JP2000131130A - 電子天秤 - Google Patents

電子天秤

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JP2000131130A
JP2000131130A JP10307253A JP30725398A JP2000131130A JP 2000131130 A JP2000131130 A JP 2000131130A JP 10307253 A JP10307253 A JP 10307253A JP 30725398 A JP30725398 A JP 30725398A JP 2000131130 A JP2000131130 A JP 2000131130A
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Kazuo Nishibayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】試料皿を皿受けから離しておいて、それを緩や
かに皿受け上に載せる方法を、簡単な構造で実施でき、
製造コストも高くつかない電子天秤を提供する。 【解決手段】図1は本装置の試料皿の着脱機構を上方か
ら見た図である。測定試料を試料皿1に載せ、その試料
皿1を、3方に延びた皿支持バネ7の上に設けられた3
個所の皿受け棒14の上にセットする。装置のセットボ
タン(図示せず)を押してモータ12を回転させるとウ
ォームギア10を介してカム11が回転し、駆動レバー
13が引張りバネ9に引張られ、カム11の径に沿って
回転する。皿支持バネ7がそれによって回転し、皿支持
バネ7の下部に設けられたバネ上下用突起8の形状に沿
って皿支持バネ7がたわんで上下する。そのたわみで皿
受け棒14が上下する。カム11が半回転すれば、皿支
持バネ7は下方にたわみ、皿受け棒14は下方に下が
り、試料皿は皿受け2の上に載せられ、重量測定系にそ
の荷重が感知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子天秤に係り、特
に電子天秤の試料皿の着脱機構に関する。
【0002】
【従来の技術】電子天秤は、荷重に平衡する電磁力発生
部の電磁コイルの電流が測定する荷重によって変化する
出力電流信号を捕らえ、電圧信号に変え、A/D変換し
て表示部に表示する電磁自動平衡式のものが広く使われ
ている。図4にその構成を示す。試料皿1に測定するも
のを置き、その試料皿1を皿受け2の上にセットする。
その荷重が重量測定系の検出部3に感知される。その検
出信号は演算部4に入力され、所定の較正がなされ、風
袋を除いた正味値が表示部5で表示されるものである。
検出部3、演算部4、表示部5はケース6に内蔵されて
いる。ケース6の外部には皿受け2が上部に設けられ、
通常、試料皿1を取り上げ、測定試料を試料皿1にの
せ、そして、その試料皿1を手で皿受け2に載せるか、
又は皿受け2の上に試料皿1を置いた状態で、直接測定
試料を試料皿1上に載せる方法が取られる。直接測定試
料を試料皿1上に載せる方法は検出部3に急激な荷重変
化を与えるなどのために、試料皿1を皿受け2から離し
ておいて、その状態で試料皿1に測定試料を載せ、そし
て、それを緩やかに皿受け2の上に載せる機構を備えた
電子天秤が使われている。図5に試料皿1を皿受け2か
ら離しておいて、それを緩やかに皿受け2の上に載せる
機構を備えた電子天秤を示す。皿受け2は重量測定系1
5に連結され、一方、試料皿1はローラ付リング21の
支持棒に支えられている。回転部22の円盤上に上下用
突起20が設けられ、ローラ付リング21はこの上下用
突起20のカーブに沿って支柱24上を上下にスライド
する。回転部22の回転位置は位置センサ17で決めら
れる。そして回転部22の回転はモータ12の駆動によ
り駆動ギア18と従ギア19によってなされる。基台2
3には支柱24が固定されている。試料皿1に測定試料
を載せ、装置のセットボタン(図示せず)を押せば、モ
ータ12が回転し、回転部22が回転し、ローラ付リン
グ21が上下用突起20のカーブに沿って下がり、位置
センサ17が所定回転位置を検出すると、回転部22は
停止し、試料皿1は皿受け2の上に載せられる。その荷
重を重量測定系15は感知し、測定試料の重さを演算し
て、表示部5に表示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子天秤は以上
のように構成されているが、試料皿1の上下機構に、ロ
ーラ付リング21や、大きな空間を占有する回転部2
2、従ギア19、支柱24や、高価な位置センサ17等
を必要とし、構造が複雑になり、上下の空間を大きく占
有してしまい、製造コストも高くつくという問題があ
る。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、試料皿を皿受けから離しておいて、そ
れを緩やかに皿受けの上に載せる方法を、簡単な構造
で、製造コストも高くつかない方法で実施することがで
きる電子天秤を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の電子天秤は、重量測定系に皿受けを有し、被
測定試料を載せるための試料皿を、皿受け上に載せたり
降ろしたりする機構を備えた電子天秤において、モータ
とモータに直結されたギアとそれにかみ合ったウオーム
ギアによりカムを駆動し、このカムによりバネ性を持っ
た皿支持バネを上下にたわませることによって、試料皿
を皿受けに着脱する機構を備えるものである。
【0006】本発明の電子天秤は上記のように構成され
ており、モータとモータに直結されたギアとそれにかみ
合ったウオームギアによりカムを駆動して行われるの
で、上下の空間占有率は少なく、さらにバネ性を持った
皿支持バネを上下にたわませることによって、試料皿を
皿受けに着脱する方式であるため、構造が簡単で、製造
コストも低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の電子天秤の一実施例を図
1、図2を参照しながら説明する。図1は試料皿1の着
