JP2000119116A - 金属イオン及び塩素による液体の殺菌殺藻装置及び方法 - Google Patents
金属イオン及び塩素による液体の殺菌殺藻装置及び方法Info
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Abstract
菌殺藻装置において、塩素系薬剤を一切使用せず、金属
イオンと比較的少量の塩素とを発生させることにより、
簡易かつ安全で、しかも極めて高い殺菌殺藻効果を発揮
させる。 【解決手段】水施設に所要濃度の塩分を含む水を環流さ
せる流路の途中に、複数枚の金属板を有するイオン・塩
素発生器を設け、当該金属板を電解させ、それにより生
じた金属イオン及び塩素を前記流路を通して水施設に送
出し該水施設の水の殺菌殺藻を行う殺菌殺藻装置であっ
て、前記金属板が1枚又は複数枚の銅極板又は銀極板若
しくは銅銀合金極板と、白金をコーティングした2枚の
チタン極板とから成り、該2枚のチタン極板が、前記1
枚の極板を挟んだ両側に該1枚の極板と対向し、あるい
は前記複数枚の極板のうち最も外側に配置された2枚の
極板の外側面と対向するようにそれぞれ配設されている
ことを特徴としている。
Description
プール、水槽等の水施設に水を還流させる水路の途中に
イオン発生器を設け、そのイオン発生器で発生させた金
属イオンで水施設の水を殺菌、殺藻する装置及び方法に
関する。
槽等の水施設に所定量の水を還流させる流路の途中に複
数の金属板を備えた金属イオンの発生器を設け、当該金
属板を電解して金属イオンを発生させ、その金属イオ
ン、特に銀イオンや銅イオン等により前記水施設の水を
殺菌若しくは殺藻を行う殺菌殺藻装置が知られている
(例えば実開平2−66294号)。この金属イオンを
利用した殺菌殺藻装置は、殺菌力、殺藻力に優れ、安価
で利用しやすく利点が多い等近年は広く採用されてきて
いる。
槽等の水の汚れがひどい場合には、銀イオンの殺菌力、
銅イオンの殺藻力にも限界があるので、それらの水を殺
菌浄化するためには長時間要していた。そこで、塩素系
薬剤(次亜塩素酸ナトリウム等)を前記水施設に添加
し、金属イオンによる触媒作用により、殺菌殺藻力を増
強する必要があった。その結果、コスト高になり、ま
た、作業が煩雑であった。さらに、塩素系薬剤を水施設
に添加することにより、温泉湯質が変化したり、濾過循
環設備が酸化腐食して、その寿命(耐久性)が短くなっ
たり、あるいは水施設の利用者に塩素臭さや目、皮膚、
鼻喉等への刺激等の不快感を与えるといった問題があっ
た。
で、人体等に有害な影響を及ぼす塩素系薬剤を一切使用
することなく、金属イオンと比較的少量の塩素との相乗
効果により、簡易かつ安全で、しかも極めて高い殺菌、
殺藻効果を発揮させることができるようにした液体の殺
菌殺藻装置及び方法を提供することを目的としている。
め、本発明に係る金属イオン及び塩素による液体の殺菌
殺藻装置は、水施設に所要濃度の塩分を含む水を環流さ
せる流路の途中に、所定の間隔をおいて互いに対向する
ように配設した複数枚の金属板を有するイオン・塩素発
生器を設け、電源部からの電力によりその金属板を電解
させ、それにより生じた金属イオン及び塩素を前記流路
を通して水施設に送出し該水施設の水の殺菌殺藻を行う
殺菌殺藻装置であって、前記金属板が1枚の銅極板又は
銀極板若しくは銅銀合金極板と、白金をコーティングし
た2枚のチタン極板とから成り、該2枚のチタン極板
が、前記1枚の極板を挟んだ両側に該1枚の極板と対向
するようにそれぞれ配設されていることを特徴としてい
る。
銀極板若しくは銅銀合金極板と、白金をコーティングし
た2枚のチタン極板とから成り、該2枚のチタン極板
が、前記複数枚の極板のうち最も外側に配設された2枚
の極板の外側面と対向するようにそれぞれ配設されても
よい。
は、1枚の銅極板又は銀極板若しくは銅銀合金極板と、
白金をコーティングした2枚のチタン極板とを有し、該
2枚のチタン極板が、前記1枚の極板を挟んだ両側に該
1枚の極板と対向するようにそれぞれ配設されているイ
オン・塩素発生器を、水施設に所要濃度の塩分を含む水
を環流させる流路の途中に設け、電源部からの電力によ
りそれらの極板を電解させ、それにより生じた金属イオ
ン及び塩素を前記流路を通して水施設に送出し該水施設
の水の殺菌殺藻を行うことを特徴としている。
素発生器は、所定の間隔を置いて互いに対向するように
配設された、複数枚の銅極板又は銀極板若しくは銅銀合
金極板と、白金をコーティングした2枚のチタン極板と
を有し、該2枚のチタン極板が、前記複数枚の極板のう
ち最も外側に配設された2枚の極板の外側面と対向する
ようにそれぞれ配設されている構成としてもよい。
を含んだ水の中に上記イオン・塩素発生器を配設し、上
記金属極板に通電すると、金属イオン及び塩素が発生
