JP2000123933A - 電池ホルダー - Google Patents

電池ホルダー

Info

Publication number
JP2000123933A
JP2000123933A JP10301732A JP30173298A JP2000123933A JP 2000123933 A JP2000123933 A JP 2000123933A JP 10301732 A JP10301732 A JP 10301732A JP 30173298 A JP30173298 A JP 30173298A JP 2000123933 A JP2000123933 A JP 2000123933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
contact
terminal member
plate
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10301732A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ujigami
健司 氏神
Kunie Machida
国衛 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UGM KK
Original Assignee
UGM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UGM KK filed Critical UGM KK
Priority to JP10301732A priority Critical patent/JP2000123933A/ja
Publication of JP2000123933A publication Critical patent/JP2000123933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の電子機器や電機機器において使用する
ボタン型電池を保持し、簡単に電池の交換が可能な電池
ホルダーを提供する。 【解決手段】 底板5上に周壁6を連設して電池7の収
容空間を形成した絶縁性のケース2と、弾性を有する導
電性金属材からなり、配線基板へ接続する端子ピン14
を有する固定部10と固定部10の前方に連設して左右
に湾曲して延びる接触板16を有するとともに接触板1
6の中央部には掛止穴17を有する接触部11とからな
るプラス端子部材3の固定部10は周壁6の一側部に連
結するとともに接触板16は周壁6にそって配設し、弾
性を有する導電性金属材からなり、配線基板へ接続する
端子ピン23を有するとともに上方へ傾斜状に上げ起こ
した接触板25を有するマイナス端子部材4は底板5上
に連結し、接触部11と対称位置において周壁6には掛
止突起9を突設し、掛止穴17の上縁と掛止突起9の下
面とは同じ平面高さとしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池ホルダーに関し、特
に、各種の電子機器や電機機器等で使用されるボタン型
電池のホルダーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用通信機器、タイマー・置き時計・
玩具・リモートコントロール等の家庭用生活機器、電卓
・電子手帳・デジタルカメラ等の電子機器あるいは産業
用測定機等の日常使用されている電子機器や電機機器等
では電源としてボタン型電池が使用されている。
【0003】また、フアミコンゲーム機、ノート型パソ
コン、ノート型ワープロ等においては、通常は電源とし
て商用電源を使用しているが、これらの機器では、例え
ば、不用意な電源の切りや商用電源の停電等により非通
電状態が生じた時にはメモリ(記憶回路)を保護するた
めにメモリバックアップ回路の電源としてボタン型電池
が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記する各種の機器に
おいて電源として使用するボタン型電池あるいはバック
アップ電源として使用するボタン型電池は、従来は、電
池のプラス端子およびマイナス端子をそれぞれ配線基板
の所定の箇所に半田付けで固定していた。しかし、電池
が消耗して取り替える必要がある場合には、個人的に取
り替えることが困難であったので、機器を販売店あるい
はメーカー等に持参または郵送しなければならず、取り
替えるために時間を要するのでその間の機器の使用がで
きず、また、取り替えのために費用がかかるものであっ
た。
【0005】近年は、電池を配線基板に半田付けするこ
となく、ホルダーを配線基板に設置し、このホルダーに
ボタン型電池を嵌め込むのみで使用可能とし、電池が消
耗して取り替える必要がある時には電池をホルダーから
取り外して交換できるようになっている。
【0006】図21乃至図24は、本願出願人が提供し
た従来のホルダーの一例を示すものであり、合成樹脂の
