JP2000124311A - 半導体装置および半導体装置のレイアウト方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置のレイアウト方法

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JP2000124311A
JP2000124311A JP10298483A JP29848398A JP2000124311A JP 2000124311 A JP2000124311 A JP 2000124311A JP 10298483 A JP10298483 A JP 10298483A JP 29848398 A JP29848398 A JP 29848398A JP 2000124311 A JP2000124311 A JP 2000124311A
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wiring
semiconductor device
gate
metal layer
junction
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Masato Yoneda
正人 米田
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】製造工程における歩留りや信頼性が高められた
半導体装置、および歩留りや信頼性の高い半導体装置の
レイアウト方法を提供する。 【解決手段】一層目のメタル層を成すアルミニウム配線
16を、ゲート酸化膜12上のポリシリコン膜14で形
成されたゲートに接続するとともに、pウェルの基板1
1との間にPNジャンクション20を形成するn+型拡
散層19に接続して、そのPNジャンクション20でア
ルミニウム配線16のプラズマエッチング工程で発生す
る電荷をディスチャージする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に形成され
た半導体装置および半導体装置のレイアウト方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、基板上に形成されたトランジ
スタ等の素子と、それらの素子どうしを接続してなる多
層のメタル層にわたり形成された配線とを備えた半導体
装置が知られている。このような半導体装置を製造する
には、先ず、基板上に形成された、例えばトランジスタ
のゲートに接続された一層目のメタル層(アルミニウム
層)に対して、放電プラズマを用いたプラズマエッチン
グ工程でパターンニングを行なうことにより、そのトラ
ンジスタのゲートに信号を伝達するためのアルミニウム
配線を形成する。
【0003】図5は、従来の半導体装置における、トラ
ンジスタのアクティブ領域および一層目のメタル層を成
すアルミニウム配線を示す図、図6は、図5に示す半導
体装置の断面図である。
【0004】図5には、半導体装置200の、トランジ
スタのアクティブ領域10および一層目のメタル層を成
すアルミニウム配線16が示されている。アルミニウム
配線16は、後述するトランジスタのゲートを形成する
ポリシリコン膜14と接続するためのコンタクト17を
有する。アクティブ領域10には、図6に示すpウェル
の基板11上に比較的薄い厚さを有するゲート酸化膜1
2が形成されている。また、このゲート酸化膜12を挟
んで素子間分離用のフィールド酸化膜13も形成されて
いる。さらに、ゲート酸化膜12を覆うように小さな抵
抗値を有するポリシリコン膜14のゲートが形成され、
そのポリシリコン膜14上に層間絶縁膜15が形成され
ている。このように形成されたゲート酸化膜12にポリ
シリコン膜14を介してアルミニウム配線16を接続す
るには、先ず層間絶縁膜15にコンタクトホールを形成
し、次に一層目のメタル層をスパッタ法で蒸着し、さら
に放電プラズマを用いたプラズマエッチングでパターン
ニングする。このようにして、アルミニウム配線16を
得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ゲート酸化膜
12上のポリシリコン膜14に接続された一層目のメタ
ル層がプラズマエッチング工程でパターンニングされた
場合に、その一層目のメタル層のみでは、このアルミニ
ウム配線16にプラズマエッチング工程によりチャージ
された電荷のディスチャージ経路が存在しないフローテ
ィング状態が発生する場合がある。すると、図5に示す
アクティブ領域10の、アルミニウム配線16に接続さ
れたポリシリコン膜14によりゲートエリアに電荷がチ
ャージされ、この電荷による電位と基板11の電位との
電位差が大きい場合、その電位差でゲート酸化膜12が
破壊されたりダメージを受けて特性が劣化したりするお
それがある。このため、製造工程における歩留りが低下
し、かつ信頼性に欠けるという問題がある。
【0006】近年、半導体装置の益々の微細化、大規模
集積化に伴い、ゲート酸化膜は益々薄型化され、アルミ
ニウム配線は益々長くなる傾向にある。このため、厚み
の薄いゲート酸化膜が形成されたゲートエリアに、より
多くの電荷がチャージされることとなり、ゲート酸化膜
の破壊や特性の劣化は多くなる傾向にあり、従って製造
