JP2000122636A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2000122636A
JP2000122636A JP10295807A JP29580798A JP2000122636A JP 2000122636 A JP2000122636 A JP 2000122636A JP 10295807 A JP10295807 A JP 10295807A JP 29580798 A JP29580798 A JP 29580798A JP 2000122636 A JP2000122636 A JP 2000122636A
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image signal
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monitor
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Application number
JP10295807A
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English (en)
Inventor
Eiji Oeda
英司 大枝
Atsushi Maezawa
敦司 前澤
Daisuke Amano
大輔 天野
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モニタ40には、SDRAM28に格納され
た画像信号に対応する画像が表示される。オペレータが
ゲームモードを選択し、所望の静止画像信号を選択する
と、所望の静止画像信号がSDRAM28に書き込ま
れ、モニタ40に所望の静止画像が表示される。そし
て、所望の静止画像信号の画素数が所定条件を満たせ
ば、所望の静止画像信号が分割され、複数の分割画像信
号がモニタ40に離散的に表示される。一方、所望の静
止画像信号の画素数が所定条件を満たさなければ、特定
のキャラクタが所望の静止画像にOSD表示される。 【効果】 所定の条件を満たす静止画像だけが分割処理
を施されるため、分割処理に不都合が生じることはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像表示装置に関
し、特にたとえばディジタルカメラのモニタ上でパズル
を楽しむパズルゲームに用いられ、1 画面分の静止画像
を分割した複数の分割画像をモニタに離散的に表示す
る、画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像表示装置では、メモ
リに2フレーム分のメモリエリアが形成され、当初の静
止画像信号は一方のメモリエリアに書き込まれ、この静
止画像信号を分割して生成された複数の分割画像信号は
他方のメモリエリアに書き込まれていた。そして、読み
出しを行うメモリエリアを変更することで、モニタに表
示される画像が切り替えられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術では
2フレーム分のメモリエリアが必要となるため、容量の
大きなメモリを準備しなければならないという問題があ
った。一方、各分割画像を圧縮して保持するようにすれ
ばメモリ容量を抑えることができるが、圧縮処理を適切
に行うには各分割画像の画素数が所定の条件を満たさな
ければならない。つまり、JPEGフォーマットでは、
たとえば16画素×8ラインを1 ブロックとして圧縮処
理を行うため、分割画像のサイズは16画素×8ライン
のブロックの整数倍でなければならない。このような条
件を具備しない場合、分割画像の表示時に意図しない画
像がモニタに現れてしまう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、メ
モリ容量を抑えることができる、画像表示装置を提供す
ることである。この発明の他の目的は、意図しない画像
がモニタに表示されるのを防止することができる、画像
表示装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、所望の静
止画像信号を格納するメモリ、所望の静止画像信号を分
割して複数の分割画像信号を生成する分割手段、分割画
像信号を第1所定順序で圧縮する圧縮手段、圧縮手段に
よって生成された圧縮分割画像信号を第2所定順序で伸
長する伸張手段、および伸長手段によって生成された伸
長分割画像信号をメモリに書き込む第1書き込み手段を
備える、画像表示装置である。
【0006】第2の発明は、所望の静止画像信号の画素
数を検出する検出手段、画素数が所定条件を満たすとき
所望の静止画像信号を分割した複数の分割画像信号を所
定順序でモニタに出力する第1出力手段、および画素数
