JP2000122922A - 高速メモリ装置 - Google Patents

高速メモリ装置

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JP2000122922A
JP2000122922A JP10309523A JP30952398A JP2000122922A JP 2000122922 A JP2000122922 A JP 2000122922A JP 10309523 A JP10309523 A JP 10309523A JP 30952398 A JP30952398 A JP 30952398A JP 2000122922 A JP2000122922 A JP 2000122922A
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Kenji Saito
賢治 斎藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価なダイナミックRAM等を使用してもメモ
リに対する情報転送速度を高速化してCPUの処理速度
を高速化すること。 【解決手段】並列にアクセスするよう配置された複数の
メモリ1〜4と、複数の各メモリに対しアドレスを割付
けるメモリインタフェース15と、複数のメモリに対し
アクセス指令及び記憶または読出し情報を伝送するバス
9とからなり、メモリインタフェースが情報の記憶指令
を受けたときに記憶する情報を分割し、複数のメモリに
対し順次配分して並列に記憶するようにしたことによ
り、直列伝送するバスの全伝送時間を有効に使用して、
メモリに対する情報転送速度を高速化することができる
高速メモリ装置が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速メモリ装置に
関し、特に複数のメモリを並列に書込み/読出しするよ
うにした高速メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CPUシステムには、ダイナミックRA
Mなどのメモリが使用され、大量に生産されている。C
PUが高速化されるにつれ、CPUの速度に合わせてダ
イナミックRAMも、EDO(Enhanced data output)
やSD−RAM(シンクロナスダイナミックRAM)な
ど高速化されている。しかし、CPUの速度が300M
Hz〜400MHzで動作するのに対して、安価なダイ
ナミックRAMは15MHz〜100MHz程度の速度
でしか動作しない。メモリの記憶素子の速度向上は困難
であり、CPUのような論理処理の素子に比べて処理速
度の向上が遅れているのが現状である。
【0003】従って、CPUシステムの処理速度はダイ
ナミックRAMの速度で制限されることになる。従来
は、CPUシステムの処理速度を向上させるため、キャ
ッシュメモリと称する高速メモリを使用してきた。すな
わち、ダイナミックRAMからの情報を一度キャッシュ
メモリに転送して、CPUがキャッシュメモリとアクセ
スすることにより、高速処理することができる。このよ
うに、キャッシュメモリはCPU速度またはそれに近い
速度でアクセス可能なメモリであるが、高価なため小容
量しか搭載しない。
【0004】従来、上記のようなCPUの制御により読
出しまたは書込みを行なうメモリ装置としては、図5に
示すようなものがあった。図5は従来のメモリ装置の構
成を示すブロック図である。図5において、1はメモリ
(0)、2はメモリ(1)、3はメモリ(2)、4はメ
モリ(3)、5はメモリ(0) 1とバス9との間の接続
線路、6はメモリ(1)2とバス9との間の接続線路、
7はメモリ(2)3とバス9との間の接続線路、8はメ
モリ(3)4とバス9との間の接続線路、9はCPU等
他の装置との間の情報伝送手段としてのバスである。
【0005】次に、図5を参照して、従来のメモリ装置
の構成をさらに詳細に説明する。メモリ(0)1はダイ
ナミックRAMまたはSD−RAMなどのメモリであ
る。メモリ(1)、メモリ(2)、メモリ(3)も同様
にダイナミックRAMまたはSD−RAMで構成され
る。さらに、図5において、バス9は情報伝送手段を示
し、接続線路5、接続線路6、接続線路 7および接続線
路8は、それぞれ各メモリの担当領域が、その1例とし
て、アドレス0000〜03ff、0400〜07f
f、0800〜0bff、0c00〜0fffになるよ
うに接続されている。この例において、アドレス002
0から003fの情報にアクセスすると、メモリ(0)
