JP4914632B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置及びその住所入力方法に関する。
住所(Address)が、州名、都市名、ストリート名で構成されることから、この順に音声入力を受け付け、地点を特定するナビゲーション装置がある(特許文献1参照)。一方で、ストリートが膨大にある場合を考慮して、ストリート名に関しては、始めに2文字目までを発話させることが行われている。具体的には、図7に示すように、ストリート名の2文字までを発話させ、認識する。そして、認識した2文字の候補を表示する。その中からユーザに音声により選択させ、選択された2文字で始まるストリートを候補とする。その後、ストリート名の全て(フルネーム)を発話させ、ストリート名の候補の中から、最も合致するストリート名を抽出し認識結果とする。
特開2003−140682号公報
しかし、ユーザは、毎回、最初に2文字を発話した後に、ストリート名の全て(フルネーム)を発話するという2つのステップを踏まなければならない。これでは、使い勝手が良いとはいえない。
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、住所の音声入力において、ユーザにとって使い勝手がよく、かつ認識結果の精度を向上させることを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明は、最初にストリート名の全て(フルネーム)を発話させ音声認識を試みる。そして、失敗した場合にのみ、ストリート名を構成する少なくとも1文字を発話させ、ストリート名の候補を絞ることを行う。
本発明の第1の態様は、ナビゲーション装置であって、ストリート名を記憶する記憶手段と、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第1のストリート名受付手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記第1のストリート名受付手段で受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第1のストリート名特定手段と、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名の確定を受け付ける確定手段と、前記確定手段により確定を受け付けなかった場合、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名を構成する文字列のうちの少なくとも1文字の音声入力を受け付ける文字受付手段と、前記文字受付手段で受け付けた音声を認識して文字を特定する文字特定手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記文字特定手段により特定された文字を用いて、候補となるストリート名を抽出する抽出手段と、前記文字受付手段が音声入力を受け付けた後に、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第2のストリート名受付手段と、前記抽出手段により抽出されたストリート名の中から、前記第2のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第2のストリート名特定手段と、前記第2のストリート名特定手段で特定したストリート名を出力する手段とを備える。
本発明の第2の態様は、ナビゲーション装置であって、ストリート名を記憶する記憶手段と、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第1のストリート名受付手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記第1のストリート名受付手段で受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第1のストリート名特定手段と、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名の確定を受け付ける確定手段と、前記確定手段により確定を受け付けなかった場合、ストリート名の最初の1文字の音声入力を受け付ける文字受付手段と、前記文字受付手段で受け付けた音声を認識して文字を特定する文字特定手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記文字特定手段により特定された文字で始まるストリート名を抽出する抽出手段と、前記文字受付手段が音声入力を受け付けた後に、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第2のストリート名受付手段と、前記抽出手段により抽出されたストリート名の中から、前記第2のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第2のストリート名特定手段と、前記第2のストリート名特定手段で特定したストリート名を出力する手段とを備える。
本発明の第3の態様は、ナビゲーション装置であって、州名及び都市名ごとにストリート名を記憶する記憶手段と、州名の音声入力を受け付ける手段と、受け付けた音声を認識して州名を特定する州名特定手段と、都市名の音声入力を受け付ける手段と、前記州名特定手段により特定された州名に属し、かつ受け付けた音声と最も合致する都市名を特定する都市名特定手段と、ストリート名の音声入力を受け付ける第1のストリート名受付手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記都市名特定手段により特定された都市名に属し、かつ前記第1のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第1のストリート名特定手段と、前記第1のストリート名特定手段により特定されたストリート名の確定を受け付ける確定受付手段と、前記確定受付手段により確定を受け付けなかった場合、ストリート名の最初の1文字の音声入力を受け付ける文字受付手段と、受け付けた音声から文字を認識する手段と、前記文字受付手段で受け付けた音声を認識して文字を特定する文字特定手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記都市名特定手段により特定された都市名に属し、かつ前記文字特定手段で特定した文字で始まるストリート名を抽出するストリート名抽出手段と、前記文字受付手段が音声入力を受け付けた後に、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第2のストリート名受付手段と、前記ストリート名抽出手段で抽出したストリート名の中から、前記第2のストリート名受付手段で受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第2のストリート名特定手段と、前記第2のストリート名特定手段により特定されたストリート名を出力する手段とを備える。
