JP2000133408A - レーザ誘導放電発生装置および同放電発生方法 - Google Patents

レーザ誘導放電発生装置および同放電発生方法

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JP2000133408A
JP2000133408A JP10310870A JP31087098A JP2000133408A JP 2000133408 A JP2000133408 A JP 2000133408A JP 10310870 A JP10310870 A JP 10310870A JP 31087098 A JP31087098 A JP 31087098A JP 2000133408 A JP2000133408 A JP 2000133408A
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Japan
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laser
discharge
electrode
electrodes
induced
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JP10310870A
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English (en)
Inventor
Yosuke Baba
洋介 馬場
Noriyasu Kobayashi
徳康 小林
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Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba FA Systems Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電極の耐久性向上と同時に、安定かつ良好な始
動性を確保することができるスイッチング素子としての
レーザ誘導放電発生装置およびレーザ誘導放電発生方法
を提供する。 【解決手段】レーザ光通過孔を設けた一方の電極1と、
これと対向する他方の電極2と、これら一対の電極1,
2を取り囲む放電管筺体3とを備える。両電極1,2間
に高圧電源から電圧を印加するとともに、レーザ装置1
1から光学系13,14を介し、レーザ光を一方の電極
のレーザ光通過孔を通過させて他方の電極の表面に照射
してレーザプラズマ15を生成し、両電極1,2間を放
電により橋絡させる。一対の電極のうち、他方の電極に
粉体金属または液体金属17を適用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ誘導放電に
おける電気エネルギの流れを制御するパルスパワー技術
に係り、特に高電圧、高速電流立ち上り時間、低ジッタ
と高い性能が必要とされる装置、例えば核融合装置、加
速器、レーザ装置、あるいはレーザを併用したアーク溶
接装置、また放電応用装置などに対して、パルス電源の
スイッチング素子として適用される、レーザ誘導放電発
生装置および同放電発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、レーザ誘導放電を発生させて高
熱利用を行う上記の各種装置においては、最初にその放
電を立上らせる場合、レーザ光を金属電極表面に集束す
るスイッチング素子としてレーザ誘導放電発生装置を使
用する方法が採られている。
【0003】図11は、このようなレーザ誘導放電発生
装置の従来例を示している。
【0004】この図11に示したレーザ誘導放電発生装
置は、主にレーザ光通過孔を設けた電極1と、これと対
向する側面に設置された電極2と、これら電極1,2を
取り囲む絶縁性の放電管筺体3とから構成されている。
この放電管筺体3の内部にバッファガスを、ガスボンベ
4、減圧弁5および流量調節弁6を介して供給する。ま
た、電極1,2間には、直流高圧電源7、充電抵抗8お
よびコンデンサ9により電圧が印加される。
【0005】この状態のときに、レーザ駆動用電源10
により駆動されるレーザ装置11から出射されたパルス
レーザ光12を伝送光学系13を用いて伝送し、集束光
学系14を通過させて電極2の表面に集束して照射する
と、電極2の材料である金属が蒸発または電離し、同時
にレーザプラズマ15が生成され、このレーザプラズマ
15からの紫外線照射による空間電離とプラズマの膨張
