JP2000125327A - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

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JP2000125327A
JP2000125327A JP29208398A JP29208398A JP2000125327A JP 2000125327 A JP2000125327 A JP 2000125327A JP 29208398 A JP29208398 A JP 29208398A JP 29208398 A JP29208398 A JP 29208398A JP 2000125327 A JP2000125327 A JP 2000125327A
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JP
Japan
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caller
service
branch exchange
private branch
incoming call
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Pending
Application number
JP29208398A
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English (en)
Inventor
Eriko Asazuma
恵理子 朝妻
Hidenori Ayabe
秀則 綾部
Mitsunobu Sato
光伸 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サービス提供者及びサービス享受者等に負担を
かけていた。 【解決手段】回線からの着呼に応じて着呼番号を検出す
る呼制御部16と、回線からの着呼に応じて発信者番号
を検出する発信者番号検出部17と、着呼番号及び発信
者番号で構成する組み番号及び、この組み番号に対応す
る制御プログラムを記憶する情報記憶部18と、回線か
らの着呼に応じて、着呼番号及び発信者番号を検出する
と、この着呼番号及び発信者番号とで構成する組み番号
を認識し、この組み番号に対応した制御プログラムを情
報記憶部18から読み出し、この制御プログラムに対応
したビデオデータをビデオデータ蓄積装置12から読み
出し、このビデオデータを発信者端末に伝送させる主制
御部19とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば一般回線、
専用回線、構内電話回線等の電話回線に通信接続する構
内交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような構内交換機において
は、例えばダイヤルイン方式(以下、単にDI方式と称
する)やダイレクトダイヤルイン方式(以下、単にDID
方式と称する)を採用し、このDI方式の各DI番号毎
に、音声アナウンス等のサービス内容を予め設定記憶し
ておき、サービスを受けたいサービス享受者であるユー
ザーが、自分の受けたいDI番号に発信することで、こ
のDI番号に対応したサービス内容を受けることができ
るようにしていた。
【0003】しかしながら、近年、ユーザーの求めるサ
ービスが多岐にわたるため、これら多種のサービスをユ
ーザーに提供するのに、これらサービス内容が増えるに
連れて、DI番号の数を増やさなければならないのが実
状であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構内交換機によれば、近年、ユーザーの求めるサー
ビス内容が多岐にわたるため、これらのサービス内容を
ユーザーに提供するのに、DI番号の数を増やさなけれ
ばならず、これらサービス内容を提供するサービス提供
者(以下、単にサービスプロバイダーと称する)側に大き
な負担がかかるといった問題点があった。
【0005】さらに、上記従来の構内交換機によれば、
DI番号の数が増加するに連れて、サービス内容を受け
るユーザーに複雑なダイヤル操作等の操作負担を強い、
さらにはセキュリティの面でもガード手段としてバスワ
ードやIDコード等の入力操作によるものしかなく、サ
ービス内容を受けるユーザー(サービス享受者)にも大き
な負担をかけてしまうといった問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、サービス提供者及び
サービス享受者等の負担を大幅に軽減することができる
構内交換機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の構内交換機は、回線からの着呼に応じて着呼
番号を検出する着呼番号検出手段と、前記回線からの着
呼に応じて発信者番号を検出する発信者番号検出手段
と、前記着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号及
び、この組み番号に対応する制御データを記憶する記憶
手段と、前記着呼番号検出手段にて着呼番号及び前記発
信者番号検出手段にて発信者番号を検出すると、この着
呼番号及び発信者番号で構成する組み番号を認識し、こ
の組み番号に対応した制御データを記憶手段から読み出
し、この制御データに基づく制御動作を実行する制御手
段とを有することを特徴とする。
【0008】従って、本発明の構内交換機によれば、例
えば発信者であるサービス享受者を識別する発信者番号
及び着呼番号で構成する組み番号及び、この組み番号に
対応する対応する、例えばサービス内容に関わる制御デ
ータを予め記憶手段に記憶しておき、回線からの着呼に
応じて着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号を認
識し、この組み番号に対応した制御データを読み出し、
この制御データに基づいて制御動作を実行するようにし
