JP2000127476A - 画像記録方法および装置 - Google Patents

画像記録方法および装置

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JP2000127476A
JP2000127476A JP30071898A JP30071898A JP2000127476A JP 2000127476 A JP2000127476 A JP 2000127476A JP 30071898 A JP30071898 A JP 30071898A JP 30071898 A JP30071898 A JP 30071898A JP 2000127476 A JP2000127476 A JP 2000127476A
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JP30071898A
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English (en)
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Hisahiro Tamura
壽宏 田村
Shigeru Nishio
茂 西尾
Masaya Nagata
昌也 永田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度の顕色微粒子を使用した画像記録方法
において、すべての記録紙上に対して鮮明な発色が得ら
れ高解像度を与える画像記録装置を提供する。 【解決手段】 中間転写体の表面上に染着剤をコーティ
ングする手段と、非接触で画像データに応じて顕色微粒
子を中間転写体表面上に断続的に吐出させる手段とさら
に、中間転写体上に形成された像を記録媒体上に転写、
定着させて画像形成する手段を有する。なお顕色微粒子
が中間転写体上に着弾する点で染着層は液体状態にす
る。以上のような構成にすることでどのような用紙に対
しても高濃度階調の画像を記録することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像記録装置に関し、特に、中間転
写体を用いて記録媒体上に所定の画像を記録する画像記
録方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術において、サーマルヘッドでイ
ンクフィルムを画像信号に応じて選択的に加熱し、画像
を記録媒体上に書き込むいわゆる昇華型熱転写記録方式
は、小型、保守性、即時性を備え、他のプリント方式に
比べて、銀塩カラー写真画像に最も近い画像形成ができ
るという点で優れている。
【0003】しかし、インクフィルム表面のインクは一
度転写に利用されると再利用することができず、フィル
ムに残留したインクは廃棄となるため、ランニングコス
トの面で非常に悪いものとなっている。
【0004】そこで、この点を改良した、特開平8−3
00803号公報に開示されている画像形成装置では、
微粒子化したインクを記録すべき画像データに対応した
電気信号に応じて断続的に吐出させ、記録媒体上に付着
もしくは浸透させて、該画像を得る新たな方法を提案し
ている。
【0005】ここでは、電気信号の印加時間で微粒子の
吐出量が制御可能なため昇華型熱転写記録装置と同様な
濃度階調が可能となる。
【0006】一方、中間転写体を利用した技術では、特
開平3−169634号公報に記載されたものがある。
これを図7に示す。インクジェット方式により吐出させ
たインクを一旦中間転写体120上に非接触で記録し、
記録媒体131に転写することで表面平滑性が低い記録
媒体に対してもインク付着時のドット形状および浸透定
着後の形状を均一にし、鮮明な記録像を得ることができ
るとしている。
【0007】また、昇華型熱転写記録方式での中間転写
体利用として、特開平7−68812号公報に記載され
ている。これを図8に示す。中間転写体120上に固体
の染着層132を塗布後、色材層156をサーマルヘッ
ド169で熱転写し画像を形成した後、それらを転写手
段により中間転写体120から記録媒体131へ移行さ
せ、記録媒体上に画像形成する画像記録方法および中間
転写体が開示されている。
【0008】また、特開平9−156137号公報には
気体の昇華染料インクを断続的に吐出させて普通紙に良
好な記録を行う技術が開示されている。
【0009】上記に開示されているように、従来、染着
層を予め塗布した高価な専用紙にしか高品位のピクトリ
アル画像を記録できなかったものが、官製葉書、普通