による電界ひずみのために電極1,2間が放電により橋
絡される。
【0006】そして、例えばアーク溶接装置等は、電極
2から導出される配線2aに接続された状態で設けら
れ、前記電極1,2間の放電によりスイッチオンとなっ
て溶接等の作業を開始する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレーザ
誘導放電発生装置およびこれを用いたレーザ誘導放電発
生方法においては、レーザの集束点が直接、電極2の表
面に照射されるので、レーザ光または放電による電極2
の損傷が大きく、また電極2の損傷により焦点位置が変
化し、これに接続される各種装置の稼動立上りが不安定
となる等の課題があった。
【0008】本発明はかかる従来の事情に対処してなさ
れたものであり、電極の耐久性向上と同時に、安定かつ
良好な始動性を確保することができるスイッチング素子
としてのレーザ誘導放電発生装置およびレーザ誘導放電
発生方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、レーザ光通過孔を設けた一方
の電極と、これと対向する他方の電極と、これら一対の
電極を取り囲む放電管筺体とを備え、前記両電極間に高
圧電源から電圧を印加するとともに、レーザ装置から光
学系を介し、レーザ光を前記一方の電極のレーザ光通過
孔を通過させて前記他方の電極の表面に照射してレーザ
プラズマを生成し、前記両電極間を放電により橋絡させ
るレーザ誘導放電発生装置において、前記一対の電極の
うち、他方の電極に粉体金属または液体金属を適用した
ことを特徴とするレーザ誘導放電発生装置を提供する。
【0010】請求項2の発明では、レーザ光通過孔を設
けた一方の電極と、これと対向する他方の電極と、これ
ら一対の電極を取り囲む放電管筺体とを備え、前記両電
極間に高圧電源から電圧を印加するとともに、レーザ装
置から光学系を介し、レーザ光を前記一方の電極のレー
ザ光通過孔を通過させて前記他方の電極の表面に照射し
てレーザプラズマを生成し、前記両電極間を放電により
橋絡させるレーザ誘導放電発生装置において、前記光学
系は、前記電極の表面近傍あるいは前記電極間にレーザ
光を2点以上集束して放電を誘導する多焦点光学系を有
することを特徴とするレーザ誘導放電発生装置を提供す
る。
【0011】請求項3の発明では、請求項1または2記
載のレーザ誘導放電発生装置において、放電管筺体に金
属を適用し、これを他方の電極に接続したことを特徴と
するレーザ誘導放電発生装置を提供する。
【0012】請求項4の発明では、請求項3記載のレー
ザ誘導放電発生装置において、他方の電極を陽電極とし
たことを特徴とするレーザ誘導放電発生装置を提供す
る。
【0013】請求項5の発明では、請求項1または2記
載のレーザ誘導放電発生装置において、光学系は、レー
ザ装置から放電管筺体までのレーザ光の伝送路の一部ま
たは全部を光ファイバによって構成したものであること
を特徴とするレーザ誘導放電発生装置を提供する。
【0014】請求項6の発明では、請求項1または2記
載のレーザ誘導放電発生装置において、電極の少なくと
もいずれかを絶縁物で覆い、その絶縁物にレーザ光およ
び放電通過用の開孔を設けたことを特徴とするレーザ誘
導放電発生装置を提供する。
【0015】請求項7の発明では、請求項1または2記
載のレーザ誘導放電発生装置において、放電管電圧の波
形および電流波形ならびにレーザ光のパルス波形に基づ
いて、レーザ光照射時刻から放電開始時刻までの時間が
短く、または一定になるようにレーザ焦点位置を制御す
る制御機構を有することを特徴とするレーザ誘導放電発
生装置を提供する。
【0016】請求項8の発明では、請求項1記載のレー
ザ誘導放電発生装置において、放電管筺体の外部に、粉
体金属または液体金属を放電管筺体内のレーザ焦点位置
へ自由落下により供給する貯蔵用タンクを設けたことを
特徴とするレーザ誘導放電発生装置を提供する。
【0017】請求項9の発明では、請求項1または2記
載のレーザ誘導放電発生装置において、両電極間に電圧
をパルス的に印加するパルス充電回路およびタイミング
制御器を設けたことを特徴とするレーザ誘導放電発生装
置を提供する。
【0018】請求項10の発明では、請求項1から9ま
でのいずれかに記載のレーザ誘導放電発生装置におい
て、放電管筺体および電極からなる複数の放電管と、こ
の各放電管へのパルスレーザ光照射により電流が流れる
トランス1次巻線とを直列に接続したものを、2ユニッ