工程における歩留りや信頼性は一層低下することとな
る。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、製造工程にお
ける歩留りや信頼性が高められた半導体装置、および歩
留りや信頼性の高い半導体装置のレイアウト方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の半導体装置は、基板上に形成された半導体装置にお
いて、トランジスタのゲートに接続されるとともに、基
板との間にPNジャンクションを形成する拡散層に接続
された、一層目のメタル層を成す配線であって、その一
層目のメタル層のみでは、上記PNジャンクション以外
に電荷のディスチャージの経路を持たない配線を有する
ことを特徴とする。
【0009】一般に、半導体装置では、製造にあたり、
基板上にトランジスタ等の素子を形成しておき、それら
の素子に接続される一層目のメタル層を成す配線、その
配線に接続される二層目のメタル層を成す配線というよ
うに、多層のメタル層にわたって順次配線を形成してト
ランジスタ等の素子どうしを接続する。
【0010】図1は、本発明の半導体装置の原理を説明
するための、多層のメタル層にわたり形成される配線お
よび素子を示す図である。
【0011】半導体装置の製造工程において、先ず、基
板上にトランジスタ1,2,3およびPNジャンクショ
ン(ダイオード)4を形成する。次に、トランジスタ1
のゲートとトランジスタ2,3の接続点とを接続するた
めの、一層目のメタル層を成す配線5,9をプラズマエ
ッチングにより形成する。本発明では、プラズマエッチ
ング工程において、一層のメタル層を成す配線5に電荷
がチャージされた場合であっても、その配線5がPNジ
ャンクション4に接続されているため、トランジスタ1
のゲートに接続された配線5にチャージされた電荷がそ
のPNジャンクション4を経由して基板側(GND側)
にディスチャージされる。従って、従来の半導体装置の
ように、パターンニング後の配線に電荷のディスチャー
ジ経路が存在しないフローティング状態が発生すること
はなく、ゲート酸化膜の破壊や特性の劣化が防止され、
製造工程における歩留りや信頼性が高まる。
【0012】引き続き、一層目のメタル層を成す配線
5,9に接続されるコンタクト6,8を形成し、さら
に、これらのコンタクト6,8どうしに接続される二層
目のメタル層を成す配線7を形成して、トランジスタ1
のゲートとトランジスタ2,3の接続点とを接続する。
【0013】また、上記目的を達成する本発明の半導体
装置のレイアウト方法は、トランジスタのゲートに接続
されたメタル層がプラズマエッチング工程でパターニン
グされた場合の、パターニング後の、ゲートに接続され
た配線に、電荷のディスチャージ経路が存在しないフロ
ーティング状態が発生するか否かを判定し、フローティ
ング状態が発生する場合に、その配線の面積の、その配
線が接続されたゲートの面積に対する比率を計算し、上
記比率が所定の比率を超えた場合に、その配線に蓄積さ
れる電荷ディスチャージ用の素子を配置することを特徴
とする。
【0014】本発明の半導体装置のレイアウト方法は、
フロアプランにおいて、プラズマエッチング工程でパタ
ーンニングされた後の配線にフローティング状態が発生
するか否かを判定し、その配線の面積の、ゲートの面積
に対する比率を計算し、その比率が所定の比率を超えた
場合に、電荷ディスチャージ用の素子を配置するもので
あるため、製造時におけるゲート酸化膜の破壊や特性の
劣化が防止される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0016】図2は、本発明の一実施形態の半導体装置
の配線の一部を示す図、図3は、図2に示す半導体装置
の断面図である。
【0017】尚、前述した図5,図6に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付して説明する。
【0018】図2には、半導体装置100の、トランジ
スタのアクティブ領域10と、コンタクト17,18を
有するアルミニウム配線16と、PNジャンクション
(ダイオード)20とが示されている。また、図3で
は、便宜上、トランジスタのアクティブ領域とアルミニ
ウム配線とPNジャンクションとを同一断面内に示す。
【0019】アクティブ領域10に形成された、図3に
示す構成要素は、前述した図6に示す構成要素と同一の
ため、説明は省略する。アルミニウム配線16は、一層
目のメタル層をなす配線であって、図3に示すように、
コンタクト17を介してポリシリコン膜14で形成され
るゲートに接続されるとともに、コンタクト18を介し
てpウェルの基板11との間にPNジャンクション20
を形成するn+型拡散層19に接続されている。また、
このアルミニウム配線16は、一層目のメタル層のみで
は、PNジャンクション20以外に電荷ディスチャージ
の経路を持たない配線である。このようなアルミニウム
配線16にプラズマエッチング工程である程度の電荷が
チャージされると、その電荷はPNジャンクション20
を経由して基板11側にディスチャージされる。従っ
て、ゲートを形成するポリシリコン膜14に接続された
一層目のメタル層がプラズマエッチング工程でパターン