本発明の第4の態様は、ナビゲーション装置であって、ストリート名を記憶する記憶手段と、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第1のストリート名受付手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記第1のストリート名受付手段で受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第1のストリート名特定手段と、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名の確定を受け付ける確定手段と、前記確定手段により確定を受け付けなかった場合、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名を構成する文字列のうち、間違っている文字に対して入れ替えるべき正しい文字を、前記文字列の中での位置とともに、音声により受け付ける文字受付手段と、前記文字受付手段で受け付けた音声を認識して、前記正しい文字を特定する文字特定手段と、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名を構成する文字列から、間違っている文字が前記正しい文字に入れ替えられた文字列で、当該正しい文字までの文字列を得る手段と、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記文字列で始まるストリート名を抽出する抽出手段と、前記文字受付手段が音声入力を受け付けた後に、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第2のストリート名受付手段と、前記抽出手段により抽出されたストリート名の中から、前記第2のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第2のストリート名特定手段と、前記第2のストリート名特定手段で特定したストリート名を出力する手段とを備える。
前記文字特定手段は、前記文字受付手段により受け付けた音声からアルファベットの文字ごとの信頼度を求め、前記信頼度が予め定めた値以上の文字を抽出するようにしてもよい。
以下に、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された車載用ナビゲーション装置100の概略構成図である。図示するように、車載用ナビゲーション装置100は、演算処理部1と、ディスプレイ2と、記憶装置3と、音声入出力装置4と、入力装置5と、車輪速センサ6と、ジャイロセンサ8と、GPS(Global Positioning System)受信装置9と、を備えている。
演算処理部1は、様々な処理を行う中心的ユニットである。例えば各種センサ6〜8やGPS受信装置9から出力される情報を基にして現在位置を検出する。また、音声入出力装置4から入力された音声を認識し、認識した語句から、ユーザの入力内容を特定する。
ディスプレイ2は、演算処理部1で生成されたグラフィックス情報を表示するユニットである。
記憶装置3は、CD-ROMやDVD-ROMやHDDやICカードといった記憶媒体で構成されている。この記憶媒体には、地図データが記憶されている。また、記憶装置3には、住所データベースが記憶されている。図2は、住所データベース300の構成例を示す。図示するように、住所データベース300には、州名301、都市名302、ストリート名303とが階層構造で記憶されている。
音声入出力装置4は、マイクロホンを備え、ユーザが発話した音声を取得し、演算処理部1に送信する。また、演算処理部1で生成したユーザへのメッセージを音声信号に変換し出力する。
入力装置5は、ユーザからの指示を受け付けるユニットである。入力装置5は、スクロールキー、縮尺変更キーなどのハードスイッチ、ジョイスティック、ディスプレイ上に貼られたタッチパネルなどで構成される。
センサ6〜8およびGPS受信装置9は、車載用ナビゲーション装置100で現在地(自車位置)を検出するために使用されるものである。
図3は、演算処理部1の機能ブロック図である。
図示するように、演算処理部1は、ユーザ操作解析部41と、音声認識部42と、ナビゲーション処理部43と、情報記憶部44と、表示処理部45と、音声辞書データベース46と、を備えている。
ユーザ操作解析部41は、入力装置5に入力されたユーザからの要求を受け、その要求内容を解析して、その要求内容に対応する処理が実行されるように演算処理部1の各部を制御する。また、音声入出力装置4に入力され音声認識部42により認識された語句からユーザの要求(コマンド)を解析して、その要求内容に対応する処理が実行されるように演算処理部1の各部を制御する。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介してユーザが発話した音声を取得する。そして、取得した音声を、音声辞書データベース46を用いて認識し、ユーザが発した語句(単語)を特定する。例えば、ユーザが地点を特定するために、住所(州(State)、都市(City)、ストリート(Street))を発話した場合、これらの音声から州、都市、ストリートを認識する。音声から語句を認識する音声認識の手法は、既存の技術を適用できる。例えば、DP(動的計画法)マッチングを用いる方法やHMM(隠れマルコフモデル)を用いる方法などを適用できる。なお、音声辞書データベース46には、音声認識に必要な音声モデルが語句に対応させて格納されている。