たので、前記発信者であるサービス享受者は、パスワー
ドやID番号等の入力操作を行わなくても、構内交換機
側で特定のサービス享受者、すなわち契約者であること
を認識することができるセキュリティ機能を実現するこ
とができると共に、サービス享受者は、簡単な入力操作
で所望の構内交換機における制御動作、例えば所望のサ
ービス内容を得ることができる。
【0009】さらに、本発明の構内交換機によれば、こ
の発信者であるサービス享受者が求める制御データを、
従来のように制御データ及び着呼番号を一対一で対応づ
けて記憶するのではなく、着呼番号と発信者番号とを組
み合わせた組み番号に対応づけて記憶手段に記憶するよ
うにしたので、これら着呼番号及び発信者番号を組み合
わて様々なバリエーションをとることで、着呼番号を増
やさなくても、一つの着呼番号に複数の制御データを記
憶可能とし、ひいては構内交換機側、例えばサービスプ
ロバイダー側の回線負担を大幅に軽減することができ
る。
【0010】つまり、本発明の構内交換機によれば、発
信者であるサービス享受者の操作負担及び、構内交換機
側、例えばサービス提供者の回線負担を大幅に軽減する
ことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における請求項1記載の構
内交換機は、回線からの着呼に応じて着呼番号を検出す
る着呼番号検出手段と、前記回線からの着呼に応じて発
信者番号を検出する発信者番号検出手段と、前記着呼番
号及び発信者番号で構成する組み番号及び、この組み番
号に対応する制御データを記憶する記憶手段と、前記着
呼番号検出手段にて着呼番号及び前記発信者番号検出手
段にて発信者番号を検出すると、この着呼番号及び発信
者番号とで構成する組み番号を認識し、この組み番号に
対応した制御データを記憶手段から読み出し、この制御
データに基づく制御動作を実行する制御手段とを有する
ことを特徴とする。
【0012】前記着呼番号検出手段は、例えば発信者で
あるサービス享受者の端末からの着呼に応じて、この発
信者端末の着信対象端末の電話番号(着呼番号)を検出
する、例えば呼制御部に相当するものである。
【0013】前記発信者番号検出手段は、例えばサービ
ス享受者の端末からの着呼に応じて、一般的な発信者番
号サービスを利用して、この端末の電話番号(発信者番
号)を検出する、例えば発信者番号検出部に相当するも
のである。
【0014】前記記憶手段は、前記着呼番号及び発信者
番号で構成する組み番号及び、この組み番号に対応する
制御データを記憶する、例えば情報記憶部に相当するも
のである。
【0015】前記制御データは、例えば特定のサービス
を提供するサ−ビスプロバイダーと、その契約者、すな
わちサービス享受者との間で取り交わされた契約に応じ
たサ−ビス内容を自動的に選択してサ−ビスを提供する
制御プログラムに相当するものである。
【0016】前記制御手段は、前記着呼番号検出手段に
て着呼番号及び発信者番号検出手段にて発信者番号を検
出すると、この着呼番号及び発信者番号で構成する組み
番号を認識し、この組む番号に対応した制御データを記
憶手段から読み出し、この制御データに基づく制御動作
を実行する、例えば主制御部に相当するものである。
【0017】尚、前記制御手段においては、回線の着呼
に応じて、この着呼に関わる組み番号と、記憶手段に記
憶中の組み番号とを照合することで、これら組み番号が
合致した場合には契約者である特定のサービス享受者か
らの着呼と判断することができる。
【0018】ここでは、組み番号での照合を行うように
したが、この組み番号に含まれる着呼番号での照合とし
ても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0019】従って、本発明における請求項1記載の構
内交換機によれば、例えば発信者であるサービス享受者
を識別する発信者番号及び着呼番号で構成する組み番号
及び、この組み番号に対応する対応する、例えばサービ
ス内容に関わる制御データを予め記憶手段に記憶してお
き、回線からの着呼に応じて着呼番号及び発信者番号で
構成する組み番号を認識し、この組み番号に対応した制
御データを読み出し、この制御データに基づいて制御動
作を実行するようにしたので、前記発信者であるサービ
ス享受者は、パスワードやID番号等の入力操作を行わ
なくても、構内交換機側で特定のサービス享受者、すな
わち契約者であることを認識することができるセキュリ
ティ機能を実現することができると共に、サービス享受
者は簡単な入力操作で所望の構内交換機における制御動
作、例えば所望のサービス内容を得ることができる。
【0020】さらに、本発明における請求項1記載の構
内交換機によれば、この発信者であるサービス享受者が
求める制御データを、従来のように制御データ及び着呼
番号を一対一で対応づけて記憶するのではなく、着呼番
号と発信者番号とを組み合わせた組み番号に対応づけて
記憶手段に記憶するようにしたので、これら着呼番号及
び発信者番号を組み合わせて様々なバリエーションをと
ることで、着呼番号を増やさなくても、一つの着呼番号
に複数の制御データを記憶可能とし、ひいては構内交換
機側、例えばサービスプロバイダー側の回線負担を大幅
に軽減することができる。
【0021】また、本発明における請求項2記載の構内
交換機は、上記請求項1記載の構成に加えて、前記構内
交換機は、各制御データに対応したサービスデータを夫
々記憶するサービスデータ記憶装置と構内接続し、前記
制御手段は、前記記憶手段から読み出された制御データ
に基づいて、この制御データに対応するサービスデータ
をサービスデータ記憶装置から読み出し、このサービス
データを発信者側に伝送することを特徴とする。
【0022】前記サービスデータ記憶装置は、各制御デ
ータに対応したサービスデータを夫々記憶する、例えば
音声アナウンス等の音声データを記憶する音声蓄積装置
やビデオデータ等の画像データを記憶するビデオデータ
蓄積装置等に相当するものである。
【0023】さらに、このサービスデータ記憶装置は、
