JP2000126580A - 粉粒体処理装置の製品排出機構およびそれを用いた粉粒体処理装置 - Google Patents
粉粒体処理装置の製品排出機構およびそれを用いた粉粒体処理装置Info
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Abstract
にて点検可能である粉粒体処理装置の製品排出機構を提
供する。 【解決手段】 回転容器1の回転により回転容器1内の
製品を開口部13に案内する粉粒体処理装置の製品排出
機構であって、長手方向に沿って円弧状に湾曲形成さ
れ、端壁部に沿って回転容器1の内部から開口部13の
近傍まで延びる排出ガイドプレートを備えた排出ガイド
17を有する。排出ガイドプレートにより円弧状に湾曲
した製品排出路22が形成され、回転容器1を製品排出
側に回転させると製品排出路22を介して製品が開口部
13に案内される。製品排出路22中の製品は一気に開
口部13に落ちることなく、円弧下部にて一旦減速され
て開口部13へと向かう。
Description
し、特に、回転容器内で造粒、コーティングされた粉粒
体製品を回転容器から排出するための技術に関するもの
である。
にパンコーティング装置と呼ばれ、医薬品や食品などの
各種粉粒体の造粒、コーティング、混合、乾燥などに広
く使用されている。
1つの技術的課題としては、処理後の製品を傷つけるこ
となく如何に効率良く最後の1つまで回転容器から取り
出すかという問題が挙げられる。特に、装置の自動化が
望まれている昨今においては、この製品排出過程は、粉
粒体処理工程の自動化における1つの大きなネックとな
っている。
トラップドアと呼ばれる排出手段を設け、これにより製
品の自動排出を行うようにした装置もある。ところが、
このトラップドア機構の場合、製品受けコンテナの出し
入れのために排出部の高さが高くなるという問題があっ
た。このため、装置コストの上昇や、装置の大型化を招
来すると共にその改善が望まれていた。
第2726062号のように、回転容器の主胴部の近傍
から端壁部の開口部近傍まで、端壁部に沿って延びる製
品排出手段を設けた粉粒体処理装置の製品排出機構も提
案されている。図13は、当該排出機構の構成を示した
展開図である。
から主胴部52の近傍まで、回転容器50の一方の端壁
部53に沿って延びる略L形平面形状の板状部材54が
設けられている。この板状部材54の図中右端側は、回
転容器50が矢印A方向に回転しているときに粉粒体原
料を円滑に案内するよう緩やかな傾斜部54aとなって
いる。また、板状部材54と回転容器50の端壁部53
との間には図中左側が開口した空隙55が形成されてい
る。さらに、その空隙55の奥にはそれを閉止するよう
に仕切部54bが形成されている。一方、主胴部52に
は、略三角形の断面形状を有する案内部材56が設けら
れている。
B方向に回転すると、容器内の製品は案内部材56や仕
切部54bによって空隙55内を図中の矢印の如く案内
されて開口部51へと導かれ、装置外に自動的に排出さ
れるようになっている。
うな製品排出機構では、空隙55内の製品は回転容器5
0がB方向に回転するのに伴い、開口部51へと流れ落
ちるが如く導かれる。この場合、板状部材54の位置は
回転容器50の回転と共に徐々に高くなり、その高さに
従い製品が流れ落ちる速度も増加して行く。このため当
該製品排出機構では、回転容器50が回転して板状部材
54の位置が高くなると、空隙55内の製品がかなりの
速度で一気に流れ落ちることになり、その分製品を損傷
する可能性が大きくなるという問題があった。
出案内路が板状部材54によって覆われているため、排
出面を目視することができず、その部分の汚れや傷など
を容易に確認することができないという問題がある。こ
のため、汚れ等を点検しようとすると、その都度板状部
材54を取り外さなければならず、煩雑な作業を要する
という問題があり、GMPや作業効率改善の観点からそ
の改善が望まれていた。
つ製品排出路が目視にて点検可能である粉粒体処理装置
の製品排出機構を提供することにある。
の製品排出機構は、軸線の回りで回転する中空の主胴部
と、主胴部の軸方向の両端側を閉止する端壁部と、端壁
部の少なくとも一方に設けられた開口部とからなる回転
