JP2000129437A - スパッタリング装置及びスパッタリング方法 - Google Patents

スパッタリング装置及びスパッタリング方法

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JP2000129437A
JP2000129437A JP10298908A JP29890898A JP2000129437A JP 2000129437 A JP2000129437 A JP 2000129437A JP 10298908 A JP10298908 A JP 10298908A JP 29890898 A JP29890898 A JP 29890898A JP 2000129437 A JP2000129437 A JP 2000129437A
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sputtering apparatus
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rectangular
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JP10298908A
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Teiichi Kimura
悌一 木村
Tadashi Okamoto
匡史 岡本
Yuichi Nakagami
裕一 中上
Isamu Aokura
勇 青倉
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大面積の基板に均一な薄膜を形成することの
できるスパッタリング装置及びスパッタリング方法を提
供する。 【解決手段】 ガス供給部6と排気装置とに接続された
真空容器12の内部に、基板5を取り付けた基板ホルダ
ー4とターゲット2を取り付けた電極1とを対向させて
配置し、ターゲット2上に磁場を形成する長方形マグネ
ット3を電極1内に配置したスパッタリング装置におい
て、形成する磁場の強さが長方形マグネット3の長辺方
向において、増加あるいは減少するように長方形マグネ
ット3を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上に薄膜を形成
するためのスパッタリング装置及びスパッタリング方法
に関し、特に、大きな面積の基板上に均一な厚みを有す
る薄膜を形成するために好適なマグネトロンスパッタを
行うスパッタリング装置及びスパッタリング方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】スパッタリング装置は基板上にターゲッ
ト材料などで構成される薄膜を安定に形成する成膜装置
として、半導体、液晶基板、光ディスクなどの薄膜製品
の製造装置として広く用いられている。スパッタリング
装置は、高真空中に導入したアルゴン等の不活性ガスの
放電によるスパッタ現象を利用した成膜装置である。従
来の代表的なスパッタリング装置の構成と動作原理につ
いて以下に説明する。従来のスパッタリング装置は排気
装置とガス供給部とにそれぞれ接続された真空容器を有
し、この真空容器中には、基板保持部と、その基板保持
部に保持された基板と、基板保持部と対向して配置され
た電極が配設されている。電極上には薄膜の材料となる
ターゲットが配置されており、この電極には基板保持部
との間に所望の電圧が印加される。
【0003】上記のように構成されたスパッタリング装
置において、真空容器内を排気装置により所定圧の真空
にした後、ガス供給部からアルゴン等の不活性ガスを供
給し、電極に負電圧または高周波電圧を印加する。この
ように電極に負電圧または高周波電圧を印加することに
より、基板−ターゲット間に不活性ガスのプラズマが発
生する。このプラズマの発生により、不活性ガスの原子
がイオン化し、電界によって加速されてターゲットに衝
突する。これにより、ターゲットに衝突する不活性ガス
の原子がターゲットの原子(以下スパッタ粒子と記す)
を飛び出させるスパッタ現象が起こり、ターゲットから
飛び出したスパッタ粒子が基板上に付着してターゲット
材料と同じ材質の薄膜を基板上に形成する。
【0004】現在、工業的に広く用いられているスパッ
タリング方法は、マグネトロンスパッタリング方法であ
る。これは、上述した従来のスパッタリング装置による
スパッタリング方法に加えて、ターゲット上に磁場を発
生させ、その磁場によって電子を移動(以下、ドリフト
と言う)させてトラップするものである。このマグネト
