JP2000121218A - 冷蔵庫の製氷装置 - Google Patents

冷蔵庫の製氷装置

Info

Publication number
JP2000121218A
JP2000121218A JP10298260A JP29826098A JP2000121218A JP 2000121218 A JP2000121218 A JP 2000121218A JP 10298260 A JP10298260 A JP 10298260A JP 29826098 A JP29826098 A JP 29826098A JP 2000121218 A JP2000121218 A JP 2000121218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
water supply
insulating material
supply hose
vacuum heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10298260A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsukasa Takushima
司 宅島
Tomonao Amayoshi
智尚 天良
Chie Hayashi
千恵 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP10298260A priority Critical patent/JP2000121218A/ja
Publication of JP2000121218A publication Critical patent/JP2000121218A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫の製氷装置において、給水ホース部分
の凍結を防止するために要するヒーターの消費電力量が
大きくなることが課題であった。 【解決手段】 冷蔵庫の製氷装置において、給水ホース
とヒーターの両方を被覆する断熱材として真空断熱材を
適用することにより、凍結防止ヒーター及び冷蔵庫のコ
ンプレッサーの消費電力を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に備えられた
製氷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、家庭用冷蔵庫で採用されてい
る製氷装置について図8に従い説明する。図8は、従来
における冷蔵庫の製氷装置の模式図であり、1はタン
ク,2は給水ホース,3は給水ポンプ,4は凍結防止ヒ
ーター,5は断熱材,6は製氷皿,7は貯氷箱,8は冷
蔵室,9は冷凍室である。
【0003】以上の構成において、使用者によって水を
満たされたタンクが所定の位置にセットされると、給水
ポンプ3が回転し、製氷皿6内に水が注入される。こう
して製氷皿6内に所定量満たされた水は、冷凍室9内で
冷却作用によって氷結され、氷が生成される。また、セ
ンサーによって、貯氷箱7の氷の量を確認し、氷の量が
所定量に満たない場合は、製氷皿6は回転を続け、ひね
り動作を行い離氷する。
【0004】この動作中、製氷装置の給水ポンプ3は、
冷蔵庫8内のタンク1から冷凍室9に配置された製氷皿
6部へ継続して送水する必要がある。そこで、水分の凍
結によるパイプ詰まりの防止を目的に凍結防止ヒーター
の常時通電を行っている。
【0005】このような一例として、特開平6−267
45号公報が示されている。その内容は、給水ホース3
を絶縁構造にする事のほかに、給水ホース3と凍結防止
ヒーター4を断熱材5で覆うことにより、冷凍室9直前
の給水ホース3部分の凍結を防止するというものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ漏洩する
熱量が大きい。よって、給水ホース部分の凍結防止に要
するヒーターの消費電力量が大きくなることが課題であ
った。更に、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ漏洩す
る熱量が大きいため、冷蔵庫の発熱負荷が増加する。従
って、冷蔵庫のコンプレッサーの運転率が増加し、コン
プレッサーの消費電力量が増加することも課題であっ
た。
【0007】本発明はこれら従来の課題を解消するもの
であり、製氷装置の給水パイプの断熱材を、従来より高
断熱性かつ容易な成型性を有する断熱材に変更すること
により、凍結防止ヒーターの消費電力量及びコンプレッ
サーの運転率に起因する消費電力量の低減を可能とした
冷蔵庫の製氷装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の製氷装置は、冷蔵室内に配するタンクと、
冷凍室に配する製氷皿と、タンクの水を製氷皿に供給す
る給水ホースと、給水ホースを被覆した凍結防止用ヒー
ターと、凍結防止ヒーターと給水ホースの両方を被覆し
た真空断熱材とで構成されることを特徴とする冷蔵庫の
製氷装置である。
【0009】給水ホースとヒーターの両方を被覆する断