紙、ボンド紙やOHP等の受像体を使用しても、高品位
のピクトリアル画像を安定に得ることが可能となり、記
録媒体に依存しない画像記録方法として注目されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平3−1
69634号公報に記載されているような画像記録方法
は、染料あるいは顔料などの顕色粒子を水、エチレング
リコール、イソプロピルアルコール等の溶媒で溶かして
発色させ、これを中間転写体上に吐出させ、画像を形成
しているため、1ドットのインク吐出量が多く、濃度階
調を表現するために低濃度インクを階調の数だけ吐出さ
せなければならないといった問題があり、特に、フルカ
ラー画像などの記録に対しては濃度階調性が十分とはい
えず、またプリント時間も長くなってしまう。
【0011】また、特開平7−68812号公報に記載
されているような画像記録装置では、染着層形成の手段
が熱と圧力を利用した接触方式であり、基材からの色剤
の転写を2度も行わなければならず、すべてのインクを
転写するための制約が多く、熱転写方式に適応した中間
転写体の材質選定が必要となる。たとえば、公報に開示
されているように、中間転写体120の表面層123の
材質は、硬度が高く且つ剥離性が良好なフッ素系ゴム等
を採用しなければならず、材料物性の面で厳しい制約が
為され、コストが高くなってしまう。
【0012】一例として、基材から中間転写体上への転
写を2度行うということは、第二の基材に対する色剤層
の付着力<<染着層に対する色剤層の付着力第一の基材
に対する染着層の付着力<<中間転写体に対する染着層
の付着力が、どの温度に対しても必要不可欠な条件とな
る。
【0013】このような特性を持つ材料を得るのはコス
ト的にも技術的にも難しく、さらに、接触型である昇華
型熱転写記録方式では、階調性の高い記録画像を得るた
めにインクフィルムを使用するが、実際フィルム表面の
インクは一度転写に利用されると再利用することができ
ず、フィルムに残留したインクは廃棄となるため、ラン
ニングコストの面で非常に悪いものとなる。
【0014】また、特開平9−156137号公報で
は、直接的に用紙に顕色層コーティングを行い、その
後、染料粉末を断続的に吐出させている。この方法で
は、発色性が悪くなる。また、顕色層を形成する粉末微
粒子を定着器で加熱加圧するので、粒子が流動化してし
まう。
【0015】顕色層コーティングの溶融粘度が大きい場
合、すなわち固体に近い状態にある場合には、普通紙上
に樹脂層がコーティングされるが、その上に顕色微粒子
を付着させたところで顕色微粒子は発色しない。一方、
溶融粘度が小さい場合には、普通紙に浸透してしまい、
そのコーティング量は用紙表面で異なるため、発色濃度
も安定しない。
【0016】本発明は、上記問題を解決すべくなされた
ものであって、その目的とするところは、官製葉書、普
通紙、ボンド紙やOHP等の受像体を使用しても高濃度
階調、高品位のピクトリアル画像を安定に得ることであ
り、すなわち普通紙などの記録媒体にでも発色性が良好
であり、フルカラー画像が得られる記録媒体に依存しな
い高画質の画像記録方法および装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
させるためになされたものであって、請求項1記載の発
明は、中間転写体の表面上に染着層を形成するステップ
と、染着層が形成された中間転写体の表面上に、画像デ
ータに応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出する
ステップと、中間転写体の表面上の染着層並びに顕色微
粒子を記録媒体上に転写定着するステップとからなり、
前記顕色微粒子を吐出するステップにおいて、中間転写
体の表面上に形成された染着層は液体状態であることを
特徴とする画像記録方法である。
【0018】また、請求項2記載の発明は、中間転写体
の表面上の染着層並びに顕色微粒子を記録媒体上に転写
定着する前に、前記記録媒体上に樹脂層を形成するステ
ップを有することを特徴とした請求項1記載の画像記録
方法である。
【0019】また、請求項3記載の発明は、中間転写体
の表面上に染着層を形成する染着層形成手段と、前記染
着層が形成された中間転写体の表面上に、画像データに
応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出する画像記
録手段と、前記中間転写体の表面上の染着層並びに顕色
微粒子を記録媒体上に転写定着する転写定着手段とから
なり、前記染着層形成手段は、液体の染着層材料をもと
に中間転写体の表面上に液体状態の染着層を形成するこ