ような絶縁材からなるケースa内にはボタン型電池bが
収容可能であり、電池bの収容空間に面して片側にはプ
ラス端子部材cを設け、また底板d上にはマイナス端子
部材eを設け、それぞれの端子部材c、eの端子ピン
f、gは配線基板の所定の位置に差し込んで半田付けが
可能なようにケースaの下方に突出している。
【0007】そして、ケースaには端子部材cを囲むよ
うにして電池bの掛止部hを形成するとともに掛止部h
とは反対側において両側2か所に、電池bの収容空間に
向けてL字型に形成した適度の弾性を有する掛止突起i
が突設してある。
【0008】上記するホルダーにおいて、図23に示す
ように、電池bは斜めの状態で片側を掛止部h内に差し
込み、更に、電池bを水平状態にして電池bの反対側を
掛止突起i内に嵌め込む。従って、電池bは、掛止部h
と掛止突起i間に固定され、かつ、電池bのプラス電極
は端子部材cと接触し、電池bのマイナス電極は端子部
材eと接触することになる。電池bが消耗して交換する
必要がある時には、図24に示すように、掛止部hとは
反対側において電池bを指先あるいは爪で引っ掛けて上
方に持ち上げて取り出せばよい。
【0009】しかし、上記する従来の電池ホルダーで
は、電池bを嵌め込む時に掛止突起iを外側へ押し広げ
るようになる。掛止突起iは適度の弾性を有している
が、簡単に嵌め入れることができず、また、外側へ押し
広げる時にホルダー全体に下方向への圧力が加わるの
で、端子ピンf、gが折損したり、接触不良を起こす原
因となっていた。
【0010】また、電池bをケースaから取り出す時に
も掛止突起iを外側方向へ押し広げることになるが、簡
単に取り出すことができず、更には、ホルダー全体が上
方へ引き上げられる状態となり、配線基板から抜け出た
り、接触不良を起こす原因となっていた。
【0011】本発明は、上記する従来の電池ホルダーの
問題点が鑑み、電池の嵌め込みおよび取り出しを簡単に
行うことができて電池の交換作業を容易なものとし、交
換に際してホルダーに無理な圧力が加わらない電池ホル
ダーを提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、合成樹脂のような絶縁材からなり、底板
5上に周壁6を連設してボタン型電池7の収容空間を形
成したケース2と、弾性を有する導電性金属材からな
り、配線基板へ接続する端子ピン14を有する固定部1
0と固定部10の前方に連設して左右に湾曲して延びる
接触板16を有するとともに接触板16の中央部には掛
止穴17を有する接触部11とからなるプラス端子部材
3と、弾性を有する導電性金属材からなり、配線基板へ
接続する端子ピン23を有するとともに上方へ傾斜状に
上げ起こした接触板25を有するマイナス端子部材4と
からなり、端子部材3の固定部10はケース2の周壁6
の一側部に連結するとともに接触部11の接触板16は
周壁6にそって配置し、端子部材4は底板5上に連結
し、接触部11と対称位置において周壁6には掛止突起
9を突設し、掛止穴17の上縁と掛止突起9の下面とは
同じ平面高さとしてある。
【0013】また、本発明は、合成樹脂のような絶縁材
からなり、底板5上に周壁6を連設してボタン型電池7
の収容空間を形成したケース2と、弾性を有する導電性
金属材からなり、配線基板へ接続する端子ピン14を有
する固定部10と固定部10の前方に連設して左右に湾
曲して延びる接触板16を有するとともに接触板16の
中央部には下向き傾斜状に切り起こした掛止片29を有
する接触部11とからなるプラス端子部材3と、弾性を
有する導電性金属材からなり、配線基板へ接続する端子
ピン23を有するとともに上方へ傾斜状に上げ起こした
接触板25を有するマイナス端子部材4とからなり、端
子部材3の固定部10はケース2の周壁6の一側部に連
結するとともに接触部11の接触板16は周壁6にそっ
て配置し、端子部材4は底板5上に連結し、接触部11
と対称位置において周壁6には掛止突起9を突設し、掛
止片29の下端面と掛止突起9の下面とは同じ平面高さ
としてある。接触板16の湾曲する径は電池7の外周面
の径よりも小さくしてあり、端子部材3の接触部11お
よび端子部材4の接触板25と電池7との接触点を多く
してある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1乃至図5は本発明ホル
ダーの一実施形態を示すものであり、このホルダー1
は、公知のボタン型電池(以下、単に電池と称する)を
収容して保持可能なケース2と、電池のプラス電極と接
触可能なプラス(+)端子部材3および電池のマイナス
電極と接触可能なマイナス(−)端子部材4とから構成
されている。
【0015】ケース2は、合成樹脂のような絶縁材から
なっており、図6に詳細を示すように、円形状の底板5
上に周壁6を連設した全体として円盤型に形成してあ
る。底板5および周壁6で囲まれた円形空間内には電池
7を収容可能であり、また、周壁6の一部には方形状の
