JP2004053979A - 音声認識辞書の作成方法及び音声認識辞書作成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】辞書生成制御部5は、地名データベース1に蓄積された地名を表すテキストをスペル変換部3に供給する。スペル変換部3は、供給されたテキストのスペルを変換ルールテーブル2に記述されたルールに従って、”−”、”?”、”+”、”;”、”/”、”(”、”)”などの記号文字を” ”(スペース)に置き換えることにより変換し、TTSエンジン4に供給する。TTSエンジン4のテキスト解析部7は、テキストを解析しテキストを読み上げた音声を特定するための発音データ8を作成する。辞書生成制御部5は、TTSエンジン4で生成された発音データ8を読み込み、先に地名データベース1より読み込んだテキストと対応づけて音声認識辞書6に格納する。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人間が発声した音声が表す内容を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、人間が発声した音声が表す内容を認識するために用いられる音声認識辞書としては、認識の対象を表すテキスト毎に、当該テキストを発音した音声の特徴を特定する発音データを蓄積した音声認識辞書が知られている。
また、このような音声認識辞書を用いた音声認識は、マイクロフォンなどから入力した音声を、音声認識辞書に蓄積された発音データとパターンマッチングし、入力した音声に最もマッチする発音データに対応するテキストを、入力した音声が表すテキストとすることなどにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
さて、膨大な数の対象に対する音声認識辞書を作成は、各対象に対応する発音データの作成作業を伴うために多大の労力を要することになる。
そこで、たとえば、特開平8−30287号公報、特開平8−95597号公報等に記載の、テキストを読み上げるテキストツースピーチ(TTS ; Text To Speech)の技術を用いて、認識する対象を表すテキストから自動的に、当該対象を発音した発音データを生成することが考えられる。
【0004】
しかしながら、対象によっては、最終的に認識したいテキストをTTSによって読み上げた発音データと、ユーザが、そのテキストを発声した発音データとが一致しない場合がある。また、対象によっては、最終的に認識したいテキストに、TTSによっては対応する発音データを生成できない文字や文字列が含まれる場合がある。
【0005】
たとえば、ユーザが発声を省略する” − ”を、TTSでは”ハイフン”と読み上げてしまう場合がある。また、英語用のTTSでは、たとえばウムラウト付きのアルファベットを読み上げることができない。
そこで、本発明は、よりユーザの発声に整合するように発音データを蓄積した音声認識辞書を、少ない労力で作成可能とすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、コンピュータシステムを用いて、人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書の作成を、コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる所定の記号文字をスペース文字に置き換えたテキストに変換する変換ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとより行うようにしたものである。
【0007】
このような音声認識辞書の作成方法によればTTSの技術を用いて認識対象とするテキストの発音データを生成することができるので、発音データ生成に要する労力を削減することができる。また、ユーザが発声を省略する” − ”(ハイフン)などの記号文字をスペース文字に変換し、変換した後のテキストに対して発音データを生成するようにすることができるので、よりユーザの発声に整合するように発音データを蓄積した音声認識辞書を構築することができるようになる。
一方で、前記変換ステップにおいて、前記所定の記号文字のスペースへの置き換えと共に、または、前記所定の記号文字のスペースへの置き換えは行わずに、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる記号文字”#”の文字列”number”への置き換えと、当該テキストに含まれる記号文字”&”の文字列”and”への置き換えと、当該テキストに含まれる記号文字”@”の文字列”at”への置き換えとのうちの少なくとも一つの置き換えを行ったテキストに変換するようにすれば、これら通常発音される記号文字を含むテキストについても、正しくユーザの発声に整合するように発音データを蓄積した音声認識辞書を構築することができるようになる。
【0008】
また、本発明は、前記課題達成のために、音声認識辞書の作成を、コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる第1の言語に含まれ第2の言語に含まれない文字を、当該第1の言語の文字の発音に相当または近似する発音を有する前記第2の言語の文字に置き換えたテキストに変換する変換ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの前記第2の言語の発音ルールに従った発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとより行うようにしたものである。
