JP2000131565A - 光学コネクタのアラインメント・アダプタとその作成方法 - Google Patents
光学コネクタのアラインメント・アダプタとその作成方法Info
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- JP2000131565A JP2000131565A JP11120863A JP12086399A JP2000131565A JP 2000131565 A JP2000131565 A JP 2000131565A JP 11120863 A JP11120863 A JP 11120863A JP 12086399 A JP12086399 A JP 12086399A JP 2000131565 A JP2000131565 A JP 2000131565A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/3873—Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
- G02B6/3885—Multicore or multichannel optical connectors, i.e. one single ferrule containing more than one fibre, e.g. ribbon type
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 多ファイバ・コネクタ間の正確なアライメン
トを確保するアダプタとその作成方法に関する。 【解決手段】 コネクタを受ける中心開口を有するほぼ
平面の平板の形態である、多光ファイバ・コネクタとと
もに使用するアラインメント・アダプタ68。平板は、
中心開口の対向する側に、多ファイバ・コネクタ内に保
持されたファイバと規定の空間的関係で配置された1対
のアラインメント口72を含む。アラインメント・アダ
プタ68の中心開口を通してコネクタを受けると、アラ
インメント・アダプタ68のアラインメント口72が、
コネクタに形成されたアラインメント口72と正確に位
置合わせされる。
トを確保するアダプタとその作成方法に関する。 【解決手段】 コネクタを受ける中心開口を有するほぼ
平面の平板の形態である、多光ファイバ・コネクタとと
もに使用するアラインメント・アダプタ68。平板は、
中心開口の対向する側に、多ファイバ・コネクタ内に保
持されたファイバと規定の空間的関係で配置された1対
のアラインメント口72を含む。アラインメント・アダ
プタ68の中心開口を通してコネクタを受けると、アラ
インメント・アダプタ68のアラインメント口72が、
コネクタに形成されたアラインメント口72と正確に位
置合わせされる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は概ね光ファイバ・コ
ネクタの分野に関し、特に多ファイバ・コネクタ間の正
確なアラインメントを確保するアダプタとその作成方法
に関する。
ネクタの分野に関し、特に多ファイバ・コネクタ間の正
確なアラインメントを確保するアダプタとその作成方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】高速マルチメディア・サービスに対する
需要が確実に増加するとともに、通信サービス・プロバ
イダが高帯域信号を搬送するネットワークを設計するに
つれ、光ファイバ・テクノロジーへの関心が高まってい
る。光ファイバ・テクノロジーがこのように魅力的なの
は、光伝送の膨大な帯域機能のためである。可視および
近可視光線スペクトルの光は、数百ギガヘルツ(GH
z)を超える特徴的な周波数を有し、これによって従来
通りの撚り線対テクノロジーでは達成できなかった速度
で情報を伝達することができる。
需要が確実に増加するとともに、通信サービス・プロバ
イダが高帯域信号を搬送するネットワークを設計するに
つれ、光ファイバ・テクノロジーへの関心が高まってい
る。光ファイバ・テクノロジーがこのように魅力的なの
は、光伝送の膨大な帯域機能のためである。可視および
近可視光線スペクトルの光は、数百ギガヘルツ(GH
z)を超える特徴的な周波数を有し、これによって従来
通りの撚り線対テクノロジーでは達成できなかった速度
で情報を伝達することができる。
【0003】高帯域に加えて、光ファイバには、銅線ベ
ースの伝送メディアに対して幾つかの利点がある。つま
り、光ファイバ・メディアは損失が非常に低いという特
徴を有し、これは金属製メディアと比較すると特にそう
である。光ファイバ・ケーブルは、基本的に電磁障害を
免れ、他の機器と干渉する電磁界をいっさい生成しな
い。光ファイバ・ケーブルは非導電性なので、電気機器
を装備せず、ケーブルはオプトアイソレータとして作動
する。さらに、光ファイバ・ケーブルは小さく、軽量
で、撚り線対の銅線が入らない場合でも設置することが
できる。最後に、光ファイバは、性能に関して重大な利
点があるにもかかわらず、最高級の撚り線対ケーブルと
競合する価格である。
ースの伝送メディアに対して幾つかの利点がある。つま
り、光ファイバ・メディアは損失が非常に低いという特
徴を有し、これは金属製メディアと比較すると特にそう
である。光ファイバ・ケーブルは、基本的に電磁障害を
免れ、他の機器と干渉する電磁界をいっさい生成しな
い。光ファイバ・ケーブルは非導電性なので、電気機器
を装備せず、ケーブルはオプトアイソレータとして作動
する。さらに、光ファイバ・ケーブルは小さく、軽量
で、撚り線対の銅線が入らない場合でも設置することが
できる。最後に、光ファイバは、性能に関して重大な利
点があるにもかかわらず、最高級の撚り線対ケーブルと
競合する価格である。
【0004】以上の利点は印象的であるが、光ファイバ
・テクノロジーにはそれなりの欠点がある。例えば、光
ファイバ・コネクタは、銅線コネクタよりはるかに複雑
である。というのは、ファイバ・コアを数ミクロン以
内、場合によっては1ミクロン以下の範囲で心合わせす
るほど精密に、ファイバの端と端とを接続しなければな
らないからである。光ファイバを繋ぎ合わせるのに必要
な精度のため、銅線で頻繁に実施されているように、1
本のケーブルに多数のファイバを束ねるようなことはで
きない。あるいは、ファイバは通常、ファイバをまとめ
て、プラスチック・リボン中で互いに隣接するよう成形
したリボン・ケーブルなど、正確で間隔を開けた関係で
まとめられる。リボンを互いに相互接続するのに使用す
るコネクタは、通常、金属、シリコンまたはプラスチッ
ク部材で作成し、個々のファイバを受けるためにエッチ
ングした高精度の溝または穴を有する。場合によって
は、ファイバは、溝付き底部材に互いに沿って配置さ
れ、第2の補足的頂部部材が底部材上に配置されて、そ
の間にファイバを制限する。部材の両片方は、通常、締
め付けや接着剤で固定される。
・テクノロジーにはそれなりの欠点がある。例えば、光
ファイバ・コネクタは、銅線コネクタよりはるかに複雑
である。というのは、ファイバ・コアを数ミクロン以
内、場合によっては1ミクロン以下の範囲で心合わせす
るほど精密に、ファイバの端と端とを接続しなければな
らないからである。光ファイバを繋ぎ合わせるのに必要
な精度のため、銅線で頻繁に実施されているように、1
本のケーブルに多数のファイバを束ねるようなことはで
きない。あるいは、ファイバは通常、ファイバをまとめ
て、プラスチック・リボン中で互いに隣接するよう成形
したリボン・ケーブルなど、正確で間隔を開けた関係で
まとめられる。リボンを互いに相互接続するのに使用す
るコネクタは、通常、金属、シリコンまたはプラスチッ
ク部材で作成し、個々のファイバを受けるためにエッチ
ングした高精度の溝または穴を有する。場合によって
は、ファイバは、溝付き底部材に互いに沿って配置さ
れ、第2の補足的頂部部材が底部材上に配置されて、そ
の間にファイバを制限する。部材の両片方は、通常、締