ロンスパッタリング方法を用いた従来のスパッタリング
装置について図面を参照しつつ説明する。図11は、通
常のマグネトロンスパッタリング装置の構成を示す説明
図である。図11において、真空容器であるチャンバー
12には、排気装置7と、ガス供給部6とが接続されて
いる。チャンバー12内の基板保持部4には薄膜を形成
すべき基板5が取り付けられている。基板5はその周端
部を覆うように保持する基板マスク8により基板保持部
4に取り付けられている。電極1の上にはターゲット2
が配設されており、ターゲット2の直下の電極1内には
マグネット11が配設されている。不活性ガスをイオン
化させる電子は、ターゲット2上でマグネット11によ
りトンネル状に形成される磁場の磁力線の方向に対して
上方から見て右側の方向にドリフトする性質を持ってい
る。従って、より高い密度のプラズマを得るためには、
ターゲット2上におけるトンネル状の磁場を環状に形成
し、電子をできるだけ長くドリフト運動をするよう構成
することが一般的である。このように構成することによ
り、ターゲット2上の磁場の強い部分において電子の密
度が高くなるため、プラズマ密度の高い部分が発生す
る。その結果、ターゲット2上のプラズマ密度の高い部
分が他の部分に比して速く谷状にスパッタされる。この
ようにして発生するターゲット2上の谷状にえぐられた
部分はエロージョンと呼ばれている。
【0005】上記に述べたような原理からマグネトロン
スパッタは、(1)電子を磁場によりターゲット近傍に
トラップさせるため、基板上面のプラズマによるダメー
ジが少ない、そして(2)プラズマ密度が高いため成膜
速度が速い、といった特徴を有している。さらに、マグ
ネトロンスパッタにおいては、プラズマ中の電子が磁場
によって形成されたトンネルを通り続けるため、磁場の
トンネルのどの部分においてもプラズマ中の電子密度の
粗密が発生しにくい。従って、スパッタ粒子の飛び出す
量がエロージョンの部位によって差が少なく、マグネト
ロンスパッタは膜厚の制御が容易であるという特徴を有
している。これらの優れた特徴を有しているため、マグ
ネトロンスパッタはこれまで広く用いられてきた。
【0006】図11において、一般的なマグネトロンス
パッタリング装置における放電は、ターゲット2とアー
ス電位であるチャンバー12あるいは基板マスク8との
間に発生する。しかしながら、液晶パネルなどの製造の
ため基板5が大型化してくると、ターゲット2に対向し
て放電を維持するべきアース領域が基板5の周囲の基板
マスク8の近傍の狭い領域に限られてくる。したがっ
て、基板5の中央部分、とアース電極としての基板マス
ク8に近い基板5の周囲部分とで放電プラズマの密度に
大きな差が発生するようになってきた。液晶パネルなど
の大型基板の製造に広く用いられている長辺が長い長方
形マグネットを用いたマグネトロンスパッタリング装置
においては、磁場を構成するトンネルの長さが長くな
る。また、絶縁物である基板5と導体である基板マスク
8との間をプラズマがまたぐように形成される。従っ
て、電子が磁場のトンネルを進むに連れ、徐々に他のガ
スを電離してプラズマの密度が上昇しエロージョン内で
の電子密度に差が生じる。この結果、従来のマグネトロ
ンスパッタリング装置においては、同じエロージョン内
でスパッタ粒子の飛び出す量に差が発生するようになっ
てきた。
【0007】上記のような問題を解決するために、基板
とターゲットの間に導体のアース棒や網状のアノード電
極を挿入して、そのアノード電極において電子を捕らえ
ることにより、プラズマ密度の増加を防止する機能を有
するよう構成されたスパッタリング装置が現在用いられ
ている。図12は、上記のように構成された従来のスパ
ッタリング装置の代表的な例の構成を示す説明図であ
る。図12において、ターゲット2と基板5との間に網
状のアノード電極16が配設されている。プラズマ密度
は電子による不活性ガスにおける気体元素の解離と、ア
ノード電極16への電子の吸収とがバランスする密度で
保たれる。したがって、電子がエロージョン上を進むこ
とによるプラズマ密度の増加は発生しない。図12に示
した装置のようにアノード電極やアノード棒を用いるス
パッタリング方法によれば原理的にはどんな大きな基板
に対してもエロージョン内のスパッタ粒子の飛び出しを
均一にすることが可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のス
パッタリング方法では、次のような問題があった。 1)ターゲットから飛び出した材料のうち、アース棒や
アノード電極に付着した部分が無駄になるため、生産性
が低くなる。 2)アース棒やアノード電極に付着したターゲット材を
