JP2000128362A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000128362A
JP2000128362A JP10319792A JP31979298A JP2000128362A JP 2000128362 A JP2000128362 A JP 2000128362A JP 10319792 A JP10319792 A JP 10319792A JP 31979298 A JP31979298 A JP 31979298A JP 2000128362 A JP2000128362 A JP 2000128362A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
paper
sheet
gear
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JP10319792A
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English (en)
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Toshimitsu Iso
利光 磯
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Canon Inc
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シート積載トレイに因る設置領域の縮小化を
図りつつ、積載するシートサイズを変更する際の操作の
簡略化を図った画像形成装置を提供する。 【解決手段】 規制板20,21のラック部20c,2
1cと小径ギア部22aがかみ合い、さらに、給紙延長
トレイ1Aのラック部1aと大径ギア部22bがかみ合
うように配置して、規制板20をC1←→C2方向に移
動すると、規制板21はD1←→D2方向に連動して移
動し、さらに、給紙延長トレイ1AもA1←→A2方向
に連動して移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを積載する
シート積載トレイを具備した、例えば、複写機やプリン
タなどの画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】まず、図4を用いて画像形成装置Lにつ
いて説明する。
【0003】図4は画像形成装置の概略構成図である。
なお、画像形成装置の一例としてレーザープリンタを例
に説明する。
【0004】印字前の記録媒体(シート)である紙PS
は、給紙トレイ13から給送手段としての給紙ローラー
2により1枚ずつ給送され、レジ前センサー3、レジロ
ーラー4へと搬送される。
【0005】一方、レーザーユニット5により像担持体
である感光ドラム6上に潜像を形成した後に、現像部
(図示せず)により感光ドラム6上に形成された潜像を
現像してトナー像を形成する(レーザーユニット5,感
光ドラム6等は画像形成手段の主要構成部材である)。
【0006】そして、レジ前センサー3及びレジローラ
ー4でタイミングを取り搬送された紙P上に、転写ロー
ラー7により感光ドラム6上のトナー像が転写され、定
着器8によりトナー像が定着される。
【0007】その後、紙Pは、排紙センサー9を通過
し、第1排紙ローラー10及び第2排紙ローラー11に
より排紙トレイ14上に紙PEのように排出される。
【0008】また、シート積載トレイとしての給紙トレ
イ13には、積載紙PSを支えるための延長部材として
の給紙延長トレイ1が、排紙トレイ14には、積載紙P
Eを支えるための排紙延長トレイ12がある。
【0009】通常、画像形成装置Lの配置領域を小さく
するために、給紙延長トレイ1及び排紙延長トレイ12
は画像形成装置L内に収納可能となっていることが多
く、給紙延長トレイ1はA1←→A2方向に、排紙延長
トレイ12はB1←→B2方向に動かすことが可能であ
り、収納時には図中の破線部に位置するようになる。
【0010】次に、図5を用いて従来技術に係る給紙ト
レイについて詳細に説明する。
【0011】図5に示した給紙トレイ13Cは、前述の
ように、積載紙PSを支持するための給紙延長トレイ1
Cがあり、さらに、積載紙PSの幅方向の位置を規制す
るために一対の規制部材としての規制板20,21があ
る。
【0012】規制板20(21)は、概略、ユーザーが
操作を行う際に摘まむ操作部20a(21a)と、積載
紙PSを規制する規制部20b(21b)と、ラック部
20c(21c)とからなる。
【0013】このラック部20c,21cと給紙トレイ
13Cに取り付けられたギア22Bがかみ合うことで、
規制板20と21とは連動して動作する。
【0014】つまり、規制板20をC1←→C2方向に
移動すると、規制板21はD1←→D2方向に連動して
動く構成となっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0016】給紙トレイ13Cにセットする紙サイズが
変更になった場合、以下のような手順が必要であった。
【0017】まず、図5に示したような小さいサイズの
紙PSをセットしていた場合には、給紙延長トレイ1C
は図に示したように紙PSの上部付近まで引き出せばよ
い。
【0018】次に、大きいサイズの紙PSをセットする
場合には、規制板20,21をC1,D1方向に移動し
てから紙PSをセットする。
【0019】このときの状態を示したものが図6であ
り、給紙延長トレイ1Cを図5のままの位置(図6中の
実線)では、紙PSの確実な保持が行えず、紙PSが図
中のE方向に倒れてしまう。
【0020】そこで、ユーザーは給紙延長トレイ1Cを
