JP2000127234A - 把手付きボトル成形用金型 - Google Patents

把手付きボトル成形用金型

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JP2000127234A JP30113398A JP30113398A JP2000127234A JP 2000127234 A JP2000127234 A JP 2000127234A JP 30113398 A JP30113398 A JP 30113398A JP 30113398 A JP30113398 A JP 30113398A JP 2000127234 A JP2000127234 A JP 2000127234A
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型の合理化を図ると共に、把手内側形成部
と口栓部用金型に流通させる冷媒の量を調整することが
できるようにすることである。 【解決手段】 ボトルの本体部を成形するためのキャビ
ティ25を有する胴型、及び、ボトルの口栓部を形成す
るためのキャビティ41を有する口栓部用金型24から
構成され、上記胴型は、把手組込部を有する第1の半割
り型21及び第2の半割り型からなる把手付きボトル成
形用金型において、第1の半割り型21は、上記キャビ
ティ25を有する入れ子型26と、その入れ子型26の
外周部及び底部を覆う母型27からなり、母型27に第
1媒体管路32を設け、口栓部用金型24に第2媒体管
路36を設け、入れ子型26のキャビティ25と把手組
込部23との間に形成される把手内側形成部に第3媒体
管路43を設け、第2媒体管路36と第3媒体管路43
とを、切替え装置により互いに並列又は直列に連結する
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、把手付きボトル
を製造するための金型に関する。
【0002】
【従来の技術】把手付きボトルとは、図9に示すよう
に、ボトル1に把手2が一体不可分に連結されたもので
ある。この把手付きボトルは、既に成形された把手を金
型に組み込み、有底パリソンを挿入して延伸ブロー成形
を行う。このとき、上記把手の両端部3の突起部4を巻
き込むように有底パリソンが延伸し、ボトルと把手とは
一体不可分となる。
【0003】このとき使用される把手付きボトル成形用
の金型には、ボトルの本体部を形成するキャビティを有
する胴型と、口栓部を形成するキャビティを有する口栓
部用金型が一体のものや別体のものがあるが、以下にお
いては、上記の胴型と口栓部用金型とが別体のものを用
いて説明する。
【0004】把手付きボトル成形用の金型は、図10に
示すように、ボトルの本体部を形成するキャビティ40
を有する胴型を形成する2つの半割り型30、及び、口
栓部を形成するキャビティ41’を有する口栓部用金型
5から構成される。さらに、上記半割り型30には、把
手組込部6が形成される。
【0005】また、半割り型30の内部であって、キャ
ビティ40の外周部及び底部には、半割り型30を加熱
又は冷却するための媒体管路7が設けられており、この
中を加熱又は冷却した媒体が流通する。さらに、半割り
型30の一部であって、把手組込部6とキャビティ40
との間であり、かつ、把手2の内側の部分を形成する把
手内側形成部11に、この把手内側形成部11を冷却す
るための媒体管路8が設けられており、この中を冷却し
た媒体が流通する。さらにまた、口栓部用金型5のキャ
ビティ41’周囲には、口栓部用金型5を冷却するため
の媒体管路9が設けられており、この中を冷却した媒体
が流通する。
【0006】上記媒体管路7に加熱又は冷却された媒体
を流通させることによって、半割り型30内を加熱又は
冷却することができ、半割り型30の保温や、延伸ブロ
ー成形後の冷却をすることができる。また、上記媒体管
路8及び9に冷却された媒体を流通させることによっ
て、把手2の内側の把手内側形成部11及び口栓部用金
型5を他のボトル本体部分と別個に冷却することができ
る。ボトル本体は、所定温度を保持することにより、ボ
トルを形成する樹脂を配向し結晶化させ、透明性を保っ
たまま耐熱性を向上させる。そして、冷却することによ
り、変形を防止する。また、把手2の内側に位置するボ