突起部8を外方に向けて一体に連設するとともに突起部
8とは対称位置において周壁6上にはL字型に形成して
上端部を内側へ水平に向けた掛止突起9が突設してあ
る。そして、突起部8には端子部材3が連結可能であ
り、また、底板5上には端子部材4が連結可能である。
【0016】弾性を有し、導電性金属材からなる端子部
材3は、図7、図8に示すように、固定部10とその前
面に連設する接触部11とから構成されている。 固定
部10は、平板12の両側に差し込み板13を下方向へ
直角に折曲した全体として下向き方形体となっており、
両差し込み板13の先端には配線基板への接続端子ピン
14を延長して設けるとともに差し込み板13の側面に
は外方向へ上向き傾斜状に切り起こした掛止片15が形
成してある。また、接触部11は、固定部10の前方へ
半円状に湾曲して延ばした接触板16と接触板16の中
央部に形成したやや横長な掛止穴17とからなってい
る。
【0017】上記する固定部10および接触部11は、
図9に展開して示す一枚に打ち抜いた金属板を折曲して
形成したものである。即ち、長形な板体18の両端部に
端子ピン14を突設し、折り線aと端子ピン14との間
にコの字形に切り欠いた掛止片15を形成するとともに
板体18と平行な長形な板体19とを連結板20によっ
て連結し、板体19の中央部に位置して掛止穴17を形
成したものである。
【0018】板体18は、両側の折り線aで折曲してコ
の字形に形成するとともに連結板20を下向きU字状に
折曲し、板体19は連結板20を中心にして左右に半円
状に湾曲させればよく、U字状の連結板20によって固
定部10と接触部11間にはある程度の空間が形成さ
れ、かつ、固定部10に対して接触部11は水平方向へ
き拡開弾性を有することになる。
【0019】弾性を有し、導電性金属材からなる端子部
材4は、図10に示すように、方形状平板21の両側に
下方向へ直角に折曲した差し込み板22を連設するとと
もに片側の差し込み板22には配線基板への接続用端子
ピン23を延長して設ける。そして、両差し込み板22
の側面には外方向へ上向き傾斜状に切り起こした掛止片
24を対称形状に形成する。また、平体21には、平板
21との連結基部から先端側を上方へ傾斜状に上げ起こ
した接触板25が連設してある。
【0020】上記する端子部材4は、図11に展開して
示す一枚に打ち抜いた金属板を折曲して形成したもので
ある。即ち、平板21の両側に折り線bを介して差し込
み板22を連設するとともに片側の差し込み板22には
端子ピン23を突設し、両差し込み板22にはコの字形
の切り込みを設けて掛止片24を形成し、また、平板2
1にはコの字形の切り溝26を形成して接触板25を設
けたものである。
【0021】ケース2、端子部材3および端子部材4の
各構成は上記の通りであり、次に、ホルダー1としての
組み立ておよび電池7を収容する状態について説明す
る。前記ケース2の突起部8の両側には、図6に示すよ
うに、端子部材3の固定部10両側の差し込み板13が
それぞれ差し込み可能なスリット27が形成してある。
このスリット27内に上方から差し込み板13を差し込
めば、外方向に突出している掛止片15は差し込み板1
3と面一状となってスリット27内に押し込まれ、差し
込み量が一定以上になると掛止片15は弾性作用により
外方に傾斜状に突出して掛止片15の上端が突起部8の
下面に当接し(図12および図13参照)、固定部10
は突起部8に連結して固定状態となり、そして、端子ピ
ン14はケース2の下方へ突出した状態となる。
【0022】固定部10を突起部8に固定した時、接触
部11は電池7の収容空間に面しており、左右に湾曲し
て張り出した接触板16はケース2の周壁6の内側に配
設した状態となる。そして、接触板16は、ケース2内
に収容した電池7のプラス(+)電極と接触する接点と
なり、また、弾性作用により電池7を側面から保持する
機能を有するので、湾曲面の径は電池7の外周面の径よ
りも少し小さいことが望ましい。そして、接触板16の
中央部に位置する掛止穴17の上縁は、ケース2に形成
した前記の掛止突起9の下面と同じ水平高さに位置して
いる。
【0023】ケース2の底板5には、突起部8と掛止突
起9に近い位置にそれぞれスリット28が形成してあ
る。この各スリット28には端子部材4の差し込み板2
2がそれぞれ差し込まれる。この時、外方向に突出して
いる掛止片24は差し込み板22と面一状となってスリ
ット28内に押し込まれ、差し込み量が一定以上になる
と掛止片24は弾性作用により外方へ傾斜状に突出して
掛止片24の上端が底板5の下面に当接し(図4参
照)、平板21は底板5から抜け出ることなく固定状態
となる。端子ピン23は前記の端子ピン14と同じくケ
ース2の下方へ突出し、また、底板5上において先端側
を上方へ傾斜状に上げ起こした接触板25は、電池7の
マイナス(−)電極との接点となる部分であり、先端部
は左右二つに切り離して電池7との接触点あるいは接触
面を多く形成してある。
【0024】上記のようにしてケース2に端子部材3お
