JP2000137282A - レンズ付きフイルムユニット及びプリント写真作成方法 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット及びプリント写真作成方法

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JP2000137282A
JP2000137282A JP10312408A JP31240898A JP2000137282A JP 2000137282 A JP2000137282 A JP 2000137282A JP 10312408 A JP10312408 A JP 10312408A JP 31240898 A JP31240898 A JP 31240898A JP 2000137282 A JP2000137282 A JP 2000137282A
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JP10312408A
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English (en)
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Kazuo Kamata
和雄 鎌田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で安価な拡大プリントサービスに対応し
たレンズ付きフイルムユニットを提供し、また、拡大プ
リント処理の作業性を高くすることが可能なプリント写
真作成方法を提供する。 【解決手段】 発光ダイオードから放出された光は、写
し込み用ライトガイドを介して各開口79a,79b,
79cに向けて照射される。これらの各開口79a,7
9b及び79cと写し込み用ライトガイドとの間には、
選択された撮影モードに応じた位置にマーク切替板80
がセットされているので、各開口79a,79b,79
cのうち選択した撮影モードに応じて露呈された開口か
ら写し込み用LEDの光が写真フイルムの下側に達し、
選択した撮影モードに応じたビット数のスリム望遠マー
クが光学マークエリアに写し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニット及びプリント写真の作成方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント写真の楽しみをより広げ
るために、撮影された被写体の種類や大きさによって、
アスペクト比の異なるプリント写真が提供されている。
このようなプリント写真として、画像を従来のアスペク
ト比1.5であるCサイズプリント写真(89mm×1
27mm)の他、横の長さを倍にしたアスペクト比3.
0のパノラマプリント写真(89mm×252mm)、
及び近年普及しつつあるAPS(ADVANCED PHOTO SYTE
M)における標準サイズであり、ハイビジョンテレビ放
送での画面のアスペクト比1.8に近似したHサイズプ
リント写真(89mm×158mm)等が一般に知られ
ている。
【0003】写真フイルムの全ベース面に透明な磁気記
録層を設けたAPSのIX240型式の写真フイルムカ
ートリッジを用いるカメラでは、簡単な切替機構によ
り、露光範囲は同じでも、標準のHサイズの他に、パノ
ラマサイズ、Cサイズ等のアスペクト比の異なるプリン
ト写真を指定するデータや、プリント枚数を指定するデ
ータからなるプリント条件を磁気記録層に磁気記録して
おくものが市販されている。
【0004】また、より多様なプリントサービスを提供
するため、例えば、特願平10─78857号公報で
は、レンズ付きフイルムユニットに擬似的な望遠倍率を
選択する望遠切替え機構が設けられ、この望遠切替え機
構により選択された標準,2倍,3倍の望遠倍率に応じ
た倍率マークをデータとして各撮影コマ毎に写し込み、
拡大プリントを含む3種類のプリントサイズのサービス
が受けられるものが提案されている。これによれば、ズ
ーム機能のないカメラで撮影した写真フイルムから、2
倍や3倍の望遠レンズで撮影した場合とほぼ同等のプリ
ント写真を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在、
APS方式の写真フイルムカートリッジのプリントで
は、プリントサイズとして標準のHサイズ、パノラマサ
イズ、Cサイズを選択指定する、写真フイルムの各撮影
コマに記録された最大で2個の光学マークによる3種類
のプリントサイズの判別しかできないので、新たに、疑
似ズームによる拡大プリント写真の指定を行う場合、店
頭での人手による各撮影コマ毎の指定を行い、伝票等で
現像所にこれらの指定を伝えなければならなくなる。
【0006】このように、人手による新たなプリントサ
イズの指定や伝達を行うと、サービスのコストが増大
し、安価に疑似ズームによる拡大プリント写真サービス
を行うことができなくなり、高価な利用しずらいサービ
スになるという問題が生じる。また、人手による拡大プ
リントの指定や伝達は、指定の間違いや迅速なプリント
の障害も懸念される。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためのもの
であり、簡単で安価な拡大プリントサービスに対応した
レンズ付きフイルムユニットを提供し、また、拡大プリ
ント処理の作業性を高くすることが可能なプリント写真
作成方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、予め未露光の写真フイルムが装填さ
れ、簡単な撮影機構を備えたレンズ付きフイルムユニッ
トにおいて、予め設定された複数のプリント条件の中か
ら、撮影コマ毎に1つのプリント条件を選択する操作部
材と、この操作部材の操作によって選択されたプリント
条件に応じた光学マークを撮影コマ毎に最大3個まで光
学的に写し込むことができるマーク露光手段とを設けた
ものである。
【0009】写真撮影時に写真フイルムの撮影コマ毎に
写し込まれた、予め設定された複数のプリント条件の内
の1つを選択する光学マークに応じて決まる1つのプリ
ント条件に基づいて、各々の撮影コマからプリント写真
を作成するプリント写真作成方法において、前記光学マ
ークは前記撮影コマ毎に最大3個まで光学的に写し込ま
れ、この光学マークが3個全て写し込まれた時には、プ
リント倍率を大きくする方法である。また、前記プリン
ト倍率は、アスペクト比が約3.0であるパノラマ写真
プリントと同じ倍率とする方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】図2に本発明を実施したレンズ付
きフイルムユニットの外観を示す。このレンズ付きフイ
ルムユニットは、各種の撮影機構が組み込まれるととも
に、APSに対応した(IX240)写真フイルムカー