熱材として適用した真空断熱材は、ガスバリア性フィル
ムからなる外装材の内部に、通気性を有する芯材を挿入
し、外装材内部が減圧封止されることを特徴とする断熱
材であり、従来適用されてきたポリスチレン発泡体など
と比較して優れた断熱性能を有するものである。
【0010】よって、この真空断熱材を適用する事によ
り、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ漏洩する熱量が
低減するため、凍結防止ヒーターの通電時間短縮又は、
ヒーター入力量(ワット数)の低減が可能となる。結果
として、給水ホースの凍結防止に用いられているヒータ
ーの消費電力量を大幅に低減する事ができる。
【0011】更に、庫内への熱漏洩量が低減すると、冷
蔵庫の発熱負荷が小さくなり、冷蔵庫のコンプレッサー
の運転率が低下するため、コンプレッサーの消費電力量
を低減する事ができる。
【0012】よって、凍結防止ヒーター及びコンプレッ
サー両方の消費電力量を低減できることから、冷蔵庫の
消費電力量を大幅に低減する事ができる。
【0013】また、本発明の製氷装置は、給水ホースと
凍結防止用ヒーターを被覆する真空断熱材が、平板状か
ら円柱状に加工された真空断熱材であることを特徴とす
る請求項1記載の冷蔵庫の製氷装置である。
【0014】我々は、真空断熱材の適用方法について検
討した結果、真空断熱材の芯材として粉末体を適用する
事により、ロール曲げ,折り曲げなどの成型加工が容易
となり、給水ホース及び凍結防止ヒーターの側面への被
覆性が向上することを見いだした。
【0015】よって、製氷装置の給水ホースのような円
柱状構造を有するものであっても、平板状で作成した真
空断熱材をロール曲げ加工により円柱状に成型し、給水
ホースを被覆することが容易に可能となる。
【0016】また、この真空断熱材は、断熱性が極めて
良好であるため、成型厚みを小さくすることができるこ
とから、庫内スペースの効率化が可能となる。
【0017】また、ガスバリア性フィルムからなる外装
材が、少なくとも金属箔を積層したラミネートからなる
面と、金属箔を積層しないラミネートフィルムからなる
面の少なくとも2面で形成される真空断熱材であるの
で、外装材の端面同士の接触時、金属箔に起因して生じ
るヒートリークの問題もない。
【0018】また、本発明の製氷装置は、給水ホースと
凍結防止用ヒーターを被覆する真空断熱材が、複数の棒
状の真空断熱材で構成されていることを特徴とする請求
項1記載の冷蔵庫の製氷装置である。
【0019】従って、給水ホースが湾曲している場所に
おいても、真空断熱材が複数の棒状の真空断熱材で構成
されているため、給水ホースと凍結防止ヒーターの周囲
に密着して取り付けることができる。
【0020】また、冷蔵庫の構造上、真空断熱材に直接
衝撃が加わることは無く、破袋などによって真空断熱材
の熱伝導率が悪化することは考えにくいが、例え、幾つ
かの真空断熱材が破袋したとしても、断熱性能が大きく
悪化することはない。
【0021】また、本発明の製氷装置は、給水ホースと
凍結防止用ヒーターを被覆する真空断熱材の芯材が、有
機樹脂組成物を粉砕した粉体と、前記粉体よりも比表面
積の大きい無機質粉末からなる芯材であることを特徴と
する請求項1記載の冷蔵庫の製氷装置である。
【0022】よって、真空断熱材の芯材に、冷蔵庫や建
材パネル用の断熱材に使用されているウレタンフォーム
などの廃材を適用することができることから、製氷装置
の給水ホースに被覆する断熱材のリサイクルが可能とな
り、廃棄物削減に大きく貢献することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の冷蔵庫の製氷装置は、冷
蔵室内に配するタンクと、冷凍室に配する製氷皿と、タ
ンクの水を製氷皿に供給する給水ホースと、給水ホース
を被覆した凍結防止用ヒーターと、凍結防止ヒーターと
給水ホースの両方を被覆した真空断熱材とで構成される
ことを特徴とするものである。
【0024】更には、給水ホースと凍結防止用ヒーター
を被覆する真空断熱材が、平板状から円柱状に加工され
た真空断熱材であることを特徴とするものである。
【0025】更には、給水ホースと凍結防止用ヒーター
を被覆する真空断熱材が、複数の棒状の真空断熱材で構
成されていることを特徴とするものである。
【0026】更には、給水ホースと凍結防止用ヒーター
を被覆する真空断熱材の芯材が、有機樹脂組成物を粉砕
した粉体と、前記粉体よりも比表面積の大きい無機質粉
末からなる芯材であることを特徴とするものである。
【0027】本発明の構成材料の内、冷蔵室内に配する
タンクと、冷凍室内に配する製氷皿と、タンクの水を製
氷皿に供給する給水ホースは汎用の樹脂成形品を適用す
るのが一般的であり、このようなものとしては、スチレ
ン,ポリスチレン,ポリプロピレン,ポリエチレン樹脂
などを挙げることができる。凍結防止ヒーターについて
はコードヒーターなど、従来、冷蔵庫で一般的に用いら
れている材料をそのまま適用できる。給水ホースと凍結
防止ヒーターを被覆する断熱材については、真空断熱材
