JP2000119658A - 可燃性物質に発火回避性または難燃性を与える組成物 - Google Patents
可燃性物質に発火回避性または難燃性を与える組成物Info
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- JP2000119658A JP2000119658A JP33516898A JP33516898A JP2000119658A JP 2000119658 A JP2000119658 A JP 2000119658A JP 33516898 A JP33516898 A JP 33516898A JP 33516898 A JP33516898 A JP 33516898A JP 2000119658 A JP2000119658 A JP 2000119658A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】異なった化学組成物から成る可燃性物質に、発
火回避性または難燃性を与えるための組成物を提供す
る。 【解決手段】本発明は難燃性をもつ新規な組成物に関
し、3つの作用機構により、以下のように作用する。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収 これは、いくつかの基質に対して作用を有する難燃剤で
ある。
火回避性または難燃性を与えるための組成物を提供す
る。 【解決手段】本発明は難燃性をもつ新規な組成物に関
し、3つの作用機構により、以下のように作用する。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収 これは、いくつかの基質に対して作用を有する難燃剤で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、難燃性製品混合物
に関し、さらに、様々な物質または基質に適用される難
燃性製品混合物に関する。
に関し、さらに、様々な物質または基質に適用される難
燃性製品混合物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】難燃性
は、発火または延焼を防ぐ目的で、一定の物質または基
質の添加物として、何年もの間、利用されている。市場
には、難燃性を与える、非常に多くの特許または製剤が
ある。
は、発火または延焼を防ぐ目的で、一定の物質または基
質の添加物として、何年もの間、利用されている。市場
には、難燃性を与える、非常に多くの特許または製剤が
ある。
【0003】
【課題を解決するための手段】1つまたは2つの物質ま
たは基質に対する、本発明以前に存在する製剤または特
許は、100%綿の布に対してのみ効果のあるもの、ポリ
エステル60%、綿40%の割合の布に対して効果のあるも
の、ポリウレタンの処理を示したものがある。本発明は
新規に、次のような異なった物質または基質に対して働
く、市場に存在しない、新しい製剤を含む。 a)100%綿の物質 b)80%まではポリエステルで、残りは綿から成る物質 c)ポリエステル/粘剤の混合物 d)ポリウレタン物質 e)木、紙、およびボール紙 f)ポリプロピレン物質 g)アクリル物質 h)皮革物質
たは基質に対する、本発明以前に存在する製剤または特
許は、100%綿の布に対してのみ効果のあるもの、ポリ
エステル60%、綿40%の割合の布に対して効果のあるも
の、ポリウレタンの処理を示したものがある。本発明は
新規に、次のような異なった物質または基質に対して働
く、市場に存在しない、新しい製剤を含む。 a)100%綿の物質 b)80%まではポリエステルで、残りは綿から成る物質 c)ポリエステル/粘剤の混合物 d)ポリウレタン物質 e)木、紙、およびボール紙 f)ポリプロピレン物質 g)アクリル物質 h)皮革物質
【0004】本発明の主な目的は、異なった化学組成物
から成る可燃性物質に、発火回避性(ignifugacy)また
は難燃性を与えるための組成物を提供することである。
から成る可燃性物質に、発火回避性(ignifugacy)また
は難燃性を与えるための組成物を提供することである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、新しい製剤が難燃性作
用により、防火の用途を見出せる、好適な様式を基礎と
して述べられている。組成物は次の効果を兼ね備えてい
る。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収
用により、防火の用途を見出せる、好適な様式を基礎と
して述べられている。組成物は次の効果を兼ね備えてい
る。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収
【0006】多くの研究及び実験の結果より、最適な製
剤は、次の通りである。 1. タングステン酸ナトリウム 5% 2. ペンタエリトリトール 2% 3. 硫酸アンモニウム 9% 4. ジシアンジアミド 2% 5. ホルムアルデヒド尿素(formaldehyde urea) 5% 6. 一リン酸アンモニウム 9% 7. プロピレン・グリコール 0.02% 8. 水 67.98% 100%
剤は、次の通りである。 1. タングステン酸ナトリウム 5% 2. ペンタエリトリトール 2% 3. 硫酸アンモニウム 9% 4. ジシアンジアミド 2% 5. ホルムアルデヒド尿素(formaldehyde urea) 5% 6. 一リン酸アンモニウム 9% 7. プロピレン・グリコール 0.02% 8. 水 67.98% 100%
【0007】最も適当な製造プロセスは、次に述べると
おりである。
おりである。
【0008】1キログラムの調製
【0009】第1部 1リットル容器中に、次の成分を量り分ける。 1. タングステン酸ナトリウム 0.0500 Kg 2. ペンタエリトリトール 0.0200 Kg 3. 硫酸アンモニウム 0.0900 Kg 4. 水 0.3399 Kg
【0010】完全に溶解するまで撹拌する。
【0011】第2部 1リットル容器中に、次の成分を量り分ける。 1. ジシアンジアミド 0.0200 Kg 2. ホルムアルデヒド尿素 0.0500 Kg 3. 一リン酸アンモニウム 0.0900 Kg 4. 水 0.3399 Kg
