辞書中の単語
と、その直系の親の単語辞書中の単語を照合対象とした
ことにより、指定されている単語辞書の祖先に位置する
単語辞書に登録されている単語を、1回の操作で認識さ
せることができる。すなわち、上位の単語辞書に登録さ
れた単語を入力する際に、単語辞書を切り換えるためだ
けの操作(例えば「もどる」という発声)を行う必要が
なくなり、ユーザが行うべき操作が単純化される。しか
も、各単語辞書中に「もどる」のような単語を登録する
必要もないため、辞書の記憶領域が少なくてすむ。
【0023】次に、本発明の辞書検索装置をカーナビゲ
ーションシステムに適用した場合を例にとり、本発明の
実施の形態を説明する。図3は、カーナビゲーションシ
ステムのハードウェア構成を示すブロック図である。カ
ーナビゲーションシステムは、制御部40を中心にして
構成されている。制御部40は、他の装置から入力され
た情報に基づいて、音声認識処理、単語辞書検索、及び
ルート検索などの処理を行う。また、処理結果に応じて
他の装置への情報の出力を行う。
【0024】現在位置標定部21はGPSアンテナ22
を含むGPS(Global PositioningSystem) 装置と、車
速センサや車輪速センサや地磁気センサ等の各種自律走
行用センサ部とにより構成されている。GPS装置は少
なくとも3個のGPS衛星からの信号を受信して、各衛
星の位置及び各衛星までの距離を算出し、三角測量の原
理によって自車の緯度経度を標定する。また、GPS衛
星からの信号が受信できなった場合には、自律走行用セ
ンサ部の出力に基づいて自車両の位置を算出する。具体
的には、車輪速センサ出力により自車両が単位時間にど
のくらい移動したかを算出し、車輪速センサと地磁気セ
ンサの出力により自車両がどのくらい進行方向を変化さ
せたかを算出する。この現在位置標定部21で得た現在
位置は制御部40に通知される。
【0025】操作部23は、各種スイッチ類が設けられ
ており、それらのスイッチの操作内容を示す情報を制御
部40に伝える。メモリ24は、制御部40がナビゲー
ションを行うために必要なデータが格納される。例え
ば、選択されている単語辞書や表示すべき地図データで
ある。
【0026】DVD(Digital Versatile Disc)装置25
は、制御部40の制御に基づいて、単語辞書ファイルや
全国地図のデータが記録されたDVDの内容を読み取
る。マイクロホン26は運転者の発声した音声を捉え、
電気信号に変換する。この電気信号はA/Dコンバータ
27でディジタル化されて制御部40に供給される。制
御部40は、ディジタル化された音声データが入力され
ると、メモリ24に格納されている単語辞書に基づいて
音声認識を行う。
【0027】また、制御部40は操作部23からのコマ
ンド入力及び音声認識結果に基づいて音声合成部28に
対して音声出力の指示を行う。音声合成部28はこの指
示にしたがって音声信号を合成して出力する。この音声
信号はアンプ29で増幅されてスピーカ30に供給さ
れ、発音される。
【0028】さらに、制御部40は現在位置標定部21
で得た現在位置や音声認識で得た目的地の位置を表示す
るための地図データをDVD装置25から受け取り、一
旦メモリ24に格納する。そして、メモリ24から画像
生成部31へ地図データを供給する。画像生成部31は
供給された地図データから表示用の映像信号を生成して
表示装置32へ出力する。表示装置32は、受け取った
映像信号に基づいて、画面上に地図を表示する。
【0029】図4は、制御装置の処理機能を示すブロッ
ク図である。制御部40の機能は、大別して辞書検索部
41と走行経路ナビゲーション部42とに分かれる。辞
書検索部41は、目的地の地名入力や、任意に指定され
た地域の地図の表示等を行うための処理機能であり、走
行経路ナビゲーション部42は、現在地と目的地との間
のルートを探索したり、現在地周辺の地図データや、目
的地までのルートをユーザに提示する処置を行うための
機能である。
【0030】辞書検索部41は、音声認識処理部41
a、指定辞書切換部41b、及び地図データ表示処理部
41cを有する。音声認識処理部41aは、マイクロホ
ン26が捉えた音声信号を解析し、検索対象の単語辞書
内のどの単語が発声されたのかを照合する。ここで、検
索対象となる単語辞書は、音声認識処理部41aで認識
した単語に対応する単語辞書と、その単語辞書の祖先に
該当する単語辞書である。検索対象となる単語辞書には
優先順位があり、下位の単語辞書から上位の単語辞書へ
順に検索を行う。指定辞書切換部41bは、音声認識処
理部41aで認識された地名に応じて、処理対象として
指定する単語辞書を切り換える。地図データ表示処理部
41cは、音声認識処理部41aで認識された地名に応
じた地図データをDVD装置25に挿入された記憶媒体
から読み取り、画像生成部31に供給する。
【0031】図5は、音声認識処理部の構造を示す図で
ある。音声認識処理部41aは、周波数分析部41a
a、音素認識部41ab、単語辞書抽出部41ac、単