め付けや接着剤で固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光学接続を確立するに
は、一方のコネクタからのファイバ・アレイと別のコネ
クタからのファイバ・アレイとのアラインメントを正確
にとることが重大である。ファイバのアラインメントを
容易にするため、様々なコネクタの設計が開発されてい
るが、それでも当技術分野には改良の余地がある。した
がって、追求されているのは、多ファイバ・コネクタの
改良型アラインメント機構である。
は、一方のコネクタからのファイバ・アレイと別のコネ
クタからのファイバ・アレイとのアラインメントを正確
にとることが重大である。ファイバのアラインメントを
容易にするため、様々なコネクタの設計が開発されてい
るが、それでも当技術分野には改良の余地がある。した
がって、追求されているのは、多ファイバ・コネクタの
改良型アラインメント機構である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特定の目的、利
点および新規の特徴は、以下の記述で述べられ、以下を
検証することにより当業者には明白となるか、本発明の
実践で学ぶことができる。
点および新規の特徴は、以下の記述で述べられ、以下を
検証することにより当業者には明白となるか、本発明の
実践で学ぶことができる。
【0007】本発明は、概ね光学コネクタとともに使用
するアラインメント・アダプタを指向し、特に多光ファ
イバ・コネクタに関する。好ましい実施例のアラインメ
ント・アダプタは、それを通るコネクタの前端を受ける
ために中心開口を有する、ほぼ平面の平板を備える。平
板は、多ファイバ・コネクタ内に保持されたファイバと
間隔を開けた規定の関係で配置された、中心開口の対向
する側にある1対のアラインメント口を含む。本発明の
一態様によると、アラインメント・アダプタは、光学コ
ネクタをオス・タイプ・コネクタに変換するのに使用す
るアラインメント口に保持された1対のアラインメント
棒を含む。本発明の別の態様によると、光ファイバを保
持する複数のチャネルと、間隔を開けた規定の関係でフ
ァイバ保持チャネルに隣接して配置された1対のアライ
ンメント口とを有するコネクタが開示される。アライン
メント・アダプタの中心開口を通してコネクタを受ける
と、アラインメント・アダプタのアラインメント口が、
コネクタに形成されたアラインメント口と精密に位置合
わせされる。その結果、アラインメント棒はコネクタに
横方向の圧力を事実上加えないが、これは特定タイプの
先行技術の光学コネクタでは往々にして問題になる。本
発明のさらに別の態様によると、コネクタは、アライン
メント・アダプタの中心開口を通して受けられ、コネク
タに形成された口より前にファイバ・チャネルを延在さ
せるノーズ領域を含む。コネクタのアラインメント口
に、心ずれをもたらす可能性がある残骸をためることな
く、ファイバ端部をコネクタの端面で研磨できるので有
利である。
するアラインメント・アダプタを指向し、特に多光ファ
イバ・コネクタに関する。好ましい実施例のアラインメ
ント・アダプタは、それを通るコネクタの前端を受ける
ために中心開口を有する、ほぼ平面の平板を備える。平
板は、多ファイバ・コネクタ内に保持されたファイバと
間隔を開けた規定の関係で配置された、中心開口の対向
する側にある1対のアラインメント口を含む。本発明の
一態様によると、アラインメント・アダプタは、光学コ
ネクタをオス・タイプ・コネクタに変換するのに使用す
るアラインメント口に保持された1対のアラインメント
棒を含む。本発明の別の態様によると、光ファイバを保
持する複数のチャネルと、間隔を開けた規定の関係でフ
ァイバ保持チャネルに隣接して配置された1対のアライ
ンメント口とを有するコネクタが開示される。アライン
メント・アダプタの中心開口を通してコネクタを受ける
と、アラインメント・アダプタのアラインメント口が、
コネクタに形成されたアラインメント口と精密に位置合
わせされる。その結果、アラインメント棒はコネクタに
横方向の圧力を事実上加えないが、これは特定タイプの
先行技術の光学コネクタでは往々にして問題になる。本
発明のさらに別の態様によると、コネクタは、アライン
メント・アダプタの中心開口を通して受けられ、コネク
タに形成された口より前にファイバ・チャネルを延在さ
せるノーズ領域を含む。コネクタのアラインメント口
に、心ずれをもたらす可能性がある残骸をためることな
く、ファイバ端部をコネクタの端面で研磨できるので有
利である。
【0008】アラインメント・アダプタのアラインメン
ト口をコネクタのアラインメント口と位置合わせする正
確さは、これらの構成要素を独特の方法で製造した結果
である。このプロセスは、単結晶材料、通常はシリコン
をエッチングして、複数の平行なファイバ溝と1対のア
ラインメント溝とを、ファイバ溝がアラインメント溝に
挟まれるよう形成する。当業者には、これらの材料が、
非常に高い精度でエッチングできることが理解される。
このエッチングした材料をテンプレートとして使用し、
2つの部分に分割される反転複製を生成する。一方の部
分は、アラインメント・アダプタ部材を作成するパター
ンとして使用され、他方の部分はコネクタ部材を作成す
るパターンとして使用される。したがって、アラインメ
ント・アダプタとコネクタとは両方とも、精密にエッチ
ングされた同じテンプレートから得られるので、2つの
構成要素の口は同じ精度で心合わせされる。
ト口をコネクタのアラインメント口と位置合わせする正
確さは、これらの構成要素を独特の方法で製造した結果
である。このプロセスは、単結晶材料、通常はシリコン
をエッチングして、複数の平行なファイバ溝と1対のア
ラインメント溝とを、ファイバ溝がアラインメント溝に
挟まれるよう形成する。当業者には、これらの材料が、
非常に高い精度でエッチングできることが理解される。
このエッチングした材料をテンプレートとして使用し、
2つの部分に分割される反転複製を生成する。一方の部
分は、アラインメント・アダプタ部材を作成するパター
ンとして使用され、他方の部分はコネクタ部材を作成す
るパターンとして使用される。したがって、アラインメ
ント・アダプタとコネクタとは両方とも、精密にエッチ
ングされた同じテンプレートから得られるので、2つの
構成要素の口は同じ精度で心合わせされる。
【0009】エッチングしたテンプレートは、所望の先
行技術のコネクタ基準に正確に適合するよう設計するこ
とができるので、本発明によるアラインメント・アダプ
タおよびコネクタを備え、オス・タイプ・コネクタとし
て構成されるアセンブリは、同様のコネクタまたは先行
技術のコネクタと高精度で結合するのに使用することが
できる。本発明の他の特徴は、個々の実施例に関する以
下の詳細な記述を添付図面と組み合わせることにより、
さらに容易に理解される。
行技術のコネクタ基準に正確に適合するよう設計するこ
とができるので、本発明によるアラインメント・アダプ
タおよびコネクタを備え、オス・タイプ・コネクタとし
て構成されるアセンブリは、同様のコネクタまたは先行
技術のコネクタと高精度で結合するのに使用することが
できる。本発明の他の特徴は、個々の実施例に関する以
下の詳細な記述を添付図面と組み合わせることにより、
さらに容易に理解される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、種々の変形および代替
形状が可能であり、その特定の実施例を例により図面で
示し、以下で詳細に述べる。しかし、本発明を開示され
た特定の形状に制限するものではなく、逆に、本発明は
請求の範囲により規定される本発明の精神および範囲内
にある全ての変形、同等物および代替物を対象とすると
理解されたい。
形状が可能であり、その特定の実施例を例により図面で
示し、以下で詳細に述べる。しかし、本発明を開示され
た特定の形状に制限するものではなく、逆に、本発明は
請求の範囲により規定される本発明の精神および範囲内
にある全ての変形、同等物および代替物を対象とすると