ト以上並列接続する一方、前記トランス1次巻線に対応
する各トランス2次巻線を直列接続したことを特徴とす
るレーザ誘導放電発生装置を提供する。
【0019】請求項11の発明では、レーザ光通過孔を
設けた一方の電極と、これと対向する他方の電極と、こ
れら一対の電極を取り囲む放電管筺体とを使用して、前
記両電極間に高圧電源から電圧を印加するとともに、レ
ーザ装置から光学系を介し、レーザ光を前記一方の電極
のレーザ光通過孔を通過させて前記他方の電極の表面に
照射してレーザプラズマを生成し、前記両電極間を放電
により橋絡させるレーザ誘導放電発生方法において、前
記一対の電極のうち、他方の電極に粉体金属または液体
金属を設置し、レーザ光を前記粉体金属または液体金属
に照射して放電を誘導することを特徴とするレーザ誘導
放電発生方法を提供する。
【0020】請求項12の発明では、レーザ光通過孔を
設けた一方の電極と、これと対向する他方の電極と、こ
れら一対の電極を取り囲む放電管筺体とを使用して、前
記両電極間に高圧電源から電圧を印加するとともに、レ
ーザ装置から光学系を介し、レーザ光を前記一方の電極
のレーザ光通過孔を通過させて前記他方の電極の表面に
照射してレーザプラズマを生成し、前記両電極間を放電
により橋絡させるレーザ誘導放電発生方法において、前
記電極表面近傍あるいは両電極間にレーザ光を2点以上
集束して放電を誘導することを特徴とするレーザ誘導放
電発生方法を提供する。
【0021】請求項13の発明では、請求項11または
12記載のレーザ誘導放電発生方法において、放電管電
圧波形および電流波形、レーザ光パルス波形信号を測定
し、レーザ光照射時刻から放電開始時刻までの時間が短
く、または一定になるようにレーザ焦点位置を制御する
ことを特徴とするレーザ誘導放電発生方法を提供する。
【0022】請求項14の発明では、請求項10記載の
装置を使用するレーザ誘導放電発生方法であって、放電
管の接続個数の設定により、トランス1次巻線とトラン
ス2次巻線との比を小さくして放電の立上りを速めるこ
とを特徴とするレーザ誘導放電発生方法を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るレーザ誘導放
電発生装置およびレーザ誘導放電発生方法の実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。なお、以下の各実施
形態において、従来例と同様の構成については図11と
同一の符号を付して説明する。また、第2実施形態以降
について、第1実施形態と同様の部分については、図1
と同一の符号を付して、重複する構成および作用の説明
を省略する。
【0024】第1実施形態(図1) 図1は、本発明の第1実施形態を示している。
【0025】本実施形態のレーザ誘導放電発生装置は、
主にレーザ光通過孔を設けた電極1と、これと対向する
側面に設置された電極2と、これら電極1,2を取り囲
む絶縁性の放電管筺体3とから構成されている。この放
電管筺体3の内部にバッファガスを、ガスボンベ4、減
圧弁5および流量調節弁6を介して供給する。また、電
極1,2間には、直流高圧電源7、充電抵抗8およびコ
ンデンサ9により電圧が印加される。
【0026】この状態のときに、レーザ駆動用電源10
により駆動されるレーザ装置11から出射されたパルス
レーザ光12を伝送光学系13を用いて伝送し、集束光
学系14を通過させて電極2の表面に集束して照射する
と、電極2の材料である金属が蒸発または電離し、同時
にレーザプラズマ15が生成され、このレーザプラズマ
15からの紫外線照射による空間電離とプラズマの膨張
による電界ひずみのために電極1,2間が放電により橋
絡される。
【0027】そして、例えばアーク溶接装置等は、電極
2から導出される配線2aに接続された状態で設けら
れ、前記電極1,2間の放電によりスイッチオンとなっ
て溶接等の作業を開始する。
【0028】このものにおいて、本実施形態では、電極
2を、容器16に収容した粉体金属または液体金属17
によって構成してある。
【0029】このような構成によれば、電極2が流体状
態であることから、その表面は常に一定の高さ位置に保
たれる。しかも、パルスレーザ光12の集束点でのレー
ザプラズマ15による電極2の損傷が少ない。
【0030】したがって、本実施形態によれば、常に一
定の焦点位置での電極2に対するパルスレーザ光12の
照射が可能となるため、放電の発生が安定かつ良好な状
態に維持できるとともに、電極2の損傷防止により、そ
の長寿命化が図れるようになる。