ニングされた場合に、従来の半導体装置のように、パタ
ーンニング後のアルミニウム配線に電荷のディスチャー
ジ経路が存在しないフローティング状態が発生すること
はなく、ゲートと基板間のゲート酸化膜12に大きな電
界ストレスが印加されることによる破壊や特性の劣化が
防止される。従って、製造工程における歩留りおよび信
頼性が高まる。
【0020】図4は、フロアプランにおける半導体装置
のレイアウト方法を示すフローチャートである。
【0021】このフローは、フロアプランにおいて半導
体装置のレイアウト設計を行なっている過程において実
行される。先ず、パターンニング後のゲートに接続され
たアルミニウム配線に電荷のディスチャージ経路が存在
しないフローティング状態が発生するか否かを判定する
(ステップ31)。フローティング状態が発生しない場
合はそのまま終了する。
【0022】一方、フローティング状態が発生する場合
は、次に、そのアルミニウム配線の面積の、そのアルミ
ニウム配線が接続されたゲートの面積に対する比率を計
算する(ステップ32)。さらにその比率が所定の比率
を超えたか否かを判定し、所定の比率を超えない場合は
そのまま終了し、所定の比率を超えた場合はそのアルミ
ニウム配線に蓄積される電荷ディスチャージ用の素子を
配置して(ステップ33)、このフローを終了する。ゲ
ートの面積に対する配線の面積の比率が大きいほど、プ
ラズマエッチング工程においてアルミニウム配線に電荷
がチャージされる、いわゆるアンテナ効果により、過剰
な電荷がゲート酸化膜に集中し易くなるからである。こ
こでは、このようなフローにより、必要に応じて、電荷
ディスチャージ用の素子が効率良く配置される。
【0023】尚、本実施形態では、基板がP型のもので
説明してあるが、N型基板であっても良く、この場合、
PNジャンクション(接合)はp+型拡散層で形成され
る。さらには、回路として使用しないトランジスタの拡
散層を代用することも可能である。また、本実施形態で
は、メタル層として、アルミニウム配線を例にあげてい
るが、アルミニウム配線に限らず、Cu,Au等の金属
であっても、またはタングステンシリサイドやモリブデ
ンシリサイド、あるいは配線として用いられるポリシリ
コン材料であっても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
製造工程における歩留りや信頼性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の原理を説明するための、
多層のメタル層にわたり形成される配線および素子を示
す図である。
【図2】本発明の一実施形態の半導体装置の配線の一部
を示す図である。
【図3】図2に示す半導体装置の断面図である。
【図4】フロアプランにおける半導体装置のレイアウト
方法を示すフローチャートである。
【図5】従来の半導体装置の、トランジスタのアクティ
ブ領域およびアルミニウム配線を示す図である。
【図6】図5に示す半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1,2,3 トランジスタ 5,7,9 配線 10 アクティブ領域 11 基板 12 ゲート酸化膜 13 フィールド酸化膜 14 ポリシリコン膜 15 層間絶縁膜 16 アルミニウム配線 6,8,17,18 コンタクト 19 n+型拡散層 4,20 PNジャンクション 100,200 半導体装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成された半導体装置におい
    て、 トランジスタのゲートに接続されるとともに、基板との
    間にPNジャンクションを形成する拡散層に接続され
    た、一層目のメタル層を成す配線であって、該一層目の
    メタル層のみでは、前記PNジャンクション以外に電荷
    のディスチャージの経路を持たない配線を有することを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 トランジスタのゲートに接続されたメタ
    ル層がプラズマエッチング工程でパターニングされた場
    合の、パターニング後の、ゲートに接続された配線に、
    電荷のディスチャージ経路が存在しないフローティング
    状態が発生するか否かを判定し、 フローティング状態が発生する場合に、その配線の面積
    の、その配線が接続されたゲートの面積に対する比率を
    計算し、 前記比率が所定の比率を超えた場合に、該配線に蓄積さ
    れる電荷をディスチャージするための素子を配置するこ
    とを特徴とする半導体装置のレイアウト方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006129342A1 (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Spansion Llc 半導体装置およびその製造方法
KR100688024B1 (ko) 2005-12-28 2007-02-27 동부일렉트로닉스 주식회사 반도체 소자

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