除去するためのメンテナンスが必要であり、大きな基板
の場合メンテナンス頻度が増加する。 3)アース棒やアノード電極から発生する微小粉末が基
板に付着すると不良品発生の原因となり、なた微小粉末
がターゲットに付着すると異常放電の原因となる。 4)アース棒やアノード電極に放電が集中し、アース棒
やアノード電極が破壊することがある。
【0009】発明者の実験によれば、電子が磁場のトン
ネルを進むにつれ、アノード電極のようなフローティン
グ電極に面したターゲットのエロージョンにおいてプラ
ズマ密度が増大するという問題は、長方形マグネットに
よる磁場の強さが強いほど甚だしくなる。図13は、長
方形マグネットによる磁場の強度をパラメータとした基
板上位置と膜厚との関係を示すグラフである。プラズマ
密度はエロージョン上を進むにつれ高くなり膜厚も厚く
なっていく。図13に示すように、長方形マグネットに
よる磁場の強度の強い300Gの場合の方が電子の増殖
が強く起こる。従って、磁場強度が300Gの場合、基
板の左端部の膜厚が1000 であるのに対し100m
m中央寄りでは約1800 と大幅に厚くなっている。
一方、磁場を弱くして磁場強度が100Gの場合、基板
の左端部の膜厚が1000 であるのに対し100mm
中央寄りでは約1450 と大面積基板に対しても比較
的均一な成膜が可能である。しかし、逆に長方形マグネ
ットの磁場強度を弱くすると、放電が発生しにくいとい
う問題がある。
【0010】したがって、従来のマグネトロンスパッタ
リング装置においては、膜厚を考慮すると磁場強度が弱
くする必要があり、基板の大きさを考慮すると強磁場が
必要である。このように、従来のマグネトロンスパッタ
リング装置においては、大きな基板上に均一な膜厚を有
する膜体を形成するためには、相反する両方の条件を満
たさねばならなかった。以上のように、従来のマグネト
ロンスパッタリング装置においては、マグネトロンによ
り形成されるトンネル状の磁場における環状のプラズマ
リングの各部から飛散するスパッタ粒子の飛び出し量を
均一にすることが困難であった。本発明の目的は、スパ
ッタリング装置においても、大型の基板全面に均一な膜
厚を有する薄膜を形成することのできるスパッタリング
装置およびスパッタリング方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のスパッタリング
装置は、真空状態に保持する排気装置に接続され、不活
性ガスが供給される真空容器、前記真空容器内に配置さ
れ、平板状の基板を支持する基板ホルダー、前記基板の
周囲に配設され、前記基板の周端部を保持する基板マス
ク、前記基板に対向して配置され、ターゲットが設置さ
れる電極板、及び前記ターゲットに対向する前記電極板
内の位置に配置され、互いに逆極性の内側磁石及び外側
磁石を有する長方形マグネットを有するスパッタリング
装置であって、前記長方形マグネットにより前記ターゲ
ット上に形成される磁場の強さが、前記長方形マグネッ
トの長辺に沿って変化するよう構成されている。このよ
うに構成されたスパッタリング装置によれば、電子がエ
ロージョン上を進むに従って磁力線が弱くなるように磁
場を構成することができるため、均一なプラズマ密度を
維持でき、大型の基板に対して均一な膜厚を有する成膜
することが可能となる。
【0012】本発明のスパッタリング装置において、前
記磁場の強さを磁力線の方向に対して右側の方向に進む
につれて減少していくよう構成することが好ましい。本
発明のスパッタリング装置において、前記内側磁石と前
記外側磁石との間隔を、磁力線の方向に対して右側の方
向に進むにつれて広くなるよう配設することが好まし
い。本発明のスパッタリング装置において、前記内側磁
石と前記外側磁石におけるターゲットに対向するそれぞ
れの上面を傾斜させ、磁力線の方向に対して右側の方向
に配置された前記内側磁石と前記外側磁石のそれぞれの
傾斜面を外側に向かって傾斜するよう構成することが好
ましい。本発明のスパッタリング装置において、前記内
側磁石及び外側磁石のターゲットに対向する上面におい
て長手方向に直角な断面が三角形のヨーク部材を設け、
磁力線の方向に対して右側の方向に配置された前記内側
磁石及び前記外側磁石に設けた前記ヨーク部材のそれぞ
れの上面を外側に傾斜するよう構成することが好まし
い。
【0013】本発明のスパッタリング方法は、真空容器
内の基板ホルダーに設けられた基板マスクにより平板状
の基板の周端部を保持する工程、前記基板に対向して配
設された電極板における、互いに逆極性の内側磁石及び
外側磁石により構成された長方形マグネットが設けられ
た位置の上にターゲットを配置する工程、前記真空容器