【0031】第2実施形態(図2) 図2は、本発明の第2実施形態を示している。
【0032】本実施形態でも基本的な構成は第1実施形
態と略同様であるが、第1実施形態の集束光学系14に
代えて、多焦点光学系18を設け、パルスレーザ光12
を複数点に集束させることができるようにしてある。
【0033】また、電極2は、パルスレーザ光12を透
過させることができるレーザ光透過孔19を有する構成
としてある。
【0034】本実施形態においては、放電管筺体3の内
部にバッファガスがバッファガスボンベ4、減圧弁5お
よび流量調節弁6を介して供給される。また、電極1,
2間には直流高圧電源7、充電抵抗8およびコンデンサ
9により電圧が印加される。この状態のときに、レーザ
駆動用電源10により駆動されるレーザ装置11から出
射されたパルスレーザ光12が伝送光学系13を用いて
伝送され、多焦点光学系17を通過して電極1,2の表
面近傍、あるいは両電極1,2間に2点以上集束され
る。
【0035】これにより、電極1,2の表面近傍のバッ
ファガスが電離し、同時にレーザプラズマ15が2点以
上に生成され、これらのレーザプラズマ15からの紫外
線照射による空間電離とプラズマの膨張による電界ひず
みのために電極1,2間が放電により橋絡される。
【0036】このような本実施形態によれば、2点以上
のプラズマ間で放電が起こるとともに、電極2にはパル
スレーザ光12が透過するレーザ光透過孔19を設けた
ので、電極2の構成材の表面にパルスレーザ光12が直
接集束照射されることがなく、電極2の損傷が少ない。
また、多焦点光学系18により生成された2点以上のレ
ーザプラズマ15により、安定で良好な放電路が形成さ
れる。したがって、安定な放電の発生を長寿命で行うこ
とができる。
【0037】第3実施形態(図3) 図3は、本発明の第3実施形態を示している。
【0038】本実施形態では、放電管筺体3の全体が絶
縁物ではなく、周壁部3aおよび底壁部3bを金属製と
してある。そして、この部分3a,3bを電極2と接続
し、電極2と同電位となるようにしてある。また、放電
管筺体3の上壁部3cは絶縁物製とし、これにより電極
1と金属製の周壁部3aとを絶縁物を介して接続する構
成としてある。なお、本実施形態では、電極2を第2実
施形態と同様のレーザ光透過孔19付きとし、また多焦
点光学系18を採用している。
【0039】このように構成された本実施形態において
は、全体が同軸構造となるので、幾何インダクタンスが
低減する。この幾何インダクタンスは放電電流の立ち上
りを制限するため、本実施形態によれば立ち上りの速い
放電電流の発生が可能となる。したがって、例えば溶接
装置等のスイッチング回路として適用した場合には、迅
速な稼動開始が図れる等の利点が得られる。
【0040】なお、図3には第2実施形態と同様の電極
2を示したが、第1実施形態と同様の粉体金属または液
体金属17を使用した構成としてもよい。また、多焦点
光学系18ではなく、通常の集束光学系14を採用して
もよい。これらの点は、本発明の趣旨に反しない範囲
で、以下の実施形態でも同様である。
【0041】第4実施形態(図4) 図4は、本発明の第4実施形態を示している。
【0042】本実施形態は、基本的に第3実施形態と略
同様であるが、一方の電極1の極性を陰電極とし、他方
の電極2の極性を陽電極とし、この陽電極2を放電管筺
体3の底壁部3bおよび周壁部3aに接続した構成とし
てある。
【0043】このように構成された本実施形態において
は、放電中のイオンによる一方の電極1の表面からのス
パッタによる飛散物が、陽極性となっている放電管筺体
3の周壁部3aおよび底壁部3bに付着することにな
る。
【0044】一般に、スパッタによる飛散物は電気的に
導体であるため、絶縁物に付着すると絶縁耐力が低下す
るが、本実施形態によれば、放電管筺体3の周壁部3a
および底壁部3bが金属製であるため、絶縁耐力低下の
抑制が可能となる。
【0045】第5実施形態(図5) 図5は、本発明の第5実施形態を示している。
【0046】本実施形態は、基本的に第1実施形態と略
同様であるが、伝送光学系13の一部または全部に光フ
ァイバ20を適用するとともに、この光ファイバ20に
入射光学系21と出射光学系22とを設けた構成として
ある。
【0047】このように構成された本実施形態において
は、光ファイバ20の長さ設定および曲折等が容易に行
えるので、レーザ装置11および放電管筺体3等の配置
の自由度が大きくなる。
【0048】このため、本実施形態によれば、レーザ装
