JP2000134637A - 信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路

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JP2000134637A
JP2000134637A JP10302455A JP30245598A JP2000134637A JP 2000134637 A JP2000134637 A JP 2000134637A JP 10302455 A JP10302455 A JP 10302455A JP 30245598 A JP30245598 A JP 30245598A JP 2000134637 A JP2000134637 A JP 2000134637A
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JP
Japan
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signal
gain
level
input
circuit
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JP10302455A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Doi
博 土肥
Takeshi Hamazaki
岳史 浜崎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光源の状態に関係なく同様にゲインコントロ
ールを行っていたので、退色などが生じていた。 【解決手段】 入力される映像信号の信号レベルを可変
可能なゲイン可変手段と、前記ゲイン可変手段から出力
されるアナログの映像信号をデジタル信号に変換する第
1のA/D変換手段と、前記入力される映像信号をデジ
タル信号に変換する第2のA/D変換手段と、前記第1
及び第2のA/D変換手段から出力されるデジタル信号
の信号レベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル
検出手段での検出レベルに基づき前記ゲイン可変手段に
おけるゲインを制御するゲイン制御手段とからなる

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルビデオテ
ープレコーダーなどに利用して有効な信号処理回路に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な機器において、ゲイン可変
アンプをマイコン等で制御して信号レベルを変化させる
信号処理方式が一般化してきている。
【0003】以下に図4を用いて、従来のゲイン可変ア
ンプを用いた信号処理回路の一例を示す。図4におい
て、200は映像信号が入力される信号入力部、201
は信号入力部200から入力する映像信号の信号レベル
を外部からの制御信号に応じて変化させるゲイン可変ア
ンプ、202はゲイン可変アンプ201から出力したア
ナログの映像信号をデジタル信号に変換するアナログデ
ジタル変換回路(以下、A/D変換回路と記す)、20
3はA/D変換回路202から出力するデジタルデータ
を基にレベルを検出して目標値と比較するレベル検出比
較回路、204はレベル検出比較回路203で検出比較
したデータを参照してゲイン可変アンプ201のゲイン
を最適な値へと変化させるための制御信号を発生するゲ
インコントロール回路である。205はA/D変換回路
202からのデジタル信号を外部へ出力する出力部であ
る。
【0004】以上のように構成された従来のゲイン可変
アンプを用いた信号処理回路について、以下その動作に
ついて説明する。
【0005】信号入力部200から入力される映像信号
はゲイン可変アンプ201に入力し、後で述べるゲイン
コントロール回路204からの制御信号により最適な信
号レベルになるよう調整される。ゲイン可変アンプ20
1からを出力されるアナログの映像信号はA/D変換回
路202でデジタル信号に変換され、出力部205から
出力される。
【0006】一方、A/D変換回路202を出力するデ
ジタル信号はレベル検出比較回路203にも入力され、
その信号レベルを検出し、目的とするレベル値に対して
の大小を比較判別する。ゲインコントロール回路204
はレベル検出比較回路203で判断した判別結果を基
に、目的とする信号レベルに対して入力された信号レベ
ルが大きいと判断した場合は、ゲイン可変アンプ201
のゲインを下げるように制御し、逆に入力された信号レ
ベルが目標とする信号レベルに対して小さいと判断した
場合はゲインを上げるようにゲイン可変アンプ201を
制御する。そして、ゲイン可変アンプ201において信
号レベルが最適化されたデジタル信号が出力部205か
