JPS62108029A - プラスチック容器の射出ブロ−成形による製法及び装置 - Google Patents

プラスチック容器の射出ブロ−成形による製法及び装置

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JPS62108029A
JPS62108029A JP24806985A JP24806985A JPS62108029A JP S62108029 A JPS62108029 A JP S62108029A JP 24806985 A JP24806985 A JP 24806985A JP 24806985 A JP24806985 A JP 24806985A JP S62108029 A JPS62108029 A JP S62108029A
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mold
injection
blow molding
preform
hot runner
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眞一 宮崎
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/27Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プラスチック容器の射出ブロー成形による製
法及び装置に関するもので、より詳細には、プラスチッ
クの射出と延伸ブロー成形とをワン・ステージ(同じ装
置内)で行って肉厚が均一でしかも偏肉のないプラスチ
ック容器を製造するための方法及び装置に関する。
(従来の技術及び発明の技術的課題) ポリエチレンテレフタレート等の延伸ブロー成形容器は
、器壁に分子配向が付与されており、そのため耐衝撃性
、適度の剛性、及び透明性に優れてお9、液体内容物を
充填するためのプラスチックぴんとして広く使用されて
いる。
延伸プラスチック容器の製造に際しては、プラスチック
を射出成形して有底プリフォームを先ず製造し、このプ
リフォームを軸方向に引張シ延伸すると共に周方向に流
体吹込みにより膨張延伸させる。形成されるプリフォー
ムは非晶質の状態にあることが必要であると共に、延伸
ブロー成形時には、延伸成形温度にあることが必要であ
る。
従来、このために、射出成形時にプリフォームを非晶質
状態に過冷却し、次いでプリフォームを延伸成形温度に
予備加熱した後、別の装置でブロー成形を行うツー・ス
テージ法と、射出成形されたプリフォームを過度に冷却
することなく、若干の調温を行った後同じ装置内でブロ
ー成形を行うワン・ステージ法とが知られている。
これらの方法の内、ワン・ステージ法は装置の設置面積
が小さく、シかも熱効率や生産性の点でも有利であるが
、延伸ブロー前のプリフォームに温度ムラを生じ易く、
この温度ムラにより、最終プラスチックびんに著しい偏
肉を生じ易いという問題がある。
(発明の目的) 従って、本発明の目的は、従来のワン・ステージ法にお
ける上記欠点が解消されたプラスチックブロー成形容器
の製造法並びにそのための装置を提供するにある。
不発明の他の目的は、プラスチックの射出成形とブロー
成形とを同一装置内で行って、肉厚が周方向にわたって
均一でありしかも側内のないプラスチック容器の製法及
びそのための装置を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、ブロー成形前、従って射出時
におけるプリフォームの温反を全開にわたって均一化す
るための改善に係る。
(発明の構成) 本発明によれば、射出機内で樹脂を溶融混練し、溶融樹
脂をホットランナ−を介して射出金型内に射出してプリ
フォームを製造する工程と、前記工程に引続き、ブロー
成形温度にあるプリフォームを、ブロー金型内で、必要
によp軸方向に引張延伸し、流体吹込みによりブロー成
形する工程とから成るプラスチック容器の製法において
、ホットランナ−内において溶融樹脂に旋回流を付与し
、プリフォーム器壁の温度を均一化させることを特徴と
するプラスチック容器の射出ブロー成形による製法が提
供される。
また本発明によれば、プラスチック容器を射出ブロー成
形によりm造する装置であって、回転ターレット、回転
ターレットの移動路に沿って配置された射出位置、ブロ
ー成形位置及び容器取出位置、該射出位置に配置された
少なくとも1個の射出機及び該射出機に対応して垂直方
向のキャビティの複数個を有するキャビティ型とコア金
型と該キャビティ型下方のブロックとの組合せ、該ブロ
ーり内に設けられ、射出機に接続されるスプルーからキ
ャビティに接続されるノズル塩に至るホットランナ−、
キャビティ金型とブロックとの組合せを上方射出位置と
下方型抜位置との間で昇降動させ且つコア金型を下方射
出位置と上方型抜位置の間で昇降動させる昇降機構、回
転ターレットに開閉可能に設けられた首部把持型、ブロ
ー成形位置に配置された開閉可能なブロー金型及び流体