容器を備えた粉粒体処理装置に配設され、回転容器の回
転により回転容器内の製品を回転容器内部から開口部に
案内する粉粒体処理装置の製品排出機構であって、長手
方向に沿って円弧状に湾曲形成され、回転容器の端壁部
に沿って回転容器の内部から開口部の近傍まで延びる排
出ガイド部材を備え、この排出ガイド部材により円弧状
に湾曲した製品排出路を形成し、回転容器を製品排出側
に回転させたときにこの製品排出路を介して回転容器内
の製品を開口部に案内する製品排出手段を有することを
特徴としている。
緩和する形となるため、円弧下部にて一旦減速され、製
品排出路中の製品が開口部に一気に流れ落ちてしまうこ
とがない。従って、その分製品に加わる衝撃も減少し、
製品の損傷を防止することができ、収率の向上が図られ
る。
機構は、軸線の回りで回転する中空の主胴部と、主胴部
の軸方向の両端側を閉止する端壁部と、端壁部の少なく
とも一方に設けられた開口部とからなる回転容器を備え
た粉粒体処理装置に配設され、回転容器の回転により回
転容器内の製品を回転容器内部から開口部に案内する粉
粒体処理装置の製品排出機構であって、長手方向に沿っ
て屈曲形成され、回転容器の端壁部に沿って回転容器の
内部から開口部の近傍まで延びる排出ガイド部材を備
え、この排出ガイド部材により屈曲した製品排出路を形
成し、回転容器を製品排出側に回転させたときにこの製
品排出路を介して回転容器内の製品を開口部に案内する
製品排出手段を有することを特徴としている。
緩和する形となるため、屈曲部にて一旦減速され、製品
排出路中の製品が開口部に一気に流れ落ちてしまうこと
がない。従って、その分製品に加わる衝撃も減少し、製
品の損傷を防止することができ、収率の向上が図られ
る。
部材を端壁部に取り付けた状態で視認可能であるように
しても良く、これにより製品排出路を目視にて点検で
き、装置を分解して点検を行うような煩わしい作業を省
くことが可能となる。
向と角度をもって配設され、回転容器を製品排出側に回
転させたときに回転容器内の製品を前記製品排出路に案
内する、製品排出手段とは別個に形成された製品案内手
段をさらに設けても良い。これにより、製品の捕集をき
わめて効率良く行うことができ、特に、製品残量が少な
くなってきた段階において製品を効率的に捕集できる。
の製品排出機構を備えたことを特徴としており、これに
より、製品の損傷が少なく収率の高い装置を提供するこ
とが可能となる。また、製品排出路を目視にて容易に点
検できるため、点検作業が簡単であり、GMPの観点か
らも好ましい粉粒体処理装置を提供できる。
に基づいて詳細に説明する。
形態1である粉粒体処理装置の構成を示す説明図であ
る。当該実施の形態1は、本発明をいわゆるパンコーテ
ィング装置に適用したものであり、回転容器の回転とそ
れを通過する処理気体およびコーティング液により、造
粒、コーティング、乾燥、混合等の所望の処理を施すよ
うになっている。当該パンコーティング装置では、回転
容器を正逆転させることにより、造粒コーティング等の
処理と製品排出動作を自動的に行えるようになってい
る。
は、その内部に例えば錠剤等の被処理物を収容する横型
ドラム状の処理容器である回転容器(コーティングパ
ン)1を有している。回転容器1は、多角筒形または円
筒形の横断面形状を有する中空の主胴部2と、この主胴
部2の軸方向両端側に設けられた端壁部3a,3bとか
ら構成されている。
燥空気等の処理容器が流通する通気部4が設けられてい
る。また、回転容器1内には、給気導管5から供給され
る処理気体を回転容器1内に供給するための給気ダクト
6が設けられている。一方、主胴部2の外周側には、通
気部4を介して回転容器1内に導入された処理気体を排
出する排気ダクト7が各通気部3を覆うように配設され
ている。この排気ダクト7はさらに排気導管8に接続さ
れており、給気導管5から回転容器1内に導入された処
理気体はこの排気導管8から装置外へ排出される。
回転軸10が取り付けられており、回転容器1はこの回
転軸10を中心に回転可能に設置されている。さらに回
転軸10は、モータ11によりチェーン12を介して駆
動される。この場合、図1において給気導管5および給
気ダクト6と排気導管8は固定されており、回転容器1
と排気ダクト7がモータ11により回転される。