を適用することが最も望ましいが、硬質ウレタンフォー
ムを適用することも可能である。
【0028】給水ホースと凍結防止ヒーターの両方を被
覆する断熱材として適用した真空断熱材は、ガスバリア
性フィルムからなる外装材の内部に、通気性を有する芯
材を挿入し、外装材内部が減圧封止されたことを特徴と
する断熱材である。
【0029】本発明で用いられる外装材は、片面は、表
面保護層がポリエチレンテレフタレート(12μm),
中間層がアルミ箔(6μm),熱シール層が高密度ポリ
エチレン(50μm)からなるラミネートフィルムであ
り、もう一方の面には、表面保護層がポリエチレンテレ
フタレート(12μm),中間層が、エチレン−ビニル
アルコール共重合体樹脂組成物(15μm)の内層側に
アルミ蒸着を施したフィルム層,熱シール層が高密度ポ
リエチレン(50μm)からなるラミネートフィルムを
用いている。
【0030】なお、更に表面保護層として、突き刺し強
度,曲げ強度等に優れた二軸延伸ナイロン等も適用可能
である。また、シール層には、シール性に優れたポリプ
ロピレン,ポリアクリロニトリル,低密度ポリエチレン
などの適用も可能である。
【0031】また、本発明で用いられている芯材は、通
気性を有するものであれば特定するものではないが、こ
のようなものとしては、合成シリカ,パーライト等の殆
どの無機質粉体、及びウレタン,フェノール,ポリスチ
レン,ポリエチレン樹脂等、熱硬化性樹脂,熱可塑性樹
脂の何れに関わらず殆どの有機樹脂組成物が適用でき
る。しかし、真空断熱材の給水ホースへの被覆加工性を
考慮すると、成形性が容易な粉体物質がより望ましい。
特に、冷蔵庫、建材パネル等の廃材を芯材に適用する
と、リサイクル面で効果的である。
【0032】また、更に、長期にわたる真空断熱材の熱
伝導率の維持のために、ガス吸着剤を適用するのが望ま
しい。この吸着剤としては、窒素,酸素,水分,二酸化
炭素を吸着する常温活性型のゲッター材にて構成されて
いる。
【0033】このようなものとしては、合成ゼオライ
ト,活性炭,活性アルミナ,シリカゲル,ドーソナイ
ト,ハイドロタルサイト,酸化リチウム,水酸化リチウ
ム,酸化カルシウム,水酸化カルシウム,酸化マグネシ
ウム,水酸化マグネシウム,酸化バリウム,水酸化バリ
ウム,炭酸ナトリウム,炭酸カリウム,炭酸水素ナトリ
ウム,炭酸水素カリウム,塩化カルシウム,硫酸カルシ
ウム,硫酸マグネシウム,硫酸ナトリウム,過塩素酸マ
グネシウム,不飽和脂肪酸などを挙げる事ができる。
【0034】より望ましくは、バリウム,マグネシウ
ム,カルシウム,ストロンチウム,チタン,ジルコニウ
ム,バナジウム,クロム,モリブデン,鉄,ニッケル等
の物質を単独あるいは合金化したゲッター材を適用する
と更に効果的である。
【0035】次に、以上の構成材料を適用した真空断熱
材の製造方法について述べる。まず、真空断熱材の芯材
は、120℃〜180℃の範囲で加熱処理を行う。加熱
処理時間は長いほど効果的であるが、通常1時間から2
時間で十分である。この加熱処理を行った芯材とガス吸
着剤と共に、ガスバリア性フィルムからなる外装材へ挿
入し、内部を13パスカル以下に減圧後、外装材端面を
熱シールにより封止して真空断熱材を得る。
【0036】よって、このようにして作成された真空断
熱材を適用する事により、ヒーターから断熱材を通過し
庫内へ漏洩する熱量が低減するため、凍結防止ヒーター
の通電時間短縮又は、ヒーター入力量(ワット数)の低
減が可能となる。結果として、給水ホースの凍結防止に
用いられているヒーターの消費電力量を大幅に低減する
事ができる。
【0037】更に、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ
の熱漏洩量が低減すると、冷蔵庫の発熱負荷が小さくな
り、冷蔵庫のコンプレッサーの運転率が低下するため、
コンプレッサーの消費電力量を低減する事ができる。
【0038】よって、凍結防止ヒーター及びコンプレッ
サー両方の消費電力量を低減できることから、冷蔵庫の
消費電力量を大幅に低減する事ができる。
【0039】また、真空断熱材の芯材に粉末状物質を適
用すると、ロール曲げ,折り曲げなどの成型加工が容易
となるため、製氷装置の給水ホースのような円柱状構造
を有するものであっても、平板状で作成した真空断熱材
をロール曲げ加工により円柱状に成型した後、給水ホー
スを被覆することが容易に可能となる。
【0040】また、この真空断熱材は、断熱性が極めて
良好であるため、成型厚みを小さくすることができるこ
とから、庫内スペースの効率化が可能となる。
【0041】また、ガスバリア性フィルムからなる外装
材が、少なくとも金属箔を積層したラミネートからなる
面と、金属箔を積層しないラミネートフィルムからなる
面の少なくとも2面で形成される真空断熱材であるの
で、外装材の端面同士の接触時、金属箔に起因して生じ
るヒートリークの問題もない。
【0042】また、給水ホースが湾曲している場所にお
いても、真空断熱材が複数の棒状の真空断熱材で構成さ
れているため、給水ホースと凍結防止ヒーターの周囲に
密着して取り付けることができる。