吹込機構及び該ホットランナ−内のスプルーからノズル
に至る任意の位置に設けられた樹脂流に旋回流を与える
だめの旋回通路から成ることを特徴とする射出ブロー成
形装置が提供される。
本発明によれば更に、上記射出ブロー成形装置において
、射出位置とブロー成形位置との間には、プリフォーム
の調温位置が設けられ、ブロー成形位置には昇降動可能
な延伸棒が設けられている装置が提供される。
(発明の特徴及び作用効果) 射出成形装置の要部を示す第1図及び第2図において、
射出金型1はキャビティ金型2、首部保持金型3及びコ
ア金型4から成っており、これらの間にプリフォームに
対応する垂直方向のキャビティ5が形成されており、キ
ャビティ金型2の下部、即ちノリフオーム底部に対応す
る部分にはr−トロが形成されている。図面に示す具体
例では、単一の金型内に6ケのキャビティ5(第2図参
照)が形成されている。射出金型のキャビティ5は、ホ
ットランナ−ノズル7、ホットランナ−ブロック8、及
びスプルー9を介して、射出機10に接続されている。
射出機10はヒーター11を備えはバレル12と、スク
リュー13とから成っており、バレル先端にはノズル1
4が形成されている。
スプルー9にはノズル14に連なる単一のホットランナ
−15が設けられ、スプルー9は保温のだめのヒーター
11を備えている。同様にホットランナ−ブロック8に
も保温のだめのヒーター11が設けられており、その内
部には水平方向に延びているホットランナ−16と、6
個のキャビティに対応するように、ホットランナ−16
から分岐して垂直方向に延びている分岐ホットランナ−
17m 、17b 、・・・17fがある。これらの分
岐ホットランナ−17IL・・・の各々とゲート6とを
接続するために、ホットランナ−ノズル7にもホットラ
ンナ−18が設けられている。
キャビティ金型2には、射出された樹脂を冷却するため
の冷却水孔19(第1図)が設けられているが、本発明
が対象とするワン・ステージ法では、加温なしに、或い
は加温するとしても若干の調温程度でブロー成形を続行
するために、キャビティ内の樹脂温度が80乃至120
℃となるような冷却が行われるにすぎない。
しかして、公知の方法においては、このようにして形成
されるプリフォームの温度はその周方向にかなり偏よっ
た不均一なものとなることが見出されたのである。第3
図はポリエチレンテレフタレート(PET)から形成さ
れるプリフォーム20について、6個のキャビティに夫
々対応するプリフォーム胴部の中心部水平周状断面につ
いて各部の温度を実測した結果を示す。尚、第3図にお
いて矢印は射出機側を示す。この結果によるとプリフォ
ーム胴部21の温度は、何れも射出機側が高温となり、
その反対側が低温となって、その温度差は2〜5℃にも
達することがわかる。
また、第4図は第3図に示す周方向に温度分布をもった
プリフォームをブロー成形して得た容器胴部22の厚み
の分布を示す断面図であって、厚みの単位は園である。
第4図の結果から、高温の部分がブロー成形後では薄肉
となり、前述した温、度差は、最大厚み/最小厚みの比
で約2倍もの極めて大きな厚みの変動となって表れるこ
とが明らかである。
本発明の特徴は、上述したホットランナ−18或いは1
7.15或いは16において溶融樹脂に旋回流を付与す
ることにより、プリフォーム器壁の温度を周方向にわた
って均一化させる点にMJ、著な特徴を有するものであ
る。
第5図は、ホットランナ−ノズル7の通路内に、彼達す
る実施例(第7−A及び7−B図)のスクIJ、一部材
を挿入する以外は前記従来技術と同様にして射出成形し
て得られるプリフォーム胴部21の温匣分布を示すもの
であり、この場合には、プリフォームの@度ムラは円周
方向に約1℃以内に抑制し得ることがわかる。また、第
6図はこのプリフォームを用いてブロー成形して得られ
る容器胴部について、円周方向の厚み分布を示すもので
、単位及び矢印の意味は第4図の場合と同様である。第
6図の結果から、本発明によれば、厚みの円周方向バラ
ツキを約±5チ以内に抑制し得るという驚くべき事実が
明らかとなる。
(実施例) 本発明を次の実施例にて具体的に説明する。
旋回機構 第7−A図及び第7−B図は、ホットランナ−ノズル7
に対して、樹脂に対して旋回流を与える目的に好適に使
用されるスクリュー機構30の適当な例を示すものであ
る。ホットランナ−ノズル7を上方部材25と下方部材
26とから形成する。
上方部材25は先端(上端)にr−トロとの係合部27
を有すると共に内部に通路18aを備えておシ、一方下
方部材26は後端(下端)にホットランナ−プロ、り8
との係合部28を有すると共に内部に通路18bを備え
ている。上方部材25と下方部材26とは、ネジ29に
より、通路18aと18bとが整合されるように着脱自
在に一体化される。
スクリュー機構30は、一端に尖鋭化先端31及び他端
に台座32を有する軸33を有しておシ、この軸33の
周囲にはこれと一体に一条のス/4’イラル(ネジ)3
4が設けられている。台座32には円弧状の通路35.
