JP2000124946A - 電子メールサーバ・クライアントシステム - Google Patents

電子メールサーバ・クライアントシステム

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JP2000124946A
JP2000124946A JP10313960A JP31396098A JP2000124946A JP 2000124946 A JP2000124946 A JP 2000124946A JP 10313960 A JP10313960 A JP 10313960A JP 31396098 A JP31396098 A JP 31396098A JP 2000124946 A JP2000124946 A JP 2000124946A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子メール受信サーバの障害時にも電子メー
ルの送受信が行なえ、かつ既に読み出した電子メールを
重複して読み出される不具合を解消した電子メール受信
サーバ・クライアントシステムを提供する。 【解決手段】 主電子メール受信サーバ30と副電子メ
ール受信サーバ40を備え、主副電子メール受信サーバ
が、受信した電子メールの複写を他方の電子メール受信
サーバに転送するメール転送手段31、41と、電子メ
ールクライアントによって読み出された電子メールにつ
いて、他方の電子メール受信サーバ上の複写を消去する
メール消去手段32、42を備え、利用可能な一方の電
子メール受信サーバに電子メールを送信し、電子メール
を受信した一方の電子メール受信サーバのメール転送手
段が、受信した電子メールの複写を他方の電子メール受
信サーバへ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに関し、特に、電子メール受信サーバが電子メールを
一括受信し、電子メールクライアントに配送する構成の
電子メールサーバ・クライアントシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メールのシステムである1台
の電子メール受信サーバが電子メールを一括受信し、電
子メールクライアントへ電子メールを配送する形式の電
子メールサーバ・クライアントシステムにおいては、電
子メール受信サーバがダウンするとクライアントが正常
でも電子メールの送信・受信ができなくなる。
【0003】また、従来、主電子メール受信サーバと副
電子メール受信サーバの2台の電子メール受信サーバを
用意し、受信した電子メールを主副双方の電子メール受
信サーバに格納しておき、仮に主電子メール受信サーバ
がダウンした場合にも、副電子メール受信サーバによっ
て電子メールの送受信が行なえるようにした電子メール
受信サーバ・クライアントシステムが提案されている。
【0004】この種の従来の電子メールシステムが、例
えば特開平7−66829号公報に開示されている。こ
の電子メールシステムにおいては、複数の電子メールサ
ーバ装置のメールボックスの内容を、相互に複写する機
能を備え、クライアント装置は、最も負荷の少ない電子
メールサーバ装置を選択することで電子メールを受け取
る構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
1台の電子メール受信サーバが電子メールを一括受信
し、電子メールクライアントへ電子メールを配送する形
式の電子メール受信サーバ・クライアントシステムで
は、電子メール受信サーバがダウンするとクライアント
が正常でも電子メールの送信・受信ができなくなるとい
う問題があった。
【0006】また、主電子メール受信サーバと副電子メ
ール受信サーバを用意し、受信した電子メールを主副双
方の電子メール受信サーバに格納する構成の電子メール
受信サーバ・クライアントシステムでは、双方の電子メ
ール受信サーバに電子メールが滞留してしまい、片方で
読みだしたメールが他方でまだ保留されており、一方の
電子メール受信サーバの障害時に他方の電子メール受信
サーバから電子メールの読み出しを行なう際に、障害発
生前に電子メール受信サーバから既に読み出した電子メ
ールが取り出されてしまうという問題があった。
【0007】本発明の目的は、電子メール受信サーバの
障害時にも電子メールの送受信が行なえる電子メール受
信サーバ・クライアントシステムを提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、一方の電子メール受
信サーバの障害時に他方の電子メール受信サーバから電
子メール読み出しを行なう際に、既に読み出した電子メ
ールを重複して読み出される不具合を解消した電子メー
ル受信サーバ・クライアントシステムを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、電子メール受信サーバと電子メールクライアント
からなる電子メールサーバ・クライアントシステムにお
いて、前記電子メール受信サーバとして、主電子メール
受信サーバと副電子メール受信サーバを備え、前記主電
子メール受信サーバは、受信した電子メールの複写を前
記副電子メール受信サーバに転送するメール転送手段
と、前記電子メールクライアントによって読み出された
電子メールについて、前記副電子メール受信サーバ上の
複写を消去するメール消去手段を備え、前記副電子メー
ル受信サーバは、受信した電子メールの複写を前記主電
子メール受信サーバに転送するメール転送手段と、前記
電子メールクライアントによって読み出された電子メー
ルについて、前記主電子メール受信サーバ上の電子メー
ルの複写を消去するメール消去手段を備え、前記電子メ
ール受信サーバへの電子メールの送信に際し、利用可能
な前記主電子メール受信サーバ又は前記副電子メール受
信サーバの何れかに前記電子メールを送信し、前記電子
メールを受信した前記主電子メール受信サーバ又は前記
副電子メール受信サーバの前記メール転送手段が、受信
した電子メールの複写を他方の電子メール受信サーバへ