理解されたい。
【0011】図1および図2を参照すると、先行技術の
MACIIRまたはMINIMACR多ファイバ・コネクタ20が、通
常は金属またはプラスチック材料で作成され、多ファイ
バ・コネクタ24および1対のアラインメント・ピン2
6a、bをその内部に制限した外被22を備えるよう図
示されている。ピン26a、bは、アーム28a、bに
よってコネクタ24にきつく当てて保持され、個々のフ
ァイバ端部が正確に心合わせされるよう、オス・コネク
タ24を別のメス形状のコネクタと対合させるのに使用
される。図1および図3で最もよく図示されているよう
に、アーム28a、bはピン26a、bを支持するよう
設計されている。その弾性の性質により、アーム28
a、bはピン26a、bを受けるよう拡張し、次にこれ
をコネクタ24内に形成されたV字形のアラインメント
溝30a、bに押し込める。しかし、この構造には欠点
がある。コネクタ24は2つの相補的部材24a、bか
ら構築され、これは通常シリコンから作成され、部材2
4a、bを図3に示すように組み立てると、個々のファ
イバ通路32を形成する、エッチングされ精密工作され
た溝を有する。部材24a、bは機械的関係で互いに噛
み合い、これは接着剤によって固定される。残念なが
ら、ピン26a、bを通してアーム28a、bがアライ
ンメント溝30a、bにかける圧力は、時間が経過する
と部材24a、b間の接着を弱めることがあり、その結
果、コネクタ24を交換または修理する必要があるかも
しれない。
MACIIRまたはMINIMACR多ファイバ・コネクタ20が、通
常は金属またはプラスチック材料で作成され、多ファイ
バ・コネクタ24および1対のアラインメント・ピン2
6a、bをその内部に制限した外被22を備えるよう図
示されている。ピン26a、bは、アーム28a、bに
よってコネクタ24にきつく当てて保持され、個々のフ
ァイバ端部が正確に心合わせされるよう、オス・コネク
タ24を別のメス形状のコネクタと対合させるのに使用
される。図1および図3で最もよく図示されているよう
に、アーム28a、bはピン26a、bを支持するよう
設計されている。その弾性の性質により、アーム28
a、bはピン26a、bを受けるよう拡張し、次にこれ
をコネクタ24内に形成されたV字形のアラインメント
溝30a、bに押し込める。しかし、この構造には欠点
がある。コネクタ24は2つの相補的部材24a、bか
ら構築され、これは通常シリコンから作成され、部材2
4a、bを図3に示すように組み立てると、個々のファ
イバ通路32を形成する、エッチングされ精密工作され
た溝を有する。部材24a、bは機械的関係で互いに噛
み合い、これは接着剤によって固定される。残念なが
ら、ピン26a、bを通してアーム28a、bがアライ
ンメント溝30a、bにかける圧力は、時間が経過する
と部材24a、b間の接着を弱めることがあり、その結
果、コネクタ24を交換または修理する必要があるかも
しれない。
【0012】図4は第2の先行技術MTP/ORコネクタ34
を示し、これはプラスチック材料のトランスファー成形
ブロックから構築され、これに精密な穴または通路3
6、38a、bを形成して、それぞれ個々のファイバお
よびアラインメント・ピンを受ける。しかし、コネクタ
34では、アラインメント・ピン40a、bを受けるア
ラインメント通路38a、bが、ファイバ通路36の形
成に使用したのと同様のエッチング技術を用いて、コネ
クタ34の本体内に工作される。この設計は、前述した
ような時間の経過につれたコネクタ構造の弱体化という
問題を克服するが、それでも別の欠点がある。コネクタ
34を組み立てて、個々のファイバ42が通路36を通
してコネクタ34の面44から取り出されると、面44
が別のコネクタの面と突き当たった時にクリアな光学的
接続を確立するため、ファイバ端部を面44で研磨する
のが習慣である。しかし、研磨プロセス中にアラインメ
ント通路38a、bに小さい残骸がたまることがあり、
これを一掃するのは非常に困難なことがある。ファイバ
端部のアラインメントは数ミクロン以内で維持しなけれ
ばならないので、アラインメント通路38a、bに微細
な残骸があっても、心ずれし、ファイバが搬送する通信
チャネルの品質を損なう可能性がある。
を示し、これはプラスチック材料のトランスファー成形
ブロックから構築され、これに精密な穴または通路3
6、38a、bを形成して、それぞれ個々のファイバお
よびアラインメント・ピンを受ける。しかし、コネクタ
34では、アラインメント・ピン40a、bを受けるア
ラインメント通路38a、bが、ファイバ通路36の形
成に使用したのと同様のエッチング技術を用いて、コネ
クタ34の本体内に工作される。この設計は、前述した
ような時間の経過につれたコネクタ構造の弱体化という
問題を克服するが、それでも別の欠点がある。コネクタ
34を組み立てて、個々のファイバ42が通路36を通
してコネクタ34の面44から取り出されると、面44
が別のコネクタの面と突き当たった時にクリアな光学的
接続を確立するため、ファイバ端部を面44で研磨する
のが習慣である。しかし、研磨プロセス中にアラインメ
ント通路38a、bに小さい残骸がたまることがあり、
これを一掃するのは非常に困難なことがある。ファイバ
端部のアラインメントは数ミクロン以内で維持しなけれ
ばならないので、アラインメント通路38a、bに微細
な残骸があっても、心ずれし、ファイバが搬送する通信
チャネルの品質を損なう可能性がある。
【0013】第3の先行技術のMPR コネクタ・システム
が、図5から図7に図示されている。図5に示すよう
に、接続は、同一のコネクタ36間で結合クリップ48
を通して行われる。図6および図7で最もよく示すよう
に、結合クリップ48はアラインメント・ピン50a、
bを保持し、これを両方のコネクタ46のアラインメン
ト溝52a、bで受け、ファイバ端部を正確に心合わせ
する。しかし、コネクタ46は、前述したコネクタ20
と同じ欠点を有する。つまり、結合クリップ48がアラ
インメント・ピン50a、bを通してアラインメント溝
52a、bに圧力を加え、これによりコネクタ46を構
成する部材46a、bが時間の経過とともに分離してし
まう傾向がある。
が、図5から図7に図示されている。図5に示すよう
に、接続は、同一のコネクタ36間で結合クリップ48
を通して行われる。図6および図7で最もよく示すよう
に、結合クリップ48はアラインメント・ピン50a、
bを保持し、これを両方のコネクタ46のアラインメン
ト溝52a、bで受け、ファイバ端部を正確に心合わせ
する。しかし、コネクタ46は、前述したコネクタ20
と同じ欠点を有する。つまり、結合クリップ48がアラ
インメント・ピン50a、bを通してアラインメント溝
52a、bに圧力を加え、これによりコネクタ46を構
成する部材46a、bが時間の経過とともに分離してし
まう傾向がある。
【0014】上記の欠点を克服し、同様および異なるコ
ネクタを相互接続するのに使用できるアラインメント・
アダプタについて、以下で説明する。次に図8を参照す
ると、精密エッチングしたシリコン・テンプレートの反
転複製54が図示されている。多ファイバ・コネクタの
製造には、シリコンなどの単結晶質材料が一般に使用さ
れる。というのは、写真平板マスキングおよび精密エッ
チングにより個々のファイバを心あわせするV字溝を形
成するのに、特に適しているからである。これらの材料
をエッチングすると、必然的に結晶面に沿って進むこと
になり、これによって特徴を精密に予想したように形成
することができる。Shahidに帰される米国特許第4,818,
058、Shahidに帰される第5,632,908号、Bonanniその他
に帰される第4,998,796号およびBonanniに帰される第4,
818,058号は、エッチング・プロセスを非常に詳細に説
明しており、参照により本明細書に組み込まれる。複製
54は、通常はニッケルまたは適切な硬度を有する別の
材料でテンプレートを電気めっきして作成される。次