35が設けられている。
上方部材25のダート係合部と反対側の開口端には、ス
クリュー機構300台座32を収容する凹み36が存在
し、またスクリュー機構30のスパイラル34は上方部
材のホットランナ−通路18a内に嵌込まれるようにな
っている。
かくして、通路18b及び通路35を通って通路18内
に流入する溶融樹脂流は、スパイラル34の作用により
旋回され、樹脂流の撹拌が行われることにより、樹脂流
の周方向における温度分布が均斉化されることが了解さ
れよう。
樹脂流の旋回の程度は、樹脂流路長5乃至30閣当91
回の旋回が行われるようなものであれば、満足すべき撹
拌による温度均一化が行われる。
第8−A図及び第8−B図に示す実施例では、二条のス
パイラル34m、34bが設けられておシ、樹脂流をよ
シ激しく旋回させる点を除けば、第7−A及び第7−B
図に示すものと同様の構成である。
第9−A図及び第9−B図に示す実施例では、二条のス
パイラル状装置34aa(34ba)と34mb(34
bb)とに分割し、溶融樹脂流の激しい旋回を行わせる
一方で流動抵抗を減少させるような配慮がなされている
点を除けば、前述した例と同様の構成である。
第10−A図及び第10−B図に示す実施例では、前述
したスクリュー機構30に代えて入れ子40.41が使
用される。即ち、入れ子40(41)は短かい円柱状の
部材から成り、この入れ子40゜410各々にはスパイ
ラル状に設けられた複数個の貫通孔44a、44b、4
4cが設けられている。図面に示す具体例において、第
一の入れ子40は大径であシ、上方部材25の開放端に
はこの入れ子40を収容するための凹部42が設けられ
ている。第二の入れ子41はよシ小径であシ、上方部材
25の開放端には凹部42によりも小径で且つ奥行のあ
る小径凹部43が設けられ、第二の入れ子41はとの凹
部43内に嵌挿され、スペーサー45を介して固定され
ている。
この例においても、溶融樹脂流が入れ子40(41)の
スパイラル状貫通孔44a 、44b 。
44eを通過することにより旋回を与えられ、撹拌効果
によυ、樹脂温度が均一なものとなる。
装置全体の配置 本発明の装置の全体的な配置を示す第11図において、
固定された機台の中心部には回転ターレット52が設け
られている。この回転ターレット52の移動路には射出
成形ステーションP1、調温ステージ、ンP2、ブロー
成形ステーションP3及び容器取出ステーションP4が
夫々約90度の角度をなして設けられている。
回転ターレット52には各ステーションに対応して90
度の角度をおいて4組の首部把持金型3が設けられてい
る(i12−A図参照)。かくして、首部把持金型3は
90度ずつ回転して射出成形ステーションP1から順次
釜ステーションに回転移動し得ることが明らかとなろう
射出成形装置 射出成形ステージ、ンP、を詳細に示す第12−人及び
12−B図において、首部把持金型3の下方にはキャビ
ティ金型2とブロック8とが一体にしかも流体圧シリン
ダー53により、第12−A図に示す上方の射出成形位
置と第12−B図の右半分に示す下方プリフォーム取出
位置との間で昇降動可能に設けられている。一方、首部
把持金型3の上方にはコア金型・1が、流体圧シリンダ
ー54により、第12−A図及び第12−B図の右半分
に示す上方のプリフォーム取出位置と第12−B図の左
半分に示す射出成形位置との間で昇降動可能に設けられ
ている。
射出成形に際して、キャビティ金型2及びブロック8が
第12−B図の左半分に示す位置に上昇し且つコア金型
4も第12−B図左半分に示す位置に下降して、各金型
