JP2000131026A - Ccdレーザ式非接触積層板厚み測定検査装置 - Google Patents

Ccdレーザ式非接触積層板厚み測定検査装置

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JP2000131026A
JP2000131026A JP30755398A JP30755398A JP2000131026A JP 2000131026 A JP2000131026 A JP 2000131026A JP 30755398 A JP30755398 A JP 30755398A JP 30755398 A JP30755398 A JP 30755398A JP 2000131026 A JP2000131026 A JP 2000131026A
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JP
Japan
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thickness
laminate
measured
displacement
ccd
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JP30755398A
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English (en)
Inventor
Fujio Ichimura
富士夫 市村
Hideo Kato
英夫 加藤
Hiroaki Sakairi
博明 坂入
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動している積層板の厚みをオンラインで非接
触にて高精度,高速で測定表示,判定させ、更に、測定
履歴を確認することのできるCCDレーザ変位センサー
を用いた積層板の厚み測定検査装置を提供する。 【解決手段】2台のCCDレーザ変位センサーでそのセ
ンサー間に自動で基準板を挿入するゼロ点補正機構とそ
の2台のセンサーで測定した積層板の変位量を演算し、
測定表示,判定させる制御装置および測定データを記
憶,読み出し,印字できることを特徴とするCCDレー
ザ変位センサーを用いた積層板の厚み測定検査装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動している積層
板の厚みをオンライン非接触で測定表示させると共に、
測定値と測定範囲の設定値を比較演算させ良否の判定信
号により、板厚不良の判定をし、更に日時,設定,測定
データをパソコンに記憶することのできるCCDレーザ
式非接触積層板厚み測定検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の接触式積層板厚み測定検
査装置の構成図である。
【0003】移動している0.01〜3.00mm厚みの積
層板をオンラインで測定するには、ダイヤルゲージ4,
5または、電気マイクロメータ(差動トランス等)の接
触式が使用されている。このため、積層板1にローラ
2,3が直接接触することにより、積層板1の表面に
傷,汚れ等が発生し、外観不良品の原因になる。
【0004】また、移動している0.01〜3.00mm
厚みの積層板を非接触式でオンラインで測定する方法と
して、渦電流式,PSDレーザ式が使用させている。し
かし、渦電流式では、銅箔の厚み,金属の種類等の違い
によって正確に積層板の厚さを測定表示することが困難
である。PSDレーザ式でも、積層板の色,光沢,移動
している積層板の傾き,測定場所の明るさ等の変化によ
って正確に積層板の厚さを測定表示することが困難であ
る。また両者共に、測定場所の温度変化によっても測定
誤差が生ずる。更に、測定した積層板の板厚値,厚み設
定範囲,測定日時が確認できないため、板厚不良が発生
した際、板厚経過の分析および原因究明ができない状況
にある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、移動してい
る積層板の厚みをオンラインで非接触にて高精度,高速
で測定表示,判定させ、更に、測定履歴を確認すること
のできるCCDレーザ変位センサーを用いた積層板の厚
み測定検査装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、2台のCCD
レーザ変位センサーでそのセンサー間に自動で基準板を
挿入するゼロ点補正機構とその2台のセンサーで測定し
た積層板の変位量を演算し、測定表示,判定させる制御
装置および測定データを記憶,読み出し,印字できるこ
とを特徴とするCCDレーザ式非接触積層板厚み測定検
査装置を提供する。2台のCCDレーザ変位センサーの
間に基準板を挿入してゼロ点を補正する機構部と、該2
台のCCDレーザ変位センサーで積層板の厚みの変位量
を測定する検知部と、前記ゼロ点を補正する機構部と前
記検知部から得られるデータに基ずき積層板の厚み及び
変位量を算出する演算部と、該演算部で得られた結果を
表示,判定する制御部を含むことを特徴とするCCDレ
ーザ式非接触積層板厚み測定検査装置を提供する。ま
た、上下に取り付けた2台のCCDレーザ変位センサー
の間に基準板を挿入し、上下各々のCCD変位センサー
と基準板との変位量を測定し、上部と下部の変位量およ
び基準板の厚みを加算演算したデータをゼロ点として記
憶し、移動している不透明体の0.01〜3.00mmの積
層板の厚みをオンラインで、上下各々の変位センサーで
変位量を非接触で測定し、ゼロ点で記憶したデータから
積層板の上下の変位量の和を差し引き演算し、測定した
積層板の厚みを1μm単位で測定表示させると共に、厚
み測定値と厚み設定範囲を比較演算させ良否の判定信号
を出力し、更に測定した日時と厚み設定範囲,厚み測定
データをパソコンのハードディスクに格納し、読み出
し,印字をさせることを特徴とするCCDレーザ式非接
触積層板厚み測定検査装置を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて具
体的に説明する。
【0008】図1はCCDレーザ式非接触積層板厚み測
定検査装置の該略図を示す。
【0009】図2はCCDレーザ式非接触積層板厚み測
定検査装置の構成図を示す。
【0010】上下に取り付けた2台のCCDレーザ変位
センサー6,7に、0.01 〜3.00mm の積層板1が