ら出力される。
【0007】次に、図5を用いて上述のゲイン可変アン
プを用いた信号処理回路の応用例を説明する。図5はR
GB信号処理回路の一例を示す。図5において、21
0、211、212はそれぞれR信号、G信号、B信号
の信号入力部、220、221、222はそれぞれ信号
入力部210〜212から入力される信号の信号レベル
を外部からの制御信号に応じて変化させるゲイン可変ア
ンプ、230、231、232はそれぞれゲイン可変ア
ンプ220〜222から出力されるアナログの信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換回路、240はA/D
変換回路230〜232から出力されるデジタル信号を
基に信号レベルを検出して目標値と比較するレベル検出
比較回路、250、251、252はそれぞれレベル検
出比較回路240で検出比較した結果を参照してゲイン
可変アンプ220〜222のゲインを最適な値へ変化さ
せるための制御信号を発生するゲインコントロール回
路、260、261、262はそれぞれA/D変換回路
230〜232から出力されるデジタル信号を外部へ出
力する出力部である。また、270、271、272は
それぞれゲイン可変アンプ220〜222に入力される
信号の信号波形、280、281、282はそれぞれゲ
イン可変アンプ220〜222から出力される信号の信
号波形である。
【0008】以上のように構成された従来のゲイン可変
アンプを用いた信号処理回路において、以下その動作に
ついて説明する。
【0009】信号入力部210〜212から入力される
RGBに分割された映像信号270〜272をそれぞれ
ゲイン可変アンプ220〜222に入力し、後述する最
適な信号レベルになるよう調整する。ゲイン可変アンプ
220〜222を出力した信号をA/D変換回路230
〜232でデジタル信号に変換し、出力部260〜26
2から出力する。
【0010】一般にRGB信号処理のビデオカメラなど
で無彩色の被写体を撮影したとき、無彩色はR=G=B
である必要があるにもかかわらず、CCD等の撮像系か
ら出力するRGB各々の信号レベルのバランスは光源の
色温度等により270〜272のように差異がある。ま
た、それらのバランスは光源が変わると変化してしまう
ので、そのたびごとに同一レベルに合わせ込む「ホワイ
トバランス制御」という制御が必要になってくる。そこ
でA/D変換回路230〜232を出力するデジタル信
号の信号レベルをレベル検出比較回路240で検出し、
G信号に対するR及びB信号の信号レベルの大小を判別
し、ゲインコントロール回路250〜252にその判別
データを送る。ゲインコントロール回路250〜252
ではレベル検出比較回路240で判断した判別データを
基に、例えばG信号に対するR信号の信号レベルが大き
いと判断した場合はゲイン可変アンプ220のゲインを
下げ、逆に信号レベルが小さいと判断した場合は可変ア
ンプ220のゲインを上げて信号波形280〜282の
ようにRGBの信号レベルが一致した信号を得るよう制
御を行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、有彩色を撮影した場合でもRGBの信号
レベルが同一になるような制御がかかるため、いわゆる
退色が生じてしまう。それを避けるため、一般にレベル
検出比較回路240ではできるだけ広範囲の様々な情報
を基に上述のような誤作動が起こらないような工夫がな
されている。その中で最も重要なのは、被写体に照射し
ている光源がどのようなものであるかの判断であり、そ
れを知るためにゲイン可変アンプ220〜222で信号
レベルを変化させる前の信号270〜272の信号レベ
ル比を検出し、その比率から光源を推測するのが望まし
い。しかしながら、従来の場合、レベル検出比較回路2
40がゲイン可変アンプ220〜222の後段に配置さ
れているため、ゲインコントロール回路250〜252
からゲイン可変アンプ220〜222に与える制御信号
の制御レベルからゲイン可変アンプのアンプゲインを推
測し、レベル検出比較回路240で検出した信号レベル
をそのアンプゲインで割ることで推測するしか方法がな
かった。この場合、ゲインコントロール回路250〜2
52から与える制御信号レベルに対するゲイン可変アン
プ220〜222のアンプゲインの関係が正確にわから
ないと、判断した信号レベルに誤差が生じてしまうとい
う問題があった。
【0012】また、ゲイン可変アンプ220〜222を
A/D変換回路230〜232以降に配置する方法もあ
るが、デジタル信号としてゲイン制御をするため、ビッ
ト精度が悪くなるといった問題があった。
【0013】本発明は上記問題点を鑑み、ゲイン可変ア
ンプで信号を変化させる前の信号レベルを正確に検出す
ることができ、よって正確な色信号制御を行うことがで