転送することを特徴とする。
【0010】請求項2の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル転送手段は、前記電子メールの複写を転送すべき相手
の電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記電子メ
ールの複写転送の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返
し、待ち合わせの繰り返し中に、相手の電子メール受信
サーバが利用可能となった場合、前記電子メールの複写
を転送し、待ち合わせの複数回繰り返しが終了しても相
手の電子メール受信サーバが利用不能であれば、電子メ
ールの複写の転送を破棄することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル消去手段は、前記電子メールの複写を消去すべき相手
の電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記複写の
消去の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合
わせ繰り返し中に、相手の電子メール受信サーバが利用
可能となった場合、前記電子メールの複写を消去し、待
ち合わせの複数回繰り返しが終了しても相手の電子メー
ル受信サーバが利用不能であれば、電子メールの複写の
消去を実行しないことを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、前記電子メール
の読み出しに際し、前記主電子メール受信サーバ及び前
記副電子メール受信サーバの双方が利用不能な場合、前
記電子メールクライアントが利用不能通知を行なうこと
を特徴とする。
【0013】請求項5の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル転送手段は、前記電子メールの複写を転送すべき相手
の電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記電子メ
ールの複写転送の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返
し、待ち合わせの繰り返し中に、相手の電子メール受信
サーバが利用可能となった場合、前記電子メールの複写
を転送し、待ち合わせの複数回繰り返しが終了しても相
手の電子メール受信サーバが利用不能であれば、電子メ
ールの複写の転送を破棄し、前記主電子メール受信サー
バと前記副電子メール受信サーバの前記メール消去手段
は、前記電子メールの複写を消去すべき相手の電子メー
ル受信サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定
時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返
し中に、相手の電子メール受信サーバが利用可能となっ
た場合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの
複数回繰り返しが終了しても相手の電子メール受信サー
バが利用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行
しないことを特徴とする。
【0014】請求項6の発明では、電子メール受信サー
バと電子メールクライアントからなる電子メールサーバ
・クライアントシステムにおいて、前記電子メール受信
サーバとして、主電子メール受信サーバと複数の副電子
メール受信サーバを備え、前記主電子メール受信サーバ
は、受信した電子メールの複写を全ての前記副電子メー
ル受信サーバに転送するメール転送手段と、前記電子メ
ールクライアントによって読み出された電子メールにつ
いて、全ての前記副電子メール受信サーバ上の複写を消
去するメール消去手段を備え、複数の前記副電子メール
受信サーバは、受信した電子メールの複写を他の前記主
電子メール受信サーバ及び副電子メール受信サーバに転
送するメール転送手段と、前記電子メールクライアント
によって読み出された電子メールについて、他の前記主
電子メール受信サーバ及び副電子メール受信サーバ上の
電子メールの複写を消去するメール消去手段を備え、前
記電子メール受信サーバへの電子メールの送信に際し、
利用可能な前記主電子メール受信サーバ又は前記副電子
メール受信サーバの何れかに前記電子メールを送信し、
前記電子メールを受信した前記主電子メール受信サーバ
又は前記副電子メール受信サーバの前記メール転送手段
が、受信した電子メールの複写を他の全ての電子メール
受信サーバへ転送することを特徴とする。
【0015】請求項7の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル転送手段は、前記電子メールの複写を転送すべき他の
電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記電子メー
ルの複写転送の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返
し、待ち合わせの繰り返し中に、他の電子メール受信サ
ーバが利用可能となった場合、前記電子メールの複写を
転送し、待ち合わせの複数回繰り返しが終了しても他の
電子メール受信サーバが利用不能であれば、電子メール
の複写の転送を破棄することを特徴とする。
【0016】請求項8の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル消去手段は、前記電子メールの複写を消去すべき他の
電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記複写の消
去の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わ
せ繰り返し中に、他の電子メール受信サーバが利用可能