置11と放電管筺体3との遠隔配置、あるいは狭隘な場
所への放電管筺体3の設置等が容易に行える。
【0049】なお、本実施形態では、第1実施形態を基
本構成としたが、上述した第2〜第4実施形態、および
後述する第6〜第10実施形態等についても応用するこ
とができる。
【0050】第6実施形態(図6) 図6は、本発明の第6実施形態を示している。
【0051】本実施形態は、放電管筺体3内において、
全ての電極1,2が、パルスレーザ光および放電通過用
の開孔23aを有する絶縁物23で覆われた構成として
ある。この絶縁物23は、例えば上下に分かれた有底筒
状のもので、その底部が互いに接近した配置で放電管筺
体3の内部に設けられている。
【0052】上記構成の本実施形態においては、レーザ
照射または放電による電極1,2の材料の放電管筺体3
の内壁面や他の電極への飛散を防止することができる。
【0053】一般に、飛散物は電気的に導体であるた
め、本実施形態の構成によれば、放電管筺体3の内部で
の絶縁耐力低下の抑制が可能となる。
【0054】本実施形態も第1実施形態を基本構成とし
てあるが、他の実施形態にも応用できる。
【0055】第7実施形態(図7) 図7は、本発明の第7実施形態を示している。
【0056】本実施形態は、電極1,2間に印加された
電圧を測定するための高電圧プローブ24と、放電電流
を測定するためのカレントプローブ25と、レーザ光パ
ルスを測定するためのサンプリングミラー26および光
電管27と、これら高電圧プローブ24、カレントプロ
ーブ25および光電管27からの出力信号を受け、電
圧、放電電流およびレーザ光パルスを測定する測定器2
8を備えている。また、集束光学系は駆動機構付き集光
光学系29として構成してある。そして、測定器28か
ら出力される測定信号を受けて演算を行い、駆動機構付
き集光光学系29を制御する制御機構30を備えてい
る。
【0057】このように構成された本実施形態におい
て、光電管27により測定されたレーザ光パルス波形
と、高電圧プローブ24およびカレントプローブ25に
より測定された電極間電圧波形および放電電流波形か
ら、レーザ光パルス照射時刻と放電開始時刻の時間差が
判定できる。この時間差は照射されるパルスレーザ光1
2の焦点位置に依存することから、制御機構30により
時間差が短く、または一定となるように、駆動機構付き
集光光学系29に制御信号が与えられ、パルスレーザ光
12の焦点位置の制御が行われる。
【0058】このような本実施形態の構成によれば、レ
ーザ光パルス照射時刻と放電開始時刻との時間差が短
く、または一定に制御されるので、安定かつタイミング
ジッタの小さい放電を得ることが可能となる。
【0059】本実施形態も第1実施形態を基本構成とし
てあるが、他の実施形態にも応用できる。
【0060】第8実施形態(図8) 図8は、本発明の第8実施形態を示している。
【0061】本実施形態は、第1実施形態の応用例であ
り、図1に示した放電管筺体3の外部に設けられた粉体
金属または液体金属17の貯蔵用タンク31と、この貯
蔵用タンク31と容器16との間で粉体金属または液体
金属17を循環させる管路31aと、この管路31aに
設けられたポンプ等の循環器32および流量調節弁33
とを備えた構成としてある。
【0062】このように構成された本実施形態において
は、粉体金属または液体金属17を貯蔵用タンク31か
ら流量調節弁33を介してレーザ光焦点位置に所定量循
環させることにより、粉体金属または液体金属17、す
なわち電極材料の表面を、常に一定高さ位置に自動的に
保持することができる。
【0063】したがって、本実施形態によれば、レーザ
光焦点位置の一定保持機能をさらに向上させ、一層安定
した放電を得ることが可能となる。
【0064】本実施形態の構成は、第1実施形態のほ
か、第5〜第7および第9実施形態等にも適用できる。
【0065】第9実施形態(図9) 図9は、本発明の第9実施形態を示している。
【0066】本実施形態は、例えば第1実施形態の構成
に、パルス充電回路34およびタイミング制御器35を
加えた構成としてある。パルス充電回路34は例えば充
電抵抗8とコンデンサ9との間に設けられ、タイミング
制御器35は、パルス充電回路34とレーザ駆動用電源
10とを接続し、電圧波形をレーザ駆動用電源10に供
給するようになっている。
【0067】このように構成された本実施形態において
は、電極1,2間の充電時に印加される電圧波形がパル
ス形状となり、パルス充電完了後にパルスレーザ光12