脱機構を上面から見た図である。図2は着脱機構を側面
(図1のA−O−A’断面)から見た図である。本発明
の電子天秤の試料皿1の着脱機構は、試料皿1と、重量
測定系15に連結された皿受け2と、試料皿1を下から
支持する3本の皿受け棒14と、その皿受け棒14が設
けられ、回転及びたわむことができる皿支持バネ7と、
その皿支持バネ7を上下させるバネ上下用突起8と、そ
のバネ上下用突起8が設けられている上ケース16と、
皿支持バネ7の一部から円周方向に延びた駆動レバー1
3と、それに接触したカム11と、その偏芯したカム1
1の軸に取付けられたウォームギア10と、その相手側
のウォームギア10の軸に取付けられたモータ12と、
偏芯したカム11の動きに応じて、皿支持バネ7を回転
し、バネ上下用突起8の高さに応じて皿支持バネ7をた
わませることが出来る引張りバネ9とから構成されたも
のである。
【0008】図3に上ケース16上に設けられたバネ上
下用突起8と、皿支持バネ7と皿受け棒14の側面から
見た配置を示す。(a)は皿支持バネ7と皿受け棒14
が、バネ上下用突起8の最上部に位置した場合で、上部
に試料皿1を押し上げた状態を示す。(b)は皿支持バ
ネ7と皿受け棒14が、バネ上下用突起8の最下部に位
置した場合で、上部の試料皿1を皿受け2に載せた状態
を示す。モータ12の回転によりウォームギア10を介
して偏芯したカム11が回転し、駆動レバー13が引張
りバネ9により引張られ、皿支持バネ7が回転して、図
3の(a)の状態からバネ上下用突起8の高さに沿って
スライドし、(b)の状態になる。図3に示すように、
バネ上下用突起8の高さ形状は、試料皿1の上下動にな
るので、この形状を正弦波状に製作すれば、試料皿1が
緩やかに皿受け2に着地するので重量測定系15にやさ
しくなる。バネ上下用突起8の形状に合わせて、皿支持
バネ7の先端のスライド面の形状は円弧状をしたものを
用いる。そして、モータ12の回転について、偏芯した
カム11の長径の位置が、皿受け棒14が最高の位置に
あるようにし、一方偏芯したカム11が180度回転し
短径の位置が、皿受け棒14が最低の位置にあるように
設計され、装置のセットボタン(図示せず)を一回押せ
ば、モータ12は偏芯したカム11を180度回転して
停止するように制御されている。
【0009】次に本発明の電子天秤の試料皿1の着脱機
構の動作について説明する。試料皿1に測定試料を載
せ、装置のセットボタン(図示せず)を押す。モータ1
2が回転し、その駆動力はウォームギア10を介して偏
芯カム11を回転する。カム11が回転することによ
り、駆動レバー13が引張りバネ9の力により回転す
る。駆動レバー13によって皿支持バネ7が回転し、上
ケース16上に設けられたバネ上下用突起8の高さに沿
って、皿支持バネ7がたわみ、皿支持バネ7に設けられ
た皿受け棒14が図2に示す状態から下降し、試料皿1
が皿受け2の上に載せられる。皿受け棒14が完全に試
料皿1から離れると、測定試料を載せた試料皿1の荷重
が重量測定系15に伝わり、その重さを感知して電子天
秤の演算部にそのデータを送る。そして演算部で測定試
料の重さを演算して、所定の較正がなされ、風袋を除い
た正味値が表示部で表示される。測定終了後、再び装置
のセットボタン(図示せず)を押す。モータ12が回転
して偏芯したカム11が回転し、駆動レバー13が元の
位置に戻り、皿支持バネ7がバネ上下用突起8の高さに
沿ってたわみ、上方に皿受け棒14を上げる。それによ
って試料皿1は皿受け2から離れる。皿受け棒14の上
に試料皿1がある時は、直接測定試料を強く押して載せ
てもその力は重量測定系15に影響しないので、測定系
にダメージを与えることが無い。また、測定試料を試料
皿1に載せてから試料皿ごとセットする場合でも皿受け
棒14の上に試料皿1をセットすることで測定系にダメ
ージを与えることが無い。
【0010】上記の実施例では、皿受け2の形状は図1
に示すような3方向の受け形状であるが、この形状に限
定されること無く、皿受け棒14が上下できる穴が皿受
け2に設けられておれば、同様の機能を果たすことがで
きる。
【0011】
【発明の効果】本発明の電子天秤は上記のように構成さ
れており、モータとモータ軸に直結されたウオームギア
によりカムを駆動して行われるので、上下の空間占有率
は少なく、さらにバネ性を持った皿支持バネを上下にた
わませることによって、試料皿を皿受けに着脱する方式
であるため、構造が簡単で、製造コストも低減すること
ができ、さらに測定試料を載せた試料皿を緩やかに皿受
けに載せるので、検出系にやさしく安定して用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電子天秤の一実施例を示す図であ
る。
【図2】 本発明の電子天秤の断面を示す図である。
【図3】 本発明の電子天秤のバネ上下用突起の側面を
示す図である。
【図4】 従来の電子天秤の構成を説明するための図で
ある。
【図5】 従来の電子天秤の断面を示す図である。
【符号の説明】
1…試料皿 2…皿受け 3…検出部 4…演算部 5…表示部 6…ケース 7…皿支持バネ 8…バネ上下用
突起 9…引張りバネ 10…ウォームギ
ア 11…カム 12…モータ 13…駆動レバー 14…皿受け棒 15…重量測定系 16…上ケース 17…位置センサ 18…駆動ギア 19…従ギア 20…上下用突
起 21…ローラ付リング 22…回転部 23…基台 24…支柱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量測定系に皿受けを有し、被測定試料を
    載せるための試料皿を、皿受け上に載せたり降ろしたり
    する機構を備えた電子天秤において、モータとモータに
    直結されたギアとそれにかみ合ったウオームギアにより
    カムを駆動し、このカムによりバネ性を持った皿支持バ
    ネを上下にたわませることによって、試料皿を皿受けに
    着脱する機構を備えることを特徴とする電子天秤。
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