よび端子部材4を一体的に連結、固定した後、ケース2
の下方に突出する端子部材3、4の端子ピン14、23
をそれぞれ図示していないが配線基板の所定の位置に差
し込み、半田付けで固定する。これによりホルダー1自
体は配線基板に固定状態となる。
【0025】ケース2の円形空間内に電池7を差し込む
場合には、図14に鎖線で示すように、電池7を斜めの
状態にしてケース2の底板5と掛止突起9との間に入れ
つつ電池7を水平状態とすれば電池7の側面は端子部材
3の接触部11の面に当接することになる。
【0026】電池7を更に差し込めば、接触部11は電
池7の側面(プラス電極面)に押され、U字状連結部2
0の拡開弾性に抗して接触部11全体が固定部10側に
押し込まれる。そして、電池7が掛止穴17に達して電
池7の周方向側面が掛止穴17内に入ると、連結部20
の弾性作用により接触部11全体が常態位置に復帰する
ことになる。
【0027】従って、電池7は、図14に実線で示すよ
うに、ケース2の円形空間内において掛止突起9と掛止
穴17とで保持される。この時、端子部材4の接触板2
5が電池7のマイナス電極面に接して平板状に圧設され
ているが、上方への弾性作用が働いているので、電池7
は掛止突起9と掛止穴17および接触板25との間で挟
持されることになる。また、湾曲した接触板16も電池
7のプラス側電極の側面に当接しており、電池7は掛止
突起9方向に押された状態で側面からも保持されること
になる。
【0028】電池7が、例えば、消耗して取り替える必
要がある場合には、接触部11の上方を連結部20の弾
性に抗して固定部10側へ引くことにより掛止穴17の
上縁が電池7の上面から外れ、接触板25の上方への弾
性作用により電池7はやや斜めの状態に持ち上げられ、
電池7はケース2から簡単に取り出すことが可能とな
る。
【0029】図15、図16は、本発明ホルダーの他の
実施形態を示し、前記の実施形態と同じ部分は同じ符号
を使用している。この実施形態においては、図17およ
び図18に詳細を示すように、プラス端子部材3は、接
触部11の両側に湾曲した接触板16の中央部において
下向き傾斜状に切り起こして掛止片29を突設したこと
に特徴を有しており、掛止片29の下端は電池7の上面
に当接可能となっている。
【0030】このような端子部材3は、前記の場合と同
じく、両側の差し込み板13をケース2の突起部8のス
リット27に差し込んで固定すればよく、湾曲状に張り
出した接触板16は周壁6内に位置するとともに図19
に示すように掛止片29は電池7の収容空間に面し、掛
止片29の下端は掛止突起9の下面と同じ高さ位置とな
る。
【0031】電池7を嵌め込む場合には、図20に示す
ように、電池7のある一側を底板5と掛止突起9間に差
し込み、電池7を水平状態にして押し入れれば、電池7
の他の一側が接触部11全体を固定部10側に押し込
み、電池7が掛止片29を通過すると接触部11は常態
位置に復帰するので掛止片29の下端は電池7の上面に
当接し、電池7を保持することになる。電池7をケース
2から取り外す時には、接触部11を固定部10側へ引
いて掛止片29と電池7との掛止状態を開放すれば、電
池7は接触板25の弾性作用により上方へ押し上げられ
ることになり、自動的に取り出し可能である。電池7の
嵌め込みや取り出し作業等は、前記の実施形態と場合と
同じである。
【0032】尚、第1実施形態の端子部材3と本実施形
態の端子部材3とを比較すると、第1実施形態の場合の
ように端子部材3に係止孔17を形成した方が係止片2
9を設けた場合よりも高さを低くできるので、ホルダー
全体の高さを低く設計することができる。
【0033】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、ボタン
型電池7を収容して保持可能な円形空間を有するケース
2の側面にプラス端子部材3を連結するとともにケース
2の底板5にはマイナス端子部材4を連結し、端子部材
3は配線基板へ固定可能な固定部10の前方に半円状に
湾曲して張り出した接触板16を連設するとともに接触
板16の中央部には電池7の側面が入り得る掛止穴17
を設け、端子部材3とは対称位置において周壁6には掛
止突起9を設けて掛止穴17の上縁と掛止突起9の下面
とを同じ平面高さとし、配線基板へ固定可能な端子部材
4には上方へ傾斜状に切り起こした接触板25を形成し
たことにより、電池7をケース2の空間内に嵌め込んだ
時、電池7の上面両端部は掛止突起9と掛止穴17およ
び接触板25とで保持されるので、電子機器や電機機器
等を倒立させたり、逆さまにし、また、持ち運びに際し
て振動が与えられてもケース2から飛び出すことがな
く、安定して保持されるものである。
【0034】掛止穴17に代えて接触板16の中央部間
には掛止片29を下向き傾斜状に切り起こして形成すれ
ば、電池7をケース2内に嵌め入れた時、掛止片29の
下端が電池7の上面に接して押さえるようになるので、
