JP2000118834A - 印刷機械のシート搬出機 - Google Patents

印刷機械のシート搬出機

Info

Publication number
JP2000118834A
JP2000118834A JP29216198A JP29216198A JP2000118834A JP 2000118834 A JP2000118834 A JP 2000118834A JP 29216198 A JP29216198 A JP 29216198A JP 29216198 A JP29216198 A JP 29216198A JP 2000118834 A JP2000118834 A JP 2000118834A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
speed
belt
low
speed belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29216198A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunisuke Nishihara
国介 西原
Masami Kondo
正美 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP29216198A priority Critical patent/JP2000118834A/ja
Publication of JP2000118834A publication Critical patent/JP2000118834A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速運転においても、シートの波打ち現象や
Z折れ等を防止するとともにシート揃い不良や紙詰まり
を防止し、高品質の製品を得ることができるようになる
印刷機械のシート搬出機を提供する。 【解決手段】 シート1Cを搬出する印刷機械のシート
搬出機16であり、シート1Cの後端近傍に設けられ、
このシート1Cが高速ベルト部31から低速ベルト部3
2に乗り移るとき、シート1Cの先端が低速ベルト速度
に減速されるのと同時に、シート1Cの後端部をも減速
させるためにブレーキ力を付加するブレーキ装置45を
備えている。そのため、シートが高速から低速になると
きに発生する波打ち現象、Z折れ等を防止できるととも
に、シート揃い不良、紙詰まりを防止でき、高品質の製
品を得ることができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷された連続用
紙を所定長さに裁断して形成されたシート状製品を搬出
する印刷機械のシート搬出機に関する。
【0002】
【背景技術】一般的にシート搬出機は、連続用紙を裁断
して形成されたシートを、最初は高速で送り、途中で低
速に切り替えて送るようになっている。図11に示すよ
うに、従来のシート搬出装置90は、複数本のベルト部
材で構成した高速ベルト部91、および低速ベルト部9
2を含んで構成され、高速ベルト部91は、第1、2の
ベルト部91A、91Bで構成され、低速ベルト部92
は、上下の低速ベルト92A、92Bで構成されてい
る。そして、高速ベルト部91から低速ベルト部92へ
の受けわたし部には、所定の隙間をあけて上下のガイド
板93A、93Bが設けられている。また、両ベルト部
91、92の境界には、高速ベルト部91から低速ベル
ト部92へ移されるシート1Cの後端を下方に蹴飛ばす
蹴飛ばし装置94が設けられ、さらに、この蹴飛ばし装
置94のシート1Cの流れの下流側(図11中、左側)
には、低速ベルト92Bと協働してシート1Cの先端を
一旦ストップさせるストップホイル40が設けられてい
る。シート1Cは、高速ベルト部91から送り出されて
上下のガイド板93A、93Bの間に入り込んだ後、先
端はストップホイル40に接触し、後端は蹴飛ばし装置
94で下方に蹴飛ばされて、低速ベルト部92に送り込
まれる。
【0003】また、図12、13に示すような第2の従
来例のシート搬出装置90Aは、前記第1の従来例にお
けるガイド板93Aの代わりに、高速ベルト部91の一
部を、低速ベルト部92の一部まで延ばしたものであ
る。このシート搬出装置90Aでは、高速ベルト部91
から送り出されたシート1Cは、蹴飛ばし装置94A
で、後端を下方に蹴飛ばされて低速ベルト部92に送ら
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1、第2の
従来技術とも、シート1Cが高速ベルト部91から低速
ベルト部92に乗り移るとき、シート1C先端をストッ
プホイール40と低速ベルト部92とで挟み込んで減速
させている。ところが、シート1Cは先端が低速ベルト
速度になった後も、挟み込まれた先端以外は慣性により
高速ベルト速度で進行している。そのため、シート1C
が波状になる波打ち現象、Z字状に折れ曲がるZ折れ等
の不具合が発生する。特に、図13で拡大して示すよう
に、蹴飛ばし装置94Aでシート1C後端を蹴飛ばして
も、両者94A、1Cの係合はすぐに解除されるので、
シート1C後端は依然として不安定な状態であり、その
ため、上に述べたように、波打ち現象等が発生しやすい
ものとなっている。そして、これらの不具合は、機械が
高速回転になると一層著しくなる。波打ち現象が大きく
なると、後続のシートの先端が当たり、シート揃い不良
や紙詰まりになるという問題が生じる。また、Z折れは
それ自体で製品不良である。
【0005】本発明の目的は、高速運転においても、シ