トルの本体部分及びボトルの口栓は、ボトルの他の本体
部分と異なって十分に延伸されにくいため、肉厚になり
やすく、熱が溜まりやすい。このため、これらの部分は
冷却することにより、成形性を向上させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の金型
は成形される目的のボトルの形状に応じて種々揃える必
要があるものの、各形状にあわせて金型を製作するのは
多大なコストが必要となる。さらに、上記の金型は重い
ので、金型交換等の作業の場合、重労働となる。
【0008】また、上記把手内側形成部11を冷却する
ための媒体管路8と、口栓部用金型5を冷却するための
媒体管路9とは、並列に連結される。ボトルの口栓は、
どんどん冷やすことにより変形を防止することができ、
成形性を向上させることができる。しかし、把手の内側
に位置するボトルの本体部分は、あまり冷やしすぎる
と、延伸ブロー成形において、この部分が十分に延伸さ
れずに冷却されることとなる。これにより、把手のある
側のボトルの本体部に十分な樹脂が行かず、この部分の
ボトルが薄くなる傾向が生じる。これとは逆に、冷却が
不足すると、把手の内側に位置するボトルの本体部分に
溜まった熱が十分に除去されずに、この部分の透明度が
低下する傾向が生じる。したがって、媒体管路8及び媒
体管路9のそれぞれに流す冷媒の量を調整する必要があ
る。
【0009】そこで、この発明の課題は、金型の合理化
を図ると共に、把手内側形成部と口栓部用金型に流通さ
せる冷媒の量を調整することができるようにすることで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、ボトルの本体部を成形するためのキャ
ビティを有する胴型、及び、ボトルの口栓部を形成する
ためのキャビティを有する口栓部用金型から構成され、
上記胴型は、把手組込部を有する第1及び第2の半割り
型からなり、上記第1の半割り型の把手組込部に把手を
組み込み、上記第1及び第2の半割り型の間に有底パリ
ソンを挿入すると共に、上記第1及び第2の半割り型を
重ね合わせて延伸ブロー成形を行うことにより、把手付
きボトルを製造するために使用される把手付きボトル成
形用金型において、上記第1及び第2の半割り型は、そ
れぞれ上記本体部を成形するキャビティを有する入れ子
型と、その入れ子型の外周部及び底部を覆う母型からな
り、上記母型に第1媒体管路を設け、口栓部用金型に第
2媒体管路を設け、上記入れ子型のキャビティと上記把
手組込部との間に形成される把手内側形成部に第3媒体
管路を設け、上記第2媒体管路と第3媒体管路とを、切
替え装置により互いに並列又は直列に連結することを特
徴とする。
【0011】把手付きボトル成形用金型のうち、胴型を
形成する2つの半割り型をそれぞれ入れ子型と母型の2
つに分けたので、母型はそのまま使用し、所定の形状の
キャビティを有する入れ子型を交換することにより、異
なる形状のボトルを成形することができる。したがっ
て、入れ子型のみを目的のボトルの形状に応じて揃えれ
ばよく、母型は共通して使用できる。このため、把手付
きボトル成形用金型の作製を合理化することができる。
また、入れ子型のみだと重量が減るので、金型交換作業
がより容易となる。
【0012】さらに、ボトル本体を加熱及び冷却する媒
体管路を母型に設けたので、入れ子型にこの媒体管路を
設ける必要がなく、入れ子型の作製が容易となる。さら
にまた、口栓部用金型に設けた媒体管路と、把手内側形
成部に設けた媒体管路とを、切替え装置により並列又は
直列に切替え可能としたので、把手内側形成部と口栓部
用金型の流量調整を行うことができる。
【0013】また、上記第2媒体管路は、媒体を導入す
る口栓部導入管、媒体を口栓用金型内を案内する口栓部
案内管、及び、媒体を排出する口栓部排出管から構成さ
れ、また、上記第3媒体管路は、媒体を導入する把手部
導入管、上記把手内側形成部を案内する把手内側形成部
案内管、及び媒体を排出する把手部排出管から構成さ
れ、上記切替え装置は、外部から媒体を導入する媒体導
入管を上記把手部導入管に連結し、上記把手部排出管を
口栓部導入管に連結し、かつ、上記媒体導入管と口栓部
導入管とを連結し、また、上記媒体導入管と口栓部導入
管との連結部に流量調整ピンを介在させ、この流量調整