が組合せる。この状態で射出成形装置10が第12−A
図において左方向に移動し、ブロック8を通して金型キ
ャビティ内に樹脂を射出する。樹脂の射出終了後、第1
2−B図の右半分に示す通シ、コア金型4は上昇し、キ
ャビティ金型3が下降して、グリフオーム55は首部把
持金型3で保持された状態で型抜きされる。
この状態でターレット52が90度回転し、プリフォー
ム55は調温ステーションP2に移る。
調温装置 調温ステーションP2の装置を示す第13図において、
首部保持金型3の下方には、調温ポット56が第13図
の右半分に示すプリフォーム取出のための位置と第13
図の左半分に示すプリフォーム調温位置との間を昇降機
構57により昇降動可能に設けられている。また、首部
把持金型3の上方には、調温コア58が、第13図の右
半分に示すプリフォーム取出のための位置と第13図の
左半分に示すプリフォーム調温位置との間を、昇降機構
59により昇降動可能な碌に設けられている。調温ポッ
ト56はプリフォーム55を保温するための収容部60
を有しており、収容部60の周囲には保温のだめの電熱
ヒーター等の加温機構(図示せず)が設けられている。
また調温コア58はプリフォーム55の内部に保温の目
的で挿入するものであり、やはり電熱ヒーター等の加温
機構が設けられている。
第13図の右半分に示す通シ、調温コア58が上昇位置
、調温ポット56が下降位置にある状態で回転タレット
52が90度回転し、射出成形ステージ、ンP1で射出
成形されたばかりのプリフォーム55が首部把持金型3
で把持された状態で、調温コア58及び調温ポット56
の同一垂直軸線上に位置するように移送され、この位置
で停止する。
次いで、調温コア58が下降し且つ調温ポット56が上
昇して、第13図の左半分に示すように組合され、プリ
フォーム55の調温か行われる。
調温終了と共に調温コア58が再び上昇し、調温ポット
56が下降し、調温されたプリフォーム55は回転タレ
ットの回転により、次のブロー成形位5ip、に移送さ
れる。
ブロー成形装置 ブロー成形装置の全体の配置を示す第14図及びその要
部を拡大して示す第15図において、回転タレット52
の下方には、一対の割金型61゜62が流体シリンダの
ような型締機構63.64により水平方向に開閉可能に
設けられている。この具体例においては、開会fi61
.62の型合せ位置の下方に昇降動可能な底金型65が
設けられている。割金型61.62には型合せされた状
態でびんの最終形状を規定するキャビティ66が設けら
れている。
また、回転タレット52の上方には、ブローコア67と
延伸棒68とが夫々流体シリンダのような昇降機構69
及び70により昇降可能に設けられている。第15図に
よく示される通シ、ブロー;アロ7は中空体であり、延
伸棒68はブローコア67の内部にこれと同軸にしか4
互いに垂直方向に相対的移動が可能であるように設けら
れておシ、またブローコア67と延伸棒68との間には
断面が環状のブロー用流体の通路71が垂直方向に延び
ている。ブローコア67の先端にはプリフォーム55の
口部と密封的に係合するシール部72があり、また、延
伸棒68の先端にはプリフォーム底部と係合する滑らか
な形状の延伸チップ73がある。
ブローコア67は第14図の左半分に示す型抜き上昇位
置と第14図の右半分に示す、コアシール部71とプリ
フォーム550口部とが係合する下降位置との間で昇降
動可能であり、一方延伸棒68は第14図の左半分に示
す製抜き上昇位置と第14図の右半分に示す延伸終了位
置との間で昇降動可能である。
先ず、延伸ブロー成形の開始に先立って、割金型61.
