JP2000130176A - 発電・電動機を備えたターボチャージャ - Google Patents

発電・電動機を備えたターボチャージャ

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JP2000130176A
JP2000130176A JP10310426A JP31042698A JP2000130176A JP 2000130176 A JP2000130176 A JP 2000130176A JP 10310426 A JP10310426 A JP 10310426A JP 31042698 A JP31042698 A JP 31042698A JP 2000130176 A JP2000130176 A JP 2000130176A
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turbine
stator
housing
water jacket
generator
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JP10310426A
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Shinji Hara
真治 原
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/02Drives of pumps; Varying pump drive gear ratio
    • F02B39/08Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio
    • F02B39/10Non-mechanical drives, e.g. fluid drives having variable gear ratio electric
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/04Engines with exhaust drive and other drive of pumps, e.g. with exhaust-driven pump and mechanically-driven second pump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,固定子を取り付けるハウジングの
内部に水ジャケットを形成することにより,固定子を冷
却して発電電力を効率良く取り出すことができる発電・
電動機を備えたターボチャージャを提供する。 【構成】 発電・電動機を備えたターボチャージャ1の
タービンハウジング12に連結されるタービン側センタ
ハウジング14は,軸受10を収容するタービン近傍部
25,発電機5のステータコイルからなる固定子17が
取り付けられる固定子取付け部27,及び両部を連結す
る連結部26から成る。固定子取付け部27の内部には
水ジャケット57が形成されており,水ジャケット57
を流れる冷却水は固定子17の熱を取り除き,発電電力
の取出し効率の低下が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,吸気を過給する
と共に,排ガスエネルギーを電気エネルギー変換してエ
ネルギーを回収する発電・電動機を備えたターボチャー
ジャに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に,ターボチャージャは,エンジン
の高速回転時や高負荷運転時における出力の向上を目的
として,エンジンの排ガスエネルギーを利用して駆動さ
れるタービンによってコンプレッサを駆動して吸気を過
給するものである。ターボチャージャを備えたエンジン
では,排ガスエネルギーで駆動されるタービン,該ター
ビンを取り付けたシャフト,及び該シャフトに取り付け
たコンプレッサを有するターボチャージャを設けたもの
がある。また,エンジンに設けたターボチャージャに
は,排ガスエネルギーで駆動されるタービン,該タービ
ンを取り付けたシャフト,該シャフトに取り付けたコン
プレッサ及び前記シャフト上に設けた発電・電動機から
成るエネルギー回収装置が提案されている。また,ター
ボチャージャを備えた断熱エンジンでは,排気系に発電
・電動機を持つターボチャージャを配置すると共に,該
ターボチャージャの後流に発電タービンを設けたエネル
ギー回収装置を配置したものが提案されている。
【0003】車両のエンジンの排気ガスエネルギーによ
りタービンを駆動し,該タービンに接続した発電機によ
って電力を発電することで,排気ガスエネルギーを電気
エネルギーとして回収するものとして発電・電動機を備
えたターボチャージャがある。図3は,従来の発電・電
動機を備えたターボチャージャを示す断面図である。図
3に示すターボチャージャ60は,エンジンの排気ガス