構内交換機に構内接続されているものとする。
【0024】従って、本発明における請求項2記載の構
内交換機によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、
各制御データに対応したサービスデータを夫々記憶する
サービスデータ記憶装置と構内接続し、記憶手段から読
み出された制御データに基づいて、この制御データに対
応するサービスデータをサービスデータ記憶装置から読
み出し、このサービスデータを発信者側に伝送するよう
にしたので、このサービスデータを享受される発信者で
あるサービス享受者は、この組み番号に対応した制御デ
ータに基づく動作によって、この制御データに対応する
サービスデータを受けることができ、その操作負担を大
幅に軽減することができると共に、さらに、このサービ
スデータを提供するサービス提供者側は、着呼番号(回
線)の数を増やさなくても、発信者番号及び着呼番号の
組み合わせで制御データに対応するサービスデータの数
を増やすことができ、その回線負担を大幅に軽減するこ
とができる。
【0025】また、本発明における請求項3記載の構内
交換機は、回線からの着呼に応じて着呼番号を検出する
着呼番号検出手段と、前記回線からの着呼に応じて発信
者番号を検出する発信者番号検出手段と、前記着呼番号
及び発信者番号で構成する組み番号及び、この組み番号
に対応するサービスデータを記憶するサービスデータ記
憶手段と、前記着呼番号検出手段にて着呼番号及び前記
発信者番号検出手段にて発信者番号を検出すると、この
着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号を認識し、
この組み番号に対応したサービスデータをサービスデー
タ記憶手段から読み出し、このサービスデータを発信者
側に伝送する制御手段とを有することを特徴とする。
【0026】前記着呼番号検出手段とは、サービス享受
者の端末による回線からの着呼に応じて着呼番号を検出
する、例えば呼制御部に相当するものである。
【0027】前記発信者番号検出手段とは、サービス享
受者の端末による回線からの着呼に応じて発信者番号を
検出する発信者番号検出部に相当するものである。
【0028】前記サービスデータ記憶手段は、前記着呼
番号及び発信者番号で構成する組み番号及び、この組み
番号に対応するサービスデータ、例えばビデオデータや
音声アナウンス等の音声データを記憶する部位に相当す
るものであり、前記構内交換機に内蔵されているものと
する。
【0029】このサービスデータは、例えば特定のサー
ビスを提供するサ−ビスプロバイダーと、その契約者、
すなわちサービス享受者との間で取り交わされた契約に
応じたデータに相当するものである。
【0030】前記制御手段は、前記着呼番号検出手段に
て着呼番号及び前記発信者番号検出手段にて発信者番号
を検出すると、この着呼番号及び発信者番号で構成する
組み番号を認識し、この組み番号に対応したサービスデ
ータをサービスデータ記憶手段から読み出し、このサー
ビスデータを発信者側に伝送する、例えば主制御部に相
当するものである。
【0031】従って、本発明における請求項3記載の構
内交換機によれば、発信者であるサービス享受者を識別
する発信者番号及び着呼番号で構成する組み番号及び、
この組み番号に対応する対応する、例えばサービスデー
タを予め記憶手段に記憶しておき、回線からの着呼に応
じて着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号を認識
し、この組み番号に対応したサービスデータを読み出
し、このサービスデータを発信者側に伝送するようにし
たので、前記発信者であるサービス享受者は、パスワー
ドやID番号等の入力操作を行わなくても、構内交換機
側で特定のサービス享受者、すなわち契約者であること
を認識することができるセキュリティ機能を実現するこ
とができると共に、サービス享受者は、簡単な入力操作
で所望のサービスデータを取得することができる。
【0032】さらに、本発明における請求項3記載の構
内交換機によれば、この発信者であるサービス享受者が
求めるサービスデータを、従来のようにサービスデータ
及び着呼番号を一対一で対応づけて記憶するのではな
く、着呼番号と発信者番号とを組み合わせた組み番号に
対応づけて記憶手段に記憶するようにしたので、これら
着呼番号及び発信者番号を組み合わせて様々なバリエー
ションをとることで、着呼番号を増やさなくても、一つ
の着呼番号に複数のサービスデータを記憶可能とし、ひ
いては構内交換機側、例えばサービスプロバイダー側の
回線負担を大幅に軽減することができる。
【0033】また、本発明における請求項4記載の構内
交換機は、上記請求項2又は3記載の構成に加えて、前
記サービスデータは、画像データであることを特徴とす
る。
【0034】前記画像データとは、例えばビデオデータ
に相当するものである。
【0035】従って、本発明における請求項4記載の構
内交換機によれば、上記請求項2又は3記載の効果に加
えて、前記記憶手段に記憶したサービスデータを画像デ
ータとしたので、サービスプロバイダーに対しては様々
な画像データを提供するための回線負担を大幅に軽減す
ると共に、サービス享受者に対しては様々な画像データ
を享受するための操作負担を大幅に軽減することができ
る。
【0036】また、本発明における請求項5記載の構内
交換機は、上記請求項2又は3記載の構成に加えて、前
記サービスデータは、音声データであることを特徴とす
る。
【0037】前記音声データとは、例えば音声アナウン
ス等に相当するものである。
【0038】従って、本発明における請求項5記載の構
内交換機によれば、上記請求項2又は3記載の効果に加
えて、前記記憶手段に記憶したサービスデータを音声デ
ータとしたので、サービスプロバイダーに対しては様々
な音声データを提供するための回線負担を大幅に軽減す
ると共に、サービス享受者に対しては様々な画像データ
を享受するための操作負担を大幅に軽減することができ
る。
【0039】また、本発明における請求項6記載の構内