電池7は掛止突起9や接触板25とともに挟持して保持
されることになる。
【0035】また、電池7の側面には湾曲して延びた接
触板16が当接して電池7を保持するとともに接触部1
1と電池7とは数カ所において接触するので接点箇所が
多くなり、接触不良を生ずることがなく、接点としての
信頼度が高いものである。
【0036】更に、端子部材4の接触板25も先端部を
二股状に切り離してあり、かつ、接触板25は弾性作用
により電池7に強制的に接しているので、電池7との接
触点が多くなり、接点としての信頼度が高く、接触不良
を生ずることがないものである。
【0037】更にまた、電池7が消耗して交換する必要
がある時、電池7をケース2から取り出すのに電池7の
側面を持ち上げることなく、端子部材3の接触部11を
固定部10側へ引き寄せるだけで電池7と掛止穴17あ
るいは掛止片29との掛止状態が開放され、端子部材4
の接触板25の上方への弾性作用が働くことにより、電
池7はほぼ自動的に上方に押し出され、取り出すことが
可能であり、電池7の交換作業を容易、簡単に行うこと
ができる。従って、ケース2への電池7の着脱に際して
ホルダー1全体に無理な力が加わることがなく、ホルダ
ー1を損傷することなく長く安定して使用することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ホルダーの一実施形態を示す平面図であ
る。
【図2】本発明ホルダーの一実施形態を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明ホルダー内に電池を収容した状態の斜視
図である。
【図4】図1のA−A線にそった拡大断面図である。
【図5】図1のB−B線にそった拡大断面図である。
【図6】本発明ホルダーに使用するケースの斜視図であ
る。
【図7】本発明ホルダーに使用するプラス端子部材の斜
視図である。
【図8】本発明ホルダーに使用するプラス端子部材の正
面図である。
【図9】本発明ホルダーに使用するプラス端子部材の展
開平面図である。
【図10】本発明ホルダーに使用するマイナス端子部材
の斜視図である。
【図11】本発明ホルダーに使用するマイナス端子部材
の展開平面図である。
【図12】本発明ホルダーの側面図である。
【図13】本発明ホルダーを背面側からみた一部断面図
である。
【図14】本発明ホルダーに電池を収容した状態の図1
A−A線にそった拡大断面図である。
【図15】本発明ホルダーの他の実施形態を示す斜視図
である。
【図16】図15のホルダーに電池を収容した状態の斜
視図である。
【図17】図15のホルダーで使用するプラス端子部材
の斜視図である。
【図18】図15のホルダーで使用するプラス端子部材
の正面図である。
【図19】図15に示すホルダーのA−A線拡大断面図
である。
【図20】図16に示すホルダー内に電池を収容した状
態のB−B線拡大断面図である。
【図21】従来のホルダーの一例を示す斜視図である。
【図22】従来のホルダーの一例を示す平面図である。
【図23】従来のホルダーの一例を示す断面図である。
【図24】従来のホルダー内に電池を収容した状態の断
面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー 2 ケース 3 プラス端子部材 4 マイナス端子部材 5 底板 6 周壁 7 電池 8 突起部 9 掛止突起 10 固定部 11 接触部 12 平板 13 差し込み板 14 端子ピン 15 掛止片 16 接触板 17 掛止穴 18 長形板体 19 長形板体 20 連結板 21 方形状平板 22 差し込み板 23 端子ピン 24 掛止片 25 接触板 26 切り溝 27 スリット 28 スリット 29 掛止片 a ホルダー b 電池 c プラス端子部材 d 底板 e マイナス端子部材 f 端子ピン g 端子ピン h 掛止部 i 掛止突起

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂のような絶縁材からなり、底板
    5上に周壁6を連設してボタン型電池7の収容空間を形
    成したケース2と、弾性を有する導電性金属材からな
    り、配線基板へ接続する端子ピン14を有する固定部1
    0と固定部10の前方に連設して左右に湾曲して延びる
    接触板16を有するとともに接触板16の中央部には掛
    止穴17を有する接触部11とからなるプラス端子部材
    3と、弾性を有する導電性金属材からなり、配線基板へ
    接続する端子ピン23を有するとともに上方へ傾斜状に
    上げ起こした接触板25を有するマイナス端子部材4と
    からなり、端子部材3の固定部10はケース2の周壁6
    の一側部に連結するとともに接触部11の接触板16は
    周壁6にそって配置し、端子部材4は底板5上に連結
    し、接触部11と対称位置において周壁6には掛止突起
    9を突設し、掛止穴17の上縁と掛止突起9の下面とは