きる信号処理回路を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明では 入力される映像信号の信号レベルを可
変可能なゲイン可変手段と、前記ゲイン可変手段から出
力される映像信号をデジタル信号に変換する第1のA/
D変換手段と、前記入力される映像信号をデジタル信号
に変換する第2のA/D変換手段と、前記第1及び第2
のA/D変換手段から出力されるデジタル信号の信号レ
ベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル検出手段
での検出レベルに基づき前記ゲイン可変手段におけるゲ
インを制御するゲイン制御手段とからなるものである。
【0015】上記手段により、ゲインを正確に設定する
ことができ、よって色信号制御を正確に行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、入力される映像信号の信号レベルを可変可能なゲイ
ン可変手段と、前記ゲイン可変手段から出力される信号
をデジタル信号に変換する第1のA/D変換手段と、前
記入力される映像信号をデジタル信号に変換する第2の
A/D変換手段と、前記第1及び第2のA/D変換手段
から出力されるデジタル信号の信号レベルを検出するレ
ベル検出手段と、前記レベル検出手段での検出レベルに
基づき前記ゲイン可変手段におけるゲインを制御するゲ
イン制御手段とからなるものであり、このような構成に
より、正確なゲインを設定することができ、よって正確
な色信号制御を行うことができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、R・G・B信号
の処理を行う信号処理回路であって、入力されるR・G
・B信号の各々の信号レベルを可変できるゲイン可変手
段と、前記ゲイン可変手段に入力されるR・G・B信号
をデジタル信号に変換する第1のA/D変換手段と、本
回路に入力されるR・G・B信号をデジタル信号に変換
する第2のA/D変換手段と、前記第1及び第2のA/
D変換手段から出力されるデジタル信号におけるR・G
・Bの比率を計算し前記ゲイン可変手段で可変するゲイ
ンを設定するレベル検出手段と、前記レベル検出手段で
設定されたゲインに基づき前記ゲイン可変手段を制御す
るゲイン制御手段とを備えたものであり、このような構
成により、正確なゲインを設定でき、よって正確な色信
号制御を行うことができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、R・G・B信号
の処理を行う信号処理回路であって、入力されるR・G
・B信号の各々の信号レベルを可変できるゲイン可変手
段と、前記第1のゲイン可変手段に入力されるR・G・
B信号をデジタル信号に変換する第1のA/D変換手段
と、本回路に入力されるR・G・B信号を時系列に並べ
替える信号切り替え手段と、前記信号切り替え手段から
出力されるアナログの映像信号をデジタル信号に変換す
る第3のA/D変換手段と、前記第1及び第3のA/D
変換手段から出力されるデジタル信号におけるR・G・
Bの比率を計算し前記ゲイン可変手段で可変するゲイン
を設定するレベル検出手段と、前記レベル検出手段で設
定されたゲインに基づき前記ゲイン可変手段を制御する
ゲイン制御手段とを備えたものであり、このような構成
により、簡単な構成でRGB信号の比率を計算すること
ができ、正確な色信号制御を行うことができる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する、 (実施の形態1)図1〜図3を用いて本実施の形態の信
号処理回路について説明する。本実施の形態の中で従来
技術と同等の働きをする構成要素には添付番号を同じに
する。
【0020】図1において、200は映像信号が入力さ
れる信号入力部、201は信号入力部200から入力さ
れる映像信号の信号レベルを外部からの制御信号に応じ
て変化させるゲイン可変手段であるゲイン可変アンプ、
100はゲイン可変アンプ201から出力されるアナロ
グの映像信号をデジタル信号に変換する第1のA/D変
換手段である第1のA/D変換回路であり、この第1の
A/D変換回路100を通過する系が本線の信号系であ
る。101はゲイン可変アンプ201に入力される前の
信号をデジタル信号に変換する第2のA/D変換手段で
ある第2のA/D変換回路であり、この第2のA/D変
換回路101を通過する信号系は信号レベルの検出を行
うための経路として取り扱われる。203は第1及び第
2のA/D変換回路100及び101から出力するデジ
タルデータを基に信号レベルを検出して予め設定された
目標値と比較する検出比較手段であるレベル比較手段で
あるレベル検出比較回路、204はレベル検出比較回路
203での検出レベルによりゲイン可変アンプ201の
ゲインを変化させるための制御信号を発生するゲイン制