交換機は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の構成
に加えて、ダイヤルイン方式を採用したことを特徴とす
る。
【0040】このダイヤルイン方式とは、いわゆるDI
方式と呼ばれる局線着信応答方式である。
【0041】従って、本発明における請求項6記載の構
内交換機によれば、上記請求項1、2、3、4又は5記
載の効果に加えて、ダイヤルイン方式を採用するように
したので、DID方式に比較して、発信者であるサービ
ス享受者による着呼番号(DI番号)の入力に伴う操作
性を著しく良好にすることができる。
【0042】また、本発明における請求項7記載の構内
交換機は、上記請求項1、2、3、4又は5記載の構成
に加えて、ダイレクトインダイヤル方式を採用したこと
を特徴とする。
【0043】このダイレクトインダイヤル方式とは、い
わゆるDID方式と呼ばれる局線着信応答方式である。
【0044】従って、本発明における請求項7記載の構
内交換機によれば、上記請求項1、2、3、4又は5記
載の効果に加えて、ダイレクトインダイヤル方式を採用
するようにしたので、DI方式と比較して、発信者であ
るサービス享受者による着呼番号(DID番号)の入力
に伴う操作性に若干の難はあるが、サービスプロバイダ
ーにとっては、DI番号のような回線契約コストが少な
くなって、コストパフォ−マンスに優れたシステムを提
供することができる。
【0045】つまり、本発明の構内交換機によれば、サ
ービス提供者はサービスの数だけ着呼番号を持つ必要が
なく、多種のサービスの中からそのユーザーと契約した
サービスのみを提供すれば良く、この場合には、同一の
DI番号(着呼番号)であっても、別の発信者番号を有す
るユーザーに対しては全く異なるサービスを提供するこ
とができ、サービス提供者のコストメリットは飛躍的に
増大する。
【0046】また、着呼番号と発信者番号との照合で、
契約者である発信者を特定することができるので、パス
ワ−ド等の入力操作を行わなくても、セキュリティ機能
が得られる。
【0047】以下、図面に基づいて本発明の構内交換機
における実施の形態について説明する。 (実施の形態1)図1は第1の実施の形態を示すビデオ
オンデマンドシステム内部の概略構成を示すブロック図
である。
【0048】図1に示すビデオオンデマンドシステム1
0は、サービス享受者である契約者の発信者端末と通信
接続する契約回線11と、様々なサービスデータとして
のビデオデータを蓄積するビデオデータ蓄積装置12
と、必要に応じて発信者端末のユーザーが、このサービ
スプロバイダーとの通話等を可能にした電話機13と、
このビデオデータ蓄積装置12、電話機13及び契約回
線11等と交換接続する構内交換機14とを有してい
る。
【0049】この構内交換機14は、前記ビデオデータ
蓄積装置12を制御するビデオデータ蓄積制御部15
と、このビデオデータ蓄積制御部15、電話機13及び
契約回線11との通信接続を制御する呼制御部16と、
契約回線11を介して発信者端末からの着呼に応じて、
この着呼信号に含まれる発信者番号を検出する発信者番
号検出部17と、このサービスプロバイダーに関わる着
呼番号及び発信者番号で構成する組み番号及び、この組
み番号に対応した制御プログラムを記憶した情報記憶部
18と、この構内交換機14全体を制御する主制御部1
9とを有している。尚、この構内交換機14は、DI方
式を採用しているものとする。
【0050】また、前記ビデオデータ蓄積装置12に
は、例えばサービスプロバイダーが所有する300本の
ビデオデータが記憶されているものとする。
【0051】では、次に、この第1の実施の形態に示す
ビデオオンデマンドシステム10の動作について説明す
る。
【0052】例えば1本の契約回線11に対し、5種類
のDI番号(aa−aaaa,bb−bbbb,cc−
cccc,dd−dddd,ee−eeee)を有する
とした場合に、ユーザーAがaa−aaaaの着呼番号
に対し、このサービスプロバイダーとの間でビデオデー
タの番組視聴契約を結んだものとする。
【0053】このような番組視聴契約を結ぶと、このサ
ービスプロバイダーは、このユーザーの発信者端末であ
る発信者番号と、aa−aaaaの着呼番号とを組み合
わせることで構成した組み番号と、この組み番号に対応
づけて、ビデオデータ蓄積装置12に記憶中のビデオデ
ータXをユーザーAの発信者端末にダウンロードさせる
制御プログラムとを情報記憶部18に記憶させる。
【0054】これにより、ユーザーAは、自宅からaa
−aaaaの着呼番号にダイヤル操作すると、ユーザー
Aの発信者番号とaa−aaaaの着呼番号とで構成す
る組み番号が情報記憶部18に記憶中の組み番号と合致
すると、このビデオデータXを契約回線11からダウン
ロードすることができる。
【0055】では、このユーザーAがビデオオンデマン
ドシステム10からビデオデータXを取得するまでのシ
ステム動作について説明する。
【0056】ユーザーAの発信者端末は、契約回線11
内のaa−aaaaへの着呼番号に対するダイヤル操作
すると、この契約回線11内の着呼番号に着呼を行う。
【0057】前記構内交換機14の呼制御部16は、こ
の着呼を検出すると、前記発信者番号検出部17に発信
者端末の発信者番号を検出させる。
【0058】ここで、主制御部19は、この着呼番号
(aa−aaaa)と、この発信者番号とで組み番号を
認識し、この組み番号と合致する組み番号が情報記憶部
18内にあるか否かを判定し、この合致した組み番号が
あれば、この組み番号に対応したビデオデータXをビデ
オデータ蓄積装置12から読み出すように呼制御部16
及びビデオデータ蓄積制御部15を制御する。
【0059】前記呼制御部16は、構内接続されたビデ
オデータ蓄積装置12と呼接続する。そして、ビデオデ
ータ蓄積制御部15は、この組み番号に対応したビデオ
データXをビデオデータ蓄積装置12から読み出し、こ
のビデオデータXを契約回線11を介して発信者端末に
ダウンロードする。