語モデル41ad、及び単語照合部41aeからなる。
周波数分析部41aaは、A/Dコンバータ27より入
力されたディジタルの音声信号の周波数を解析し、ユー
ザの発声した音声区間を検出する。また、人の声以外の
信号は除去する。音素認識部41abは、周波数分析部
41aaが検出した音声区間から音素を取り出す。単語
辞書抽出部41acは、検索対象となる単語辞書ファイ
ルから単語の一覧を取り出す。単語モデル41adは、
取り出した単語から単語モデルを作成する。すなわち、
単語辞書抽出部41acで抽出された単語は、文字が表
されているだけであるため、その文字を表音した場合の
音声の波形を作成する。単語照合部41aeは、音素認
識部41abで取り出した音素と単語モデルとを照合
し、同一の単語であると認められる単語モデルを取り出
す。そして、認識結果として取り出された単語を出力す
る。
【0032】図6は、木構造化した単語辞書の構造例を
示す図である。これは、カーナビゲーションシステム
で、全国地図に対応する地名を登録した単語辞書の構成
を表している。この単語辞書ファイルでは、都道府県名
が登録された単語辞書51が一番先頭の親である。すな
わち、この単語辞書51が、木構造の根である。単語辞
書51の子供として、各都道府県下の郡市名が登録され
た単語辞書52〜54が設けられている。さらにその子
供(孫)に、各郡市下の町名単語からなる単語辞書55
〜60が設けられている。この例では、3階層の単語辞
書によって全国各地の地名辞書が構造化されている。
【0033】以上のような構成のカーナビゲーションシ
ステムにおいて、特定の場所の地図を表示装置32の画
面に表示させる場合について説明する。図7は、木構造
化した単語辞書を使った音声認識処理を表している。こ
の図では、神奈川県の単語辞書53より下位の辞書を示
している。神奈川県の単語辞書53の子供としては、川
崎市の単語辞書57や横浜市の単語辞書58がある。そ
れらの単語辞書の子供として、中原区などの区内の町名
が登録された多数の単語辞書61〜65がある。
【0034】現在、中原区の単語辞書61を処理対象と
して指定されているものとする(ステップS1)。ここ
で、ユーザが「横浜市」と発声すると(ステップS
2)、その音声がマイクロホン26によって電気信号に
変換され、A/Dコンバータ27によってディジタル信
号に変換された後、音声認識処理部41aに入力され
る。すると、音声認識処理部41aが、音声認識処理を
実行する(ステップS3)。このとき検索対象となる単
語辞書は、中原区の単語辞書61、川崎市の単語辞書5
7、及び神奈川県の単語辞書53である。したがって、
音声認識処理部41aは、検索対象となる3つの単語辞
書の中から、「横浜市」に合致する単語を探す。そし
て、該当する単語が認識結果として得られたか否かを判
断する(ステップS4)。認識できれば、次のステップ
に進み、認識できなければステップS2に進んで、再度
ユーザからの音声入力を受け付ける。
【0035】「横浜市」という音声入力が、神奈川県の
単語辞書53に登録された単語「よこはまし」を指して
いると認識された場合には、指定辞書切換部41bが横
浜市の単語辞書58を処理対象として指定する(ステッ
プS5)。次に、ユーザが「緑区」と発声する(ステッ
プS6)と、その音声がディジタル信号として音声認識
処理部41aに入力される。音声認識処理部41aは、
現在選択されている単語辞書58と、その親に該当する
神奈川県の単語辞書53と検索対象として、音声認識処
理を行う(ステップS7)。そして、該当する単語が認
識結果として得られたか否かを判断する(ステップS
8)。認識できれば、次のステップに進み、認識できな
ければステップS2に進んで、再度ユーザからの音声入
力を受け付ける。
【0036】「緑区」という音声入力が、横浜市の単語
辞書58に登録された単語「みどりく」を指していると
認識された場合には、指定辞書切換部41bが横浜市の
単語辞書65を処理対象として指定する(ステップS
9)。
【0037】次に、単語辞書の作成方法について説明す
る。なお、上記の本発明の実施の形態では単語辞書が木
構造の場合に適用されるが、木構造の単語辞書ファイル
を作成するか否かは、最初に作成すべき単語辞書テキス
トファイルにおいて指定することができる。
【0038】図8は、単語辞書の構造パターンの例を示
す図である。「パターン1」は、前述したような木構造
のパターンであり、複数の単語辞書71〜76が木構造
を形成している。このパターンでは、例えば、「4番」
の単語辞書75を指定した場合には、その親辞書の「1
番」の単語辞書72及び「1番」の単語辞書72の親と
なる「0番」の単語辞書71が認識の対象になる。
【0039】「パターン2」は、1つの単語辞書81で
構成した場合である。この場合には他の単語辞書がない
ため、常に「0番」の単語辞書81のみが認識の対象に
なる。
【0040】「パターン3」は、構造上のつながりを持
たない複数の単語辞書91〜93で構成した場合であ
る。この場合、どの単語辞書を指定しても親辞書が存在