トリッジが予め装填されたユニット本体2と、このユニ
ット本体2を部分的に覆うレベル3とから構成されてい
る。
【0011】また、このレンズ付きフイルムユニット
は、現在市販されている同種の写真フイルムカートリッ
ジを用いた通常のレンズ付きフイルムユニットと同じ焦
点距離24mmの1組の撮影レンズ4を用いて、本来の
撮影範囲をHサイズの印画紙(89mm×158mm)
にプリント(プリント倍率5.7倍)したHサイズプリ
ント写真の他に、パノラマサイズの印画紙(89mm×
252mm)にプリント(プリント倍率9.3倍)した
パノラマプリント写真、Cサイズの印画紙(89mm×
127mm)にプリント(プリント倍率5.7倍)した
Cサイズプリント写真、そして、パノラマプリント写真
作成用のプリンタレンズ(プリント倍率9.3)を使用
してCサイズの印画紙(89mm×127mm)にプリ
ントした擬似的に1.63倍(9.3/5.7)の焦点
距離のレンズで望遠撮影をしたものに相当するCサイズ
の拡大プリント写真を作成することができ、撮影時にこ
れらを選択、指定できる。
【0012】レンズ付きフイルムユニットの前面には、
撮影レンズ4,ファインダ5の対物側窓6,ストロボ発
光を行うストロボ発光部7,ストロボユニットのオン,
オフの切り換えを行う充電操作レバー8,擬似的な視野
を選択するための操作つまみ9が設けられている。ま
た、レンズ付きフイルムユニットの上面には、シャッタ
ボタン10,残り撮影可能コマ数を表示するカウンタ窓
11,ストロボ充電の完了を表示する表示用ライトガイ
ド12が突出される開口13が設けられている。
【0013】さらに、レンズ付きフイルムユニットの背
面側からは、1コマの撮影毎に回転操作される巻き上げ
ノブ14が露呈され、対物側窓6に対面する位置にファ
インダ5の接眼側窓(図示省略)が設けられている。
【0014】ラベル3は、その裏面に接着剤が塗布され
てユニット本体2の中央部分に貼付されており、各部に
設けた開口から撮影レンズ4,ファインダ5,カウンタ
窓11,ライトガイド12等が外部に露呈されている。
このラベル3には、このレンズ付きフイルムユニットが
アスペクト比を切り替えて撮影を行うことができるよう
にしたものであることを示す表示15が記されている。
また、ラベル3には、操作つまみ9の位置を案内するた
めの「H」,「P」,「C」,「C拡大」といった表示
16a〜16dが記されている。
【0015】操作つまみ9は、スライド自在とされてお
り、これを表示16aに示される標準位置(「H」)に
セットした場合には、標準プリント写真が得られる標準
モードとされ、16bに示される横スリム位置
(「P」)にセットした場合には、パノラマプリント写
真が得られる横スリムモードとされ、16cに示される
縦スリム位置(「C」)にセットした場合には、Cサイ
ズプリント写真が得られる縦スリムモードとされ、16
dに示される望遠縦スリム位置(「C拡大」)にセット
した場合には、Cサイズの拡大プリント写真が得られる
望遠縦スリムモードとされる。
【0016】IX240型式の写真フイルムカートリッ
ジを図3に示す。写真フイルムカートリッジ17は、写
真フイルム18と、この写真フイルム18を収納するカ
ートリッジ19と、カートリッジ19に貼付されたラベ
ル20とから構成されている。カートリッジ19は、そ
の内部に回転自在に組み込まれたスプール21,遮光蓋
22,ディスク板23、されにはフイルム送り出し機構
やスプールロック機構を構成する他の部品等から構成さ
れている。
【0017】写真フイルム18は、その後端が着脱自在
にスプール21に取り付けられており、例えばフイルム
現像時にはスプール21から外されてカートリッジ19
から分離される。遮光蓋22は、写真フイルム18をカ
ートリッジ19の外部に送り出すための送出口24を開
閉する。
【0018】ラベル20には、写真フイルム18の品
種,撮影可能コマ数,カートリッジID番号をコード化
して表したコード表示20aや、このコード表示を20
aを表したバーコード20b等が記されている。また、
ラベル20には、スリム望遠切替用のレンズ付きフイル
ムユニットに用いられる品種であることを表した品種表
示20cが記されている。
【0019】図4の(a)に示すように、写真フイルム
18の先端側と後端側の非撮影領域には、製造ロット番
号26と、フイルムID番号27と、製造ロット番号2
6を表したバーコード28と、フイルムID番号と撮影
可能コマ数を表したバーコード29とが製造時に潜像と
してサイドプリントされている。また、この写真フイル
ム18では、一定のサイズに区画された露光範囲30が
予め設定されており、1つの撮影コマに1つの露光範囲
30が対応する。
【0020】さらに、露光範囲30の近傍にフレーム番
号表示31がサイドプリントされている。これらの製造
ロット番号26,フイルムID番号27,各バーコード
28,29,フレーム番号表示31には、写真フイルム
15を現像処理することによって顕在化する。
【0021】フイルムID番号27は、写真フイルム1
8毎に異なるもので、それが収納されるカートリッジ1
9のカートリッジID番号と同一のものが給与される。
これにより、カートリッジ19から外された写真フイル
ム18と、カートリッジ19とを対応づけすることが可
能にされている。
【0022】また、写真フイルム18には、その乳剤面
と反対側のベース面の透明な磁気記録層が形成され、非
撮影領域には、各種のデータを磁気記録するための磁気
データトラックが設けられている。この磁気データトラ
ックには、図4(b)に示すように、写真フイルム18
に関するデータや現像所が行った現像処理,プリント処
理に関するデータを書き込むためのPLDトラック32
及びPFSDトラック33と、カメラに設けられた磁気
ヘッドで撮影に関するデータやプリント処理時のプリン
ト枚数等を指定するデータを書き込むためのCLDトラ
ック34及びCFSDトラック35と、撮影で使用した
カメラのID番号等を書き込むためのCDDトラック3
6とが設定されている。
【0023】上記の各磁気データトラックのうちPLD
トラック32とCLDトラック34は、写真フイルム1
8の先端部に設けられ、1本の写真フイルム18に共通
したデータが書き込まれる。例えば、PLDトラック3
2には、フイルムの現像処理に関する指示データが製造
時にフイルムメーカーによって書き込まれたり、現像所
で行った実際の現像処理に関する現像データ等が書き込
まれる。
【0024】また、CLDトラック34には、作成され
るプリント写真のアスペクト比(プリントサイズ)を全
撮影コマに対して一律に指定するときに、このサイズを
指定するPAR(Print Aspect Ratio)データがカメラ
によって書き込まれる。
【0025】PFSDトラック33とCFSDトラック
35は、撮影コマ毎に設けられており、それぞれ撮影コ
マ毎の情報が書き込まれる。例えば、PFSDトラック