【0060】また、このユーザーAが他のビデオデータ
のDI番号(着呼番号)で契約した場合には、このユー
ザーAは、この発信者番号及びDI番号(着呼番号)で
組み合わされた組み番号に対応するビデオデータをダウ
ンロードすることができる。
【0061】また、ユーザーBがaa−aaaaという
DI番号に対し、ビデオデータZの番組視聴契約をした
場合においては、サービスプロバイダーは、このDI番
号及びユーザーBの発信者番号を組み合わせた組み番号
と、この組み番号に対応づけて、ビデオデータ蓄積装置
12に記憶中のビデオデータZをユーザーBの発信者端
末にダウンロードさせる制御プログラムとを情報記憶部
18に記憶させる。
【0062】このように情報記憶部18を設定すること
で、ユーザーBから着呼番号(aa−aaaa)にダイ
ヤル操作することで、ユーザーBの発信者端末は、ビデ
オデータZをダウンロードすることができる。
【0063】つまり、従来のような着呼番号及び制御プ
ログラムといったように一対一に記憶するのではなく、
一個の着呼番号に複数の制御プログラムを記憶可能とし
ている。
【0064】さらにユーザーからのダイヤル操作等の手
段をとることでaa−aaaaという1つのDI番号に
さらに複数のメニュー選択肢を設けることもできる。
【0065】従って、この第1の実施の形態に示すビデ
オオンデマンドシステム10によれば、発信者であるサ
ービス享受者を識別する発信者番号及び着呼番号で構成
する組み番号及び、この組み番号に対応する対応する制
御プログラムを予め情報記憶部18に記憶しておき、契
約回線11からの着呼に応じて着呼番号及び発信者番号
で構成する組み番号を認識し、この組み番号に対応した
制御プログラムを読み出し、この制御プログラムに対応
したビデオデータをビデオデータ蓄積装置12から読み
出し、このビデオデータを発信者端末に伝送するように
したので、前記発信者であるサービス享受者は、パスワ
ードやID番号等の入力操作を行わなくても、構内交換
機14側で特定のサービス享受者、すなわち契約者であ
ることを認識することができるセキュリティ機能を実現
することができると共に、サービス享受者は、契約した
着呼番号を入力するだけで、契約した所望のビデオデー
タを取得することができる。
【0066】また、このビデオオンデマンドシステム1
0によれば、この発信者であるサービス享受者が求める
ビデオデータに関わる制御プログラムを、従来のように
ビデオデータ及び着呼番号を一対一で対応づけて記憶す
るのではなく、着呼番号と発信者番号とを組み合わせた
組み番号に対応づけて情報記憶部18に記憶するように
したので、これら着呼番号及び発信者番号を組み合わせ
て様々なバリエーションをとることで、着呼番号を増や
さなくても、一つの着呼番号に複数の制御プログラムを
記憶可能とし、ひいてはサービスプロバイダー側の回線
負担を大幅に軽減することができる。
【0067】つまり、このビデオオンデマンドシステム
10によれば、少ない電話回線とDI番号で多種のサー
ビスをユーザーに供給することができ、同一番号に電話
をしてもユーザー毎に個人的なサービスを供給すること
ができ、同一番号に電話をしてもユーザー毎にパーソナ
ルなサービスを供給できるという優れた効果が得られ
る。
【0068】つまり、このビデオオンデマンドシステム
10によれば、発信者番号と着呼番号との組み合わせに
対し、サービス内容を設定できる情報記憶部18、及び
主制御部19を設けることにより、サービスプロバイダ
ー側は少ない経営資源を有効に活用でき、ユーザーにと
っては多くの選択肢の中からパーソナルなサービスを簡
単に受けることができるとも言える。
【0069】尚、上記第1の実施の形態に示すビデオオ
ンデマンドシステム10においては、ビデオデータ蓄積
装置12を構内交換機14に構内接続(外付接続)するよ
うにしたが、構内交換機14内部にビデオデータ蓄積装
置12を内蔵させるようにしても良く、この場合にも同
様の効果が得られることは言うまでもない。
【0070】また、上記実施の形態においては、DI方
式を採用して説明したが、DID方式を採用するように
して良く、この場合には、DI方式に比較して、契約回
線のコストを低減することで、そのコストパフォーマン
スを著しく良好にすることができる。 (実施の形態2)では、次に本発明の構内交換機14に
おける実施の形態を示す音声サービスシステム30につ
いて説明する。図2は本発明における第2の実施の形態
に示す音声サービスシステム30内部の概略構成を示す
ブロック図である。
【0071】図2に示す音声サービスシステム30は、
サービス享受者である契約者の発信者端末と通信接続す
る契約回線31と、様々なサービスデータとしての音声
アナウンス等の音声データを蓄積する音声蓄積装置32
と、必要に応じて発信者端末のユーザーが、このサービ
スプロバイダーとの通話等を可能にした電話機33と、
この音声蓄積装置32、電話機33及び契約回線31等
と交換接続する構内交換機34とを有している。
【0072】この構内交換機34は、前記音声蓄積装置
32を制御する音声蓄積制御部35と、この音声蓄積制
御部35、電話機33及び契約回線31との通信接続を
制御する呼制御部36と、契約回線31を介して発信者
端末からの着呼に応じて、この着呼信号に含まれる発信
者番号を検出する発信者番号検出部37と、このサービ
スプロバイダーに関わる着呼番号及び発信者番号で構成
する組み番号及び、この組み番号に対応した制御プログ
ラムを記憶した情報記憶部38と、この構内交換機34
全体を制御する主制御部39とを有している。尚、この
構内交換機34は、DI方式を採用しているものとす
る。
【0073】また、前記音声蓄積装置32には、例えば
サービスプロバイダーが所有する300ボックス分の音
声データが記憶されているものとする。
【0074】では、次に、この第2の実施の形態に示す
音声サービスシステム30の動作について説明する。
【0075】例えば1本の契約回線31に対し、5種類
のDI番号(aa−aaaa,bb−bbbb,cc−