に、複製54をテンプレートから分離し、コネクタのフ
ァイバ溝56およびアラインメント溝58を規定するの
に使用する。特に、ファイバ溝56とアラインメント溝
58との間に、複製54から得られる構成要素の一定か
つ精密な心合わせを確保する、規定済みの間隔を開けた
関係が確立される。ファイバ溝56の数およびアライン
メント溝58の横方向の位置決めは、通常は、前述した
MACII、MTP/0またはMPコネクタのような別のコネクタの
基準に対応するよう選択された設計のパラメータであ
る。化学蒸着または無電解めっきなど、複製54を形成
する他の技術を使用し、同等の成功を収めることができ
る。
ネクタを相互接続するのに使用できるアラインメント・
アダプタについて、以下で説明する。次に図8を参照す
ると、精密エッチングしたシリコン・テンプレートの反
転複製54が図示されている。多ファイバ・コネクタの
製造には、シリコンなどの単結晶質材料が一般に使用さ
れる。というのは、写真平板マスキングおよび精密エッ
チングにより個々のファイバを心あわせするV字溝を形
成するのに、特に適しているからである。これらの材料
をエッチングすると、必然的に結晶面に沿って進むこと
になり、これによって特徴を精密に予想したように形成
することができる。Shahidに帰される米国特許第4,818,
058、Shahidに帰される第5,632,908号、Bonanniその他
に帰される第4,998,796号およびBonanniに帰される第4,
818,058号は、エッチング・プロセスを非常に詳細に説
明しており、参照により本明細書に組み込まれる。複製
54は、通常はニッケルまたは適切な硬度を有する別の
材料でテンプレートを電気めっきして作成される。次
に、複製54をテンプレートから分離し、コネクタのフ
ァイバ溝56およびアラインメント溝58を規定するの
に使用する。特に、ファイバ溝56とアラインメント溝
58との間に、複製54から得られる構成要素の一定か
つ精密な心合わせを確保する、規定済みの間隔を開けた
関係が確立される。ファイバ溝56の数およびアライン
メント溝58の横方向の位置決めは、通常は、前述した
MACII、MTP/0またはMPコネクタのような別のコネクタの
基準に対応するよう選択された設計のパラメータであ
る。化学蒸着または無電解めっきなど、複製54を形成
する他の技術を使用し、同等の成功を収めることができ
る。
【0015】図8で示すように、次に複製54を線60
または61に沿って切断して2つの部分AとBまたは
A’とBにし、ここでBは非切断領域AまたはA’を含
む。部分AまたはA’を、本発明によるアラインメント
・アダプタを作成するためのパターンとして使用する。
例えば、部分AまたはA’を機械加工し、射出成形によ
ってアラインメント・アダプタを生成することができる
型のインサートとして使用することができる。同様に部
分Bをコネクタを作成するためのパターンとして使用す
る。同じ例に従うと、部分Bを機械加工し、同じまたは
異なる型の別のキャビティに入れ、コネクタ部材の構成
要素を生成するインサートとして使用する。エッチング
したシリコン・テンプレートは大きめにし、その結果、
複製54を大きめにして成形プラスチック構成要素の収
縮量を考慮するのが習慣である。射出成形に使用するた
め、複製54をインサートに変換することについては、
Rollその他に帰される米国特許第5,388,174号およびRol
lその他に帰される米国特許第5,603,870号で教示されて
いるが、これは両方とも参照により本明細書に組み込ま
れる。アダプタおよびコネクタの構成要素を生成するた
め、圧縮成形または打抜きなどの代替製造技術を用いる
こともできる。これらの製造技術は全て、写真平板マス
キングおよびエッチングでシリコンまたは別の単結晶材
料から部品を作成するより、大幅なコスト上の利点があ
る。
または61に沿って切断して2つの部分AとBまたは
A’とBにし、ここでBは非切断領域AまたはA’を含
む。部分AまたはA’を、本発明によるアラインメント
・アダプタを作成するためのパターンとして使用する。
例えば、部分AまたはA’を機械加工し、射出成形によ
ってアラインメント・アダプタを生成することができる
型のインサートとして使用することができる。同様に部
分Bをコネクタを作成するためのパターンとして使用す
る。同じ例に従うと、部分Bを機械加工し、同じまたは
異なる型の別のキャビティに入れ、コネクタ部材の構成
要素を生成するインサートとして使用する。エッチング
したシリコン・テンプレートは大きめにし、その結果、
複製54を大きめにして成形プラスチック構成要素の収
縮量を考慮するのが習慣である。射出成形に使用するた
め、複製54をインサートに変換することについては、
Rollその他に帰される米国特許第5,388,174号およびRol
lその他に帰される米国特許第5,603,870号で教示されて
いるが、これは両方とも参照により本明細書に組み込ま
れる。アダプタおよびコネクタの構成要素を生成するた
め、圧縮成形または打抜きなどの代替製造技術を用いる
こともできる。これらの製造技術は全て、写真平板マス
キングおよびエッチングでシリコンまたは別の単結晶材
料から部品を作成するより、大幅なコスト上の利点があ
る。
【0016】複製54を2つの部分、つまりアラインメ
ント・アダプタを製造するための一方の部分とコネクタ
を製造するための別の部分とに分離する代わりに、元の
単結晶(例えばシリコン)テンプレートを同様に2つの
部分に分離し、そこから2つの複製を生成して、それぞ
れアラインメント・アダプタおよびコネクタを作成でき
ることが、当業者には理解される。
ント・アダプタを製造するための一方の部分とコネクタ
を製造するための別の部分とに分離する代わりに、元の
単結晶(例えばシリコン)テンプレートを同様に2つの
部分に分離し、そこから2つの複製を生成して、それぞ
れアラインメント・アダプタおよびコネクタを作成でき
ることが、当業者には理解される。
【0017】複製54の部分AまたはA’から生成され
るインサートに基づき、本発明のアラインメント・アダ
プタを備える一方の部材62が、図9に示すように成形
される。複製54の部分Aからの列状ファイバ溝56
は、アラインメント・アダプタの設計とは無関係であ
り、したがって成形インサートの作成時に機械加工で生
成されることに留意されたい。したがって、コネクタ構
成要素の作成時には複製54のファイバ溝56の全長を
使用することが望ましい場合、複製54を線61に沿っ
て切断するとよい。それ以外の場合は、アラインメント
・アダプタの部分を作成するためと、コネクタの適切な
長さに適合するよう部分Bのファイバ溝56の長さを減
らすためとの両方に、部分Aを使用すると好都合であ
る。したがって、部分AまたはA’のいずれかを機械加
工して、これを使用するコネクタの形状と適合するアダ
プタ部材を生成し、これは図9の中心領域64として図
示されている。しかし、極めて重要なのは、複製54に
よって規定される設計寸法に基づいて成形されるアライ
ンメント溝66a、bである。アダプタ部材62は、コ
ネクタ部材の成形に使用したのと同じ複製から成形され
るので、アラインメント溝66a、bはコネクタの対応
するアラインメント溝と正確に位置合わせされることが
保障されるので有利である。さらに、アラインメント溝
66a、bは、複製54を生成するシリコン・テンプレ
ートのエッチング時に選択される横方向の間隔に応じ
て、代替タイプのコネクタのアラインメント溝とも正確
に位置合わせされる。
るインサートに基づき、本発明のアラインメント・アダ
プタを備える一方の部材62が、図9に示すように成形
される。複製54の部分Aからの列状ファイバ溝56
は、アラインメント・アダプタの設計とは無関係であ
り、したがって成形インサートの作成時に機械加工で生
成されることに留意されたい。したがって、コネクタ構
成要素の作成時には複製54のファイバ溝56の全長を
使用することが望ましい場合、複製54を線61に沿っ