しないため、指定した辞書のみが認識の対象となる。
【0041】単語辞書ファイルを作成するには、ユーザ
が単語辞書テキストファイルを作成する。この単語辞書
テキストファイルを変換することで、単語辞書ファイル
が生成される。
【0042】図9は、単語辞書テキストファイルの例を
示す図である。この単語辞書テキストファイル120
は、以下に示すルールにしたがって作成されたものであ
る。 (1)単語辞書テキストファイル120は、ヘッダ行1
21〜123と単語行124〜126とで構成される。 (2)ヘッダ行121〜123は、単語辞書の先頭部分
におかれ、その辞書の番号を指定する。また、親辞書が
ある場合には、その親辞書の辞書番号も指定する。辞書
番号と親辞書の番号との間には半角の空白を入力してお
く。 (3)単語行124〜126には、単語辞書中の全角ひ
らがな文字列の単語を1論理行に対し1単語ずつ定義す
る。この例では、作成できる辞書数は、1000個以下
(辞書番号を0〜999番まで使用可)とする。また、
1つの辞書に登録できる単語数は親辞書を含めて100
0単語以下、1つの単語辞書ファイル内に含まれる単語
数と音節数との総和が32762個以下とする。 (4)行の空白は無視される。 (5)「*」以降の文字は注釈と解する。 (6)ヘッダ行は、半角数字で指定する。 (7)0番辞書(最上位辞書)のヘッダは省略可能であ
るが、その他の単語辞書には必ずヘッダ行が必要であ
る。 (8)辞書番号は、直前の辞書番号に続く番号を指定す
る。 (9)親辞書の辞書番号の指定は任意であるが、指定す
る場合は、それより前の辞書番号を指定する。 (10)単語行は、全角のひらがな文字で指定する。長
音文字「ー」も指定可能であり、実際の発音に近いよう
に指定する。例えば「とうきょう」は「とーきょー」と
指定する。 (11)1個の辞書だけを使用する場合には、0番の辞
書を使用するものとし、各単語行を指定すればよい。 (12)完全に独立したn個の辞書を使用したい場合に
は、0番辞書は使用せず、各辞書のヘッダ行では親辞書
を指定しないようにする。
【0043】以上のようなルールにしたがって作成され
た単語辞書テキストファイルを単語辞書作成機能によっ
て変換し、単語辞書ファイルを生成する。なお、単語辞
書作成機能とは、単語辞書テキストファイルから単語辞
書ファイルを生成するための処理が記述された変換プロ
グラムをコンピュータに実行させることで、コンピュー
タ上に構築される機能である。
【0044】図10は、単語辞書の構造を示す図であ
る。単語辞書110には、管理情報として「ファイルサ
イズ」、「辞書数」、「単語数」、「音節数」、「拡張
域サイズ」が設定されている。「ファイルサイズ」は、
生成された単語辞書の大きさである。「辞書数」は、含
まれる単語辞書の数である。「単語数」は、含まれる単
語の総数である。「音節数」は、すべての単語の音節
(ひらがな1文字が1音節である)の総数である。「拡
張域サイズ」は、単語辞書ファイルを拡張するときのた
めに確保しておく領域の大きさである。これらの管理情
報に続けて、辞書情報(Dic)と単語情報(Wdi
c)とが登録されている。辞書情報のデータ数は「辞書
数×3+3」であり、単語情報のデータ数は「単語数+
3+音節数」である。
【0045】図11は、単語辞書の管理情報設定例を示
す図である。ここでは、簡単な例として図のような単語
辞書テキストファイル130を考える。なお、図に示す
単語辞書テキストファイル130では、0番の辞書のヘ
ッダ行は省略されている。また、「つぎ」の下の行にあ
る「?」は、後で単語を追加するための予約を表す記号
である。
【0046】このような単語辞書テキストファイル13
0を単語辞書作成機能に対して入力すれば、0番の辞書
と1番の辞書とが登録されているため、辞書数111の
値が「2」となる。また、単語が「おわり」、「つ
ぎ」、「?」、「ぜろ」の4つであるため、単語数11
2の値が「4」となる。さらに、各単語の音節の総数が
「7」であり、その音節に最初の無音を示す記号と、最
後の無音を示す記号とを追加した「9」の値が、音節数
113に設定される。拡張域114には、予約された単
語数等の情報に基づいて所定の計算によって求められた
「10」の値が設定される。
【0047】図12は、辞書情報の例を示す図である。
辞書情報115には、各単語辞書毎に、「先頭単語位
置」、「親辞書番号」、「単語数」の値が設定されてい
る。なお、実際には存在していないダミーの辞書も登録
されている。
【0048】「先頭単語位置」は、0番の辞書から順番
に単語を並べ各単語に対して0から順に採番したとき
の、各単語辞書の先頭の単語に振られた値である。「親
辞書番号」は、単語辞書テキストファイルにおいて親辞
書が指定されていればその値が設定される。親辞書が指
定されていなければ「0」が設定される。「単語数」
は、各単語辞書に含まれる単語の数である。
【0049】図13は、単語情報の例を示す図である。
単語情報116は、最初に各単語の先頭の音節のアドレ
スが設定されている。この例では、16進数の数字で示