内を真空にする工程、前記真空容器内に不活性ガスを供
給する工程、前記長方形マグネットにより前記ターゲッ
ト上に、前記長方形マグネットの長辺に沿って強さが変
化して形成される磁場を与える工程、及び前記電極と前
記基板ホルダーの間に電圧を印加してスパッタリングを
生じせしめる工程を有する。このスパッタリング方法に
よれば、電子がエロージョンを進むに従って磁力線が弱
くなるため電子を捕捉する力が弱くなっていく。従って
プラズマ密度は増殖せず均一なプラズマ密度で成膜する
ことができるため、均一な膜厚を実現することができ
る。本発明のスパッタリング方法において、前記磁場の
強さを磁力線の方向に対して右側の方向に進むに従って
減少していくように変化させることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】《実施例1》本発明のスパッタリ
ング装置の実施例1を図1〜図5を参照しながら説明す
る。図1は、本発明の実施例1のスパッタリング装置の
構成を示す断面図である。図2は、実施例1のスパッタ
リング装置における長方形マグネットの構成を示す平面
図である。図1に示すように、実施例1のスパッタリン
グ装置には、排気装置7と、この排気装置7に接続され
て高真空にされる真空容器であるチャンバー12が設け
られている。チャンバー12には不活性ガスが導入され
るガス導入部6が形成されている。チャンバー12の内
部の上方の壁面には基板ホルダー4が取り付けられてお
り、この基板ホルダー4に対向して電極1が配置されて
いる。この電極1にはターゲット2が取り付けられてお
り、電極1内には長方形マグネット3が設けられてい
る。長方形マグネット3はターゲット2の裏面に接触す
る電極1と対応する位置に配置されており、ターゲット
2上に所望の磁場を形成する。基板ホルダー4にはター
ゲット2に対向するよう基板5が取り付けられている。
基板5の端部が基板ホルダー4に固着された基板マスク
8により保持されて基板5は基板ホルダー4に取り付け
られている。
【0015】図2に示すように、実施例1の長方形マグ
ネット3は、S極である棒状の内側磁石3aと、その内
側磁石3aを所定空間を有して取り囲むように配置した
N極である矩形環状の外側磁石3bとから構成されてい
る。長方形マグネット3の上面には、2種類の板厚を有
する磁性体、例えばSPCCで形成されたシャント板17
a、17bが配設されている。第1のシャント板17a
は板厚が1.5mmの長方形であり、内側磁石3aと外
側磁石3bの概略中央部分を短絡させるように配置され
ている。また、板厚が3.0mmで長方形の第2のシャ
ント板17bは、第1のシャント板17aの隣で、長方
形マグネット3の短軸を縦に見て左上と右下に配置され
ている。図2に示すように、2枚の第1のシャント板1
7a,17aは、長方形マグネット3の短軸を縦に見て
中央部分を含む左上と右下に配置されている。さらに、
第1のシャント板17aは、長方形マグネット3の外側
磁石3bにおける左右の屈曲部分と内側磁石3aの両端
部分を覆うように配置されている。
【0016】上記のように、第1のシャント板17aと
第2のシャント板17bは、内側磁石3aと外側磁石3
bとの磁力線を短絡するように配置されており、薄い第
1のシャント板17aが中央部分と両端部分に配置され
ており、厚い第2のシャント板17bが長方形マグネッ
ト3の左上と右下部分にそれぞれ配置されている。従っ
て、実施例1の長方形マグネット3の長辺部分において
は、磁力線が外側磁石3bから内側磁石3aに向かうた
め、上方から見て磁力線の方向に対して右側の方向、す
なわち反時計回りの方向に従って磁力が弱くなるよう構
成されている。図3は実施例1の長方形マグネット3に
おける磁場の分布を示す説明図である。図3に示すよう
に、長方形マグネット3の長手方向における磁力分布
は、反時計方向に沿って通常部の400Gから長方形マ
グネット3の左上部及び右下部の200Gまで順次弱め
られている。
【0017】次に、発明者が、シャント板のない従来の
長方形マグネットを使用したスパッタリング装置と、上
記実施例1の長方形マグネット3を使用したスパッタリ
ング装置とを用いて、大型基板にアルミニュウム膜を成
形した比較実験の結果について説明する。この比較実験
における条件を以下に示す。
【0018】
【表1】
【0019】上記の比較実験について以下に説明する。
図4は、シャント板のない従来の長方形マグネットを使
用したスパッタリング装置を用いて成膜を行った場合の
実測値を示すグラフである。図4における実測値は、タ
ーゲットのエロージョン上に対向する基板上の膜厚を示
している。図4に示すように、基板中央部の膜厚が1.