となった場合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合
わせの複数回繰り返しが終了しても他の電子メール受信
サーバが利用不能であれば、電子メールの複写の消去を
実行しないことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明によれば、前記主電子メー
ル受信サーバと前記副電子メール受信サーバの前記メー
ル転送手段は、前記電子メールの複写を転送すべき他の
電子メール受信サーバが利用不能な場合、前記電子メー
ルの複写転送の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返
し、待ち合わせの繰り返し中に、他の電子メール受信サ
ーバが利用可能となった場合、前記電子メールの複写を
転送し、待ち合わせの複数回繰り返しが終了しても他の
電子メール受信サーバが利用不能であれば、電子メール
の複写の転送を破棄し、前記主電子メール受信サーバと
前記副電子メール受信サーバの前記メール消去手段は、
前記電子メールの複写を消去すべき他の電子メール受信
サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定時間の
待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返し中
に、他の電子メール受信サーバが利用可能となった場
合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの複数
回繰り返しが終了しても他の電子メール受信サーバが利
用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行しない
ことを特徴とする。
【0018】請求項10の発明では、電子メール受信サ
ーバと電子メールクライアントからなる電子メールサー
バ・クライアントシステムにおいて、複数の前記電子メ
ール受信サーバを備え、前記各電子メール受信サーバ
は、受信した電子メールの複写を他の前記電子メール受
信サーバに転送するメール転送手段と、前記電子メール
クライアントによって読み出された電子メールについ
て、他の前記電子メール受信サーバ上の複写を消去する
メール消去手段を備え、前記電子メール受信サーバへの
電子メールの送信に際し、利用可能な前記電子メール受
信サーバの何れかに前記電子メールを送信し、前記電子
メールを受信した前記電子メール受信サーバの前記メー
ル転送手段が、受信した電子メールの複写を他の電子メ
ール受信サーバへ転送することを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の第
1の実施の形態による電子メール受信サーバ・クライア
ントシステムの構成を示すブロック図である。
【0020】本実施の形態では、電子メール受信サーバ
と電子メールクライアントからなる電子メール受信サー
バ・クライアントシステムにおいて、主・副電子メール
受信サーバとドメイン・ネーム・サービスを利用した電
子メールクライアントを備えることにより、一方の電子
メール受信サーバが障害で利用不能になった際にも電子
メールクライアントの電子メールの受信・発信が停止し
ないように構成されている。
【0021】図1において、本実施の形態による電子メ
ール受信サーバ・クライアントシステムは、インタネッ
トもしくはイントラネットに存在する電子メール配送サ
ーバ10とドメインネームサーバ20、利用者の電子メ
ールアドレスと関係付けられた主電子メール受信サーバ
30と副電子メール受信サーバ40、及び利用者の端末
に存在する電子メールクライアント50から構成され
る。
【0022】また、主電子メール受信サーバ30は、サ
ーバ間メール転送手段31と副サーバメール消去手段3
2を備え、副電子メール受信サーバ40は、サーバ間メ
ール転送手段41と主サーバメール消去手段42を備え
る。ここでは、本発明の特徴的な構成のみを示し、主副
電子メール受信サーバ30,40が本来備えている機能
については省略している。
【0023】電子メール配送サーバ10は、一般的な技
術であるドメインネームサーバ20によるドメインネー
ムサービスを利用して、電子メールを配送する主電子メ
ール受信サーバ30を確認し、電子メールを送信する。
同時に、主電子メール受信サーバ30は、サーバ間メー
ル転送手段31を用いて受信したメールを副電子メール
サーバ40へも転送する。
【0024】サーバ間メール転送手段31は、主電子メ
ール受信サーバ30に配送された電子メールを副電子メ
ール受信サーバ40に転送する機能を有し、サーバ間メ
ール転送手段41は、副電子メール受信サーバ40に配
送された電子メールを主電子メール受信サーバ30に転
送する機能を有する。
【0025】サーバ間メール転送手段31もしくは41
によって転送された電子メールは、複写として保持され
る。複写として保持された電子メールは、さらにサーバ
間メール転送手段31,41によって転送されることは
ない。
【0026】このサーバ間メール転送手段31もしくは
41は、電子メールを転送すべき相手サーバが障害等で
利用不能となっている場合には、送信の不能を検知した
後に一定時間の送信待ちに入り、その後送信の試行を行
なう。この繰り返しを一定回数繰り返した後、利用不能
であればこの動作は終了し試みていた電子メールの転送
は破棄される。
【0027】電子メールクライアント50は、主電子メ
ール受信サーバ30もしくは副電子メール受信サーバ4
0から保持されている複数の電子メールを読み出す機能
を有する。
【0028】主電子メール受信サーバ30に備わる副サ
ーバメール消去手段32は、電子メールクライアント5
0が主電子メール受信サーバ30から読み出したものと
同じ電子メールを副電子メール受信サーバ40から選び
出し消去する。
【0029】副電子メール受信サーバ40に備わる主サ
ーバメール消去手段42は、電子メールクライアント5
0が副電子メール受信サーバ40から読み出したものと
同じ電子メールを主電子メール受信サーバ30から選び