されているのがアドレスである。その次に、各単語が連
続して登録されている。単語の最後には、最初の無音を
示す記号「QL」と最後の無音を示す記号「QR」が登
録されている。
【0050】このようにして生成された単語辞書ファイ
ルは、複数の単語辞書が木構造で表されている。例え
ば、図9に示した単語辞書テキストファイル120から
生成された単語辞書ファイルを木構造で表すと、図14
のようになる。
【0051】図14は、単語辞書ファイルが構成する木
構造を示す図である。単語辞書ファイル140を構成す
る各単語辞書141〜147は、0番の単語辞書141
を根ノードとする木構造を形成している。この例では、
0番の単語辞書に、「おわり」、「つぎ」、「もどる」
等の単語が登録されているため、これらの単語は、どの
単語辞書を指定している間でも認識することができる。
「おわり」は、単語辞書の検索処理のアプリケーション
を終了する際の言葉である。「つぎ」は、辞書番号が次
の辞書を指定する際の言葉であり、この言葉を認識する
と、指定辞書切換部41bが、現在処理対象として指定
されている単語辞書の次の番号の単語辞書を処理対象と
して指定する。「もどる」は、まえに指定していた辞書
を指定するための言葉であり、この言葉を指定辞書切換
部41bが認識すると、前に指定されていた単語辞書が
再度指定される。
【0052】このような辞書検索装置によって、以下の
ような効果が得られる。従来、親の単語辞書中の単語を
認識したい場合、処理中の単語辞書から親単語辞書へ戻
るための発音と、親の単語辞書中の単語の発音との2回
必要であった入力を、本発明により、直接、親の単語辞
書中の単語を発声することで、1回の入力ですむように
なる。この結果、ユーザにとっての煩わしさを解消する
ことができる。なお、単語照合処理では、その時点で指
定されている最下位の単語辞書から、その祖先にあたる
単言辞書までを対象に単語照合するが、このとき下位の
単語辞書から1つずつ順番に照合をいっていくため、認
識率が低下することはない。
【0053】また、「もどる」などの辞書切換のための
単語を、各単語辞書に登録する必要がないため、単語辞
書に必要な記憶容量が少なくてすむ。しかも、アプリケ
ーションから単語辞書を作成する際に、1つの単語辞書
に含めることが可能な単語量に制限を設けたことによ
り、照合対象の単語群を制約でき、照合のための演算量
を節約できる。その結果、認識速度が遠くなる。また、
照合対象単語を制約することで、認識率を高められる。
【0054】さらに、従来は、アプリケーション開発者
が単語辞書を設計するときは、関係のある単語を1つの
単語辞書として、また各単語辞書間には親子関係も意識
して設計することが多く、親子関係はアプリケーション
開発者が覚えておくしかなかった。今回の発明では、単
語辞書を木構造としたことで、単語辞書の親子関係を記
述することができ、設計し易くなると共に、辞書のメン
テナンスもし易くなった。
【0055】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、辞書検索装置
とカーナビゲーションシステムの制御部とが有すべき機
能、及び単語辞書作成機能の処理内容は、コンピュータ
で読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記
述しておく。そして、このプログラムをコンピュータで
実行することにより、上記処理がコンピュータで実現さ
れる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体として
は、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に流通
させる場合には、CD−ROM(Compact Disk Read Onl
y Memory) 、DVDあるいはフロッピーディスク等の可
搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、ネ
ットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装置
に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュー
タに転送することもできる。コンピュータで実行する際
には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプログ
ラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行す
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明の辞書検索装
置では、処理対象の指定辞書よりも上位に向かって辿る
ことで達することのできるすべての単語辞書を検索対象
としたため、上位の単語辞書に切り換えるためだけの入
力を行う必要がなく、ユーザが行うべき操作手順が簡略
化される。