とを特徴とする画像記録装置である。
【0020】また、請求項4記載の発明は、中間転写体
の表面上に染着層を形成する染着層形成手段と、前記染
着層が形成された中間転写体の表面上に、画像データに
応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出する画像記
録手段と、前記中間転写体の表面上の染着層並びに顕色
微粒子を記録媒体上に転写定着する転写定着手段とから
なり、前記中間転写体内部にヒータを備え、前記染着層
形成手段によって形成された染着層を液体状態にするこ
とを特徴とする画像記録装置である。
【0021】また、請求項5記載の発明は、前記中間転
写体の表面上の染着層並びに顕色微粒子を記録媒体上に
転写定着する前に、前記記録媒体上に樹脂層を形成する
樹脂層形成手段を有することを特徴とした請求項3また
は4記載の画像記録装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図をもとに本発明について
詳細に説明する。
【0023】[実施例1]以下、実施例1の画像記録装
置について、図を参照しながら説明する。
【0024】図1は実施例1の画像記録装置の構成を示
す断面図である。図1に示すように、画像記録装置は大
きく分類して、中間転写体20の他に、中間転写体表面
23上に均一な染着層32を形成するための染着層供給
部50、その染着層32上に高濃度の顕色微粒子33を
断続的に吐出させて画像形成する印画部10、さらに、
中間転写体20上に形成された像を染着層ごと記録媒体
に転写、定着を行う転写定着部40により構成されてい
る。
【0025】最初に、染着層供給部50に関し、その構
成と動作について説明する。染着層供給部50は、粉末
の染着層材料54を蓄える貯蔵槽51、染着層材料54
を帯電する帯電部材52、そしてその帯電粒子を保持し
ながら中間転写体20に供給する染着層供給用ローラ5
3により構成されている。貯蔵槽51の内部には粉末の
染着層材料54が蓄えられている。
【0026】染着層材料54は無色あるいは白色のもの
が好ましく、例えば、飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニ
ル樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、塩化ビニル
−酢酸ビニル共重合樹脂、スチレン樹脂、ナイロン樹
脂、ポリアリテート樹脂、AS樹脂、ポリカーボネード
樹脂、セルロース樹脂、メタクリル樹脂、ポリビニルア
セタール樹脂、ポリビニルフェニルアセタール樹脂など
が挙げられる。なお、これらの樹脂は単独で使用しても
よいが、混合することも可能である。
【0027】また、帯電性を安定させるための荷電制御
剤を内添させたり、流動性を良くするための他の微粒子
を外添させてもよい。内添剤には、例えば無色の負帯電
性の荷電制御剤として、芳香系ダイカルボン酸の金属錯
体や、サリチル酸の金属錯体等のような公知の材料が使
用可能であり、外添剤には流動化剤が挙げられる。
【0028】また、染着層材料間の粒子間力を弱めるた
めに、染着層材料間のスぺーサとして不活性な微粒子を
分散させる。不活性な微粒子は、例えば、無機粒子とし
てはシリカ、炭酸カルシウム、アルミナホワイト、硫酸
バリウムがあり、有機粒子としては、シリコーン樹脂、
尿酸樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリスチレ
ン、ベンゾグアナミン樹脂、マイクロカプセルなどがあ
る。直径が5〜20μmの染着層材料54に対し、微粒
子の直径は0.01〜1μmの範囲内のものが染着層材
料間の粒子間力を弱めるための効果が大きく、好まし
い。
【0029】帯電部材52は、染着層供給用ローラ53
と圧接するように配置されていて、圧接部に進入してく
る染着層材料54を摩擦により帯電し、染着層供給用ロ
ーラ53上に染着層材料54の薄層を形成するものであ
る。
【0030】染着層供給用ローラ53は、導電性であ
り、バイアス電圧印可もしくは接地することで薄層化さ
れた染着層材料54を静電力で担持している。また、中
間転写体20に接触しないように、100〜500μm
のギャップを介して配置されている。
【0031】また、帯電部材52と染着層供給用ローラ
53とは、剛体と弾性体との組み合わせにすればよいの
で、帯電部材52を剛体、染着層供給用ローラ53を弾
性体とした組み合わせでは、帯電部材52にはSUS板
等の金属板を、染着層供給用ローラ53にはウレタン系
やシリコーン系の導電性スポンジローラまたは導電性ソ