ナビゲーション処理部43は、各センサ6〜8及びGPS受信装置9の出力から現在位置を求めたり、指定された2地点(現在地、目的地)間を結ぶ推奨経路を探索したりする。また、ディスプレイ2に推奨経路を表示し経路誘導を行う。
情報記憶部44は、音声認識部42で認識された語句や、ナビゲーション処理部43により検索された地点の情報を記憶する。
表示処理部45は、ディスプレイ2への描画コマンドを生成する。例えば、指定された縮尺、描画方式で、道路、その他の地図構成物や、現在地、目的地、推奨経路のための矢印といったマークを描画するように地図描画コマンドを生成する。
図4は、演算処理部1のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、演算処理部1は、各デバイス間をバス32で接続した構成としてある。演算処理部1は、数値演算及び各デバイスを制御するといった様々な処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21と、記憶装置3から読み出した地図データ、演算データなどを格納するRAM(Random Access Memory)22と、プログラムやデータを格納するROM(Read Only Memory)23と、メモリ間およびメモリと各デバイスとの間のデータ転送を実行するDMA(Direct Memory Access)24と、グラフィックス描画を実行し且つ表示制御を行う描画コントローラ25と、グラフィックスイメージデータを蓄えるVRAM(Video Random Access Memory)26と、イメージデータをRGB信号に変換するカラーパレット27と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器28と、シリアル信号をバスに同期したパラレル信号に変換するSCI(Serial Communication Interface)29と、パラレル信号をバスに同期させてバス上にのせるPIO(Parallel Input/Output)30と、パルス信号を積分するカウンタ31と、を有する。
[動作の説明]次に、上記構成の車載用ナビゲーション装置100の住所の音声認識に関する動作について図5〜図8を用いて説明する。
図5は、住所の音声認識の流れを示すフロー図である。
音声認識部42は、ユーザから入力装置5を介して住所の音声入力の要求を受け付けたときにこのフローを開始する。
まず、音声認識部42は、「州を発話して下さい」などと、州名の発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図6の表示画面(a)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S11)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声から州名を認識する。具体的には、住所データベース300の州名301に含まれている州名のうち、入力された音声に最も合致する州名を認識結果として特定する(S12)。
次に、音声認識部42は、図6の表示画面(b)に示すように、認識した州名を表示して、ユーザから確定するか否かの選択を受け付ける(S13)。そして、確定されない場合(S13でN)、S11に戻って処理を続ける。
一方、確定された場合(S13でY)、音声認識部42は、「都市を発話して下さい」などと、都市名の発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図6の表示画面(b)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S14)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声から都市名を認識する。具体的には、音声認識部42は、住所データベース300を参照して、S12で特定した州名301に属する都市名302を抽出する。そして、抽出した都市名302の中から、入力された音声に最も合致する都市名を認識結果として特定する(S15)。
次に、音声認識部42は、図6の表示画面(c)に示すように、特定した都市名を表示して、ユーザから確定するか否かの選択を受け付ける(S16)。そして、確定されない場合(S16でN)、S14に戻って処理を続ける。
一方、確定された場合(S16でY)、音声認識部42は、「ストリート名を発話して下さい」などと、ストリート名の全て(フルネーム)の発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図5の表示画面(c)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S17)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声からストリート名を認識する。具体的には、音声認識部42は、住所データベース300を参照して、S15で特定した都市名302に属するストリート名303を抽出する。そして、抽出したストリート名303の中から、入力された音声に最も合致するストリート名を認識結果として特定する(S18)。
次に、音声認識部42は、図6の表示画面(d)に示すように、特定したストリート名を表示して、ユーザから確定するか否かの選択を受け付ける(S19)。そして、確定された場合(S19でY)、ストリート名までの住所入力処理を終了する。
一方、確定されない場合(S19でN)、音声認識部42は、ストリート名の再認識処理を行う(S20)。
図7は、ストリート名の再認識処理のフロー図である。
