JP2000133095A - サージ表示器 - Google Patents

サージ表示器

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JP2000133095A
JP2000133095A JP10307511A JP30751198A JP2000133095A JP 2000133095 A JP2000133095 A JP 2000133095A JP 10307511 A JP10307511 A JP 10307511A JP 30751198 A JP30751198 A JP 30751198A JP 2000133095 A JP2000133095 A JP 2000133095A
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Yasuhiro Shimojima
康弘 下嶋
Masahiro Azuma
正博 東
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Otowa Electric Co Ltd
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Otowa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雷サージの侵入の有無を簡単な構造で表示す
ることができる小型で安価なサージ表示器を提供するこ
とにある。 【解決手段】 表示器本体1から突出自在に支持された
ピン12と、そのピン12の先端に設けられた可動鉄心
13を吸着することによりピン12を非突出状態に保持
する永久磁石14と、ピン12と永久磁石14間に介在
してその可動鉄心13が挿通され、変流器6により検出
されたサージ電流の流入でもって励磁され、その励磁に
より永久磁石14の磁力を打ち消す電磁石コイル15
と、その電磁石コイル15とピン12間に介在してその
ピン12を突出方向に付勢する圧縮ばね16とを具備
し、サージ電流の流入により電磁石コイル15を励磁し
てピン12を永久磁石14から離脱させて突出させ、そ
のピン12の押込みにより初期復帰可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサージ表示器に関
し、例えば落雷などによるサージ電流が電気設備などに
侵入する際に、サージ電流を検出してその侵入経路を把
握して確認するためのサージ表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば落雷などによるサージ電流が電気
設備に侵入すると、その電気設備の各種電気機器におい
て絶縁破壊、誤動作、不動作などのトラブルが発生す
る。このような雷サージに起因するトラブル発生を未然
に防止するため、雷サージの侵入経路を把握して確認す
る必要がある。この雷サージの侵入経路の確認は、電気
設備の故障、劣化の重要な情報となり、この情報に基づ
くことにより、避雷器の設置など効果的な耐雷対策を実
施することができる。
【0003】雷サージの侵入経路を把握して確認するた
めの手段としては、以下のようなサージ表示器がある。
例えば、落雷により鉄塔にサージ電流が流れると、塔脚
の周囲に磁束が発生する。その磁束が表示器のコイル部
に交わることにより、コイル部に微少な電流が誘起され
る。この誘起電流により発火部を点火し、そのガス圧で
表示器ケースの蓋を開き、表示布を外部に放出すること
により落雷地点を表示するものがある。
【0004】また、別のサージ表示器としては、前述の
場合と同様にサージ電流が流れると、磁界が生じること
を利用して、その磁界に交わるコイルに電圧を誘起させ
る。この誘起電圧によりガス発生器内のガス発生剤を発
火させ、表示部に顔料を吹き付け表示するものもある。
更に、他のサージ表示器としては、雷サージの侵入回数
を計数表示するサージカウンタ等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した従
来のサージ表示器では、サージ電流により発火部を点火
させ、そのガス圧によりケースの蓋を開放して表示布を
外部へ放出させる構造や、サージ電流によりガス発生器
内のガス発生剤を発火させ、表示部に顔料を吹き付ける
構造を有するため、それらの構造が複雑となって安価な
表示器を提供することが困難であった。また、雷サージ
の侵入回数を計数表示するようなサージカウンタでは、