リッドローラを用いることができる。一方、帯電部材5
2を弾性体、染着層供給用ローラ53を剛体とした組み
合わせでは、帯電部材52にはウレタン系やシリコン系
の直方体状のソリッドゴムを、染着層供給用ローラ53
にはアルミ等の金属ローラを用いることができる。な
お、帯電部材52と染着層供給用ローラ53との圧接力
は、接触部の線圧として10〜200gf/cm程度が
適切である。また、例えば、正に帯電された染着層材料
54を染着層供給用ローラ53に静電力で担持する染着
層供給用ローラ53へのバイアス電圧値としては、0〜
−200V程度が適切である。
【0032】次に、染着層供給部50の動作について説
明する。貯蔵部に蓄えられた粉体の染着層材料54は、
供給用ローラ53の回転により帯電部材52と供給用ロ
ーラ53との圧接部に導かれ、そこで摩擦帯電されロー
ラ表面上に薄膜を形成する。そして、染着層供給用ロー
ラ53表面と100〜500μmのギャップで配置され
中間転写体20との間に100〜500Vの電圧を印可
すると、供給ローラ53表面の染着層材料32は電界に
よるクーロン力を受けて吸引され、中間転写体20上に
付着し均一な薄膜染着層を形成する。
【0033】したがって、以上説明した染着層形成方法
では、中間転写体20と染着層供給用ローラ53の間の
ギャップが一定に保たれた転写環境下で染着層の形成が
行われるため、ムラのない均一な染着層を得ることが可
能となる。また、染着層供給用ローラ53に対して中間
転写体20が非接触であるため、中間転写体20自身に
材質の制約はなく、常に中間転写体20表面に損傷を与
えることない染着層形成が可能である。
【0034】なお、本実施例では、中間転写体20表面
上に均一な染着層を形成する方法として、一成分絶縁ト
ナー非接触現像方式を採用したが、二成分磁気ブラシ現
像法や一成分導電トナー現像法等、他の方法を用いても
構わない。
【0035】次に、印画部10に関し、その構成と動作
について説明する。印画部10は、圧電素子12、帯電
電極14、電界シャッター18、コントロール部19に
より構成されている。
【0036】印字ヘッド11の内部には、粉体の顕色剤
13が蓄えられている。印字ヘッド11の下部には、顕
色剤13を微粒子化するための圧電素子12が設けられ
ており、印字ヘッド11の上半分の部分には、顕色微粒
子17を帯電する帯電電極14として、50〜80μm
の細いワイヤ電極が備えられている。印字ヘッド11の
上部には、微粒子化した顕色剤を吐出するための吐出孔
が設けられ、さらにその吐出孔の周囲を囲むように微粒
子化した顕色微粒子17の吐出量を制御する電界シャッ
ター18が設けられている。
【0037】図2に電界シャッター18の斜視図を示
す。電界シャッター18は印字ヘッド11の上部の壁を
挟むように2枚の電極板18a、18bから構成されて
いる。
【0038】電界シャッター18のシャッター動作の制
御は、コントロール部19により行われ、電界シャッタ
ー18の上部に染着層がコートされた中間転写体20が
配置される。
【0039】顕色剤13の色材としては、有色の顕色剤
を用いる場合、イエローでは、アントライソチヤアゾー
ル系、キノフタロン系、ピラゾロナゾ系、ピリドンアゾ
系、スチリル系等を用い、マゼンタでは、アントラキノ
ン系、ジシアノイミダゾール系、チアジアゾールアゾ
系、トリシアノビニル系等を用い、シアンでは、アゾ
系、アントラキノン系、ナフトキン系、インドアニリン
系等を用いることができる。
【0040】印画動作時には、顕色剤13が微粒子化さ
れ、帯電電極14に2〜5kVの電圧を印加することに
より、接地している方向にコロナ放電が起こり、その放
電箇所15を通過して微粒子化された顕色剤は正帯電さ
れる。
【0041】次に、染着層32がコーティングされた中
間転写体基材22に−0.5〜−2kVの電圧を印加す
ることにより、帯電した顕色微粒子17が中間転写体の
方向へ誘導される。ここで、記録すべき画像データの電
気信号に応答して、コントロール部19からシャッター
電極の電極間に50V〜1kVの電圧が印加される。
【0042】顕色微粒子17は正に帯電しているので、
上シャッター電極18a電位を下シャッター電極18b
電位より高く設定することにより、帯電された顕色微粒
子17は電界シャッター18の吐出孔を通過しないよう
に制御される。逆に、上シャッター電極18a電位を下
シャッター電極18b電位より低くまたは同電位に設定
することで、電界シャッター18の吐出孔を通過させる
ように制御される。
【0043】以上の動作により、電界シャッター18の
吐出孔を通過した顕色微粒子17は中間転写体20に向