て切断するとよい。それ以外の場合は、アラインメント
・アダプタの部分を作成するためと、コネクタの適切な
長さに適合するよう部分Bのファイバ溝56の長さを減
らすためとの両方に、部分Aを使用すると好都合であ
る。したがって、部分AまたはA’のいずれかを機械加
工して、これを使用するコネクタの形状と適合するアダ
プタ部材を生成し、これは図9の中心領域64として図
示されている。しかし、極めて重要なのは、複製54に
よって規定される設計寸法に基づいて成形されるアライ
ンメント溝66a、bである。アダプタ部材62は、コ
ネクタ部材の成形に使用したのと同じ複製から成形され
るので、アラインメント溝66a、bはコネクタの対応
するアラインメント溝と正確に位置合わせされることが
保障されるので有利である。さらに、アラインメント溝
66a、bは、複製54を生成するシリコン・テンプレ
ートのエッチング時に選択される横方向の間隔に応じ
て、代替タイプのコネクタのアラインメント溝とも正確
に位置合わせされる。
【0018】2つの等しいアダプタ部材62を接着剤、
プラスチック熔着または他の適切な固定手段を使用して
互いに接合し、アラインメント・アダプタを生成するこ
とができ、これを図10に示す。アラインメント・アダ
プタ68は、組み立てられると、コネクタの端部にアダ
プタを配置するために中心に口70を作成したほぼ平面
の平板という形をとる。アラインメント口72a、b
は、2つのアダプタ部材62a、b上で口70のいずれ
かの側に、アラインメント溝66a、bから形成され
る。アラインメント口72a、bは10では五角形の形
状をとるよう図示されているが、アラインメント・ピン
または棒を受け、保持するよう設計された任意の所望の
形状を使用することができる。例えば、図11は六角形
のアラインメント口72a、bを有するアラインメント
・アダプタ68の実施例を示す。
プラスチック熔着または他の適切な固定手段を使用して
互いに接合し、アラインメント・アダプタを生成するこ
とができ、これを図10に示す。アラインメント・アダ
プタ68は、組み立てられると、コネクタの端部にアダ
プタを配置するために中心に口70を作成したほぼ平面
の平板という形をとる。アラインメント口72a、b
は、2つのアダプタ部材62a、b上で口70のいずれ
かの側に、アラインメント溝66a、bから形成され
る。アラインメント口72a、bは10では五角形の形
状をとるよう図示されているが、アラインメント・ピン
または棒を受け、保持するよう設計された任意の所望の
形状を使用することができる。例えば、図11は六角形
のアラインメント口72a、bを有するアラインメント
・アダプタ68の実施例を示す。
【0019】複製54の部分Bから生成されたインサー
トは、アダプタ部材62の作成に使用するのと同じ型、
または図12に示したコネクタ・部材74を作成する別
の型の別のキャビティに填る。複製54の部分Bにある
ファイバ溝56およびアラインメント溝58は、コネク
タ部材74のファイバ溝76およびアラインメント溝7
6a、bを規定するのに使用される。アラインメント溝
78a、bは、それと対合するようになっているアライ
ンメント・ピンまたは棒とそれぞれ噛み合う肩79a、
bを含む。コネクタ部材74は、さらに、リボン・ケー
ブル受け領域80を含み、これはリボン・ケーブルを保
持しながら、個々のファイバを分離し、ファイバ溝76
に固定する。タブ82およびフランジ84を使用して、
コネクタ部材74間の嵌合関係を規定する。最後に、コ
ネクタ部材74は、ノーズ領域86を含むよう図示さ
れ、これは肩87からぶら下がり、ファイバ溝76をア
ラインメント溝78a、bより先まで延在させる。以下
で検討し、図示するように、ノーズ領域はアラインメン
ト・アダプタ68の噛み合わせに使用される。
トは、アダプタ部材62の作成に使用するのと同じ型、
または図12に示したコネクタ・部材74を作成する別
の型の別のキャビティに填る。複製54の部分Bにある
ファイバ溝56およびアラインメント溝58は、コネク
タ部材74のファイバ溝76およびアラインメント溝7
6a、bを規定するのに使用される。アラインメント溝
78a、bは、それと対合するようになっているアライ
ンメント・ピンまたは棒とそれぞれ噛み合う肩79a、
bを含む。コネクタ部材74は、さらに、リボン・ケー
ブル受け領域80を含み、これはリボン・ケーブルを保
持しながら、個々のファイバを分離し、ファイバ溝76
に固定する。タブ82およびフランジ84を使用して、
コネクタ部材74間の嵌合関係を規定する。最後に、コ
ネクタ部材74は、ノーズ領域86を含むよう図示さ
れ、これは肩87からぶら下がり、ファイバ溝76をア
ラインメント溝78a、bより先まで延在させる。以下
で検討し、図示するように、ノーズ領域はアラインメン
ト・アダプタ68の噛み合わせに使用される。
【0020】次に図13を参照すると、組立済みコネク
タ88が、接着剤、溶着または他の適切な固定手段を用
いて互いに固定された1対の対合コネクタ部材74a、
bを備えるよう図示されている。通常、接着剤が部材7
4a、b間の接続を維持するのに加えて、コネクタ88
内にケーブルおよび個々のファイバ(図示せず)を保持
する働きをするので、接着剤は部材74a、bの対合表
面に沿って使用される。実際には、まず多ファイバのリ
ボン・ケーブルを1つの部材74に組み込み(つまり、
ケーブルを領域80で受けて、ファイバがノーズ86の
端を越えて延在するよう、それを分割して溝76内に入
る)、その後に両方の部材74a、bを互いに結合して
コネクタ88を形成する。アラインメント口90a、b
(口90bについては図16参照)は、コネクタ部材7
4a、bを互いに接合する時に、アラインメント溝78
a、bから形成される。当業者には、アラインメント口
90a、bより前に延在するノーズ領域86a、bの利
点が理解される。コネクタ88を使用できるようにする
には、溝76から形成された通路89内に保持される個
々のファイバの端面を研磨しなければならない。したが
って、コネクタ88の全端面91a、bは、口90a、
bをプロセスに関与させずに研磨することができる。こ
れは、アラインメント口がファイバの端面と面一に配置
されるために、研磨プロセスから生じた残骸がアライン
メント口にひっかかる傾向があるという、例えばMTP/O
コネクタなどの先行技術のコネクタに伴う一般的な問題
を克服する。
タ88が、接着剤、溶着または他の適切な固定手段を用
いて互いに固定された1対の対合コネクタ部材74a、
bを備えるよう図示されている。通常、接着剤が部材7
4a、b間の接続を維持するのに加えて、コネクタ88
内にケーブルおよび個々のファイバ(図示せず)を保持
する働きをするので、接着剤は部材74a、bの対合表
面に沿って使用される。実際には、まず多ファイバのリ
ボン・ケーブルを1つの部材74に組み込み(つまり、
ケーブルを領域80で受けて、ファイバがノーズ86の
端を越えて延在するよう、それを分割して溝76内に入
る)、その後に両方の部材74a、bを互いに結合して
コネクタ88を形成する。アラインメント口90a、b
(口90bについては図16参照)は、コネクタ部材7
4a、bを互いに接合する時に、アラインメント溝78
a、bから形成される。当業者には、アラインメント口
90a、bより前に延在するノーズ領域86a、bの利
点が理解される。コネクタ88を使用できるようにする
には、溝76から形成された通路89内に保持される個
々のファイバの端面を研磨しなければならない。したが
って、コネクタ88の全端面91a、bは、口90a、
bをプロセスに関与させずに研磨することができる。こ
れは、アラインメント口がファイバの端面と面一に配置
されるために、研磨プロセスから生じた残骸がアライン
メント口にひっかかる傾向があるという、例えばMTP/O
コネクタなどの先行技術のコネクタに伴う一般的な問題
を克服する。
【0021】図14は、アラインメント口90a、bが