1のメモリが動作して、メモリ(1)2、メモリ(2)
3、メモリ(3)4の各メモリは休止状態を続ける。
【0006】次に、図6を参照して、図5に示すメモリ
装置の読出し動作を説明する。図6は従来のメモリ装置
の読出し動作を示すタイミング図である。図6におい
て、20はアドレス0020の読出しコマンド、21は
アドレス0020の読出しデータ、22はアドレス00
21の読出しデータ、23はアドレス0022の読出し
データである。
【0007】さらに、図6において、20はアドレス0
020の情報を読み出す司令(コマンド)で、1個の波
形で示しているが、ダイナミックRAMではアドレスは
2個に分割されたデータとして伝送され、読出し指令は
RDなどの(図示は省略してある)信号線で与えられ
る。スタテイックRAMではアドレス回線に1個の波形
で与えられるなど、RAMの種類で情報の与えかたが異
なる。またアドレス情報もバースト転送とワード単位の
アクセスでは異なるが、本発明では、波形に関するもの
が主旨ではないため、アドレスおよびコマンドを1個の
波形で示し、その後のアドレスの情報も明示せず、概念
図として動作の流れを示した。読出しデータ 21はアド
レス0020の読出し情報を示し、読出しデータ22は
アドレス0021の読出し情報であり、読出しデータ2
3はアドレス0022の読出し情報を示す。このように
して、従来のメモリ装置においては、読出しデータは直
列に出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のメモリ装置にあっては、CPUで処理に必要な情報
がキャッシュメモリにある場合、CPUはキャッシュメ
モリの速度で、またはキャッシュメモリが十分に高速で
あればCPUの処理速度で処理を実行することができ
る。しかし、キャッシュメモリは小容量であるため、C
PUがキャッシュメモリに記憶された情報以外の情報を
必要とする場合が発生する。このときは、キャッシュメ
モリのなかで、処理が済んだ領域に、必要とする情報を
ダイナミックRAMから転送して実行を継続する。その
際、ダイナミックRAMからキャッシュメモリへの転送
はダイナミックRAMの速度で伝送されるため、やはり
ダイナミックRAMの低い伝送速度でCPUの処理速度
が制限されるという問題があった。
【0009】また、上記従来のメモリ装置にあっては、
複数のメモリのそれぞれのアドレスを各メモリの容量の
単位ごとに分割して割付けるようにしている。このた
め、あるアドレス領域にアクセスすると、その領域を担
当するメモリのみが動作して、他のメモリは休止のまま
である。そのため、さらに処理速度が低いという問題が
あった。
【0010】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたもので、安価なダイナミックRAMまたはS
D−RAMを使用してもメモリに対する情報転送速度を
高速化してCPUの処理速度を高速化することをを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の問題を
解決するため、並列にアクセスするよう配置された複数
のメモリと、複数の各メモリに対しアドレスを割付ける
アドレス制御手段と、複数のメモリに対しアクセス指令
及び記憶または読出し情報を伝送する情報伝送手段とか
らなり、前記アドレス制御手段が情報の記憶指令を受け
て記憶する情報を分割し、複数のメモリに対し順次配分
して並列に記憶するようにしたものである。
【0012】本発明は、複数のメモリに対して並列に情
報を書込みまたは読出すようにして、複数の他のメモリ
及び直列伝送するバスを遊休させずに、高速バスの全伝
送時間を有効に使用するようにしたことにより、メモリ
に対する情報転送速度を高速化することができる高速メ
モリ装置が得られる。
【0013】次に、本発明の概念を概略説明する。本発
明は、複数のダイナミックRAMを並列に動作させて、
高速化を図るものである。大容量のメモリを構築するた
めに、複数のダイナミックRAMまたはSD−RAMを
使用する。本発明の実施の形態では、メモリとバス(情
報伝送手段)との間にアドレス制御手段を設け、アドレ
スをバイト単位またはワード単位に分割して、それぞれ
複数のメモリ(例えば、メモリ(0)〜(3))に割り
付ける。1例として、メモリ(0)乃至メモリ(3)の
4個のメモリに対し、アドレスの末尾数が0の情報をメ
モリ(0)に割付、アドレスの末尾数1の情報をメモリ
(1)に割り付ける。同様にして、アドレスの末尾数3
の情報をメモリ(3)に割付、末尾数4のアドレスはメ
モリ(0)に割り付ける。以下同様にして各メモリの担
当アドレスを割り付ける。上記の例で、連続アドレスで
複数バイトの情報を読み出すと、メモリ(0)〜(3)
の4個のメモリが並列に動作して、一定時間内に読み出
す情報量は、従来例と比べて4倍となる。アドレス制御
手段は高速化が可能な論理回路で構成されるため、CP
Uと同様な高速処理が可能である。従って、本発明によ
り、安価なダイナミックRAMを使用して高速メモリ装
置を構築することができる
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明に
おける高速メモリ装置は、並列にアクセスするよう配置
された複数のメモリと、前記複数の各メモリに対しアド
レスを割付けるアドレス制御手段と、前記複数のメモリ
に対しアクセス指令及び記憶または読出し情報を伝送す
る情報伝送手段とからなり、アドレス制御手段が情報の
記憶指令を受けたときに記憶する情報を分割し、前記複
数のメモリに対し順次配分して並列に記憶するようにし
たものであり、複数のメモリに対して並列に情報を書込
みまたは読出すようにして、直列伝送する高速バスの伝
送時間を有効に使用するようにしたことにより、メモリ
に対する情報転送速度を高速化することができるという
作用を有する。
【0015】本発明の請求項2に記載の発明における高
速記憶方法は、複数のメモリを並列にアクセスするよう
配置し、情報の記憶指令を受けたときに記憶する情報を
分割し、前記分割した情報をそれぞれ複数のメモリに記
憶するよう前記分割した情報のアドレスを割付け、前記
分割した各情報を前記複数のメモリに割付けたアドレス
に対し順次配分して並列に記憶するようにしたものであ
り、複数のメモリに対し並列にアクセスするようにし
て、直列伝送する高速バスの伝送時間を有効に使用する
ようにしたことにより、メモリに対する情報転送速度を
高速化することができるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項3に記載の発明における高
速記憶方法は、前記複数のメモリの各1の2周期目のア
クセス時間は前記メモリの固有のアクセス時間に対応す
るようにしたものであり、複数のメモリに対し並列にア
クセスするようにして、直列伝送する高速バスの全伝送
時間を有効に使用するようにしたことにより、メモリに
対する情報転送速度を高速化することができるという作
用を有する。
【0017】以下、添付図面、図1乃至図4に基づき、
本発明の一実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)まず、図1を参照して、本発明の実施
の形態1における高速メモリ装置の構成を説明する。図
1は本発明の実施の形態1における高速メモリ装置の構
成を示すブロック図である。図1において、1はメモリ
(0)、2はメモリ(1)、3はメモリ(2)、4はメ
モリ(3)、9はCPU等他の装置とメモリインタフェ
ース15との間でアドレス及びデータを転送する情報伝
送手段としてのバス、11はメモリ(0)1とメモリイ
ンタフェース15との間の接続線路、12はメモリ
(1)2とメモリインタフェース15との間の接続線
路、13はメモリ(2)3とメモリインタフェース15
との間の接続線路、14はメモリ(3)4とメモリイン
タフェース15との間の接続線路、15はメモリ1、
2、3、4とバス9との間に配置されたアドレス制御手
段としてのメモリインタフェース、16はバス9とメモ
リインタフェース15との間の接続線路である。
【0018】次に、図1を参照して、本発明の実施の形
態1における高速メモリ装置の構成をさらに詳細に説明
する。図1において、メモリ(0)1ないしメモリ
(3)4は、図5と同様なダイナミックRAMまたはS
D−RAMである。メモリインタフェース15は、バス
9とメモリ(0)1乃至メモリ(3)4との間でメモリ
アドレスの割付け及び高速情報転送の作業を実行する。
接続線路11はメモリ(0)1とメモリインタフェース
15との間、接続線路12はメモリ(1)2とメモリイ
ンタフェース15との間、接続線路13はメモリ(2)
3とメモリインターフェス15との間、接続線路14は
メモリ(3)4とメモリインタフェース15との間を接
続し、接続線路16はメモリインタフェース15とバス
9との間を接続する。1例として、メモリインタフェー
スはメモリ(0)1の物理アドレス0000にバス9で
のアドレス0000の情報を割付け、メモリ(1)2の
物理アドレス0000にバス9でのアドレス0001の
情報を割付け、同様に、メモリ(2)3にバス9での0
002の情報を割付け、メモリ(3)4にバス9でのア
ドレス3を割り付けるように構成する。同様に、メモリ
(0)1の物理アドレス0001には、バス9でのアド
レス0004を割り付ける。このように、各アドレス毎
に順次次のメモリを指定する。
【0019】ここで、メモリインタフェース15がアド
レスを割り付けるとは、バス9でのアドレス0002に
情報を書き込むまたは読み出す場合は、メモリ(2)3
の物理アドレス0000に情報を書き込むまたは読み出
すように論理回路が構成されていることをいう。メモリ
(0)1のアドレス割付けは、その物理アドレス000
0にバス9のアドレス0000が、同様にメモリ(0)
1の物理アドレス0001にバス9のアドレス0004
が、・・・、メモリ(0)1の物理アドレス03ffに
バス9のアドレス0ffc(16進数)が割付けられ
る。メモリ(1)2に対してはバス9のアドレス000
1から0ffd、メモリ(2)3に対してはバス9のア
ドレス0002から0ffe、メモリ(3)4に対して
はアドレス0003から0fffが割付けられる。
【0020】次に、図2を参照して、本発明の実施の形
態1における高速メモリ装置の動作を詳細に説明する。
図2は本実施の形態1における高速メモリ装置の動作を
示すタイミング図である。図2において、31はメモリ
(0)1乃至メモリ(3)4に対するアドレス0008
の読出し指令、32はメモリ(0)1乃至メモリ(3)
4からの読出しデータの順次出力、33はメモリ(0)
1の読出しタイミング、34はメモリ(1)2の読出し
タイミング、35はメモリ(2)3の読出しタイミン
グ、36はメモリ(3)4の読出しタイミング、37は
読出しデータのバス9への出力、38はクロック、39
は遅延時間である。
【0021】図2においては、例としてアドレス002
0乃至0027からの情報読出し動作を説明する。図2
において、メモリ(0)1の読出しタイミング33は図
6の従来のメモリの読出しタイミングと同じである。同
様に、メモリ(1)2の読出しタイミング34、メモリ
(2)3の読出しタイミング35、メモリ(3)4の読
出しタイミング36はクロック38に同期して1クロッ
クづつずれたタイミングである。読出し情報のバスへの
出力37はバス9上の読出し情報のタイミングを示す。
メモリインタフェース15は、バス9に対するアドレス
0020からの読出しの指令にたいして、メモリ(0)
1乃至メモリ(3)4に対しアドレス0020(16進
数)÷4 = アドレス0008(16進数)の読出し
指令31をを出力する。
【0022】クロック38はバス9のクロックで、従来
のメモリ装置における速度では追従できず、例えば3ク
ロックは待ち状態で作業をせず、4クロックに1回の割
合で情報を伝送するようにした。従来技術における3ク
ロック待ちの設定は、CPU立ち上げ時の初期設定にお
いてメモリの速度に合わせて行なわれる。各メモリの読
出し情報は順次1クロックづつ、各メモリからの読出し
情報を切り替えてバス9に出力される。読出し指令から
情報出力するまでの遅延時間39はメモリの種類により
設定可能な時間で、CPU立ち上げ時の初期設定で設定
される。バス9から読出し指令を出してから遅延時間3
9経過後に読出しパルス(RD)を出力する。
【0023】図2に示す本実施の形態では、バス9上で
各メモリに対する読出し待ち状態の設定は0であり、読
出し指令パルスRDはクロック38に同期して連続出力
される。図2に例示したタイミング図では、4個のメモ
リ(0)、(1)、(2)、(3)を使用して、概略4
倍の情報伝送量が得られることを示している。図2で
は、メモリ読出しのタイミング図を示したが、メモリへ
の書込みの場合も情報の流れが逆向きになる以外は同様
である。図2の例では4個のメモリの並列動作とした
が、メモリの並列動作数はメモリの情報伝送速度と、バ
スの情報伝送速度で自由に設定することができる。例え
ば、10MHzで動作する安価なメモリを16個並列に
動作をさせて、約160MHzで動作するメモリを構築
することができる。
【0024】また、100MHzで動作するSD−RA
Mを4個並列動作させ、概略400MHzで動作するメ
モリを構築することもできる。ただし、メモリの情報伝
送量が高速化できるのは連続情報の場合のみで、1ワー
ドづつ連続していないアドレスの情報をアクセスした場
合は(ランダムアクセス)、4個のメモリの並列動作で
読出した情報の1個の情報しか有効情報とならないた
め、1個のRAMの伝送能力と同等程度の伝送能力とな
る。メインメモリとキャッシュメモリとの間の情報転送
は連続情報による転送となるため、情報伝送の高速化が
可能である。メモリの記憶容量は、従来の様式で動作さ
せた場合も、本発明により並列動作させた場合も同じ容
量である。
【0025】次に、図3を参照して、本発明の実施の形
態1におけるメモリインタフェースについて説明する。
図3は本実施の形態1におけるメモリインタフェースの
内部構成を示すブロック図である。図3において、1、
2、3、4はメモリ(0)、(1)、(2)、(3)、
9はバス、15はメモリインタフェース、16はメモリ
インタフェース(バストランシーバ)とバスとの間の接
続線路、41はコマンドレジスター、42はアドレスレ
ジスター、43はコマンドレジスター及びアドレスレジ
スターとバスとの間の接続線路、45はアドレス出力線
路、46はバストランシーバ、47は読出しまたは書込
み指令、48はメモリとバストランシーバとの間の接続
線路である。
【0026】次に、図3を参照して、本実施の形態1に
おけるメモリインタフェースの動作を説明する。図3に
おいて、コマンドレジスタ41はバス9からの書込みま
たは読出しコマンドを記憶して、メモリ(0)1乃至メ
モリ(3)4に対し読出しまたは書込み指令47を出力
する。アドレスレジスタ42はバス9からのアドレス情
報を記憶し、このアドレス情報をメモリの個数(この例
では4)で割った値のアドレスを出力する。並列に動作
させるメモリの個数が4の場合は、記憶したアドレス情
報の下位2ビットを削除した上位の情報が4で割った値
となる。並列動作させるメモリの個数は2の倍数にする
のがよい。
【0027】割算結果のアドレス情報はアドレス出力線
路45を介して各メモリ(0)〜(3)に出力する。各
メモリ(0)〜(3)に対し読出し指令する物理アドレ
スは皆同じ値となるが、1クロックづつずれて出力す
る。コマンドレジスター41及びアドレスレジスター4
2とバス9との間の接続線路43は、書込みまたは読出
しコマンドをコマンドレジスタ41に伝送し、アドレス
情報をアドレスレジスタ42に伝送するものである。バ
ストランシーバ46は、読出しの時はメモリ(0)1〜
(3)4の読出し情報をバス9に伝送し、書込みの時は
バス9の情報をメモリ(0)1〜(3)4に伝送する。
バストランシーバ46の伝送方向と伝送タイミングはコ
マンドレジスタ41からの読出しまたは書込み指令47
によって決められる。バストランシーバ46とバス9と
の間の接続線路16は、バス9とバストランシーバ46
との間で読出しまたは書込みデータを伝送する。接続線
路48はメモリ(0)1〜(3)4とバストランシーバ
46とを接続して、読出しまたは書込みデータを伝送す
る。
【0028】次に、図4を参照して、本発明の実施の形
態1における高速メモリ装置を適用したCPUシステム
について説明する。図4は本発明の実施の形態1におけ
る高速メモリ装置を適用したCPUシステムの構成を示
すブロック図である。図4において、9はバス、61は
CPU、62はキャッシュメモリ、63は本発明のメモ
リ、64はHDD、65はCPU61とバス9との間の
接続線路、66はキャッシュメモリ62とバス9との間
の接続線路、67はメモリ63とバス9との間の接続線
路、68はHDD64とバス9との間の接続線路であ
る。
【0029】次に、図4を参照して、本実施の形態1に
おけるメモリインタフェースの動作を説明する。まず、
CPU61はHDD64に記憶されているプログラムを
メモリ63に読出し、メモリ63に読出されたプログラ
ムのうち必要とする部分をキャッシュメモリ62に転送
して、キャッシュメモリ62を順次読み込みながらその
プログラムの内容を実行する。キャッシュメモリ62に
取り込んだ情報の処理が終了して次の情報を必要とする
ときは、再びメモリ63から次の情報をキャッシュメモ
リ62に転送して、処理を継続実行する。
【0030】HDD64からメモリ63へのプログラム
の伝送およびメモリ63からキャッシュメモリ62への
プログラムの伝送、または処理結果のデータの上記と逆
方向への伝送は、全てCPU61がそれらの状態を管理
し、必要に応じて伝送指令を発生する。本発明では、連
続アドレスの情報伝送の高速化を図ることができ、ラン
ダムアクセスに対しては、キャッシュメモリが有効であ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成し、特に複
数のメモリとバスとの間にメモリインタフェースを接続
して、各メモリのアクセスタイミングを少しづつずら
し、実質上並列アクセス処理することにより、直列伝送
するバスを遊休させることなく、高速バスの全伝送時間
を有効に使用するようにしたことにより、安価なダイナ
ミックRAMまたはSD−RAMを使用しても、メモリ
に対する情報伝送速度を高速化することができる高速メ
モリ装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における高速メモリ装置
の構成を示すブロック図、
【図2】本実施の形態1における高速メモリ装置の動作
を示すタイミング図、
【図3】実施の形態1におけるメモリインタフェースの
内部構成を示すブロック図、
【図4】本発明の実施の形態1における高速メモリ装置
を適用したCPUシステムの構成を示すブロック図、
【図5】従来のメモリ装置の構成を示すブロック図、
【図6】従来のメモリ装置の読出し動作を示すタイミン
グ図。
【符号の説明】
1 メモリ(0) 2 メモリ(1) 3 メモリ(2) 4 メモリ(3) 5 メモリ(0)とバスとの間の接続線路 6 メモリ(1)とバスとの間の接続線路 7 メモリ(2)とバスとの間の接続線路 8 メモリ(3)とバスとの間の接続線路 9 バス 11 メモリ(0)とメモリインタフェースとの間の接
続線路 12 メモリ(1)とメモリインタフェースとの間の接
続線路 13 メモリ(2)とメモリインタフェースとの間の接
続線路 14 メモリ(3)とメモリインタフェースとの間の接
続線路 15 メモリインタフェース 16 バストランシーバとバスとの間の接続線路 20 アドレス0020の読出しコマンド 21 アドレス0020の読出しデータ 22 アドレス0021の読出しデータ 23 アドレス0022の読出しデータ 31 メモリ(0)乃至メモリ(3)に対するアドレス
0008の読出し指令 32 メモリ(0)乃至メモリ(3)からの読出しデー
タの順次出力 33 メモリ(0)の読出しタイミング 34 メモリ(1)の読出しタイミング 35 メモリ(2)の読出しタイミング 36 メモリ(3)の読出しタイミング 37 読出しデータのバスへの出力 38 クロック 39 遅延時間 41 コマンドレジスター 42 アドレスレジスター 43 コマンドレジスター及びアドレスレジスターとバ
スとの間の接続線路 45 アドレス出力線路 46 バストランシーバ 47 読出しまたは書込み指令 48 メモリとバストランシーバとの間の接続線路 61 CPU 62 キャッシュメモリ 63 本発明のメモリ 64 HDD 65 CPUとバスとの間の接続線路 66 キャッシュメモリとバスとの間の接続線路 67 メモリとバスとの間の接続線路 68 HDDとバスとの間の接続線路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列にアクセスするよう配置された複数の
    メモリと、前記複数の各メモリに対しアドレスを割付け
    るアドレス制御手段と、前記複数のメモリに対しアクセ
    ス指令及び記憶または読出し情報を伝送する情報伝送手
    段とからなり、アドレス制御手段が情報の記憶指令を受
    けたときに記憶する情報を分割し、前記複数のメモリに
    対し順次配分して並列に記憶するようにしたことを特徴
    とする高速メモリ装置。
  2. 【請求項2】複数のメモリを並列にアクセスするよう配
    置し、情報の記憶指令を受けたときに記憶する情報を分
    割し、前記分割した情報をそれぞれ複数のメモリに記憶
    するよう前記分割した情報のアドレスを割付け、前記分
    割した各情報を前記複数のメモリに割付けたアドレスに
    対し順次配分して並列に記憶する各工程からなることを
    特徴とする高速記憶方法。
  3. 【請求項3】前記複数のメモリの各1の2周期目のアク
    セス時間は前記メモリの固有のアクセス時間に対応する
    ことを特徴とする請求項2記載の高速記憶方法。
JP10309523A 1998-10-16 1998-10-16 高速メモリ装置 Withdrawn JP2000122922A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011593A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Sony Corp メモリ制御装置

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