33には、プリント処理時に行った色補正の補正データ
等が書き込まれ、CFSDトラック35には、撮影時に
指定したプリント枚数やPARデータが書き込まれる。
【0026】さらに、図4(a)に示されるように、各
撮影コマには、光学マークエリア37が設けられてい
る。この光学マークエリア37は、アスペクト比1.8
のHサイズプリント写真の他に、アスペクト比3.0の
パノラマサイズのパノラマプリント写真,アスペクト比
1.5のCサイズプリント写真,パノラマプリント写真
作成時に使用するプリンタレンズを用いたCサイズの拡
大プリント写真の作成を指定するための光学マークを光
学的に写し込むためのエリアである。
【0027】現像処理及びプリント処理の際には、各ト
ラック32〜36,顕在化されたバーコード28,29
や光学マークエリア37内の光学マークが現像装置及び
プリントに内蔵された磁気ヘッド及びフォトセンサによ
って読み取られ、得られた各種のデータに基づいた処理
が行われる。
【0028】このように構成された写真フイルムカート
リッジ17は、一般に市販されたり、通常のレンズ付き
フイルムユニット等に装填されたりするが、上記のレン
ズ付きフイルムユニットに装填されるものについては、
その製造時にこのレンズ付きフイルムユニットに特有な
プリント条件に基づいたプリント写真を作成するため写
真フイルムであることを示すフイルムデータが写真フイ
ルム18に記録される。
【0029】この実施例では、フイルムデータは、Hサ
イズプリント写真,パノラマプリント写真,Cサイズプ
リント写真,Cサイズ拡大プリント写真を作成するため
の品種であることを表したスリム望遠切替品種データに
よって間接的に表されており、このスリム望遠切替品種
データ、製造段階でPLDトラック32に磁気記録され
る。
【0030】また、スリム望遠切替品種データは、現像
所(ラボ)やDPE店に設置されたプリンタに登録さ
れ、このスリム望遠切替品種データが検出された際に
は、スリムマークに応じてHサイズプリント写真,パノ
ラマプリント写真,Cサイズプリント写真,Cサイズ拡
大プリント写真を作成するための品種であることが識別
されるようになる。
【0031】また、プリント条件としては、撮影コマ毎
に写し込まれるスリム望遠マークに応じたトリミング範
囲を撮影レンズ4で露光された撮影コマの露光範囲30
内からトリミングし、このトリミング範囲の大きさに応
じたプリント倍率で拡大してプリント写真を作成するこ
とである。
【0032】図5に示すように、露光範囲30毎に設け
られた光学マークエリア37に写し込まれるスリム望遠
マーク38は、第1ビット38a,第2ビット38b及
び第3ビット38cを組み合わせたものである。例え
ば、第1ビット38a,第2ビット38b,第3ビット
38cの全てが写し込まれ、スリム望遠マーク38が3
ビットとされている場合には、その撮影コマからCサイ
ズ拡大プリント写真を作成し、また、第1ビット38a
と第2ビット38b両方が写し込まれ、スリム望遠マー
ク38が2ビットとされている場合には、その撮影コマ
からCサイズプリント写真を作成し、第1ビット38a
だけが写し込まれ、スリム望遠マーク38が1ビットと
されている場合には、その撮影コマからパノラマプリン
ト写真を作成し、さらに、いずれのビットも写し込まれ
ず、スリム望遠マーク38が0ビットとされている場合
には、標準プリント写真を作成するようにプリント条件
が決められている。
【0033】なお、光学マークとしてのPARマークと
スリム望遠マーク38とは、前述のように同じ形態のも
のであるが、スリム望遠切替用の写真フイルム18に
は、スリム望遠切替品種データが写真フイルム18に記
録されているため、この写真フイルム18の光学マーク
エリア37に写し込まれている光学マークをスリム望遠
マーク38として識別し、扱うことが可能である。
【0034】図6に示すように、レンズ付きフイルムユ
ニットは、写真フイルムカートリッジ17が装填される
本体基部40と、この本体基部40の前面に組み付けら
れる露光ユニット41及びストロボユニット42と、本
体基部40の前面側及び背面側を覆うように組み付けら
れる前カバー43及び後カバー44とが爪結合されると
ともに、視野切替手段と、マーク露光手段とから構成さ
れている。
【0035】本体基部40の中央部には、撮影レンズ4
からの光を規制するアパーチャ45が形成され、このア
パーチャ45によって予め所定のサイズに区画された露
光範囲30に被写体像が露光される。このアパーチャ4
5の周囲には、前方に突出し、その前面が開口された遮
光筒46が設けられ、露光ユニット41から写真フイル
ム18までの間の撮影光路を遮光する。
【0036】遮光筒46を挟む本体基部40の両端に、
製造段階でカートリッジ19と、このカートリッジ19
から引き出されてロール状にされた未露光の写真フイル
ム18とがそれぞれ収納されるカートリッジ室40aと
フイルムロール室40bとが一体に形成されている。
【0037】露光ユニット41は、シャッタ羽根を含む
シャッタ機構41a(図11参照),フイルム巻き止め
機構,ファインダ5の対物レンズ及び接眼レンズをベー
ス部48に組み付けたものである。また、ベース部48
の前面には、1組の撮影レンズ4がレンズホルダ49に
よって保持されている。この露光ユニット41は、遮光
筒46の前面に組み付けられる。
【0038】また、露光ユニット41には、ストロボユ
ニット42の充電完了を表示する表示用ライトガイド1
2が上下方向でスライド自在に取り付けられている。こ
の表示用ライトガイド12は、充電操作レバー8の上方
へスライド操作に連動してレンズ付きフイルムユニット
の上面から外部に突出する。
【0039】ストロボユニット42は、メインコンデン
サ50等の各種電気部品が取り付けられてストロボ回路
が形成され、ストロボ発光用のシンクロスイッチ57等
を設けたプリント基板51と、放電管52(図11参
照)やリフレクタ,拡散板等をユニット化してプリント
基板51に取り付けたストロボ発光部7等とからなる。
【0040】プリント基板51の背面側には、充電完了
時に発光し表示用ライトガイド12を介して充電完了を
知らせる表示用LED58と、スリム望遠マーク38を
写し込む際の光源としての写し込み用LED59(図9
参照)とが取り付けられている。写し込み用LED59
は、充電操作レバー8の位置に関係なくシンクロスイッ
チ57がONとなっている間に発光する。
【0041】後カバー44は、本体基部40の背面側に
組み付けられて本体基部40内を光密に覆う。また、後
カバー44の下方には、カートリッジ室40aとフイル
ムロール室40bとの下面を覆う底蓋44a,44bが
設けられている。これらの底蓋44a,44bは、後カ
バー44に対して屈曲自在となるように形成されてい
る。
【0042】図7は、視野切替板を正面から観た図であ
る。視野切替板63の外周部分には、アスペクト比3.