25 であるのに比べて、基板両端部の膜厚は1.4〜
1.7 であった。これは、ターゲット上のプラズマ密
度が磁力線の方向に向いたときの右手方向に進むに従っ
て等比級数的に増加していくため、基板上の膜厚も長方
形マグネットの両端部に対向する基板の両端部において
極端に厚くなったものである。
【0020】一方、シャント板を用いた長方形マグネッ
トを使用した実施例1のスパッタリング装置により成膜
した場合の実測値を図5にグラフで示す。図5はターゲ
ット上のエロージョンに対向する基板上の膜厚の実測値
である。図5に示すように、基板中央部の膜厚が1.6
であるのに対して両端部の膜厚が1.75〜1.62と
なっていた。これは、長方形マグネット3によリ形成さ
れるターゲット上の磁場の強さは、長方形マグネット3
の長手方向において、電子の進行方向に進むに従って磁
力が弱くなり、プラズマの増殖が抑えられるようになっ
ているためである。上記のように、実施例1のスパッタ
リング装置によれば、まだ改善の余地はあるもののエロ
ージョン上の膜厚の均一性は±16%から±8.7%と
大幅に向上している。また、上記比較実験において、放
電のしやすさを示す放電電圧は、従来のスパッタリング
装置が450Vであり、実施例1のスパッタリング装置
が500Vであった。この程度の電圧差は放電状態を形
成するのに問題のない電圧上昇である。
【0021】なお、上記実施例1の長方形マグネット3
においては厚みの異なるシャント板17a,17bを用
いて長方形マグネット3の磁力を所望の分布となるよう
に構成したが、別の実施形態として次のような構成によ
っても上記実施例1と同様の効果を得ることができる。
長方形マグネットの短手方向を縦に見て、外側磁石3b
の左上と右下の磁力を弱めることにより、上記実施例1
の長方形マグネット3と同じ機能を有する磁石構成を実
現することができる。ただし、このような構成のスパッ
タリング装置の場合は、長方形マグネットを複数個並べ
てターゲット上に複数のエロージョンを形成して成膜す
るとき、弱い磁石の隣りに強い磁石が配置されることに
なり、相互干渉を起こすという問題がある。このため、
外側磁石の磁力の強弱により調整するこの実施形態で
は、長方形マグネットを複数個配設したマルチ磁石型の
スパッタリング装置を実現することは困難である。
【0022】《実施例2》次に、本発明のスパッタリン
グ装置の実施例2について図6を参照しながら説明す
る。図6は、実施例2のスパッタリング装置における長
方形マグネットの構成を示す平面図である。実施例2の
スパッタリング装置は、長方形マグネット以外の部分は
前述の実施例1のスパッタリング装置と同じ構成である
ため、ここでは実施例2における長方形マグネットにつ
いて説明する。
【0023】図6に示すように、実施例2のスパッタリ
ング装置における長方形マグネット9において、棒状の
内側磁石9aの長手方向の中心軸が外側磁石9bの長手
方向に対して反時計周りに2度傾けて配置されている。
このように、内側磁石9aを外側磁石9bに対して傾け
て配置することにより、長方形マグネット9によって形
成される磁場の強さは、発明者の実験によれば、図6の
図面の右上と左下においては300G、右下と左上にお
いては150G程度となる。その結果、実施例1と同様
に、実施例2の長方形マグネット9によってターゲット
上に形成される磁場は、電子の進行方向に進むに従って
磁力が弱くなる。従って、実施例2のスパッタリング装
置においては、図6に示した長方形マグネット9を用い
ることにより、プラズマの増殖が抑えられる。
【0024】なお、実施例2の別の実施形態として、実
施例2における長方形マグネットを複数並設して使用し
たマルチ磁石型のスパッタリング装置に適用した例につ
いて、図7を参照して説明する。図7は、マルチ磁石型
のスパッタリング装置における長方形マグネットユニッ
ト10の構成を示す平面図である。図7に示すように、
この実施形態の長方形マグネットユニット10は、上述
した実施例2のスパッタリング装置における長方形マグ
ネット9を4個短辺方向に並べて配設した構成である。
それぞれの内側磁石9aは外側磁石9bに対してすべて
反時計まわりに2度傾けて設置されている。このような
配置にすることにより、前述の実施例1において別の実
施形態として説明した外側磁石の磁力を弱めた例とは異
なり、個々の長方形マグネット9の外側磁石9bと内側
磁石9aとが近接した強磁場領域に隣接して別の長方形
マグネット9の外側磁石9bと内側磁石9aが離れてい