【0009】
このような音声認識辞書の作成方法によれば、第1、第2の言語によるテキストの双方を認識対象とする音声認識辞書の構築を、発音データステップを第2の言語にのみ対応する発音データを生成するステップとして行うことができる。したがって、第2の言語にのみ対応するTTSの技術を用いて、第1、第2の言語によるテキストの双方を認識対象とする音声認識辞書の構築も行えるようになる。
【0010】
また、前記課題達成のために、本発明は、音声認識辞書の作成を、コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストが、第1の言語によって対象を略記したテキストであった場合に、当該テキストが表す対象を略記せずに第1の言語によって表したテキストに含まれる第1の言語に含まれ第2の言語に含まれない文字を、当該第1の言語による文字の発音に相当または近似する発音を有する第2の言語の文字に置き換えたテキストに、前記認識対象とするテキストを変換する変換ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの前記第2の言語の発音ルールに従った発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとより行うようにしたものである。
【0011】
このような音声認識辞書の作成方法によれば、第1の言語により対象を略記したテキストと、第2の言語によるテキストの双方を認識対象とする音声認識辞書の構築を、発音データステップを第2の言語にのみ対応する発音データを生成するステップとして行うことができる。したがって、第2の言語にのみ対応するTTSの技術を用いて、第1の言語により対象を略記したテキストと、第2の言語によるテキストの双方を認識対象とする音声認識辞書の構築も行えるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、北米の地名を対象とする音声認識辞書の作成を例にとり説明する。
図1に、本実施形態に係る音声認識辞書作成システムの構成を示す。
図示するように、本音声認識辞書作成システムは、北米の地名を表すテキストを蓄積した地名データベース1と、変換ルールテーブル2を用いてテキストのスペルの変換を行うスペル変換部3と、米国英語用のTTSエンジン4と、辞書生成制御部5と、音声認識辞書6とを有する。
【0013】
また、TTSエンジン4は、入力するテキストを解析しテキストを読み上げる音声を特定する発音データ8を作成するテキスト解析部7と、発音データ8に基づいて音声を出力する発音データ部9とを有する。ただし、本実施形態では発音データ部9は必ずしも必要ではない。
【0014】
以下、このような音声認識辞書生成システムにおける音声認識辞書作成の処理について説明する。
図2に、この処理の手順を示す。
図示するように、辞書生成制御部5は、地名データベース1に蓄積された地名を表すテキストを順次読み込み(ステップ201)、読み込んだ各テキストについて(ステップ205)以下の処理を行う。
すなわち、辞書生成制御部5は、まず、読み込んだテキストをスペル変換部3に供給する。スペル変換部3は、供給されたテキストのスペルを変換ルールテーブル2に記述されたルールに従って変換し、TTSエンジン4に供給する(ステップ202)。TTSエンジン4のテキスト解析部7は、テキストを解析しテキストを読み上げた音声を特定するための発音データ8を作成する(ステップ203)。ここで、発音データ8の形式は任意でよいが、基本的には発音記号列と等価な内容を持つものとなる。
【0015】
そして、辞書生成制御部5は、TTSエンジン4で生成された発音データ8を読み込み、先に地名データベース1より読み込んだテキストと対応づけて音声認識辞書6に格納する(ステップ204)。
ここで、図3aに、以上のスペル変換部3におけるテキストのスペルの変換に用いられる変換ルールテーブル2の内容を示す。
変換ルールテーブル2には、スペル変換部3において、他の文字または他の文字列に置き換えるべき文字または文字列と、当該文字または文字列を置き換える文字または文字列との対応が記述されている。
すなわち、本実施形態では、図中a1に示すように、カナダ等において使用される英語アルファベットに含まれない仏語文字については、これを、同等の発音、または、英語圏の一般人が当該仏語文字に対して行う発音を有する英語アルファベット文字又は文字列に置き換える。また、図中a2に示すように、英語アルファベットに含まれない独語文字についても、これを、同等の発音、または、英語圏の一般人が当該仏語文字に対して行う発音を有する英語アルファベット文字又は文字列に置き換える。
【0016】
また、さらに、英語アルファベットに含まれない仏語文字を含む名称の略記については、図中a3に示すように、対応する正式な名称のテキスト中の仏語文字を、同等の発音、または、英語圏の一般人が当該仏語文字に対して行う発音を有する英語アルファベット文字又は文字列に置き換えたテキストに変換する。
【0017】
また、図中a4に示すように、スペル変換部3において、”−”、”?”、”+”、”;”、”/”、”(”、”)”などの通常発音されない記号文字については、全て” ”(スペース)に置き換える。一方で、”#”、”&”、”@”などの記号文字については通常の読みに従い、”number”、”and”、”at”の文字列に変換する。そして、アルファベット文字の次に存在する”’”(シングルクオーツ)は、変換せずにそのままとする。