出し消去する。
【0030】この相手サーバメール消去手段32もしく
は42は、相手サーバが障害等で利用不能となっている
場合には、作業不能を検知した後に一定時間の作業待ち
に入り、その後作業の試行を行なう。この繰り返しを一
定回数繰り返した後、この動作は成功せず終了する。
【0031】また、相手サーバへのサーバ間メール転送
手段31もしくは41が相手サーバ利用不能により転送
を破棄した電子メールに関しては消去作業は行なわな
い。
【0032】上記のような構成により、主電子メール受
信サーバ30が障害で利用不能となった場合に、電子メ
ールクライアント50はドメインネームサービスを利用
して副電子メール受信サーバ40に対して電子メールの
読み出し及び送信が可能となる。
【0033】また、電子メールクライアント50は、主
電子メール受信サーバ30から電子メールを読み出す際
に、副サーバメール消去手段32により電子メールクラ
イアント50が読み出した電子メールを副電子メール受
信サーバ40から消去することにより、電子メールクラ
イアント50が副電子メール受信サーバ40に接続した
際にすでに取得した電子メールが重複取得されないよう
になる。
【0034】次に、図1〜と図4を用いて第1の実施の
形態による電子メール受信サーバ・クライアントシステ
ムの動作について説明する。
【0035】まず、図1と図2に従って、電子メールの
各電子メール受信サーバへの送信処理について説明す
る。
【0036】図2のフローチャートにおいて、主電子メ
ール受信サーバ30が正常に動作している時には、電子
メール配送サーバ10はドメインネームサーバ20によ
るドメインネームサービスを利用し、主電子メール受信
サーバ30を配送先と認識し、主電子メール受信サーバ
30の稼働確認を行ない、確認を完了する(ステップ2
01,202)。
【0037】この結果、電子メール配送サーバ10は、
主電子メール受信サーバ30に電子メールを送信する
(ステップ203)。その後、主電子メール受信サーバ
30は、副電子メール受信サーバ40へこの電子メール
をサーバ間メール転送手段31によって転送する(ステ
ップ204)。
【0038】これにより、電子メールは主電子メール受
信サーバ30へ格納され、同時に副電子メール受信サー
バ40にその電子メール(複写)が格納される。
【0039】また、サーバ間メール転送手段31による
電子メールの転送処理は、図3に従って行なわれる。サ
ーバ間メール転送手段31は、電子メールを転送すべき
副電子メール受信サーバ40の稼働確認を行ない(ステ
ップ301)、稼働確認が完了した場合(ステップ30
2)、副電子メール受信サーバ40に電子メールを転送
する(ステップ303)。
【0040】ステップ301,302において副電子メ
ール受信サーバ40が障害等で利用不能となっており動
作確認ができない場合には、送信の不能を検知した後に
一定時間の送信待ちに入り(ステップ304)、その
後、一定回数が終了するまで、稼働確認の施行を繰り返
す(ステップ305)。稼働確認の施行を一定回数繰り
返した後、利用不能であればこの動作は終了し試みてい
た電子メールの転送は破棄される(ステップ306)。
転送の施行中に、副電子メール受信サーバ40が利用可
能となれば、稼働確認が行なわれ電子メールの転送がな
される(ステップ303)。上記のように、相手サーバ
が利用不能時においては電子メールの転送が遅延され、
相手サーバが利用再開後に転送され、再開されない場合
には転送が破棄される。
【0041】図2において、障害等で主電子メール受信
サーバ30が利用不能となった際には、電子メール配送
サーバ10はドメインネームサービスを利用し、主電子
メール受信サーバ30を配送先と認識し、主電子メール
受信サーバ30の稼働確認を行なうが、確認を失敗する
(ステップ201,202)。
【0042】この後、電子メール配送サーバ10はドメ
インネームサービスを利用し、副電子メール受信サーバ
40を配送先と認識し、稼働確認を行ない、確認を完了
する(ステップ205,206)。
【0043】この結果、電子メール配送サーバ10は、
副電子メール受信サーバ40に電子メールを送信する
(ステップ207)。その後、副電子メール受信サーバ
40は、主電子メール受信サーバ30へこの電子メール
をサーバ間メール転送手段41によって転送する(ステ
ップ208)。
【0044】これにより、電子メールは、副電子メール
受信サーバ40へ複写として格納される。サーバ間メー
ル転送手段41の相手サーバ利用不能時における電子メ
ールの転送については、図3に従って転送処理が行なわ
れる。
【0045】最後に、主電子メール受信サーバ30と副
電子メール受信サーバ40の双方が利用不能の際には、
一定時間の後、電子メール配送サーバ10が主電子メー
ル受信サーバ30の稼働確認から再度処理を始める。
【0046】以上のように電子メール利用者が電子メー
ルクライアント50を用いて読み出す電子メールは、通
常は主電子メール受信サーバ30から取得可能であり、
主電子メール受信サーバ30が障害等で利用不能の際に
は副電子メール受信サーバ40から取得可能である。こ
のときに電子メールクライアント50が電子メール受信
サーバを選択するのはドメインネームサービスを利用す
る。
【0047】また、電子メールクライアント50からの
電子メール送信に関しても、通常は主電子メール受信サ
ーバ30へ送信され、主電子メール受信サーバ30が障
害等で利用不能の際には副電子メール受信サーバ40へ
送信される。
【0048】次いで、図1と図4及び図5を用いて、本
実施の形態の電子メールクライアント50による電子メ
ールの読み出し処理について説明する。ここでは、主電
子メール受信サーバ30が障害等で利用不能な際に、電
子メールクライアント50が副電子メール受信サーバ4
0から電子メールを読み出しても、既に主電子メール受
信サーバ30から読み出した電子メールを重複して読み
出ししないように動作する。
【0049】図4において、主電子メール受信サーバ3
0が正常動作時には、電子メールクライアント50は、
