JP2000122026A - カラー液晶表示装置 - Google Patents

カラー液晶表示装置

Info

Publication number
JP2000122026A
JP2000122026A JP10297301A JP29730198A JP2000122026A JP 2000122026 A JP2000122026 A JP 2000122026A JP 10297301 A JP10297301 A JP 10297301A JP 29730198 A JP29730198 A JP 29730198A JP 2000122026 A JP2000122026 A JP 2000122026A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display device
color
crystal display
crystal layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10297301A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Ozeki
正雄 尾関
Seiji Kojima
誠司 小嶋
Minoru Akatsuka
實 赤塚
Yuji Hayata
祐二 早田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Display Corp
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Kyocera Display Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd, Kyocera Display Corp filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP10297301A priority Critical patent/JP2000122026A/ja
Publication of JP2000122026A publication Critical patent/JP2000122026A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】時分割駆動系で3色以上の多色表示が可能で、
広温度範囲(−20℃〜+70℃)に適用可能なカラー
液晶表示装置を提供する。 【解決手段】印加電圧による液晶層のリタデーション値
(ΔnLL )の変化を利用して、同一表示単位で多色
を発色させる方式を用い、液晶層を構成する液晶材料と
して、ネマチック−アイソトロピック転移温度が105
℃以上のものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スーパーツイステ
ッドネマチック液晶を用いて、広い温度範囲に亘って、
3色以上の多色表示が可能なカラー液晶表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印加電圧による液晶層のリタデーション
値(ΔnLL )の変化を利用して、カラーフィルタを
用いることなく、同一表示単位で多色を発色させる方式
は知られており、例えば、無彩色を表示でき、かつ青、
赤、緑の表示が可能なカラー液晶表示装置が提案されて
いる(特開平8−292434)。しかし、この種の装
置においては、ΔnLL の温度依存性に基づき、その
ままでは発色状態が温度によって大きく変わるために、
室温近傍でしか良好な発色状態が保持されない問題があ
った。
【0003】これを緩和するために、温度に応じて各所
望の色に対応する印加電圧を変化させる方式や、位相差
板としてそのリタデーション値がΔnLL と類似の温
度依存性を有するものを使用する方式等が考えられる。
【0004】しかし、前者の方式が有効な温度範囲は狭
く、温度変化がある程度大きくなると、最低電圧に対応
する発色状態の変化さえ抑制できなくなり、また、後者
の方式による場合には、最低電圧に対応する発色状態は
広い温度範囲で保持されるものの、温度変化がある程度
大きくなると、他の電圧とりわけ最高電圧に対応する発
色状態の変化を抑えきれなくなり、場合によってはまっ
たく別の色調を呈するようになるために、一般に携帯電
話等の屋外用途に求められる−20℃〜+70℃の動作
温度範囲に適応できない問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術の問題点を解決し、−20℃から+70℃までの
広い温度範囲において、時分割駆動系で、3色以上の多
色表示が可能なカラー液晶表示装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたもので、第1の発明は、透明電極と
配向膜をそれぞれ有しほぼ平行に設けられた二つの基板
間に、ねじれ配向したネマチック液晶が挟持され、各基
板の配向膜によって形成される液晶分子の配向方向によ
る液晶層のねじれ角が160〜300°とされ、液晶層
を挟んで一対の偏光板が配置され、透明電極間に駆動電
圧を印加する駆動回路が備えられたカラー液晶表示装置
において、前記液晶のネマチック−アイソトロピック転
移温度Tniを105℃以上とし、液晶層での液晶の屈折