の投入および製品の排出などに用いられる開口部13が
設けられている。この開口部13は、ドア枠14と開閉
可能な点検蓋15とを有している。そして、回転容器1
の端壁部3aの端部(回転部)とドア枠14との間には
間隙16が設けられている。また、ドア枠14の下部に
はバルブを備えた製品排出口34が設けられており、そ
こから製品運搬容器35に製品が排出される。
には、処理済の製品の自動排出を行うための製品排出機
構として、排出ガイド(製品排出手段)17と導入ガイ
ド(製品案内手段)18が設けられている。図2は排出
ガイド17と導入ガイド18の配置を回転容器1の内部
側から見た説明図、図3はそれらの取り付け状態を回転
容器1の内部側から見た説明図である。
たように端壁部3aに沿って渦巻き状に4個配設され、
開口部13の近傍から主胴部2の近傍まで延びている。
また、導入ガイド18は、主胴部2の内面側に、回転容
器1の回転方向に対して斜めに2個ずつ4組配設されて
いる。そして、図2,3のB方向に回転容器1が回転し
たとき、これらにより回転容器1内の製品が開口部13
へと導かれ容器外に排出される。
る排出ガイド17は、全体が円弧状に湾曲した形となっ
ている。図4は排出ガイド17の全体構成を示す説明
図、図5は図4のV−V線に沿った断面図である。
17は、断面が略L字形に形成され長手方向に沿って円
弧状に湾曲した排出ガイドプレート(排出ガイド部材)
19と、排出ガイドプレート19の図5において下面側
に溶接された斜面プレート20と、排出ガイド17を端
壁部3aに取り付けるための固定部21とから構成され
ている。
5において左側に端壁部3aが来る形で回転容器1に取
り付けられる。これにより、排出ガイドプレート19と
端壁部3aとの間には、製品を開口部13へと案内する
製品排出路22が形成され、回転容器1を製品排出側
(図2,3におけるB方向)に回転させたとき、図3に
て実線および破線の矢印で示したように製品が案内され
る。この場合、製品排出路22は、排出ガイドプレート
19によって形成されるため、図4に示されているよう
にその形状は排出ガイドプレート19と同様円弧状に湾
曲した形となる。なお、図4では製品排出路22の曲率
半径はその全長に亘って一定に形成したものを示した
が、回転容器1の大きさによりその曲率半径が適宜変更
されることは言うまでもない。
面部19aから適宜な角度をもって立ち上がった形で上
面部19bが形成されている。すなわち、製品排出路2
2はその開口部28が拡幅された形となっており、排出
ガイド17を端壁部3aに固定した状態でも、開口部2
8側から製品排出路22内が目視できるようになってい
る。従って、製品排出路22内の汚れや傷などを、排出
ガイド17を回転容器1から取り外すことなく点検で
き、点検作業の効率化を図ることが可能となっている。
図5における右面側は、斜面プレート20と滑らかに接
合されている。従って、回転容器1が図2,3において
A方向に回転したとき、排出ガイド17に遭遇した製品
は、図3に一点鎖線の矢印にて示したように斜面プレー
ト20によって排出ガイドプレート19の上面部19b
上に導かれる。これにより、製品は排出ガイド17上を
円滑に転動し、製品の割れや欠けなどを起こすことなく
造粒コーティング処理を行えるようにようになってい
る。
動する製品を排出ガイド17側へと案内する部材であ
り、その断面は直角三角形の斜辺を延長したような形と
なっている。図6は導入ガイド18の主胴部2上におけ
る配置を示す説明図、図7は導入ガイド18の図6のVI
I −VII 線に沿った断面図である。
上面に配された斜面プレート23と、斜面プレート23
の下面側に溶接された屈曲断面を有する導入ガイドプレ
ート24と、導入ガイド18を主胴部2に取り付けるた
めの固定部25とから構成されている。
7において下側に主胴部2が来る形で回転容器1に取り
付けられる。この導入ガイド18は図6に示されている
ように、回転容器1の回転方向に対して適宜な角度をな
して主胴部2の一面につき2個配設されている。この場
合、当該パンコーティング装置では、導入ガイド18を
主胴部2の一面につき2個設ける構成としたが、導入ガ
イド18の数は主胴部2に幅に応じて適宜増減させるこ
とが可能である。