ピンによって上記連結部は、全開連通、部分連通、及
び、遮断の態様を選択的にとることのできる装置である
ことを特徴とすることができる。
【0014】切替え装置の媒体導入管と口栓部導入管と
の連結部に流量調整ピンを介在させたので、この連結部
の径と流量調整ピンの太さ等を調整することにより、冷
媒が口栓部用金型及び、把手内側形成部に流れる量を調
整することが可能となる。
【0015】さらに、上記第1の半割り型の把手組込部
に隣接する部分であって、上記第1の半割り型が第2の
半割り型と重なり合う面のある側と反対側に、把手排出
装置を、上記入れ子型と着脱自在に設けたことを特徴と
することができる。
【0016】延伸ブロー成形し、冷却した後に得られた
ボトルを取り出すとき、この把手排出装置によって把手
の取り出しが容易となる。また、この把手排出装置は、
第1の半割り型の入れ子型と着脱自在に設けられるの
で、入れ子型の交換が容易である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0018】この発明にかかる把手付きボトル成形用金
型を用いて成形される把手付きボトルは、図9に示すよ
うに、ボトル1の周面上部に把手2を一体不可分に連結
したものである。この把手2の両端部3には、それぞれ
突起部4が設けられ、この突起部4がボトル1に食い込
んでいる。
【0019】この把手付きボトルを製造するために使用
される上記把手付きボトル成形用金型は、ボトルの本体
部を成形するためのキャビティを有する胴型、及び、ボ
トルの口栓部を形成するためのキャビティを有する口栓
部用金型から構成される。また、図示しないが、ボトル
の底面を成形するための底型を別個に有する構成として
もよい。
【0020】上記胴型は、図1に示すように、把手組込
部23を有する第1の半割り型21及び第2の半割り型
22(図8(c)参照)からなる。また、上記口栓部用
金型24は上記第1の半割り型21及び第2の半割り型
22に載るように半割りされている。なお、この口栓部
用金型は、半割りされずに一体のものであってもよい。
【0021】上記第1の半割り型21は、図1に示すよ
うに、ボトル本体部を成形するためのキャビティ25を
有する入れ子型26と、その入れ子型26の外周部及び
底部を覆う母型27からなる。また、上記第2の半割り
型22は、図8(c)に示すように、ボトル本体部を成
形するためのキャビティ28を有する入れ子型29と、
その入れ子型29の外周部及び底部を覆う母型31から
なる。
【0022】上記の入れ子型26、29と母型27、3
1とは、それぞれ着脱自在であり、キャビティ25、2
8の異なる入れ子型26、29を使用すれば、1つの母
型27、31で、異なるボトルを成形することができ
る。
【0023】上記第1の半割り型21の母型27には、
図3(a)〜(d)に示すように、加熱及び冷却用の媒
体を流通させる第1媒体管路32が設けられる。この第
1媒体管路32は、加熱又は冷却された媒体を導入する
導入管33、母型27内を案内する案内管34、及び、
媒体を排出する排出管35からなる。案内管34は、母
型27内部であって、入れ子型26と接する周面及び底
面付近に設けられる。この第1媒体管路32に加熱媒体
又は冷媒を流通させることにより、母型27を所定温度
に加熱又は冷却することができる。さらに、入れ子型2
6が取り付けられているときは、その熱が母型27から
入れ子型26に伝達され、入れ子型26を加熱又は冷却
することができる。
【0024】上記の半割り型21、22に載せられる口
栓部用金型24には、図4に示すように、冷媒を流通さ
せる第2媒体管路36が設けられる。この第2媒体管路
36は、冷却された媒体、すなわち、冷媒を導入する口
栓部導入管37、冷媒を口栓部用金型24内を案内する
口栓部案内管38、及び、冷媒を排出する口栓部排出管
39から構成される。口栓部案内管38は、口栓部用金
型24内であって、口栓部用金型24に形成されたキャ
ビティ41付近に設けられる。
【0025】上記の第1の半割り型21の入れ子型26
のキャビティ25と把手組込部23との間に形成される
把手内側形成部42には、図1に示すように、冷媒を流
通させる第3媒体管路43が設けられる。この第3媒体
管路43は、図1、図3及び図5に示すように、冷媒を