ドメインネームサービスを利用し、主電子メール受信サ
ーバ30を電子メール格納先と認識し、稼働確認を完了
する(ステップ401,402)。
【0050】この結果、電子メールクライアント50
は、主電子メール受信サーバ30から電子メールを受信
して読み出す(ステップ403)。その後、主電子メー
ル受信サーバ30は、この電子メールが既に電子メール
クライアント50に受信され、副電子メール受信サーバ
40に格納されている複写が必要なくなったため、副サ
ーバメール消去手段32によって副電子メール受信サー
バ40の電子メール(複写)を消去する(ステップ40
4)。
【0051】ここで、電子メールは、主電子メール受信
サーバ30から読み出された後消去され、同時に副電子
メール受信サーバ40の電子メール(複写)も消去され
ることになる。
【0052】副サーバメール消去手段32による電子メ
ール(複写)の消去処理は、図5に従って行なわれる。
副サーバメール消去手段32は、電子メールを転送すべ
き副電子メール受信サーバ40の稼働確認を行ない(ス
テップ501)、稼働確認が完了した場合(ステップ5
02)、副電子メール受信サーバ40に電子メール(複
写)が存在するかを判断する(ステップ503)。すな
わち、電子メール(複写)の転送が破棄されていないか
どうかを確認する。
【0053】電子メールの複写が存在する場合には、副
電子メール受信サーバ40の電子メールの複写を消去す
る(ステップ504)。
【0054】ステップ501,502において副電子メ
ール受信サーバ40が障害等で利用不能となっており動
作確認ができない場合には、送信の不能を検知した後に
一定時間の送信待ちに入り(ステップ504)、その
後、一定回数が終了するまで、稼働確認の施行を繰り返
す(ステップ505)。稼働確認の施行を一定回数繰り
返した後、利用不能であればこの動作は終了し試みてい
た電子メールの消去処理を終了する。稼働確認の施行中
に、副電子メール受信サーバ40が利用可能となれば、
稼働確認が行なわれ電子メールの消去がなされる(ステ
ップ503)。
【0055】上記のように、相手サーバが利用不能時に
おいては電子メールの消去が遅延され、相手サーバが利
用再開後に消去が行なわれ、再開されない場合には消去
を行なうことなく処理を終了する。すなわち、相手サー
バへのサーバ間メール転送手段31,41による転送が
相手サーバの利用不能により破棄された電子メールに関
しては、消去作業は行なわれない。
【0056】障害等で主電子メール受信サーバ30が利
用不能となった際には、電子メールクライアント50
は、ドメインネームサービスを利用し、主電子メール受
信サーバ30を格納先と認識し、稼働確認を行なうが、
確認に失敗する(ステップ401,402)。
【0057】この後、電子メールクライアント50は、
ドメインネームサービスを利用し、副電子メール受信サ
ーバ40を格納先と認識し、稼働確認を行ない、確認を
完了する(ステップ405,406)。
【0058】この結果、電子メールクライアント50
は、副電子メール受信サーバ40から電子メールを受信
する(ステップ407)。その後、副電子メール受信サ
ーバ40は、主電子メール受信サーバ30に格納されて
いるこの電子メールを主サーバメール消去手段42によ
って消去する(ステップ408)。
【0059】ここで、電子メール(複写)は副電子メー
ル受信サーバ4から読み出された後消去される。主サー
バメール消去手段42の主電子メール受信サーバ30の
電子メールの消去については、主サーバメール消去手段
42が利用不能なために遅延されるが、主電子メール受
信サーバ30が利用再開後、主電子メール受信サーバ3
に格納されていた同一電子メールは消去されることにな
る。また、その場合の、電子メール消去処理について
は、図5に示した内容に従って行なわれる。
【0060】最後に、主電子メール受信サーバ30と副
電子メール受信サーバ40の双方が利用不能の際には、
電子メールクライアント50は利用者に電子メールサー
バの利用不能を通知し終了する(ステップ409)。
【0061】以上のように電子メール利用者が電子メー
ルクライアント50を用いて読み出す電子メールは、通
常は主電子メール受信サーバ30から取得可能であり、
主電子メール受信サーバ30が障害等で利用不能の際に
は副電子メール受信サーバ40から取得可能である。こ
のときに電子メールクライアント50が受信した電子メ
ールは相手サーバメール消去手段32もしくは42で必
ず相手サーバから消去されるので、重複受信の発生が防
止される。
【0062】本発明の第2の実施の形態による電子メー
ル受信サーバ・クライアントシステムの構成を図6に示
す。
【0063】図6の第2の実施の形態においては、図1
のシステムに、複数の副電子メール受信サーバ40,4
0−2,・・・,40−nを備えた構成となっている。
図6において、図1の第1の実施の形態と共通の符号を
付した構成要素については、同一の構成であるので説明
を省略する。
【0064】本実施の形態による電子メール受信サーバ
・クライアントシステムにおける電子メールの各電子メ
ール受信サーバへの送信処理は、図2に示す手順に従っ
て行なわれるが、その際、副電子メール受信サーバの稼
働確認及び電子メール(複写)の転送は、全ての副電子
メール受信サーバ40,40−2,・・・,40−nに
対して行なわれる。電子メール(複写)を配送する順番
については、ドメインネームサーバ20によって管理さ
れる配送先のサーバアドレスに優先順序が設定されてお
り、その優先順序に従って、サーバ間メール転送手段に
よって電子メール(複写)が他の電子メール受信サーバ
に転送される。
【0065】また、主電子メール受信サーバ30、副電
子メール受信サーバ40,40−2,40−nのサーバ
間メール転送手段31,41は、電子メール配送サーバ
10から送信された電子メール(複写)を、他の全ての
電子メール受信サーバに転送する機能を備える。主電子
メール受信サーバ30のサーバメール消去手段32a及
び副電子メール受信サーバ40,40−2,・・・,4