が所定条件を満たさないとき特定画像信号を前記モニタ
に出力する第2出力手段を備える、画像表示装置であ
る。
【0007】
【作用】第1の発明では、分割手段が、メモリに格納さ
れた所望の静止画像信号を分割し、複数の分割画像信号
を生成する。分割画像信号は圧縮手段によって第1所定
順序で圧縮され、その後伸長手段によって第2所定順序
で伸長される。伸長分割画像信号はその後、第1書き込
み手段によってメモリに書き込まれる。
【0008】この発明のある局面では、メモリは所望の
静止画像信号を格納する第1メモリエリアを含み、第1
書き込み手段は伸長分割画像信号を第1メモリエリアに
書き込む。つまり、所望の静止画像信号が、伸長分割画
像信号によって上書きされる。この発明のある実施例で
は、メモリは第2メモリエリアをさらに含む。そして、
第2書き込み手段が、圧縮分割画像信号を第2メモリエ
リアに書き込む。つまり、圧縮手段によって圧縮された
それぞれの圧縮分割画像信号は、同じメモリの第2メモ
リエリアに格納される。なお、第2メモリエリアはメモ
リの空きエリアであってもよい。
【0009】この発明の他の実施例では、第1 メモリエ
リアは、それぞれの分割画像信号を格納する複数の分割
エリアを含み、かつそれぞれの分割エリアには位置番号
が割り当てられる。分割手段に含まれる付与手段は、そ
れぞれの分割画像信号に位置番号に関連する画像番号を
付与する。圧縮手段は、このような画像番号に従ってそ
れぞれの分割画像信号に圧縮処理を施す。一方、伸長手
段は、圧縮分割画像信号を圧縮時と異なる順序で伸長す
る。第1書き込み手段は、伸長手段で伸長された伸長分
割画像信号を位置番号に従って各分割エリアに書き込
む。
【0010】この発明のその他の実施例では、第1メモ
リエリアに格納された画像信号に対応する画像が、モニ
タに表示される。第2の発明では、検出手段が、所望の
静止画像信号の画素数を検出する。画素数が所定条件を
満たせば、第1出力手段が、所望の静止画像信号を分割
した複数の分割画像信号をモニタに出力する。一方、画
素数が前記所定条件を満たさなければ、第2出力手段
が、特定画像信号をモニタに出力する。
【0011】この発明のある局面では、第1出力手段は
次のようにして分割画像信号をモニタに出力する。つま
り、分割手段が所望の静止画像信号を分割し、複数の分
割画像信号を生成する。次に、圧縮手段が分割画像信号
を第1所定順序で圧縮して圧縮分割画像信号を生成し、
伸長手段が、圧縮分割画像信号を第2所定順序で伸張し
て伸張分割画像信号を生成する。そして、伸長分割画像
信号出力手段が、伸長分割画像信号をモニタに出力す
る。
【0012】この発明の他の局面では、第2出力手段は
次のようにして特定信号をモニタに出力する。つまり、
混合手段が所望の静止画像信号と特定信号とを混合し、
混合信号出力手段が混合信号をモニタに出力する。この
発明のその他の局面では、指示手段によって画像の分割
表示が指示されたときに、検出手段が所望の静止画像信
号の画素数を検出する。
【0013】
【発明の効果】第1の発明によれば、分割画像信号の第
1所定順序で圧縮するとともに圧縮分割画像信号を第2
所定順序で伸長し、伸長画像信号をメモリに書き込むよ
うにしたため、メモリ容量を抑えることができる。第2
の発明によれば、所望の静止画像信号の画素数が所定条
件を満たさないとき、特定画像信号をモニタに出力する
ようにしたため、意図しない画像がモニタに表示される
のを防止することができる。
【0014】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0015】
【実施例】図1を参照して、この実施例のディジタルカ
メラ10はCCDイメージャ12を含む。CCDイメー
ジャ12の前面には色フィルタ(図示せず)が装着さ
れ、被写体の光像はこの色フィルタを介してCCDイメ
ージャ12に照射される。オペレータがモード切換スイ
ッチ50をカメラ側にあわせると、システムコントロー
ラ42はカメラモードを設定する。すると、タイミング
ジェネレータ(TG)14は、シグナルジェネレータ
(SG)16から出力される垂直同期信号および水平同
期信号に基づいてタイミング信号を生成し、CCDイメ
ージャ12をプログレッシブスキャン方式で駆動する。
この結果、被写体のカメラ信号がCCDイメージャ12
から出力される。出力されたカメラ信号は、CDS/A
GC回路18で周知のノイズ除去およびレベル調整を施
され、その後、A/D変換器20によってディジタル信
号であるカメラデータに変換される。信号処理回路22
は、A/D変換器20から出力されたカメラデータにY
UV変換を施し、YUVデータを生成する。
【0016】メモリ制御回路26は、生成されたYUV
データをSDRAM28に形成されたメモリエリア28
aに書き込む。つまり、CCDイメージャ12がプログ
レッシブスキャン方式を採用する一方、モニタ40はイ