図11に示したアラインメント・アダプタ68のアライ
ンメント口72a、bの形状と一致する六角形となるよ
う図示された、コネクタ88の代替実施例を示す。図1
5は、アラインメント棒またはピン92a、bをアライ
ンメント口72a、bで受けたアラインメント・アダプ
タ68を示す。アダプタのアラインメント溝66a、b
(図9参照)は、アダプタ68にしっかり保持されるよ
う、アラインメント棒92a、bと機能的に噛み合うよ
う、嵌合機構を設計に組み込むことが好ましい。あるい
は、接着剤をアラインメント口72a、bに使用して、
棒92a、bを保持することができるが、棒92a、b
を簡単に取り外し、再配置するか、代替スタイルの棒と
交換することができないので、これはそれほど望ましく
ない。アラインメント・アダプタ68は、アダプタ68
によって規定された面に対して直角にアラインメント棒
92a、bを保持するのに十分な厚さを有する。図15
のアセンブリの自然対称性のため、棒92a、bのいず
れの側もアラインメント口90a、bに挿入し、コネク
タ88をオス・タイプ・コネクタに変換することができ
る。
図11に示したアラインメント・アダプタ68のアライ
ンメント口72a、bの形状と一致する六角形となるよ
う図示された、コネクタ88の代替実施例を示す。図1
5は、アラインメント棒またはピン92a、bをアライ
ンメント口72a、bで受けたアラインメント・アダプ
タ68を示す。アダプタのアラインメント溝66a、b
(図9参照)は、アダプタ68にしっかり保持されるよ
う、アラインメント棒92a、bと機能的に噛み合うよ
う、嵌合機構を設計に組み込むことが好ましい。あるい
は、接着剤をアラインメント口72a、bに使用して、
棒92a、bを保持することができるが、棒92a、b
を簡単に取り外し、再配置するか、代替スタイルの棒と
交換することができないので、これはそれほど望ましく
ない。アラインメント・アダプタ68は、アダプタ68
によって規定された面に対して直角にアラインメント棒
92a、bを保持するのに十分な厚さを有する。図15
のアセンブリの自然対称性のため、棒92a、bのいず
れの側もアラインメント口90a、bに挿入し、コネク
タ88をオス・タイプ・コネクタに変換することができ
る。
【0022】コネクタ88とアラインメント・アダプタ
68間のインタフェースを図16および図17に示す。
アダプタ68が肩87a、bに突き当たるまで、口70
を通してノーズ86a、bを受ける。コネクタ88およ
びアダプタ68の構成部材はそれぞれ、前述したように
複製54から得られるので(図8参照)、コネクタのア
ラインメント口90a、bは正確な精度でアダプタのア
ラインメント口72a、bと位置合わせされる。したが
って、アラインメント棒92a、bは、アダプタのアラ
インメント溝66a、bとの機能的嵌合で保持するだけ
でよく(図9参照)、これはアダプタのアラインメント
口72a、bを形成する。したがって、本発明は、先行
技術の幾つかのコネクタで実践されたように、アライン
メント棒またはピンの配置を維持するため、横方向の圧
力を必要とすることはない。アラインメント棒92a、
bは、コネクタのアラインメント口90a、bの内部に
ぴったり填るだけである。その結果、コネクタ部材74
a、bとアラインメント・アダプタ部材72a、bと
は、例えばMACIIおよびMPコネクタを苦しめたアライン
メント棒92a、bからの圧力により、時間が経過して
も分離しない。コネクタ88およびアラインメント・ア
ダプタ68を覆う外被(図示せず)は、通常、アセンブ
リを環境の障害から保護するよう含まれる。
68間のインタフェースを図16および図17に示す。
アダプタ68が肩87a、bに突き当たるまで、口70
を通してノーズ86a、bを受ける。コネクタ88およ
びアダプタ68の構成部材はそれぞれ、前述したように
複製54から得られるので(図8参照)、コネクタのア
ラインメント口90a、bは正確な精度でアダプタのア
ラインメント口72a、bと位置合わせされる。したが
って、アラインメント棒92a、bは、アダプタのアラ
インメント溝66a、bとの機能的嵌合で保持するだけ
でよく(図9参照)、これはアダプタのアラインメント
口72a、bを形成する。したがって、本発明は、先行
技術の幾つかのコネクタで実践されたように、アライン
メント棒またはピンの配置を維持するため、横方向の圧
力を必要とすることはない。アラインメント棒92a、
bは、コネクタのアラインメント口90a、bの内部に
ぴったり填るだけである。その結果、コネクタ部材74
a、bとアラインメント・アダプタ部材72a、bと
は、例えばMACIIおよびMPコネクタを苦しめたアライン
メント棒92a、bからの圧力により、時間が経過して
も分離しない。コネクタ88およびアラインメント・ア
ダプタ68を覆う外被(図示せず)は、通常、アセンブ
リを環境の障害から保護するよう含まれる。
【0023】明らかに、コネクタ88およびアラインメ
ント・アダプタ68の対を使用して、光学的接続を確立
することができる。例えば、図17のオス・タイプのコ
ネクタ・アセンブリを図16のメス・タイプ・コネクタ
に接合するには、2つのコネクタの端面91a、bが互
いと突き当たるまで、アラインメント棒92a、bをア
ラインメント口72a、およびアダプタ68の下にある
口90a、b(図13参照)に挿入する。2つのコネク
タを構成する個々の構成要素が全て、共通の複製54
(図8参照)から、そして結局はエッチングした同じシ
リコン・プレートから得られるので、ファイバ溝89が
高い精度で心合わせされる。しかし、当業者にはエッチ
ングしたシリコン・テンプレートで代替コネクタの設計
を複製できることが理解され、これによってファイバ溝
およびアラインメント溝の空間的幾何学形状を複製54
に、そして最終的には、コネクタ88およびアラインメ
ント・アダプタ68を構成する部材へと与えることがで
きる。したがって、図1から図7のMACII、MTP/0および
MPコネクタおの対応するファイバとアラインメント通路
と正確に位置合わせされるファイバ通路89およびアラ
インメント口72a、bを有するコネクタ88およびア
ラインメント・アダプタ68とを作成することができ
る。オス・タイプ・コネクタ88およびアラインメント
・アダプタ68をMACIIまたはMPメス・タイプ・コネク
タ(それぞれ図1および図5)と対合させることの特定
の利点は、先行技術のコネクタの寸法を本発明で複製で
きる高い精度により、アラインメント棒92a、bが先
行技術のコネクタの本体に横方向の圧力をかけないこと
である。
ント・アダプタ68の対を使用して、光学的接続を確立
することができる。例えば、図17のオス・タイプのコ
ネクタ・アセンブリを図16のメス・タイプ・コネクタ
に接合するには、2つのコネクタの端面91a、bが互
いと突き当たるまで、アラインメント棒92a、bをア
ラインメント口72a、およびアダプタ68の下にある
口90a、b(図13参照)に挿入する。2つのコネク
タを構成する個々の構成要素が全て、共通の複製54
(図8参照)から、そして結局はエッチングした同じシ
リコン・プレートから得られるので、ファイバ溝89が
高い精度で心合わせされる。しかし、当業者にはエッチ
ングしたシリコン・テンプレートで代替コネクタの設計
を複製できることが理解され、これによってファイバ溝
およびアラインメント溝の空間的幾何学形状を複製54
に、そして最終的には、コネクタ88およびアラインメ
ント・アダプタ68を構成する部材へと与えることがで
きる。したがって、図1から図7のMACII、MTP/0および
MPコネクタおの対応するファイバとアラインメント通路
と正確に位置合わせされるファイバ通路89およびアラ
インメント口72a、bを有するコネクタ88およびア
ラインメント・アダプタ68とを作成することができ
る。オス・タイプ・コネクタ88およびアラインメント
・アダプタ68をMACIIまたはMPメス・タイプ・コネク
タ(それぞれ図1および図5)と対合させることの特定