エネルギーによって駆動されるタービン2,該タービン
2を取り付けたシャフト4,及び該シャフト4に取り付
けたコンプレッサ3を有している。ターボチャージャ6
0のハウジングは,タービン2を収容するタービンハウ
ジング12,コンプレッサ3を収容するコンプレッサハ
ウジング13,及びタービンハウジング12とコンプレ
ッサハウジング13との間にあって両ハウジング12,
13を連結するセンタハウジング8から構成されてい
る。ハウジングを貫通するシャフト4は,センタハウジ
ング8の両端部に設けられている軸受10,11によっ
て回転自在に支持されている。シャフト4には,タービ
ン2側の端部においてタービンブレード7が取り付けら
れ,コンプレッサ3側の端部においてコンプレッサブレ
ード9が取り付けられている。センタハウジング8は,
タービン側センタハウジング14とコンプレッサ側セン
タハウジング15とから構成されている。タービンハウ
ジング12とタービン側センタハウジング14との間に
は,遮熱板28が介装されている。
【0004】エンジンの排気管を通じてタービンスクロ
ール6に送られた排気ガスは,ターボチャージャ60の
タービン2に供給してタービンブレード7を回転する。
タービンブレード7の回転は,シャフト4を介してコン
プレッサ3に伝達され,コンプレッサ3において,コン
プレッサブレード9を回転して過給,即ち,空気を圧縮
してエンジンに供給する。
【0005】シャフト4は10〜20万rpmもの速度
で高速回転をし,更にスラスト方向の軸力を生じること
もあるので,シャフト4をラジアル方向のみならずスラ
スト方向にも安定して回転支持するために,シャフト4
を軸支する軸受10,11には,アンギュラ型の玉軸受
が採用されている。また,シャフト4の高速回転を可能
にするため,軸受10,11には潤滑油が供給される。
潤滑油は,タービン側センタハウジング14及びコンプ
レッサ側センタハウジング15に形成されているオイル
給油路45を通じて供給され,軸受10,11を潤滑し
た後,排油路75を通じてターボチャージャ60の外部
に排出される。
【0006】発電・電動機を備えたターボチャージャ6
0の発電機5は,タービン2及びコンプレッサ3の間に
おいて,タービン側センタハウジング14内に収容され
ている。発電機5は,排気エネルギーにより駆動される
シャフト4に取り付けられてシャフト4と共に回転する
永久磁石から成る回転子16と,回転子16の周囲にお
いてセンタハウジング8に取り付けられたコイルから成
る固定子17とから成る。回転子16は,シャフト4を
軸支する軸受10,11の間に配置されている。発電機
5は,排気ガスにより駆動されるタービン2の出力の一
部を電気エネルギーに変換し,この電力によりエンジン
に直結したモータを駆動することで,排気ガスエネルギ
ー回収を実現している。回転子16の周囲に嵌着された
スリーブ18は,高速回転時に回転子16がバーストす
るのを防止している。タービン側センタハウジング14
は,タービン2側に近いタービン近傍部25,筒状の固
定子取り付け部26,及びタービン近傍部25と固定子
取り付け部26とを連結する連結部27から成り,固定
子17は,筒状の固定子取り付け部26の筒状内面19
に圧入によって取り付けられている。
【0007】タービン側センタハウジング14は,エン
ジンからの高温の排気ガスが導入されるタービンハウジ
ング12に結合されているため,ターボチャージャ稼働
中には高温になるタービンハウジング12からの熱伝導
によって高温になり易い。また,発電・電動機を備えた
ターボチャージャ60では,タービン2は排気ガスの流
れによって駆動されるため,シャフト4が高温となる。
シャフト4に装着した回転子16である永久磁石も,シ
ャフト4から伝達される熱によって高温となり,減磁す
る場合がある。潤滑油は,タービン側から伝わる熱等に
よって軸受10が高温になるのを防止する冷却作用も有
している。
【0008】そこで,潤滑油をアンギュラ玉軸受9,1
0に向かって噴出することによってシャフト4の温度上
昇の防止が図られている。特に,タービン2側のアンギ
ュラ玉軸受10に向かって噴出される潤滑油は,タービ
ン側センタハウジング14に取り付けられるサイドプレ
ート49のシールリング(図示せず)にも熱を伝達し
て,シャフト4の熱をタービン側センタハウジング14
に逃がしている。しかしながら,エンジンが停止した後
では,タービン2側に位置している軸受10を潤滑・冷
却するオイルの供給も停止されるため,軸受10自体及
び軸受10とその周囲においてセンタハウジング14内
に残留している潤滑油も高温になり,軸受10や潤滑油
が熱によって劣化し,耐久性が低下するおそれがある。
潤滑油による冷却性能を向上させるため,センタハウジ
ング14のタービン近傍部25に形成されているタービ
ン側水ジャケット55に冷却水が導入されている。
【0009】軸受や潤滑油がタービン側から伝達される
熱による劣化を防止するため,タービンハウジングとコ
ンプレッサハウジングとの間にあって両ハウジングを連