cccc,dd−dddd,ee−eeee)を有する
とした場合に、ユーザーAがaa−aaaaの着呼番号
に対し、このサービスプロバイダーとの間で音声データ
の受聴契約を結んだものとする。
【0076】このような受聴契約を結ぶと、このサービ
スプロバイダーは、このユーザーの発信者端末である発
信者番号と、aa−aaaaの着呼番号とを組み合わせ
ることで構成した組み番号と、この組み番号に対応づけ
て、音声蓄積装置32に記憶中の音声データXをユーザ
ーAの発信者端末に伝送させる制御プログラムとを情報
記憶部38に記憶させる。
【0077】これにより、ユーザーAは、自宅からaa
−aaaaの着呼番号にダイヤル操作すると、ユーザー
Aの発信者番号とaa−aaaaの着呼番号とで構成す
る組み番号が情報記憶部38に記憶中の組み番号と合致
すると、この音声データXを契約回線31から受聴する
ことができる。
【0078】では、このユーザーAが音声サービスシス
テム30から音声データXを取得するまでのシステム動
作について説明する。
【0079】ユーザーAの発信者端末は、契約回線31
内のaa−aaaaへの着呼番号に対するダイヤル操作
すると、この契約回線31内の着呼番号に着呼を行う。
【0080】前記構内交換機34の呼制御部36は、こ
の着呼を検出すると、前記発信者番号検出部37に発信
者端末の発信者番号を検出させる。
【0081】ここで、主制御部39は、この着呼番号
(aa−aaaa)と、この発信者番号とで組み番号を
認識し、この組み番号と合致する組み番号が情報記憶部
38内にあるか否かを判定し、この合致した組み番号が
あれば、この組み番号に対応した音声データXを音声蓄
積装置32から読み出すように呼制御部36及び音声蓄
積制御部35を制御する。
【0082】前記呼制御部36は、構内接続された音声
蓄積装置32と呼接続する。そして、音声蓄積制御部3
5は、この組み番号に対応した音声データXを音声蓄積
装置32から読み出し、この音声データXを契約回線3
1を介して発信者端末に伝送する。
【0083】また、このユーザーAが他の音声データの
DI番号(着呼番号)で契約した場合には、このユーザ
ーAは、この発信者番号及びDI番号(着呼番号)で組
み合わされた組み番号に対応する音声データを受聴する
ことができる。
【0084】また、ユーザーBがaa−aaaaという
DI番号に対し、音声データZの受聴契約をした場合に
おいては、サービスプロバイダーは、このDI番号及び
ユーザーBの発信者番号を組み合わせた組み番号と、こ
の組み番号に対応づけて、音声蓄積装置32に記憶中の
音声データZをユーザーBの発信者端末に伝送させる制
御プログラムとを情報記憶部38に記憶させる。
【0085】このように情報記憶部38を設定すること
で、ユーザーBから着呼番号(aa−aaaa)にダイ
ヤル操作することで、ユーザーBの発信者端末は、音声
データZを取得することができる。
【0086】つまり、従来のような着呼番号及び制御プ
ログラムといったように一対一に記憶するのではなく、
一個の着呼番号に複数の制御プログラムを記憶可能とし
ている。
【0087】さらにユーザーからのダイヤル操作等の手
段をとることでaa−aaaaという1つのDI番号に
さらに複数のメニュー選択肢を設けることもできる。
【0088】従って、この第2の実施の形態に示す音声
サービスシステム30によれば、発信者であるサービス
享受者を識別する発信者番号及び着呼番号で構成する組
み番号及び、この組み番号に対応する対応する制御プロ
グラムを予め情報記憶部38に記憶しておき、契約回線
31からの着呼に応じて着呼番号及び発信者番号で構成
する組み番号を認識し、この組み番号に対応した制御プ
ログラムを読み出し、この制御プログラムに対応した音
声データを音声蓄積装置32から読み出し、この音声デ
ータを発信者端末に伝送するようにしたので、前記発信
者であるサービス享受者は、パスワードやID番号等の
入力操作を行わなくても、構内交換機34側で特定のサ
ービス享受者、すなわち契約者であることを認識するこ
とができるセキュリティ機能を実現することができると
共に、サービス享受者は、契約した着呼番号を入力する
だけで、契約した所望の音声データを取得することがで
きる。
【0089】また、この音声サービスシステム30によ
れば、この発信者であるサービス享受者が求める音声デ
ータに関わる制御プログラムを、従来のように音声デー
タ及び着呼番号を一対一で対応づけて記憶するのではな
く、着呼番号と発信者番号とを組み合わせた組み番号に
対応づけて情報記憶部38に記憶するようにしたので、
これら着呼番号及び発信者番号を組み合わせて様々なバ
リエーションをとることで、着呼番号を増やさなくて
も、一つの着呼番号に複数の制御プログラムを記憶可能
とし、ひいてはサービスプロバイダー側の回線負担を大
幅に軽減することができる。
【0090】つまり、この音声サービスシステム30に
よれば、少ない電話回線とDI番号で多種のサービスを
ユーザーに供給することができ、同一番号に電話をして
もユーザー毎に個人的なサービスを供給することがで
き、同一番号に電話をしてもユーザー毎にパーソナルな
サービスを供給できるという優れた効果が得られる。
【0091】つまり、この音声サービスシステム30に
よれば、発信者番号と着呼番号との組み合わせに対し、
サービス内容を設定できる情報記憶部38、及び主制御
部39を設けることにより、サービスプロバイダー側は
少ない経営資源を有効に活用でき、ユーザーにとっては
多くの選択肢の中からパーソナルなサービスを簡単に受
けることができるとも言える。
【0092】尚、上記第2の実施の形態に示す音声サー
ビスシステム30においては、音声蓄積装置32を構内
交換機34に構内接続(外付接続)するようにしたが、構
内交換機34内部に音声蓄積装置32を内蔵させるよう
にしても良く、この場合にも同様の効果が得られること
は言うまでもない。
【0093】また、上記実施の形態においては、DI方
式を採用して説明したが、DID方式を採用するように
して良く、この場合には、DI方式に比較して、契約回