【0043】また、冷蔵庫の構造上、真空断熱材に直接
衝撃が加わることは無く、破袋などによって真空断熱材
の熱伝導率が悪化することは考えにくいが、例え、幾つ
かの真空断熱材が破袋したとしても、断熱性能が大きく
悪化することはない。
【0044】また、真空断熱材の芯材に、冷蔵庫や建材
パネル用の断熱材に使用されているウレタンフォームな
どの廃材を適用することができることから、製氷装置の
給水ホースに被覆する断熱材のリサイクルが可能とな
り、廃棄物削減に大きく貢献することができる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0046】(実施例1)冷蔵庫の製氷装置の概略及び
給水パイプの断熱構造について図1,図6を用いて説明
する。従来例と構成が同じものについては、同一符号を
付し、その詳細な説明は省略する。
【0047】図1は、本発明の一実施例における冷蔵庫
の製氷装置の模式図であり、1はタンク,2は給水ホー
ス,3は給水ポンプ,4は凍結防止ヒーター,6は製氷
皿,7は貯氷箱,8は冷蔵室,9は冷凍室,10は真空
断熱材である。図6は、本発明の一実施例における冷蔵
庫の製氷装置内給水ホースに適用する真空断熱材の模式
図であり、11は芯材,12は内袋材,13はガス吸着
剤,14は外装材である。以下真空断熱材10の構成に
ついて詳細に述べる。
【0048】真空断熱材10は、ガスバリア性フィルム
からなる外装材14の内部に、通気性を有する芯材11
を内袋材12に充填したものを挿入し、外装材14内部
が減圧封止されたことを特徴とする断熱材である。外装
材14としては、片面は、表面保護層がポリエチレンテ
レフタレート(12μm),中間層がアルミ箔(6μ
m),熱シール層が高密度ポリエチレン(50μm)か
らなるラミネートフィルムであり、もう一方の面には、
表面保護層がポリエチレンテレフタレート(12μ
m),中間層が、エチレン−ビニルアルコール共重合体
樹脂組成物(15μm)の内層側にアルミ蒸着を施した
フィルム層,熱シール層が高密度ポリエチレン(50μ
m)からなるラミネートフィルムを用いた。また、芯材
11は、無機質粉体であるトクヤマ製の合成シリカ「ト
クシールP」を適用した。また、ガス吸着剤13は、東
ソー製の合成ゼオライト「ゼオラムF9」を適用した。
また、芯材11を充填する内袋材12は、ポリエチレン
テレフタレートとポリプロピレンで構成された不織布を
熱シールにより袋状に製袋したものを適用した。
【0049】次に、この真空断熱材10の製造方法を説
明する。前記芯材11を内袋材12に充填したものを1
20℃、2時間加熱処理を実施した後、ガス吸着剤13
と共にガスバリア性フィルムの外装材14へ挿入し、真
空チャンバーで真空排気を行い、外装材端面を熱シール
により封止して真空断熱材10を作成する。
【0050】この時の真空断熱材10の初期内部圧力
は、13(Pa)以下になるように減圧排気を行った。
【0051】以上のようにして作成した真空断熱材を、
図1における従来の断熱材5に変わり適用した。この時
の取り付け方法は、平板状に作成した真空断熱材を、給
水ホース側面に密着させるように折り曲げながら被覆し
ていき、最後に、外装材14端部の熱溶着部同士をテー
プで貼ることにより給水ホースへの固定を行った。
【0052】以上の構成にて、従来仕様との比較を行っ
た。その結果、給水ホース部の断熱性能が大幅に向上す
るため、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ漏洩する熱
量が低減し、凍結防止ヒーター仕様をヒーター入力量
3.3W仕様から1.3W仕様に変更する事が可能であ
ることが判った。
【0053】結果、凍結防止ヒーターに要する消費電力
が、従来仕様と比較して、60%削減可能となった。
【0054】(実施例2)冷蔵庫の製氷装置の給水パイ
プの断熱構造について図2,図3を用いて説明する。従
来例と構成が同じものについては、同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。図2,図3は、本発明の一実
施例における冷蔵庫の製氷装置内給水ホース部の縦断面
図及び横断面図であり、2は給水ホース,4は凍結防止
ヒーター,10は真空断熱材である。
【0055】なお、真空断熱材10は、実施例1と構成
材料が同じであるが、形状が円柱状であることを特徴と
する真空断熱材である。以下に、給水ホースへの真空断
熱材の取り付け方法について述べる。
【0056】まず、前記のように作成した平板状の真空
断熱材を予め、ロール曲げ加工により円柱状の真空断熱
材に成型加工する。これを、給水ホース2表面と給水ホ
ース側面に配された凍結防止ヒーター4表面の両方を密
着するように側面を被覆していく。最後に、外装材14
端部の熱溶着部同士をテープで貼ることにより給水ホー
スへの固定を行う。
【0057】このように、ここで適用した真空断熱材
は、芯材として粉末状物質である合成シリカを適用して
いることから、ロール曲げ加工,折り曲げ加工などの成
型が容易である。
【0058】よって、製氷装置の給水ホースのような円