導入する把手部導入管44、把手内側形成部42を案内
する把手内側形成部案内管45、冷媒を排出する把手部
排出管46、把手部導入管44と把手内側案内管45と
を連結する連結管47、及び、把手内側案内管45と把
手部排出管46とを連結する連結管48からなる。な
お、連結管47、48は、母型27に設けられる。
【0026】上記第2媒体管路36と、第3媒体管路4
3とは、図1に示すように、切替え装置51により、互
いを並列又は直列に連結することができる。
【0027】この切替え装置51は、外部から冷媒を導
入する媒体導入管52を把手部導入管44に連結し、把
手部排出管46を口栓部導入管37に連結する。また、
媒体導入管52と口栓部導入管37とを連結して連結部
53を形成する。この連結部53には、流量調整ピン5
4を介在させる。
【0028】切替え装置51の具体例としては、図6
(a)〜(c)に示す装置があげられる。これは、円柱
形の本体部55と、切替え装置51を固定するためのネ
ジ穴56を有する鍔部57から形成される。この本体部
55には、鍔部57と平行に本体部55を貫通する上記
連結部53が設けられる。そして、本体部55の端面か
ら連結部53に向かって直角に、把手部導入管44に接
続される接続部44’、及び、把手部排出管46に接続
される接続部46’がそれぞれ形成される。また、上記
連結部53が接続部44’と接続する部分から、連結部
53及び接続部44’と直角の方向に向かって、媒体導
入管52に接続される接続部52’が形成される。さら
に、上記連結部53が接続部46’と連結する部分か
ら、連結部53及び接続部46’と直角方向に向かっ
て、口栓部導入管37に接続される接続部37’が形成
される。
【0029】上記連結部53に挿入される流量調整ピン
54は、その両端部が連結部53と同じ径を有してお
り、連結部53の両端から冷媒が漏れることはない。ま
た、流量調整ピン54の種類を変えることにより、連結
部53を、全開連通、部分連通、及び、遮断の態様を選
択的にとることができる。すなわち、図7に示すよう
に、(b)に示す流量調整ピンを用いた場合は、流量調
整ピン54の両端部以外の軸が細く、第3媒体管路43
と第2媒体管路36とは全開連通され、並列の回路を構
成する。さらに、(a)に示す流量調整ピンを用いた場
合は、流量調整ピン54の両端部以外の軸が太く、第3
媒体管路43と第2媒体管路36とは部分連通され、並
列の回路を構成するものの、冷媒の流れは直列の方が多
くなる。さらにまた、(c)に示す流量調整ピンを用い
た場合は、流量調整ピンの軸の中央部が連結部53の径
と同じで、第2媒体管路36と第3媒体管路43とは、
切替え装置51内で遮断され、直列の回路を形成する。
【0030】また、第2媒体管路36と第3媒体管路4
3の並列及び直列の切替えは、流量調整ピン54の取り
替えだけでなく、上記切替え装置51自体の取り替えに
よって行うことができる。例えば、図2(a)に示す接
続部を有するものを用いれば、第2媒体管路36と第3
媒体管路43とを直接に接続できる。また、図2(b)
に示す接続部を有するものを用いれば、第2媒体管路3
6と第3媒体管路43とを並列に接続できる。なお、把
手内側形成部42の冷却が不要となった場合は、図2
(c)に示す接続部を有する切替え装置を用いれば、第
2媒体管路36のみに冷媒を流通させることができ、口
栓部用金型24のみを冷却することができる。
【0031】上記の第1の半割り型21には、その把手
組込部23に組み込まれた把手2を押し出す把手排出装
置61を設けることができる。この把手排出装置61
は、図8(a)〜(c)に示すように、先端にロッド6
2を設けたピストン63を備えた装置であり、このピス
トン63によって区分けされる2室に連結された2つの
空気圧導入孔64a、64bの一方に空気圧をかける等
することにより、ロッド62は出入り自在となる。
【0032】上記把手排出装置61は、把手組込部23
に隣接する部分であって、第1の半割り型21が第2の
半割り型22と重なり合う面65のある側と反対側に設
けられる。このため、上記ロッド62を押し出すことに
より、ロッド62の先端にある把手2を押し出すことと
なる。また、把手排出装置61は、入れ子型26と着脱
自在に設けられる。このため、入れ子型26を母型27