御手段であるゲインコントロール回路である。205は
A/D変換回路202から出力されるデジタル信号を外
部へ出力する出力部である。
【0021】以上のように構成された本実施の形態のゲ
イン可変アンプを用いた信号処理回路について、以下そ
の動作について説明する。
【0022】信号入力部200から入力される映像信号
は、ゲイン可変アンプ201及び第2のA/D変換回路
101に入力される。ゲイン可変アンプ201では、ゲ
インコントロール回路204からの制御信号により最適
な信号レベルになるよう調整される。ゲイン可変アンプ
201を出力した信号は第1のA/D変換回路100で
デジタル信号に変換され、レベル検出比較回路203に
入力されるとともに、出力部205から外部へ出力され
る。
【0023】一方、信号入力部200に入力された映像
信号は、第2のA/D変換回路101にも入力されてお
り、第2のA/D変換回路101でデジタル信号に変換
され、レベル検出比較回路203に入力される。
【0024】ここで重要なのが、被写体に照射している
光源がどのようなものであるかの判断であり、それを知
るためにゲイン可変アンプ201においてレベルを変化
させる前の信号と変化させた後の信号レベルとの比を検
出し、その比率から光源の状態を推測するのが望まし
い。レベル検出比較回路203ではA/D変換回路10
0から出力する信号レベルのみならず、ゲイン可変アン
プ201の入力前の信号を第2のA/D変換回路101
でデジタル変換して、その出力レベルに応じて被写体に
照射している光源を判断し、ゲインの可変範囲を制限し
ている。つまり、ゲイン可変アンプ201における可変
レベルを、第2のA/D変換回路101から出力する信
号レベルによって、目的とする値に対しての比較データ
をゲインコントロール回路204に送っている。たとえ
ば、信号入力部200に入力される映像信号の信号レベ
ルが目標とする値よりも大きいと判断した場合はゲイン
可変アンプ201のゲインを下げるように、逆に信号レ
ベルが小さいと判断した場合はゲインを上げるように、
制御信号をゲイン可変アンプ201に送る。
【0025】以上のように本実施の形態によれば、ゲイ
ン可変アンプに入力する前の信号と、ゲイン可変アンプ
から出力される信号のレベルとの比率から光源の状態を
推測してゲイン可変アンプにおけるゲインを可変するよ
うにしたことにより、信号レベルを正確に判別して正確
に色信号制御を行うことができる。
【0026】(実施の形態2)次に、本発明の第2の実
施の形態について、以下図2を用いて上述のゲイン可変
アンプを用いた信号処理回路の応用例とした信号処理回
路の一例を示す。図2において、210、211、21
2はそれぞれR信号、G信号、B信号の信号入力部、2
20、221、222はそれぞれ信号入力部210〜2
12から入力される信号の信号レベルを外部からの制御
信号に応じて変化させるゲイン可変手段であるゲイン可
変アンプである。130、131、132はそれぞれゲ
イン可変アンプ220〜222を出力した信号をデジタ
ル信号に変換する第1のA/D変換手段である第1のA
/D変換回路であり、第1のA/D変換回路130〜1
32を通過する経路が本線の信号系である。140、1
41、142はゲイン可変アンプ220〜222に入力
する信号をデジタル信号に変換する第2のA/D変換手
段である第2のA/D変換回路であり、第2のA/D変
換回路140〜142を通過する信号系は信号レベルの
検出を行う手段として取り扱われる。150は第1及び
第2のA/D変換回路130〜132及び140〜14
2から出力されるデジタルデータを基にレベルを検出
し、予め設定された目標値と比較するレベル比較手段で
あるレベル検出比較回路、250、251、252はそ
れぞれレベル検出比較回路150での検出レベルを参照
してゲイン可変アンプ220〜222のゲインを変化さ
せるための制御信号を発生するゲイン制御手段であるゲ
インコントロール回路、260、261、262はそれ
ぞれ第1のA/D変換回路130〜132から出力され
る信号の出力部である。また、270、271、272
はそれぞれゲイン可変アンプ220〜222に入力する
信号の信号波形、280、281、282はそれぞれゲ
イン可変アンプ220〜222から出力する信号の信号
波形である。
【0027】以上のように構成された本実施の形態の信
号処理回路について、以下その動作について説明する。
【0028】信号入力部210〜212から入力される
RGB信号270〜272をゲイン可変アンプ220〜
222に入力し、後述する最適なレベルに信号レベルを
調整し、信号280〜282を得る。ゲイン可変アンプ
220〜222を出力されるアナログの映像信号を第1
のA/D変換回路130〜132でデジタル信号に変換
し、出力部260〜262から外部へ出力される。ま
た、第1のA/D変換回路130〜132から出力され