柱状構造を有するものであっても、平板状で作成した真
空断熱材をロール曲げ加工により円柱状に成型し、給水
ホースを被覆することが容易に可能となる。
【0059】また、この真空断熱材は、断熱性が極めて
良好であるため、成型厚みを小さくすることができるこ
とから、庫内スペースの効率化が可能となる。
【0060】また、ガスバリア性フィルムからなる外装
材が、少なくとも金属箔を積層したなるラミネートから
なる面と、金属箔を積層しないラミネートフィルムから
なる面の少なくとも2面で形成され、金属箔を積層しな
いラミネートフィルムからなる面には、少なくとも内層
側にアルミニウム蒸着を施したエチレン−ビニルアルコ
ール共重合体樹脂組成物からなるフィルム層、もしくは
内層側にアルミニウム蒸着を施したポリエチレンテレフ
タレート樹脂組成物からなるフィルム層のいずれかを有
する真空断熱材であるので、外装材端面同士の接触時、
金属箔に起因して生じるヒートリークの問題もない。
【0061】(実施例3)冷蔵庫の製氷装置内給水パイ
プの断熱構造について図4,図5を用いて説明する。従
来例と構成が同じものについては、同一符号を付し、そ
の詳細な説明は省略する。図4,図5は、本発明の一実
施例における冷蔵庫の製氷装置内給水ホース部の縦断面
図、及び横断面図であり、2は給水ホース,4は凍結防
止ヒーター,15は真空断熱材である。
【0062】なお、真空断熱材15は、実施例1と構成
材料が同じあるが、形状が棒状であることを特徴とする
真空断熱材である。以下に、真空断熱材の作成方法及
び、給水ホースへの真空断熱材の取り付け方法について
述べる。
【0063】まず、内袋材の製袋に際し、短手方向の内
寸が給水ホースの内径の1.6倍となるような長方形の
内袋材を作成し、これに、芯材11の充填を行う。
【0064】この芯材について120℃、2時間加熱処
理を実施した後、ガス吸着剤13と共にガスバリア性フ
ィルムの外装材14へ挿入し、真空チャンバーで真空排
気を行い、外装材端面を熱シールにより封止して真空断
熱材15を作成する。
【0065】このように作成した真空断熱材を、給水ホ
ース湾曲部の角度に合わせて、折り曲げ加工を行った
後、図5,6に示すように、給水ホース2側面に密着す
るように被覆していく。この真空断熱材を給水ホース2
側面部に合計で4個取り付けることにより全周を被覆す
る。給水ホースへの固定は、給水ホースと給水ホース周
辺に被覆した複数個の真空断熱材の間に両面テープを介
することにより行った。
【0066】よって、給水ホースが湾曲している場所に
おいても、真空断熱材が複数の棒状の真空断熱材で構成
されているため、給水ホースと凍結防止ヒーターの周囲
に密着して取り付けることができる。
【0067】また、冷蔵庫の構造上、真空断熱材に直接
衝撃が加わることは無く、破袋などによって真空断熱材
の熱伝導率が悪化することは考えにくいが、例え、幾つ
かの真空断熱材が破袋したとしても、断熱性能が大きく
悪化することはない。
【0068】(実施例4)冷蔵庫の製氷装置の給水ホー
スの断熱に適用する真空断熱材の構造について図7を用
いて説明する。従来例と構成が同じものについては、同
一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0069】図7は、本発明の一実施例における冷蔵庫
の製氷装置内給水ホースに適用する真空断熱材の断面図
であり、11は芯材,12は内袋材,13はガス吸着
剤,14は外装材,16は真空断熱材,17は有機樹脂
組成物を粉砕した粉体,18は無機質粉体である。
【0070】芯材11を構成する有機樹脂組成物17
は、廃棄した使用済み冷蔵庫から回収,分離,分別した
硬質ウレタンフォームを汎用的な摩砕型粉砕機を適用
し、平均粒径を150から250μmに粉砕したもので
ある。無機質粉体18は有機樹脂組成物を粉砕した粉体
よりも比表面積が大きいトクヤマ製の合成シリカ「トク
シールP」を適用した。ガス吸着剤13は、東ソー製の
合成ゼオライト「ゼオラムF9」を適用した。
【0071】よって、真空断熱材の芯材に、冷蔵庫や建
材パネル用の断熱材に使用されているウレタンフォーム
などの廃材を適用することができることから、製氷装置
の給水ホースに被覆する断熱材のリサイクルが可能とな
り、廃棄物削減に大きく貢献することができる。
【0072】
【発明の効果】以上のように、本発明の製氷装置は、冷
蔵室内に配するタンクと、冷凍室に配する製氷皿と、タ
ンクの水を製氷皿に供給する給水ホースと、給水ホース
を被覆した凍結防止用ヒーターと、凍結防止ヒーターと
給水ホースの両方を被覆した真空断熱材とで構成される
ことを特徴とする冷蔵庫の製氷装置である。
【0073】給水ホースとヒーターの両方を被覆する断
熱材として適用した真空断熱材は、ガスバリア性フィル
ムからなる外装材の内部に、通気性を有する芯材を挿入
し、外装材内部が減圧封止されることを特徴とする断熱
材であり、従来適用されてきたポリスチレン発泡体など
と比較して優れた断熱性能を有するものである。
【0074】よって、この真空断熱材を適用する事によ
り、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ漏洩する熱量が