その侵入回数を表示するための電源を必要とすることか
ら、表示器自体が大型になると共に製品のコストアップ
を招来するという問題があった。
【0006】そこで、本発明は前述した問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とするところは、雷サージ
の侵入の有無を簡単な構造で表示することができる小型
で安価なサージ表示器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための技術的手段として、本発明は、表示器本体に対し
て突出自在に支持された表示ピンと、その表示ピンの基
端に設けられた可動鉄心を吸着することにより表示ピン
を非突出状態に保持する永久磁石と、表示ピンと永久磁
石間に介在してその可動鉄心が挿通され、変流器により
検出されたサージ電流の流入でもって励磁され、その励
磁により永久磁石の磁力を打ち消す電磁石コイルと、そ
の電磁石コイルと表示ピン間に介在してその表示ピンを
突出方向に付勢する圧縮ばねとを備えたことを特徴とす
る。
【0008】このサージ表示器では、定常状態で表示ピ
ンの基端にある可動鉄心が永久磁石に吸着されることに
より、表示ピンが表示器本体に対して圧縮ばねの弾性力
に抗して非突出状態にある。そして、落雷などによるサ
ージ電流が変流器により検出されると、そのサージ電流
でもって電磁石コイルが励磁されて永久磁石の磁力を打
ち消すような磁力が発生する。これにより永久磁石によ
る磁気吸着力が解除されて可動鉄心が永久磁石から離脱
し、表示ピンが表示器本体に対して圧縮ばねの弾性力に
より突出する。この表示ピンの突出によりサージ電流の
侵入を把握して確認することができる。
【0009】なお、本発明では、前述した圧縮ばねを使
用せず、サージ電流の流入により電磁石コイルを励磁し
て表示ピンを永久磁石から離脱させて自重により突出さ
せるようにすることも可能である。
【0010】また、表示ピンの外周面に螺旋溝を刻設す
ると共に、その表示ピンが挿通させた表示器本体の孔の
内周面に螺旋溝に嵌まり込むガイドピンを突設し、表示
ピンの先端面及び表示器本体の孔周縁部位で表示色を分
割し、ガイドピンと螺旋溝による誘導でもって表示ピン
を回転させながら突出させれば、表示ピンが突出した状
態で、表示ピンの先端面と表示器本体の孔周縁部位とで
表示色が位置ずれした状態となるので、表示ピンの正面
からの目視確認が容易となる。
【0011】さらに、本発明は、表示器本体に対して回
転自在に支持され、円周面に雷サージの侵入回数を表示
するための数字列が表わされた表示ドラムと、その表示
ドラムの接線方向に往復移動可能に支持され、表示ドラ
ムと同軸的に設けられたラチェットに先端が係合する係
止部材と、その係止部材の基端に設けられた可動鉄心が
挿通され、変流器により検出されたサージ電流の流入で
もって励磁され、その励磁により前記可動鉄心を介して
係止部材を引き付ける電磁石コイルと、その電磁石コイ
ルと係止部材間に介在してその係止部材を引き付け方向
と逆方向に付勢する圧縮ばねとを備え、サージ電流が流
入する毎に電磁石コイルの励磁と圧縮ばねの弾性力によ
る初期復帰を繰り返すことにより表示ドラムを間欠的に
回転させることを特徴とする。
【0012】このサージ表示器では、サージ電流が流入
する毎に電磁石コイルの励磁と圧縮ばねの弾性力による
初期復帰を繰り返すことにより表示ドラムを間欠的に回
転させて、表示ドラムの円周面に表わされた数字列でも
って雷サージの侵入回数を簡単な構造でもって計数する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るサージ表示器の実施
形態を以下に詳述する。
【0014】図2(a)〜(c)に示す実施形態のサー
ジ表示器は、小型箱状の表示器本体1からなり、その天
面1aに後述する表示ピン12が貫通する孔3が形成さ
れ、また、両側面1bにアレスタ (避雷器)の接地線
4を挿通させる貫通孔5が形成されている。なお、この
表示器は、雷サージの侵入経路を把握して確認する必要
がある箇所に設置することから、前述した接地線4を挿
通させた状態で取り付け部2でもって壁面などにねじ止
め等により固定される。
【0015】このサージ表示器は、例えば図3に示すよ
うな回路構成を具備する。すなわち、前述した接地線4
に流れるサージ電流を検出するための変流器6(例えば
SNコイル)の両端がバリスタ7を介して整流回路8の
入力側に接続されている。なお、バリスタ7は、接地線