結すると共にシャフトの軸受を収容するセンタハウジン
グにおいて,特に,タービン側に広く環状に水ジャケッ
トを形成したターボチャージャが提案されている(特開
昭58−178828号公報)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,ターボ
チャージャに備わる発電機の固定子が磁束変化による発
熱やコイルを流れる電流による発熱等によって温度が上
昇すると,固定子から出力される発電電力が充分なもの
にならないことがある。従来,固定子に発生する熱の除
去はセンタハウジング周りを流れる空気への自然放熱に
任されており,固定子の温度上昇の抑制が充分でない。
そこで,固定子に生じる熱をセンタハウジングに逃がす
ことができれば,固定子の温度上昇を防ぐことが可能に
なるが,固定子に生じる熱をセンタハウジングに逃がす
方策として,固定子が取り付けられているセンタハウジ
ングを強制冷却して固定子との温度差を生ぜしめて,固
定子に生じた熱をセンタハウジングに伝達し易くする点
で解決すべき課題がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,エン
ジンから排出される排気ガスが有するエネルギーを電気
エネルギーに変換し,排気ガスのエネルギーを電気エネ
ルギーの形態で回収する発電・電動機を備えたターボチ
ャージャにおいて,センタハウジングを強制冷却するこ
とにより発電機の固定子の温度上昇を防ぎ,発電機によ
る充分な発電電力を得ることを可能にする発電・電動機
を備えたターボチャージャを提供することである。
【0012】この発明は,ハウジング内に配設され且つ
排ガスエネルギーで駆動されるタービン,前記ハウジン
グ内に配設されたコンプレッサ,前記タービンと前記コ
ンプレッサとを連結し且つ前記ハウジング内に回転自在
に軸支されたシャフト,及び前記シャフト上に取り付け
られた発電・電動用の回転子と前記ハウジング内に取り
付けられた固定子とから構成される発電機を具備し,前
記固定子を冷却するため前記固定子を取り囲む前記ハウ
ジングの内部には冷却用の水ジャケットが設けられてい
ることから成る発電・電動機を備えたターボチャージャ
に関する。
【0013】この発電・電動機を備えたターボチャージ
ャによれば,発電機の固定子が磁束変化による発熱やコ
イルを流れる電流による発熱等によって温度が上昇して
も,ハウジングの内部に形成された水ジャケットに冷却
水を流することによってハウジングが強制的に冷却さ
れ,ハウジングと固定子との温度差によって,固定子か
らハウジングへ熱の伝達が促進され,その結果,固定子
が冷却され,固定子の温度上昇が抑制される。
【0014】前記ハウジングは,前記タービンを内部に
配設したタービンハウジング,前記コンプレッサを内部
に配設したコンプレッサハウジング,及び前記タービン
ハウジングと前記コンプレッサハウジングとの間におい
て前記タービンハウジングと前記コンプレッサハウジン
グとに固定され且つ前記シャフトを軸支する軸受が軸方
向両端に配設されているセンタハウジングから構成され
ており,前記固定子は前記両軸受間において前記センタ
ハウジング内に取り付けられていると共に前記水ジャケ
ットは前記センタハウジングの内部に形成されている。
【0015】前記センタハウジングは,前記タービン側
に配置され且つ前記軸受が配設されたタービン近傍部,
前記固定子が取り付けられる固定子取付け部,及び前記
タービン近傍部と前記固定子取付け部とを一体的に連結
する連結部から構成されており,前記水ジャケットは前
記固定子取付け部の内部に形成されている。前記固定子
取付け部は筒状内面を有する筒状構造を有しており,前
記固定子は前記筒状内面に圧入されることにより前記固
定子取付け部に取り付けられている。水ジャケットに供
給される冷却水は,固定子取付け部の熱を奪って固定子
取付け部を強制的に冷却するので,固定子の熱が固定子
取付け部へ移動し,固定子の冷却が効率的に行われる。
【0016】前記タービン近傍部の内部には,前記ター
ビンから前記センタハウジングへ伝わる熱を取り除くた
めのタービン側水ジャケットが形成されている。高温の
排気ガスが流れるタービン側に近接するセンタハウジン
グのタービン近傍部は,高温になり易いので,タービン
近傍部にタービン側水ジャケットを設けて,タービンか
らセンタハウジングへ伝わる熱を取り除くことが図られ
る。
【0017】前記固定子取付け部に形成された前記水ジ
ャケットは,前記連結部に形成された連通路を通じて前
記タービン側水ジャケットに連通している。固定子取付
け部に設けられた水ジャケットを流れる冷却水は,連結
部に形成された連通路を通じてタービン側水ジャケット
を流れる冷却水と兼用されるので,冷却水の供給設備を
増設する必要はない。
【0018】前記固定子取付け部に形成された前記水ジ
ャケットは,前記タービン側水ジャケットとは独立して
形成されている。固定子取付け部に設けた水ジャケット
