JP2000125934A - 衣服着脱時における顔面被蔽具 - Google Patents

衣服着脱時における顔面被蔽具

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JP2000125934A
JP2000125934A JP10304387A JP30438798A JP2000125934A JP 2000125934 A JP2000125934 A JP 2000125934A JP 10304387 A JP10304387 A JP 10304387A JP 30438798 A JP30438798 A JP 30438798A JP 2000125934 A JP2000125934 A JP 2000125934A
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JP10304387A
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Shuji Kanazawa
修治 金澤
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TOKYO ART KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 化粧して女性が衣服を着脱する際、顔面の化
粧料又は頭髪に該衣服が接触しないようにする。 【解決手段】 通気性の良い透視可能な一枚の薄い不織
布を略長方形状に形成し、その上方部を後方へ折返して
前面部生地1aの背面に重ねて背面部生地1bとし、背
面部生地の左右両端部を前面部生地との当接部位で接着
して顔面被蔽具1を構成する。背面部生地の下端部は該
顔面被蔽具の全高のほぼ2分の1程度の位置とし、背面
部生地の下端部位を頭部挿入口4に形成する。前面部生
地の左右両側縁部近傍で、かつ、背面部生地の下端部位
の近傍から下端部に及んで切線3を形成する。前面部生
地で顔面を被うようにして頭部挿入口から頭部を挿入し
て顔面被蔽具を頭部に冠装したとき、切線によって形成
される双方の紐状片2を首部前面で結着できるように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は衣服着脱時におけ
る顔面被蔽具に関するものであり、例えば、デパート等
に於て衣服を購入する際、着用している衣服を脱ぎ、そ
して、購入しようとする衣服を試着することがある。こ
のような衣服着脱時に、特に化粧している女性の場合、
衣服が直接に顔面又は頭髪に接触して該衣服に化粧料が
付着し、顔面の化粧を乱すと云うようなことがないよう
にした衣服着脱時における顔面被蔽具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、特に女性がデパート等に於て衣服
を購入しようとする際、該衣服を試着することがある
が、このとき、該衣服が頭部をくぐり抜ける際に顔面に
装着されている化粧料が該衣服に付着して顔面の化粧を
乱し、更に、該衣服が該化粧料によって汚染されると云
うことが生じる。そこで、従来は、衣服を着脱する際に
はスカーフにて頭部を被蔽し、更に、例えば該スカーフ
の対向する両隅部を引張して結縛し、そして、顔面の化
粧料の付着を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のスカーフを
用いて頭部を被蔽するものは、衣服の着脱操作を為すと
き、該スカーフは何らかの手段にて結縛されることにな
るのであるが、該スカーフを用いるときは顔面が充分に
被蔽されず、且つ、該スカーフの対向する隅部を引張し
て結縛すれば、頭髪が該スカーフによって押圧されて該
頭髪が乱れる等の欠陥がある。
【0004】そこで、衣服の着脱に際し、顔面の化粧料
又は頭髪を乱したり、或いは衣服を汚染したりすること
なく、容易に頭部及び顔面の被蔽ができるようにするた
めに解決せらるべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために提案せられたものであり、通気性の良い透
視可能な一枚の薄い不織布を略長方形状に形成し、該不
織布の上方部を後方へ折返して前面部生地の背面に重ね
て背面部生地とし、且つ、該背面部生地の左右両端部を
前記前面部生地との当接部位にて接着して顔面被蔽具を
構成し、且つ、前記背面部生地の下端部は該顔面被蔽具
の全高の略2分の1程度の位置に形成されて該背面部生
地の該下端部位を頭部挿入口に形成すると共に、前記前
面部生地の左右両側縁部近傍であって、且つ、該背面部
生地の前記下端部位の近傍から下端部に及んで切線を形
成し、該前面部生地にて顔面を被うようにして前記頭部
挿入口から頭部を挿入して該顔面被蔽具を頭部に冠装し
たとき、該切線によって形成される双方の紐状片を首部
前面にて結縛できるように構成された衣服着脱時におけ
る顔面被蔽具を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図4に従って詳述する。図に於て、1は衣服着脱
時に用いる顔面被蔽具である。該顔面被蔽具1は薄い不
織布によって形成され、且つ、透視可能であるとともに
良好なる通気性を有するものが選択せられる。
【0007】而して、該顔面被蔽具1は、図に示すよう
に長方形状の前記不織布の上方部を後方へ折り返して重
ねることにより前面部生地1aと背面部生地1bとに分
離し、且つ、該背面部生地1bの左右両側縁を該前面部
生地1aの左右両側縁に溶着その他の手段で接着して顔
面被蔽具1が構成される。このとき、該背面部生地1b
の下端部は、該顔面被蔽具1の全高の略2分の1程度の
位置まで延設されるを可とする。然るときは、該顔面被
蔽具1を頭部に冠装したときは該顔面被蔽具1の前面部
生地1aと背面部生地1bによって形成されている該顔
面被蔽具1の上方部が頭部を冠装し、更に、該前面部生
地1aが顔面を被蔽して首部の下方部位まで延設される
ことになる。そして、この延設部位が後述の紐状片2,
2の結縛によって所定位置に定着されることになる。
【0008】而して、該紐状片2,2は前記前面部生地
1aの左右両側縁近傍であって、且つ、前記背面部生地
1bの下端部近傍から下方へ垂直に設けられた切線3,
3によって形成される。而も、該左右の紐状片2,2
は、首の前面にて結縛するために充分な長さを有するこ
とは当然である。
【0009】更に又、該背面部生地1bの左右両側縁部