の利点は、先行技術のコネクタの寸法を本発明で複製で
きる高い精度により、アラインメント棒92a、bが先
行技術のコネクタの本体に横方向の圧力をかけないこと
である。
【0024】本発明によるコネクタおよびアラインメン
ト・アダプタは、本発明のコネクタおよびアダプタで異
なるコネクタのファイバ通路およびアラインメント口の
空間的関係を正確に複製することにより、様々な異なる
コネクタと合うよう設計することができる。しかし、本
発明のコネクタおよびアラインメント・アダプタは、ア
ラインメント・ピンまたは棒を精密に曲げ、機械加工す
ることにより、アラインメント口とファイバ通路間の位
置関係に関して異なる空間的幾何学的形状を有する異な
るコネクタに対合させられることが想像される。この方
法によると、2本のピンの第1端部間の距離が第1コネ
クタのアラインメント口と対応し、2本のピンの第2端
部間の距離が、第2コネクタのアラインメント口と対応
するよう、ピンが精密に曲げられる。これは、2つのコ
ネクタのファイバ通路が等しく配置構成されていること
を想定する。
ト・アダプタは、本発明のコネクタおよびアダプタで異
なるコネクタのファイバ通路およびアラインメント口の
空間的関係を正確に複製することにより、様々な異なる
コネクタと合うよう設計することができる。しかし、本
発明のコネクタおよびアラインメント・アダプタは、ア
ラインメント・ピンまたは棒を精密に曲げ、機械加工す
ることにより、アラインメント口とファイバ通路間の位
置関係に関して異なる空間的幾何学的形状を有する異な
るコネクタに対合させられることが想像される。この方
法によると、2本のピンの第1端部間の距離が第1コネ
クタのアラインメント口と対応し、2本のピンの第2端
部間の距離が、第2コネクタのアラインメント口と対応
するよう、ピンが精密に曲げられる。これは、2つのコ
ネクタのファイバ通路が等しく配置構成されていること
を想定する。
【0025】本発明の原理を、多ファイバ・コネクタと
ともに使用するアラインメント・アダプタで実現される
通りに本明細書で詳細に述べてきた。以上から、アライ
ンメント・アダプタおよびコネクタが、先行技術の多フ
ァイバ・コネクタからはこれまで得られなかったレベル
の汎用性を提供することが、容易に分かる。特に、アラ
インメント・アダプタとコネクタとの対を使用して、光
学的接続を確立しながら、アラインメント棒がコネクタ
に圧力をかける、またはファイバ端面の研磨によりアラ
インメント口に残骸が蓄積するという先行技術の問題を
回避することができる。さらに、本発明によるアライン
メント・アダプタおよびコネクタをオス形状に組み込ん
で、先行技術のコネクタに結合することができ、これ
は、圧力の問題を生じやすいコネクタで、アラインメン
ト棒からの横方向の圧力もなくなるので有利である。前
述した汎用性を獲得するため、本発明は近年登場した高
精度のシリコンまたは単結晶エッチング技術を開発して
いる。これらの技術により、ファイバおよびアラインメ
ント通路を非常に高い精度で規定しながら、部品を最終
的にプラスチックに成形する時に予想される収縮を補正
することができる。高精度シリコン・テンプレートか
ら、本発明によるアラインメント・アダプタとコネクタ
との両方を製造するのに使用する反転複製を作成するこ
とができる。したがって、アラインメント・アダプタお
よびコネクタを作成する精度の結果、同様または異なる
コネクタとの位置合わせも、これに応じて精密になる。
ともに使用するアラインメント・アダプタで実現される
通りに本明細書で詳細に述べてきた。以上から、アライ
ンメント・アダプタおよびコネクタが、先行技術の多フ
ァイバ・コネクタからはこれまで得られなかったレベル
の汎用性を提供することが、容易に分かる。特に、アラ
インメント・アダプタとコネクタとの対を使用して、光
学的接続を確立しながら、アラインメント棒がコネクタ
に圧力をかける、またはファイバ端面の研磨によりアラ
インメント口に残骸が蓄積するという先行技術の問題を
回避することができる。さらに、本発明によるアライン
メント・アダプタおよびコネクタをオス形状に組み込ん
で、先行技術のコネクタに結合することができ、これ
は、圧力の問題を生じやすいコネクタで、アラインメン
ト棒からの横方向の圧力もなくなるので有利である。前
述した汎用性を獲得するため、本発明は近年登場した高
精度のシリコンまたは単結晶エッチング技術を開発して
いる。これらの技術により、ファイバおよびアラインメ
ント通路を非常に高い精度で規定しながら、部品を最終
的にプラスチックに成形する時に予想される収縮を補正
することができる。高精度シリコン・テンプレートか
ら、本発明によるアラインメント・アダプタとコネクタ
との両方を製造するのに使用する反転複製を作成するこ
とができる。したがって、アラインメント・アダプタお
よびコネクタを作成する精度の結果、同様または異なる
コネクタとの位置合わせも、これに応じて精密になる。
【0026】詳細な説明を締めくくるに当たり、本発明
の原理からほぼ逸脱することなく、好ましい実施例に多
くの変形および改造を行えることが当業者には明白であ
ることを明記しておかねばならない。このような変形お
よび改造は、請求の範囲で述べるような本発明の範囲に
含まれるものとする。
の原理からほぼ逸脱することなく、好ましい実施例に多
くの変形および改造を行えることが当業者には明白であ
ることを明記しておかねばならない。このような変形お
よび改造は、請求の範囲で述べるような本発明の範囲に
含まれるものとする。
【図1】先行技術の多ファイバ・コネクタの平面図であ
る。
る。
【図2】図1のコネクタの一方側を描いた側面図であ
る。
る。
【図3】図1のコネクタのインタフェース端を描いた側
面図である。
面図である。
【図4】別の先行技術の多ファイバ・コネクタの斜視図
である。
である。
【図5】さらに別の先行技術コネクタのセットを使用す
る、先行技術の多ファイバ・コネクタの斜視図である。
る、先行技術の多ファイバ・コネクタの斜視図である。
【図6】図5のコネクタとともに使用するアラインメン
トばねの斜視図である。
トばねの斜視図である。
【図7】図5のコネクタの一方のインタフェース端を描
いた立面図である。
いた立面図である。
【図8】本発明によるアラインメント・アダプタと多フ
ァイバ・コネクタのプロダクション・モデルを作成する
電気めっき反転複製テンプレートの平面図である。
ァイバ・コネクタのプロダクション・モデルを作成する
電気めっき反転複製テンプレートの平面図である。
【図9】図8のテンプレートに基づき、本発明によるア
ダプタの組立に使用する一方のアラインメント・アダプ
タ部材の斜視図である。
ダプタの組立に使用する一方のアラインメント・アダプ
タ部材の斜視図である。
【図10】図9に示したタイプの2つの相補的部材を備
え、五角形のアラインメント口を有する組立済みアライ
ンメント・アダプタの斜視図である。
え、五角形のアラインメント口を有する組立済みアライ
ンメント・アダプタの斜視図である。
【図11】図9に示したタイプの2つの相補的部材を備
え、六角形のアラインメント口を有する組立済みアライ
ンメント・アダプタの斜視図である。
え、六角形のアラインメント口を有する組立済みアライ
ンメント・アダプタの斜視図である。
【図12】図8に示したテンプレートに基づき、本発明
による多ファイバ・コネクタの組立に使用する一方のコ
ネクタ部材の斜視図である。
による多ファイバ・コネクタの組立に使用する一方のコ
ネクタ部材の斜視図である。
【図13】図12に示したタイプの2つの相補的部材を
備える組立済み多ファイバ・コネクタの斜視図である。
備える組立済み多ファイバ・コネクタの斜視図である。
【図14】図11のアラインメント・アダプタに形成さ
れた口と一致する六角形のアラインメント口を有する、
組立済み多ファイバ・コネクタの斜視図である。
れた口と一致する六角形のアラインメント口を有する、
組立済み多ファイバ・コネクタの斜視図である。