0のパノラマ視野枠70,アスペクト比1.5のCサイ
ズ視野枠71,アスペクト比1.5のCサイズ望遠視野
枠72,パノラマ視野枠70とCサイズ視野枠71との
間に形成されているアスペクト比1.8の標準視野枠で
ある切欠部73が形成されている。
【0043】図8に示すように、前カバー43は、前カ
バー本体60と、この前カバー本体60の前面に取り付
けられる前面パネル61とからなり、前カバー本体60
には、前面パネル61に形成された対物側窓6と同形状
のファインダ開口62が形成されている。また、前カバ
ー本体60と前面パネル61との間には、充電操作レバ
ー8と、視野切替板63と、トグルバネ64とが組み込
まれている。この視野切替板63,トグルバネ64と対
物側窓6によって、ファインダ5の視野範囲を切り替え
る視野切替手段が構成されている。
【0044】視野切替板63は、略円板形状に成形され
たもので、中央部分に形成された円形の開口65が前カ
バー本体60の前面に形成されたレンズ鏡筒66の外周
に嵌め込まれることにより、前カバー本体60に回動自
在に取り付けられる。視野切替板63の前面下部には、
ボス67が一体に形成されており、このボス67には、
前面パネル61の下方に形成された円弧形状のスリット
68を介して操作つまみ9が取り付けられる。
【0045】視野切替板63の外周部分には、ファイン
ダ5の視野範囲を規制するパノラマ視野枠70,Cサイ
ズ視野枠71,Cサイズ望遠視野枠72とが形成されて
いる。これらの各視野枠は、操作つまみ9によって視野
切替板が回動されることにより対物レンズ5aの前面で
挿脱される。また、パノラマ視野枠とCサイズ視野枠と
の間には、標準視野枠である対物側窓6を開放する切欠
部73が形成されている。
【0046】本実施形態のレンズ付きフイルムユニット
では、焦点距離24mmの撮影レンズ4を用いて、露光
範囲30の全域に露光された画像をHサイズのプリント
写真に引き伸ばす場合を標準モードとしており、標準フ
ァインダ枠である対物側窓6は、この標準モードでプリ
ントされる撮影範囲がファインダ5で観察できるように
ファインダ5の視野範囲を規制する。
【0047】従って、対物側窓6に切欠部73が対面し
ているときには、ファインダ5の視野範囲は、標準モー
ドに対応した範囲、すなわち焦点距離24mmの撮影レ
ンズ4で露光範囲30の全域に露光される撮影範囲を観
察できる標準視野範囲とされる。
【0048】パノラマ視野枠70は、対物側窓6の横幅
と同じ横幅で、アスペクト比3.0で開口されている。
これにより、このパノラマ視野枠70が対物側窓に対面
しているときには、ファインダ5の視野範囲は、標準視
野範囲に対して横長の中央部分とされ、横スリムモード
に対応したパノラマ視野範囲となる。
【0049】Cサイズ視野枠71は、対物側窓6の縦幅
と同じ縦幅で、アスペクト比1.5で開口されている。
従って、このCサイズ視野枠71が対物側窓に対面して
いるときには、ファインダ5の視野範囲は、標準視野範
囲に対して縦長の中央部分とされ、縦スリムモードに対
応したCサイズ視野範囲となる。
【0050】Cサイズ望遠視野枠72は、Cサイズ視野
枠71と相似比1:0.619(5.7/9.3)で開
口されている。これにより、このCサイズ望遠視野枠7
2が対物側窓に対面していときは、ファインダ5の視野
範囲は、Cサイズ視野範囲に対して相似比1:0.61
9の中央部分とされ、標準焦点距離の1.63倍の撮影
レンズで撮影したときと同じ望遠縦スリムモードに対応
したCサイズ望遠視野範囲となる。
【0051】視野切替板63の開口65の外周には、開
口65の中心からの距離が変化させられた所定の形状の
カム溝74が形成されている。このカム溝74には、本
体基部40に回動自在に取り付けられた回動レバー75
の一端75aが挿入される。図9に示すように、回動レ
バー75は、本体基部40の遮光筒46の上面に突設さ
れたピン76に軸支される。
【0052】回動レバー75の一端75aは、露光ユニ
ット41のファインダ5の下方を通り、前カバー本体6
0のファインダ開口62に連なって形成された切欠62
a(図8参照)を通して、視野切替板63のカム溝74
に挿入される。これにより、視野切替板が回動すると、
カム溝74の形状に従って回動レバー75がピン76を
中心にして回動する。
【0053】遮光筒46の下方には、フイルム巻き上げ
方向に沿って凹部78が形成されており、この凹部78
内にはスリム望遠マーク38を写真フイルム18に写し
込むための第1,第2及び第3開口79a,79b,7
9cが形成されている。また、凹部78に対面する位置
には、遮光性を有する肉薄のプラスチックで形成され、
特定のスライド位置で各開口79a,79b,79cを
開放するための開口80aが形成されたマーク切替板8
0が左右方向でスライド自在となるように配される。マ
ーク切替板80の端部に形成された穴80bには、スラ
イドレバー81の一端に形成されたピン81aが係合す
る。
【0054】マーク切替板80の前面側には、写し込み
用ライトガイド83と遮光カバー84とが取り付けられ
ている。スライドレバー81は、遮光カバー84の前面
に左右方向でスライド自在に取り付けられるとともに、
一端が遮光カバー84に掛けられたコイルバネ86に掛
けられることにより、図中右方に向けて付勢されてい
る。
【0055】また、スライドレバー81の他端にはフォ
ーク部81bが形成され、このフォーク部81bは、遮
光筒46の側方を回り込むようにして延設された回動レ
バー75の他端75bに係合している。これにより、マ
ーク切替板80は、回動レバー75の回動に連動してス
ライドするスライドレバー81により左右方向にスライ
ドされるとともに、コイルバネ86の付勢によって回動
レバー75の一端75aがカム溝74の内壁面に常に接
触することによって視野切替板63の回動がマーク切替
板80に確実に伝達される。
【0056】プリント基板51の背面側に取り付けられ
た写し込み用LED59から放出された光は、遮光カバ
ー84の筒部84aを通して写し込み用ライトガイド8
3の一端に入射され、これの内面反射によりガイドされ
て各開口79a,79b,79cの面に対してそれぞれ
に直交する3方向に光を照射する。なお、符号85は、
プリント基板51と筒部84aとの間に僅かに潰れるよ
うに挟み込まれることによって、光が漏れる出ることを
防止する遮光部材である。
【0057】これらのカム溝74,回動レバー75,各
開口79a,79b,79c,マーク切替板80,スラ
イドレバー81,ライトガイド83,遮光カバー84,
コイルバネ86により、操作つまみ9によって選択され
た視野枠に応じたスリム望遠マーク38の写し込み形態
を変えるマーク切替機構が構成されている。
【0058】このマーク切替機構により、Cサイズ望遠
視野枠72が対物側窓6に対面するように操作つまみ9
を操作すると、マーク切替板80は、図8で最も左方に