ンタレーススキャン方式を採用するため、走査方式の変
換のためにYUVデータが一時的にメモリエリア28a
に格納される。なお、メモリエリア28aは少なくとも
1フレーム分の容量をもつ。格納されたYUVデータ
は、同じメモリ制御回路26によってインタレーススキ
ャン方式で読み出され、バス24を介してビデオエンコ
ーダ38に与えられる。ビデオエンコーダ38は、入力
されたYUVデータからNTSCフォーマットに沿った
コンポジット画像信号を生成し、生成したコンポジット
画像信号をスイッチSW1を介してモニタ40に入力す
る。この結果、被写体像の動画像(スルー画像)が、モ
ニタ40に表示される。
【0017】オペレータがシャッタボタン48を押せ
ば、押圧時のYUVデータ(静止画像データ)がJPE
Gコーデック30によって圧縮される。そして、圧縮デ
ータを収納した静止画像ファイルが、メモリカード36
に記録される。静止画像ファイルには、モニタ40の全
面に表示されるオリジナル画像のYUVデータ(オリジ
ナル画像データ)およびモニタ40の一部に表示される
サムネイル画像のYUVデータ(サムネイル画像デー
タ)が、圧縮状態で収納される。
【0018】モード切換スイッチ50が“再生”側に切
り換えられると、システムコントローラ42によって再
生モードが設定される。すると、CPU32がメモリカ
ード36に記録されたいずれかの静止画像ファイルから
オリジナル画像データを読み出し、JPEGコーデック
30が、読み出されたオリジナル画像データを伸張す
る。伸張されたオリジナル画像データは、一旦メモリエ
リア28aに格納され、その後インタレーススキャン方
式で読み出される。読み出されたオリジナル画像データ
はビデオエンコーダ38に与えられ、NTSCフォーマ
ットのコンポジット映像信号に変換される。変換された
コンポジット映像信号はスイッチSW1を介してモニタ
40に入力され、この結果、オリジナル画像がモニタ4
0に表示される。
【0019】再生モードにおいてオペレータがゲームモ
ードを選択すると、CPU32は、図2および図3に示
す割り込みルーチンと図5および図6に示すサブルーチ
ンを処理する。CPU32はまず図2のステップS1
で、メモリカード36に記録された静止画像ファイルか
らサムネイル画像データを読み出すとともに、メモリ制
御回路26に対してサムネイル画像データの書き込みリ
クエストを出力する。このため、読み出されたサムネイ
ル画像データが、メモリ制御回路26によってメモリエ
リア28aに書き込まれる。ステップS1ではまた、メ
モリエリア28aに格納されたサムネイル画像データの
伸長処理をJPEGコーデック30に命令する。JPE
Gコーデック30は、メモリ制御回路26にサムネイル
画像データの読み出しリクエストを与え、メモリ制御回
路26によって読み出されたサムネイル画像データに伸
長処理を施す。伸長されたサムネイル画像データは、J
PEGコーデック30から出力された書き込みリクエス
トに応答して、メモリ制御回路26によってメモリエリ
ア28aに書き込まれる。
【0020】ステップS1ではさらに、伸長されたサム
ネイル画像データのモニタ40への表示をビデオエンコ
ーダ38に命令する。このため、ビデオエンコーダ38
は、伸長サムネイル画像データの読み出しリクエストを
メモリ制御回路26に与え、これに応答して読み出され
た伸長サムネイル画像データをモニタ40に出力する。
このような処理が繰り返された結果、複数のサムネイル
画像がモニタ40に表示される。ステップS1ではま
た、いずれかのサムネイル画像を指し示すカーソルのキ
ャラクタデータをキャラクタジェネレータ39に出力さ
せ、スイッチSW1を所定タイミングで切り換える。こ
の結果、たとえば図6に示すように3つのサムネイル画
像が表示され、かつ左上のサムネイル画像を指し示すよ
うにカーソルがOSD表示される。
【0021】カーソルは、カーソルキー44の操作に応
答して移動する。カーソルが所望のサムネイル画像を指
しているときにセットキー46が押されると、所望のサ
ムネイル画像が選択される。すると、CPU32は、ス
テップS3で“YES”と判断し、ステップS5で所望
の静止画像ファイルからオリジナル画像のサイズデータ
を読み出す。さらにステップS7で、同じ静止画像ファ
イルからオリジナル画像データを読み出し、上述と同じ
要領で伸長処理を施す。オリジナル画像データはまずメ
モリエリア28aに書き込まれ、その後JPEGコーデ
ック30で伸長される。伸長されたオリジナル画像デー
タもまたメモリエリア28aに書き込まれ、その後モニ
タ40に出力される。メモリエリア28aに格納されて
いたサムネイル画像データがオリジナル画像データによ
って上書きされる結果、モニタ40の表示が複数のサム
ネイル画像から所望のオリジナル画像に更新される。
【0022】CPU32は続いてステップS9で、再生
