JP2000123131A - バーコード発生方法 - Google Patents

バーコード発生方法

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JP2000123131A
JP2000123131A JP10298357A JP29835798A JP2000123131A JP 2000123131 A JP2000123131 A JP 2000123131A JP 10298357 A JP10298357 A JP 10298357A JP 29835798 A JP29835798 A JP 29835798A JP 2000123131 A JP2000123131 A JP 2000123131A
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characters
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JP10298357A
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Isao Takahashi
高橋  功
Toshio Masuda
年男 増田
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Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Information Technology Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生成される二次元バーコードのデータ量を減
らし、小さいサイズでも印刷可能にし、且つ汎用のソフ
トウェアで処理することができるバーコード発生方法の
提供。 【解決手段】 白黒桝目パターンの並びにより表現され
る二次元バーコードのデータを入力し、該二次元バーコ
ードのデータに対応した二次元バーコードを発生するバ
ーコード発生方法において、二次元バーコードを形成す
る複数の印字又は表示パターンを予め記憶しておき、入
力された二次元バーコードのデータを前記記憶した印字
又は表示パターンを用いて発生することにより、生成さ
れるデータ量を減らし、小さいサイズでも印刷可能に
し、且つ汎用のソフトウェアで処理するもの。更に前記
二次元バーコードを形成する複数の印字パターンを、1
印字文字内の大きさとすることにより、二次元バーコー
ドの縮小印字を可能としたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次元のバーコー
ド発生方法に係り、特に生成されるデータ量を減らし、
小さいサイズでも印刷可能にし、且つ汎用のソフトウェ
アで処理することができるバーコード発生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にバーコードは、厚みを変えた縦線
を横方向(一次元)に配列したものが知られているが、
近年においては黒白の桝目を縦横方向に配置した二次元
にし、これによりバーコードの情報量を増加させるもの
が提案されている。
【0003】従来技術による前記二次元バーコードを表
示及び印字する方法としては、通常のパーソナルコンピ
ュータに二次元バーコード生成のための専用アプリケー
ションプログラムを用い、白黒桝目をビットマップイメ
ージの画像データとして生成して表示及び印字するもの
と、専用のハード及びソフトウェアを用いてビットマッ
プイメージの画像データによる二次元バーコードの表示
及び印字を行う専用印刷装置を用いることが行われてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術による
二次元バーコードの表示及び印字方法は、二次元バーコ
ードとして該コードの実画像であるビットマップ形式の
画像データを使用するために、ハードディスク等の記憶
装置に占めるデータ量が膨大になると共にメモリ及びC
PUも膨大な画像データを取り扱うために大容量及び高
速なものを使用しなければならず、更に汎用ソフトウェ
ア上で使用することは困難で汎用性がないと言う不具合
があった。特に専用のバーコード生成装置を用いるもの
では、専用の装置が必要であり、コストの上昇及び設置
場所を占有すると言う不具合があった。
【0005】本発明の目的は、前記従来技術による不具
合を除去することであり、生成されるデータ量を減ら
し、小さいサイズでも印刷可能にし、且つ汎用のソフト
ウェアで処理することができる二次元のバーコード発生
方法を提供することである。更に本発明の目的は、二次
元バーコードを縮小印字することができるバーコード発
生方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、白黒桝目パターンの並びにより表現される
二次元バーコードのデータを入力し、該二次元バーコー
ドのデータに対応した二次元バーコードを発生するバー
コード発生方法であって、二次元バーコードを形成する
複数の印字又は表示パターンを予め記憶しておき、入力
された二次元バーコードのデータを前記記憶した印字又
は表示パターンを用いて発生することを第1の特徴と
し、前記二次元バーコードを形成する複数の印字パター
ンを、1印字文字内の大きさとすることを第2の特徴と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態による
バーコード発生方法を説明する。まず、本発明の発明者
には、前述の課題、具体的には(1)データ量を減らし、
(2)小さいサイズでも印刷にし、且つ(3)汎用のソフトウ
ェアで処理することができるバーコード発生方法とし
て、一般のパーソナルコンピュータ及び汎用のアプリケ
ーション(ソフトウェア)を用いることを目的として設定