搬送される毎に、あるいは一定時間経過後、測定枚数毎
に、上下のCCDレーザ変位センサー6,7の間に、基
準板8を昇降シリンダ9で上昇させ、その後挿入シリン
ダ10で平行に挿入した後、上部CCD変位センサー6
と基準板3の変位量および下部CCD変位センサー7と
基準板8の変位量を加算演算したデータと基準板8の厚
みを演算したデータを加算して、そのデータをゼロ点と
して記憶する。
【0011】ベルトコンベア11で移動搬送してきた
0.01〜3.00mmの積層板1をオンライン非接触で、
積層板検出センサー12,13を検出している間、上部
CCD変位センサー6と積層板1の変位量および下部C
CD変位センサー7と積層板1の変位量を加算演算した
データを、先にゼロ点として記憶したデータから差し引
き演算した結果を、最小1μm単位で、積層板1の厚み
として、表示器14に表示させると共に、上限厚み設定
器15と下限厚み設定器16にて設定した厚み設定範囲
と積層板1の厚み測定値を比較し、良否の判定を良否判
定表示器17に表示し、また外部に出力する。
【0012】更に、測定毎の日時,厚み設定範囲,積層
板1の厚みをパソコン18のハードディスクに格納させ
任意に測定履歴の読み出し,印字を可能にする。
【0013】
【実施例1】CCDレーザ式非接触積層板厚み測定装置
として、CCDレーザ変位センサLK-2000(株式
会社キーエンス製)を用いて、基準板(ステンレス)の
厚み:1.000mm、CCDレーザ変位センサの測定
速度(読取速度):25msec/1回の厚み測定(ベル
トコンベア速度:12m/min.)の条件で、片面銅箔張り
積層板(1,025mm角、絶縁層厚み1.6mm、35μm銅
箔)100枚の厚みの測定を行った。表1にその測定結
果を示す。なお、上限厚み測定器には1.700mm
を、下限厚み測定器には1.420mmをそれぞれ設定
した。
【0014】
【表1】
【0015】
【実施例2】両面銅箔張り積層板(1,025mm角、絶縁
層厚み1.6mm、70μm銅箔)100枚を用いた他は実
施例1と同じ条件で測定した。表2に測定結果を示す。
【0016】
【表2】
【0017】
【発明の効果】本発明は、ベルトコンベアで移動搬送し
てきた不透明体の0.01〜3.00mmの積層板をオンラ
イン非接触にて、積層板を検出している間、連続で積層
板の厚みを傷,汚れをつけること無く、周囲の温度,明
るさ、また、積層板の色,温度,傾き等の影響を受ける
こと無く、高精度,高速で、測定表示し、積層板厚みの
良否判定表示,外部出力できる。更に測定毎の日時,厚
み設定範囲,積層板厚み実測値の履歴を任意に読み出
し,印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の非接触式積層板厚み測定検査装置の
概略図である。
【図2】 本発明の非接触式積層板厚み測定検査装置の
構成図である。
【図3】 従来技術の接触式積層板厚み測定装置の概略
図である。
【符号の説明】
1…積層板、2…上部ローラ、3…下部ローラ、4…上
部ダイヤルゲージ、5…下部ダイヤルゲージ、6…上部
CCDレーザ変位センサー、7…下部CCDレーザ変位
センサー、8…基準板、9…昇降シリンダ、10…挿入
シリンダ、11…ベルトコンベア、12…積層板検出セ
ンサー、13…積層板検出センサー、14…厚み表示
器、15…上限厚み設定器、16…下限厚み設定器、1
7…良否判定表示器、18…パソコン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂入 博明 茨城県下館市大字小川1500番地 日立化成 工業株式会社下館工場内 Fターム(参考) 2F065 AA09 AA30 AA67 BB01 BB15 BB17 BB24 CC01 DD06 FF41 FF61 GG04 JJ02 JJ05 JJ25 MM03 PP15 PP22 QQ23 QQ25 QQ27 SS03 SS04 SS06 SS11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2台のCCDレーザ変位センサーの間に基
    準板を挿入してゼロ点を補正する機構部と、該2台のC
    CDレーザ変位センサーで積層板の厚みの変位量を測定
    する検知部と、前記ゼロ点を補正する機構部と前記検知
    部から得られるデータに基ずき積層板の厚み及び変位量
    を算出する演算部と、該演算部で得られた結果を表示,
    判定する制御部を含むことを特徴とするCCDレーザ式
    非接触積層板厚み測定検査装置。
  2. 【請求項2】少なくとも積層板主面の上下に取り付けた
    2台のCCDレーザ変位センサーで該積層板の厚みを非
    接触で測定し、該2台のCCDレーザ変位センサーの間
    に基準板を挿入し、上下各々のCCD変位センサーと基
    準板との変位量より求めたゼロ点で記憶したデータから
    積層板の上下の変位量の和を差し引き演算し、得られた
    厚み測定値と厚み設定範囲を比較演算させ良否の判定信
    号を出力し、更に測定した日時と厚み設定範囲,厚み測
    定データをコンピュタに格納し、表示することを特徴と
    するCCDレーザ式非接触積層板厚み測定検査装置。
  3. 【請求項3】上下に取り付けた2台のCCDレーザ変位
    センサーの間に基準板を挿入し、上下各々のCCD変位
    センサーと基準板との変位量を測定し、上部と下部の変
    位量および基準板の厚みを加算演算したデータをゼロ点
    として記憶し、移動している不透明体の0.01〜3.0
    0mmの積層板の厚みをオンラインで、上下各々の変位セ
    ンサーで変位量を非接触で測定し、ゼロ点で記憶したデ
    ータから積層板の上下の変位量の和を差し引き演算し、
    測定した積層板の厚みを1μm単位で測定表示させると
    共に、厚み測定値と厚み設定範囲を比較演算させ良否の
    判定信号を出力し、更に測定した日時と厚み設定範囲,
    厚み測定データをパソコンのハードディスクに格納し、
    読み出し,印字をさせることを特徴とするCCDレーザ
    式非接触積層板厚み測定検査装置。
JP30755398A 1998-10-28 1998-10-28 Ccdレーザ式非接触積層板厚み測定検査装置 Pending JP2000131026A (ja)

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