率異方性ΔnL と液晶層の厚みdL との積ΔnLL
1.0〜2.5μmとし、かつ、時分割駆動により3値
以上の異なった電圧値を選択して、同一表示単位で3色
以上の多色を発色させることを特徴とするカラー液晶表
示装置である。この構成により、室温から離れた温度領
域における発色状態の変化が抑制され、適応可能な動作
温度範囲が拡がる。
【0007】第2の発明は、前記Tniを115℃以上と
する上記のカラー液晶表示装置である。この構成によ
り、ΔnLL が大きく発色が豊富な系においても上記
適応動作温度範囲の拡大が達成される。第3の発明は、
前記液晶層と前記偏光板の少なくとも一方との間に少な
くとも一枚の位相差板が配置されている上記のカラー液
晶表示装置である。この構成により、発色状態の選択の
自由度が向上し、背景色として白も発色させうる。
【0008】第4の発明は、前記液晶層のねじれ角が2
30°〜250°とされ、位相差板の屈折率異方性と厚
みの積ΔnFF と前記ΔnLL の関係が、1.05
・ΔnLL ≦ΔnFF ≦1.25・ΔnLL を満
たす上記のカラー液晶表示装置である。この構成によ
り、背景色として白を発色させ、さらに2色以上の有彩
色を発色させて視認性に優れた表示パターンの適用が可
能となる。第5の発明は、前記ΔnLL を1.1〜
1.5μmとする上記のカラー液晶表示装置である。こ
の構成により、豊富な発色と時分割駆動における電圧マ
ージンの確保との両立が計られる。
【0009】第6の発明は、前記一対の偏光板のうち一
方の偏光板の外側に反射板または半透過反射板が配置さ
れている上記のカラー液晶表示装置である。この構成に
より、広い動作温度範囲が活きる屋外用途としての携帯
機器に適した製品形態となしうる。第7の発明は、液晶
のΔnL が0.18以上である上記のカラー液晶表示装
置である。この構成により、dL の増大に付随する視角
特性、応答速度の低下等の弊害が抑制される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、液晶のネマチ
ック−アイソトロピック転移温度(Tni)を105℃以
上、好ましくは115℃以上に設定することが、使用可
能温度範囲を拡げるうえで重要である。
【0011】従来、白黒液晶表示装置については、液晶
層のΔnLL が1.0μm未満の例えば0.85μm
程度に設定されている。このような場合には、通常のT
niが95℃程度の液晶を用いても、70℃でもコントラ
スト比が充分に高い表示が保たれる。
【0012】これに対して、本発明のカラー液晶表示装
置においては、ΔnLL が1.0〜2.5μm、好ま
しくは1.1〜1.5μmと白黒液晶表示装置の場合よ
りも高く設定される。この値が大きすぎると、無用な発
色が生じて希望する発色の電圧マージンが狭くなるとと
もに、dL の増大に伴う応答速度の低下、視角依存性の
増大等の弊害が生じる。一方、この値が小さすぎると、
充分な発色が達成されなくなる。
【0013】温度変化に伴うΔnL の変化率が一定であ
れば、ΔnLL が大きくなるほど、その変化量の絶対
値が増大する。例えば、室温から70℃までのΔnL
変化率を20%と仮定すると、ΔnLL が0.85μ
mの場合の変化量が0.17μmであるの対して、Δn
LL が1.27μm場合には0.254μmと約1.
5倍大きく変化する。液晶層のΔnLL の変化の絶対
量が大きいほど色変化が激しくなるので、ΔnLL
大きいこと自体、色変化の面から不利である。これに対
して、温度変化に伴うΔnL の変化率を小さくできれ
ば、ΔnLLが大きい場合にも液晶層のΔnLL
変化の絶対量を小さくでき、色変化を抑制できる。
【0014】このような観点から、液晶のTniが高くな
ると温度変化に伴うΔnL の変化率が小さくなる(図3
参照)ことに着目して検討を重ねた結果、例えば、液晶
のΔnLL が1.27μmの系では、通常のTniが約
100℃の液晶を用いると、55℃を超えると背景色の
変化が許容できないレベルに達するのに対して、同じ系
でTniが115℃の液晶を用いれば、70℃でも背景色
の変化が許容範囲内に止まること、また、ΔnLL
1.05μmの系ならば、Tniが105℃の液晶を用い
ることで同様の結果になることが確認された。
【0015】本発明で使用する液晶としては、ΔnL
着目すれば、dL を過大としないために0.18以上、
特に、0.19以上のものが好ましく採用される。ま
た、低温での応答性確保等の点から、ネマチック−固相
転移温度(Tg )が−40℃以下、特に−45℃以下の
ものが好ましい。また、低温での応答が速くするために
は、粘度が低いものが望ましく、20℃で測定したとき
の粘度が35cP以下、特に30cP以下のものが好ま
しい。
【0016】本発明においては、液晶層のねじれ角は1
60〜300°、好ましくは230〜250°とされ
る。この角度が小さすぎる場合には電圧−透過率曲線の
急峻性が小さく発色が不充分となり、また、大きすぎる
場合には、ヒステリシスや光を散乱するドメインを生じ
やすくなり、ともに不都合である。
【0017】発色状態の選択の自由度を増大させるため
には、位相差板を用いることが好ましい。そして、背景
色として白を発色させ、さらに2色以上の有彩色を発色
させようとする場合には、位相差板の屈折率異方性と厚
みの積ΔnFF と前記ΔnLL とが、1.05・Δ