及び把手排出装置61から取り外すことができる。ま
た、この把手排出装置61は、母型27に対して着脱自
在に設けてもよい。そのようにすれば、把手排出装置6
1は第1の半割り型21に対して着脱自在となる。
【0033】次に、この半割り型21を用いた延伸ブロ
ー成形のプロセスについて説明する。
【0034】図1に示すように、母型27に所定の入れ
子型26を組み込み、その頭部に口栓用金型24をセッ
トする。そして、第1の半割り型21の把手組込部23
に把手2を組み込む。このとき、把手排出装置61のロ
ッド62は収納されている。
【0035】次いで、分割した第1及び第2の半割り型
21、22の間に加熱した有底パリソン(図示せず)を
キャビティ25及び28の中心軸と有底パリソンの中心
軸とが一致するように挿入し、第2の半割り型22を第
1の半割り型21に重ね合わせる。そして、有底パリソ
ン内部に延伸棒(図示せず)を挿入する。
【0036】この状態で、延伸棒をキャビティ25の中
心軸に沿って移動させることにより、有底パリソンを軸
方向に延伸をかけながら、有底パリソンの開口部より空
気を圧入し、円周方向に延伸をかけ、キャビティ25及
び28に有底パリソンを沿わせて、成形体を形成させ
る。このとき、把手2の突起部4が巻き込まれ、把手2
とボトルが一体不可分に連結され、把手付きボトルが製
造される。
【0037】この延伸ブロー成形時、母型27を加熱・
冷却するための第1媒体管路32に加熱媒体を流通さ
せ、所定温度、例えば50〜75℃に母型27を保持さ
せる。この母型の熱は入れ子型26に伝熱するので、延
伸ブロー成形された有底パリソンの胴部及び底部は上記
温度で保持される。このため、これらの樹脂が配向、結
晶化し、耐熱性を向上させることができる。50℃未満
では十分に結晶化させにくいので、十分な耐熱性が得ら
れない場合がある。また、75℃を越えると、上記の胴
部及び底部の透明性が低下する場合が生じる。
【0038】一方、第2媒体管路36及び第3媒体管路
43に冷媒を流通させ、延伸ブロー成形された有底パリ
ソンの口栓部及び把手内側部分を冷却させる。このと
き、把手内側形成部42を十分に冷却する場合は、第2
媒体管路36と第3媒体管路43とを直列に連結するよ
うに、切替え装置51をセットするのがよい。一方、第
2媒体管路36にのみ冷媒を流通させることにより、口
栓部用金型をより十分に冷却することができる。そし
て、その中間の条件が必要な場合は、第2媒体管路36
と第3媒体管路43とを並列に連結するように、切替え
装置51をセットするのがよい。このとき、図1に示
す、流量調整ピン54を用いる切替え装置51を使用す
る場合は、その流量調整ピンの軸の太さを変更すること
により、第3媒体管路43への流量を調整することがで
きる。
【0039】把手内側形成部42の温度が高すぎると、
ボトル壁が粘着して壁厚が局部的に大きくなり、一方、
低すぎると、ボトル壁が延びきらないうちに固化するた
め、壁厚が大きくなる傾向にある。このため、上記の方
法で第3媒体管路43への流量を調整することにより、
ボトルの形状等に応じて、適正な温度調整が可能とな
る。
【0040】冷却終了後、第2の半割り型22を開き、
そして、把手排出装置61のロッド63を押し出すこと
により、把手2を把手組込部23から押し出す。同時
に、成形されたボトルをキャビティ25、41から取り
出すことにより、把手付きボトルが得られる。
【0041】この発明にかかる把手付きボトル成形用金
型を用いて得られる成形体である把手付きボトルの材質
としては、延伸ブロー成形が可能である樹脂、すなわ
ち、熱可塑性樹脂がよい。この中でも、熱可塑性ポリエ
ステル樹脂は、成形性、得られる成形体の強度等の面か
ら好ましい。熱可塑性ポリエステル樹脂の例としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンナフタレート、これらの共重合体又
はそれらの混合物等があげられる。
【0042】
【実施例】(実施例1)図1及び図8に示す第1の半割
り型21、及び図8(c)に示す第2の半割り型22、
及び第1〜第3媒体管路33、36、43を用い、切替
え装置51として、図2(a)の直列型を用いて図9に
示す把手付きボトルを上記に示す方法で延伸ブロー成形