を照射することとなる。
【0068】直流充電と比較してパルス充電の場合にお
いては、電極1,2間の自己破壊電圧が上昇する。した
がって、本実施形態によれば、小型の放電管で高電圧、
電流を伴う放電を得ることが可能となる。
【0069】なお、本実施形態の構成も第2〜第8実施
形態に応用できる。
【0070】第10実施形態(図10) 図10は、本発明の第10実施形態を示している。
【0071】本実施形態は、前記各実施形態で説明した
放電管筺体3および電極1,2からなる放電管36と、
この各放電管36へのパルスレーザ光12の照射により
電流が流れるトランス1次巻線37とを直列に接続した
ものを、2ユニット以上並列に接続する一方、各トラン
ス1次巻線37に対応する2次巻線38を直列に接続し
た構成としてある。接続装置等は、この2次巻線38に
接続される。
【0072】このように構成された本実施形態におい
て、直流高圧電源7から各放電管36の電極1,2間に
同電圧を印加し、その後パルスレーザ光12を各放電管
36に同時に照射することで、各トランス1次巻線37
に同時に電流が流れる。このとき、各放電管36の電極
1,2間に印加した電圧をVpri とし、各トランス1次
巻線37と2次巻線38との間の巻線比をAとし、放電
管36の個数をBとした場合、トランス2次巻線38の
両端に生じる電圧Vsec は、
【数1】Vsec =Vpri ×A×B ……(1) となる。
【0073】一般に、高い1次,2次間の巻線比を有す
るパルストランスを使用した昇圧では、トランス2次巻
線38の両端に生じる電圧波形の立上り時間は遅くな
る。
【0074】これに対し、本実施形態によれば、巻線比
(Vsec /Vpri )が一定の場合、放電管36の個数B
を多くすることで、上記の(1)式より明らかな如く、
トランス1次,2次間巻線比Aを小さくすることができ
るので、速い立上り時間を維持しつつ電圧上昇を行うこ
とが可能となり、適用する溶接装置等の高効率化が図れ
るようになる。
【0075】
【発明の効果】以上で詳述したように、請求項1および
11記載の発明によれば、電極の表面状態が常に一定に
保たれ、レーザ光の集束点での電極の損傷が少なく、常
に同じ焦点位置での電極への照射が可能となるので、安
定な放電の発生を長寿命で行うことができる。
【0076】請求項2および12記載の発明によれば、
電極表面にレーザ光を直接集束照射しないので電極の損
傷が少なく、生成された2点以上のプラズマにより安定
で良好な放電路が形成けれることにより、安定な放電の
発生を長寿命で行うことができる。
【0077】請求項3記載の発明によれば、放電管が同
軸構造であり、幾何インダクタンスが低減するので、立
ち上りの速い放電電流の発生が可能となる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、電極からの
スパッタによる飛散物を金属製の放電管筺体に付着させ
ることにより、放電管の絶縁部の絶縁耐力低下の抑制が
可能となる。
【0079】請求項5記載の発明によれば、レーザ装置
は放電管との配置の自由度が大きくなり、レーザ装置と
放電管との遠隔配置や狭い場所への放電管の設置等が可
能となる。
【0080】請求項6記載の発明によれば、レーザ照射
または放電による電極材料の飛散を防ぐことができ、放
電管の絶縁耐力低下の抑制が可能となる。
【0081】請求項7および13記載の発明によれば、
レーザ光照射時刻と放電開始時刻の時間差が短く、また
は一定に制御できるので、安定でかつタイミングジッタ
の小さい放電を得ることが可能となる。
【0082】請求項8記載の発明によれば、レーザ光焦
点位置を一定に保つことができるので、安定した放電を
得ることが可能となる。
【0083】請求項9記載の発明によれば、パルス充電
により電極間の自己破壊電圧が上昇するので、小型の放
電管で高い電圧、電流を伴う放電を得ることが可能とな
る。
【0084】請求項10および14記載の発明によれ
ば、放電管の個数を多くすることで、トランスの1次巻
線と2次巻線との間の巻線比を小さくすることができる