【図15】アラインメント棒を配置した図10のアライ
ンメント・アダプタの斜視図である。
ンメント・アダプタの斜視図である。
【図16】アラインメント・アダプタを配置した図13
の多ファイバ・コネクタの斜視図である。
の多ファイバ・コネクタの斜視図である。
【図17】図16のコネクタ/アダプタ・アセンブリ
と、追加的に図15のアラインメント棒を含む斜視図で
ある。
と、追加的に図15のアラインメント棒を含む斜視図で
ある。
22 外被 20、24 多ファイバ・コネクタ 26、40、50 アラインメント・ピン 28 アーム 30、52、58、66、76、78 アラインメン
ト溝 34、46、88 コネクタ 36 穴 38 アラインメント通路 42 ファイバ 44、91 面 48 結合クリップ 54 反転複製 56 ファイバ溝 60、61 線 62 部材 64 中心領域 68 アラインメント・アダプタ 70、90 口 72 アラインメント口 74 コネクタ部材 79、87 肩 80 リボン・ケーブル受け領域 82 タブ 84 フランジ 86 ノーズ領域 89 通路 92 棒
ト溝 34、46、88 コネクタ 36 穴 38 アラインメント通路 42 ファイバ 44、91 面 48 結合クリップ 54 反転複製 56 ファイバ溝 60、61 線 62 部材 64 中心領域 68 アラインメント・アダプタ 70、90 口 72 アラインメント口 74 コネクタ部材 79、87 肩 80 リボン・ケーブル受け領域 82 タブ 84 フランジ 86 ノーズ領域 89 通路 92 棒
Claims (22)
- 【請求項1】 多光ファイバ・コネクタとともに使用す
るアラインメント・アダプタで、 多ファイバ・コネクタを受ける中心開口を有するほぼ平
面の平板を備え、 前記平板が、前記中心開口の対向する側にアラインメン
ト口を有し、多ファイバ・コネクタ内に保持されたファ
イバと規定の空間関係で配置されるアラインメント・ア
ダプタ。 - 【請求項2】 前記平板が、 両端に第1アラインメント溝を有する第1部材と、 両端に第2アラインメント溝を有して、前記第1および
第2アラインメント溝が合って前記アラインメント口を
形成するよう、前記第1部材に固定される第2部材とを
備えた、請求項1に記載のアラインメント・アダプタ。 - 【請求項3】 さらに、 前記アラインメント口に配置された1対のアラインメン
ト棒を備えた、請求項1に記載のアラインメント・アダ
プタ。 - 【請求項4】 多光ファイバ・ケーブルを終端するコネ
クタ・アセンブリで、 ケーブルからのファイバを保持する複数の通路と、ファ
イバを保持する前記通路と規定された空間的関係で配置
された第1対の口とを有するコネクタと、 前記コネクタを受ける中心開口を有し、前記中心開口の
対向する側にファイバを保持する前記通路と規定の空間
的関係で配置された第2対の口とを有し、したがって前
記第2対の口が前記第1対の口と正確に位置合わせでき
るアラインメント・アダプタとを備えたコネクタ・アセ
ンブリ。 - 【請求項5】 前記コネクタが、 第1対のアラインメント溝間に挿入されたケーブルから
ファイバを受ける第1複数溝を有する第1部材と、 第2対のアラインメント溝間に挿入されたケーブルから
ファイバを受け、前記第1部材に固定された第2複数溝
を有し、したがって前記第1および第2複数溝が合って
前記通路を形成し、前記第1および第2対のアラインメ
ント溝が合って前記第1対の口を形成する第2部材とを
備える、請求項4に記載のコネクタ・アセンブリ。 - 【請求項6】 前記コネクタが、さらに、前記中心開口
を通して受けられ、前記複数通路を前記第1対の口より
前に延在させるノーズ領域を含む、請求項4に記載のコ
ネクタ・アセンブリ。 - 【請求項7】 前記アラインメント・アダプタが、 両端に第1アラインメント溝を有する第1部材と、 両端に第2アラインメント溝を有し、前記第1および第
2アラインメント溝が合って前記第2対の口を形成する
よう、前記第1部材に固定された第2部材とを備えた、
請求項4に記載のコネクタ・アセンブリ。 - 【請求項8】 さらに、 前記第1および第2対の口に配置された1対のアライン
メント棒を備える、請求項4に記載のコネクタ・アセン
ブリ。 - 【請求項9】 多光ファイバ・コネクタとともに使用す
るアラインメント・アダプタを製造する方法で、 単結晶材料に複数の平行なファイバ溝および1対のアラ
インメント溝をエッチングしてテンプレートを形成する
ステップを含み、前記ファイバ溝が前記平行なアライン
メント溝の対の間に挿入され、さらに、 前記テンプレートか反転複製を生成するステップと、 前記テンプレートから前記反転複製を分離するステップ
と、 前記反転複製を、アラインメント・アダプタ部材を作成
するパターンとして使用するステップと、 1対のアラインメント・アダプタ部材を互いに固定し
て、アラインメント・アダプタを作成するステップとを
含む方法。 - 【請求項10】 前記アダプタ部材中の前記アラインメ
ント溝が合って、1対の口を形成し、さらに、 1対のアラインメント棒を前記口対に配置するステップ
を含む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 さらに、前記使用するステップの前
に、 前記反転複製を機械加工して、光学コネクタの形状に一
致させるステップを含む、請求項9に記載の方法。 - 【請求項12】 前記単結晶材料がシリコンである、請
求項9に記載の方法。 - 【請求項13】 前記反転複製がニッケルを備える、請
求項9に記載の方法。 - 【請求項14】 前記反転複製が電気めっきで作成され
る、請求項9に記載の方法。 - 【請求項15】 前記反転複製が化学蒸着で作成され
る、請求項9に記載の方法。 - 【請求項16】 前記反転複製が無電解めっきで作成さ
れる、請求項9に記載の方法。 - 【請求項17】 アラインメント・アダプタとコネクタ
とを備える多光ファイバ・ケーブルを終端するコネクタ
・アセンブリを製造する方法で、 単結晶材料に複数の平行なファイバ溝および1対のアラ
インメント溝をエッチングしてテンプレートを形成する
ステップを含み、前記ファイバ溝が前記平行なアライン
メント溝対の間に挿入され、さらに、 前記テンプレートから反転複製を作成するステップと、 前記テンプレートから前記反転複製を分離するステップ
と、 前記複製の第1部分と第2部分とに分割するステップ
と、 前記第1部分を、アラインメント・アダプタ部材を作成
するための第1パターンとして使用するステップと、 前記第2部分を、コネクタ部材を作成するための第2パ
ターンとして使用するステップと、 1対のアラインメント・アダプタ部材を互いに固定して
アラインメント・アダプタを作成するステップとを含
み、前記アダプタ部材の前記アラインメント溝が合って
第1対の口を形成し、さらに、 1対のコネクタ部材を互いに固定してコネクタを作成す
るステップを含み、前記コネクタ部材の前記アラインメ
ント溝が合って第2対の口を形成し、さらに、 前記第1対の口が前記第2対の口と正確に位置合わせさ
れるよう、光ケーブルからの遠位端でアラインメント・
アダプタをコネクタ上に受けるステップとを含む方法。 - 【請求項18】 前記単結晶材料がシリコンである、請
求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 前記反転複製がニッケルを備える、請
求項17に記載の方法。 - 【請求項20】 前記反転複製が電気めっきで作成され
る、請求項17に記載の方法。 - 【請求項21】 前記反転複製が化学蒸着で作成され
る、請求項17に記載の方法。 - 【請求項22】 前記反転複製が無電解めっきで作成さ
れる、請求項17に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US09/070341 | 1998-04-30 | ||
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