移動され、図10(a)に示すように、第1開口79a
から退避するとともに、開口80aが第2開口79b及
び第3開口79cの両方に対面する位置にセットされ
る。これにより、第1開口79a,第2開口79b及び
第3開口79cの全てが開放されるので、光学マークエ
リア37には第1ビット38a,第2ビット38b及び
第3ビット38cからなる3ビットのスリム望遠マーク
38が写し込まれる。
【0059】また、Cサイズ視野枠71が対物側窓6に
対面するように操作つまみ9を操作すると、図10
(b)に示すように、マーク切替板80は第3開口79
cを塞ぎ、開口80aが第2開口79bに対面する位置
にセットされる。これにより、光学マークエリア37に
は、第1ビット38aと第2ビット38bからなる2ビ
ットのスリム望遠マーク38が写し込まれる。
【0060】また、切欠部72が対物側窓6に対面する
ように操作つまみ9を操作すると、図10(c)に示す
ように、マーク切替板80は第1開口79a,第2開口
79b及び第3開口79cの全てを塞ぐ位置にセットさ
れる。これにより、光学マークエリア37にはビットが
1個も写し込まれず、スリム望遠マーク38は0ビット
となる。
【0061】さらに、パノラマ視野枠70が対物側窓6
に対面するように操作つまみ9を操作すると、図10
(d)に示すように、マーク切替板80は第2開口79
aと第3開口79bを塞ぎ、開口80aが第1開口79
aと対面する位置にセットされる。これにより、光学マ
ークエリア37には第1ビット38aだけの1ビットの
スリム望遠マークが写し込まれる。
【0062】図11にレンズ付きフイルムユニットの回
路を示すように、ストロボユニット42は、メインコン
デンサ50,放電管52,電池53,充電スイッチ5
5,発光選択スイッチ56,シンクロスイッチ57,表
示用LEDの他に、発振トランジスタ88,発振トラン
ス89,トリガコンデンサ90,トリガコイル91等か
ら構成されている。
【0063】写し込み用LED59は、シャッタ羽根の
作動毎、すなわち撮影毎にシンクロスイッチ57がON
となっている間に発光する。なお、この回路の詳細につ
いては、本出願人により提案されている特開平8─24
8572号公報に記載されている。また、写し込み用L
ED59を駆動するための構成、及びスリム望遠マーク
38を写し込むための構成は、これに限らない。
【0064】図12は、写真フイルム18からプリント
写真を作成するプリンタの一例を示すものである。この
プリンタは、通常の写真フイルムや、PARマークが記
録された写真フイルム18からそれぞれ所定のプリント
写真を作成することができるデジタルプリンタの制御プ
ログラムを一部変更・追加することにより、写真フイル
ム18からスリム望遠マーク38に応じたプリント写真
を作成できるようにしたものである。
【0065】このデジタルプリンタは、大別して入力部
101と出力部102とからなり、入力部101は、各
磁気データトラックのデータを読み取る磁気ヘッド10
4と、バーコード28,29や光学マークエリア37内
を読み取るフォトセンサ105と、写真フイルム18の
各露光範囲30から画像を読み取るスキャナ106と、
画像メモリ107と、画像処理回路108,写真フイル
ムカートリッジ17がセットされると、これのカートリ
ッジ19から現像済の写真フイルム18をスキャナ10
6に向けて搬送する搬送機構(図示省略)、及びこれら
を制御するコントローラー109等とからなる。
【0066】写真フイルム18の搬送中に、磁気ヘッド
104は、写真フイルム18の各磁気データトラックか
ら各種のデータを読み取る。これら読み取られた各デー
タは、コントローラ109に送られ、画像処理回路10
8による画像処理の制御に用いられる。
【0067】また、この写真フイルム18の搬送中に、
フォトセンサ105は、顕在化した各バーコード28,
29を読み取るとともに、光学マークエリア37内の光
学マーク、すなわちPARマークあるいはスリム望遠マ
ーク38を読み取る。このフォトセンサ105の読み取
り結果は、コントローラ109に送られ、各磁気データ
トラックからデータとともに画像処理の制御に利用され
る。
【0068】スキャナ106は、写真フイルム18が1
コマ分送られる毎に、撮影コマの露光範囲を読み取るC
CDで露光範囲30の画像を赤色、青色、緑色で3色分
解測光し、得られる光電信号をA/D変換器110に送
る。
【0069】A/D変換器110は、各色の光電信号を
デジタル変換することにより、露光範囲30の画像を3
色の画像データに変換する。3色の画像データは、画像
メモリ107に書き込まれる。画像処理回路108は、
画像メモリ107に1コマ分の画像データが書き込まれ
ると、これを読み出してコントローラ109の制御によ
って所定の画像処理を行う。
【0070】この画像処理の際には、スリム望遠切替品
種データが検出された写真フイルム18に対しては、色
補正を行う他、撮影コマ毎にスリム望遠マーク38に応
じたトリミング範囲を露光範囲30からトリミングし、
このトリミング範囲の大きさに応じたプリント倍率(プ
リンタのレンズ倍率は5.7倍、9,3倍の2種類が準
備されている)で拡大する。
【0071】スリム望遠マーク38が0ビットの撮影コ
マに対しては通常処理を行い、露光範囲30の全範囲を
トリミング範囲として、プリント倍率5.7倍で、この
露光範囲30をHサイズの印画紙にほぼ一杯にプリント
するための処理画像済データを作成する。
【0072】また、スリム望遠マーク38が1ビットの
撮影コマに対しては、パノラマ視野枠をトリミング範囲
として、プリント倍率9.3倍で、Pサイズの印画紙に
ほぼ一杯にプリントするための処理済画像データを作成
する。
【0073】また、スリム望遠マーク38が2ビットの
撮影コマに対しては、Cサイズ視野枠をトリミング範囲
として、プリント倍率5.7倍で、Cサイズの印画紙に
ほぼ一杯にプリントするための処理済画像データを作成
する。
【0074】さらに、スリム望遠マーク38が3ビット
の撮影コマに対しては、Cサイズ望遠視野枠をトリミン
グ範囲として、パノラマプリント作成用のプリント倍率
9.3倍で、Cサイズの印画紙にほぼ一杯にプリントす
るための処理済画像データを作成する。
【0075】出力部102は、画像処理回路108から
の処理済画像データが書き込まれる画像メモリ111,
赤色・青色・緑色の各レーザ光を出力するレーザユニッ
ト112、このレーザユニット112の出力を画像メモ
リ111の処理済み画像データに基づいて制御するドラ
イバ113,周知のポリゴンミラー114,Fθレンズ
115,長尺のカラー印画紙116を搬送する搬送機構
等から構成されている。
【0076】この出力部102により、カラー印画紙1
16に画像処理回路108で処理された画像が露光され
る。露光されたカラー印画紙116は、現像処理の後に
