JP2000128480A - 柱状物のハンドリング装置 - Google Patents

柱状物のハンドリング装置

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JP2000128480A
JP2000128480A JP10307095A JP30709598A JP2000128480A JP 2000128480 A JP2000128480 A JP 2000128480A JP 10307095 A JP10307095 A JP 10307095A JP 30709598 A JP30709598 A JP 30709598A JP 2000128480 A JP2000128480 A JP 2000128480A
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JP
Japan
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handling device
handling
hollow shaft
optical fiber
chain
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Pending
Application number
JP10307095A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yamagishi
裕幸 山岸
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱状物の移送・回転・昇降の各動作を行う場
合であっても、防爆・防水等に対応できるとともに、脆
くて破損しものでも破損を防止できる。 【解決手段】 移動用のレールRに沿ってラックRを設
けるとともに、ハンドリング装置本体1にラックRに噛
合するピニオン21を設けた水平移動機構2を備え、ハ
ンドリング装置本体1から吊り下げたチェーン31を巻
き上げるホイスト機構3を設け、ハンドリング装置本体
1からチェーン31を介して釣り下がり上下に昇降する
昇降体4から吊り下げた中空軸6Aと一体に回転するギ
ア52を設けた回転機構5を備え、中空軸6Aの下端部
に空気圧で膨張するエアーチャック6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば光ファイ
バ母材等の柱状体を把持するとともに、回転させ、か
つ、所定のレールに沿って移動させる柱状物のハンドリ
ング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば光ファイバ母材を形成するととも
にその光ファイバ母材を脱水・焼結させるような場合に
は、ダミー棒をチャックで把持しながら回転させるため
の把持装置は公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
把持装置では、チャックの開閉動作や回転動作は機械的
な手段を用いて、モータ等で電気的に作動させている
が、従来の3点把持式チャックではガタがでることもあ
るため、把持対象物(例えば外径が不均一なものや長尺
物でも真直でないもの等)によってはうまく把持できな
い場合もある。また、このような把持装置では、把持動
作と同時に可燃性のガスなどを作業部位へ送り込む場合
もあり、火災や爆発の危険性があり、不都合を生じてい
る。
【0004】また、チャックで把持する対象物がある程
度の強度を有していれば問題ないが、対象物が脆弱な場
合には、チャックでの把持作業が難しい場合もあり、こ
の点でも不具合を生じている。
【0005】そこで、この発明は、上記した欠点に鑑
み、柱状物の移送・回転・昇降の各動作を行う場合であ
っても、防爆・防水等に対応できるとともに、脆くて破
損し易いものでも破損を防止できる柱状物のハンドリン
グ装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この請求項1
に記載の発明は、光ファイバ母材等の柱状体を把持する
とともに、回転させ、かつ、所定のレールに沿って移動
させる柱状物のハンドリング装置であって、前記移動用
のレールを設けるとともに、ハンドリング装置本体に水
平移動機構を備え、ハンドリング装置本体から吊り下げ
たチェーン若しくはロープを巻き上げるホイスト機構を
設け、前記ハンドリング装置本体からチェーン若しくは
ロープを介して釣り下がり上下に昇降する昇降体から吊
り下げた中空軸と一体に回転する回転機構を備え、前記
中空軸の下端部に空気圧で膨張する把持手段を設けたも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な一実施例
について添付図面を参照しながら説明する。図1は、こ
の発明に係る光ファイバ母材のハンドリング装置を示す
ものであり、このハンドリング装置は、ハンドリング装
置本体1に設けたエアーモータ2A及び3A(図2参
照)で作動する水平移動機構2及びホイスト機構3と、
このホイスト機構3に吊り下げた昇降体4に設けられエ
アーモータ5Aで作動する回転機構5と、中空軸6Aを
介して昇降体4に取り付けた把持手段6とから構成され
ている。なお、図中符号Pは光ファイバ母材を示す。
【0008】この実施例の水平移動機構2は、光ファイ
バ母材Pを所望の場所まで水平方向に移動・搬送するも
のであって、本体1に備えたエアーモータ2Aで作動す
るピニオン21を有しており、水平方向に架設したガイ
ドレールGに付設したラックRにピニオン21が噛合す
るようになっている。
【0009】ホイスト機構3は、昇降体4を適宜の高さ
に吊り下げるものであって、本体1に備えたエアーモー
タ(エアーシリンダでもよい)3Aで作動する図示外の
巻き上げ機と、この巻き上げ機に備え付け昇降体4をフ
ック31Aで係止したチェーン31とを備えている。な
お、この本体1と昇降体4との間には、巻き上げ機の替
りに上下方向に伸縮するとともに昇降体4を上下動自在
に吊り下げたエアシリンダ32を取り付けてあってもよ
い。
【0010】回転機構5は、昇降体4から(軸受け41
