JP2000128175A - 造形品封入容器 - Google Patents

造形品封入容器

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JP2000128175A
JP2000128175A JP10309773A JP30977398A JP2000128175A JP 2000128175 A JP2000128175 A JP 2000128175A JP 10309773 A JP10309773 A JP 10309773A JP 30977398 A JP30977398 A JP 30977398A JP 2000128175 A JP2000128175 A JP 2000128175A
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Nobuo Yamanaka
伸夫 山中
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日常的に使用する化粧液や飲料水等の容器の
胴部に、裏面に風景または図柄を印刷したラベルを貼着
し、内部に造形品を封入し、背景となる風景または図柄
と造形品とからなる立体的な絵柄、装飾を楽しめるよう
にした造形品封入容器を提供すること。 【解決手段】 容器口部と扁平な胴部と底部とからなる
透明な扁平ボトルにおいて、扁平胴部に、裏面に風景ま
たは図柄を印刷したラベルを貼着し、前記風景または図
柄に適合した造形品を取着した透明な取付板を容器内に
入れ、該取付板を容器口部と底部との間に保持するよう
にしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造形品封入容器と
くに内容液中に動物、植物類、各種キャラクター等の形
象を絵付けした造形品を封入し、外部から鑑賞するよう
にした造形品封入容器に関する。
【0002】
【従来の技術】容器内に造形品を封入し、外部から鑑賞
することは、従来より知られており、また、容器の表面
に、裏面に風景を印刷したラベルを貼着し、容器の反対
側から内容液を通じて印刷された風景を鑑賞し、楽しめ
るようにした容器も従来より知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記二
つの従来技術を結合し、ラベルに印刷された風景に適合
した造形品を容器内に封入して立体的な絵柄、装飾とし
たものはなかった。さらに、これを化粧料等日常的に使
用する透明な内容液を収納する容器に適用し、容器を使
用する度に立体的な絵柄、装飾を楽しめるようにした容
器はなかった。とくに、資源の節約から、内容液を詰め
替え、容器を長期的に使用するようになると、日常的に
同じ容器を使っていては、面白味がないというようなこ
とも生じてきた。
【0004】本発明は、上記事情を考え、日常的に使用
する化粧液や飲料水等の容器の胴部に、裏面に風景また
は図柄を印刷したラベルを貼着し、内部に造形品を封入
し、背景となる風景または図柄と造形品とからなる立体
的な絵柄、装飾を楽しめるようにした造形品封入容器を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を達成するため、造形品封入容器として、容器口部
と扁平な胴部と底部とからなる透明な扁平ボトルにおい
て、扁平胴部に、裏面に風景または図柄を印刷したラベ
ルを貼着し、前記風景または図柄に適合した造形品を取
着した透明な取付板を容器内に入れ、該取付板を容器口
部と底部との間に保持するようにしたことを特徴とする
構成を採用する。
【0006】取付板として、可撓性を有する透明な合成
樹脂フイルムから形成され、容器口部に係合する嵌合部
と、該嵌合部からT字形に垂下し容器底部に達する長さ
の取付部からなっていることを特徴とする構成を採用す
る。また、造形品の両端、または造形品取付部の十字形
に延びる横板の両端が、胴部壁面に接合するようにした
ことを特徴とする構成を採用する。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1において、Aは容器
であって、透明な合成樹脂またはガラスを素材として成
形されている。Bはキャップ、Cは容器内に封入された
装飾部材で、いずれも合成樹脂で成形されている。
【0008】容器Aは、口部1と胴部2、底部3とから
なっており、口部1には、キャップ螺着用のネジ4と保
持環5が形成されている。
【0009】図2に示すように、胴部2は、扁平な楕円
形であり、対向する胴部2の扁平面2a,bの一方に
は、表面に製品名、使用法、製造会社名等を印刷し、裏
面に山野、河、森、林、草木などの風景または図柄を印
刷したラベルLを貼着している。内容液として、化粧
水、毛髪用液等透明な化粧用液あるいは透明な飲料水が
収納される。
【0010】キャップBは、側壁内周にネジ4に螺合す
るネジが設けられており、口部1に被蓋される。
【0011】図3に示すように、装飾部材Cは、嵌合部
10と取付部11とからなるT字形の取付板12と取付
部11に取着された造形品13とからなっている。取付
板12は、透明で可撓性を有するPETその他の合成樹
脂製のフィルムを打ち抜いて作成されている。
【0012】造形品13は、実施例にはワニを図示して
いるが、動物類や花等の形象、各種キャラクター等、ラ
ベル裏面に印刷した風景または図柄に対応する形象、図