かって飛翔し、コーティングされた染着層32上に付着
浸透し中間転写体20への像の画像形成が行われる。
【0044】ここで、ヒータランプ21が内蔵された中
間転写体20は金属製の芯金の表面に耐熱性のある樹脂
を形成したもの、例えばアルミ等の金属ローラに離型性
の良いフッ素系、シリコーン系の樹脂を形成したものを
用いることができる。
【0045】上記の染着層供給部50から静電的に付着
した粉体状の染着層32は中間転写体内部に配設してあ
るヒータランプ21により中間転写体全体が粉体の染着
層32のガラス転移温度以上に加熱される。そうすると
粉体の染着層が溶融し、液体状となる。その後、上記に
示した印画部10の動作により、顕色剤13が微粒子化
され、記録すべき画像データに応答した電気信号に応じ
て電界シャッター18から断続的に吐出され、中間転写
体20表面の液体状の染着層32上に付着浸透し、所望
の画像を形成することが可能となる。
【0046】このように、画像データに応じて、顕色微
粒子17の吐出動作が印字ヘッド内部で制御され、必要
量以外の顕色微粒子が吐出されることはなくなり、効率
良く印字を行うことが可能となり、ランニングコストを
低減することが可能となる。
【0047】次に、転写定着部40に関し、その構成と
動作について説明する。転写定着部40には弾性ローラ
41が設けられている。ヒータランプ21が内蔵された
中間転写体20と弾性ローラ41との間に記録媒体31
を通紙することで、中間転写体20上に形成された染着
層32と1次インク画像が圧接され記録媒体側に転写、
定着され、図示しない剥離つめによって中間転写体20
から記録媒体31が剥離されローラ41によって搬送さ
れる。
【0048】以上、画像記録装置を各ステップに分類し
て説明した。
【0049】上記は中間転写体20上に画像形成をする
ものであり、記録媒体31上に直接転写する従来方法で
は鮮明なフルカラー画像が得られなかったが、画像転写
環境が常に一定に保持され、中間転写体20内に設けら
れた熱源(ヒーターランプ)21により転写された染着
性を示す樹脂が溶解し液体状態にすることにより1μm
以下の微粒子の発色が良好となり、また記録媒体31の
種類に関係なく鮮明画像を形成することができる。
【0050】上記の構成で普通紙(ネコサ紙、レターサ
イズ)に画像記録を行った結果、染着層32の塗布量は
上記普通紙1枚当たり約500mgであり、その時の濃
度はマクベス濃度で1.52であった。
【0051】記録媒体31上でのマクベス濃度が1.5
2と低かったため、染料を溶媒で希釈し、上記同様の構
成で実験を試みた。その結果を表1に示す。ここではマ
ゼンタの染料を用いた。
【0052】
【表1】
【0053】表1の結果から顕色剤13の濃度は50%
以上が良いと判断できる。それは、顕色剤13の濃度が
低いと微粒子の吐出量を多くしなければ高濃度の画像が
得られなくなり、その結果プリント時間が長くなってし
まうからである。
【0054】[実施例2]以下、実施例2の画像記録装
置について、図を参照しながら説明する。
【0055】図3は実施例2の画像記録装置の構成を示
す断面図である。画像形成に関する記述は実施例1と同
様であり、ここでは相違点のみ述べることにする。
【0056】図3に示すように、染着層供給部50は圧
接部材58、フィルム56、フィルム供給ローラ55、
フィルム巻取りローラ57から構成される。
【0057】上記のように構成された染着層供給部50
の動作を説明すると、圧接部材58の下に設けられたア
ップダウン機構により圧接部材58を要求されるタイミ
ングで上下させて、圧接部材58が中間転写体20にフ
ィルムを押し付けるようにする。その結果、染着層32
コーティング部は中間転写体20に内蔵する熱源21か
らの加熱によりフィルム56上にあらかじめ塗布された
加熱剥離可能な染着層32を中間転写体20上に形成す
る。
【0058】この圧接状態で中間転写体20を図示しな
い温度制御部材で100〜150℃に加熱すると染着層
32が溶融し転写される。
【0059】フィルム供給ローラ55には多重にフィル
ム56が巻かれており順次圧接部に供給され中間転写体
20に転写後の染着層32が剥離されたフィルム56は
巻取りローラ57に巻取られ回収される。
【0060】上記構成する材料としては、圧接部材58
は中間転写体20に均一に圧力をかけることが可能な材
料で、耐熱性があれば良く、シリコーン樹脂を用いるこ
とができ、直方体としてもローラとしても良好な中間転
写体20への染着層32を転写することができる。
【0061】フィルム56はベースフィルムと染着層か