低減するため、凍結防止ヒーターの通電時間短縮又は、
ヒーター入力量(ワット数)の低減が可能となる。結果
として、給水ホースの凍結防止に用いられているヒータ
ーの消費電力量を大幅に低減する事ができる。
【0075】更に、ヒーターから断熱材を通過し庫内へ
の熱漏洩量が低減すると、冷蔵庫の発熱負荷が小さくな
り、冷蔵庫のコンプレッサーの運転率が低下するため、
コンプレッサーの消費電力量を低減する事ができる。
【0076】よって、凍結防止ヒーター及びコンプレッ
サー両方の消費電力量を低減できることから、冷蔵庫の
消費電力量を大幅に低減する事ができる。
【0077】また、給水ホースと凍結防止用ヒーターを
被覆する真空断熱材が、平板状から円柱状に加工された
真空断熱材であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵
庫の製氷装置である。
【0078】よって、真空断熱材の芯材として粉末体を
適用していることから、ロール曲げ,折り曲げなどの成
型加工が容易であるため、製氷装置の給水ホースのよう
な円柱状構造を有するものであっても、平板状で作成し
た真空断熱材をロール曲げ加工により円柱状に成型し、
給水ホースを被覆することが容易に可能となる。
【0079】また、この真空断熱材は、断熱性が極めて
良好であるため、成型厚みを小さくすることができるこ
とから、庫内スペースの効率化が可能となる。
【0080】また、ガスバリア性フィルムからなる外装
材が、少なくとも金属箔を積層したラミネートからなる
面と、金属箔を積層しないラミネートフィルムからなる
面の少なくとも2面で形成される真空断熱材であるの
で、外装材の端面同士の接触時、金属箔に起因して生じ
るヒートリークの問題もない。
【0081】また、給水ホースと凍結防止用ヒーターを
被覆する真空断熱材が、複数の棒状の真空断熱材で構成
されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製
氷装置である。
【0082】従って、給水ホースが湾曲している場所に
おいても、真空断熱材が複数の棒状の真空断熱材で構成
されているため、給水ホースと凍結防止ヒーターの周囲
に密着して取り付けることができる。
【0083】また、冷蔵庫の構造上、真空断熱材に直接
衝撃が加わることは無く、破袋などによって真空断熱材
の熱伝導率が悪化することは考えにくいが、例え、幾つ
かの真空断熱材が破袋したとしても、断熱性能が大きく
悪化することはない。
【0084】また、給水ホースと凍結防止用ヒーターを
被覆する真空断熱材の芯材が、有機樹脂組成物を粉砕し
た粉体と、前記粉体よりも比表面積の大きい無機質粉末
からなる芯材であることを特徴とする請求項1記載の冷
蔵庫の製氷装置である。
【0085】よって、真空断熱材の芯材に、冷蔵庫や建
材パネル用の断熱材に使用されているウレタンフォーム
などの廃材を適用することができることから、製氷装置
の給水ホースに被覆する断熱材のリサイクルが可能とな
り、廃棄物削減に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置の
模式図
【図2】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部の縦断面図
【図3】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部の横断面図
【図4】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部の縦断面図
【図5】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部の横断面図
【図6】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部に適用する真空断熱材の模式図
【図7】本発明の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置内
給水ホース部に適用する真空断熱材の模式図
【図8】従来例の一実施形態による冷蔵庫の製氷装置の
模式図
【符号の説明】
1 タンク 2 給水ホース 3 給水ポンプ 4 凍結防止ヒーター 5 断熱材 6 製氷皿 7 貯氷箱 8 冷蔵室 9 冷凍室 10,15,16 真空断熱材 11 芯材 12 内袋材 13 ガス吸着剤 14 外装材 17 有機樹脂組成物からなる粉体 18 無機質粉体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷蔵室内に配するタンクと、冷凍室に配す
    る製氷皿と、タンクの水を製氷皿に供給する給水ホース
    と、給水ホースを被覆した凍結防止用ヒーターと、凍結
    防止ヒーターと給水ホースの両方を被覆した真空断熱材
    とで構成されることを特徴とする冷蔵庫の製氷装置。
  2. 【請求項2】給水ホースと凍結防止用ヒーターを被覆す
    る真空断熱材が、平板状から円柱状に加工された真空断