1個の画像毎に切り分けられてプリント写真とされる。
【0077】次に上記構成の作用について説明する。図
1に製造時からユーザへのプリント写真の返却までの流
れを示すように、アスペクト比を切り替え可能なレンズ
付きフイルムユニットに装填される写真フイルム18に
は、その製造段階でPLDトラック32に品種データと
してスリム望遠切替品種データが磁気記録される。
【0078】スリム望遠切替品種データが記録された写
真フイルム18は、カートリッジ19とともに本体基部
40に装填される。そして、本体基部40に後カバー4
4等を組み付けてユニット本体2が完成し、このユニッ
ト本体2にラベル3が貼付されてレンズ付きフイルムユ
ニットが完成する。
【0079】撮影を行う際には、まず巻き上げノブ14
を回動操作する。これにより、写真フイルム18が1コ
マ分巻き上げられるとともに、シャッタチャージが行わ
れる。また、撮影者は、操作つまみ9を操作して、被写
体の種類や被写体距離、意図する作風に応じて、これを
標準,横スリム,縦スリム及び望遠縦スリムモードのい
ずれかの位置にセットし、所望とする撮影モードを選択
する。
【0080】この操作つまみ9の操作により、視野切替
板63が回動され、ファインダ5の視野範囲が選択した
撮影モードに応じた視野範囲となる。これにより、ファ
インダ5では、実際にプリント写真とされる撮影範囲を
観察することができる。また、視野切替板63の回動に
より、回動レバー75を介してマーク切替板80が選択
した撮影モードに応じた位置にスライド移動される。撮
影者は、ファインダ5を覗いてフレーミングを行った後
に、シャッタボタン10を押圧して撮影を行う。
【0081】なお、ストロボ撮影を行う必要がある場合
には、充電操作レバー8をON位置にスライド移動させ
て充電を開始してから、表示用ライトガイド12を介し
て表示用LED58の点灯、すなわちメインコンデンサ
50(図11参照)の充電完了を確認した後に、シャッ
タボタン10を押圧する。
【0082】シャッタボタン10の押圧により、シャッ
タ機構41aが作動されてシャッタ羽根が開閉し撮影が
行われる。また、このときにシャッタ羽根が全開する
と、シンクロスイッチ57がONとなる。そして、この
ときに、充電操作レバー8がON位置にされてメインコ
ンデンサ50の充電が完了していれば、発光選択スイッ
チ56がONとなっているのでストロボ発光が行われ
る。シャッタ羽根が開いている間に、撮影レンズ4を透
過した光は、アパーチャ45を介して写真フイルム18
の乳剤面に達する。これにより、露光範囲30の全域が
露光される。
【0083】また、この撮影でシンクロスイッチ57が
ONとなると、ストロボ発光の有無にかかわらず、駆動
回路94の第1トランジスタ94aがONとなって第2
トランジスタ94bがONとなる。これにより、充電ス
イッチ55がOFFとなっていても、シンクロスイッチ
57がONとなっている間にブロッキング発振回路が作
動し、このときに生じる発振トランジスタ88のコレク
タ・エミッタ間電圧で写し込み用LED59が発光す
る。
【0084】上記のようにして、発光ダイオード59か
ら放出された光は、写し込み用ライトガイド83を介し
て各開口79a,79b,79cに向けて照射される。
これらの各開口79a,79b及び79cと写し込み用
ライトガイド83との間には、選択された撮影モードに
応じた位置にマーク切替板80がセットされているの
で、各開口79a,79b,79cのうち選択した撮影
モードに応じて露呈された開口から写し込み用LED5
9の光が写真フイルム18の露光範囲30の下側に達
し、選択した撮影モードに応じたビット数のスリム望遠
マーク38が光学マークエリア37に写し込まれる。
【0085】このようにして、各撮影毎に撮影モードを
選択しながら撮影を行い、全撮影コマの撮影終了後、ユ
ーザは巻き上げノブ14を連続的に回動操作して、全て
の写真フイルム18をカートリッジ19に収納する。そ
して、このレンズ付きフイルムユニットを現像所やDP
E店に提出する。
【0086】現像所等では、ユニット本体2から撮影済
の写真フイルムカートリッジ17を取り出す。取り出さ
れた写真フイルムカートリッジ17は、そのカートリッ
ジ19から写真フイルム18が引き出されて分離され
る。そして、この写真フイルム18は、所定の現像装置
にかけられて現像処理された後、再びカートリッジ19
に収納されてから、このカートリッジ19ごとデジタル
プリントにセットされる。デジタルプリンタは、カート
リッジ19がセットされると、現像済の写真フイルム1
8を引き出して、これの先端をスキャナ106に向けて
搬送する。
【0087】この搬送中に磁気ヘッド104により、写
真フイルム18の先端側に設けられたPLDトラック3
2,CDDトラック36,CLDトラック34が順次に
読み取られ、この後に各撮影コマのPFSDトラック3
3,CFSDトラック35が順番に読み取られて、これ
らの各磁気データトラックに磁気記録されている各種の
データがコントローラ109によって解読される。
【0088】また、この搬送中に、現像処理により顕在
化したバーコード28,29や光学マークエリア37内
の光学マーク(PARマークまたはスリム望遠マーク)
がフォトセンサ105によって読み取られ、コントロー
ラ109によって解読される。そして、この解読した各
データ及びマークの情報に基づいてコントローラ109
は、画像処理回路108を制御する。
【0089】図13にデジタルプリンタでの処理手順を
示すように、この画像処理回路108の制御の際に、コ
ントローラ109は、PLDトラック32に磁気記録さ
れている品種データを調べ、この品種データがスリム望
遠切替品種データであるか否かを判断する。この場合の
写真フイルム18には、スリム望遠切替品種データが磁
気記録されているから、コントローラ109は、処理を
開始した写真フイルム18に対してはフォトセンサ10
5によって読み取られる光学マークエリア37内の光学
マークがスリム望遠マーク38として認識するように制
御を切り換える。
【0090】写真フイルム18の先端部の各磁気データ
トラックが読み取られてから、写真フイルム18の第1
番目の撮影コマの光学マークエリア37内の光学マー
ク、すなわちスリム望遠マーク38がフォトセンサ10
5によって読み取られ、このスリム望遠マーク38がコ
ントローラ109に記憶される。
【0091】そして、第1番目の撮影コマがフイルムキ
ャリアにセットされると、CCDが作動される。これに
より、第1番目の撮影コマの露光範囲30の全範囲の画
像が読み取られ、A/D変換器110を介して3色の画
像データとして画像メモリ107に書き込まれる。この
後、画像処理回路108が画像メモリ107から画像デ
ータを読み出すとともに、コントローラ109は、先の
スリム望遠マーク38の読み取り結果に基づいた指示を
画像処理回路108に与える。