4に過大なサージ電流が流れた場合に整流回路8を保護
するものである。整流回路8はダイオードをブリッジ構
成したもので、その出力側に電解コンデンサ9を介して
自己保持型ソレノイド(プランジャ)10が電気的に接
続されている。
【0016】これら変流器6、バリスタ7、整流回路
8、電解コンデンサ9及び自己保持型ソレノイド10か
らなる電子部品群は、図1(a)(b)に示すように前
述した表示器本体1に格納されたプリント配線基板11
上に実装される。
【0017】特に、自己保持型ソレノイド10は、同図
に示すように表示器本体1から突出自在に支持された表
示ピン12と、その表示ピン12の基端に設けられた可
動鉄心13を吸着することにより表示ピン12を非突出
状態に保持する永久磁石14と、表示ピン12と永久磁
石14間に介在してその可動鉄心13が挿通され、変流
器6により検出されたサージ電流の流入でもって励磁さ
れ、その励磁により永久磁石14の磁力を打ち消す電磁
石コイル15と、その電磁石コイル15と表示ピン12
間に介在してその表示ピン12を突出方向に付勢する圧
縮ばね16とを備えた構造を有する(図4参照)。
【0018】なお、この表示ピン12は、圧縮ばね16
により突出方向に付勢されているが、プリント配線基板
11上に立設された支持フレーム17により突出先端位
置が規制されている。
【0019】次に、前述した構造を有するサージ表示器
の動作を、雷サージが侵入していない定常状態と雷サー
ジが侵入したサージ電流検出状態について説明する。
【0020】まず、雷サージが侵入していない定常状態
では、表示ピン12の基端にある可動鉄心13が永久磁
石14に吸着されることにより、表示ピン12が表示器
本体1に対して圧縮ばね16の弾性力に抗して非突出状
態にある〔図1(a)参照〕。
【0021】一方、落雷などによりアレスタ(避雷器)
の接地線4に雷サージが侵入して変流器6によりサージ
電流が検出されると、そのサージ電流でもって電磁石コ
イル15が励磁されて永久磁石14の磁力を打ち消すよ
うな磁力が発生する。これにより永久磁石14による磁
気吸着力が解除されて可動鉄心13が永久磁石14から
離脱し、表示ピン12が表示器本体1に対して圧縮ばね
16の弾性力により突出する(図5参照)。この表示ピ
ン12の突出状態を目視することによりサージ電流の侵
入を把握して確認することができる。
【0022】なお、前述した実施形態では、雷サージの
侵入によりサージ電流が検出されると、表示ピン12が
表示器本体1に対して圧縮ばね16の弾性力により突出
する構造のものであるが、本発明はこれに限定されるこ
となく、図6(a)(b)に示すように圧縮ばねを利用
しない構造のものも可能である。
【0023】この実施形態では、表示ピン12の突出方
向が鉛直下方となるように表示器本体1を設置する。雷
サージが侵入していない定常状態では、表示ピン12の
基端にある可動鉄心13が永久磁石14に吸着されるこ
とにより、表示ピン12が表示器本体1に対して非突出
状態にある〔図6 (a)参照〕。
【0024】一方、雷サージの侵入によりサージ電流が
検出されると、そのサージ電流でもって電磁石コイル1
5が励磁されて永久磁石14の磁力を打ち消すような磁
力が発生する。これにより永久磁石14による磁気吸着
力が解除されて可動鉄心13が永久磁石14から離脱
し、表示ピン12が表示器本体1に対して自重により突
出する〔図6(b)参照〕。この表示ピン12の突出状
態を目視することによりサージ電流の侵入を把握して確
認することができる。
【0025】なお、この実施形態では、表示ピン12の
突出位置は、表示器本体1の孔3の周縁に表示ピン12
のフランジ部24が当接することにより規制される。
【0026】また、本発明では、表示ピン12を表示器
本体1から突出させる構造であることから、表示ピン1
2の突出状態をその正面から目視確認することを容易に
するため、図7及び図8(a)(b)に示す構造とする
ことが望ましい。
【0027】すなわち、同図に示すように表示ピン12
の先端部分の外周面に螺旋溝18を刻設すると共に、そ
の表示ピン12が挿通される表示器本体1の孔3の内周
面(図示せず)に前述の螺旋溝18に嵌まり込むガイド
ピン19を突設する。さらに、図8(a)に示すように
表示ピン12の先端面及び表示器本体1の孔3の周縁部
位25で表示色を分割する。例えば、表示ピン12の先
端面及び表示器本体1の孔3の周縁部位25について、
図示左半分(図中斜線部分)を赤色、図示右半分(図中
非斜線部分)を青色に着色する。