るデジタル信号は、レベル検出比較回路150にも入力
されている。
【0029】一方、信号入力部210〜212に入力さ
れる信号は第2のA/D変換回路140〜142にも入
力されておりデジタル信号に変換し、レベル検出比較回
路150に入力されている。レベル検出比較回路150
では、まず第2のA/D変換回路140〜142から出
力される信号レベルからRGBの信号レベル比率を計算
し、そのデータを基にゲインコントロール回路250〜
252の可変できるゲインコントロールの範囲を制限す
る。このようにすることで、例えばビデオカメラで光源
の状態を判別し、その光源で収束すべき色信号制御の範
囲を制限してゲインコントロールを行うことができ、精
度の高い誤作動の少ない色信号制御制御ができる。
【0030】その後、第1のA/D変換回路130〜1
32から出力する信号レベルにて、G信号に対するR信
号及びB信号の信号レベルを検出比較する。ゲインコン
トロール回路250〜252はレベル検出比較回路15
0で判断した判別結果を基に、かつ可動できるゲイン範
囲にて、例えばG信号に対するR信号の信号レベルが大
きいと判断した場合はゲイン可変アンプ220のゲイン
を下げ、逆に信号レベルが小さいと判断した場合はゲイ
ンを上げるなどの制御を行う。
【0031】以上のように本実施の形態によれば、ゲイ
ン可変アンプに入力する前の信号におけるRGBの信号
比率から光源の状態を推測してゲイン可変アンプにおけ
るゲインを可変するようにしたことにより、信号レベル
を正確に判別して正確に色信号制御を行うことができ
る。
【0032】(実施の形態3)以下、本発明の第3の実
施の形態について説明する。
【0033】図3は本実施の形態の信号処理回路の構成
を示すブロック図である。図3において、図2と同様の
構成要素については添付番号を同じにし、説明を省略す
る。160はゲイン可変アンプ220〜222に入力す
る信号をそれぞれ時系列に切り替える信号切り替え手段
である信号切り替え回路、161は信号切り替え回路1
60から出力されるアナログの映像信号をデジタル信号
に変換する第3のA/D変換手段である第3のA/D変
換回路であり、第3のA/D変換回路161を通過する
信号系は信号レベルの検出を行うための構成として取り
扱われる。162は第3のA/D変換回路161から出
力されるデジタル信号を基に信号レベルを検出するレベ
ル検出手段であるレベル検出回路である。
【0034】以上のように構成された本実施の形態の信
号処理回路の動作について、以下その動作について説明
する。
【0035】信号入力部210〜212から入力され第
3のA/D変換回路161を通過する信号系は信号レベ
ルの検出を行うだけの構成なので、信号切り替え回路1
60において信号を時系列に分断して情報量を減らし、
回路規模を削減しても問題無い。そこでゲイン可変アン
プ220〜222に入力される信号を信号切り替え回路
160に入力し、RGB信号の時系列信号を形成し、3
本の信号を1本の信号に収束させる。信号切り替え回路
160から出力されるアナログの映像信号を第2のA/
D変換回路161でデジタル信号に変換し、レベル検出
比較回路162で信号レベルを検出する。レベル検出比
較回路150では、まず第3のA/D変換回路161か
ら出力される信号レベルからRGBの信号レベル比率を
計算し、そのデータを基にゲインコントロール回路25
0〜252の可変できるゲインコントロールの範囲を制
限する。このようにすることで、例えばビデオカメラで
光源の状態を判別し、その光源で収束すべき色信号制御
の範囲を制限してゲインコントロールを行うことがで
き、精度の高い誤作動の少ない色信号制御制御ができ
る。
【0036】その後、第1のA/D変換回路130〜1
32から出力する信号レベルにて、G信号に対するR信
号及びB信号の信号レベルを検出比較する。ゲインコン
トロール回路250〜252はレベル検出比較回路16
2で判断した判別結果を基に、かつ可動できるゲイン範
囲にて、例えばG信号に対するR信号の信号レベルが大
きいと判断した場合はゲイン可変アンプ220のゲイン
を下げ、逆に信号レベルが小さいと判断した場合はゲイ
ンを上げるなどの制御を行う。
【0037】以上のように本実施の形態によれば、信号
切り替え回路160により入力される映像信号を時系列
に並べる構成としたことにより、第3のA/D変換回路
を1つにすることができ、回路規模を小さくすることが
できる。
【0038】なお、本発明の各実施の形態の説明では、
レベル検出比較等は回路(ハードウェア)で行うような
説明をしているが、これはマイコンのソフトウェア上で
行っても問題無い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明は、ゲイン可変アン
プにて信号レベルを変化させる前の信号をA/D変換し
てレベル検出を行うので、信号レベルを正確に検出する
