JP2000125758A - ホタテ貝の内臓吸引用補助装置 - Google Patents
ホタテ貝の内臓吸引用補助装置Info
- Publication number
- JP2000125758A JP2000125758A JP10304340A JP30434098A JP2000125758A JP 2000125758 A JP2000125758 A JP 2000125758A JP 10304340 A JP10304340 A JP 10304340A JP 30434098 A JP30434098 A JP 30434098A JP 2000125758 A JP2000125758 A JP 2000125758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scallop
- internal organs
- supplementary device
- shell
- internal organ
- Prior art date
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- Pending
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- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 貝柱を傷めることなく、外とう膜(ひもとい
う)及び内臓を、比較的弱い吸引力によっても簡単に除
去できるホタテ貝の内臓吸引補助装置を開発することに
ある。 【解決手段】 回転可能な基材本体1に、貝殻Xに向け
て押圧可能な複数本の脚体2を、貝柱を跨ぐように設
け、該基材本体を、貝柱の周囲に押圧回転することを特
徴とするホタテ貝の内臓吸引用補助装置であり、複数本
の脚体の先端、あるいは先端付近に、それぞれ水分、あ
るいはエアーを噴出させる穴3を設けたもの。
う)及び内臓を、比較的弱い吸引力によっても簡単に除
去できるホタテ貝の内臓吸引補助装置を開発することに
ある。 【解決手段】 回転可能な基材本体1に、貝殻Xに向け
て押圧可能な複数本の脚体2を、貝柱を跨ぐように設
け、該基材本体を、貝柱の周囲に押圧回転することを特
徴とするホタテ貝の内臓吸引用補助装置であり、複数本
の脚体の先端、あるいは先端付近に、それぞれ水分、あ
るいはエアーを噴出させる穴3を設けたもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホタテ貝の内臓
吸引用補助装置に関するものである。
吸引用補助装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホタテ貝の貝柱・小柱を、自動的
あるいは半自動的に摘出する際には、偏平な蓋を取り除
き、先ず、外とう膜(ひもという)及び内臓を除去して
から、貝殻より貝柱、小柱を取り出している。
あるいは半自動的に摘出する際には、偏平な蓋を取り除
き、先ず、外とう膜(ひもという)及び内臓を除去して
から、貝殻より貝柱、小柱を取り出している。
【0003】しかし、これらの外とう膜や内臓等は、機
械的(吸引力により)には、吸引力が弱いと、うまく取
り外すことができず、また、吸引力を強くすると、肝心
の貝柱の繊維を傷めてしまい、貝柱が割れたり、千切れ
たりしてしまい商品価値が低いか、あるいは全く商品価
値のないものとなる恐れがあった。
械的(吸引力により)には、吸引力が弱いと、うまく取
り外すことができず、また、吸引力を強くすると、肝心
の貝柱の繊維を傷めてしまい、貝柱が割れたり、千切れ
たりしてしまい商品価値が低いか、あるいは全く商品価
値のないものとなる恐れがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は、
貝柱を傷めることなく、外とう膜(ひもという)及び内
臓を、比較的弱い吸引力によっても簡単に除去できるホ
タテ貝の内臓吸引補助装置を開発することにある。
貝柱を傷めることなく、外とう膜(ひもという)及び内
臓を、比較的弱い吸引力によっても簡単に除去できるホ
タテ貝の内臓吸引補助装置を開発することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明は、本装
置を用いて、貝柱の周囲の外とう膜(ひもという)及び
内臓を、旋回による移動、あるいは水・エアーによる噴
出によって貝殻より予め、内臓を剥離させておいて、ホ
タテ貝の貝柱を傷つけることのない程度の弱い吸引力に
よって、吸引・除去しやすくするホタテ貝の内臓吸引用
補助装置を設けるものである。
置を用いて、貝柱の周囲の外とう膜(ひもという)及び
内臓を、旋回による移動、あるいは水・エアーによる噴
出によって貝殻より予め、内臓を剥離させておいて、ホ
タテ貝の貝柱を傷つけることのない程度の弱い吸引力に
よって、吸引・除去しやすくするホタテ貝の内臓吸引用
補助装置を設けるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで本発明の一実施例を説明す
ると、回転可能な基材本体(1)に、貝殻(X)に向け
て押圧可能な複数本の脚体(2)を、貝柱(Y)を跨ぐ
ように設け、該基材本体(1)を、貝柱(Y)の周囲に
押圧回転することを特徴とするホタテ貝の内臓吸引用補
助装置からなるものである。
ると、回転可能な基材本体(1)に、貝殻(X)に向け
て押圧可能な複数本の脚体(2)を、貝柱(Y)を跨ぐ
ように設け、該基材本体(1)を、貝柱(Y)の周囲に
押圧回転することを特徴とするホタテ貝の内臓吸引用補
助装置からなるものである。
【0007】そして、複数本の脚体(2)の先端あるい
は先端付近に、それぞれ水分、あるいはエアーを突出さ
せる穴(3)を設け、これらの噴出力により、貝殻に付
着した貝柱(Y)の周囲の外とう膜(ひもという)及び
内臓(Z)を剥離しておくものである。
は先端付近に、それぞれ水分、あるいはエアーを突出さ
せる穴(3)を設け、これらの噴出力により、貝殻に付
着した貝柱(Y)の周囲の外とう膜(ひもという)及び
内臓(Z)を剥離しておくものである。
【0008】また、基材本体(1)は、ロータリー
(4)に軸着されており、ロータリーがベルトやチェー
ン等に巻き回しされることにより回転するものであり、
脚体(2)は、シリンダーまたはスプリング(5)によ
り先端方向に向けて付勢されており、必要に応じて、穴
(3)より、水分やエアーを噴出させて、貝殻(X)に