されたオリジナル画像の画素数が所定条件を満たしてい
るかどうかを判断する。つまり、JPEGフォーマット
によれば、たとえば16画素×8ラインを1つの圧縮ブ
ロックとして、1ブロックずつ圧縮処理が実行される。
オリジナル画像の画素数が1024画素×768ライン
または640画素×480ラインであれば、このオリジ
ナル画像を16分割した各分割画像(部分画像)もま
た、16画素×8ラインの圧縮ブロックによって構成さ
れる。このため、オリジナル画像を各分割画像毎に圧縮
しても、何の不都合も生じない。これに対して、オリジ
ナル画像の画素数がたとえば160画素×120ライン
であれば、オリジナル画像を16分割した各分割画像
は、16画素×8ラインの圧縮ブロックによって構成で
きない。このため、オリジナル画像を各分割画像毎に圧
縮したときに、圧縮不可能部分が発生してしまう。
【0023】したがって、表示されたオリジナル画像の
画素数が所定の条件を満たさない場合、つまり分割画像
が16画素×8ラインの圧縮ブロックで構成できない画
素数である場合、CPU32は、ステップS9で“N
O”と判断し、ステップS11で“NOT VALI
D”のキャラクタをモニタ40にOSD表示する。モニ
タ40には、たとえば図7に示す画像が表示される。こ
こでオペレータがセットキー46を押せば、CPU32
はステップS13で解除指示が与えられたと判断し、ス
テップS1に戻る。なお、オリジナル画像の画素数に関
する上述のような相違は、光学ズームをかけて被写体を
撮影したような場合に発生する。
【0024】一方、モニタ40に表示されたオリジナル
画像の画素数が所定の条件を満たせば、CPU32は、
ステップS9で“YES”と判断する。そして、ステッ
プS15でレベルメニューのキャラクタをモニタ40に
OSD表示し、オペレータにレベルの選択を促す。具体
的には、図8に示すメニューをモニタ40に表示する。
【0025】図8に示す表示状態で、オペレータがカー
ソルキー44およびセットキー46によって所望のレベ
ルを選択すると、CPU32はステップS17で“YE
S”と判断する。そして、ステップS19で図4に示す
サブルーチンにジャンプし、メモリエリア28aに格納
されているオリジナル画像データに各分割画像毎のJP
EG圧縮を施す。
【0026】図4に示すサブルーチンでは、CPU32
はまずステップS31で、オリジナル画像を分割し、各
分割画像の基準位置(左上の座標)およびサイズ(画素
数)を算出する。そしてステップS33で、メモリエリ
ア28aに付与された位置番号と同じ画像番号を各分割
画像に付与する。つまり、図10に示すように、メモリ
エリア28aには各分割画像に対応する分割エリアが形
成され、各分割エリアに0から15の位置番号が付与さ
れている。このためCPU32は、メモリエリア28a
の上端左側に位置する分割画像に画像番号0を付与し、
メモリエリア28aの上端中央に位置する分割画像に画
像番号1する。このようにして、それぞれの分割画像に
位置番号と同じ画像番号を付与する。
【0027】ステップS35ではカウンタ32aのカウ
ント値nをリセットし、次にステップS37で分割画像
nの圧縮をJPEGコーデック30に指示する。具体的
には、分割画像nの基準位置およびサイズとともに、圧
縮命令をJPEGコーデック30に与える。この結果、
JPEGコーデック30が、メモリ制御回路26に分割
画像データnの読み出しをリクエストし、読み出された
分割画像データnにJPEG圧縮を施す。JPEGコー
デック30はさらに、圧縮された分割画像データの空き
エリアへの書き込みをメモリ制御回路26にリクエスト
する。メモリ制御回路26は、圧縮分割画像データをS
DRAM28の空きエリアに書き込む。
【0028】ステップS39では、カウント値nが15
に等しいかどうかを判断する。ここで“YES”であれ
ば、ステップS41で分割画像15を消去し、図3の割
り込みルーチンに復帰する。一方、ステップS39で
“NO”であれば、ステップS41でカウンタ32aを
インクリメントし、ステップS37に戻る。したがっ
て、n=15となるまで昇べきの順で各分割画像の圧縮
処理が実行される。これによって得られた15個分の圧
縮分割画像データは、すべてSDRAM28の空きエリ
アに格納される。
【0029】図4のサブルーチンから図3の割り込みル
ーチンに復帰すると、CPU32は、ステップS21で
位置番号と画像番号とを対応づけ、ステップS 25で空
白画像を表示する分割エリアの位置番号をランダムに決
定する。その後、図5に示すサブルーチンにジャンプす
る。CPU32はまず、ステップS51でカウンタ32
aをリセットし、次にステップS53で、現カウント値
が空白画像を表示する位置の番号と一致するかどうか判
断する。ここで“YES”であれば、CPU32は、ス
テップS55で空白画像データの分割エリアnへの書き
込みをメモリ制御回路26にリクエストする。メモリ制