    熱材であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製
    氷装置。
  3. 【請求項3】給水ホースと凍結防止用ヒーターを被覆す
    る真空断熱材が、複数の棒状の真空断熱材で構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の製氷装
    置。
  4. 【請求項4】給水ホースと凍結防止用ヒーターを被覆す
    る真空断熱材の芯材が、有機樹脂組成物を粉砕した粉体
    と、前記粉体よりも比表面積の大きい無機質粉末からな
    る芯材であることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の
    製氷装置。
JP10298260A 1998-10-20 1998-10-20 冷蔵庫の製氷装置 Withdrawn JP2000121218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298260A JP2000121218A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 冷蔵庫の製氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10298260A JP2000121218A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 冷蔵庫の製氷装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000121218A true JP2000121218A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17857331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10298260A Withdrawn JP2000121218A (ja) 1998-10-20 1998-10-20 冷蔵庫の製氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000121218A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089251A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Nagaoka Univ Of Technology 液体の固化方法、製氷方法および製氷装置
KR20130078532A (ko) * 2011-12-30 2013-07-10 삼성전자주식회사 냉장고
JP2014088991A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Sharp Corp 製氷装置付冷蔵庫
US9175888B2 (en) 2012-12-03 2015-11-03 Whirlpool Corporation Low energy refrigerator heat source
EP2679938A3 (en) * 2012-04-10 2015-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd Refrigerator and manufacturing method thereof
US9593870B2 (en) 2012-12-03 2017-03-14 Whirlpool Corporation Refrigerator with thermoelectric device for ice making
CN112013585A (zh) * 2019-05-28 2020-12-01 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱
CN112013586A (zh) * 2019-05-28 2020-12-01 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008089251A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Nagaoka Univ Of Technology 液体の固化方法、製氷方法および製氷装置
KR20130078532A (ko) * 2011-12-30 2013-07-10 삼성전자주식회사 냉장고
KR101907166B1 (ko) 2011-12-30 2018-10-15 삼성전자주식회사 냉장고
US9604324B2 (en) 2012-04-10 2017-03-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator and manufacturing method thereof