この結果、たとえば、”I−20 EAST / I−820 EAST”などの通常発音されない記号文字を含む文字列は、記号文字をスペースに変換した”I 20 EAST I 820 EAST”と変換されてTTSエンジン4に供給される。また、同様に、”I−20 D (BUS)”は、”I 20 D BUS ”と変換されてTTSエンジン4に供給されることになる。また、たとえば、”TOM & JERRY AOUTO SERVICE”などの通常読まれる記号文字”&”を含む文字列は、記号文字をその読みを表す文字列に変換した”TOM and JERRY AOUTO SERVICE”に変換されてTTSエンジン4に供給されることになる。また、”COCCO’S”のようにアルファベット文字の次に”’”が存在する文字列は、そのまま”’”を変換せずに残した”COCCO’S”として、TTSエンジン4に供給されることになる。
また、たとえば、英語アルファベットに含まれない仏文字を含む名称や、その略記については、その名称のテキスト中の仏文字を同等の読みを有する英語アルファベット文字又は文字列に置き換えたテキストに変換され、TTSエンジン4に供給され、TTSエンジン4において、米国英語発音に従い発音データ8が作成されることになる。
【0018】
そして、図3bに示すように、音声認識辞書6に、地名データベース1から読み出した地名のテキストに対応づけて、スペル変換部3による変換後のテキストに対してTTSエンジン4が生成した発音データが格納されることになる。ただし、音声認識辞書6を用いて音声認識を行うシステムにおいて、どのようにユーザの発声した音声を認識したいかに応じて、発音データに対して地名データベース1から読み出した地名のテキストそのものではなく、そのテキストと同意義のテキストや、そのテキストやそのテキストが表す対象を示す識別子などを格納するようにしてもよい。
さて、このようにして作成された音声認識辞書6は、たとえば、図4に示すように、ナビゲーション装置において、ユーザの入力音声を認識するために使用される。
図4に示すナビゲーション装置は、現在位置算出部41、ルート探索部42、ナビゲート画面生成部43、主制御部44、音声認識エンジン45、音声認識辞書46、地図データを格納した地図データベース47、GPS受信機48、角加速度センサや車速センサなどの車両の走行状態を検知する走行状態センサ49、ユーザよりの入力を受け付けるリモコンなどの入力装置50、表示装置51、マイクロフォン52などを備えている。
【0019】
現在位置算出部41は、走行状態センサやGPS受信機48の出力から推定される現在位置に対して、地図データベース47から読み出した地図とのマップマッチング処理などを施して現在位置を算出する。
主制御部44は入力装置50から目的地設定の要求があると、マイクロフォン52で、ユーザから音声による目的地の入力を受けつける。音声認識エンジン45は、マイクロフォン52から入力される音声を当該音声を表す発音データ8に変換し、変換した発音データ8に最も整合する発音データ8に対応づけられているテキストを音声認識辞書46から抽出する。主制御部44は、音声認識エンジン45が認識したテキストが表す地名の地点の座標を地図データベース47の地図を参照して求め、目的地として設定する。ルート探索部42は、現在位置から目的地の座標までのルートを探索し、ナビゲート画面生成部43は、地図データベース47から読み出した地図上に現在位置から目的地までのルートを表したナビゲート画面を生成し、表示装置51に表示する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
【0020】
以上のように、本実施形態によれば、地名を表すテキストを、当該テキストに含まれる記号文字をスペースに変換した後にTTSエンジン4に供給して、音声認識辞書6に含める発音データ8を生成するので、一般のユーザがそうするように、ユーザが、記号文字の発声を省略して地名を発声した場合に、当該地名を適正に認識することができるようになる。
【0021】
また、本実施形態によれば、英語アルファベットに含まれない文字を、英語アルファベット文字に変換した後に、英語用のTTSエンジン4に供給して、音声認識辞書6に含める発音データ8を生成するので、これらの英語アルファベットに含まれない文字を含む地名についても、英語用のTTSエンジン4のみを用いて音声認識辞書用のデータを作成することができる。また、英語アルファベットに含まれない文字を含むテキストを略記したテキストについては、その略記しないテキスト中の英語アルファベットに含まれない文字を、英語アルファベット文字に変換した後に、英語用のTTSエンジン4に供給して、音声認識辞書6に含める発音データ8を生成するので、これら英語アルファベットに含まれない文字を含む地名を略記したものについても、英語用のTTSエンジン4のみを用いて音声認識辞書用のデータを作成することができる。
【0022】
なお、以上の実施形態では、英語用のTTSエンジン4を用いて、テキストでは仏語で表記される対象を認識するための発音データ8を含む音声認識辞書6を作成する場合について説明したが、本実施形態は、英語用のTTSエンジン4を用いて、テキストでは仏語以外の言語、たとえば、スペイン語などで表記される対象を認識するための発音データ8を含む音声認識辞書6を作成する場合についても、適当な変換ルールテーブル2を用意することにより、同様に適用可能である。また、英語以外の言語用のTTSエンジン4を用いて、テキストではTTSエンジン4が対応する言語以外の言語で表記される対象を認識するための発音データ8を含む音声認識辞書6を作成する場合についても同様に適用可能である。