とタービン側水ジャケットとをかかる独立形態で配設す
ると,前記固定子取付け部に形成された前記水ジャケッ
ト内の冷却水の温度と,前記タービン側水ジャケット内
の冷却水の温度とは独立して制御することが可能とな
る。
【0019】前記回転子は永久磁石であり,前記固定子
はステータコイルである。永久磁石から成る回転子は重
量が大きくなるが,シャフトの両側の軸受で支持され
る。また,固定子であるステータコイルは,ターボチャ
ージャの運転に伴って,回転子である永久磁石からの磁
束の変化による発熱やコイルを流れる電流による発熱等
によって温度が上昇しても,水ジャケットを流れる冷却
水によって,効率良く冷却される。
【0020】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による発電・電動機を備えたターボチャージャの実施例
を説明する。図1はこの発明による発電・電動機を備え
たターボチャージャの一実施例を示す断面図である。図
1に示す発電・電動機を備えたターボチャージャにおい
て,図3に示すターボチャージャ60の各構成要素及び
部位と同等のものには,同じ符号が付されている。
【0021】図1に示す発電・電動機を備えたターボチ
ャージャ1(以下,実施例の説明において「ターボチャ
ージャ1」と略す)は,エンジンの排気ガスエネルギー
によって駆動されるタービン2,該タービン2を取り付
けたシャフト4,及び該シャフト4に取り付けたコンプ
レッサ3を有している。また,ターボチャージャ1のハ
ウジングは,タービンハウジング12,コンプレッサハ
ウジング13,及びセンタハウジングから構成されてい
る。センタハウジングは,タービン側センタハウジング
14とコンプレッサ側センタハウジング15とから成
る。タービンハウジング12はタービン側センタハウジ
ング14に固定され,センタハウジング14内に発電機
5が配置されている。タービン側センタハウジング14
の他端部には,コンプレッサ側センタハウジング15が
固定され,該コンプレッサ側センタハウジング15に
は,コンプレッサハウジング13が固定されている。
【0022】中実軸であるシャフト4は,タービン側セ
ンタハウジング14とコンプレッサ側センタハウジング
15とに対して,それぞれアンギュラ型玉軸受である軸
受10,11によって回転自在に支持されている。シャ
フト4には,永久磁石から成る発電機5の回転子16が
取り付けられており,軸受10,11は,間に回転子1
6を配置させることができるように,互いに充分離間し
て配置されている。回転子16の外周に対応して,ター
ビン側センタハウジング14の筒状内面19には,ステ
ータコイルから成る固定子17が圧入によって取り付け
られている。固定子鉄心に巻線を取り付けて構成されて
いる固定子17は,シャフト4の回転に伴って回転子1
6である永久磁石の磁束変化に応じて起電力を発生す
る。高速回転に伴って回転子16が遠心力によってバー
ストするのを防止するため,回転子16の周囲には補強
部材としてのカーボン繊維強化プラスチック製のスリー
ブ18が嵌着されている。回転子16と固定子17とに
よって,発電機5が構成されている。ターボチャージャ
1において,タービンハウジング12内に排気タービン
スクロール6を通じて排ガス流が導入され,シャフト4
の一端に固定されたタービンブレード7を回転する。
【0023】タービン側センタハウジング14には,サ
イドプレート49が嵌入して取り付けられている。サイ
ドプレート49とシャフト4との間には,シールリング
53が配置されており,軸受10を潤滑・冷却した潤滑
油がタービン2側への漏れを防止するシール機能を有し
ている。タービン側センタハウジング14に形成されて
いるオイル供給路45からの潤滑油は,軸受10に向か
って噴出され,軸受10を潤滑すると共に冷却してい
る。
【0024】タービン2は,排気ガスの流れによって駆
動されるため,シャフト4は高温となり,シャフト4に
装着した回転子16である永久磁石も高温となって減磁
する場合がある。軸受10に向かって噴出される潤滑油
は,シャフト4を冷却する働きもする。軸受10に向か
って噴出される潤滑油は,サイドプレート49のシール
リング53にも熱を伝達して,シャフト4の熱をセンタ
ハウジング14に逃がしている。これらの冷却性能を向
上させるため,タービン側センタハウジング14のター
ビン2の近い側に位置するタービン近傍部25には,冷
却水が導入されるタービン側水ジャケット55が形成さ
れている。
【0025】ターボチャージャ1それ自体は,次のよう
に作動する。ターボチャージャ1では,エンジン(図示
せず)からの排気ガスがタービンスクロール6からター
ビンハウジング12へ導入されることによって,排気ガ
スはタービンブレード7に作用し,タービン2を駆動す
る。タービン2が駆動することによってシャフト4を通
じてコンプレッサ3を駆動し,コンプレッサ3のコップ
レッサブレード9が回転することによって吸入空気がエ