を行った。この成形時、図8(b)に示すスプリング式
温度計66を第1の半割り型21及び第2の半割り型2
2の母型27及び31内に取り付け、図9に示す把手付
きボトルに示した丸付き数字で示した位置に相当する入
れ子型26、29の温度を測定した。成形終了後、上記
の方法で冷却し、把手付きボトルを取り出した。なお、
丸付き数字の示す把手付きボトルの位置は下記の通りで
ある。 :ボトル本体上端部 :ボトル本体中央上部であり、把手のある側と反対側
の部分 :ボトル本体中央下部であり、把手のある側と反対側
の部分 :把手内側形成部 :ボトル本体中央上部であり、把手のある側と反対側
()との中間部 :ボトル本体中央下部であり、把手のある側と反対側
()との中間部 温度の測定結果、及び、表1に示す。
【0043】(実施例2)切替え装置51として、図1
の流量調整ピン54を使用する型を用いると共に、並列
型を用いた以外は、実施例1と同様にした。そのときの
温度の測定結果を表1に示す。
【0044】(比較例1)金型として図10に示す半割
り型30、及び媒体管路7、8、9を用いた以外は、実
施例1と同様にした。そのときの温度の測定結果を表1
に示す。
【0045】
【表1】
【0046】結果 表1から明らかなように、把手内側形成部の温度は、
実施例1の直列型を用いた場合は21〜23℃、実施例
2の並列型を用いた場合は28〜34℃と、いずれも、
比較例1の37〜44℃に比較して低温まで温度調整が
可能となり、把手付きボトルの形状等に応じた成形条件
を設定することができる。
【0047】
【発明の効果】この発明によれば、金型を母型と入れ子
型に分けたので、入れ子型のみを目的のボトルの形状に
応じて揃えればよく、母型は共通して使用でき、把手付
きボトル成形用金型の作製を合理化することができる。
さらに、入れ子型のみだと重量が減るので、金型交換作
業がより容易となる。
【0048】また、第1媒体管路を母型に設けたので、
入れ子型にこの媒体管路を設ける必要がなく、入れ子型
の作製が容易となる。さらに、第2媒体管路と第3媒体
管路とを切替え装置により並列又は直列に切替え可能と
したので、口栓部用金型と把手内側形成部の流量調整を
行うことができる。
【0049】さらにまた、切替え装置の媒体導入管と口
栓部導入管との連結部に流量調整ピンを介在させたの
で、この連結部の径と流量調整ピンの軸の太さ等を調整
することにより、冷媒が口栓部用金型及び、把手内側形
成部に流れる量を調整することが可能となる。
【0050】また、延伸ブロー成形し、冷却した後に得
られたボトルを取り出すとき、把手排出装置によって把
手の取り出しが容易となる。さらに、この把手排出装置
は、第1の半割り型の入れ子型と着脱自在に設けられる
ので、入れ子型の交換が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の半割り型の例を示す正面図
【図2】(a)(b)(c)切替え装置の他の例を示す
正面図
【図3】(a)母型の例を示す正面図 (b)(a)の左側面図 (c)(a)の右側面図 (d)(a)の平面図
【図4】(a)口栓部用金型の例を示す正面図 (b)(a)の平面図
【図5】(a)入れ子型の例を示す正面図 (b)(a)の右側面図 (c)(a)のA−A断面図
【図6】(a)切替え装置の例を示す正面図 (b)(a)のB−B断面図 (c)(b)のC−C断面図
【図7】(a)(b)(c)流量調整ピンの他の例を示
す正面図
【図8】(a)把手排出装置を組み込んだ第1の半割り
側の例を示す正面図 (b)(a)のD−D断面図 (c)(a)のE−E断面図
【図9】把手付きボトルの例を示す正面図
【図10】従来の半割り型の例を示す正面図
【符号の説明】
1 ボトル 2 把手 3 端部 4 突起部 5 口栓部用金型 6 把手組込部 7 媒体管路 8 媒体管路 9 媒体管路 11 把手内側形成部 21 第1の半割り型 22 第2の半割り型 23 把手組込部 24 口栓部用金型 25 キャビティ 26 入れ子型 27 母型 28 キャビティ 29 入れ子型 30 半割り型 31 母型 32 第1媒体管路 33 導入管 34 案内管 35 排出管 36 第2媒体管路 37 口栓部導入管 37’ 接続部 38 口栓部案内管 39 口栓部排出管 40 キャビティ 41、41’ キャビティ 42 把手内側形成部 43 第3媒体管路 44 把手部導入管 44’ 接続部 45 把手内側案内管 46 把手部排出管 46’ 接続部 47 連結管 48 連結管 51 切替え装置 52 媒体導入管 52’ 接続部 53 連結部 54 流量調整ピン 55 本体部 56 ネジ穴 57 鍔部 61 把手排出装置 62 ロッド 63 ピストン 64a,65b 空気導入項 65 重なり合い面 66 スプリング式温度計