【0092】この指示により、画像処理回路108は、
この第1番目の撮影コマの画像データからスリム望遠マ
ーク38に応じたトリミング範囲を切り出して、プリン
タ倍率5.7倍,9.3倍のどちらかを使用して、この
トリミング範囲の画像がHサイズ,Cサイズ,Cサイズ
拡大,パノラマサイズのいずれかにプリントされるよう
にした処理済み画像データを作成する。画像処理回路1
08は、3色の処理済み画像データを出力して、これを
出力部102の画像メモリ111に書き込む。
【0093】処理済み画像データが画像メモリ111に
書き込まれると、この処理済み画像データに基づいてレ
ーザユニット112がドライバ113で駆動される。こ
れにより、カラー印画紙116には、第1番目の撮影コ
マのスリム望遠マーク38に応じたトリミング範囲の画
像がHサイズ,Cサイズ,Cサイズ拡大,パノラマサイ
ズのいずれかに拡大されて潜像として記録される。
【0094】以下同様にして、各撮影コマの画像がスキ
ャナ106で読み取られ、撮影コマ毎に記録されている
スリム望遠マーク38に応じたトリミング範囲がHサイ
ズ,Cサイズ,Cサイズ拡大,パノラマサイズのいずれ
かに拡大されてカラー印画紙116に潜像として記録さ
れる。
【0095】上記のようにして露光されたカラー印画紙
116の部分は、カラー用の現像処理工程に送られ、現
像、定着、乾燥等が行われてから、各画像毎にHサイ
ズ,Cサイズ,Cサイズ拡大,パノラマサイズのいずれ
かのプリント写真に切り分けられてデジタルプリンタか
ら排紙される。得られたプリント写真は、写真フイルム
18とともにユーザに渡される。
【0096】例えば、操作つまみ9を標準位置にセット
して撮影モードを標準モードにした場合では、切欠部7
3が対物側窓6に対面した状態になる。従って、ファイ
ンダ5では、図14(a)に示すような焦点距離24m
mの撮影レンズ4による撮影範囲に対応した標準視野範
囲120内に被写体像を観察することができる。
【0097】そして、図14(a)に示されるようにし
てフレーミングを決定して撮影を行うと、図14(b)
に示すように、写真フイルム18にはファインダ5で観
察された被写体像が露光範囲30の全範囲に露光され
る。また、操作つまみ9が標準位置にセットされること
に応じて、マーク切替板80によって第1開口,第2開
口及び第3開口79a,79b,79cが全て隠されて
いるから(図10(c)参照)、写し込み用LED59
が発光しても、光学マークエリア37にはビットが記録
されず、スリム望遠マーク38が0ビットとなる。
【0098】これにより、プリント時には、0ビットの
スリム望遠マーク38に従って通常処理を行うから、露
光範囲30の全範囲をほぼHサイズに引き伸ばすように
プリント倍率が設定され、このプリント倍率5.7倍で
露光範囲30の全範囲が引き伸ばされてカラー印画紙1
16に露光される。従って、図14(c)に示すような
Hサイズプリント写真121が得られる。
【0099】また、操作つまみ9をパノラマサイズ位置
にセットして横スリムモードとした場合には、パノラマ
視野枠70が対物側窓6に対面した状態となるから、図
15(a)に示すように、ハッチングで示されるファイ
ンダ5の視野の周辺部分が隠されて、標準視野範囲12
0の縦幅に対して5.7/9.3倍の縦幅の中央部分だ
けが観察できる。
【0100】図15(a)に示されるようにしてフレー
ミングを決定して撮影を行うと、図15(b)に示すよ
うに、写真フイルム18にはファインダ5で観察された
パノラマ視野範囲122内の被写体像と、パノラマ視野
枠70によって隠されていた周囲の像までが露光範囲3
0の全範囲に露光される。そして、パノラマ視野範囲1
22内に観察された被写体像は、露光範囲30内の中央
部分に、アスペクト比3.0で、トリミング範囲123
に露光される。
【0101】また、操作つまみ9がPサイズ位置にセッ
トされることに応じて、マーク切替板80によって第2
開口及び第3開口79b,79cとが塞がれ、第1開口
79aが露呈されているから(図10(d)参照)、写
し込み用LED59からの光によって光学マークエリア
37には、第1ビット38aからなる1ビットのスリム
望遠マーク38が記録される。
【0102】プリント時には、1ビットのスリム望遠マ
ーク38に基づいてPサイズトリミング範囲123をプ
リント倍率9.3倍で、横スリム処理が行われ、Pサイ
ズトリミング範囲123が引き伸ばされてカラー印画紙
116に露光され、図15の(c)に示すようなパノラ
マプリント写真124が得られる。
【0103】同様に、操作つまみ9をCサイズ位置にセ
ットして縦スリムモードにした場合には、Cサイズ視野
枠71によって、図16(a)に示すように、ファイン
ダ5では、標準視野範囲120の横幅に対して0.80
4(127/158)倍の中央部分のCサイズ視野範囲
125が観察できる。
【0104】そして、図16(b)に示すように、Cサ
イズ視野枠71によって隠されていた周囲の像までが露
光範囲30の全範囲に露光され、Cサイズ視野範囲内に
観察された被写体像は、アスペクト比1.5で、トリミ
ング範囲126に露光される。また、マーク切替板80
によって第3開口79cが塞がれ、第1開口79aと第
2開口79bが露呈されるから(図10(b)参照)、
第1ビット38aと第2ビット38bの2ビットのスリ
ム望遠マーク38が光学マークエリア37内に記録され
る。
【0105】プリント時には、この2ビットからなるス
リム望遠マーク38に基づいてCサイズトリミング範囲
126をプリント倍率5.7倍で、縦スリム処理が行わ
れ、Cサイズトリミング範囲126が引き伸ばされて、
図16(c)に示すように、Cサイズプリント写真12
7が得られる。
【0106】同様に、操作つまみ9をCサイズ拡大位置
にセットして望遠縦スリムモードにした場合には、Cサ
イズ望遠視野枠72によって、図17(a)に示すよう
に、ファインダ5では、Cサイズ視野範囲120に対し
て相似比1:0.619(5.7/9.3)のCサイズ
望遠視野範囲128が観察できる。
【0107】そして、図17(b)に示すように、Cサ
イズ望遠視野枠71によって隠されていた周囲の像まで
が露光範囲30の全範囲に露光され、Cサイズ望遠視野
範囲内に観察された被写体像は、アスペクト比1.5
で、トリミング範囲129に露光される。また、マーク
切替板80によって第1開口79a,第2開口79b及
び第3開口79cの全てが露呈されるから(図10
(a)参照)、第1ビット38a,第2ビット38b及
び第3ビット38cの3ビットのスリム望遠マーク38
が光学マークエリア37内に記録される。
【0108】プリント時には、この3ビットからなるス
リム望遠マーク38に基づいて、Cサイズの1.63倍
望遠処理が行われる。これにより、Cサイズ望遠トリミ
ング範囲129は、プリント倍率9.3倍で引き伸ばさ
れて、図17(c)に示すように、標準焦点距離の1.