ので、速い立上り時間を維持して電圧の昇圧が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図2】本発明の第2実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図3】本発明の第3実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図4】本発明の第4実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図5】本発明の第5実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図6】本発明の第6実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図7】本発明の第7実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図8】本発明の第8実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図9】本発明の第9実施形態によるレーザ誘導放電発
生装置の構成を示す説明図。
【図10】本発明の第10実施形態によるレーザ誘導放
電発生装置の構成を示す説明図。
【図11】従来のレーザ誘導放電発生装置を示す説明
図。
【符号の説明】
1,2 電極 2a 配線 3 放電管筺体 3a 周壁部 3b 底壁部 3c 上壁部 4 ガスボンベ 5 減圧弁 6 流量調節弁 7 直流高圧電源 8 充電抵抗 9 コンデンサ 10 レーザ駆動用電源 11 レーザ装置 12 パルスレーザ光 13 伝送光学系 14 集束光学系 15 レーザプラズマ 16 容器 17 粉体金属または液体金属 18 多焦点光学系 19 レーザ光透過孔 20 光ファイバ 21 入射光学系 22 出射光学系 23 絶縁物 23a 開孔 24 高電圧プローブ 25 カレントプローブ 26 サンプリングミラー 27 光電管 28 測定器 29 集光光学系 30 制御機構 31 貯蔵用タンク 31a 管路 32 循環器 33 流量調節弁 34 パルス充電回路 35 タイミング制御器 36 放電管 37 トランス1次巻線 38 2次巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 徳康 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 3C059 AA01 AB01 CF09 4E082 EA02 EB01 EB11 5F072 YY20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光通過孔を設けた一方の電極と、
    これと対向する他方の電極と、これら一対の電極を取り
    囲む放電管筺体とを備え、前記両電極間に高圧電源から
    電圧を印加するとともに、レーザ装置から光学系を介
    し、レーザ光を前記一方の電極のレーザ光通過孔を通過
    させて前記他方の電極の表面に照射してレーザプラズマ
    を生成し、前記両電極間を放電により橋絡させるレーザ
    誘導放電発生装置において、前記一対の電極のうち、他
    方の電極に粉体金属または液体金属を適用したことを特
    徴とするレーザ誘導放電発生装置。
  2. 【請求項2】 レーザ光通過孔を設けた一方の電極と、
    これと対向する他方の電極と、これら一対の電極を取り
    囲む放電管筺体とを備え、前記両電極間に高圧電源から
    電圧を印加するとともに、レーザ装置から光学系を介
    し、レーザ光を前記一方の電極のレーザ光通過孔を通過
    させて前記他方の電極の表面に照射してレーザプラズマ
    を生成し、前記両電極間を放電により橋絡させるレーザ
    誘導放電発生装置において、前記光学系は、前記電極の
    表面近傍あるいは前記電極間にレーザ光を2点以上集束
    して放電を誘導する多焦点光学系を有することを特徴と
    するレーザ誘導放電発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のレーザ誘導放電
    発生装置において、放電管筺体に金属を適用し、これを
    他方の電極に接続したことを特徴とするレーザ誘導放電
    発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレーザ誘導放電発生装置
    において、他方の電極を陽電極としたことを特徴とする
    レーザ誘導放電発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のレーザ誘導放電
    発生装置において、光学系は、レーザ装置から放電管筺
    体までのレーザ光の伝送路の一部または全部を光ファイ