62は開いた状態にあシ、ブローコア67及び延伸棒6
8は第14図の左半分に示す上昇位置にある。この状態
において、タレット52が90度回転し、調温ステーシ
ョンP2で調温されたプリフォーム55が首部把持金型
3で把持された状態で、ブローコア67の同一垂直軸線
上に位置するように移送され、この位置で停止する。
次いで型締機構63.64が作動して割金型61.62
が閉じ、コア金型3と組合される。昇降機構69が作動
してブロー金型67を下降させ、そのシール部72がプ
リフォーム55の口部と密封係合した位置で停止する。
更に、昇降機構70が作動して延伸棒68が下降し始め
、ノリフオーム底部は延伸チッ7°73を押蟲てられ、
プリフォームは垂直方向に引張り延伸される。これと同
時に或いは引張り延伸に続いてブロー用流体がブローコ
ア67内の#Lkh通路71を経てプリフォーム55内
に吹込まれ、プリフォーム550周方向への膨張延伸が
行われる。
延伸ブロー成形終了後、延伸棒68が上昇し且つブロー
コア67が上昇して第14図の左半分に示す位置に達し
、次いで金型61,62が開き、得られたブロー成形ボ
トル74(第16図参照)はタレット52の回転により
取出しステーションP4へ移送される。
取出し装置 取出し装置を示す第16図において、回転タレット52
の上方には、ブロー成形yt’)ルア4の放出位置規制
部材75が、第16図左半分に示す上昇位置と第16図
左半分に示す下降動作位置との間を、昇降機構76によ
り昇降動し得るように設けられている。この放出位置規
制部材75には、ボトル74内に挿入される先端部77
が設けられている。また、放出位置規制部材75には第
17図に示すコア金型開放用楔部材78が以下に説明す
る位置関係で一体に設けられている。更に回転タレット
52の下方には、?トル74を位置決めされた状態で放
出するためのシュート79が設けられている。
最初に、放出位置規制部材75は第16図の右半分に示
す上昇位置にある。この状態において、タレ、ト52が
90度回転し、ブロー成形されたぜトル74が首部把持
金型3で把持された状態で、放出位置規制部材75の同
一垂直軸線上に位置するように移送され、停止する。尚
首部把持金型3は水平方向に開閉可能ではあるが、バネ
(図示せず)等の弾性部材により常時閉じる方向に付勢
されている。
次いで、放出位置規制部材75が下降し、その先端部7
7ががトル口部内に挿入され始める。それと同時に、第
17図に示すように、楔部材78も下降して、首部把持
金型3,3の割れ目に挿入され、首部把持金型3,3は
水平方向に開き始める。放出位置規制部材75はyj=
’)ルが何れか一方の金型3に付着した状態で水平方向
に移動するのを防止し、テトル74が正しい位置で型離
れをさせる作用を行う。首部把持金型3から放出される
&)ルア4はシュート79を経て正しく位置決めされた
状態で、コンベア等の搬送機構(図示せず)上に送られ
る。
本発明の装置において、樹脂のプリフォームへの射出成
形、プリフォームの調温、プリフォームの延伸ブロー成
形及び容器の取出は全て、一定の時間内で同期して行わ
れる。
本発明によれば、ホットランナ−で溶融樹脂に旋回流を
与えるという簡単な操作で、偏肉のない延伸ブロー成形
容器をワンステージ法で容易に製造し得るという利点が
達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図は射出成形装置の要部を示す側断面配置図、 第2図は第1図の装置の線A−Aにおける断面図、 第3図は6個のキャビティに夫々対応してポリエチレン
テレフタレートから形成されるプリフォームについて、
胴部中心部水平断面について実測された温度分布を示す
説明図、 第4図は第3図に示す温度分布をもったプリフォームを
延伸ブロー成形して得た容器胴部の厚み分布を示す説明
図、 第5図はホットランナ−ノズルに旋回流を与える以外は
第3図と同様に成形したプリフォームの温度分布を示す
説明図、 第6図は第5図のプリフォームから延伸ブロー成形して
得た容器胴部の厚み分布を示す説明図、第7−A図は、
ホットランナ−ノズルに対して適用される旋回流付与用
のスクリュー機構の一例を示す一部断面図側面図、 第7−B図は第7−A図の機構の線B−Hにおける断面