し、金属イオンの触媒作用と相まって、極めて高い殺菌
殺藻力を発生させる。
に基づいて説明する。本発明に係る殺菌殺藻装置は、主
としてイオン・塩素発生器16と電源装置17とからな
り、図1、2(A)、(B)、3(A)、(B)はイオ
ン・塩素発生器の一例の詳細図で、このうち図1は、イ
オン・塩素発生器16の要部の斜視図、図2(A)は外
観概略図の正面図、図2(B)は同側面図、図3
(A)、(B)は要部の概略側面図である。これらの図
において1は中空の略有底短筒状をしたケーシング、1
aはそのケーシング1の一側面に設けた水の吸入口、1
bは吸入口1aの対向面に設けた水の吐出口である。2
はケーシング1内に水平に保持された水平板で、この水
平板2には複数の係合穴2aが形成されていて、その大
きさはボルト3の一端部に形成されたねじ3aを挿通で
きる大きさとする。
は銀極板若しくは銅銀合金極板で(以下金属極板4とい
う)図示例では略縦長の長方形に形成され、その一端に
ねじ穴4aが穿設されており、このねじ穴4aに前記ボ
ルト3の一端3b(下端側)を螺合して取り付ける一
方、他端側3a(上端側)は前記水平板2の係合穴2a
に差し込んで水平板2の上側からナット6で緊締する。
また、5は高度の耐触性を有するチタン極板で(以下チ
タン極板5という)、図示例では前記金属極板4の厚さ
より半分以下の厚さに薄く形成されており、不溶解性、
耐久性及び電解水質の安全性等を向上させるため、白金
(その他イリジウム、パラジウム、ロジウムなどの白金
族)によりコーティング(めっきあるいは焼成)されて
いる。なお、白金のコーティング厚は、1〜5μmにす
るのが一般的である。このチタン極板5の一端は直角に
折り曲げ加工され、ねじ穴5aに前記ボルト3の一端3
b(下端側)を差し込んで下側からナット6で緊締す
る。また、ボルト3の他端側3a(上端側)は前記水平
板2の係合穴2aに差し込んで水平板2の上側からナッ
ト6で緊締する。なお、金属極板4、チタン極板5は図
示の形状に限定されず、その他の四角形、丸、三角等形
状は任意である。このように取り付けられたチタン極板
5は、通常2枚で用いられるのに対し、金属極板4は1
枚でも複数枚であっても良い。金属極板4が1枚である
場合には、図3(A)に示すように、2枚のチタン極板
5が金属極板4を挟み、該金属極板4の両側の面4b、
4bと対向するようにそれぞれ吊り下げられて配設され
る。また、図1や図3(B)に示すように、金属極板4
が複数枚である場合(図1では2枚、図3(B)では3
枚として例示している)には、金属極板4は連続して並
設されるとともに、チタン極板5がそのように配設され
た金属極板4のうち最も外側に配設された2枚の金属極
板4の外側面4b、4bと対向するように配設される。
器16に電気を供給するもので、作動時間、陽極と陰極
との切り替え、電気量等を制御する機能を合わせて持っ
ている。
れる水循環システムを示した概略図である。このうち1
1は池、プール、水槽等の水施設、12はその水施設1
1に水を供給する濾過器、タンク、上水道等の水供給
源、13はその水供給源12と、水施設11をつなぎ、
所定の水量が流れるようにした流路である。そして、該
流路13の途中に各種バルブ15(バイパスバルブ15
a、ドレインバルブ15b)を介してイオン・塩素発生
器16が設けられている。また、当該イオン・塩素発生
器は出力ケーブル18を介して電源装置17と接続され
ている。この水循環システムを循環する水には、塩素を
発生させるのに必要な塩化ナトリウム(食塩)が添加さ
れている。水に含まれる塩分濃度は比較的低くてよい
が、その数値は、具体的には、水施設の種類や水量の大
小等により相対的に決定される。
から流路13を介して吸入口1aを通してイオン・塩素
発生器16内に供給され、前記チタン極板5を陽極と
し、それと対向する金属極板4を陰極として通電する
と、当該チタン極板5と当該金属極板4との間では塩化
ナトリウムが電気分解され塩素(次亜塩素酸)が発生
し、その他の金属極板4相互の間では銀又は銅若しくは
銅銀の金属イオンが発生する。一方、チタン極板5を陰
極とし、それと対向する金属極板4を陽極として通電す
ると、当該チタン極板5と当該金属極板4との間及びそ
の他の金属極板4相互の間で前記金属イオンが発生す
る。この陽極と、陰極との切り替えは、所定の時間間隔
を置いて、自動で切り替わるように電源装置17で設定
しておく。また、すべての金属板が塩素又は金属イオン
を常に供給できるように、金属極板4、チタン極板5
は、それぞれとなり合う極板同士が同極にならない(た
とえば陰極、陰極と続かない)ようにする。そして、こ
の陽極から陰極への切り替えと陰極から陽極への切り替
えを1サイクルとし、例えば1時間で数サイクルの工程
を行えるように設定することで、安定した金属イオン及