らなる。ベースフィルムには4〜10μmの厚みのポリ
エチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタ
レートフィルム、ポリイミドフィルム、ポリエーテルイ
ミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリエーテ
ルエーテルケトンフィルム、ポリアリレートフィルム、
ポリスルホンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム
等の単層または2層以上に積層した各種プラスチックフ
ィルムを用いることができる。また、染着層32として
は実施例1に示した樹脂を用いることができる。その厚
みとしては5〜10μmが好ましい。
【0062】このようにして染着層32のコーティング
を行い、非接触の画像形成を行うことによって、フィル
ム上に再転写のない濃度階調性に優れた画像形成を行う
ことができる。
【0063】[実施例3]以下、実施例3の画像記録装
置について、図を参照しながら説明する。
【0064】図4は実施例3の画像記録装置の構成を示
す断面図である。画像形成に関する記述は実施例1と同
様であり、ここでは相違点のみ述べることにする。
【0065】図4に示すように、染着層供給部50は液
体の染着層材料62を蓄える貯蔵槽61、貯蔵槽61か
ら染着層材料62を供給する供給部材64、そしてその
液体の染着層材料62を保持しながら中間転写体20に
供給する染着層塗布用ローラ63、染着層材料62の染
着層塗布ローラ63の層厚すなわち中間転写体20の塗
布量を規制する規制ブレード67から構成される。
【0066】上記のように構成された染着層供給部50
の動作を説明すると、液体の染着層材料62が貯蔵され
た貯蔵槽61からのびた塗布フェルト供給部材64の毛
管現象によって汲み上げられ、塗布ローラ63面に塗布
される。塗布ローラ63に塗布された染着層材料62は
規制ブレード67方向に移動し、規制ブレード67と塗
布ローラ63の当接部において余分の染着層材料62が
掻き取られ、所定量に均一化された後、塗布ローラ63
と中間転写体20の圧接部において中間転写体20に塗
布される。
【0067】中間転写体20上に均一に塗布された染着
層34は微粒子化して吐出した像と混ざり合い、ここで
高濃度の顕色微粒子33が発色し、その後、記録媒体3
1に転写定着される。
【0068】ここで、液体の染着層材料62を用いた場
合、中間転写体20内にヒータを設けなくても発色、染
着は可能であるが、記録(プロセス)スピードが速くな
るとヒータを設けた方が発色、染着が促進されるため、
高速化できる。
【0069】図5は中間転写体20をベルト状にした画
像記録装置の構成を示す断面図である。
【0070】図5に示すように、中間転写体20をベル
ト状にすることにより、印字ヘッドを3カ所に配置させ
ることで、イエロー、マゼンタ、シアンの三色を用いた
カラー化が可能になる。
【0071】中間転写体ベルト24にはポリイミドフィ
ルム等の樹脂フィルムが使用され、その上にフッ素系、
あるいはシリコーン系の樹脂を形成したものが用いられ
る。
【0072】中間転写体20の動作は、まず、中間転写
体ベルト24が各種ローラによって搬送され、染着層供
給部50では染着層供給用ローラ63から染着層材料6
2が塗布され中間転写体ベルト24上に付着する。
【0073】また、印画部10では、正帯電した顕色微
粒子33が背面電極板68に印可された負バイアスによ
りクーロン力を受けて飛翔し、中間転写体ベルト20上
に形成された染着層34上に付着浸透し、高画質な画像
を形成する。
【0074】上記液体の染着層材料62として固形分と
しては実施例1に示した粉末の染着層材料62と同様の
材料を用いれば良く、その溶媒としては水、アルコール
類(エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコー
ル等)、セルソルブ類(メチルセロソルブ、エチルソル
ブ等)、芳香族類(トルエン、キシレン、クロロベンゼ
ン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン
等)、エステル系溶剤(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、
エーテル類(テトラヒドロフラン、ジオキサン等)塩素
系溶剤(クロロホルム、トリクロロエチレン等)、アミ
ド系溶剤(ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリド
ン等)等が用いられる。また全体に占める固形分の割合
は30〜50%程度が好ましい。これらの溶媒で液状と
し発色性を良好にしている。
【0075】上記構成で普通紙(ネコサ紙、レターサイ
ズ)の記録媒体31上に画像記録を行った結果、表2を
得た。
【0076】
【表2】
【0077】表2は染着材塗布量とマクベス濃度の関係
及びその画像評価の結果を示している。このときの画像
記録に使用した染料濃度(純度)はほぼ100%であ
り、その量は普通紙1枚当たり4mgでほぼ一定であっ
た。
【0078】また、上述の特開平9−156137号公
報に記載の方法で濃度を測定すると、マゼンタの濃度
(Optical Density)値で0.4程度
(染料自体のOD値と同じ)であり、発色性は良好でな
い。さらに発色性を良好にするため染料を付着させた
後、定着をさせる、すなわち熱を加えることによって顕
色層上の染料粒子を顕色層に浸透させる実験を行った。
その結果でも、OD値は1.0程度である。参考として
昇華型熱転写方式のMAX濃度値としては2.2程度あ
る。
【0079】上記表2の結果からわかるように、染着剤
62を塗布しない場合は濃度が低く、良好な画像は得ら
れない。また、染着剤の量が少ない場合は、液体染着剤
の塗布時にムラになりやすく、多すぎる場合はにじみが
あり、像がぼけやすくなる結果となった。
【0080】[実施例4]以下、実施例4の画像記録装
置について、図を参照しながら説明する。
【0081】図6は実施例4の画像記録装置の構成を示
す断面図である。画像形成に関する記述は実施例1と同
様であり、また染着層供給部は実施例3と同様であるの
で、ここでは相違点のみ述べることにする。
【0082】実施例4は、中間転写体20上で染着層に
より発色、染着された顕色微粒子および染着層を転写定
着する前に、記録媒体を平滑化するために記録媒体31
に樹脂層89をコーティングしたものある。
【0083】記録媒体31への樹脂層89のコーティン
グ方法、機構は実施例1で中間転写体20への染着層3
2のコーティング方法、機構と同様であり、被転写体が
中間転写体20であるか記録媒体31であるかの差のみ
である。また、樹脂層89の材料は実施例1の染着層3
2と同様である。
【0084】詳細を説明すると動作としては、まず記録
媒体31にポリエステルをバインダーとする粒径5〜2
0μmの粒子を均一に飛翔させる。中間転写体20上に
均一に塗布された染着層34は微粒子化して吐出した像
と混ざり合いここで高濃度の顕色微粒子が発色し、その
後、樹脂によって表面が覆われた記録媒体に一括して転
写定着される。ここでは記録媒体31にあらかじめ樹脂
層89が塗布されているため表面が平滑になり、高濃度
階調の画像を得ることができる。
【0085】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の画像記録
方法、請求項3または4記載の画像記録装置では、普通
紙の記録媒体において高濃度階調の画像が得られる。ま
た、非接触で画像を形成しているので、インクフィルム
の未転写や再転写などがなくなる。さらにインクフィル
ムがいらなく、顕色微粒子が無駄なく使用されるのでイ
ンクフィルムカートリッジの廃棄が不要となり環境保全
にもつながるという効果を奏する。
【0086】また、請求項2記載の画像記録方法、請求
項5記載の画像記録装置では、上記効果に加え、表面を
平滑にすることで記録媒体に良好な着色、転写ができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の画像記録装置の構成を示す断面図で
ある。
【図2】吐出孔付近の斜視図である。
【図3】実施例2の画像記録装置の構成を示す断面図で
ある。
【図4】実施例3の画像記録装置の構成を示す断面図で
ある。
【図5】実施例3のカラー化に対応した画像記録装置の
構成を示す断面図である。
【図6】実施例4の画像記録装置の構成を示す断面図で
ある。
【図7】従来のインクジェット方式の中間転写体を利用
した画像記録装置の構成を示す断面図である。
【図8】従来の昇華型熱転写記録方式の中間転写体を利