【0012】完全に溶解するまで撹拌する。
【0013】第1部の内容物と、第2部の内容物とを、
2リットル容器に移し、0.02Kgのプロピレン・グリコー
ルを添加し、全体が均質化するまで混合物を静置する。
2リットル容器に移し、0.02Kgのプロピレン・グリコー
ルを添加し、全体が均質化するまで混合物を静置する。
【0014】これは、難燃性特性をもつ新しい組成物で
あり、3つの作用機構により、以下のように作用する。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収
あり、3つの作用機構により、以下のように作用する。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収
【0015】本発明を、このように、好適な様式で述べ
たが、特許請求の範囲の思想および範囲から逸脱するこ
となく、本発明は、いくつかの変更および改変をするこ
とができるということは、当業者には明らかである。
たが、特許請求の範囲の思想および範囲から逸脱するこ
となく、本発明は、いくつかの変更および改変をするこ
とができるということは、当業者には明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 13/322 D06M 11/12 (71)出願人 598162698 Americas Avenue No. 32, Colonia Modern a, 03510 Mexico, Fede ral District, Repub lic of Mexico (72)発明者 マリセラ・ゴメツ・バサ メキシコ国フェデラル・ディストリクト、 メキシコ04200、コロニア・カンペスト レ・クルブスコ、セロ・ジュヴェンシア・ ナンバー134 Fターム(参考) 4H028 AA04 AA07 AA09 AA29 BA02 BA04 BA06 4L031 AA02 AA17 AA18 AA22 BA05 BA13 BA17 BA18 BA33 BA34 DA16 4L033 AA02 AA05 AA06 AA07 AC05 BA12 BA79 BA80 DA02 DA04
Claims (3)
- 【請求項1】可燃性物質に発火回避性または難燃性を与
えるための、難燃性特性をもつ組成物であって、以下の
割合の成分により特徴づけられるところの組成物。 1. タングステン酸ナトリウム 5% 2. ペンタエリトリトール 2% 3. 硫酸アンモニウム 9% 4. ジシアンジアミド 2% 5. ホルムアルデヒド尿素(formaldehyde urea) 5% 6. 一リン酸アンモニウム 9% 7. プロピレン・グリコール 0.02% 8. 水 67.98% - 【請求項2】請求項1に記載の、可燃性物質に発火回避
性または難燃性を与えるための、難燃性特性をもつ組成
物であって、以下のような可燃性物質または基質に発火
回避性を与えることにより特徴づけられるところの組成
物。 a)100%綿の物質 b)80%まではポリエステルで、残りは綿から成る物質 c)ポリエステル/粘剤の混合物 d)ポリウレタン物質 e)木、紙、およびボール紙 f)ポリプロピレン物質 g)アクリル物質 h)皮革物質 - 【請求項3】請求項1または2に記載の、可燃性物質に
発火回避性または難燃性を与えるための、難燃性特性を
もつ組成物であって、 その作用が次の機構により生じることにより特徴づけら
れるところの組成物。 1)泡沸機構 2)不燃性ガスの生成 3)熱エネルギーの吸収
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
MXPA/A/1998/008333A MXPA98008333A (en) | 1998-10-09 | Composition to impart ignifugacity in inflamab materials | |
MX988333 | 1998-10-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000119658A true JP2000119658A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=19745058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33516898A Pending JP2000119658A (ja) | 1998-10-09 | 1998-11-26 | 可燃性物質に発火回避性または難燃性を与える組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000119658A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001098401A1 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-27 | Akzo Nobel N.V. | Flame retardant blend for intumescent flexible polyurethane foam |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP33516898A patent/JP2000119658A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001098401A1 (en) * | 2000-06-22 | 2001-12-27 | Akzo Nobel N.V. | Flame retardant blend for intumescent flexible polyurethane foam |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20040618 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20040618 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20040618 |