ンジンに過給される。シャフト4に取り付けた回転子1
6としての永久磁石が回転し,発電機5で発電する状態
になる。発電機5は,エンジンの運転状態に応じて,消
費或いは蓄電するに見合った量だけ発電するが,その電
力を使用しない場合には,回転子16は空転するだけで
ある。
【0026】ステータコイルである固定子17は,固定
子17を横切る磁束変化と固定子17のコイルを流れる
電流とによって発熱し,その結果,固定子17の発電性
能が低下して充分な発電電力を取り出すことができない
ことがある。このような事態に対処するため,固定子1
7が圧入によって取り付けられているタービン側センタ
ハウジング14の筒状構造を有する固定子取付け部27
の内部には,固定子17を取り囲むように水ジャケット
57が形成されている。この実施例では,水ジャケット
57は,タービン側センタハウジング14のタービン近
傍部25と固定子取付け部27とを一体的に連結してい
る連結部26の内部に形成されている連通路56を通じ
て,タービン近傍部25に形成されているタービン側水
ジャケット55と通じている。なお,連通路56も,そ
の断面積を充分に取れば,連結部26を冷却する一連の
水ジャケット構造の一部とすることもできる。
【0027】タービン側水ジャケット55を流れる冷却
水によってタービン近傍部25は強制冷却されているの
で,タービン2からタービン近傍部25に伝達される熱
は,タービン側水ジャケット55を流れる冷却水によっ
て逃がされることになり,軸受10やシャフト4を高温
にすることがなく,軸受10や潤滑油の耐久性が低下す
ることがなく,また,回転子16の永久磁石が消磁する
こともない。
【0028】タービン側水ジャケット55を流れる冷却
水は,連結部26の内部に形成されている連通路56を
通じて,タービン側センタハウジング14の固定子取付
け部27の内部に形成されている水ジャケット57をも
流れているので,固定子取付け部27は水ジャケット5
7内の冷却水によって強制的に冷却される。固定子17
が圧入されているために,固定子17と固定子取付け部
27との間には広い接触面積が確保されるので,固定子
17内に生じた熱は,固定子取付け部27との温度差に
基づいて筒状内面19を介して効率良く固定子取付け部
27に流れ,最終的に,水ジャケット57を流れる冷却
水によって奪い去られる。したがって,固定子17は高
温になることがなく,固定子17から取り出される発電
電力の効率が低下することがない。
【0029】次に,図2を参照して,この発明による発
電・電動機を備えたターボチャージャの別の実施例を説
明する。図2は,この発明による発電・電動機を備えた
ターボチャージャの別の実施例を示す断面図である。図
2に示す発電・電動機を備えたターボチャージャ1A
は,図1に示した実施例である発電・電動機を備えたタ
ーボチャージャ1と比較して,固定子取付け部27の内
部に設けられた水ジャケット58を,タービン近傍部2
5に設けられるタービン側水ジャケット55と接続する
ことなく,独立して構成した点が相違する以外には差異
がないので,同等の構成要素及び部位には同じ符号を付
して,重複する説明を省略する。
【0030】固定子取付け部27の内部に設けられた水
ジャケット58は,タービン近傍部25に形成されてい
るタービン側水ジャケット55と接続することなく,独
立して形成されている。したがって,固定子取付け部2
7の水ジャケット58に供給される冷却水の水量や温度
を,タービン側水ジャケット55における冷却の強さと
は個別に制御することが可能となり,固定子17の発電
電力の取出しをより一層精度良く制御することが可能と
なる。
【0031】なお,上記の実施例では,回転子16及び
固定子17から成る交流機を発電機として説明したが,
固定子17に電流を供給して交流機を電動機として用
い,エンジンの排気ガスが充分利用できない場合等,コ
ンプレッサの駆動による過給を電動機で行うようにして
もよい。また,固定子17の温度制御には,多種多様な
方法があるが,例えば,固定子17に温度センサを配設
して固定子17の温度を検出し,水ジャケットを流れる
冷却水の水量を流量制御弁によって制御する等の制御態
様がある。
【0032】
【発明の効果】この発明による発電・電動機を備えたタ
ーボチャージャは,上記のように構成されており,次の
ような効果を有する。即ち,この発電・電動機を備えた
ターボチャージャにおいては,発電機がハウジングに取
り付けられた固定子とシャフトに取り付けられた回転子
とから構成され,ハウジングの内部には固定子を冷却す
るための冷却水が流れる水ジャケットが設けられている
ので,固定子が取り付けられたハウジングが水ジャケッ
トを流れる冷却水によって強制冷却され,発電機の固定
子の温度上昇を防ぐことができる。その結果,固定子か
ら充分な発電電力を得ることが可能な発電・電動機を備
えたターボチャージャを得ることができ,発電機が安定
して駆動され,有効に排気ガスエネルギーを電気エネル
