JPH09224733A

JPH09224733A - 衣服着脱時における頭部保護装置

Info

Publication number: JPH09224733A
Application number: JP3354796A
Authority: JP
Inventors: Mutsuko Takeyama; 睦子武山
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1996-02-21
Filing date: 1996-02-21
Publication date: 1997-09-02

Abstract

(57)【要約】【課題】衣服着脱時に化粧料が該衣服に付着すること
を防止すると共に、該衣服の接触により頭髪が乱れるこ
とを防止する。【解決手段】本体１を通気性の良い透視可能な生地に
て巾着状に形成する。更に、該本体１の開口部２にゴム
を装着し、該本体１にて頭部４を被蔽することにより、
該開口部２が収縮して該頭部４に該本体１を装着できる
ように構成こする。また、該本体１の頭頂部に円孔５を
開穿する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は衣服着脱時におけ
る頭部保護装置に関するものであり、特に、衣服の着脱
時に化粧料等が該衣服に付着することを防止する衣服着
脱時における頭部保護装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】特に女性が頭部を介して衣服の着脱操作
を為すとき、該衣服が頭部をくぐり抜ける際に顔面に装
着している化粧料が該衣服に付着して化粧を乱し、又、
該衣服が化粧料にて汚れたり、或いは、整髪した頭髪が
乱れること等が生じる。従って、従来、衣服を着脱する
際には、スカーフにて頭部を被蔽し、該スカーフの縁部
を首部にて結縛し、そして、頭髪の乱れや化粧料の付着
を防止している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上述したように、スカ
ーフを頭部に被蔽して衣服の着脱操作を為す際は、該ス
カーフは首部に於て強く結縛しておかねばならない。も
し、首部にて該スカーフを強く結縛していないときに
は、特に、該衣服を脱ぐときに、該スカーフが衣服と共
に頭部より外れ、同時に、顔面に接触して顔面の化粧料
を落として該衣服を汚したり、或いは整髪した頭髪を乱
したりする。又、前記スカーフの首部に対しての結縛操
作も面倒である。

【０００４】そこで、衣服の着脱に際し、顔面の化粧料
を乱したり、或いは衣服を汚したりすることなく、容易
に頭部の被蔽ができるようにするために解決せられるべ
き技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を
解決することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために提案されたものであり、本体を通気性の
良い透視可能な生地にて巾着状に形成し、更に、該本体
の開口部にゴムを装着し、該本体にて頭部を被蔽するこ
とにより、該開口部が収縮して該頭部に該本体を装着で
きるようにした衣服着脱時における頭部保護装置、及
び、本体を通気性の良い透視可能な生地にて巾着状に形
成し、更に、該本体の開口部にゴムを装着すると共に、
該本体の頭頂部に円孔を開穿し、該本体にて頭部を被蔽
することにより、該開口部が収縮して該頭部に該本体を
装着できるようにした衣服着脱時における頭部保護装置
を提供するものである。

【０００６】

【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１乃至図３に従って説明する。図において、１は衣服着
脱時における頭部保護装置であり、該頭部保護装置１は
薄い不織布その他の材質によって構成され、且つ、該材
質は透視可能であると共に良好なる通気性を有するもの
が選択される。

【０００７】図１に示すように、該頭部保護装置１は巾
着状に形成されてあり、内部に頭部を挿入できるように
構成している。更に、該巾着状に形成した頭部保護装置
１の開口部２には伸縮自在の糸ゴム３を装着して該開口
部２を収縮するように形成してある。

【０００８】而して、衣服を着脱する際には、図２に示
すように、先ず、該頭部保護装置１の開口部２より頭部
４を挿入して該頭部４を頭部保護装置１にて被蔽する。
このときは、該頭部保護装置１の開口部２が糸ゴム３に
より首部４のにて収縮するので、該頭部保護装置１は整
然と頭部４に装着されてずれることはない。

【０００９】そして、衣服を着脱する際、該衣服は頭部
４と接触することはなく、従って、顔面の化粧料も該衣
服に付着することはない。更に、整髪された頭髪も衣服
によって乱されることもなくなる。

【００１０】この衣服の着脱の際には、頭部保護装置１
が薄い材質にて形成されているので、該衣服等が引っ掛
かりを生じることはない。また、該頭部保護装置１が透
視可能に形成されており、衣服の脱着の際に、廻りの状
況を確認することができるので、他物と衝突するような
こともない。更に、該頭部保護装置１は良好なる通気性
の材質が用いられているので、快適に呼吸することがで
き、安全である。

【００１１】図３の頭部保護装置１は該頭部保護装置１
の頭頂部に円孔５を開穿している。依って、該頭部保護
装置１を装着した際に、前述の作用効果を奏すると共に
長い頭髪を圧迫することを防止でき、整髪を乱すことは
ない。

【００１２】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該
改変せられたものに及ぶことは当然である。

【００１３】

【発明の効果】この発明は、上記発明の実施の形態にて
詳述したように、薄い透視可能な通気性の良い生地にて
頭部保護装置を形成しているので、該頭部保護装置を装
着して頭部を被蔽すれば、該頭部は極めて容易に整然と
該頭部保護装置によって被蔽され、そして、容易に外れ
ることはない。そこで、衣服の脱着をすれば、該衣服と
頭部とが接触することはなく、顔面の化粧料が衣服に付
着することを防止すると共に、該衣服によって頭髪が乱
れることもなくなる。

【００１４】また、該頭部保護装置が透視可能な材料に
て形成されているので、廻りの状況を確認して衣服の脱
着をすることができる。従って、衣服の脱着の際に他物
に不慮衝突するようなこともない。

【００１５】更に、該頭部保護装置が通気性の良好な材
料にて形成されているので、該頭部保護装置にて頭部を
被蔽した際にも快適に呼吸することができる。一方、該
衣服着脱時における頭部保護装置の頭頂部に円孔を開穿
したことにより、長い髪の女性においても、該頭髪を圧
迫することなく該衣服着脱時における頭部保護装置を装
着することができる等、正に著しい効果を奏する発明で
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】衣服着脱時における頭部保護装置の側面図。

【図２】頭部に衣服着脱時における頭部保護装置を装着
した状態を示す要部の側面図。

【図３】頭頂に円孔を開穿した衣服着脱時における頭部
保護装置の側面図。

【符号の説明】

１頭部保護装置２開口部３糸ゴム４頭部５円孔

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】本体を通気性の良い透視可能な生地にて
巾着状に形成し、更に、該本体の開口部にゴムを装着
し、該本体にて頭部を被蔽することにより、該開口部が
収縮して該頭部に該本体を装着できるようにしたことを
特徴とする衣服着脱時における頭部保護装置。
【請求項２】本体を通気性の良い透視可能な生地にて
巾着状に形成し、更に、該本体の開口部にゴムを装着す
ると共に、該本体の頭頂部に円孔を開穿し、該本体にて
頭部を被蔽することにより、該開口部が収縮して該頭部
に該本体を装着できるようにしたことを特徴とする衣服
着脱時における頭部保護装置。