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 25/28 103 B65D 25/28 103 // B29L 22:00 Fターム(参考) 3E062 AA09 AB01 AC02 HA03 HB02 HC15 4F202 AA24 AG07 AG29 AH55 CA15 CB01 CB12 CK41 CN01 CN05 CN14 CR09 4F208 AA24 AG07 AG29 AH55 LA01 LB01 LB12 LD16 LN23

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトルの本体部を成形するためのキャビ
    ティを有する胴型、及び、ボトルの口栓部を形成するた
    めのキャビティを有する口栓部用金型から構成され、上
    記胴型は、把手組込部を有する第1及び第2の半割り型
    からなり、上記第1の半割り型の把手組込部に把手を組
    み込み、上記第1及び第2の半割り型の間に有底パリソ
    ンを挿入すると共に、上記第1及び第2の半割り型を重
    ね合わせて延伸ブロー成形を行うことにより、把手付き
    ボトルを製造するために使用される把手付きボトル成形
    用金型において、 上記第1及び第2の半割り型は、それぞれ上記本体部を
    成形するキャビティを有する入れ子型と、その入れ子型
    の外周部及び底部を覆う母型からなり、 上記母型に第1媒体管路を設け、口栓部用金型に第2媒
    体管路を設け、入れ子型のキャビティと上記把手組込部
    との間に形成される把手内側形成部に第3媒体管路を設
    け、 上記第2媒体管路と第3媒体管路とを、切替え装置によ
    り互いに並列又は直列に連結することを特徴とする把手
    付きボトル成形用金型。
  2. 【請求項2】 上記第2媒体管路は、媒体を導入する口
    栓部導入管、媒体を口栓部用金型内に案内する口栓部案
    内管、及び、媒体を排出する口栓部排出管から構成さ
    れ、また、上記第3媒体管路は、媒体を導入する把手部
    導入管、上記把手内側形成部に案内する把手内側形成部
    案内管、及び媒体を排出する把手部排出管から構成さ
    れ、 上記切替え装置は、外部から媒体を導入する媒体導入管
    を上記把手部導入管に連結し、上記把手部排出管を口栓
    部導入管に連結し、かつ、上記媒体導入管と口栓部導入
    管とを連結し、また、上記媒体導入管と口栓部導入管と
    の連結部に流量調整ピンを介在させ、この流量調整ピン
    によって上記連結部は、全開連通、部分連通、及び、遮
    断の態様を選択的にとることのできる装置であることを
    特徴とする請求項1に記載の把手付きボトル成形用金
    型。
  3. 【請求項3】 上記第1の半割り型の把手組込部に隣接
    する部分であって、上記第1の半割り型が第2の半割り
    型と重なり合う面のある側と反対側に、把手排出装置
    を、上記入れ子型と着脱自在に設けたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の把手付きボトル成形用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016074090A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 三菱重工食品包装機械株式会社 ブロー成形金型
JP2022009856A (ja) * 2019-11-21 2022-01-14 大日本印刷株式会社 無菌充填方法及び無菌充填機

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