御回路26は、空白画像データを分割エリアnに書き込
む。
【0030】一方、ステップS53で“NO”であれ
ば、ステップS57で所定の圧縮分割画像データの伸長
処理および伸長された分割画像データの分割エリアnへ
の書き込みをJPEGコーデック30に命令する。な
お、CPU32は、各圧縮分割画像の伸長処理を命令す
るときの順序を、オペレータによって選択されたレベル
に応じて決定する。但し、いずれのレベルでも、圧縮時
と同じ順序で伸長圧縮が命令されることはない。
【0031】JPEGコーデック30は、指定された圧
縮分割画像データの読み出しをメモリ制御回路26にリ
クエストし、読み出された圧縮分割画像データにJPE
G伸長を施す。JPEGコーデック30はさらに、伸長
分割画像データの分割エリアnへの書き込みをメモリ制
御回路26にリクエストし、この結果、伸長分割画像デ
ータがメモリエリア28aの分割エリアnに書き込まれ
る。
【0032】ステップS59では、カウント値nが15
に等しいかどうか判断する。ここで“YES”であれば
図3の割り込みルーチンに復帰するが、“NO”であれ
ば、ステップS61でカウント値nをインクリメント
し、ステップS53に戻る。各分割画像の伸長処理の順
序は圧縮時と異なるため、伸長された14個の分割画像
は分割エリアに離散的に格納される。
【0033】図3に戻って、ステップS27では、ビデ
オエンコーダ38に対してメモリエリア28aに格納さ
れた分割画像データの読み出しを命令する。これに応じ
て、ビデオエンコーダ38はメモリ制御回路26に読み
出しリクエストを与え、読み出された分割画像データを
NTSCフォーマットに従ってエンコードする。この結
果、たとえば図9に示す態様で、各分割画像がモニタ4
0に表示される。つまり、それぞれの分割画像が、離散
的にモニタ40に表示される。なお、図9の例では、分
割エリア15に空白画像が表示される。
【0034】このようにしてモニタ40に対するシャッ
フル画像の表示が完了すると、CPU32はステップS
29でゲームプログラムをスタートさせる。この実施例
によれば、各分割画像データを一旦圧縮し、圧縮画像デ
ータをSDRAM28の空きエリアに書き込むようにし
たため、SDRAM2の容量を抑えることができる。
【0035】また、オリジナル画像の画素数が所定の条
件を満たさないときに、圧縮処理を中止し、所定情報を
モニタ40に表示するようにしたため、圧縮処理および
伸長処理の後に離散的に表示される分割画像に意図しな
い画像が紛れることもない。なお、この実施例では、圧
縮ブロックの画素数を16画素×8ラインとして説明し
たが、圧縮ブロックの画素数は、16画素×8 ライン以
外に、8画素×8ラインや16画素×16ラインなどに
設定することも可能である。この場合、図2のステップ
S9で判断する条件を必要に応じて変更する必要があ
る。
【0036】また、この実施例では、オリジナル画像の
画素数が320画素×240ラインの場合にステップS
9で“NO”と判断されるが、このようなオリジナル画
像についてもパズルゲームの対象としたい場合は、圧縮
処理を施す前に圧縮不可能部分を消去するようにすれば
よい。具体的には、画素数が80画素×60ラインとな
る分割画像の下端4ラインを圧縮処理の対象から除外
し、除外された4ライン部分に白線のキャラクタをOS
D表示するようにすればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例の動作の一部を示すフロー図であ
る。
【図3】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図で
ある。
【図4】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー
図である。
【図5】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示す
フロー図である。
【図6】図1実施例の動作の一部を示す図解図である。
【図7】図1実施例の動作の他の一部を示す図解図であ
る。
【図8】図1実施例の動作のその他の一部を示す図解図
である。
【図9】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示す
図解図である。
【図10】図1実施例の動作の他の一部を示す図解図で
ある。
【符号の説明】
10 …ディジタルカメラ 24 …バス 26 …メモリ制御回路 28 …SDRAM 30 …JPEGコーデック 32 …CPU 36 …メモリカード 38 …ビデオエンコーダ 40 …モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 大輔 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C082 AA06 AA27 BA20 BB15 BB44 CB01 CB06 DA26 DA54 DA55 MM04 MM09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所望の静止画像信号を格納するメモリ、 前記所望の静止画像信号を分割して複数の分割画像信号