図中の2点鎖線の位置1C′の位置まで引き出さなけれ
ばならなかった。
【0021】また、給紙延長トレイ1Cをはじめから2
点鎖線の位置1C′の位置まで引き出しておけば、どの
サイズの紙についても確実な保持が可能となるが、必要
以上の設置面積(空間)が必要となっていた。
【0022】さらに、規制板20と21はギア22Bを
介して連動しているが、各部品の取付けガタ等があるた
め、確実に紙の幅方向の位置を規制するためには、紙P
Sをセットした後に、両方の規制板20及び21を狭め
る方向に(C2及びD2)動かさなければならなかっ
た。
【0023】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、シー
ト積載トレイに因る設置領域の縮小化を図りつつ、積載
するシートサイズを変更する際の操作の簡略化を図った
画像形成装置を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、積載するシートの幅方向の位置を
規制する規制部材と、積載するシートの長さ方向に応じ
て保持位置を延長する延長部材と、を有するシート積載
トレイを備えた画像形成装置において、前記規制部材の
幅方向への動作と前記延長部材の長さ方向への動作とを
連動させる連動機構を設けたことを特徴とする。
【0025】したがって、いずれかの動作を行わせれ
ば、他方の動作を行う必要がなくなる。
【0026】前記連動機構は、シート積載トレイに回動
自在に設けた段ギアを備えると共に、前記規制部材側に
設けたラック部を前記段ギアの一方のギア部に噛合させ
て、かつ、前記延長部材側に設けたラック部を前記段ギ
アの他方のギア部に噛合させてなるとよい。
【0027】前記段ギアのうち延長部材側に設けたラッ
ク部と噛合するギアの歯数をm,前記段ギアのうち規制
部材側に設けたラック部と噛合するギアの歯数をnとし
て、各ギアのモジュールが等しい場合に、 2<m/n<4 を満たすとよい。
【0028】前記規制部材は、シートの幅方向の両側に
配置されると共に、一方の規制部材の移動により他方の
規制部材も連動してなるとよい。
【0029】前記延長部材に取っ手部を設けるとよい。
【0030】前記シート積載トレイ上に積載されたシー
トを給送する給送手段と、該給送手段により給送される
シート上に画像を形成する画像形成手段と、を備えると
よい。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0032】(第1の実施の形態)図1および図2を参
照して、本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
について説明する。
【0033】なお、画像形成装置全体の構成等について
は、上述した図4を参照して説明した構成等の他、適宜
公知技術を適用すれば良いので、ここでは、その説明は
省略し、以下、本発明の実施の形態の特徴であるシート
積載トレイについて詳しく説明する。
【0034】なお、上述した従来技術の説明の中で説明
した構成要素と同じものについては同一符号とし、同一
符号の機能説明は省略する。
【0035】図1および図2は本発明の第1の実施の形
態に係る画像形成装置に適用されるシート積載トレイの
概略構成図である。
【0036】図に示したように、本実施の形態に係るシ
ート積載トレイとしての給紙トレイ13Aには、小径ギ
ア部22aと大径ギア部22bが一体的に形成された段
ギア22Aが回転自在に取り付けられている。
【0037】さらに、延長部材としての給紙延長トレイ
1Aにラック部1aを設けている。
【0038】そして、規制部材としての規制板20,2
1のラック部20c,21cと小径ギア部(一方のギア
部)22aがかみ合い、さらに、給紙延長トレイ1Aの
ラック部1aと大径ギア部(他方のギア部)22bがか
み合うように配置している。
【0039】このような構成とすることで、規制板20
をC1←→C2方向に移動すると、規制板21はD1←
→D2方向に連動して移動し、さらに、給紙延長トレイ
1AもA1←→A2方向に連動して移動する。
【0040】このように、給紙延長トレイ1Aと規制板
20,21が連動するような連動機構を設けている。
【0041】そのため、図1に示したように小さいサイ
ズの紙PSをセットした状態から、大きいサイズの紙P
Sをセットする場合には、図2に示したように、規制板
20,21をC1,D1方向に移動すると給紙延長トレ
イ1Aが連動してA1方向に移動し、紙PSの確実な保
持が行うことができる。
【0042】ここで、具体例として、紙のサイズとして
定型サイズであるB5サイズとA4サイズとをそれぞれ
変化させたときの規制板20,21の移動量Xと、給紙
延長トレイ1の移動量Yを考える。
【0043】紙の大きさは、B5サイズが182mm×
257mm、A4サイズが210mm×297mmであ
る。
【0044】したがって、 2X:Y=(210−182):(297−257) を満足するときが一番安定して紙を保持できる。
【0045】なお、2Xとしたのは、規制板20,21
が同時に移動するため、全体の変化量が2Xとなるため
である。
【0046】つまり、式より、 Y/X=2×(297−257)/(210−182)=2.86 となる。
【0047】この移動量X,Yは、モジュールを同じも
のにした場合に、段ギア22の小径ギア部22aと大径
ギア部22bの歯数により決定されるので、式を満足
する歯数を用いればよい。
【0048】しかし、現実的には式を満足する歯数で
なくても、近い関係であればよく、段ギア22の大径ギ
ア部22bの歯数をmとして小径ギア部22aの歯数を
nとした場合に、これらの比(m/n)が 2<m/n<4 を満足するようにすれば、効果的に紙PSを保持するこ