は前述したように接着されており、且つ、該背面部生地
1bは一枚の不織布を折返して形成されるのであるか
ら、該折返し部位は当然に閉塞されている。斯くの如
く、該背面部生地1bを前面部生地1aの背面に設ける
ことによって、該背面部生地1bの前記下端部を頭部挿
入口4とする顔面被蔽具1が完成される。
【0010】又、前記切線3,3は図1に示すように、
下端部位に非切線部3a,3aを有し、そして、使用に
際してこの非切線部3a,3aを引き裂いて前記紐状片
2,2を形成するように構成されてもよい。然るとき
は、該紐状片2,2が前面部生地1aに付着されている
ことになるので、該顔面被蔽具1を所定容器に収納して
おき、そして、使用時に一枚毎に取出すとき、その取り
出し操作時に該紐状片2,2が容器等に引掛するような
ことがなく、取出し操作が容易となる。
【0011】勿論、図2に示すように該切線3,3を前
面部生地1aの下端部の全長に及んで設けてもよい。然
るときは該顔面被蔽具1を使用するとき、該紐状片2,
2には前記非切線部3a,3aが存在しないため、該非
切線部3a,3aの引き裂き操作を要せず、直ちに該紐
状片2,2を首部前面に引き寄せて結縛することが可能
となる。
【0012】斯くの如く、本発明の顔面被蔽具を用いて
顔面を被蔽しようとする際には、図3及び図4に示すよ
うに、該顔面被蔽具1の前面部生地1aを前面にし、そ
して、背面部生地1bの下端部に形成されている頭部挿
入口4を介して頭部を挿入する。然るときは、該顔面被
蔽具1の上方部位は頭部を被い、そして、前面部生地1
aが顔面及び首部を被う。そこで、該前面部生地1aの
左右両側縁部位に切線3,3によって設けられている紐
状片2,2を首の前方へ引き寄せ乍ら結縛することによ
り、該顔面被蔽具1は頭部に冠装され、そして、顔面を
被蔽した状態が安定することになる。又、頭部に冠装さ
れた前記顔面被蔽具1は紐状片2,2の結縛を脱するこ
とにより容易に該冠装状態を解脱することができる。斯
くして、衣服を着脱する際、該衣服は頭部及び顔面に接
触することはなく、従って、顔面の化粧料も該衣服に付
着することはない。更に、整髪された頭髪も衣服によっ
て乱れることもなくなる。
【0013】更に又、該衣服の着脱の際には、該顔面被
蔽具1が薄い不織布によって形成されているので、衣服
に引掛するようなこともなく、且つ、透視可能に形成さ
れているので、該顔面被蔽具1を冠装したとき廻りの状
況を確認することができるので、他物と衝突するような
こともない。更に、該顔面被蔽具1は良好なる通気性の
材質が用いられているので、快適に呼吸することができ
ることも当然である。
【0014】但し、薄い生地であって、且つ、透視及び
通気可能な不織布を用いて顔面被蔽具を形成することは
公知であるので、この点の技術事項は本発明の要旨より
除外されることは勿論である。
【0015】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0016】
【発明の効果】この発明は、上記実施の形態にて詳述し
たように、特に、顔面に化粧を施している女性が衣服を
着脱する際、先ず、本発明の顔面被蔽具の前面部生地を
前面にし、そして、背面部生地の下端部に設けた頭部挿
入口を介して該顔面被蔽具を頭部に冠装し、更に、前面
部生地の左右両側縁部に切線によって設けられている紐
状片を首の前面に引き寄せて結縛すれば、該顔面被蔽具
は顔面及び頭部を安定的に被蔽することになる。従っ
て、着脱操作時の衣服は頭髪及び顔面に接触することは
なく、顔面の化粧料を落として顔面の化粧を乱したり、
或いは、衣服に付着して該衣服を汚染したりするような
ことはなく、且つ又、頭髪が乱れるようなこともなくな
る等、正に、著大なる効果を奏する発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態を示し、顔面被蔽
具の正面図。 (b)前記(a)のA−A線断面図。 (c)前記(a)のB−B線断面図。
【図2】(a)本発明の他の実施の形態を示し、顔面被
蔽具の正面図。 (b)前記(a)のC−C線断面図。 (c)前記(a)のD−D線断面図。
【図3】図1の顔面被蔽具の使用状態を示す正面図。
【図4】図3の側面図。
【符号の説明】
1 顔面被蔽具 1a 前面部生地 1b 背面部生地 2 紐状片 3 切線 3a 非切線部 4 頭部挿入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性の良い透視可能な一枚の薄い不織
    布を略長方形状に形成し、該不織布の上方部を後方へ折
    返して前面部生地の背面に重ねて背面部生地とし、且
    つ、該背面部生地の左右両端部を前記前面部生地との当
    接部位にて接着して顔面被蔽具を構成し、且つ、前記背
    面部生地の下端部は該顔面被蔽具の全高の略2分の1程
    度の位置に形成されて該背面部生地の該下端部位を頭部
    挿入口に形成すると共に、前記前面部生地の左右両側縁
    部近傍であって、且つ、該背面部生地の前記下端部位の
    近傍から下端部に及んで切線を形成し、該前面部生地に
    て顔面を被うようにして前記頭部挿入口から頭部を挿入
    して該顔面被蔽具を頭部に冠装したとき、該切線によっ
    て形成される双方の紐状片を首部前面にて結縛できるよ
    うに構成されたことを特徴とする衣服着脱時における顔
    面被蔽具。
JP10304387A 1998-10-26 1998-10-26 衣服着脱時における顔面被蔽具 Pending JP2000125934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100785897B1 (ko) 2006-11-20 2007-12-17 태정화학(주) 훼이스커버 및 그 제조방법
JP2011004891A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Ined Business Fashion Planning:Kk 顔面被覆具

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KR100785897B1 (ko) 2006-11-20 2007-12-17 태정화학(주) 훼이스커버 및 그 제조방법
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