    を生成する分割手段、 前記分割画像信号を第1所定順序で圧縮する圧縮手段、 前記圧縮手段によって生成された圧縮分割画像信号を第
    2所定順序で伸長する伸張手段、および前記伸長手段に
    よって生成された伸長分割画像信号を前記メモリに書き
    込む第1書き込み手段を備える、画像表示装置。
  2. 【請求項2】前記メモリは前記所望の静止画像信号を格
    納する第1メモリエリアを含み、 前記第1書き込み手段は前記伸長分割画像信号を前記第
    1メモリエリアに書き込む、請求項1記載の画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記メモリは第2メモリエリアをさらに含
    み、 前記圧縮分割画像信号を前記第2メモリエリアに書き込
    む第2書き込み手段をさらに備える、請求項2記載の画
    像表示装置。
  4. 【請求項4】前記第2メモリエリアは前記メモリの空き
    エリアである、請求項3記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】前記第1 メモリエリアはそれぞれの分割画
    像信号を格納するかつそれぞれに位置番号が割り当てら
    れた複数の分割エリアを含み、 前記分割手段は前記それぞれの分割画像信号に前記位置
    番号に関連する画像番号を付与する付与手段を含む、請
    求項2ないし4のいずれかに記載の画像表示装置。
  6. 【請求項6】前記第1所定順序は前記画像番号に従う順
    序であり、 前記第2所定順序は前記第1所定順序と異なる、請求項
    5記載の画像表示装置。
  7. 【請求項7】前記第1書き込み手段は前記伸長分割画像
    信号を前記位置番号に従って前記分割エリアに書き込
    む、請求項5または6記載の画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記第1メモリエリアに格納された画像信
    号に対応する画像を表示するモニタをさらに備える、請
    求項2ないし7のいずれかに記載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】所望の静止画像信号の画素数を検出する検
    出手段、 前記画素数が所定条件を満たすとき前記所望の静止画像
    信号を分割した複数の分割画像信号をモニタに出力する
    第1出力手段、および前記画素数が前記所定条件を満た
    さないとき特定画像信号を前記モニタに出力する第2出
    力手段を備える、画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記第1出力手段は、前記所望の静止画
    像信号を分割して前記複数の分割画像信号を生成する分
    割手段、前記分割画像信号を第1所定順序で圧縮する圧
    縮手段、前記圧縮手段で生成された圧縮分割画像信号を
    第2所定順序で伸張する伸張手段、および前記伸長手段
    によって生成された伸長分割画像信号を前記モニタに出
    力する伸長分割画像信号出力手段を含む、請求項9記載
    の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記第2出力手段は、前記所望の静止画
    像信号と前記特定信号とを混合する混合手段、および前
    記混合手段によって生成された混合信号を前記モニタに
    出力する混合信号出力手段を含む、請求項9または10
    記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】画像の分割表示を指示する指示手段をさ
    らに備え、 前記検出手段は前記指示手段の出力に応答して前記所望
    の静止画像信号の画素数を検出する、請求項9ないし1
    1のいずれかに記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】請求項1ないし12のいずれかに記載の
    画像表示装置を備えるディジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102158638A (zh) * 2010-02-11 2011-08-17 北京华旗资讯数码科技有限公司 具有游戏互动功能的数码相机及游戏互动的方法

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