【0023】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ユーザの発声に整合するように発音データを蓄積した音声認識辞書を、少ない労力で作成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る音声認識辞書作成システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る音声認識辞書作成処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態に係る変換ルールテーブルの内容を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:地名データベース、2:変換ルールテーブル、3:スペル変換部、4:TTSエンジン、5:辞書生成制御部、6:音声認識辞書、7:テキスト解析部、8:発音データ、9:発音データ部、41:現在位置算出部、42:ルート探索部、43:ナビゲート画面生成部、44:主制御部、45:音声認識エンジン、46:音声認識辞書、47:地図データベース、48:GPS受信機、49:走行状態センサ、50:入力装置、51:表示装置、52:マイクロフォン。
Claims (5)
- コンピュータシステムを用いて、人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成方法であって、
コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる所定の記号文字をスペース文字に置き換えたテキストに変換する変換ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとを有することを特徴とする音声認識辞書作成方法。 - 請求項1記載の音声認識辞書作成方法であって、
コンピュータシステムを用いて、人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成方法であって、
コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる記号文字”#”の文字列”number”への置き換えと、当該テキストに含まれる記号文字”&”の文字列”and”への置き換えと、当該テキストに含まれる記号文字”@”の文字列”at”への置き換えとのうちの少なくとも一つの置き換えを行ったテキストに変換する変換ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとを有することを特徴とする音声認識辞書作成方法。 - コンピュータシステムを用いて、人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成方法であって、
コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、当該テキストに含まれる第1の言語に含まれ第2の言語に含まれない文字を、当該第1の言語の文字の発音に相当または近似する発音を有する前記第2の言語の文字に置き換えたテキストに変換する変換ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの前記第2の言語の発音ルールに従った発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとを有することを特徴とする音声認識辞書作成方法。 - コンピュータシステムを用いて、人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成方法であって、
コンピュータシステムにおいて、前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストが、第1の言語によって対象を略記したテキストであった場合に、当該テキストが表す対象を略記せずに第1の言語によって表したテキストに含まれる第1の言語に含まれ第2の言語に含まれない文字を、当該第1の言語による文字の発音に相当または近似する発音を有する第2の言語の文字に置き換えたテキストに、前記認識対象とするテキストを変換する変換ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記変換ステップで変換されたテキストの前記第2の言語の発音ルールに従った発音を表す発音データを生成する発音データ生成ステップと、
コンピュータシステムにおいて、前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納するステップとを有することを特徴とする音声認識辞書作成方法。 - 人間が発声した音声を認識するために用いられる音声認識辞書を作成する音声認識辞書作成システムであって、
テキストの変換ルールを格納した変換ルールテーブルと、
前記音声認識辞書によって認識対象とするテキストを、前記変換ルールテーブルの変換ルールに従って変換する変換手段と、
前記変換手段で変換されたテキストの発音を表す発音データを生成する発音データ生成手段と、
前記発音データ生成ステップで生成された発音データを、前記認識対象とするテキストを認識するための発音データとして前記音声認識辞書に格納する格納手段とを有し、
前記変換ルールテーブルに格納された変換ルールは、テキストを、当該テキストに含まれる所定の記号文字をスペース文字に置き換えたテキストに変換するものであることを特徴とする音声認識辞書作成システム。
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