【0028】このようにすれば、雷サージの侵入により
サージ電流が検出されて表示ピン12が突出するに際し
て、表示ピン12はガイドピン19と螺旋溝18による
誘導でもって回転しながら突出し、最終的な突出状態
で、表示ピン12は非突出状態から半回転した状態とな
り、その結果、図8 (b)に示すように表示ピン12
の表示色である赤色が図示右側に配置されることになっ
て、表示ピン12の突出状態をその正面から目視確認す
ることが容易となる。
【0029】さらに、他の実施形態として、図9(a)
(b)に示すように電源を使用することなく、簡単な構
造により雷サージの侵入回数を計数するものも可能であ
る。
【0030】このサージ表示器は、同図(a)に示すよ
うに表示器本体(図示せず)に対して回転自在に支持さ
れ、円周面に雷サージの侵入回数を表示するための数字
列20が表わされた表示ドラム21と、同図(b)に示
すようにその表示ドラム21の接線方向に往復移動可能
に支持され、表示ドラム21と同軸的に設けられたラチ
ェット22に先端が係合する係止部材23と、その係止
部材23の基端に設けられた可動鉄心13が挿通され、
変流器6により検出されたサージ電流の流入でもって励
磁され、その励磁により可動鉄心13を介して係止部材
23を引き付ける電磁石コイル15と、その電磁石コイ
ル15と係止部材23間に介在してその係止部材23を
引き付け方向と逆方向に付勢する圧縮ばね16とを備え
た構造を具備する。
【0031】このサージ表示器では、変流器6により検
出されたサージ電流の流入でもって電磁石コイル15が
励磁され、その電磁石コイル15が励磁される毎に可動
鉄心13を介して係止部材23が圧縮ばね16の弾性力
に抗して引き付けられ、その電磁石コイル15が非励磁
状態になれば圧縮ばね16の弾性力により初期復帰し、
これを繰り返すことにより表示ドラム21が間欠的に回
転し、その円周面に表わされた数字列20でもって雷サ
ージの侵入回数が計数される。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、表示器本体から突出自
在に支持された表示ピンと、その表示ピンの基端に設け
られた可動鉄心を吸着することにより表示ピンを非突出
状態に保持する永久磁石と、表示ピンと永久磁石間に介
在してその可動鉄心が挿通され、変流器により検出され
たサージ電流の流入でもって励磁され、その励磁により
永久磁石の磁力を打ち消す電磁石コイルとを備え、必要
であれば、その電磁石コイルと表示ピン間に介在してそ
の表示ピンを突出方向に付勢する圧縮ばねとを備えた自
己保持型ソレノイドを利用したことにより、雷サージの
侵入の有無を簡単な構造で表示することができ、従来の
サージカウンタのように電源を必要とすることなく、小
型で安価なサージ表示器を提供できてその実用的価値は
大きい。
【0033】また、表示ピンの外周面に螺旋溝を刻設す
ると共に、その表示ピンが挿通させた表示器本体の孔の
内周面に螺旋溝に嵌まり込むガイドピンを突設し、表示
ピンの先端面及び表示器本体の孔周縁部位で表示色を分
割し、ガイドピンと螺旋溝による誘導でもって表示ピン
を回転させながら突出させる構造とすれば、表示ピンが
突出した状態で、表示ピンの先端面と表示器本体の孔周
縁部位とで表示色が位置ずれした状態となるので、表示
ピンの正面からの目視確認が容易となる。
【0034】さらに、本発明は、雷サージの侵入回数を
表示するための数字列が表わされた表示ドラムを、サー
ジ電流が流入する毎に電磁石コイルの励磁と圧縮ばねの
弾性力による初期復帰を繰り返すことにより間欠的に回
転させることにより、従来のサージカウンタのように電
源を必要とすることなく、雷サージの侵入回数を簡単な
構造でもって計数することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態におけるサージ表示
器の内部構造を示す正面図 (b)は(a)の平面図
【図2】(a)は本発明の実施形態におけるサージ表示
器の外観を示す平面図 (b)は(a)の正面図 (c)は(a)の側面図
【図3】本発明の実施形態におけるサージ表示器の回路
構成を示す回路図
【図4】サージ表示器に内蔵した自己保持形ソレノイド
を示す組立分解正面図
【図5】サージ表示器のピンが突出したサージ電流検出
状態での内部構造を示す正面図
【図6】(a)は本発明において、圧縮ばねを利用しな
い他の実施形態で、表示ピンの非突出状態を示す概略部
分断面図 (b)は(a)の表示ピンが突出した状態を示す概略部