0−nのサーバメール消去手段42aは、電子メールク
ライアント50によって自身の電子メールが受信された
場合に、他の全ての電子メール受信サーバの電子メール
又は複写を消去する機能を備える。
【0066】例えば、副電子メール受信サーバの優先順
序が、副電子メール受信サーバ40,40−2,・・
・,40−nの順に設定され、主電子メール受信サーバ
30と副電子メール受信サーバ40が障害等で利用不能
になった場合には、副電子メール受信サーバ40−2
に、電子メールが送信され、その電子メール(複写)が
副電子メール受信サーバ40−3〜40−nに対して転
送される。
【0067】電子メールクライアント50による電子メ
ールの読み出し処理についても、図4に示す手順に従っ
て行なわれるが、副電子メール受信サーバの稼働確認及
び電子メールの複写の消去処理は、全ての副電子メール
受信サーバ40,40−2,・・・,40−nに対して
行なわれる。その際の、稼働確認及び電子メール(複
写)の消去処理は、上述した優先順序に従って行なわれ
る。
【0068】例えば、副電子メール受信サーバの優先順
序が、副電子メール受信サーバ40,40−2,・・
・,40−nの順に設定され、主電子メール受信サーバ
30と副電子メール受信サーバ40が障害等で利用不能
になった場合には、副電子メール受信サーバ40−2か
ら電子メールクライアント50に電子メールが受信さ
れ、他の電子メール受信サーバの電子メール及びその複
写が消去される。
【0069】このような構成によって、図1における主
電子メール受信サーバ30及び副電子メール受信サーバ
40が同時に障害等で利用不能になった際でも、さらに
用意された副々電子メール受信サーバ40−2,・・
・,40−nが電子メールクライアント50に対しサー
ビスを行ない、障害時対応がいっそう強化される。
【0070】とくに、図1に示す実施例では電子メール
クライアント50から電子メールを読み出す際に、主電
子メール受信サーバ30及び副電子メール受信サーバ4
0が同時に障害等で利用不能になった際に、図4に示す
ように、電子メール取得作業が完了せずに終了してしま
うが、本実施の形態では、この予期せぬ終了の確率を減
らすことが可能となる。
【0071】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、その技術思想の範囲内において様
々に変形して実施することができる。上記実施の形態に
おいては、電子メール受信サーバを主電子メール受信サ
ーバと副電子メール受信サーバに分けて構成した場合を
示したが、主副の区別のない複数の電子メール受信サー
バを備え、各電子メール受信サーバが、それぞれ受信し
た電子メールの複写を他の電子メール受信サーバに転送
するメール転送手段と、電子メールクライアントによっ
て読み出された電子メールについて、他の前記電子メー
ル受信サーバ上の電子メール(複写)を消去するメール
消去手段を備えた構成とすることも可能である。この場
合、電子メール及びその複写を配送する順番について
は、ドメインネームサーバによって管理される配送先の
サーバアドレスに優先順序を設定し、その優先順序に従
って、電子メール配送サーバから電子メールが送信さ
れ、メール転送手段によって電子メール(複写)が他の
電子メール受信サーバに転送される。
【0072】
【効果の説明】以上説明したように本発明の電子メール
サーバ・クライアントシステムによれば、第1に、主副
2つの電子メール受信サーバを設け、一方の電子メール
受信サーバで受信した電子メール(複写)を、他の電子
メール受信サーバに保持する構成とすることにより、電
子メールを受信した電子メール受信サーバの利用不能時
には、他の電子メール受信サーバから複写した電子メー
ルを読み出すことができるため、一方の電子メール受信
サーバが障害等で利用不能な際にも、電子メールクライ
アントによる電子メールの送受信が可能となる。
【0073】第2に、一方の電子メール受信サーバが電
子メールクライアントから読み出された電子メールを、
他方の電子メール受信サーバから消去する機能を有する
ため、一方の電子メール受信サーバが障害等で利用不能
な際に、電子メールクライアントが他方の電子メール受
信サーバに保持された電子メール(複写)を読み出す場
合でも、既に読み出された電子メールが重複して読み出
されるのを効果的に防止できる。
【0074】第3に、主電子メール受信サーバと、複数
の副電子メール受信サーバを備え、一の電子メール受信
サーバで受信した電子メール(複写)を、他の全ての電
子メール受信サーバに保持する構成とすることにより、
複数の電子メール受信サーバが利用不能となった場合で
も、電子メールクライアントによる電子メールの送受信
が可能となり、障害時対応がいっそう強化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態による電子メール
サーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図
である。
【図2】 第1の実施の形態における電子メールの配送
処理を説明するフローチャートである。
【図3】 第1の実施の形態における電子メールの複写
を他の電子メールサーバに転送する際の処理を説明する
フローチャートである。
【図4】 第1の実施の形態における電子メールクライ
アントによる電子メールの受信処理を説明するフローチ
ャートである。
【図5】 第1の実施の形態における電子メールの消去
処理を説明するフローチャートである。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による電子メール
サーバ・クライアントシステムの構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10 電子メール配送サーバ 20 ドメインネームサーバ 30 主電子メール受信サーバ 31 サーバ間メール転送手段 32 副サーバメール消去手段 32a サーバメール消去手段 40,40−2,・・・,40−n 副電子メール受信