線のコストを低減することで、そのコストパフォーマン
スを著しく良好にすることができる。
【0094】
【発明の効果】上記のように構成された本発明における
請求項1記載の構内交換機によれば、例えば発信者であ
るサービス享受者を識別する発信者番号及び着呼番号で
構成する組み番号及び、この組み番号に対応する対応す
る、例えばサービス内容に関わる制御データを予め記憶
手段に記憶しておき、回線からの着呼に応じて着呼番号
及び発信者番号で構成する組み番号を認識し、この組み
番号に対応した制御データを読み出し、この制御データ
に基づいて制御動作を実行するようにしたので、前記発
信者であるサービス享受者は、パスワードやID番号等
の入力操作を行わなくても、構内交換機側で特定のサー
ビス享受者、すなわち契約者であることを認識すること
ができるセキュリティ機能を実現することができると共
に、サービス享受者は簡単な入力操作で所望の構内交換
機における制御動作、例えば所望のサービス内容を得る
ことができる。
【0095】さらに、本発明における請求項1記載の構
内交換機によれば、この発信者であるサービス享受者が
求める制御データを、従来のように制御データ及び着呼
番号を一対一で対応づけて記憶するのではなく、着呼番
号と発信者番号とを組み合わせた組み番号に対応づけて
記憶手段に記憶するようにしたので、これら着呼番号及
び発信者番号を組み合わせて様々なバリエーションをと
ることで、着呼番号を増やさなくても、一つの着呼番号
に複数の制御データを記憶可能とし、ひいては構内交換
機側、例えばサービスプロバイダー側の回線負担を大幅
に軽減することができる。
【0096】また、本発明における請求項2記載の構内
交換機によれば、上記請求項1記載の効果に加えて、各
制御データに対応したサービスデータを夫々記憶するサ
ービスデータ記憶装置と構内接続し、記憶手段から読み
出された制御データに基づいて、この制御データに対応
するサービスデータをサービスデータ記憶装置から読み
出し、このサービスデータを発信者側に伝送するように
したので、このサービスデータを享受される発信者であ
るサービス享受者は、この組み番号に対応した制御デー
タに基づく動作によって、この制御データに対応するサ
ービスデータを受けることができ、その操作負担を大幅
に軽減することができると共に、さらに、このサービス
データを提供するサービス提供者側は、着呼番号(回
線)の数を増やさなくても、発信者番号及び着呼番号の
組み合わせで制御データに対応するサービスデータの数
を増やすことができ、その回線負担を大幅に軽減するこ
とができる。
【0097】また、本発明における請求項3記載の構内
交換機によれば、発信者であるサービス享受者を識別す
る発信者番号及び着呼番号で構成する組み番号及び、こ
の組み番号に対応する対応する、例えばサービスデータ
を予め記憶手段に記憶しておき、回線からの着呼に応じ
て着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号を認識
し、この組み番号に対応したサービスデータを読み出
し、このサービスデータを発信者側に伝送するようにし
たので、前記発信者であるサービス享受者は、パスワー
ドやID番号等の入力操作を行わなくても、構内交換機
側で特定のサービス享受者、すなわち契約者であること
を認識することができるセキュリティ機能を実現するこ
とができると共に、サービス享受者は、簡単な入力操作
で所望のサービスデータを取得することができる。
【0098】さらに、本発明における請求項3記載の構
内交換機によれば、この発信者であるサービス享受者が
求めるサービスデータを、従来のようにサービスデータ
及び着呼番号を一対一で対応づけて記憶するのではな
く、着呼番号と発信者番号とを組み合わせた組み番号に
対応づけて記憶手段に記憶するようにしたので、これら
着呼番号及び発信者番号を組み合わせて様々なバリエー
ションをとることで、着呼番号を増やさなくても、一つ
の着呼番号に複数のサービスデータを記憶可能とし、ひ
いては構内交換機側、例えばサービスプロバイダー側の
回線負担を大幅に軽減することができる。
【0099】また、本発明における請求項4記載の構内
交換機によれば、上記請求項2又は3記載の効果に加え
て、前記記憶手段に記憶したサービスデータを画像デー
タとしたので、サービスプロバイダーに対しては様々な
画像データを提供するための回線負担を大幅に軽減する
と共に、サービス享受者に対しては様々な画像データを
享受するための操作負担を大幅に軽減することができ
る。
【0100】また、本発明における請求項5記載の構内
交換機によれば、上記請求項2又は3記載の効果に加え
て、前記記憶手段に記憶したサービスデータを音声デー
タとしたので、サービスプロバイダーに対しては様々な
音声データを提供するための回線負担を大幅に軽減する
と共に、サービス享受者に対しては様々な画像データを
享受するための操作負担を大幅に軽減することができ
る。
【0101】また、本発明における請求項6記載の構内
交換機によれば、上記請求項1、2、3、4又は5記載
の効果に加えて、ダイヤルイン方式を採用するようにし
たので、DID方式に比較して、発信者であるサービス
享受者による着呼番号(DI番号)の入力に伴う操作性
を著しく良好にすることができる。
【0102】また、本発明における請求項7記載の構内
交換機によれば、上記請求項1、2、3、4又は5記載
の効果に加えて、ダイレクトインダイヤル方式を採用す
るようにしたので、DI方式と比較して、発信者である
サービス享受者による着呼番号(DID番号)の入力に
伴う操作性に若干の難はあるが、サービスプロバイダー
にとっては、DI番号のような回線契約コストが少なく
なって、コストパフォ−マンスに優れたシステムを提供
することができる。
【0103】つまり、本発明の構内交換機によれば、サ
ービス提供者はサービスの数だけ着呼番号を持つ必要が
なく、多種のサービスの中からそのユーザーと契約した
サービスのみを提供すれば良く、この場合には、同一の