LL ≦ΔnFF ≦1.25・ΔnLL の関係を
満たすようにそれぞれの値を設定することが好ましい。
【0018】また、低温での時分割駆動波形の周波数特
性に起因するクロストークの問題を避けるためには、−
20℃でサイン波駆動したときのVth(ある特定の液晶
分子状態の実効電圧とする)の周波数特性Vth(3kH
z)/Vth(400Hz)が1.03以下、特に1.0
2以下であることが望ましい。
【0019】なお、本発明において、同一表示単位と
は、セグメント表示部では対向する電極で形成される1
つのセグメントであり、ドットマトリクス表示部では対
向する電極で形成される1つのドットである。
【0020】本発明の好ましい形態においては、背景色
との混色によるコントラストおよび色純度の低下を抑制
する観点から、上記表示単位間の間隔を極力小さくし、
15μm以下とすることが好ましい。
【0021】本発明のカラー液晶表示装置の駆動方式と
しては、表示画素数が多い用途に対応できる、時分割駆
動方式が採用される。また、階調表示の制御方式として
周知の方式が用いられるが、階調設定の自由度の観点か
らパルス幅変調方式(PWM)またはこれとフレーム変
調方式との併用が好ましく採用される。
【0022】
【実施例】つぎに図面を参照しながら、本発明の実施例
について詳しく説明する。図1に本発明の一実施例であ
るカラー液晶表示装置の基本的構成を説明する模式的断
面図を示す。1、2は一対の偏光板、3は液晶層、4は
位相差板、15はバックライトである。
【0023】液晶セルは以下のようにして作成した。ガ
ラス基板上に設けられたITO透明導電膜をストライプ
状にパターニングして透明電極を形成し、絶縁膜を形成
し、ポリイミドのオーバーコートを形成し、これをラビ
ングして配向制御膜を形成した基板を作成した。このよ
うにして作成した二枚の基板の周辺をシール材でシール
して、液晶セルを形成し、ネマチック液晶を注入し、注
入孔を封止材で封止した。
【0024】液晶層の厚みdL はセル間隔を調整して
6.5μmに設定した。液晶としてはΔnL が0.19
5、Tniが117.4℃、Tg が−47℃、20℃の粘
度が25.7cP、ピッチが13.2μm、25℃での
波長分散ΔnL (450nm)/ΔnL (590nm)
が1.172、−20℃でサイン波駆動したときのVth
(本例では透過率が最小となる実効電圧)の周波数特性
th(3kHz)/Vth(400Hz)が1.017で
あるものを用いた。液晶層のΔnLL は約1.27μ
mとなり、ツイスト角は240°ツイストとした。位相
差板のΔnFF は1.45μmとした。
【0025】図2において、液晶層の上側の液晶分子の
長軸方向からみた上側の偏光板の吸収軸の方向を時計回
りに計ったものをθ1 、液晶層の上側の液晶分子の長軸
方向からみた上側の位相差板の延伸軸の方向を時計回り
に計ったものをθ2 、液晶層の下側の液晶分子の長軸方
向からみた下側の偏光板の吸収軸の方向を時計回りに計
ったものをθ3 とする。本実施例ではθ1 は125°、
θ2 は80°、θ3 は140°と設定した。液晶は左螺
旋を用いたが、右螺旋を用いたときは、角度の関係を反
時計回りとして考えればよい。
【0026】発色としては電圧無印加時は白色で、電圧
を増大させるにつれて、オレンジ、暗い青、明るい青、
緑と変化した。駆動は、1/65デューティ、1/5バ
イアスの時分割駆動波形で行った。コントローラドライ
バとしては、東芝製IC(T6K03)を用いた。階調
レベルとしては、白表示はオフ波形、緑表示はオン波
形、赤表示と青表示は、オン波形とオフ波形の中間の電
圧レベルを印加した。中間レベルは、パルス幅変調とフ
レーム変調の合成によって作成している。透過で測定し
た電圧無印加時の背景色とオフ波形時の白表示の透過率
と色座標結果を表1に示す。評価温度は70℃、パネル
の開口率は86%である。
【0027】比較例として従来用いていた液晶の結果も
表1に示す。従来液晶の特性は、ΔnL が0.195、
ネマチック−アイソトロピック転移温度(Tni)が9
9.2℃、Tgが−42℃、20℃の粘度が24.4c
P、ピッチが12.4μm、25℃での波長分散ΔnL
(450nm)/ΔnL (590nm)が1.161、
−20℃でサイン波駆動したときのVthの周波数特性V
th(3kHz)/Vth(400Hz)が1.038であ
る。
【0028】
【表1】
【0029】電圧無印加時の背景色がTniを上げること
により、かなり白に改善されていることが理解できる。
オフ波形が加わったときも、白の改善がかなりなされて
いる。従来液晶では、70℃の白が完全にオレンジの色
領域に入っており、無彩色表示は得られないが、Tni
上げた液晶においては白が認識できる領域に止まってい
る。
【0030】また、バックライトと裏側の偏光板の間に
半透過反射板をおいて、半透過タイプとして用いても広
温度範囲において良好な表示が得られた。さらに、バッ
クライトの代わりに反射板を用い反射型の液晶表示装置
とすることもできる。また、裏側の偏光板として3M製
RDF(製品名)のような偏光分離機能を有するフィル
ムも使用できる。また、駆動法として、複数ライン同時
選択法(MLA)を用いると、フレーム応答が抑制さ
れ、特に高温での色純度の低下を抑えることができた。
【0031】また、液晶としてΔnL が0.195、ネ