【0057】また、本発明の辞書検索プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された
プログラムをコンピュータに実行させれば、処理対象の
指定辞書よりも上位に向かって辿ることで達することの
できるすべての単語辞書を検索対象とする検索処理をコ
ンピュータに行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】単語辞書ファイルの構造を示す図である。
【図3】カーナビゲーションシステムのハードウェア構
成を示すブロック図である。
【図4】制御装置の処理機能を示すブロック図である。
【図5】音声認識処理部の構造を示す図である。
【図6】木構造化した単語辞書の構造例を示す図であ
る。
【図7】木構造化した単語辞書を使った音声認識処理を
表している。
【図8】単語辞書の構造パターンの例を示す図である。
【図9】単語辞書テキストファイルの例を示す図であ
る。
【図10】単語辞書の構造を示す図である。
【図11】単語辞書の管理情報設定例を示す図である。
【図12】辞書情報の例を示す図である。
【図13】単語情報の例を示す図である。
【図14】単語辞書ファイルが構成する木構造を示す図
である。
【図15】従来の単語辞書群を示す図である。
【符号の説明】
1 単語辞書記憶手段 2 単語検索手段 3 指定辞書切換手段 4 関連情報表示手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/22 G10L 3/00 551Q 561C G06F 15/40 370C 15/403 310A Fターム(参考) 2F029 AA01 AB01 AB07 AB09 AC02 AC04 AC14 AC18 5B075 ND03 ND35 NK02 NR03 NR12 NR14 PP07 PP12 PP22 PP24 PQ02 PQ13 PQ52 QP05 QS01 QS13 UU02 UU14 UU16 5D015 BB01 KK02 LL05 LL11 5H180 FF04 FF05 FF22 FF25 FF27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の単語辞書の中から特定の単語を検
    索する辞書検索装置において、 互いに親子関係によって関係付けられることで木構造化
    された複数の単語辞書を記憶する単語辞書記憶手段と、 単語情報が入力されると、処理対象として指定されてい
    る指定単語辞書と、前記指定単語辞書から上位に親子関
    係を辿ることで到達可能な単語辞書とを検索対象辞書と
    し、前記検索対象辞書の中から前記単語情報に合致する
    単語を検索する単語検索手段と、 を有することを特徴とする辞書検索装置。
  2. 【請求項2】 前記単語検索手段は、下位の単語辞書か
    ら上位の単語辞書へ順に検索を行うことを特徴とする請
    求項1記載の辞書検索装置。
  3. 【請求項3】 前記単語検索手段で検出された検出単語
    に対応する単語辞書が存在する場合には、前記検出単語
    に対応する単語辞書を前記指定単語辞書とする指定辞書
    切換手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載
    の辞書検索装置。
  4. 【請求項4】 前記単語検索手段は、前記単語情報が音
    声信号で入力されると、入力された音声信号と同じ発音
    の単語を、前記検索対象辞書中から検索することを特徴
    とする請求項1記載の辞書検索装置。
  5. 【請求項5】 前記単語検索手段によって検出された単
    語に関連するデータを表示装置の画面に表示する関連情
    報表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1記
    載の辞書検索装置。
  6. 【請求項6】 複数の単語辞書の中から特定の単語を検
    索する辞書検索プログラムを記録したコンピュータ読み
    取り可能な記録媒体において、 互いに親子関係によって関係付けられることで木構造化
    された複数の単語辞書を記憶する単語辞書記憶手段、 単語情報が入力されると、処理対象として指定されてい
    る指定単語辞書と、前記指定単語辞書から上位に親子関
    係を辿ることで到達可能な単語辞書とを検索対象辞書と
    し、前記検索対象辞書の中から前記単語情報に合致する