図、 第8−A図は2条のスパイラルが設けられているスクリ
ュー機構の一部断面側面図、 第8−B図は第8−A図の機構の線B−Bにおける断面
図、 第9−A図は分割された2条のスパイラルが設けられて
いるスクリュー機構の一部断面側面図、第9−B図は第
9−A図の機構の線B−Hにおける断面図、 第10−A図は樹脂に旋回流を与えるために使用される
入れ子の一部断面側面図、 第10−B図は第10−A図の機構の線B−Bにおける
断面図、 第11図は本発明の装置の概略水平面配置を示す平面図
、 第12−A図は射出成形装置の側面図、第12−B図は
第12−A図の装置の正面図であって、図の左半分は射
出状態、図の右半分は型抜き状態を示し、 第13図は調温装置を示す正面図であって、図の左半分
は調温状態、図の右半分は取出し状態を示し、 第14図は延伸ブロー成形装置を示す正面図であって、
図の右半分は延伸成形状態、図の右半分は取出し状態を
示し、 第15図は延伸ブロー成形装置の要部を示す拡大断面図
、 第16図は容器取出装置を示す正面図であって、図の左
半分は取出状態を、図の右半分は移送終了状態を示し、 第17図は首部把持金型の水平方向開放を示す説明図で
ある。 1は射出金型、2はキャビティ型、3は首部保持金型、
4はコア金型、7はホットランナ−ノズル、10は射出
機、15及び16はホットランナ−120及び55はプ
リフォーム、21はプリフォーム胴部、22は容器胴部
、30は旋回機構、40.41は入れ子(旋回機構)、
52は回転タレット56及び58は調温機構、61.6
2及び67はブロー金型、68は延伸棒、78は首部把
持金型開放機構を示す。 第1図 第2図 第7−A図 第7−8図 第8−A図 第8−8図 第9−A図 第9−8図 第12−A図 第12−8図 第13図 第14図 第16図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)射出機内で樹脂を溶融混練し、溶融樹脂をホット
    ランナーを介して射出金型内に射出してプリフォームを
    製造する工程と、 前記工程に引続き、ブロー成形温度にあるプリフォーム
    を、ブロー金型内で、必要により軸方向に引張延伸し、
    流体吹込みによりブロー成形する工程とから成るプラス
    チック容器の製法において、ホットランナーにおいて溶
    融樹脂に旋回流を付与し、プリフォーム器壁の温度を均
    一化させることを特徴とするプラスチック容器の射出ブ
    ロー成形による製法。
  2. (2)プラスチック容器を射出ブロー成形により製造す
    る装置であって、 回転ターレット、 回転ターレットの移動路に沿って配置された射出位置、
    ブロー成形位置及び容器取出位置、該射出位置に配置さ
    れた少なくとも1個の射出機及び該射出機に対応して垂
    直方向のキャビティの複数個を有するキャビティ型とコ
    ア金型と該キャビティ型下方のブロックとの組合せ、 該ブロック内に設けられ、射出機に接続されるスプルー
    からキャビティに接続されるノズル迄に至るホットラン
    ナー、 キャビティ金型とブロックとの組合せを上方射出位置と
    下方型抜位置との間で昇降動させ且つコア金型を下方射
    出位置と上方型抜位置の間で昇降動させる昇降機構、 回転ターレットに開閉可能に設けられた首部把持型、 ブロー成形位置に配置された開閉可能なブロー金型及び
    流体吹込機構、及び 該ホットランナー内のスプルーからノズルに至る任意の
    位置に設けられた樹脂流に旋回流を与えるための旋回通
    路 から成ることを特徴とする射出ブロー成形装置。
  3. (3)射出位置とブロー成形位置との間には、プリフォ
    ームの調温位置が設けられ、 ブロー成形位置には昇降動可能な延伸棒が設けられてい
    る特許請求の範囲第2項記載の装置。
JP24806985A 1985-11-07 1985-11-07 プラスチック容器の射出ブロ−成形による製法及び装置 Granted JPS62108029A (ja)

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