DI番号(着呼番号)であっても、別の発信者番号を有す
るユーザーに対しては全く異なるサービスを提供するこ
とができ、サービス提供者のコストメリットは飛躍的に
増大する。
【0104】また、着呼番号と発信者番号との照合で、
契約者である発信者を特定することができるので、パス
ワ−ド等の入力操作を行わなくても、セキュリティ機能
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換機における第1の実施の形態
を示すビデオオンデマンドシステム内部の概略構成を示
すブロック図
【図2】本発明の構内交換機における第2の実施の形態
を示す音声アナウンスシステム内部の概略構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
10 ビデオオンデマンドシステム 11 契約回線 12 ビデオデータ蓄積装置(サービスデータ記憶手
段) 14 構内交換機 15 ビデオデータ蓄積制御部(制御手段) 16 呼制御部(着呼番号検出手段) 17 発信者番号検出部(発信者番号検出手段) 18 情報記憶部(記憶手段) 19 主制御部(制御手段) 30 音声サービスシステム 31 契約回線 32 音声蓄積装置(サービスデータ記憶手段) 34 構内交換機 35 音声蓄積制御部(制御手段) 36 呼制御部(着呼番号検出手段) 37 発信者番号検出部(発信者番号検出手段) 38 情報記憶部(記憶手段) 39 主制御部(制御手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 3/545 H04Q 3/545 (72)発明者 佐藤 光伸 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA76 AA77 BB04 BB07 CC10 DD01 DD04 EE01 FF04 FF06 GG01 GG03 5K026 AA03 AA23 BB04 BB08 CC07 EE05 FF02 FF03 FF19 GG03 HH02 HH12 LL07 5K049 AA16 BB04 BB10 CC07 CC11 EE04 EE15 FF01 FF12 FF32 GG12 GG17 KK02 KK11 KK13 5K101 KK18 MM02 MM04 MM06 MM07 NN02 NN21 PP03 RR22 TT01 UU18 9A001 CC07 DZ13 JJ20 KZ60 LL03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線からの着呼に応じて着呼番号を検出
    する着呼番号検出手段と、 前記回線からの着呼に応じて発信者番号を検出する発信
    者番号検出手段と、 前記着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号及び、
    この組み番号に対応する制御データを記憶する記憶手段
    と、 前記着呼番号検出手段にて着呼番号及び前記発信者番号
    検出手段にて発信者番号を検出すると、この着呼番号及
    び発信者番号とで構成する組み番号を認識し、この組み
    番号に対応した制御データを記憶手段から読み出し、こ
    の制御データに基づく制御動作を実行する制御手段とを
    有することを特徴とする構内交換機。
  2. 【請求項2】 前記構内交換機は、各制御データに対応
    したサービスデータを夫々記憶するサービスデータ記憶
    装置と構内接続し、 前記制御手段は、前記記憶手段から読み出された制御デ
    ータに基づいて、この制御データに対応するサービスデ
    ータをサービスデータ記憶装置から読み出し、このサー
    ビスデータを発信者側に伝送することを特徴とする請求
    項1記載の構内交換機。
  3. 【請求項3】 回線からの着呼に応じて着呼番号を検出
    する着呼番号検出手段と、 前記回線からの着呼に応じて発信者番号を検出する発信
    者番号検出手段と、 前記着呼番号及び発信者番号で構成する組み番号及び、
    この組み番号に対応するサービスデータを記憶するサー
    ビスデータ記憶手段と、 前記着呼番号検出手段にて着呼番号及び前記発信者番号
    検出手段にて発信者番号を検出すると、この着呼番号及
    び発信者番号で構成する組み番号を認識し、この組み番
    号に対応したサービスデータをサービスデータ記憶手段
    から読み出し、このサービスデータを発信者側に伝送す
    る制御手段とを有することを特徴とする構内交換機。
  4. 【請求項4】 前記サービスデータは、画像データであ
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の構内交換機。
  5. 【請求項5】 前記サービスデータは、音声データであ
    ることを特徴とする請求項2又は3記載の構内交換機。
  6. 【請求項6】 ダイヤルイン方式を採用したことを特徴
    とする請求項1、2、3、4又は5記載の構内交換機。
  7. 【請求項7】 ダイレクトインダイヤル方式を採用した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の構
    内交換機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006067463A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Hitachi Communication Technologies Ltd 音声応答システムおよび音声応答装置のシナリオ応答方法
JP2008547349A (ja) * 2005-06-28 2008-12-25 コール ゲート カンパニー リミテッド 移動交換機の呼分離および制御によるデータ通信システムおよび方法

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