し、これら目的を解決するために次の手法を発明した。
【0008】まず上記目的(1)(3)を解決する方法とし
て、従来はビッマップの画像データとして取り扱ってい
た二次元バーコードを構成する白黒の桝目パターンを、
一般のワードプロセッサソフト等で使用可能な”文字パ
ターンデータ”として記憶しておき、この”文字パター
ンデータ”の組み合わせにより、生成/記憶/表示並び
に印字することを発明した。この方法によれば、生成し
た二次元バーコードの白黒桝目パターンを、標準化した
文字パターンデータの組み合わせとして取り扱うため、
汎用性があり、更に二次元バーコードが書式付テキスト
データとなるので、従来技術でのビットイメージ画像デ
ータに比べデータ量を少なくすることができる。また、
汎用性のあるワードプロセッサ用ソフトウェアのマクロ
機能を用いることにより、専用のアプリケーションプロ
グラムを組み込む必要がなくなり、はるかにハードディ
スクの占有量を小さくすることができる。
【0009】次に上記目的(2)を解決する手法を説明す
る。まず近年の印字装置における印字方法は、縦横のド
ットの組み合わせにより文字を表現しており、説明を単
純化するために1印字文字が縦4ドット×横4ドットの
計16ドットで構成されると仮定する。
【0010】この場合、もし1印字文字分のエリアの計
16ドットで1つの黒又は白の桝目を構成したすると1
桝目が占めるエリアは図1(b)の如く計16ドットに
なり、小さいサイズでの印字には不向きである。発明者
らは、前記1印字文字が複数のドットの集合であること
に着目し、例えば図1(a)の如く、1ドットで黒又は
白の桝目を形成し、これら桝目を1印字文字エリア中に
縦一列4ドットの1つの二次元バーコードのパターンを
印字することにより、二次元バーコードを小さいサイズ
で印字することを発明した。
【0011】ここで前記バーコードの1桝目を印字文字
の1ドットとすることにより前記目的(1)による記憶容
量を低減できる点を説明する。前述した様に、図3
(a)左側の二次元バーコードに対して1文字分エリア
(16ドット)をバーコードの1桝目とした場合は図3
(a)右側に示した如く計28文字分の記憶容量が必要
になるのに対し、前記印字文字の1ドットをバーコード
の1桝目とした場合は図3(b)右側に示した如く計7
文字分の容量で記憶することができ、記憶容量を低減す
ることができる。
【0012】この本実施形態による文字と二次元バーコ
ードのパターンとの対比した例を図4に示す。図4を参
照すれば明らかな如く、バーコードに必要な文字0〜
9、アルファベットA〜Fの計16文字は、二次元バー
コードのパターンと設定することができる。尚、図4の
16文字が縦4桝目構成のバーコードで表すことができ
ることは、4×4の順列組み合わせにより理解できる。
【0013】これにより例えば図5に示した二次元バー
コードを上記16種類の縦並び4つ分の白黒桝目パター
ンに分割した場合、その二次元バーコードのパターンは
図6(a)に示す如く分割して置き換えることができ
る。尚、図5の如き白黒桝目パターン4つ分に分割する
際に4で割り切れない場合、後ろに白桝目パターンを付
与して4で割り切れるようにする処理が必要である。
【0014】前記図6(a)に示したパターンを通常の
文字で表示すると図6(b)の如くなる。逆に図6
(b)に示した文字列(データ)を二次元バーコード用
文字パターンデータの書体(パターン)に変更し、二次
元バーコード用文字パターンデータ文字列の各文字の文
字間値を0、各行高さを文字サイズと同一にすることで
図5の二次元バーコードを再現することができる。
【0015】このように本実施形態によるバーコード発
生方法は、文字に対応した二次元バーコードを形成する
複数のパターンを、1印字文字エリア中に印字可能な範
囲で予め用意しておき、前記複数のパターンの組み合わ
せで印字文字を形成するため、生成されるデータ量を減
らし、縮小印刷可能にし、且つ汎用のソフトウェアで処
理することができる。
【0016】本実施形態を実現するためのハード構成
は、図2に示す如く、所定の文字データを入力するため
のデータ入力装置1と、二次元バーコードを表示又は印
字するための装置6と、データ編集手段3、パターン発
生手段4及びパターン記憶手段5からなる処理装置10
0とから構成される。前記パターン記憶手段5は、図4
に示すような文字’0’から’9’および文字’A’か
ら’F’の16文字に相当する文字パターンを記憶し、パ
ターン発生手段4は前記文字パターンに対応して図6
(b)に示す二次元バーコード用文字パターンデータ文
字列の文字に相当するパターンを発生するものである。
次に図5のような二次元バーコードを印刷または表示す
る場合について説明する。
【0017】例えば、入力データが文字”01234567”で
ある場合、操作者によりデータ入力装置1を用いて入力
データ”01234567”が入力されると、処理装置100の
データ編集手段3は、次(1)〜(4)の編集処理を行う。こ
の編集処理は、通常のパーソナルコンピュータの場合、
汎用性のあるワードプロセッサ用ソフトウェアのマクロ
機能を用いることができる。
【0018】(1)入力データを二次元バーコード用の
データにエンコードする。具体的に述べると本実施形態
においては、”01234567”が入力された場合、この入力
データを3桁のグループに分割してバイナリ値に変換す
る。その結果、最初の3桁”012”が”0000001100”、
次の3桁”345”が”0101011001”、最後の2桁”67”
が”1000011”となり、数字モードを表すコード”000
1”と、文字数を表すコード”0000001000”と結合す
る。従ってエンコードされた値は、”0001 0000001000
0000001100 0101011001 1000011”となり、この二次元