マチック−アイソトロピック転移温度(Tni)が115
℃、Tgが−44℃、20℃の粘度が28.6cP、ピ
ッチが12.8μm、25℃での波長分散ΔnL (45
0nm)/ΔnL (590nm)が1.172、−20
℃でサイン波駆動したときのVthの周波数特性Vth(3
kHz)/Vth(400Hz) が1.027であるも
のを用いても、広温度範囲に亘って良好な表示が得られ
た。
【0032】上記実施例および比較例で用いた3種類の
液晶のΔnL の温度依存性を図3に示す。Tniが高い液
晶についてはΔnL の温度変化が小さいことが示されて
いる。さらに、本発明はその効果を損しない範囲で種々
の応用ができる。
【0033】
【発明の効果】本発明により、低温(−20℃)から高
温(+70℃)までの広い温度範囲に亘って、カラーフ
イルタを用いずに、同一表示単位で、3色以上の多色表
示が可能なカラー液晶表示装置を実現できる。低消費電
力で明るく携帯に適したカラー表示装置が可能となる。
特に反射型として使用するとその効果はきわめて大き
い。
【0034】本発明の液晶表示装置は、屋外での使用を
前提とする携帯用の電子機器、例えば、携帯電話、電子
手帳、電子ブック、電子辞書、PDA(携帯情報端
末)、ページャ(ポケットベル)などに用いた場合に、
動作温度範囲が広く、その良好な視認性、表現力と合わ
せて高い機能性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を説明する模式的断面
図。
【図2】本発明の実施例の液晶表示装置を上から見た、
液晶層の液晶分子の長軸方向、偏光板の吸収軸方向およ
び位相差板の延伸軸方向の相対位置を示す平面図。
【図3】液晶のTniとΔnL の温度依存性との関係を示
す図。
【符号の説明】
1、2:偏光板 3:液晶層 4:位相差板 5、6:基板 7、8:透明電極 9、10:絶縁膜 11、12:配向膜 13、14:シール材 15:バックライト 16:液晶層の上側の液晶分子の長軸方向 17:液晶層の下側の液晶分子の長軸方向 18:上側の偏光板の吸収軸方向 19:下側の偏光板の吸収軸方向 20:位相差板の延伸軸方向
フロントページの続き (72)発明者 小嶋 誠司 神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1150番地 旭硝子株式会社内 (72)発明者 赤塚 實 東京都荒川区東日暮里五丁目7番18号 オ プトレックス株式会社内 (72)発明者 早田 祐二 東京都荒川区東日暮里五丁目7番18号 オ プトレックス株式会社内 Fターム(参考) 2H091 FA01Y FA08X FA08Z FA11X FA14Z FA41Z FD06 GA03 GA11 HA10 KA02 KA04 KA10 LA15 2H093 NA06 NA18 NA55 NA56 NA61 ND08 ND39 NE06 NF13 NH01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明電極と配向膜をそれぞれ有しほぼ平行
    に設けられた二つの基板間に、ねじれ配向したネマチッ
    ク液晶が挟持され、各基板の配向膜によって形成される
    液晶分子の配向方向による液晶層のねじれ角が160〜
    300°とされ、液晶層を挟んで一対の偏光板が配置さ
    れ、透明電極間に駆動電圧を印加する駆動回路が備えら
    れたカラー液晶表示装置において、前記液晶のネマチッ
    ク−アイソトロピック転移温度Tniを105℃以上と
    し、液晶層での液晶の屈折率異方性ΔnL と液晶層の厚
    みdL との積ΔnLL を1.0〜2.5μmとし、か
    つ、時分割駆動により3値以上の異なった電圧値を選択
    して、同一表示単位で3色以上の多色を発色させること
    を特徴とするカラー液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記Tniを115℃以上とする請求項1に
    記載のカラー液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記液晶層と前記偏光板の少なくとも一方
    との間に少なくとも一枚の位相差板が配置されている請
    求項1または2に記載のカラー液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記液晶層のねじれ角が230°〜250
    °とされ、位相差板の屈折率異方性と厚みの積ΔnF
    F と前記ΔnLL の関係が、1.05・ΔnLL
    ΔnFF ≦1.25・ΔnLL を満たす請求項3に
    記載のカラー液晶表示装置。
  5. 【請求項5】前記ΔnLL を1.1〜1.5μmとす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のカラー液晶表示装
    置。
  6. 【請求項6】前記一対の偏光板のうち一方の偏光板の外
    側に反射板または半透過反射板が配置されている請求項
    1〜5のいずれかに記載のカラー液晶表示装置。
  7. 【請求項7】液晶のΔnL が0.18以上である請求項
    1〜6のいずれかに記載のカラー液晶表示装置。