音声認識部42は、「ストリート名の1文字目を発話して下さい」などと、ストリート名の1文字目の発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図6の表示画面(e)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S21)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声を認識する。具体的には、図8に示すように、音声認識部42は、ユーザが発話した音声と、アルファベットの文字の音声モデルとの相関性から、文字51ごとの信頼度52を求める(S22)。
次に、音声認識部42は、信頼度52が予め定めた値以上の文字を抽出する。複数ある場合は、複数の文字を抽出する(S23)。
次に、音声認識部42は、住所データベース300を参照して、S14で特定した都市名302に属するストリート名303の中から、S23で抽出した文字で始まるストリート名を抽出する(図8参照)。そして、抽出したストリート名を、ストリート名の候補(待受)とする(S24)。
次に、音声認識部42は、「ストリート名を発話して下さい」などと、ストリート名の全ての発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図6の表示画面(f)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S25)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声を認識し、S24で求めたストリート名の各候補について信頼度を求める(S26)。
最後に、音声認識部42は、ストリート名の候補の中から最も信頼度が大きいストリート名を抽出する。そして、抽出したストリート名を、図6の表示画面(g)に示すように、認識結果として、ディスプレイ2に表示する(S27)。
その後、図4のS19に戻り、音声認識部42は、ユーザから確定するか否かを受け付ける。ユーザから、確定要求を受け付けると(S19でY)、音声認識部42は、ストリート名を確定する。確定されなかった場合(S19でN)、音声認識部42は、再認識処理S20を再度行う。
こうして、ストリート名が確定すると、音声認識部42は、さらに番地を受け付けるようにしてもよい。
その後、表示処理部45は、特定された住所周辺の地図をディスプレイ2に表示するようにしてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明した。
上記実施形態によれば、まず、ストリート名の全てを音声入力させ、認識を試みる。そして、認識に失敗した場合に初めてストリート名の1文字目までの発話を受け付ける。したがって、ユーザの発音がクリアであったり、候補が少ない場合など、最初からストリート名の全て(フルネーム)を音声認識しても成功すると思われる場合にまで、ユーザに2つのステップを踏ませることを要求しない。すなわち、使い勝手のよいナビゲーション装置となる。
<変形例>
本発明は、上記実施形態に制限されない。上記実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
上記実施形態では、図5の再認識処理(S20)において、ユーザにストリート名の1文字目を音声入力させ(図7のS21)、その文字で始まるストリート名を絞るようにした(S24)。しかし、本発明は、これに限られない。2文字目以降の文字が間違っている場合に、その2文字目以降の文字について、正しい文字を音声入力させるようにしてもよい。そして、音声入力された文字までの文字列で始まるストリート名を抽出し、音声認識の候補としてもよい。
図9は、かかる場合の再認識処理のフロー図である。
音声認識部42は、「正しい文字とともに、その位置を発話してください」などと、S18で特定したストリート名を構成する文字列の中の間違っている文字のうち、先頭に近いものを特定し、正しい文字とともに、その位置を発話するように促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図10の表示画面(e’)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S31)。このとき、文字の位置を容易に理解させるべく、符号Pに示すように、文字番号を表示してもよい。
なお、ユーザは、音声入力のための定型句を予め知っているものとし、例えば、「THE 2ND LETTER TO A」などと定型句により発話する。
次に、音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、音声認識により、修正すべき文字の位置と、正しい文字(アルファベット)を認識する。文字(アルファベット)の認識は、上述した図8に示すように、ユーザが発話した音声と、アルファベットの文字の音声モデルとの相関性から、文字51ごとの信頼度52を求めることにより行う(S32)。
次に、音声認識部42は、信頼度52が予め定めた値以上の文字を抽出する。複数ある場合は、複数の文字を抽出する(S33)。
次に、音声認識部42は、S18(図5)で特定したストリート名を構成する文字列の中から、S31で音声により指定された位置の文字までの文字列を抽出する(S34)。さらに、抽出した文字列の、S31で指定された位置の文字を、S33で抽出した文字に入れ替えた文字列を得る(S35)。
例えば、S18で「MEIN STREET」が特定されていた場合で、ユーザから「THE 2ND LETTER TO A」と発話された場合、文字列「MEIN STREET」の2番目の文字が「A」に入れ替わった、文字列「MA」が得られることになる。なお、このとき、図10の(f’)のように、得られた文字列を表示してもよい。
次に、音声認識部42は、S35で得た文字列で始まるストリート名を抽出する。具体的には、音声認識部42は、住所データベース300を参照して、S14で特定した都市名302に属するストリート名303の中から、S35で抽出した文字列で始まるストリート名を抽出する。そして、抽出したストリート名を、ストリート名の候補(待受)とする(S36)。なお、一つしか候補がない場合は、S39に移行し、その候補を表示する。