び塩素を含む水(以下電解水という)を供給することが
できる。
1bから流路13を介して水施設11へ送らる。そして
水施設11において、水の殺菌殺藻が行なわれる。ま
た、上記水施設11にはドレーン19や排水口20が設
けられていて、そこから一部はヘアーストレーナー2
1、循環ポンプ22等を介して噴水23に利用された
り、あるいは別のヘアーストレーナー24、循環ポンプ
25等を介して濾過器12へ送り、その濾過器12で濾
過された水が再び流路13を通して水施設11へ送られ
て、循環されるようになっている。
作用によって、塩素との相乗効果が生じるので、従来の
金属イオンのみを利用する水施設の殺菌殺藻装置に比べ
て約10倍から1000倍の極めて高い殺菌殺藻効果を
奏することができる。また、塩素系薬剤の使用が不要と
なるのに加え、前記電解工程を経て形成された電解水に
含まれる塩素は、塩素系薬剤を用いた場合と比べて約1
/10から1/50程度の残留塩素濃度で同等の殺菌殺
藻力を有するので、塩素系薬剤に比べ発生させる塩素の
量も少量で済むことから、上述した塩素系薬剤を用いた
場合に生じるような弊害の発生を抑制することができ
る。さらに、当該電解水に含まれる塩素は、水施設の殺
菌殺藻を行った後は、短時間で活性を失い、低濃度の溶
解塩に戻る。従って、還流する水に一旦塩化ナトリウム
が添加されれば、長時間塩化ナトリウムを再添加する必
要はないので、手数及びコストの面で効率的であり、ま
た利用者にとっても安全でかつ環境にもやさしい。ま
た、水施設の汚れの状況により、殺菌殺藻力を増強又は
低減したい場合には、電源装置17において電流量を調
整し、金属極板4、チタン極板5及び塩化ナトリウムの
電解量を調節することで金属イオン及び塩素の発生量を
増減することができるので、水の殺菌殺藻を効率的かつ
極めて容易に行うことができる。
だ水の中にイオン・塩素発生器を配設し、複数枚の金属
板に陽極と陰極とをそれぞれ切り換えながら通電するこ
とにより、銀等の金属イオンに加え、塩素が発生するこ
とになり、金属イオンの触媒作用によって、塩素との相
乗効果が生じるので、金属イオンのみで水を殺菌処理す
る場合に比べて約10倍から1000倍の極めて高い殺
菌殺藻効果を奏することができる。
ることなく格段と優れた水施設の水の殺菌殺藻効果が得
られ、しかも電源装置によって電流量を調節するだけ
で、金属イオン・塩素の量を調整することができるの
で、使用方法が簡易であるとともにコストの低減が図ら
れ、また水施設に水を環流させるシステム自体の耐久性
を向上させるとともに、人体に安全で快適な水施設を利
用者に供給することができる。
ングされているので耐久性があり、長期間の使用により
白金コーティングが薄れてきた場合には、再び白金コー
ティングすれば何度でも使用できるので、経済的であ
り、またリサイクル使用できるので資源の有効利用、ひ
いては環境保護にも貢献できる。
数枚ある時は、それらのうち最も外側に配設された2枚
の極板の外側面もチタン極板との電解作用により溶解す
るので、それらの極板の内側面と外側面とが均等に消耗
し、効率のよい利用を図ることができる。
オン・塩素発生器16の要部の斜視図である。
の正面図、図2(B)は同側面図である。
板が1枚であるとき、図3(B)は、銀又は銅若しくは
銅銀合金極板が複数枚(3枚)であるときのイオン・塩
素発生器の要部の概略側面図である。
水循環システムを示した概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】水施設に所要濃度の塩分を含む水を環流さ
せる流路の途中に、所定の間隔をおいて互いに対向する
ように配設した複数枚の金属板を有するイオン・塩素発
生器を設け、電源部からの電力によりその金属板を電解
させ、それにより生じた金属イオン及び塩素を前記流路
を通して水施設に送出し該水施設の水の殺菌殺藻を行う
殺菌殺藻装置であって、前記金属板が1枚の銅極板又は
銀極板若しくは銅銀合金極板と、白金をコーティングし
た2枚のチタン極板とから成り、該2枚のチタン極板
が、前記1枚の極板を挟んだ両側に該1枚の極板と対向
するようにそれぞれ配設されていることを特徴とする金
属イオンび塩素による液体の殺菌殺藻装置。 - 【請求項2】水施設に所要濃度の塩分を含む水を環流さ
せる流路の途中に、所定の間隔をおいて互いに対向する
ように配設した複数枚の金属板を有するイオン・塩素発
生器を設け、電源部からの電力によりその金属板を電解
させ、それにより生じた金属イオン及び塩素を前記流路
を通して水施設に送出し該水施設の水の殺菌殺藻を行う
殺菌殺藻装置であって、前記金属板が、複数枚の銅極板
又は銀極板若しくは銅銀合金極板と、白金をコーティン
グした2枚のチタン極板とから成り、該2枚のチタン極
板が、前記複数枚の極板のうち最も外側に配設された2