る弱磁場領域を配置することができる。従って、この実
施形態においては、隣接する長方形マグネット9間の相
互干渉が起こりにくい。その結果、この実施形態におい
ては、複数の長方形マグネット9により形成される複数
のエロージョンのうちどのエロージョンについても電子
の進行方向に進むに従って磁力が弱くなる構成を実現す
ることができる。
【0025】さらに、実施例2の別の実施形態として、
複数の長方形マグネットを並べて使用したマルチ磁石型
のスパッタリング装置に適用した例について、図8を参
照して説明する。図8は、このマルチ磁石型のスパッタ
リング装置における長方形マグネットユニット13の構
成を示す平面図である。図8に示すように、この実施形
態の長方形マグネットユニット13は、内側磁石13a
を外側磁石13bに対して時計まわりに傾けて配置する
だけでなく、外側磁石13bのうち長辺を構成する棒状
の磁石130が反時計回りに傾けて配置されている。こ
のため、図8に示すように、外側磁石13bは平行四辺
形形状に形成され、複数の長方形マグネットが短辺方向
に並べて構成されている。
【0026】図8に示すように長方形マグネットユニッ
ト13が構成されている場合、個々の長方形マグネット
の外側磁石13bと内側磁石13aとが近接した強磁場
領域に隣接して別の長方形マグネットの外側磁石13b
と内側磁石13aとが前述した図7の長方形マグネット
ユニットよりさらに離れている弱磁場領域を設置でき
る。従って、図8に示した長方形マグネットユニット1
3においては、隣接する長方形マグネット間の相互干渉
をさらに起こりにくく構成することが可能となる。その
結果、この実施形態においては複数のエロージョンのう
ちどのエロージョンについても電子の進行方向に進むに
従って磁力が弱くなる構成を実現できる。図8に示した
長方形マグネットユニット13は、前述の図7の実施形
態の長方形マグネットユニットに比較してより大きな磁
力の差をつけることができるため、より大きな基板の成
膜に適したマルチ磁石型のスパッタリング装置を実現す
ることができる。
【0027】《実施例3》次に、本発明のスパッタリン
グ装置の実施例3を図9を参照しながら説明する。図9
は、実施例3のスパッタリング装置における長方形マグ
ネットの構成を示す斜視図である。実施例3は、長方形
マグネット以外は前述の実施例1のスパッタリング装置
と同じ構成であるため、ここでは実施例3における長方
形マグネットについて説明する。図9に示すように、実
施例3の長方形マグネット14は、S極である内側磁石
14aの短辺方向の両側にN極である外側磁石14b,
14bが配置されている。また、長方形マグネット14
の内側磁石14aにおけるターゲット2に対向する上面
は長手方向において2分割されており、それぞれの上面
は水平面に対して角度を有して相反する方向に傾斜して
いる。
【0028】S極である内側磁石14aのターゲット2
に対向する上面における2分割されている第1の傾斜面
141aは、水平面に対して30度傾いており、図9に
おいて左側に配置されているN極である外側磁石14b
に向いて傾斜している。一方、内側磁石14aの第2の
傾斜面142aは、水平面に対して30度傾いており、
図9において右側に配置されているN極である外側磁石
14bに向いて傾斜している。また、N極である外側磁
石14bにおいても、ターゲット2に対向する上面が2
分割されている。図9の左側に配置されている外側磁石
14bの第1の傾斜面141bは水平面に対して30度
傾いており、図9において右側に配置されている内側磁
石14aの第1の傾斜面141aに向いて傾斜してい
る。一方、外側磁石14bの第2の傾斜面142bは、
水平面に対して30度傾いており、図9において右側に
配置されているN極である内側磁石14aと反対方向に
向いて傾斜している。さらに、内側磁石14aを挟んで
反対側に配置されている右側の外側磁石14bも、前述
の図9の左側に配置されている外側磁石14bと同じよ
うに形成され配置されている。
【0029】上記のように長方形マグネット14の内側
磁石14aと外側磁石14b,14bを構成することに
より、長方形マグネット14によって形成される磁場に
おいて、内側磁石14aの上面と外側磁石14bの上面
が向き合う谷間において磁力線が集中して約300Gの
強磁場(図9においてハッチングで示す)が形成され
る。一方、内側磁石14aの上面と外側磁石14bの上
面が向き合わない空間においては磁力線が集中しないた
め約150Gの弱磁場が形成される。その結果、長方形