次に、音声認識部42は、「ストリート名を発話して下さい」などと、ストリート名の全ての発話を促すメッセージを、音声入出力装置4を介して音声により出力する。このとき、音声認識部42は、図10の表示画面(f’)に示すように、ディスプレイ2に、このメッセージを表示してもよい(S37)。
音声認識部42は、音声入出力装置4を介して、ユーザが発話した音声を取得する。そして、ユーザの発話した音声を認識し、S36で求めたストリート名の各候補について信頼度を求める(S38)。
最後に、音声認識部42は、ストリート名の候補の中から最も信頼度が大きいストリート名を抽出する。そして、抽出したストリート名を、図10の表示画面(g’)に示すように、認識結果として、ディスプレイ2に表示する(S39)。
以上、変形例にかかる再認識処理S20について説明した。かかる実施形態によれば、2文字目以降が、ユーザが意図したストリート名と異なる場合に、間違っている文字のうち、先頭に近いもののみを修正して、その文字までの文字列で始まるストリート名を、音声認識の候補とする。したがって、ストリート名の候補が効率よく絞られる。
なお、上記の実施形態では、本発明を車載用ナビゲーション装置に適用した例について説明したが、住所を音声認識する他の機器に適用してもよい。
図1は、本発明の一実施形態が適用された車載用ナビゲーション装置の概略構成図である。 図2は、住所データベースの構成例である。 図3は、演算処理部1の機能構成を示す図である。 図4は、演算処理部1のハードウェア構成を示す図である。 図5は、住所の音声認識のフロー図である。 図6は、表示画面の遷移例である。 図7は、ストリート名の再認識処理のフロー図である。 図8は、ストリート名の候補を定める様子を説明する図である。 図9は、変形例にかかる、ストリート名の再認識処理のフロー図である。 図10は、変形例にかかる、表示画面の遷移例である。
符号の説明
100…車載用ナビゲーション装置、
1…演算処理部、2…ディスプレイ、3…記憶装置、4…音声出入力装置、5…入力装置、6…車輪速センサ、8…ジャイロ、9…GPS受信装置、21…CPU、22…RAM、23…ROM、24…DMA、25…描画コントローラ、26…VRAM、27…カラーパレット、28…A/D変換器、29…SCI、30…PIO、31…カウンタ、
41…ユーザ操作解析部、42…音声認識部、43…ナビゲーション処理部、44…情報記憶部、45…表示処理部、46…音声辞書データベース

Claims (3)

  1. ナビゲーション装置であって、
    ストリート名を記憶する記憶手段と、
    ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第1のストリート名受付手段と、
    前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記第1のストリート名受付手段で受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第1のストリート名特定手段と、
    前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名の確定を受け付ける確定手段と、
    前記確定手段により確定を受け付けなかった場合、前記第1のストリート名特定手段で特定されたストリート名を構成する文字列のうち、間違っている文字に対して入れ替えるべき正しい文字を、前記文字列の中での位置とともに、音声により受け付ける文字受付手段と、
    前記文字受付手段で受け付けた音声を認識して、前記正しい文字を特定する文字特定手段と、
    前記第一のストリート名特定手段で特定されたストリート名を構成する文字列の先頭から、間違っている文字前記正しい文字に入れ替えた文字までの文字列を得る手段と、
    前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記文字列で始まるストリート名を抽出するストリート名抽出手段と、
    前記文字受付手段が音声入力を受け付けた後に、ストリート名の全ての音声入力を受け付ける第2のストリート名受付手段と、
    前記ストリート名抽出手段により抽出されたストリート名の中から、前記第2のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定する第2のストリート名特定手段と、
    前記第2のストリート名特定手段で特定したストリート名を出力する手段と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置であって、
    前記記憶手段は、ストリート名を州名及び都市名ごとに記憶し、
    さらに、
    州名の音声入力を受け付ける手段と、
    受け付けた音声を認識して州名を特定する州名特定手段と、
    都市名の音声入力を受け付ける手段と、
    前記州名特定手段により特定された州名に属し、かつ受け付けた音声と最も合致する都市名を特定する都市名特定手段と、を備え、
    前記第1のストリート名特定手段は、
    前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記都市名特定手段により特定された都市名に属し、かつ前記第一のストリート名受付手段により受け付けた音声と最も合致するストリート名を特定し、
    前記ストリート名抽出手段は、前記記憶手段に記憶されているストリート名の中から、前記都市名特定手段により特定された都市名に属し、かつ前記文字列で始まるストリート名を抽出する、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項1または2に記載のナビゲーション装置であって、
    前記文字特定手段は、
    前記文字受付手段により受け付けた音声からアルファベットの文字ごとの信頼度を求め、前記信頼度が予め定めた値以上の文字を特定する、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
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