ギーとして回収することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による発電・電動機を備えたターボチ
ャージャの一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明による発電・電動機を備えたターボチ
ャージャの別の実施例を示す断面図である。
【図3】従来の発電・電動機を備えたターボチャージャ
を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1A 発電・電動機を備えたターボチャージャ 2 タービン 3 コンプレッサ 4 シャフト 5 発電機 7 タービンブレード 8 センタハウジング 10,11 軸受 12 タービンハウジング 13 コンプレッサハウジング 14 タービン側センタハウジング 15 コンプレッサ側センタハウジング 16 回転子 17 固定子 25 タービン近傍部 26 連結部 27 固定子取付け部 55 タービン側水ジャケット 56 連通路 57,58 水ジャケット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に配設され且つ排ガスエネ
    ルギーで駆動されるタービン,前記ハウジング内に配設
    されたコンプレッサ,前記タービンと前記コンプレッサ
    とを連結し且つ前記ハウジング内に回転自在に軸支され
    たシャフト,及び前記シャフト上に取り付けられた発電
    ・電動用の回転子と前記ハウジング内に取り付けられた
    固定子とから構成される発電機を具備し,前記固定子を
    冷却するため前記固定子を取り囲む前記ハウジングの内
    部には冷却用の水ジャケットが形成されていることから
    成る発電・電動機を備えたターボチャージャ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは,前記タービンを内部
    に配設したタービンハウジング,前記コンプレッサを内
    部に配設したコンプレッサハウジング,及び前記タービ
    ンハウジングと前記コンプレッサハウジングとの間にお
    いて前記タービンハウジングと前記コンプレッサハウジ
    ングとに固定され且つ前記シャフトを軸支する軸受が軸
    方向両端に配設されているセンタハウジングから構成さ
    れており,前記固定子は前記両軸受間において前記セン
    タハウジング内に取り付けられていると共に前記水ジャ
    ケットは前記センタハウジングの内部に形成されている
    ことから成る請求項1に記載の発電・電動機を備えたタ
    ーボチャージャ。
  3. 【請求項3】 前記センタハウジングは,前記タービン
    側に配置され且つ前記軸受が配設されたタービン近傍
    部,前記固定子が取り付けられる固定子取付け部,及び
    前記タービン近傍部と前記固定子取付け部とを一体的に
    連結する連結部から構成されており,前記水ジャケット
    は前記固定子取付け部の内部に形成されていることから
    成る請求項2に記載の発電・電動機を備えたターボチャ
    ージャ。
  4. 【請求項4】 前記固定子取付け部は筒状内面を有する
    筒状構造を有しており,前記固定子は前記筒状内面に圧
    入されることにより前記固定子取付け部に取り付けられ
    ていることから成る請求項3に記載の発電・電動機を備
    えたターボチャージャ。
  5. 【請求項5】 前記タービン近傍部の内部には,前記タ
    ービンから前記センタハウジングへ伝わる熱を取り除く
    ためのタービン側水ジャケットが形成されていることか
    ら成る請求項3又は4に記載の発電・電動機を備えたタ
    ーボチャージャ。
  6. 【請求項6】 前記固定子取付け部に形成された前記水
    ジャケットは,前記連結部に形成された連通路を通じて
    前記タービン側水ジャケットに連通していることから成
    る請求項5に記載の発電・電動機を備えたターボチャー
    ジャ。
  7. 【請求項7】 前記固定子取付け部に形成された前記水
    ジャケットは,前記タービン側水ジャケットとは独立し
    て形成されていることから成る請求項5に記載の発電・
    電動機を備えたターボチャージャ。
  8. 【請求項8】 前記固定子取付け部に形成された前記水
    ジャケット内の冷却水の温度と,前記タービン側水ジャ
    ケット内の冷却水の温度とは独立して制御されることか
    ら成る請求項7に記載の発電・電動機を備えたターボチ
    ャージャ。
  9. 【請求項9】 前記回転子は永久磁石であり,前記固定
    子はステータコイルであることから成る請求項1〜8の
    いずれか1項に記載の発電・電動機を備えたターボチャ
    ージャ。
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