と、その導入ガイドプレート24と主胴部2との間に
は、製品を排出ガイド17へと案内する製品案内路26
が形成される。そして、回転容器1を製品排出側(図
2,3におけるB方向)に回転させたとき、導入ガイド
18に遭遇した製品は、図3にて実線および破線の矢印
で示したように排出ガイド17へと案内される。導入ガ
イド18は、排出される製品Mの残量が少なくなった時
にきわめて有用であり、製品Mを円滑かつ効率的に排出
できるようになっている。
路26の上部に斜面プレート23と導入ガイドプレート
24によって、庇状の返し部27が形成されている。こ
のため、製品案内路26に至った製品は、図7に矢印に
て示したように返し部27によって製品案内路26内に
戻され、その勢いによって導入ガイド18を乗り越える
ことがないようになっている。
と、斜面プレート23はその下端部が主胴部2に密着
し、主胴部2に対して適宜な角度をもって配置される。
従って、回転容器1が図2,3においてA方向に回転し
たとき、導入ガイド18に遭遇した製品は、図3および
図7に一点鎖線の矢印にて示したように斜面プレート2
3上を滑らかに流れる。これにより、製品は導入ガイド
18上を円滑に転動し、製品の割れや欠けなどが起きな
いようになっている。
置の作用について説明する。図8は造粒コーティング工
程における動作を示す説明図、図9(a)〜(c)は製
品排出動作を示す説明図である。
合には、回転容器1内に粉粒体原料を投入し、モータ1
1を駆動してチェーン12および回転軸10を介して回
転容器1を矢印A方向(正転方向)に回転させる。この
とき、必要に応じて給気導管5から給気ダクト6を介し
て回転容器1内に処理気体を供給し、排気ダクト7から
排気導管8を介してそれを排気しつつ粉粒体の処理を行
う。
したように粉粒体原料が主に主胴部2および一部が端壁
部3a,3bに沿って回転方向(矢印A方向)に持ち上
げられて内側に落下するという転動運動が行われる。そ
して、この運動を利用して造粒、コーティング、乾燥な
どの諸操作を行い、所望の製品Mを得る。
ング処理中において、原料ないし製品Mは排出ガイド1
7や導入ガイド18上を転動する。ところが、前述のよ
うにこれらには斜面プレート20,23が設けられてい
るため、製品Mは排出ガイド17や導入ガイド18の上
を滑らかに流れ、割れや欠けなどが生じることなく円滑
に転動する。図10(a)はコーティング時(正転時)
における排出ガイド17の作用を示す説明図である。図
10(a)に示したように、処理中の製品Mは、斜面プ
レート20や上面部19bの作用により、排出ガイド1
7から抵抗を受けることなく、山を越えるが如く排出ガ
イドプレート19を越えて行く。
から取り出す場合には、モータ11を逆転させて、回転
容器1を製品排出側すなわち矢印B方向に回転させる。
それにより、製品Mは図9(a)に破線の矢印にて示し
たように、排出ガイド17aや導入ガイド18aによっ
て製品排出路22aに導かれる。すなわち、排出ガイド
17aに至った製品Mは排出ガイドプレート19により
製品排出路22aへと案内され、また、導入ガイド18
aに至った製品Mは導入ガイドプレート24によって製
品案内路26から製品排出路22aへと案内される。図
10(b)は逆転時における排出ガイドの作用を示す説
明図であり、このように処理中の製品Mは、回転容器1
の逆転によって排出ガイド17の製品排出路22aに案
内される。
ガイド18により効率的に製品Mが捕集され、回転容器
1内の製品Mは余すことなく製品排出路22aを介して
全て開口部13へ排出される。図11(a)は製品が多
い時の導入ガイド18の作用を示す説明図、(b)は製
品が少なくなった時の導入ガイド18の作用を示す説明
図である。このように当該パンコーティング装置では、
導入ガイド18を主胴部2の内面に配設することによ
り、回転容器1内に最後に残った製品をも確実に掬うこ
とが可能となっている。
製品Mは、回転容器1がさらに回転して排出ガイド17
aの位置が次第に高くなって来ると、図9(b)に示し
たように開口部13へと流れ出す。そして、排出ガイド
17aが図9(c)のように高い位置に来ると製品排出
路22内の製品Mは開口部13へと流れ落ち回転容器1
の外部へと排出される。なお、このとき次の排出ガイド