ことができる。その結果、本回路を応用したRGB信号
処理回路では例えばビデオカメラから出力するRGB信
号の比率を正確に検出できることから、光源の判断が正
確に行えることになり、より正確な色信号制御を行うこ
とができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の信号処理回路の構成を
示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態2の信号処理回路の構成を
示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3の信号処理回路の構成を
示すブロック図
【図4】従来の信号処理回路の構成を示すブロック図
【図5】従来の信号処理回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
210、211、212 信号入力部 220、221、222 ゲイン可変アンプ 130、131、132 第1のA/D変換回路 140、141、142 第2のA/D変換回路 160 信号切り替え回路 161 第3のA/D変換回路 150、162 レベル検出比較回路 250、251、252 ゲインコントロール回路 260、261、262 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C021 PA53 PA85 RB03 RC01 XA13 5C066 AA20 BA20 CA08 EA04 EA13 GA01 HA02 KA12 KD02 KE19 5J100 AA02 BA01 BC07 CA23 CA28 DA06 EA02 FA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される映像信号の信号レベルを可変
    可能なゲイン可変手段と、前記ゲイン可変手段から出力
    されるアナログの映像信号をデジタル信号に変換する第
    1のA/D変換手段と、前記入力される映像信号をデジ
    タル信号に変換する第2のA/D変換手段と、前記第1
    及び第2のA/D変換手段から出力されるデジタル信号
    の信号レベルを検出するレベル検出手段と、前記レベル
    検出手段での検出レベルに基づき前記ゲイン可変手段に
    おけるゲインを制御するゲイン制御手段とからなること
    を特徴とする信号処理回路。
  2. 【請求項2】 R・G・B信号からなる映像信号の処理
    を行う信号処理回路であって、入力されるR・G・B信
    号の各々の信号レベルを可変可能なゲイン可変手段と、
    前記ゲイン可変手段に入力されるR・G・B信号をデジ
    タル信号に変換する第1のA/D変換手段と、本回路に
    入力されるR・G・B信号をデジタル信号に変換する第
    2のA/D変換手段と、前記第1及び第2のA/D変換
    手段から出力されるデジタル信号におけるR・G・Bの
    比率を計算し前記ゲイン可変手段で可変するゲインを設
    定するレベル検出手段と、前記レベル検出手段で設定さ
    れたゲインに基づき前記ゲイン可変手段におけるゲイン
    を制御するゲイン制御手段とを備えたことを特徴とする
    信号処理回路。
  3. 【請求項3】 R・G・B信号からなる映像信号の処理
    を行う信号処理回路であって、入力されるR・G・B信
    号の各々の信号レベルを可変可能なゲイン可変手段と、
    前記ゲイン可変手段に入力される映像信号をデジタル信
    号に変換する第1のA/D変換手段と、本回路に入力さ
    れるR・G・B信号を時系列に並べ替える信号切り替え
    手段と、前記信号切り替え手段から出力されるR・G・
    B信号をデジタル信号に変換する第3のA/D変換手段
    と、前記第1及び第3のA/D変換手段から出力される
    デジタル信号におけるR・G・Bの比率を計算し前記ゲ
    イン可変手段で可変するゲインを設定するレベル検出手
    段と、前記レベル検出手段で設定されたゲインに基づき
    前記ゲイン可変手段におけるゲインを制御するゲイン制
    御手段とを備えたことを特徴とする信号処理回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100359917C (zh) * 2004-06-02 2008-01-02 晨星半导体股份有限公司 高速视频信号处理系统
US7471339B2 (en) 2004-06-02 2008-12-30 Mstar Semiconductor, Inc. High-speed video signal processing system

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