分断面図
【図7】表示ピンの先端部分の外周面に螺旋溝を刻設し
た場合を示す部分斜視図
【図8】(a)は表示ピンの先端面及び表示器本体の孔
周縁部位で表示色を分割した場合で表示ピンの非突出状
態を示す部分平面図 (b)は(a)の表示ピンが突出して半回転した状態を
示す部分平面図
【図9】(a)は円周面に雷サージの侵入回数を表示す
るための数字列を表わした表示ドラムを示す斜視図 (b)は(a)の表示ドラムを間欠的に回転させる機構
を示す概略構成図
【符号の説明】
1 表示器本体 12 ピン 13 可動鉄心 14 永久磁石 15 電磁石コイル 16 圧縮ばね 18 螺旋溝 19 ガイドピン 20 数字列 21 表示ドラム 23 係止部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器本体に対して突出自在に支持され
    た表示ピンと、その表示ピンの基端に設けられた可動鉄
    心を吸着することにより表示ピンを非突出状態に保持す
    る永久磁石と、前記表示ピンと永久磁石間に介在してそ
    の可動鉄心が挿通され、変流器により検出されたサージ
    電流の流入でもって励磁され、その励磁により永久磁石
    の磁力を打ち消す電磁石コイルと、その電磁石コイルと
    表示ピン間に介在してその表示ピンを突出方向に付勢す
    る圧縮ばねとを備え、サージ電流の流入により電磁石コ
    イルを励磁して表示ピンを永久磁石から離脱させて圧縮
    ばねの弾性力により突出させ、その表示ピンの押込みに
    より初期復帰可能としたことを特徴とするサージ表示
    器。
  2. 【請求項2】 表示器本体に対して突出自在に支持され
    た表示ピンと、その表示ピンの基端に設けられた可動鉄
    心を吸着することにより表示ピンを非突出状態に保持す
    る永久磁石と、前記表示ピンと永久磁石間に介在してそ
    の可動鉄心が挿通され、変流器により検出されたサージ
    電流の流入でもって励磁され、その励磁により永久磁石
    の磁力を打ち消す電磁石コイルとを備え、サージ電流の
    流入により電磁石コイルを励磁して表示ピンを永久磁石
    から離脱させて自重により突出させ、その表示ピンの押
    込みにより初期復帰可能としたことを特徴とするサージ
    表示器。
  3. 【請求項3】 前記表示ピンの外周面に螺旋溝を刻設す
    ると共に、その表示ピンが挿通させた表示器本体の孔の
    内周面に前記螺旋溝に嵌まり込むガイドピンを突設し、
    表示ピンの先端面及び表示器本体の孔周縁部位で表示色
    を分割し、ガイドピンと螺旋溝による誘導でもって表示
    ピンを回転させながら突出させることを特徴とする請求
    項1又は2記載のサージ表示器。
  4. 【請求項4】 表示器本体に対して回転自在に支持さ
    れ、円周面に雷サージの侵入回数を表示するための数字
    列が表わされた表示ドラムと、その表示ドラムの接線方
    向に往復移動可能に支持され、表示ドラムと同軸的に設
    けられたラチェットに先端が係合する係止部材と、その
    係止部材の基端に設けられた可動鉄心が挿通され、変流
    器により検出されたサージ電流の流入でもって励磁さ
    れ、その励磁により前記可動鉄心を介して係止部材を引
    き付ける電磁石コイルと、その電磁石コイルと係止部材
    間に介在してその係止部材を引き付け方向と逆方向に付
    勢する圧縮ばねとを備え、サージ電流が流入する毎に電
    磁石コイルの励磁と圧縮ばねの弾性力による初期復帰を
    繰り返すことにより表示ドラムを間欠的に回転させるこ
    とを特徴とするサージ表示器。
JP10307511A 1998-10-28 1998-10-28 サージ表示器 Withdrawn JP2000133095A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009014685A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 East Japan Railway Co 電流検出表示装置
CN114167232A (zh) * 2021-11-25 2022-03-11 海南电网有限责任公司万宁供电局 一种输电线路用雷击闪络次数计数装置

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