JP2000132318A - 多機能ペン - Google Patents

多機能ペン

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JP2000132318A
JP2000132318A JP10300897A JP30089798A JP2000132318A JP 2000132318 A JP2000132318 A JP 2000132318A JP 10300897 A JP10300897 A JP 10300897A JP 30089798 A JP30089798 A JP 30089798A JP 2000132318 A JP2000132318 A JP 2000132318A
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JP
Japan
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pen
main body
marker
medium
stylus
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10300897A
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English (en)
Inventor
Hidehiko Yamaguchi
英彦 山口
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PLUS KOGYO KK
Original Assignee
PLUS KOGYO KK
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Publication date
Application filed by PLUS KOGYO KK filed Critical PLUS KOGYO KK
Priority to JP10300897A priority Critical patent/JP2000132318A/ja
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  • Pens And Brushes (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1本のペンにマーカーペンとスタイラスペン
との機能を持たせる。インタラクティブ装置等に誤って
マーカーペンを使ってしまうのを防ぐ。 【解決手段】 媒体に対する筆記具及び位置座標入力具
として使用される多機能ペンに関する。内部にインクが
充填された本体11と、この本体11に取り付けられて
前記インクを外部に導出するマーカーペン用ペン先13
と、マーカーペン用ペン先13を覆うように本体11に
着脱可能に装着されるキャップ21と、キャップ21に
突設されたスタイラスペン用ペン先22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筆記具としてのマ
ーカーペンの機能と、位置座標入力具としてのスタイラ
スペンの機能とを併せ持った多機能ペンに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ホワイトボードや電子黒板、リア
ルタイム入力装置(筆記面に入力した情報の位置座標を
センサにより検出してリアルタイムでパソコンに転送す
るデータ入力装置)、前記パソコンへの入力データをプ
ロジェクタによりスクリーンやボード上に投影表示する
表示装置(インタラクティブ装置)等、各種の情報入力
/表示装置が提供されてきている。
【0003】これらの情報入力/表示装置のうち、周知
のように例えばホワイトボードや電子黒板では、ボード
やフィルム(以下、スクリーンも含めて媒体という)の
表面に文字、図形等をマーカーペンにより筆記してい
る。また、上述したリアルタイム入力装置では、マーカ
ーペンにより媒体に加えられた圧力を感圧センサ等によ
り検出して筆記跡の位置座標データを得ている。更に、
インタラクティブ装置では、筆記跡の残らないスタイラ
スペンを用いて投影用の媒体上に文字等を入力し、感圧
センサ等により検出した位置座標データをパソコンに転
送してモニタに表示すると共に、この表示画像をプロジ
ェクタにより媒体上に投影表示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のインタラクティ
ブ装置を使用する際に、誤って通常のマーカーペンによ
り媒体上に筆記してしまうと、媒体上にはその筆記跡と
プロジェクタによる投影画像とが重複して表示されるこ
とになる。このため、入力位置座標データの検出精度に
よっては筆記跡と投影画像とがずれて二重に表示されて
しまい、非常に見にくくなる。また、画面を更新しても
媒体上にはマーカーペンによる筆記跡が残ってしまう。
更に、この種の装置では、投影効果を高めるために媒体
表面を加工して細かな凹凸状の艶消し面にすることが多
いが、誤ってマーカーペンを使用した場合には、媒体表
面の凹部にマーカーペンのインクが入り込んでしまって
消すのが困難である。
【0005】また、電子黒板やリアルタイム入力装置、
インタラクティブ装置等を1台で兼用可能とした情報入
力/表示装置では、用途に応じてマーカーペンとスタイ
ラスペンとの両方を用意しなければならず、煩雑である
とともにペン置きに場所をとっていた。
【0006】そこで本発明は、スタイラスペン及びマー
カーペンの機能を兼ね備えることにより、各種の情報入
力/表示装置に1本で対応可能な多機能ペンを提供しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、媒体に対する筆記具及び位
置座標入力具として使用される多機能ペンであって、内
部にインクが充填された本体と、この本体に取り付けら
れて前記インクを外部に導出するマーカーペン用ペン先
と、前記マーカーペン用ペン先を覆うように前記本体に
着脱可能に装着されるキャップと、前記キャップに突設
されたスタイラスペン用ペン先と、を備えたものであ
る。
【0008】ここで、請求項2に記載するように、媒体
上の入力位置座標を感圧センサにより検出する方式の情
報入力/表示装置においては、上記スタイラスペン用ペ
ン先として、媒体表面を傷付けることなく感圧センサの
加圧に最適な材料を用いると良い。
【0009】また、請求項3に記載するように、媒体上
の入力位置座標を電磁センサにより検出する方式の情報
入力/表示装置においては、上記スタイラスペン用ペン
先として、電磁センサとの電磁作用により電磁センサ側
に電気的信号を発生させる材料を用いると良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は、実施形態の構成を示す断面図で
ある。図において、11は本体であり、その内部にはマ
ーカーペン用のインクが充填されている。本体11の軸
方向に沿った先端部12には、フェルト等からなるマー
カーペン用ペン先13が取り付けられており、周知のよ
うに本体11内のインクを毛細管現象により吸い上げて
外部表面に導出させ、筆記できるように構成されてい
る。
【0011】一方、21は前記先端部12に装着されて
インクの蒸発を防ぐための帽体状のキャップであり、そ
の中心軸上の頭頂部にはスタイラスペン用ペン先22
(スタイラス)が突設されている。
【0012】この実施形態をスタイラスペンとしてイン
タラクティブ装置等に使用する場合、上記ペン先22に
は種々の材質のものが考えられる。例えば、媒体表面を
加圧することにより媒体側の感圧センサにて入力位置座
標を検出する場合には、ペン先22による加圧時に媒体
表面を傷付けないような材質としてナイロンやフェルト
を用いると良い。
【0013】また、媒体側に電磁センサを備え、この電
磁センサとペン先22との電磁作用により入力位置座標
を検出する場合には、次のような例が考えられる。例え
ば、媒体側の電磁センサがホール素子等の磁気検出素子
であるときには、ペン先22自体を永久磁石により構成
したりその一部に永久磁石を取り付けることにより、ペ
ン先22からの磁力線を電磁センサが検出して入力位置
座標を検出することができる。更に、媒体側の電磁セン
サが交流磁界を発生するコイルであり、このコイルとペ
ン先22との電磁結合によってコイルの鎖交磁束数を変
化させ、コイルの誘導起電力の変化から入力位置座標を
検出する場合には、ペン先22にフェライトや鉄等の磁
性体を用いると良い。また、ペン先22に微小コイルを
内蔵することにより相互誘導を起こさせて入力位置座標
を検出することもできる。
【0014】既に明らかなように、この多機能ペンをホ
ワイトボードや電子黒板用のマーカーペンとして使用す
る場合には、キャップ21を外して、マーカーペン用ペ
ン先13によりボードやフィルム等の媒体表面に筆記す
る。また、リアルタイム入力装置やインタラクティブ装
置用のスタイラスペンとして使用する場合には、キャッ
プ21を本体11の先端部12に装着した状態のまま
で、スタイラスペン用ペン先22により媒体表面に位置
座標を入力すればよい。
【0015】なお、図1に示した実施形態はあくまで本
発明の一例に過ぎず、構造上、種々の変形が可能であ
る。例えば、図1ではキャップ21とスタイラスペン用
ペン先22とを別材料によって形成することを想定して
いるが、両者を同一材料によって一体的に形成しても良
い。また、マーカーペンとして使用するために取り外し
たキャップ21を、本体11の後端部に一時的に装着し
て保持させるための段部(先端部12とほぼ同一構造の
段部)を設けても良い。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、1本のペ
ンにマーカーペン及びスタイラスペンの機能を持たせる
ことができる。特に、マーカーペンとして使用する場合
にはキャップを取る動作が必要なため、使用者にとって
はこのことがマーカーペンの使用を意識付けることにな
り、インタラクティブ装置等に誤ってマーカーペンを使
ってしまう恐れをなくすことができる。
【0017】また、マーカーペンとスタイラスペンとを
個別に用意する必要がないので、それらの管理に煩わさ
れることもなく、ペン置き用の場所もとらない。更に、
構造としては極めて簡単であるから、低コストにて提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 本体 12 先端部 13 マーカーペン用ペン先 21 キャップ 22 スタイラスペン用ペン先