を介して回転自在に設けた)吊り下げた中空軸6Aと連
通して設ける把持手段6の作動を確保しながら把持手段
6及び光ファイバ母材Pを回転させるものであり、昇降
体4に設けたエアーモータ5Aによって回転する駆動
(ベベル)ギア51と、この駆動ギア51に噛合するベ
ベルギア52とを備えている。なお、この回転機構5に
使用するモータとして、この実施例のようなエアーモー
タの他に、例えば汎用モータをインバータで制御するよ
うにしてもよい。
【0011】把持手段6には、エアーチャック(株式会
社ブリヂストン社の商品名エアーグリッパ)を使用して
おり、風船状に膨らむ中央部に把持孔を設けた中空状の
ものであって、エアーの強制的な吸入によって把持孔の
円周方向に均一圧で膨らみ、把持孔に挿通した光ファイ
バ母材Pの種棒P1をしっかり把持する。なお、この実
施例では中空軸6Aを介して回転動作中でも外部側の
(制御部7で制御される)エアー供給手段8(図2参
照)からエアーが確実に供給される。この把持する対象
物としては勿論この光ファイバ母材に限定されるもので
はなく、各種形状のものが適用可能である。
【0012】制御部7は、エアー供給手段8の作動制御
を行うことによって、エアーチャック6による光ファイ
バ母材Pの把持動作を行うだけでなく、この実施例のハ
ンドリング装置に設けた3種類のエアーモータ2A,3
A,5Aの全ての作動も制御するようになっており、こ
れにより本体1の水平移動、昇降体4の上下移動更には
光ファイバ母材Pの回転を全て空気圧で制御するように
なっている。
【0013】従って、この実施例によれば、エアーチャ
ック6によりエアー圧のみを利用して、遠隔操作で光フ
ァイバ母材Pの把持動作を行うことができ、しかもその
把持する光ファイバ母材の種棒P1の太さが異なっても
エアー量を調整することで確実に把持できる。また、エ
アー圧で把持力を調整できる。また、この実施例によれ
ば、光ファイバ母材をそれぞれ平行移動動作、昇降動作
及び回転動作することにより、光ファイバ母材を任意の
水平位置、上下位置及び任意の向きに移動させることで
きるから、光ファイバ母材の製造工程において、各種の
作業場所へ自由に移動させることができ、しかも水平方
向や、上下方向或いは回転向きを変更する際に、移動初
期の慣性力や移動停止時の制動力が作用しても、エアー
チャックがその衝撃や振動を効果的に吸収する。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、移動用のレールを設けるとともに、ハンドリング
装置本体に水平移動機構を設け、ハンドリング装置本体
から吊り下げたチェーン若しくはロープを巻き上げるホ
イストを設け、ハンドリング本体からチェーン若しくは
ロープを巻き上げるホイスト機構を設け、ハンドリング
装置本体からチェーン若しくはロープを介して釣り下が
り上下に昇降する昇降体から吊り下げた中空軸と一体に
回転する回転機構を備え、中空軸の下端部に空気圧で膨
張する把持手段を設けたので、特にこれらをエアーモー
タで駆動する場合にあっては、柱状物の移送・回転・昇
降の各動作を行う場合であっても、防爆・防水等に安全
に対応できるとともに、脆くて破損し易いものでも破損
が防止でき、頗る実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる光ファイバ母材のハンドリン
グ装置を示す概略図。
【図2】同装置の構成ブロック図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 水平移動機構 3 ホイスト機構 4 昇降体 5 回転移動機構 6 エアーチャック 6A 中空軸 P 光ファイバ母材 2A、3A、5A エアーモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ母材(P)等の柱状体を把持
    するとともに、回転させ、かつ、所定のレール(R)に
    沿って移動させる柱状物のハンドリング装置であって、 前記移動用のレール(R)を設けるとともに、ハンドリ
    ング装置本体(1)に水平移動機構(2)を備え、 ハンドリング装置本体(1)から吊り下げたチェーン
    (31)若しくはロープを巻き上げるホイスト機構
    (3)を設け、 前記ハンドリング装置本体(1)からチェーン(31)
    若しくはロープを介して釣り下がり上下に昇降する昇降
    体(4)から吊り下げた中空軸(6A)と一体に回転す
    る回転機構(5)を備え、 前記中空軸(6A)の下端部に空気圧で膨張する把持手
    段(6)を設けたことを特徴とする柱状物のハンドリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】 水平移動機構(2)、ホイスト機構
    (3)及び回転機構(5)がエアーモータ(2A・3A
    ・5A)で駆動されるように構成したことを特徴とする
    請求項1に記載の柱状物のハンドリング装置。
JP10307095A 1998-10-28 1998-10-28 柱状物のハンドリング装置 Pending JP2000128480A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297800A (ja) * 2007-05-31 2008-12-11 Tokyo Institute Of Technology エンジンキー操作装置
KR101379944B1 (ko) 2012-08-10 2014-04-10 에스아이에스 주식회사 마그네슘 제련 시스템용 로더장치
KR101441521B1 (ko) 2012-11-15 2014-09-17 에스아이에스 주식회사 마그네슘 제련 시스템의 마그네슘 크라운 취출장치
KR20160028853A (ko) * 2014-09-04 2016-03-14 삼성중공업 주식회사 크레인 장치
KR20190014425A (ko) * 2017-08-02 2019-02-12 삼성중공업 주식회사 레일 이송장치

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