17bや導入ガイド18bが製品M内に入り込み、製品
Mの捕集は連続して実行される。
は、製品排出路22aが湾曲形成されているため、その
中に導入された製品Mは一気に開口部13へと流れ落ち
ることがない。すなわち、図9(b),(c)に示した
ように、製品排出路22aはその勾配が円弧下部にて一
旦緩和される形となるため、製品Mも一気に開口部13
に下ることなく、円弧下部にて一旦減速される。従っ
て、その分製品Mに加わる衝撃も減少し、製品の損傷を
防止することができ、収率の向上を図ることが可能とな
る。
態2である粉粒体処理装置について説明する。図12
は、その構成を示す説明図である。なお、当該実施の形
態2もまた、本発明をパンコーティング装置に適用した
ものであり、図12ではその要部のみを示している。ま
た、実施の形態1と同様の部材等については同一の符号
を付しその詳細は省略する。
イド17を用いた例を示したが、実施の形態2では、そ
れに代えて途中が屈曲した形状の排出ガイド(製品排出
手段)31を用いている。なお、その他の部分は実施の
形態1のパンコーティング装置と同様である。
排出ガイド31の排出ガイドプレート32と端壁部3a
との間に屈曲した製品排出路33が形成される。そし
て、回転容器1を製品排出方向(矢印B方向)に回転さ
せると、製品排出路33を介して製品Mが開口部13に
案内されて容器外に排出される。なお、排出ガイド31
の断面形状は、図5に示された排出ガイド17と同様で
ある。
器1内の製品Mは製品排出路33の屈曲部32aにて一
旦減速された後、開口部13へと流出する。従って、製
品Mが一気に開口部13に下ることがなく、前述同様、
製品Mに加わる衝撃も減少し、製品の損傷を防止するこ
とができる。
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることは言うまでもない。
器1内に排出ガイド17や導入ガイド18を4組設けた
例を示したが、それらの個数はこれには限定されず、排
出ガイド17は少なくとも1個あれば良い。なお、導入
ガイド18も必ずしも設けなくとも良い。また、例えば
主胴部2の幅が広い大きな回転容器1に当該機構を適用
する場合などでは、導入ガイド18を複数個に分割して
主胴部2内面に配設することも可能である。さらに、排
出ガイド17と導入ガイド18を別体化した構成のみな
らず、それらを一体化した形態も採用し得る。
した製品排出路によって回転容器内の製品を開口部に案
内して排出するようにしたことにより、製品排出路の勾
配が一旦緩和される形となるため、製品が製品排出路の
途中にて一旦減速され、製品排出路中の製品が開口部に
一気に流れ落ちてしまうことがない。従って、その分製
品に加わる衝撃も減少し、製品の損傷を防止することが
でき、収率の向上を図ることが可能となる。
述同様、製品が製品排出路の途中にて一旦減速され、製
品の損傷防止を図ることが可能となる。
トを端壁部に取り付けた状態で視認可能にしたことによ
り、製品排出路を目視にて点検でき、装置の分解点検の
ような煩わしい作業を省くことが可能となる。
構成を示す説明図である。
ドの配置を回転容器の内部側から見た説明図である。
ドの取り付け状態を回転容器の内部側から見た説明図で
ある。
図である。
図である。
における動作を示す説明図である。
排出工程における動作を示す説明図である。
示す説明図、(b)は逆転時における排出ガイドの作用
を示す説明図である。
示す説明図、(b)は製品が少なくなった時の導入ガイ
ドの作用を示す説明図である。
の構成を示す説明図である。
ある。
Claims (5)
- 【請求項1】 軸線の回りで回転する中空の主胴部と、
前記主胴部の軸方向の両端側を閉止する端壁部と、前記
端壁部の少なくとも一方に設けられた開口部とからなる
回転容器を備えた粉粒体処理装置に配設され、前記回転
容器の回転により前記回転容器内の製品を回転容器内部
から前記開口部に案内する粉粒体処理装置の製品排出機
構であって、 長手方向に沿って円弧状に湾曲形成され、前記端壁部に
沿って前記回転容器の内部から前記開口部の近傍まで延
びる排出ガイド部材を備え、前記排出ガイド部材により
円弧状に湾曲した製品排出路を形成し、前記回転容器を
製品排出側に回転させたときに前記製品排出路を介して