サーバ 41 サーバ間メール転送手段 42 主サーバメール消去手段 42a サーバメール消去手段 50 電子メールクライアント

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メール受信サーバと電子メールクラ
    イアントからなる電子メールサーバ・クライアントシス
    テムにおいて、 前記電子メール受信サーバとして、主電子メール受信サ
    ーバと副電子メール受信サーバを備え、 前記主電子メール受信サーバは、 受信した電子メールの複写を前記副電子メール受信サー
    バに転送するメール転送手段と、 前記電子メールクライアントによって読み出された電子
    メールについて、前記副電子メール受信サーバ上の複写
    を消去するメール消去手段を備え、 前記副電子メール受信サーバは、 受信した電子メールの複写を前記主電子メール受信サー
    バに転送するメール転送手段と、 前記電子メールクライアントによって読み出された電子
    メールについて、前記主電子メール受信サーバ上の電子
    メールの複写を消去するメール消去手段を備え、 前記電子メール受信サーバへの電子メールの送信に際
    し、利用可能な前記主電子メール受信サーバ又は前記副
    電子メール受信サーバの何れかに前記電子メールを送信
    し、前記電子メールを受信した前記主電子メール受信サ
    ーバ又は前記副電子メール受信サーバの前記メール転送
    手段が、受信した電子メールの複写を他方の電子メール
    受信サーバへ転送することを特徴とする電子メールサー
    バ・クライアントシステム。
  2. 【請求項2】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール転送手段は、 前記電子メールの複写を転送すべき相手の電子メール受
    信サーバが利用不能な場合、前記電子メールの複写転送
    の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ
    の繰り返し中に、相手の電子メール受信サーバが利用可
    能となった場合、前記電子メールの複写を転送し、待ち
    合わせの複数回繰り返しが終了しても相手の電子メール
    受信サーバが利用不能であれば、電子メールの複写の転
    送を破棄することを特徴とする請求項1に記載の電子メ
    ールサーバ・クライアントシステム。
  3. 【請求項3】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール消去手段は、 前記電子メールの複写を消去すべき相手の電子メール受
    信サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定時間
    の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返し中
    に、相手の電子メール受信サーバが利用可能となった場
    合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの複数
    回繰り返しが終了しても相手の電子メール受信サーバが
    利用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行しな
    いことを特徴とする請求項1に記載の電子メールサーバ
    ・クライアントシステム。
  4. 【請求項4】 前記電子メールの読み出しに際し、前記
    主電子メール受信サーバ及び前記副電子メール受信サー
    バの双方が利用不能な場合、前記電子メールクライアン
    トが利用不能通知を行なうことを特徴とする請求項1に
    記載の電子メールサーバ・クライアントシステム。
  5. 【請求項5】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール転送手段は、 前記電子メールの複写を転送すべき相手の電子メール受
    信サーバが利用不能な場合、前記電子メールの複写転送
    の一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ
    の繰り返し中に、相手の電子メール受信サーバが利用可
    能となった場合、前記電子メールの複写を転送し、待ち
    合わせの複数回繰り返しが終了しても相手の電子メール
    受信サーバが利用不能であれば、電子メールの複写の転
    送を破棄し、 前記主電子メール受信サーバと前記副電子メール受信サ
    ーバの前記メール消去手段は、 前記電子メールの複写を消去すべき相手の電子メール受
    信サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定時間
    の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返し中
    に、相手の電子メール受信サーバが利用可能となった場
    合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの複数
    回繰り返しが終了しても相手の電子メール受信サーバが
    利用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行しな
    いことを特徴とする請求項1に記載の電子メールサーバ
    ・クライアントシステム。
  6. 【請求項6】 電子メール受信サーバと電子メールクラ
    イアントからなる電子メールサーバ・クライアントシス
    テムにおいて、 前記電子メール受信サーバとして、主電子メール受信サ
    ーバと複数の副電子メール受信サーバを備え、 前記主電子メール受信サーバは、 受信した電子メールの複写を全ての前記副電子メール受
    信サーバに転送するメール転送手段と、 前記電子メールクライアントによって読み出された電子