付着した貝柱(Y)の周囲の外とう膜(ひもという)及
び内臓(Z)を剥離し易くするものである。
(4)に軸着されており、ロータリーがベルトやチェー
ン等に巻き回しされることにより回転するものであり、
脚体(2)は、シリンダーまたはスプリング(5)によ
り先端方向に向けて付勢されており、必要に応じて、穴
(3)より、水分やエアーを噴出させて、貝殻(X)に
付着した貝柱(Y)の周囲の外とう膜(ひもという)及
び内臓(Z)を剥離し易くするものである。
【0009】
【発明の効果】この発明によると、基材本体を用いて、
貝殻に付着している外とう膜(ひもという)及び内臓
を、押しつけた脚体を回転させることにより、予め剥離
しておくことができ、弱い吸引力であっても、これらを
吸引できるため、貝柱や小柱を保護することになり、ま
た、脚体の穴より水あるいはエヤーを噴出することによ
り、貝殻より剥離する際の補助や砂等の挟雑物の除去に
もなり、さらに弱い吸引力で吸引することにより、貝柱
や小柱が割れたり、千切れたりして、商品価値を低くし
たり、あるいは全く商品価値のないものとならず、極め
て有益なる効果を奏するものである。
貝殻に付着している外とう膜(ひもという)及び内臓
を、押しつけた脚体を回転させることにより、予め剥離
しておくことができ、弱い吸引力であっても、これらを
吸引できるため、貝柱や小柱を保護することになり、ま
た、脚体の穴より水あるいはエヤーを噴出することによ
り、貝殻より剥離する際の補助や砂等の挟雑物の除去に
もなり、さらに弱い吸引力で吸引することにより、貝柱
や小柱が割れたり、千切れたりして、商品価値を低くし
たり、あるいは全く商品価値のないものとならず、極め
て有益なる効果を奏するものである。
【図1】この発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】この発明の一実施例を示す説明図である。
【図3】ホタテ貝の説明図である。
1 基材本体 2 脚体 3 穴 4 ロータリー 5 シリンダーまたはスプリング X 貝殻 Y 貝柱 Z 貝柱の周囲の外とう膜及び内臓
Claims (2)
- 【請求項1】 回転可能な基材本体に、貝殻に向けて押
圧可能な複数本の脚体を、貝柱を跨ぐように設け、該基
材本体を、貝柱の周囲に押圧回転することを特徴とする
ホタテ貝の内臓吸引用補助装置。 - 【請求項2】 複数本の脚体の先端、あるいは先端付近
に、それぞれ水分、あるいはエアーを噴出させる穴を設
けたことを特徴とする請求項1記載のホタテ貝の内臓吸
引用補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304340A JP2000125758A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ホタテ貝の内臓吸引用補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10304340A JP2000125758A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ホタテ貝の内臓吸引用補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125758A true JP2000125758A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=17931840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10304340A Pending JP2000125758A (ja) | 1998-10-26 | 1998-10-26 | ホタテ貝の内臓吸引用補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000125758A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8591296B2 (en) | 2009-10-28 | 2013-11-26 | Clearwater Seafoods Limited Partnership | Mollusc processing apparatus and related methods |
KR101898686B1 (ko) * | 2017-04-04 | 2018-09-13 | 주식회사 윗휴먼 | 패류탈각장치 및 이를 이용한 패류탈각방법 |
CN115281239A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-11-04 | 壹路鲜伴(福建)食品有限公司 | 鲍鱼肉去内脏工艺及装置 |
US11974582B2 (en) | 2019-08-01 | 2024-05-07 | Clearwater Seafoods Limited Partnership | Apparatus and methods for mollusc processing |
-
1998
- 1998-10-26 JP JP10304340A patent/JP2000125758A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8591296B2 (en) | 2009-10-28 | 2013-11-26 | Clearwater Seafoods Limited Partnership | Mollusc processing apparatus and related methods |
KR101898686B1 (ko) * | 2017-04-04 | 2018-09-13 | 주식회사 윗휴먼 | 패류탈각장치 및 이를 이용한 패류탈각방법 |
US11974582B2 (en) | 2019-08-01 | 2024-05-07 | Clearwater Seafoods Limited Partnership | Apparatus and methods for mollusc processing |
CN115281239A (zh) * | 2022-07-29 | 2022-11-04 | 壹路鲜伴(福建)食品有限公司 | 鲍鱼肉去内脏工艺及装置 |
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