バーコード用データにエンコードした結果に対し、次の
(2)〜(4)の処理を加える。 (2)誤り訂正用コードを生成し、二次元バーコード用
のデータに付与する。 (3)二次元バーコード用のデータにより白黒桝目パタ
ーンを配置する。 (4)白黒桝目パターンを二次元バーコード用文字パタ
ーンデータ文字列に変換する。
【0019】本実施形態においては前記変換過程の詳細
は省略するが、上記の結果、二次元バーコード用文字パ
ターンデータ文字列は、図6(b)に示す文字列”F8BB
B8F0〜00800080”となる。
【0020】次に処理装置100は、前記編集手段3か
ら出力される二次元バーコード用文字パターンデータ文
字列(”F8BBB8F0〜00800080”)をパターン発生手段4
に入力し、該パターン発生手段4が前記データ文字列を
パターン記憶手段5に記憶した(バーコードの)パター
ンを検索して二次元バーコード用文字パターンデータの
書体に変換し、装置6側の二次元バーコード用文字パタ
ーンデータ文字列の各文字の文字間値を0、各行高さを
文字サイズと同一に設定し、図5の如き二次元バーコー
ドを生成して表示又は印字する様に動作する。
【0021】この様に本実施形態においては、二次元バ
ーコードの書体をパターン化して記憶しておき、たとえ
ば汎用性のあるワードプロセッサ用ソフトウェアのマク
ロ機能により編集を行なう場合、専用アプリケーション
プログラムやバーコード専用印刷装置を持たずに、二次
元バーコードを生成することができる。二次元バーコー
ドの書体を記憶装置に持つ場合、アウトライン形式の文
字でもドットイメージ形式の文字でもどちらでも可能で
ある。
【0022】本例の場合では、指定可能文字サイズの4
分の1の大きさ、面積の場合16分の1まで縮小して白黒
桝目パターンを表示および印刷することができる。白黒
桝目パターンの縦並びの数を増やすことでさらに小さく
縮小することも可能である。従って、専用アプリケーシ
ョンプログラムを組み込まないことにより、組み込んだ
場合に比べはるかに少ないハードディスク占有容量で二
次元バーコードが生成できるようになる。
【0023】生成結果に関しても従来技術でのビットイ
メージ画像データに比べ、書式付テキストデータである
ため少ない容量となる。白黒桝目パターンの縦並びの数
を増やすことで、さらにデータ容量を少なくすることが
できる。
【0024】また汎用性を持つことで、他の汎用ソフト
ウェアや使用者が独自に作成するプログラムから使用す
ることが可能となる。また、通常の文字と同様に使用可
能なため、たとえば汎用性のあるワードプロセッサ用ソ
フトウェア上で文字の回転や拡大縮小が可能であれば、
本発明による二次元バーコードも回転や拡大縮小して生
成することができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、文字に
対応した二次元バーコードを形成する複数のパターン
を、1印字文字エリア中に印字可能な範囲で予め用意し
ておき、前記複数のパターンの組み合わせで印字文字を
形成するため、生成されるデータ量を減らし、小さいサ
イズでも印刷にし、且つ汎用のソフトウェアで処理する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】白黒桝目パターンと通常文字を同一サイズで比
較した例を示す図。
【図2】本発明を実現するための構成図。
【図3】(a)は白黒桝目パターン1つ分を1文字とし
た場合の例を示す図、(b)は縦並び4つ分の白黒桝目
パターンを1文字とした場合の例を示す図。
【図4】通常文字と白黒桝目パターンとの関係の例を説
明するための図。
【図5】二次元バーコードの一例を示す図。
【図6】(a)は図2を縦並び4つ分の白黒桝目パター
ンに分割した場合の図、(b)は(a)に示したパター
ンを通常文字で表した場合の図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白黒桝目パターンの並びにより表現される
    二次元バーコードのデータを入力し、該二次元バーコー
    ドのデータに対応した二次元バーコードを発生するバー
    コード発生方法であって、二次元バーコードを形成する
    複数の印字又は表示パターンを予め記憶しておき、入力
    された二次元バーコードのデータを前記記憶した印字又
    は表示パターンを用いて発生することを特徴とするバー
    コード発生方法。
  2. 【請求項2】前記二次元バーコードを形成する複数の印
    字パターンを、1印字文字内の大きさとすることを特徴
    とする請求項1記載のバーコード発生方法。
JP10298357A 1998-10-20 1998-10-20 バーコード発生方法 Pending JP2000123131A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003059788A1 (fr) * 2002-01-17 2003-07-24 Nisscom Corporation Systeme de gestion d'informations de traitement de dechets
JP2003296670A (ja) * 2002-04-01 2003-10-17 Takashi Yoshida バーコード作成システム
JP2011519448A (ja) * 2008-04-01 2011-07-07 アイティーオーピーエフ コーポレーション 短文メッセージサービスを利用したコード提供方法、短文メッセージサービスを利用したコード提供装置、短文メッセージを通じて受信されたコードの認識装置及び短文メッセージを通じて伝送可能なコード

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