EP2679938A3 (en) * 2012-04-10 2015-11-25 Samsung Electronics Co., Ltd Refrigerator and manufacturing method thereof
US9492898B2 (en) 2012-04-10 2016-11-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator including a refrigerant pipe assembly and manufacturing method thereof
JP2014088991A (ja) * 2012-10-30 2014-05-15 Sharp Corp 製氷装置付冷蔵庫
US9175888B2 (en) 2012-12-03 2015-11-03 Whirlpool Corporation Low energy refrigerator heat source
US9874390B2 (en) 2012-12-03 2018-01-23 Whirlpool Corporation Low energy refrigerator heat source
US9593870B2 (en) 2012-12-03 2017-03-14 Whirlpool Corporation Refrigerator with thermoelectric device for ice making
US10591200B2 (en) 2012-12-03 2020-03-17 Whirlpool Corporation Low energy refrigerator heat source
CN112013585A (zh) * 2019-05-28 2020-12-01 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱
CN112013586A (zh) * 2019-05-28 2020-12-01 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱
CN112013585B (zh) * 2019-05-28 2022-04-29 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱
CN112013586B (zh) * 2019-05-28 2022-05-20 青岛海尔电冰箱有限公司 制冰组件及设有该制冰组件的冰箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5624305B2 (ja) 断熱容器
JP3544653B2 (ja) 冷蔵庫
JP4779684B2 (ja) 真空断熱箱体
US20090031659A1 (en) Evacuated Thermal Insulation Panel
JP3478771B2 (ja) 冷蔵庫
WO2017098694A1 (ja) 真空断熱体、それを備える断熱機器、及び真空断熱体の製造方法
EP2462393B1 (en) Vacuum insulation member and refrigerator having a vacuum insulation member
KR101495127B1 (ko) 진공 단열재 및 그것을 사용한 냉장고
JP2001336691A (ja) 真空断熱材、及び真空断熱材を用いた冷蔵庫
JP3513142B2 (ja) 真空断熱材と断熱体と断熱箱体と断熱扉と貯蔵庫と冷蔵庫
CN201787277U (zh) 超真空绝热板
WO2003076855A1 (fr) Réfrigérateur
JP3482408B2 (ja) 真空断熱材、および真空断熱材を使用した冷蔵庫
JP2007113748A (ja) 断熱壁の製造方法、並びに断熱ユニット及び断熱材
JP2013119878A (ja) 真空断熱材用芯材、その真空断熱材用芯材を有する真空断熱材及びその真空断熱材を適用した冷蔵庫
JP2000121218A (ja) 冷蔵庫の製氷装置
JP2008106816A (ja) 扉装置および冷蔵庫
JP3563729B2 (ja) 真空断熱材、並びに真空断熱材を用いた冷凍機器及び冷温機器
JP3488229B2 (ja) 断熱箱体および冷蔵庫
WO2015186345A1 (ja) 真空断熱体、ならびに、これを用いた断熱容器および断熱壁
JP2013040717A (ja) 真空断熱材及びそれを用いた冷蔵庫
JPH10160092A (ja) 真空断熱材
JP2000283385A (ja) 真空断熱材およびその製造方法
JP2004011908A (ja) 真空断熱材、および真空断熱材を用いた冷蔵庫
JPH08291965A (ja) 真空断熱材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051017

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051114

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070614