マグネット14によって形成される直線上のターゲット
2上のエロージョン上では電子の進行方向に進むに従っ
て磁力を弱く形成することができ、プラズマの増殖が抑
えられる。なお、磁石そのものを上述したように上面を
傾斜させて加工することは容易なことではない。しか
し、磁石上面に楔形をしたヨーク材を設置し、ヨーク材
の表面を傾斜させることによって上記構成と同じような
効果を持たせることは可能である。
【0030】次に、上記実施例3の長方形マグネットを
マルチ磁石型のスパッタリング装置に適用した別の実施
形態について説明する。図10は、実施例3の長方形マ
グネットを複数個並べて配置して構成したマルチ磁石型
のスパッタリング装置用の長方形マグネットユニット1
5を示す斜視図である。図10に示すように、この実施
形態の長方形マグネットユニット15は、2つの内側磁
石14aと3つの外側磁石14bとを交互に並設したも
のである。このように複数の内側磁石14aと外側磁石
14bにおけるターゲットに対向した上面を交互に傾け
ることにより、複数並べたエロージョンのうちどのエロ
ージョンについても電子の進行方向に進むに従って磁力
を弱く形成することができ、プラズマの増殖が抑えられ
る。従って、図10に示したスパッタリング装置によれ
ば、大きな基板に対して効率よく均一な膜厚の薄膜を形
成できるマルチ磁石型のスパッタリング装置を実現でき
る。
【0031】なお、上述した説明では、内側磁石および
外側磁石の上面の傾斜角度を水平面に対して30度とし
た例について説明したが、本発明はこの実施例に限定さ
れるものではなく、ターゲットと長方形マグネットとの
位置関係や内側磁石と外側磁石との位置関係により最適
な傾斜角度が選べるのはいうまでもない。また、マルチ
磁石型のスパッタリング装置の説明では、説明を簡単に
するために、2ないし4つの長方形マグネットを短辺方
向に並べた例について説明したが、この長方形マグネッ
トの数についても上記実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。また、以上の説明においては、
スパッタリング装置を用いた例であるが、本発明は、タ
ーゲット上の磁場の強さを電子の進行方向に従って増加
あるいは減少するように制御してスパッタリングするス
パッタリング方法に適用できるのことはいうまでもな
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスパッタ
リング装置によれば、大面積の基板に対しても、プラズ
マを均一化して均一な膜厚の薄膜を形成することができ
る。また、本発明のスパッタリング方法によれば、大面
積の基板に対して、効率よく均一な膜厚の薄膜を生産効
率高く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のスパッタリング装置の構成
を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例1のスパッタリング装置におけ
る長方形マグネットの構成を示す平面図である。
【図3】本発明の実施例1の長方形マグネットにおける
磁場の強さの分布を示す平面図である。
【図4】比較実験における従来の長方形マグネットを用
いて成膜を行った場合の基板上の膜厚分布を示すグラフ
である。
【図5】本発明の実施例1のスパッタリング装置により
成膜を行った場合の基板上の膜厚分布を示すグラフであ
る。
【図6】本発明の実施例2の長方形マグネットの構成を
示す平面図である。
【図7】本発明の実施例2のマルチ磁石型スパッタリン
グ装置における長方形マグネットの構成を示す平面図で
ある。
【図8】本発明の実施例2のマルチ磁石型スパッタリン
グ装置における別の実施形態の長方形マグネットの構成
を示す平面図である。
【図9】本発明の実施例3のスパッタリング装置におけ
る長方形マグネットの構成を示す斜視図である。
【図10】本発明の実施例3のマルチ磁石型スパッタリ
ング装置における長方形マグネットの構成を示す斜視図
である。
【図11】従来のマグネトロンスパッタリング装置の構
成を示す説明図である。
【図12】従来のアノード電極を挿入して改良されたマ
グネトロンスパッタリング装置の構成を示す説明図であ
る。
【図13】従来のマグネトロンスパッタリング装置おけ
る磁場の強さをパラメータとした基板上の膜厚分布を示
すグラフである。