用した画像記録装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 印画部 11 印字ヘッド 12 圧電素子 13 顕色剤 14 帯電電極 15 放電領域 16 対向電極 17 顕色微粒子 18 電界シャッター 19 コントロール部 20、120 中間転写体 21 ヒータランプ 22、122 中間転写体基材 23、123 中間転写体表面層 24 中間転写体ベルト 25 中間転写体ベルト搬送ローラ 31、131 記録媒体(普通紙) 32 粉体染着層 33、133 顕色微粒子 34 液体染着層 40 転写定着部 41、141 弾性ローラ 50 染着層供給部 51 貯蔵槽 52 帯電部材 53 供給用ローラ 54 染着層材料 55、155 染着層フィルム供給ローラ 56、156 染着層フィルム 57、157 染着層フィルム巻き取りローラ 58、158 圧接部材 61 貯蔵槽 62 染着層材料 63 染着層塗布ローラ 64 供給部材 65 供給部材取付材 66 バネ 67 規制ブレード 68 背面電極 80 樹脂層供給部 81 貯蔵槽 82 帯電部材 83 供給用ローラ 84 樹脂層材料 89 樹脂層 121 ヒーターランプ 165 色材層フィルム供給ローラ 166 色材層フィルム 167 色材層フィルム巻き取りローラ 169 サーマルヘッド 170 インクジェット記録装置 171 制御装置
フロントページの続き (72)発明者 永田 昌也 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE04 AE14 AE25 AE31 AE47 AE66 AE74 AE84 AE87 AE89 AF20 AF44 AF61 AF80 AH03 AJ13 AJ21 AJ25 CA03 CA12 CA14 CA22 2H032 AA14 BA04 BA08 BA09 BA19 BA21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写体の表面上に染着層を形成する
    ステップと、 染着層が形成された中間転写体の表面上に、画像データ
    に応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出するステ
    ップと、 中間転写体の表面上の染着層並びに顕色微粒子を記録媒
    体上に転写定着するステップとからなり、 前記顕色微粒子を吐出するステップにおいて、中間転写
    体の表面上に形成された染着層は液体状態であることを
    特徴とする画像記録方法。
  2. 【請求項2】 中間転写体の表面上の染着層並びに顕色
    微粒子を記録媒体上に転写定着する前に、前記記録媒体
    上に樹脂層を形成するステップを有することを特徴とし
    た請求項1記載の画像記録方法。
  3. 【請求項3】 中間転写体の表面上に染着層を形成する
    染着層形成手段と、 前記染着層が形成された中間転写体の表面上に、画像デ
    ータに応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出する
    画像記録手段と、 前記中間転写体の表面上の染着層並びに顕色微粒子を記
    録媒体上に転写定着する転写定着手段とからなり、 前記染着層形成手段は、液体の染着層材料をもとに中間
    転写体の表面上に液体状態の染着層を形成することを特
    徴とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 中間転写体の表面上に染着層を形成する
    染着層形成手段と、 前記染着層が形成された中間転写体の表面上に、画像デ
    ータに応じて、非接触で顕色微粒子を断続的に吐出する
    画像記録手段と、 前記中間転写体の表面上の染着層並びに顕色微粒子を記
    録媒体上に転写定着する転写定着手段とからなり、 前記中間転写体内部にヒータを備え、 前記染着層形成手段によって形成された染着層を液体状
    態にすることを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体の表面上の染着層並びに
    顕色微粒子を記録媒体上に転写定着する前に、前記記録
    媒体上に樹脂層を形成する樹脂層形成手段を有すること
    を特徴とした請求項3または4記載の画像記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304842A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその制御方法
CN103946029A (zh) * 2011-11-21 2014-07-23 株式会社理光 图像形成装置
JP2015066713A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 セイコーエプソン株式会社 積層造形方法および積層造形装置

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