とができる。
【0049】なお、これまでの説明では、規制板を一対
必要とする中央基準のものについて説明したが、幅方向
の一端は固定されて、他方のみに1つの規制板を必要と
する片側基準のものについても適用することができ、同
様の効果を得ることができる。
【0050】(第2の実施の形態)図3には、本発明の
第2の実施の形態が示されている。本実施の形態では、
給紙延長トレイに操作部(取っ手部)を設けた構成の場
合について示している。
【0051】その他の構成および作用については第1の
実施の形態と同一なので、同一の構成部分については同
一の符号を付して、その説明は省略する。
【0052】図3は本発明の第2の実施の形態に係る画
像形成装置に適用されるシート積載トレイの概略構成図
である。
【0053】本実施の形態におけるシート積載トレイと
しての給紙トレイ13Bでは、上述した第1の実施の形
態の構成に加えて、給紙延長トレイ1Bの紙PSの積載
面と反対側に突出するように、取っ手部としての操作部
1bを追加したものである。
【0054】このような構成とすることで、ユーザーが
紙PSの確実な規制を行う場合には、規制板20及び2
1をC3及びD3方向に移動させる代わりに、ユーザー
は給紙延長トレイ1Bの操作部1bを持ち、A3方向に
押し込む操作のみを行えば、規制板20及び21は給紙
延長トレイ1Bに連動してC3及びD3方向に移動す
る。
【0055】すなわち、ユーザーは片手で操作部1bを
操作するだけで、紙PSの確実な規制が可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、延長部
材を設けていることからシート積載トレイに因る設置領
域の縮小化を図りつつ、規制部材の幅方向への動作と延
長部材の長さ方向への動作とを連動させる連動機構を設
けたので、いずれかの動作を行わせれば、他方の動作を
行う必要がなくなり、積載するシートサイズを変更する
際の操作の簡略化を図ることができる。
【0057】延長部材に取っ手部を設ければ、片手で簡
単に操作ができ、より一層操作の簡略化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
に適用されるシート積載トレイの概略構成図(小サイズ
紙の場合)である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
に適用されるシート積載トレイの概略構成図(大サイズ
紙の場合)である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
に適用されるシート積載トレイの概略構成図である。
【図4】画像形成装置の概略構成図である。
【図5】従来技術に係る画像形成装置に適用されるシー
ト積載トレイの概略構成図(小サイズ紙の場合)であ
る。
【図6】従来技術に係る画像形成装置に適用されるシー
ト積載トレイの概略構成図(大サイズ紙の場合)であ
る。
【符号の説明】
L 画像形成装置 P 紙 PS 給紙トレイ上の積載紙 PE 排紙トレイ上の積載紙 1 給紙延長トレイ 2 給紙ローラー 3 レジ前センサー 4 レジローラー 5 レーザーユニット 6 感光ドラム 7 転写ローラー 8 定着器 9 排紙センサー 10 第1排紙ローラー 11 第2排紙ローラー 12 排紙延長トレイ 13 給紙トレイ 14 排紙トレイ 20 規制板 21 規制板 22A 段ギア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積載するシートの幅方向の位置を規制する
    規制部材と、積載するシートの長さ方向に応じて保持位
    置を延長する延長部材と、を有するシート積載トレイを
    備えた画像形成装置において、 前記規制部材の幅方向への動作と前記延長部材の長さ方
    向への動作とを連動させる連動機構を設けたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記連動機構は、シート積載トレイに回動
    自在に設けた段ギアを備えると共に、 前記規制部材側に設けたラック部を前記段ギアの一方の
    ギア部に噛合させて、かつ、前記延長部材側に設けたラ
    ック部を前記段ギアの他方のギア部に噛合させてなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記段ギアのうち延長部材側に設けたラッ
    ク部と噛合するギアの歯数をm,前記段ギアのうち規制
    部材側に設けたラック部と噛合するギアの歯数をnとし
    て、各ギアのモジュールが等しい場合に、 2<m/n<4 を満たすことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記規制部材は、シートの幅方向の両側に
    配置されると共に、一方の規制部材の移動により他方の
    規制部材も連動してなることを特徴とする請求項1,2
    または3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記延長部材に取っ手部を設けたことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の画像形成
    装置。
  6. 【請求項6】前記シート積載トレイ上に積載されたシー
    トを給送する給送手段と、該給送手段により給送される
    シート上に画像を形成する画像形成手段と、を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の画
    像形成装置。
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