    単語を検索する単語検索手段、 を有することを特徴とする辞書検索プログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP31187798A 1998-11-02 1998-11-02 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体 Expired - Fee Related JP3645104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31187798A JP3645104B2 (ja) 1998-11-02 1998-11-02 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31187798A JP3645104B2 (ja) 1998-11-02 1998-11-02 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000137729A true JP2000137729A (ja) 2000-05-16
JP3645104B2 JP3645104B2 (ja) 2005-05-11

Family

ID=18022495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31187798A Expired - Fee Related JP3645104B2 (ja) 1998-11-02 1998-11-02 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3645104B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1197950A2 (en) * 2000-10-12 2002-04-17 Pioneer Corporation Hierarchized dictionaries for speech recognition
JP2002202796A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Fujitsu Ltd 音声対話型情報処理装置及び記録媒体
JP2006078791A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Denso Corp 音声認識装置
JP2008139885A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 双方向スピーチ認識システム
JP2008197338A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Denso Corp 音声認識装置
US7673236B2 (en) 2001-02-09 2010-03-02 Lx1 Technology Limited Method of inputting text into a data processing apparatus
JP2013512476A (ja) * 2009-12-01 2013-04-11 本田技研工業株式会社 複数の辞書を用いたスピーチ認識
JP2018072784A (ja) * 2016-11-06 2018-05-10 ナレルシステム株式会社 音声認識方法、コンピュータプログラム及び装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1197950A2 (en) * 2000-10-12 2002-04-17 Pioneer Corporation Hierarchized dictionaries for speech recognition
EP1197950A3 (en) * 2000-10-12 2003-02-12 Pioneer Corporation Hierarchized dictionaries for speech recognition
US6961706B2 (en) 2000-10-12 2005-11-01 Pioneer Corporation Speech recognition method and apparatus
JP2002202796A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Fujitsu Ltd 音声対話型情報処理装置及び記録媒体
JP4678946B2 (ja) * 2000-12-28 2011-04-27 富士通株式会社 音声対話型情報処理装置及び記録媒体
US7673236B2 (en) 2001-02-09 2010-03-02 Lx1 Technology Limited Method of inputting text into a data processing apparatus
JP2006078791A (ja) * 2004-09-09 2006-03-23 Denso Corp 音声認識装置
JP2008139885A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Harman Becker Automotive Systems Gmbh 双方向スピーチ認識システム
JP2008197338A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Denso Corp 音声認識装置