柄を採用したものであり、取付部11の所定個所に貼着
する。また、形象をフィルムに印刷し、その輪郭を取付
板12とともに型によって打ち抜き、造形品13と一体
となった取付板12を形成してもよい。
【0013】嵌合部10の長さは、口部1内周の周長に
ほぼ一致するようにし、取付部11の長さは、口部1内
周下端から容器の底部3の壁面までとしている。図2に
示されているように、造形品13の横巾は、胴部内に封
入されたときに両端13aが胴部壁面に接合し、維持さ
れるだけの長さを有しており、上下方向の位置は背景に
応じて適宜に決める。
【0014】装飾部材Cの挿入にあたって、造形品13
は可撓性を有しているので、丸め込んだ状態で口部1を
通過させ、胴部2に達すると元の状態に復元する。次い
で、嵌合部10を丸めて口部1に挿入し、取付部11の
下端が底部壁面に達するまで押し込むと、嵌合部10下
端が口部1下端部に位置する。
【0015】嵌合部10を自由な状態とすると、嵌合部
10は復元して口部1内周に一定の力を持って接圧し、
造形品13、取付板12の廻動を阻止することになる。
その際、取付部11も嵌合部10の変形に応じて円弧状
となり、上下方向の屈曲に対する強度を増し、さらに造
形品13の端部は胴部2壁面に接合するので、造形品1
3は、容器A内にしっかりと保持されることになる。
【0016】液体を入れると、ラベルL裏面の風景また
は図柄、造形品13は、立体的な絵柄、装飾となり、液
のレンズ作用で拡大されて見え、とくに風景は拡がって
見えるので、幻想的な感じを与えることとなる。そし
て、取付板12の取付部11は透明であるので、風景の
妨げにならず、風景と造形品13との間で違和感を感じ
させない。
【0017】前記実施形態では、造形品の端部を胴部内
面に接触させ、定位置に保持できるようにしたが、図4
に示すように取付部11aを十字形14とし、その横板
の両端部14aを胴部2壁面に接合させるようにする
と、造形品の横巾を短くすること、大きさを小さくする
ことができる。また、内容液によっては、印刷インキが
溶けることもあるので、その場合は、印刷面にPETフ
ィルムを重ねて周辺を溶着するようにしてもよい。
【0018】前記実施形態では、造形品について絵画等
の平面的な形象としたが、背景となる風景または図柄に
適合するものであれば立体的な造形品としてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。容器胴部に貼着したラベルの
裏面に印刷した風景または図柄に適合した造形品を容器
内に封入したことによって、立体的な絵柄、装飾を楽し
むことができるようになった。
【0020】取付板をPETその他の可撓性を有するフ
ィルムによって形成し、嵌合部を口部内周に係合させる
ようにしているから、造形品を容器中に確実に保持でき
るようになった。
【0021】そして、背景に適合した造形品を2,3取
りそろえることによって、内容液の詰め替え時に造形品
を取り替えることができ、それによって変わった絵柄、
装飾を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容器の断面正面図である。
【図2】容器胴部の断面平面図である。
【図3】取付板の正面図である。
【図4】別実施例の取付板の正面図である。
【符号の説明】
A 容器 B キャップ C 装飾部材 L ラベル 1 口部 2 胴部 2a,b 扁平面 3 底部 10 嵌合部 11 取付部 12 取付板 13 造形品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器口部と扁平な胴部と底部とからなる
    透明な扁平ボトルにおいて、 扁平胴部に、裏面に風景または図柄を印刷したラベルを
    貼着し、前記風景または図柄に適合した造形品を取着し
    た透明な取付板を容器内に入れ、該取付板を容器口部と
    底部との間に保持するようにしたことを特徴とする造形
    品封入容器。
  2. 【請求項2】 取付板が、可撓性を有する透明な合成樹
    脂フィルムから形成され、容器口部に係合する嵌合部
    と、該嵌合部からT字形に垂下し容器底部に達する長さ
    の取付部からなっていることを特徴とする請求項1記載
    の造形品封入容器。
  3. 【請求項3】 造形品の両端、または造形品取付部の十
    字形に延びる横板の両端が、胴部壁面に接合するように
    したことを特徴とする請求項1記載の造形品封入容器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081632A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社吉野工業所 注出ノズル
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WO2023200240A1 (ko) * 2022-04-12 2023-10-19 주식회사 에스디에너지 라벨 일체형 보조 마개

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JPH0891379A (ja) * 1994-09-28 1996-04-09 Toppan Printing Co Ltd 透過式中空容器

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