枚の極板の外側面と対向するようにそれぞれ配設されて
いることを特徴とする金属イオンび塩素による液体の殺
菌殺藻装置。 - 【請求項3】1枚の銅極板又は銀極板若しくは銅銀合金
極板と、白金をコーティングした2枚のチタン極板とを
有し、該2枚のチタン極板が、前記1枚の極板を挟んだ
両側に該1枚の極板と対向するようにそれぞれ配設され
ているイオン・塩素発生器を、水施設に所要濃度の塩分
を含む水を環流させる流路の途中に設け、電源部からの
電力によりそれらの極板を電解させ、それにより生じた
金属イオン及び塩素を前記流路を通して水施設に送出し
該水施設の水の殺菌殺藻を行うことを特徴とする液体の
殺菌殺藻方法。 - 【請求項4】所定の間隔を置いて互いに対向するように
配設された、複数枚の銅極板又は銀極板若しくは銅銀合
金極板と、白金をコーティングした2枚のチタン極板と
を有し、該2枚のチタン極板が、前記複数枚の極板のう
ち最も外側に配設された2枚の極板の外側面と対向する
ようにそれぞれ配設されているイオン・塩素発生器を、
水施設に所要濃度の塩分を含む水を環流させる流路の途
中に設け、電源部からの電力によりそれらの極板を電解
させ、それにより生じた金属イオン及び塩素を前記流路
を通して水施設に送出し該水施設の水の殺菌殺藻を行う
ことを特徴とする液体の殺菌殺藻方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30165898A JP4376332B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 金属イオン及び塩素による液体の殺菌殺藻装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000119116A true JP2000119116A (ja) | 2000-04-25 |
JP4376332B2 JP4376332B2 (ja) | 2009-12-02 |
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ID=17899592
Family Applications (1)
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JP30165898A Expired - Fee Related JP4376332B2 (ja) | 1998-10-08 | 1998-10-08 | 金属イオン及び塩素による液体の殺菌殺藻装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4376332B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2449893A (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-10 | Aguacure Ltd | Antimicrobial composition |
WO2009050810A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Nalco Japan Co., Ltd. | 海生生物付着防止効果の持続化方法 |
EP2213308A1 (en) | 2001-08-10 | 2010-08-04 | Toray Industries Inc. | Eyedrop comprising agar |
-
1998
- 1998-10-08 JP JP30165898A patent/JP4376332B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2213308A1 (en) | 2001-08-10 | 2010-08-04 | Toray Industries Inc. | Eyedrop comprising agar |
GB2449893A (en) * | 2007-06-07 | 2008-12-10 | Aguacure Ltd | Antimicrobial composition |
WO2009050810A1 (ja) * | 2007-10-18 | 2009-04-23 | Nalco Japan Co., Ltd. | 海生生物付着防止効果の持続化方法 |
JP5793755B2 (ja) * | 2007-10-18 | 2015-10-14 | ナルコジャパン合同会社 | 海生生物付着防止効果の持続化方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
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