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体に対する筆記具及び位置座標入力具
    として使用される多機能ペンであって、 内部にインクが充填された本体と、 この本体に取り付けられて前記インクを外部に導出する
    マーカーペン用ペン先と、 前記マーカーペン用ペン先を覆うように前記本体に着脱
    可能に装着されるキャップと、 前記キャップに突設されたスタイラスペン用ペン先と、 を備えたことを特徴とする多機能ペン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多機能ペンにおいて、 前記スタイラスペン用ペン先は、前記媒体側に設けられ
    た感圧センサを加圧することにより位置座標を入力する
    ことを特徴とする多機能ペン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の多機能ペンにおいて、 前記スタイラスペン用ペン先は、前記媒体側に設けられ
    た電磁センサとの電磁作用により位置座標を入力するこ
    とを特徴とする多機能ペン。
JP10300897A 1998-10-22 1998-10-22 多機能ペン Withdrawn JP2000132318A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2387426A (en) * 2002-04-08 2003-10-15 Leslie Muir A pointing device for contacting a computer screen without leaving fingerprints or pen marks
JP2006088631A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Kotobuki & Co Ltd スタイラス機構付き筆記具
KR200462280Y1 (ko) 2010-02-08 2012-09-04 이승희 정전용량방식의 터치스크린을 갖는 휴대용 단말기에 적용되는 정전용량방식의 터치펜 겸용 필기구
JP2013532867A (ja) * 2010-07-27 2013-08-19 ゾン、ヨンウ タッチ型入力装置
CN104002589A (zh) * 2014-06-05 2014-08-27 常州市南飞机械有限公司 多功能便利存储笔
JP2017521290A (ja) * 2014-05-30 2017-08-03 劉 保伸LIU, Bao−Shen 握持を容易にする異軸ペン
CN110543247A (zh) * 2018-05-28 2019-12-06 北京小米移动软件有限公司 触控笔及具有触控屏的电子设备

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Effective date: 20060110