JP10297301A 1998-10-19 1998-10-19 カラー液晶表示装置 Pending JP2000122026A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10297301A JP2000122026A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 カラー液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10297301A JP2000122026A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 カラー液晶表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000122026A true JP2000122026A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17844748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10297301A Pending JP2000122026A (ja) 1998-10-19 1998-10-19 カラー液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000122026A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070096528A (ko) * 2006-03-24 2007-10-02 일진디스플레이(주) 액정 표시장치
WO2022022108A1 (zh) * 2020-07-31 2022-02-03 京东方科技集团股份有限公司 显示装置、显示控制方法及控制装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070096528A (ko) * 2006-03-24 2007-10-02 일진디스플레이(주) 액정 표시장치
WO2022022108A1 (zh) * 2020-07-31 2022-02-03 京东方科技集团股份有限公司 显示装置、显示控制方法及控制装置
CN114063342A (zh) * 2020-07-31 2022-02-18 京东方科技集团股份有限公司 显示装置、显示控制方法及控制装置
CN114063342B (zh) * 2020-07-31 2023-06-30 京东方科技集团股份有限公司 显示装置、显示控制方法及控制装置
US11966118B2 (en) 2020-07-31 2024-04-23 Beijing Boe Optoelectronics Technology Co., Ltd. Color-filter-less liquid crystal display device, display control device and display control method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2598495B2 (ja) 液晶表示装置の駆動方法
JPH02256021A (ja) 液晶表示装置
US6229587B1 (en) Color liquid crystal display apparatus
US6519013B1 (en) Gray scale driving method for a birefringent liquid display service
JP3284169B2 (ja) 複屈折制御型液晶表示装置
US7505090B2 (en) ECB-type colour liquid crystal display with restrained temperature dependency of colour tone
JP2000122026A (ja) カラー液晶表示装置
JP3990754B2 (ja) 反射型白黒液晶表示装置
JP3143271B2 (ja) 液晶表示装置
JP2000098411A (ja) カラー液晶表示装置
US6498633B1 (en) Color liquid crystal display device wherein the color polarizer having wavelength dependence of the polarizing efficiency
JPH10301082A (ja) カラー液晶表示装置
JP3629792B2 (ja) カラー液晶表示装置
JP3946745B2 (ja) 液晶表示装置
JP2815870B2 (ja) 液晶表示素子
JPH10115704A (ja) 反射型カラーフィルタおよび液晶表示装置
JP2817740B2 (ja) 液晶表示装置
JP3625098B2 (ja) 反射型カラー液晶表示装置
JP2757380B2 (ja) カラー液晶表示素子
JPH10319390A (ja) カラー液晶表示装置
JP2819602B2 (ja) 液晶表示素子
JPH09152596A (ja) 反射型カラー液晶表示装置
JPS63298220A (ja) 液晶表示装置
JPH01188828A (ja) 液晶表示装置
JP3000669B2 (ja) 液晶表示装置