63(9.3/5.7)倍のレンズで撮影した時と同じ
ようなCサイズ拡大プリント写真130が得られる。
【0109】なお、品種データとしてのスリム望遠切替
品種データが検出されなかった写真フイルム18の場合
には、PARマークエリア37内の光学マークは、PA
Rマークとして認識されるので、そのビットの個数に応
じたアスペクト比が変更されたパノラマサイズ、または
Cサイズのプリント写真が作成され、PARマークが0
ビットの場合には、Hサイズプリント写真が作成され
る。
【0110】上記実施形態のレンズ付きフイルムユニッ
トでは、図7に示した視野切替板63を用いてHサイ
ズ,パノラマサイズ,Cサイズの3種類のスリム処理と
Cサイズの1.63倍望遠処理との計4種類のプリント
サービスが可能であるが、別の実施例として、図18に
示すように、視野切替板63に、Cサイズ視野枠71と
Cサイズ望遠視野枠72だけを形成し、ラベル3には操
作つまみ9の位置を案内するための「C」131a,
「C拡大」131bと表示させた2切替方式(図19参
照)にしたものもできる。この実施形態を用いれば、図
20に示すような処理手順でCサイズの縦スリム処理と
Cサイズの1.63倍望遠処理との2種類のプリントサ
ービスができる。
【0111】また、別の実施例として、図21に示すよ
うに、視野切替板63に、パノラマ視野枠70,Cサイ
ズ視野枠71及びCサイズ望遠視野枠72を形成し、ラ
ベル3に「P」132a,「C」132b及び「C拡
大」132cと表示させた3切替方式(図22参照)に
したものもできる。この実施形態を用いれば、図23に
示すような処理手順でパノラマサイズの横スリム処理,
Cサイズの縦スリム処理とCサイズの1.63倍望遠処
理との3種類のプリントサービスができる。
【0112】ところで、上記各実施例の他に、「Hサイ
ズ+Cサイズ拡大」の2切替方式や「パノラマサイズ+
Cサイズ」の2切替方式、「Hサイズ+パノラマサイズ
+Cサイズ拡大」の3切替方式等も視野切替板を変える
だけで可能である(図示省略)。また、1.63倍望遠
処理はすべてCサイズに対しての望遠処理であったが、
Hサイズに対しての望遠処理にしてもよいことはいうま
でもない。
【0113】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、予め未露光の写真フイルムが装填され、簡単な撮影
機構を備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、予
め設定された複数のプリント条件の中から、撮影コマ毎
に1つのプリント条件を選択する操作部材と、この操作
部材の操作によって選択されたプリント条件に応じた光
学マークを撮影コマ毎に最大3個まで光学的に写し込む
ことができるマーク露光手段とを設けたので、簡単で安
価な拡大プリントサービスに対応したレンズ付きフイル
ムユニットを提供することが可能になる。
【0114】また、写真撮影時に写真フイルムの撮影コ
マ毎に写し込まれた、予め設定された複数のプリント条
件の内の1つを選択する光学マークに応じて決まる1つ
のプリント条件に基づいて、各々の撮影コマからプリン
ト写真を作成するプリント写真作成方法において、前記
光学マークは前記撮影コマ毎に最大3個まで光学的に写
し込まれ、この光学マークが3個全て写し込まれた時に
は、プリント倍率を大きくするようにしたので、拡大プ
リント処理の作業性を高くすることが可能なプリント写
真作成方法を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す流れ図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を
示す斜視図である。
【図3】写真フイルムカートリッジの外観を示す斜視図
である。
【図4】写真フイルムを伸ばした状態を示す説明図であ
る。
【図5】光学マークエリアに写し込まれる光学マークを
示す説明図である。
【図6】レンズ付きフイルムユニットの分解斜視図であ
る。
【図7】視野切替板の正面図である。
【図8】前カバーに組み込まれる視野切替板を示す分解
斜視図である。
【図9】マーク切替機構を示す分解斜視図である。
【図10】マーク切替板の位置と光学マーク数の関係を
示す斜視図である。
【図11】ストロボ回路に組み込まれた写し込み用LE
Dの駆動回路を示す回路図である。
【図12】デジタルプリンタの構成を示すブロック線図
である。
【図13】デジタルプリンタでの処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】標準モードを選択したときのファインダ、露
光範囲、プリント写真を示す説明図である。
【図15】横スリムモードを選択したときのファイン
ダ、露光範囲、プリント写真を示す説明図である。
【図16】縦スリムモードを選択したときのファイン
ダ、露光範囲、プリント写真を示す説明図である。
【図17】縦スリム望遠モードを選択したときのファイ
ンダ、露光範囲、プリント写真を示す説明図である。
【図18】第2実施形態の視野切替板の正面図である。
【図19】第2実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
【図20】第2実施形態のデジタルプリンタでの処理を
示すフローチャートである。
【図21】第3実施形態の視野切替板の正面図である。
【図22】第3実施形態のレンズ付きフイルムユニット
の外観斜視図である。
【図23】第3実施形態のデジタルプリンタでの処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
9 操作つまみ 18 写真フイルム 30 露光範囲 32〜36 磁気データトラック 37 光学マークエリア 38 光学マーク 63 視野切替板 80 マーク切替板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め未露光の写真フイルムが装填され、
    簡単な撮影機構を備えたレンズ付きフイルムユニットに
    おいて、 予め設定された複数のプリント条件の中から、撮影コマ
    毎に1つのプリント条件を選択する操作部材と、この操
    作部材の操作によって選択されたプリント条件に応じた
    光学マークを撮影コマ毎に最大3個まで光学的に写し込
    むことができるマーク露光手段とを設けたことを特徴と
    するレンズ付きフイルムユニット。
  2. 【請求項2】 写真撮影時に写真フイルムの撮影コマ毎
    に写し込まれた、予め設定された複数のプリント条件の
    内の1つを選択する光学マークに応じて決まる1つのプ
    リント条件に基づいて、各々の撮影コマからプリント写
    真を作成するプリント写真作成方法において、 前記光学マークは前記撮影コマ毎に最大3個まで光学的
    に写し込まれ、この光学マークが3個全て写し込まれた
    時には、プリント倍率を大きくすることを特徴とするプ
    リント写真作成方法。
  3. 【請求項3】 前記プリント倍率は、アスペクト比が約
    3.0であるパノラマ写真プリントと同じ倍率となるこ
    とを特徴とする請求項2記載のプリント写真作成方法。
JP10312408A 1998-11-02 1998-11-02 レンズ付きフイルムユニット及びプリント写真作成方法 Pending JP2000137282A (ja)

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