JP2013512476A (ja) * 2009-12-01 2013-04-11 本田技研工業株式会社 複数の辞書を用いたスピーチ認識
JP2018072784A (ja) * 2016-11-06 2018-05-10 ナレルシステム株式会社 音声認識方法、コンピュータプログラム及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3645104B2 (ja) 2005-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2644376B2 (ja) 車両用音声ナビゲーション方法
US7818171B2 (en) Speech recognition apparatus and speech recognition program
US8538759B2 (en) Speech recognition system and data updating method
US6411893B2 (en) Method for selecting a locality name in a navigation system by voice input
EP2477186B1 (en) Information retrieving apparatus, information retrieving method and navigation system
US8694323B2 (en) In-vehicle apparatus
US6718304B1 (en) Speech recognition support method and apparatus
US20050182558A1 (en) Car navigation system and speech recognizing device therefor
JP3278222B2 (ja) 情報処理方法及び装置
JP4064748B2 (ja) 音声発生装置、音声発生方法及びナビゲーション装置
JP3462322B2 (ja) テキスト音声読み上げシステム
US20120109968A1 (en) Information processing apparatus, information creating apparatus, information processing method, information creating method, information processing porogram, information creatingn program, and recording medium
JP3645104B2 (ja) 辞書検索装置及び辞書検索プログラムを記録した記録媒体
US20140067400A1 (en) Phonetic information generating device, vehicle-mounted information device, and database generation method
JP2007505365A (ja) 音声制御ナビゲーションシステムの操作方法
JP4914632B2 (ja) ナビゲーション装置
JP4262837B2 (ja) 音声認識機能を用いたナビゲーション方法
JP2000067047A (ja) 対話制御装置および対話制御方法
JPH0926799A (ja) 音声認識装置
JP3518103B2 (ja) 地図処理方法および地図処理装置
JP4004885B2 (ja) 音声制御装置
JP2005114964A (ja) 音声認識方法および音声認識処理装置
JPWO2006028171A1 (ja) データ提示装置、データ提示方法、データ提示プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2006349427A (ja) 車載音声認識装置
JP2000330588A (ja) 音声対話処理方法、音声対話処理システムおよびプログラムを記憶した記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080210

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090210

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100210

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110210

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120210

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130210

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140210

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees