JP2000122673A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JP2000122673A
JP2000122673A JP10292510A JP29251098A JP2000122673A JP 2000122673 A JP2000122673 A JP 2000122673A JP 10292510 A JP10292510 A JP 10292510A JP 29251098 A JP29251098 A JP 29251098A JP 2000122673 A JP2000122673 A JP 2000122673A
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musical
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performance
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Kazuo Urata
一生 浦田
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の歌唱者がそれぞれ同時に異なる楽曲の
歌唱を楽しむことができ、かつ、それぞれの歌唱を採点
することができるカラオケ装置を提供する。 【解決手段】 ユーザは、リモコン2および操作部4に
設けられた同時演奏指示キーを押下することにより、複
数の楽曲の同時演奏をカラオケ装置に対して指示するこ
とができる。ユーザによって入力された複数の曲番号に
対応する楽曲データは、CPU1によって並行して処理
され、これにより、複数の楽曲の同時演奏が実行され
る。さらに、それぞれの楽曲に対する歌唱について、採
点を行うことができるので、複数の歌唱者によって、ゲ
ーム性の高い歌唱を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラオケ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザによって入力された曲
番号に対応する楽曲データに従って音源が楽音信号を生
成し、この楽音信号にマイクロフォンから入力されたボ
ーカル音信号ミキシングして出力するカラオケ装置が普
及し、多くのカラオケボックス等の店舗に設置されてい
る。
【0003】ここで、カラオケボックス等の店舗には、
グループで訪れる客が多く、グループ全体で歌唱を楽し
みたいと考える人が多い。このような複数の人が同時に
歌唱に参加することができる方法として、デュエット曲
を複数の人で歌うという方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、カラ
オケ装置が広く普及し、そのアミューズメント性が高ま
るにつれて、様々なゲーム機能がカラオケ装置に設けら
れるようになった。このような様々な機能が設けられて
いるカラオケ装置が普及している中で、単にカラオケ演
奏に合わせて歌うのみでは面白味に欠けると感じる人が
多くなってきた。
【0005】上述したデュエット曲も、複数の人が歌唱
に参加できるが、結局、複数の人がカラオケ演奏に合わ
せて共通の楽曲を歌うだけであるため、面白味に欠け
る。
【0006】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、複数の異なる楽曲が同時に演奏され、複数の歌唱
者がそれぞれの楽曲を歌うことができるカラオケ装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に記載のカラオケ装置は、楽音信号の
生成を制御する楽音生成情報を含む楽曲データを記憶す
る記憶手段と、前記楽音生成情報に従って楽音信号を生
成して出力する音源と、複数の楽曲の同時演奏を指示す
る同時演奏指示手段と、前記同時演奏指示手段によって
複数の楽曲の同時演奏の指示が与えられた場合には、前
記複数の楽曲に対応する楽曲データ中の前記楽音生成情
報をそれぞれ並行して読み出し、読み出した前記楽音生
成情報を前記音源に出力する制御手段とを具備すること
を特徴としている。
【0008】また、請求項2に記載のカラオケ装置は、
請求項1に記載の構成において、前記同時演奏の対象と
なる複数の楽曲を指定するための楽曲指定手段を具備す
ることを特徴としている。
【0009】また、請求項3に記載のカラオケ装置は、
請求項1に記載の構成において、前記複数の楽曲を構成
する各楽曲の組み合わせを記憶する組み合わせ記憶手段
を具備し、前記制御手段は、前記同時演奏指示手段によ
って同時演奏の指示が与えられた際には、前記組み合わ
せ記憶手段に記憶された前記組み合わせに含まれる複数
の楽曲に対応した各楽曲データ中の前記楽音形成情報を
それぞれ並行して読み出し、読み出した前記楽音生成情
報を前記音源に出力することを特徴としている。
【0010】また、請求項4に記載のカラオケ装置は、
請求項1から3のいずれか1の請求項に記載の構成にお
いて、歌唱音声を入力する複数の音声入力手段と、前記
複数の音声入力手段から入力される各歌唱音声の採点を
行う採点手段とを具備し、前記記憶手段に記憶された各
楽曲データは、各楽曲の歌唱旋律を表すガイドメロディ
データを含んでおり、前記制御手段は、前記同時演奏指
示手段によって複数の楽曲の同時演奏の指示が与えられ
た際には、前記複数の楽曲に対応する楽曲データ中の前
記楽音生成情報をそれぞれ並行して読み出し、読み出し
た前記楽音生成情報を前記音源に出力するとともに、前
記複数の楽曲に対応する楽曲データ中の前記ガイドメロ
ディデータをそれぞれ並行して読み出して、読み出した
ガイドメロディデータを出力し、前記採点手段は、前記
同時演奏指示手段によって複数の楽曲の同時演奏の指示
が与えられた際に、前記複数の音声入力手段から入力さ
れる各歌唱音声と、前記制御手段によって供給される各
楽曲データ中の前記ガイドメロディデータとを各楽曲ご
とに比較することにより、前記複数の音声入力手段から
入力される各歌唱音声の採点を各楽曲ごとに行うことを
特徴としている。
【0011】また、請求項5に記載のカラオケ装置は、
請求項1から4のいずれか1の請求項に記載の構成にお
いて、前記同時演奏指示手段によって同時演奏の指示が
与えられた際に、前記複数の楽曲の演奏のテンポを同一
になるように、前記複数の楽曲のうちの少なくとも1の
楽曲に対応する楽曲データ中の楽音生成情報を読み出す
タイミングを調節するテンポ調節手段を具備することを
特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発
明の一形態を示すものであり、この発明を限定するもの
ではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
【0013】本発明に係るカラオケ装置は、ユーザから
の指示により、複数の異なる楽曲を同時に演奏する機能
を有している。以下では、2曲を同時に演奏する機能を
有するカラオケ装置を例に説明する。なお、以下では、
便宜上、同時に演奏される2曲のうちの一方を楽曲A、
もう一方を楽曲Bと呼ぶ。
【0014】A:第1の実施形態 A−1:第1の実施形態の構成 図1は本発明の第1の実施形態であるカラオケ装置の全
体の構成を示すブロック図である。図1に示すカラオケ
装置は、CPU(中央処理装置)1、リモートコントロ
ーラ(以下、「リモコン」という)2、受信部3、操作
部4、ROM(読み出し専用メモリ)5、RAM(読み
書き可能メモリ)6、ハードディスク装置(HDD)
7、音源8およびミキサ10を有している。さらに、本
実施形態であるカラオケ装置は、マイクロフォン(以
下、「マイク」という)9、採点部11、表示制御部1
2およびディスプレイ装置13からなる採点・表示系統
を2系統(系統aおよび系統b)備えており、系統a
(マイク9a、採点部11a、表示制御部12aおよび
ディスプレイ装置13a)は楽曲Aに、系統b(マイク
9b、採点部11b、表示制御部12bおよびディスプ
レイ装置13b)は楽曲Bにそれぞれ対応している。ま
た、カラオケ装置全体の動作を制御するCPU1には、
バスBUSを介して、受信部3、操作部4、ROM5、
RAM6、ハードディスク装置7、音源8、採点部11
aおよび11b並びに表示制御部12aおよび12bが
接続されている。
【0015】図1において、リモコン2は曲番号を入力
するためのテンキー等を備え、ユーザの操作に応じた赤
外線信号を送信する。受信部3はリモコン2によって送
信された赤外線信号を受信し、電気信号に変換して出力
する。操作部4はユーザがカラオケ装置を操作するため
のキーおよび摘み等を備えている。なお、受信部3およ
び操作部4はカラオケ装置本体の前面等に設けられてい
る。ユーザは、リモコン2または操作部4を操作するこ
とにより、CPU1に対し、曲番号の入力、音量の調節
およびキーコントロール等の指示を与えることができ
る。
【0016】また、リモコン2および操作部4には、テ
ンキー等により入力した曲番号を確定するためのキー
(以下、「曲番号確定キー」という)および同時演奏指
示キーが設けられている。この同時演奏指示キーは、同
時演奏指示キーを押下した後に入力する曲番号に対応す
る楽曲を、同時演奏指示キーが押下される前に入力した
曲番号に対応する楽曲と同時に演奏することを指示する
ためのキーである。なお、この同時演奏指示キーは特許
請求の範囲における「同時演奏指示手段」に、リモコン
2および操作部4は特許請求の範囲における「楽曲指定
手段」に、それぞれ相当する。
【0017】また、ROM5には、当該カラオケ装置を
起動するために必要なイニシャルプログラムが記憶され
ている。カラオケ装置の電源が投入されると、このイニ
シャルプログラムに従ってハードディスク装置7に記憶
されたシステムプログラムおよびシーケンスプログラム
等がRAM6にロードされる。このRAM6は、ロード
されたシステムプログラムやシーケンスプログラムを記
憶する記憶エリアの他、カラオケ演奏のための楽曲デー
タを記憶する記憶エリアを有している。
【0018】また、ハードディスク装置7には、図2に
示すように、カラオケ演奏時に再生される約1万曲分の
楽曲データからなる楽曲データファイルと、上述したシ
ステムプログラムやシーケンスプログラム(詳細は後述
する)からなるプログラムファイルとが記憶されている
(図3参照)。
【0019】ここで、上記楽曲データの詳細な構成を説
明する。本実施形態であるカラオケ装置において用いら
れる楽曲データは、図2(a)に示すように、ヘッダ
と、これに続くMIDIデータ部により構成されてい
る。ヘッダには、当該楽曲に関する種々の情報、例え
ば、曲名、ジャンルおよびテンポ等を示す情報が含まれ
ている。また、MIDIデータ部には、MIDI(Musi
c?Instrument?Digital?Interface)規格に準拠したカラ
オケ演奏を制御するための情報が含まれている。
【0020】また、このMIDIデータ部は、図2
(a)に示すように、楽音トラックおよび歌詞トラック
等の複数のトラックにより構成されている。上記各トラ
ックは、図2(b)に示すように、複数のイベントデー
タと、各イベントデータの読み出しタイミングを各イベ
ントデータ間の時間間隔で指定するデュレーションデー
タΔtとにより構成されるシーケンスデータである。
【0021】楽音トラックは、メロディトラックおよび
ガイドメロディトラックを初めとする種々のパートのト
ラックにより構成されている。これらのパートを並行し
て演奏することにより、オーケストラやフルバンドの演
奏音を出力することができるのである。そして、楽音ト
ラック中のこれらの各トラックは、伴奏音等の楽音信号
を生成するための演奏イベントデータ(特許請求の範囲
における「楽音生成情報」に相当)と、デュレーション
データΔtとにより構成されるシーケンスデータであ
る。ここで、上記演奏イベントデータは、生成すべき楽
音信号の音高、音量および符長を指定する各情報により
構成されている。
【0022】また、上記ガイドメロディトラックは、当
該楽曲のボーカルパートのメロディすなわち歌唱者が歌
うべきメロディ(歌唱旋律)に対応した楽音信号を生成
するための演奏イベントデータ(特許請求の範囲におけ
る「ガイドメロディデータ」に相当)およびデュレーシ
ョンデータΔtにより構成されている。採点部11aお
よび11bは、このガイドメロディトラック中の演奏イ
ベントデータと、マイク9aおよび9bから供給される
ボーカル音信号とを比較することによって楽曲Aおよび
楽曲Bについて、歌唱の採点に関する処理を行う。な
お、この採点処理については後述する。
【0023】また、歌詞トラックは、演奏される楽曲の
歌詞をディスプレイ装置13aおよび13bに表示する
ための歌詞表示イベントデータと、デュレーションデー
タΔtにより構成されるシーケンスデータである。以上
が、本実施形態であるカラオケ装置において用いられる
楽曲データの構成である。なお、以下の説明において
は、楽曲Aに対応する楽曲データを楽曲データA、楽曲
Bに対応する楽曲データを楽曲データBとする。
【0024】次に、図3を参照して、上述したシーケン
スプログラムについて説明する。本実施形態では、図3
に示すように、最初に入力された楽曲(楽曲A)のカラ
オケ演奏に関して実行される各シーケンスプログラム
と、同時演奏指示キーの押下によって同時演奏が指示さ
れた場合に、同時演奏指示キーの押下後に入力されたの
楽曲(楽曲B)のカラオケ演奏に関して実行される各シ
ーケンスプログラムとからなるシーケンスプログラムフ
ァイルがハードディスク装置7に格納されている。カラ
オケ演奏時には、CPU1はこれらの各シーケンスプロ
グラムを並行して実行することにより、楽曲データ中の
各トラックを読み出して、楽音の生成、歌詞の表示等の
処理を実行する。以上が本実施形態であるカラオケ装置
においてハードディスク装置7に格納されているシーケ
ンスプログラムの構成である。
【0025】また、図1において、CPU1は、特許請
求の範囲における「制御手段」に相当するものである。
このCPU1は、ユーザからの指示に応じて、1曲ずつ
演奏を行う通常のカラオケ演奏の制御の他、ユーザから
の指示により、本実施形態独自の同時演奏制御を行う。
【0026】すなわち、2つの楽曲の同時演奏指示が与
えられると、CPU1は、入力された複数の曲番号に対
応する各楽曲データをハードディスク装置7から読み出
し、RAM6に書き込む。次に、CPU1は、上記複数
の楽曲データ中のデュレーションデータΔtによって指
定されるタイミングで各トラック中のイベントデータを
読み出し、所定の処理部に出力する。さらに詳述する
と、CPU1は、楽曲データAおよびB中の楽音トラッ
クに含まれる演奏イベントデータを読み出した際には当
該演奏イベントデータを音源8に、楽曲データAおよび
B中の歌詞トラックに含まれる歌詞表示イベントデータ
を読み出した際には当該歌詞表示イベントデータを表示
制御部12aおよび12bに、それぞれ出力する。ま
た、CPU1は、楽曲データAおよびB中のガイドメロ
ディトラックに含まれる演奏イベントデータを読み出し
た際には、音源8ならびに採点部11aおよび11b
に、それぞれ出力する。
【0027】次に、音源8は、CPU1によって供給さ
れる演奏イベントデータに従って伴奏音等の楽音信号を
生成し、ミキサ10に出力する。ここで、音源8は、複
数のチャネルを有している。従って、楽曲Aおよび楽曲
Bについて、各々別のチャネルを用いて楽音信号を生成
することにより、楽曲Aおよび楽曲Bを同時に演奏する
ことができる。
【0028】次に、楽曲Aに対応する系統aについて詳
述する。ユーザは、マイク9aを用いて楽曲Aを歌唱す
る。マイク9aは、この歌唱音声を電気信号(以下、
「ボーカル音信号」という)に変換して、ミキサ10お
よび採点部11aに出力する。マイク9aからボーカル
音信号を供給された採点部11aは、当該ボーカル音信
号と、CPU1によって供給される楽曲データA中のガ
イドメロディトラックに含まれる演奏イベントデータと
を比較することによって、楽曲Aに対応する歌唱の採点
を行い、当該採点結果を表示制御部12aに出力する。
【0029】表示制御部12aは、カラオケ演奏時にC
PU1によって供給される楽曲データA中の歌詞表示イ
ベントデータに従って、楽曲Aに対応した歌詞の文字列
を生成し、これをLD再生装置(図示略)から供給され
る背景映像信号に合成してディスプレイ装置13aに出
力する。また、表示制御部12aは、採点部11aによ
って供給される楽曲Aに対応する採点結果をディスプレ
イ装置13aに表示するための制御も行う。ディスプレ
イ装置13aは、表示制御部12aによって供給される
情報を表示する。
【0030】また、系統bにおいては、楽曲Bについて
上記系統aと同様の処理が行われる。すなわち、以下の
通りである。ユーザは、マイク9bを用いて楽曲Bを歌
唱する。マイク9bは、当該歌唱音声をボーカル音信号
に変換して、ミキサ10および採点部11bに出力す
る。採点部11bは、この楽曲Bに対応したボーカル音
信号と、CPU1によって供給される楽曲データB中の
ガイドメロディトラックに含まれる演奏イベントデータ
とを比較することによって、楽曲Bに対応する歌唱の採
点を行い、当該採点結果を表示制御部12bに出力す
る。
【0031】表示制御部12bは、CPU1によって供
給される楽曲データB中の歌詞表示イベントデータに従
って楽曲Bに対応した歌詞の文字列を生成し、この文字
列を背景映像と合成してディスプレイ装置13bに出力
する。また、表示制御部12bは、採点部11bによっ
て供給される楽曲Bに対応する採点結果をディスプレイ
装置13bに表示するための制御も行う。ディスプレイ
装置13bは、表示制御部12bによって供給される情
報を表示する。
【0032】次に、ミキサ10は、音源8から供給され
る楽曲AおよびBに対応する楽音信号と、マイク9aお
よび9bから供給されるボーカル音信号とをミキシング
して出力する。ミキサ10から出力された信号は、アン
プ(図示略)によって増幅され、スピーカ(図示略)か
ら出力される。以上が本実施形態であるカラオケ装置の
全体の構成である。
【0033】なお、同時演奏ではなく、1つの楽曲のみ
が演奏される場合には、当該楽曲を系統aのみによって
処理してもよいし、系統aおよび系統bの両方によって
処理する構成としてもよい。
【0034】A−2:第1の実施形態の動作 以下、第1の実施形態であるカラオケ装置の動作を説明
する。
【0035】ユーザは、曲番号Aの入力→曲番号確定キ
ーの押下→同時演奏指示キーの押下→曲番号Bの入力→
曲番号確定キーの押下、という手順でリモコン2または
操作部4を操作することにより、CPU1に対し、楽曲
Aと楽曲Bを同時に演奏するための指示を与えることが
できる。
【0036】ユーザによりこの同時演奏の指示が与えら
れると、CPU1は、曲番号Aおよび曲番号Bに対応す
る楽曲データAおよび楽曲データBをハードディスク装
置7から読み出し、RAM6に書き込む。
【0037】次に、CPU1は、各トラックに対応した
シーケンスプログラムを実行することにより、RAM6
に格納された楽曲データAおよびB中の各トラックを並
行して読み出す。ここで、図4に示すフローチャートを
参照して、楽曲データAおよび楽曲データB中のイベン
トデータを並行して読み出し、出力する際のCPU1の
詳細な動作を説明する。この図4に示すフローチャート
において、ステップSA1〜SA5の処理は楽曲Aに対
応した楽音シーケンスプログラムの一部であり、ステッ
プSB1〜SB5の処理は、楽曲Bに対応した楽音シー
ケンスプログラムの一部である。なお、以下の説明にお
いては、各楽曲データ中の複数のトラックのうち、楽音
トラックの処理を例に、CPU1が行う動作を説明する
が、実際には、楽曲データAおよび楽曲データB中の全
てのトラックが、同様の手順により、並行して処理され
る。
【0038】カラオケ演奏開始時、CPU1は、RAM
6に設定されたレジスタTCNTAおよびTCNTBを
初期化する。これらのレジスタTCNTAおよびTCN
TBは、各々楽曲データAおよびBを構成する各データ
の読み出しタイミングの制御に使用されるレジスタであ
る。その後、テンポクロックによる割込みがあると、C
PU1は、図4に示すルーチンを開始し(ステップSA
0)、上記レジスタTCNTAの内容を「1」だけ減算
する(ステップSA1)。次に、CPU1は、上記減算
の結果、レジスタTCNTAの内容が「0」となったか
否かを判断する(ステップSA2)。
【0039】上記判断の結果、レジスタTCNTAの内
容が「0」でない場合には、CPU1は、ステップSB
1から始まる楽曲データB中の楽音トラックの処理に移
行する。
【0040】これに対し、レジスタTCNTAの内容が
「0」である場合、楽曲データAの楽音トラック中の最
初のデータを読み出す(ステップSA3)。そして、C
PU1は、この読み出したデータが、デュレーションデ
ータΔtであるか否かを判断する(ステップSA4)。
【0041】読み出したデータがデュレーションデータ
Δtである場合には、このデュレーションデータΔtを
レジスタTCNTAに格納し(ステップSA5)、ステ
ップSB1に進む。
【0042】これに対し、読み出したデータがデュレー
ションデータΔtではない場合、すなわち演奏イベント
データである場合には、CPU1は、当該演奏イベント
データを音源8に出力する(ステップSA6)。この
後、CPU1は、上記演奏イベントデータの次に書き込
まれたデータを読み出す(ステップSA3)。そして、
この読み出したデータが演奏イベントデータである場合
は音源8に出力し(ステップSA4、SA6)、デュレ
ーションデータである場合にはそのデュレーションデー
タΔtをレジスタTCNTAに格納してステップSB1
へ進む。
【0043】そして、ステップSB1以降では、楽曲デ
ータB中の楽音トラックについて、ステップSA1〜S
A5に示した処理と同様の処理が行われる。すなわち、
CPU1は、まず、レジスタTCNTBの内容を「1」
だけ減算する(ステップSB1)。そして、レジスタT
CNTBの内容が「0」でない場合には、図4に示す割
込みルーチンを終了する。一方、レジスタTCNTBの
内容が「0」である場合には、楽曲データB中の楽音ト
ラックの読み出しを行い、読み出した演奏イベントデー
タの音源8への出力およびデュレーションデータΔtの
レジスタTCNTBへの設定を行う。そして図4に示す
ルーチンを終了する。
【0044】CPU1は、以上示した処理をテンポクロ
ックによる割込みがあるごとに順次繰り返すことによ
り、楽曲データAおよび楽曲データB中の楽音トラック
を並行して処理するのである。なお、以上の例において
は、楽音トラック中の演奏イベントデータを読み出し、
当該演奏イベントデータを音源8に出力する動作(ステ
ップSA6およびSB6)を説明したが、他の各トラッ
クについても、CPU1は、各トラック中のイベントデ
ータを読み出した際には、当該イベントデータを上述し
た所定の処理部に出力することとなる。すなわち、CP
U1は、楽曲データA中のガイドメロディトラックに含
まれる演奏イベントデータを読み出した際には、当該演
奏イベントデータを音源8および採点部11aに、楽曲
データB中のガイドメロディトラックに含まれる演奏イ
ベントデータを読み出した際には、当該演奏イベントデ
ータを音源8および採点部11bに、それぞれ出力す
る。また、楽曲データA中の歌詞トラックに含まれる歌
詞表示イベントデータを読み出した際には、当該歌詞表
示イベントデータを表示制御部12aに、楽曲データB
中の歌詞表示イベントデータを読み出した際には、当該
歌詞表示イベントデータを表示制御部12bに、それぞ
れ出力する。以上が本実施形態であるカラオケ装置にお
いて、複数の楽曲の同時演奏が指示された場合のCPU
1の詳細な動作である。
【0045】なお、曲番号入力時に、CPU1に対して
同時演奏の指示が与えられない場合には、カラオケ演奏
時、CPU1は、図4におけるステップSA0〜SA5
のみを順次繰り返す。
【0046】このようにして、CPU1により演奏イベ
ントデータを供給された音源8は、当該演奏イベントデ
ータに従って伴奏音等の楽音信号を生成し、ミキサ10
に出力する。ミキサ10に供給された楽音信号は、マイ
ク9aおよび9bから供給されるボーカル音信号とミキ
シングされて出力される。また、CPU1によって歌詞
トラック中の歌詞表示イベントデータを供給された表示
制御部12aおよび12bは、当該歌詞表示イベントデ
ータに従って当該楽曲に対応する歌詞の文字列を生成
し、これをLD再生装置から供給される背景映像信号に
合成してディスプレイ装置13aおよび13bに出力す
る。また、表示制御部12aおよび12bは、採点部1
1aおよび11bから採点結果を供給された場合には、
当該採点結果をディスプレイ装置13aおよび13bに
表示するための制御を行う。
【0047】また、採点部11aは、CPU1によって
供給される楽曲データAのガイドメロディトラック中の
演奏イベントデータと、マイク9aから供給されるボー
カル音信号とを比較して、当該比較結果に基づいた採点
結果を表示制御部12aに出力する。また、採点部11
bは、CPU1によって供給される楽曲データBのガイ
ドメロディトラック中の演奏イベントデータと、マイク
9bから供給されるボーカル音信号とを比較して、当該
比較結果に基づいた採点結果を表示制御部12aに出力
する。
【0048】ここで、採点部11aおよび11bの動作
について詳述する。なお、採点部11bの動作は、採点
部11aの動作と同様であるから、採点部11aの動作
についてのみ説明し、採点部11bの動作の説明は省略
する。マイク9aから入力されたボーカル音信号(アナ
ログ信号)は、図示しないA/Dコンバータを介してデ
ィジタル信号に変換される。採点部11aは、一定期間
ごとに、このディジタル化されたボーカル音信号から音
高および音量を示す情報を抽出する。この処理と並行し
て、採点部11aは、上述したボーカル音信号からの音
高および音量の抽出と同一のタイミングで、CPU1に
よって供給されるガイドメロディトラック中の演奏イベ
ントデータから音高および音量を指定する情報を抽出す
る。採点部11aは、ボーカル音信号から抽出された音
高および音量と、ガイドメロディトラック中の演奏イベ
ントデータから抽出された音高および音量を示す情報と
を比較し、音高と音量の各々について差分データを各々
生成する。以上示した処理は、楽曲演奏中の一定期間
(例えば、50ms)ごとに実行される。カラオケ演奏
終了時、採点部11aは、楽曲演奏中に算出された各差
分データの絶対値の平均値を計算し、当該平均値に従っ
て楽曲Aについての歌唱の採点を行い、この採点結果を
表示制御部12aに出力する。以上示した処理が、採点
部11bによっても実行され、楽曲Bについての採点結
果は表示制御部12bに出力される。このようにして、
マイク9aおよび9bから入力されたボーカル音が、そ
れぞれ別個に採点される。なお、以上の説明において
は、歌唱に関する音楽要素のうち、音高および音量を採
点の対象としたが、これに限らず、その他の音楽要素、
例えばリズム等を採点の対象としてもよい。また、この
採点部11aおよび11bが行う採点処理は、周知であ
り、本出願人の先願である特開平10−74093号公
報にも詳細に記述されている。以上が本実施形態である
カラオケ装置における採点部11aおよび11bの詳細
な動作である。
【0049】一方、ディスプレイ装置13aおよび13
bには、それぞれ、楽曲A、楽曲Bの歌詞が表示され
る。複数のユーザは、各々マイク9aおよび9bを用い
て、演奏されている複数の楽曲のうちの1の楽曲を歌う
こととなる。それぞれの楽曲の演奏が終了すると、ディ
スプレイ装置13aにはマイク9aを用いた歌唱者の点
数が、ディスプレイ装置13bにはマイク9bを用いた
歌唱者の点数が、それぞれ表示される。
【0050】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、複数の異なる楽曲を同時に演奏し、それに合わせて
複数の人が同時に歌唱することができ、それぞれの楽曲
の歌唱について採点することができる。従って、それぞ
れの歌唱者が他の歌唱者の歌唱に惑わされないようにそ
れぞれの歌唱を行い、その歌唱の採点結果を競い合うと
いった、複数の人が楽しむことのできる新しいゲームを
行うことができる。
【0051】また、楽曲Aと楽曲Bを同時に演奏して、
1人の歌唱者が所定のフレーズごとに楽曲Aと楽曲Bを
交互に歌うといった新しい態様での歌唱も可能となる。
【0052】なお、上記第1の実施形態における採点機
能は、ユーザがリモコン2または操作部4を操作するこ
とによってオン/オフを切替えることができる構成とし
てもよい。また、上記第1の実施形態においては、歌唱
の得点をディスプレイ装置13aおよび13bに表示す
る構成としたが、ディスプレイ装置13aおよび13b
とは別に得点表示用の表示器を設け、当該表示器に得点
を表示する構成としてもよい。
【0053】また、上記第1の実施形態においては楽曲
Aと楽曲Bの演奏が同時に開始される構成としたが、こ
れに限らず、一方の楽曲の演奏中の任意の時点におい
て、もう一方の楽曲の演奏開始を指示できる構成として
もよい。
【0054】B:第2の実施形態 上記第1の実施形態にかかるカラオケ装置は、ユーザに
よって指定された複数の楽曲を同時に演奏するものであ
った。これに対し、本実施形態においては、図5に示す
ように、楽曲A,Bからなるグループ1、楽曲C,Hか
らなるグループ2、楽曲K,Mからなるグループ3、
…、という具合に、同時に演奏されるべき複数の楽曲か
らなるグループを指定する情報が予めハードディスク装
置7に書き込まれている。ここで、同一グループに含ま
れる各楽曲は、例えば、相互にコード進行、リズムまた
は楽曲の雰囲気等が類似している楽曲となっている。
【0055】ユーザがリモコン2または操作部4に対し
て所定の操作を行うことにより、上記複数のグループの
うちのいずれかを選択する指示がCPU1に対して与え
られると、CPU1は、指示されたグループを構成する
楽曲の曲番号に対応する楽曲データをハードディスク装
置7から読み出し、RAM6内の所定の記憶エリアに書
き込む。この後の処理は、上記第1の実施形態と同様な
ので、説明を省略する。
【0056】本実施形態によれば、同時に演奏される複
数の楽曲のコード進行、リズムまたは楽曲の雰囲気が類
似しているので、それぞれの歌唱者は他の歌唱者の歌唱
に惑わされないように注意を払う必要があり、第1の実
施形態よりもさらにゲーム性を向上させることができ
る。また、コード進行が類似する複数の楽曲を同時に演
奏するので、それぞれの楽曲を同時に歌うことによって
ハモる場合もあり、楽しみを増加させることができる。
【0057】なお、上記第2の実施形態においては、予
め設定されたグループを構成する2つの楽曲が同時に演
奏される構成としたが、各グループを構成する楽曲の数
を3曲以上とし、ユーザの指定により、上述したグルー
プを構成する3曲以上の楽曲のうちから同時に演奏され
る2つの楽曲を選択できる構成としてもよい。また、上
記グループは、属するジャンルが同一または類似の複数
の楽曲により構成されることとしてもよい。例えば、グ
ループ1は複数のアニメソングにより構成され、グルー
プ2は複数の演歌により構成されるといった具合であ
る。
【0058】C:第3の実施形態 上記第1および第2の実施形態においては、ユーザによ
って指定された複数の楽曲、または予め設定された複数
の類似する楽曲をそのまま同時に演奏するものであっ
た。これに対し、本実施形態においては、これらの複数
の楽曲のテンポを一致させて同時に演奏する構成となっ
ている。
【0059】以下、本実施形態であるカラオケ装置の動
作を説明する。ユーザによってリモコン2または操作部
4に対して所定の操作がなされ、楽曲Aおよび楽曲Bの
同時演奏の指示が与えられると、CPU1は、楽曲デー
タAおよび楽曲データBをハードディスク装置7から読
み出し、RAM6に格納する。この読み出しの際に、C
PU1は、各楽曲データ中のヘッダに書き込まれたテン
ポを示す情報をそれぞれ抽出する(以下、楽曲Aのテン
ポをTA、楽曲BのテンポをTBとする)。そして、C
PU1は、当該各楽曲のテンポの比であるテンポ係数T
B/TAを計算し、RAM6の所定の記憶エリアに書き
込む。
【0060】カラオケ演奏時、楽曲データB中の各トラ
ックに含まれるデュレーションデータΔtを読み出し
て、当該デュレーションデータΔtをレジスタTCNT
Bに格納する際(図4に示すフローチャートにおいて
は、ステップSB5)、CPU1(テンポ調節手段)
は、当該デュレーションデータΔtに上記テンポ係数T
B/TAを乗じてからレジスタTCNTBに格納する。
これにより、楽曲Bは、楽曲Aと同一のテンポによって
演奏されることとなる。なお、この他の処理は、上記第
1の実施形態と同様なので、説明を省略する。
【0061】本実施形態によれば、複数の楽曲が同一の
テンポによって演奏されるので、それぞれの楽曲を歌う
ユーザは、同時に演奏されている楽曲に惑わされないよ
うに自分の楽曲を歌う必要がある。これにより、複数の
歌唱者による歌唱におけるゲーム性をさらに向上させる
ことができる。
【0062】なお、上記第3の実施形態の説明において
は、複数の楽曲のうちの1の楽曲のテンポを基準とし
て、他の楽曲のテンポを当該1の楽曲のテンポと等しく
なるように調節して演奏する構成としたが、これに限ら
ず、予め設定された所定のテンポに調節される構成とし
てもよい。
【0063】すなわち、カラオケ装置のハードディスク
装置7に予め基準となるテンポT0(以下、「基準テン
ポ」という)を記憶しておき、複数の楽曲のテンポを、
上記基準テンポT0に調節して演奏する構成としてもよ
い。
【0064】また、上記態様の他にも、各楽曲のテンポ
を、同時に演奏する複数の楽曲のテンポの平均値に調節
する構成としてもよい。すなわち、上述の例における基
準テンポT0を、楽曲Aと楽曲Bのテンポの平均値とし
て設定してもよい。
【0065】さらに、上記態様に限らず、ハードディス
ク装置7に、基準となる複数種類のテンポT0k(k=
1〜n)を記憶する構成とし、ユーザがリモコン2また
は操作部4に対して所定の操作を行うことにより、上記
複数の基準テンポT0k(k=1〜n)の中から複数の
楽曲を演奏するテンポを選択できる構成としてもよい。
また、ユーザがリモコン2または操作部4を操作するこ
とによって、上記基準テンポT0を任意に指定できる構
成としてもよい。また、テンポだけではなく、複数の楽
曲のキーまたは音量等の他の音楽要素を等しくなるよう
に調節して同時演奏を行う構成としてもよい。
【0066】なお、上述したデュレーションデータΔt
とテンポ係数の乗算は、楽曲データをハードディスク装
置7から読み出してRAM6内に格納する際に実行する
構成としてもよい。
【0067】D:その他の実施形態 上記各実施形態は、以下のような構成としてもよい。 (1)上記各実施形態においては、2つの楽曲を同時に
演奏することができるカラオケ装置を例に説明したが、
これに限らず、3曲以上の楽曲を同時に演奏する構成と
してもよい。
【0068】(2)上記各実施形態においては、楽曲デ
ータAおよびB中の各デュレーションデータΔtを、共
通のテンポクロックによってカウントする構成とした
が、複数のテンポクロックを設け、一方のテンポクロッ
クによって楽曲データA中のデュレーションデータΔt
をカウントし、もう一方のテンポクロックによって楽曲
データB中のデュレーションデータΔtカウントする構
成としてもよい。
【0069】また、上記第3の実施形態において上述の
ように複数のテンポクロックを設けた場合には、所定の
テンポ係数を各デュレーションデータΔtに乗算するの
ではなく、各テンポクロックの周期を調節することによ
って、楽曲Aと楽曲Bのテンポを同一に調節する構成と
してもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の異なる楽曲を同時に演奏することができるので、
当該演奏に合わせて複数の人が同時に歌唱することがで
きる。これにより、それぞれの歌唱者が他の歌唱者の歌
唱に惑わされないようにそれぞれの歌唱を行い、その歌
唱の採点結果を競い合うといった、複数の人が楽しむこ
とのできる新しいゲームを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態であるカラオケ装置
の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態であるカラオケ装置
において用いられる楽曲データの構成を示す図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態であるカラオケ装置
におけるハードディスク装置の記憶内容を示す図であ
る。
【図4】 本発明の第1の実施形態であるカラオケ装置
におけるカラオケ演奏時のCPU1の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】 本発明の第2の実施形態であるカラオケ装置
におけるハードディスク装置の記憶内容の一部を示す図
である。
【符号の説明】
1……CPU(制御手段、テンポ調節手段)、2……リ
モコン(楽曲指定手段、同時演奏指示手段)、3……受
信部、4……操作部(楽曲指定手段、同時演奏指示手
段)、5……ROM、6……RAM、7……ハードディ
スク装置(記憶手段、組み合わせ記憶手段)、8……音
源、9a,9b……マイク(音声入力手段)、10……
ミキサ、11a,11b……採点部(採点手段)、12
a,12b……表示制御部、13a,13b……ディス
プレイ装置。
フロントページの続き Fターム(参考) 5D108 BA04 BA06 BA24 BB03 BC02 BC13 BC20 BD02 BD12 BE10 BF05 5D378 BB02 BB22 KK44 LA03 LA27 LB27 MM24 MM37 MM38 MM52 MM63 MM65 MM72 MM92 MM97 TT24 TT32 XX05 XX12 XX43 9A001 JJ18

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音信号の生成を制御する楽音生成情報
    を含む楽曲データを記憶する記憶手段と、 前記楽音生成情報に従って楽音信号を生成して出力する
    音源と、 複数の楽曲の同時演奏を指示する同時演奏指示手段と、 前記同時演奏指示手段によって複数の楽曲の同時演奏の
    指示が与えられた場合には、前記複数の楽曲に対応する
    楽曲データ中の前記楽音生成情報をそれぞれ並行して読
    み出し、読み出した前記楽音生成情報を前記音源に出力
    する制御手段とを具備することを特徴とするカラオケ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記同時演奏の対象となる複数の楽曲を
    指定するための楽曲指定手段を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の楽曲を構成する各楽曲の組み
    合わせを記憶する組み合わせ記憶手段を具備し、 前記制御手段は、前記同時演奏指示手段によって同時演
    奏の指示が与えられた際には、前記組み合わせ記憶手段
    に記憶された前記組み合わせに含まれる複数の楽曲に対
    応した各楽曲データ中の前記楽音形成情報をそれぞれ並
    行して読み出し、読み出した前記楽音生成情報を前記音
    源に出力することを特徴とする請求項1に記載のカラオ
    ケ装置。
  4. 【請求項4】 歌唱音声を入力する複数の音声入力手段
    と、 前記複数の音声入力手段から入力される各歌唱音声の採
    点を行う採点手段とを具備し、 前記記憶手段に記憶された各楽曲データは、各楽曲の歌
    唱旋律を表すガイドメロディデータを含んでおり、 前記制御手段は、前記同時演奏指示手段によって複数の
    楽曲の同時演奏の指示が与えられた際には、前記複数の
    楽曲に対応する楽曲データ中の前記楽音生成情報をそれ
    ぞれ並行して読み出し、読み出した前記楽音生成情報を
    前記音源に出力するとともに、前記複数の楽曲に対応す
    る楽曲データ中の前記ガイドメロディデータをそれぞれ
    並行して読み出して、読み出したガイドメロディデータ
    を出力し、 前記採点手段は、前記同時演奏指示手段によって複数の
    楽曲の同時演奏の指示が与えられた際に、前記複数の音
    声入力手段から入力される各歌唱音声と、前記制御手段
    によって供給される各楽曲データ中の前記ガイドメロデ
    ィデータとを各楽曲ごとに比較することにより、前記複
    数の音声入力手段から入力される各歌唱音声の採点を各
    楽曲ごとに行うことを特徴とする請求項1から3のいず
    れか1に記載のカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 前記同時演奏指示手段によって同時演奏
    の指示が与えられた際に、前記複数の楽曲の演奏のテン
    ポを同一になるように、前記複数の楽曲のうちの少なく
    とも1の楽曲に対応する楽曲データ中の楽音生成情報を
    読み出すタイミングを調節するテンポ調節手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1から4のいずれか1の請求
    項に記載のカラオケ装置。
JP10292510A 1998-10-14 1998-10-14 カラオケ装置 Withdrawn JP2000122673A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010224243A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Xing Inc カラオケ装置、カラオケ装置の制御方法、及びカラオケ装置の制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010224243A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Xing Inc カラオケ装置、カラオケ装置の制御方法、及びカラオケ装置の制御プログラム

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