    同じ平面高さとして成ることを特徴とする電池ホルダ
    ー。
  2. 【請求項2】 合成樹脂のような絶縁材からなり、底板
    5上に周壁6を連設してボタン型電池7の収容空間を形
    成したケース2と、弾性を有する導電性金属材からな
    り、配線基板へ接続する端子ピン14を有する固定部1
    0と固定部10の前方に連設して左右に湾曲して延びる
    接触板16を有するとともに接触板16の中央部には下
    向き傾斜状に切り起こした掛止片29を有する接触部1
    1とからなるプラス端子部材3と、弾性を有する導電性
    金属材からなり、配線基板へ接続する端子ピン23を有
    するとともに上方へ傾斜状に上げ起こした接触板25を
    有するマイナス端子部材4とからなり、端子部材3の固
    定部10はケース2の周壁6の一側部に連結するととも
    に接触部11の接触板16は周壁6にそって配置し、端
    子部材4は底板5上に連結し、接触部11と対称位置に
    おいて周壁6には掛止突起9を突設し、掛止片29の下
    端面と掛止突起9の下面とは同じ平面高さとして成るこ
    とを特徴とする電池ホルダー。ダー。
  3. 【請求項3】 接触板16の湾曲する径は電池7の外周
    面の径よりも小さくしたことを特徴とする請求項1、2
    に記載する電池ホルダー。
  4. 【請求項4】 端子部材3の接触部11および端子部材
    4の接触板25と電池7との接触点を多くしたことを特
    徴とする請求項1、2に記載する電池ホルダー。
JP10301732A 1998-10-09 1998-10-09 電池ホルダー Pending JP2000123933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10301732A JP2000123933A (ja) 1998-10-09 1998-10-09 電池ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10301732A JP2000123933A (ja) 1998-10-09 1998-10-09 電池ホルダー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000123933A true JP2000123933A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17900502

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10301732A Pending JP2000123933A (ja) 1998-10-09 1998-10-09 電池ホルダー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000123933A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970002228Y1 (ko) 배터리 지지용 지지체
JP3673456B2 (ja) 電池ホルダ
JPH07147170A (ja) プラグ係止機構付きコンセント
US7390215B2 (en) Battery connector
US6022248A (en) Connecting terminal having enhanced biasing force
JP6657981B2 (ja) 電子機器の電池収納構造
JP2000067959A (ja) プリント基板用コネクタ
US6866520B2 (en) Conductive terminal and electrical connector applying the conductive terminal
JP2000123933A (ja) 電池ホルダー
JP3668924B2 (ja) 電池ホルダー
JP2537801B2 (ja) 液晶表示器の保持装置
JP2008043078A (ja) 充電台
JPH0992410A (ja) カードエッジコネクタ
JP4292537B2 (ja) 電池ホルダ
US20070173088A1 (en) Electrical connector
US5682068A (en) Power cap
JP2000100501A (ja) フローティングコネクタ
JPS5810819B2 (ja) 電池の電極接続装置
JPH09259852A (ja) 電池実装構造
JPH0125970Y2 (ja)
WO2002005364A1 (en) Receptacle for battery-using equipment
KR200282895Y1 (ko) 배터리 홀더
JP2009177853A (ja) 充電台
JPH0550666U (ja) プリント基板の電池ホルダー及びプリント基板
KR200244210Y1 (ko) 배터리 홀더