【符号の説明】 1 電極 2 ターゲット 3 長方形マグネット 3a 内側磁石 3b 外側磁石 4 基板ホルダー 5 基板 6 ガス導入部 7 排気装置 8 基板マスク 12 チャンバー 17 シャント板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中上 裕一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 青倉 勇 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4K029 AA02 AA24 BA03 CA05 DA01 DA02 DA04 DC03 DC12 DC42 DC43 EA01 HA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空状態に保持する排気装置に接続さ
    れ、不活性ガスが供給される真空容器、 前記真空容器内に配置され、平板状の基板を支持する基
    板ホルダー、 前記基板の周囲に配設され、前記基板の周端部を保持す
    る基板マスク、 前記基板に対向して配置され、ターゲットが設置される
    電極板、及び前記ターゲットに対向する前記電極板内の
    位置に配置され、互いに逆極性の内側磁石及び外側磁石
    を有する長方形マグネットを有するスパッタリング装置
    であって、 前記長方形マグネットにより前記ターゲット上に形成さ
    れる磁場の強さが、前記長方形マグネットの長辺に沿っ
    て変化するよう構成したことを特徴とするスパッタリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 前記磁場の強さを磁力線の方向に対して
    右側の方向に進むにつれて減少していくよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載のスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 前記内側磁石と前記外側磁石との間隔
    が、磁力線の方向に対して右側の方向に進むにつれて広
    くなるよう配設されたことを特徴とする請求項1に記載
    のスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】 前記内側磁石と前記外側磁石におけるタ
    ーゲットに対向するそれぞれの上面を傾斜させ、磁力線
    の方向に対して右側の方向に配置された前記内側磁石と
    前記外側磁石のそれぞれの傾斜面を外側に向かって傾斜
    するよう構成したことを特徴とする請求項1に記載のス
    パッタリング装置。
  5. 【請求項5】 前記内側磁石及び外側磁石のターゲット
    に対向する上面において長手方向に直角な断面が三角形
    のヨーク部材を設け、磁力線の方向に対して右側の方向
    に配置された前記内側磁石及び前記外側磁石に設けた前
    記ヨーク部材のそれぞれの上面を外側に傾斜するよう構
    成したことを特徴とする請求項4に記載のスパッタリン
    グ装置。
  6. 【請求項6】 真空容器内の基板ホルダーに設けられた
    基板マスクにより平板状の基板の周端部を保持する工
    程、 前記基板に対向して配設された電極板における、互いに
    逆極性の内側磁石及び外側磁石により構成された長方形
    マグネットが設けられた位置の上にターゲットを配置す
    る工程、 前記真空容器内を真空にする工程、 前記真空容器内に不活性ガスを供給する工程、 前記長方形マグネットにより前記ターゲット上に、前記
    長方形マグネットの長辺に沿って強さが変化して形成さ
    れる磁場を与える工程、及び前記電極と前記基板ホルダ
    ーとの間に電圧を印加してスパッタリングを生じせしめ
    る工程、を有することを特徴とするスパッタリング方
    法。
  7. 【請求項7】 前記磁場の強さを磁力線の方向に対して
    右側の方向に進むに従って減少していくように変化させ
    ることを特徴とする請求項6に記載のスパッタリング方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7543448B2 (ja) 2021-01-19 2024-09-02 株式会社アルバック マグネトロンスパッタリング装置用のカソードユニット及びマグネトロンスパッタリング装置

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