    メールについて、全ての前記副電子メール受信サーバ上
    の複写を消去するメール消去手段を備え、 複数の前記副電子メール受信サーバは、 受信した電子メールの複写を他の前記主電子メール受信
    サーバ及び副電子メール受信サーバに転送するメール転
    送手段と、 前記電子メールクライアントによって読み出された電子
    メールについて、他の前記主電子メール受信サーバ及び
    副電子メール受信サーバ上の電子メールの複写を消去す
    るメール消去手段を備え、 前記電子メール受信サーバへの電子メールの送信に際
    し、利用可能な前記主電子メール受信サーバ又は前記副
    電子メール受信サーバの何れかに前記電子メールを送信
    し、前記電子メールを受信した前記主電子メール受信サ
    ーバ又は前記副電子メール受信サーバの前記メール転送
    手段が、受信した電子メールの複写を他の全ての電子メ
    ール受信サーバへ転送することを特徴とする電子メール
    サーバ・クライアントシステム。
  7. 【請求項7】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール転送手段は、 前記電子メールの複写を転送すべき他の電子メール受信
    サーバが利用不能な場合、前記電子メールの複写転送の
    一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせの
    繰り返し中に、他の電子メール受信サーバが利用可能と
    なった場合、前記電子メールの複写を転送し、待ち合わ
    せの複数回繰り返しが終了しても他の電子メール受信サ
    ーバが利用不能であれば、電子メールの複写の転送を破
    棄することを特徴とする請求項6に記載の電子メールサ
    ーバ・クライアントシステム。
  8. 【請求項8】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール消去手段は、 前記電子メールの複写を消去すべき他の電子メール受信
    サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定時間の
    待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返し中
    に、他の電子メール受信サーバが利用可能となった場
    合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの複数
    回繰り返しが終了しても他の電子メール受信サーバが利
    用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行しない
    ことを特徴とする請求項6に記載の電子メールサーバ・
    クライアントシステム。
  9. 【請求項9】 前記主電子メール受信サーバと前記副電
    子メール受信サーバの前記メール転送手段は、 前記電子メールの複写を転送すべき他の電子メール受信
    サーバが利用不能な場合、前記電子メールの複写転送の
    一定時間の待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせの
    繰り返し中に、他の電子メール受信サーバが利用可能と
    なった場合、前記電子メールの複写を転送し、待ち合わ
    せの複数回繰り返しが終了しても他の電子メール受信サ
    ーバが利用不能であれば、電子メールの複写の転送を破
    棄し、 前記主電子メール受信サーバと前記副電子メール受信サ
    ーバの前記メール消去手段は、 前記電子メールの複写を消去すべき他の電子メール受信
    サーバが利用不能な場合、前記複写の消去の一定時間の
    待ち合わせを複数回繰り返し、待ち合わせ繰り返し中
    に、他の電子メール受信サーバが利用可能となった場
    合、前記電子メールの複写を消去し、待ち合わせの複数
    回繰り返しが終了しても他の電子メール受信サーバが利
    用不能であれば、電子メールの複写の消去を実行しない
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子メールサーバ・
    クライアントシステム。
  10. 【請求項10】 電子メール受信サーバと電子メールク
    ライアントからなる電子メールサーバ・クライアントシ
    ステムにおいて、 複数の前記電子メール受信サーバを備え、 前記各電子メール受信サーバは、 受信した電子メールの複写を他の前記電子メール受信サ
    ーバに転送するメール転送手段と、 前記電子メールクライアントによって読み出された電子
    メールについて、他の前記電子メール受信サーバ上の複
    写を消去するメール消去手段を備え、 前記電子メール受信サーバへの電子メールの送信に際
    し、利用可能な前記電子メール受信サーバの何れかに前
    記電子メールを送信し、前記電子メールを受信した前記
    電子メール受信サーバの前記メール転送手段が、受信し
    た電子メールの複写を他の電子メール受信サーバへ転送
    することを特徴とする電子メールサーバ・クライアント
    システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009225191A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Fujitsu Ltd 電子メール中継システム及び電子メール中継システムの制御方法
JP2012129660A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Canon Marketing Japan Inc 電子メール中継システム、電子メール中継方法、プログラム

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