前記製品を前記開口部に案内する製品排出手段を有する
ことを特徴とする粉粒体処理装置の製品排出機構。 - 【請求項2】 軸線の回りで回転する中空の主胴部と、
前記主胴部の軸方向の両端側を閉止する端壁部と、前記
端壁部の少なくとも一方に設けられた開口部とからなる
回転容器を備えた粉粒体処理装置に配設され、前記回転
容器の回転により前記回転容器内の製品を回転容器内部
から前記開口部に案内する粉粒体処理装置の製品排出機
構であって、 長手方向に沿って屈曲形成され、前記端壁部に沿って前
記回転容器の内部から前記開口部の近傍まで延びる排出
ガイド部材を備え、前記排出ガイド部材により屈曲した
製品排出路を形成し、前記回転容器を製品排出側に回転
させたときに前記製品排出路を介して前記製品を前記開
口部に案内する製品排出手段を有することを特徴とする
粉粒体処理装置の製品排出機構。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の製品排出機構で
あって、前記製品排出路が、前記排出ガイド部材を前記
端壁部に取り付けた状態で視認可能であることを特徴と
する粉粒体処理装置の製品排出機構。 - 【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項に記載の製品
排出機構であって、前記製品排出手段とは別個に形成さ
れて前記主胴部の内壁に前記回転容器の回転方向と角度
をもって配設され、前記回転容器を製品排出側に回転さ
せたときに前記製品を前記製品排出路に案内する製品案
内手段をさらに有することを特徴とする粉粒体処理装置
の製品排出機構。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載の製品
排出機構を備えたことを特徴とする粉粒体処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302924A JP2000126580A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 粉粒体処理装置の製品排出機構およびそれを用いた粉粒体処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10302924A JP2000126580A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 粉粒体処理装置の製品排出機構およびそれを用いた粉粒体処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000126580A true JP2000126580A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17914773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10302924A Pending JP2000126580A (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 粉粒体処理装置の製品排出機構およびそれを用いた粉粒体処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000126580A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006516918A (ja) * | 2003-02-06 | 2006-07-13 | イ.エンメ.ア.インドゥストリア マッキーネ アウトマティケ ソチエタ ペル アツィオニ | 薬品処理機 |
US7614359B2 (en) | 2002-09-04 | 2009-11-10 | Kabushiki Kaisha Powrex | Coating apparatus |
-
1998
- 1998-10-23 JP JP10302924A patent/JP2000126580A/ja active Pending
Cited By (3)
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