    バによって構成したものであることを特徴とするレーザ
    誘導放電発生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のレーザ誘導放電
    発生装置において、電極の少なくともいずれかを絶縁物
    で覆い、その絶縁物にレーザ光および放電通過用の開孔
    を設けたことを特徴とするレーザ誘導放電発生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載のレーザ誘導放電
    発生装置において、放電管電圧の波形および電流波形な
    らびにレーザ光のパルス波形に基づいて、レーザ光照射
    時刻から放電開始時刻までの時間が短く、または一定に
    なるようにレーザ焦点位置を制御する制御機構を有する
    ことを特徴とするレーザ誘導放電発生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1記載のレーザ誘導放電発生装置
    において、放電管筺体の外部に、粉体金属または液体金
    属を放電管筺体内のレーザ焦点位置へ自由落下により供
    給する貯蔵用タンクを設けたことを特徴とするレーザ誘
    導放電発生装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載のレーザ誘導放電
    発生装置において、両電極間に電圧をパルス的に印加す
    るパルス充電回路およびタイミング制御器を設けたこと
    を特徴とするレーザ誘導放電発生装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれかに記載
    のレーザ誘導放電発生装置において、放電管筺体および
    電極からなる複数の放電管と、この各放電管へのパルス
    レーザ光照射により電流が流れるトランス1次巻線とを
    直列に接続したものを、2ユニット以上並列接続する一
    方、前記トランス1次巻線に対応する各トランス2次巻
    線を直列接続したことを特徴とするレーザ誘導放電発生
    装置。
  11. 【請求項11】 レーザ光通過孔を設けた一方の電極
    と、これと対向する他方の電極と、これら一対の電極を
    取り囲む放電管筺体とを使用して、前記両電極間に高圧
    電源から電圧を印加するとともに、レーザ装置から光学
    系を介し、レーザ光を前記一方の電極のレーザ光通過孔
    を通過させて前記他方の電極の表面に照射してレーザプ
    ラズマを生成し、前記両電極間を放電により橋絡させる
    レーザ誘導放電発生方法において、前記一対の電極のう
    ち、他方の電極に粉体金属または液体金属を設置し、レ
    ーザ光を前記粉体金属または液体金属に照射して放電を
    誘導することを特徴とするレーザ誘導放電発生方法。
  12. 【請求項12】 レーザ光通過孔を設けた一方の電極
    と、これと対向する他方の電極と、これら一対の電極を
    取り囲む放電管筺体とを使用して、前記両電極間に高圧
    電源から電圧を印加するとともに、レーザ装置から光学
    系を介し、レーザ光を前記一方の電極のレーザ光通過孔
    を通過させて前記他方の電極の表面に照射してレーザプ
    ラズマを生成し、前記両電極間を放電により橋絡させる
    レーザ誘導放電発生方法において、前記電極表面近傍あ
    るいは両電極間にレーザ光を2点以上集束して放電を誘
    導することを特徴とするレーザ誘導放電発生方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載のレーザ誘
    導放電発生方法において、放電管電圧波形および電流波
    形、レーザ光パルス波形信号を測定し、レーザ光照射時
    刻から放電開始時刻までの時間が短く、または一定にな
    るようにレーザ焦点位置を制御することを特徴とするレ
    ーザ誘導放電発生方法。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の装置を使用するレー
    ザ誘導放電発生方法であって、放電管の接続個数の設定
    により、トランス1次巻線とトランス2次巻線との比を
    小さくして放電の立上りを速めることを特徴とするレー
    ザ誘導放電発生方法。
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