ートの波打ち現象やZ折れ等を防止するとともにシート
揃い不良や紙詰まりを防止し、高品質の製品を得ること
ができるようになる印刷機械のシート搬出機を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
印刷機械のシート搬出機は、上流の印刷ユニット側から
送られてくる印刷された連続用紙を、裁断装置により前
記連続用紙の走行方向に直角に裁断して形成された所定
長さ寸法のシートを搬出する印刷機械のシート搬出機で
あって、前記シートの後端近傍に設けられ、このシート
の高速移動中に当該シートの後端にブレーキ力を付加し
て、そのシートの移動スピードを減速させるブレーキ装
置を備えていることを特徴とするものである。
【0007】以上において、シートは、連続用紙をその
ままの状態で裁断したもの、および、連続用紙をフォー
マに通して縦折を行った後に裁断したシート状製品を含
むものである。従って、本発明のシート搬出機は、フォ
ーマ等を含む折部を内蔵することが好ましい。また、ブ
レーキ装置は、シートの移動スピードを減速させるもの
であれば形式を問わない。例えば、回転自在、かつ、上
下動自在なローラ状部材を設け、そのローラ状部材を、
送られるシートの後端にタイミングを合わせて下降させ
る形式、回転部に180°反対方向となったアームを設
け、そのアームに回転自在なローラ部材を設け、このロ
ーラ部材を、送られるシートの後端にタイミングを合わ
せて接触するように回転部を回転させる形式、送られる
シートの後端を挟み込むローラ部材の回転を、シートの
走行方向と逆回転となるようにし、シートの後端を弱い
力で引っ張るようにした形式等、どのような形式でもよ
い。さらに、本発明のシート搬出機が使用される印刷機
械としては、オフセット輪転印刷機やグラビア輪転印刷
機等が挙げられる。
【0008】このような本発明では、連続用紙を裁断し
て形成されたシートは、高速ベルトから低速ベルトに乗
り移るとき、シートの先端が低速ベルト速度に減速され
るのと同時に、シート後端部にブレーキが付加されシー
ト後端をも減速されるので、シートが高速から低速にな
るときに発生する波打ち現象、Z折れ等を防止できると
ともに、シート揃い不良、紙詰まりを防止でき、高品質
の製品を得ることができるようになる。
【0009】本発明の請求項2に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項1に記載の印刷機械のシート搬出機に
おいて、前記シートを高速で搬出する高速ベルト部と、
この高速ベルト部から移送されるとともに前記シートを
低速で搬出する低速ベルト部とを備え、前記高速ベルト
部および低速ベルト部は、それぞれ前記シートを挟み込
む複数列の上下のベルト部材を有して形成され、前記ブ
レーキ装置は、前記シートの後端部を前記低速ベルト部
のベルト部材に押付けて前記シートのスピードを前記低
速ベルト部のスピードに減速させることを特徴とするも
のである。
【0010】以上において、高速ベルト部の送り速度
は、連続用紙の送り速度の10〜20%程度の増速であ
ることが好ましい。また、ブレーキ装置は、シートの移
動に連れて回転フリーとなっていることが好ましい。
【0011】このような本発明では、シートは高速ベル
ト部から低速ベルト部に受けわたされるとともに、ブレ
ーキ装置により、低速ベルト部のベルト部材に押し付け
られ、それ以後、低速ベルト部の速度で搬出される。ベ
ルトでシートを挟み込んでの送りなので、構造も簡単と
なり、確実に搬出される。
【0012】本発明の請求項3に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項1または2に記載の印刷機械のシート
搬出機において、前記ブレーキ装置は、前記シートを前
記低速ベルト部のベルト部材に押付ける回転自在な押付
け部材を有し、この押付け部材の回転は、前記連続用紙
を裁断する裁断装置の裁断胴と同期回転をして1枚の前
記シートに1回押付け作業を行うことを特徴とするもの
である。
【0013】以上において、押付け部材の表面にゴム等
を張り付け、シートとの摩擦力を増すようにしてもよ
い。このような本発明では、押付け部材が裁断胴と同期
回転をして1枚のシートに1回押付け作業を行うので、
連続して送られるシートを確実に減速できる。
【0014】本発明の請求項4に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項3に記載の印刷機械のシート搬出機に
おいて、前記押付け部材は、互いに180゜反対位置に
設けられそれぞれが前記押付け部材の回転とは別個に回
転自在なコロを有していることを特徴とするものであ
る。
【0015】以上において、コロは、回転自在であれば
どのようなものでもよいが、通常の軸受けを使用するこ
とが好ましい。また、コロの表面にゴム等を張り付け、
シートとの摩擦力を増すようにしてもよい。このような
本発明では、一方のコロでシートを押した後、そのコロ
を逃がし、次のシートは他方のコロで押せばよく、つま
り、コロを取り付けた押付け部材は回転できるだけでよ
く、押付け部材をシートの移動に連れて上下に移動させ
なくてもよいので、構造が簡単となる。
【0016】本発明の請求項5に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項3または4に記載の印刷機械のシート
搬出機において、前記押付け部材の前記裁断胴に対する
位相は、前記搬出機本体のフレームに設けられた位相調
整装置により調整可能となっており、この位相調整装置
は、前記裁断胴用の駆動歯車に連結された駆動用プーリ
と前記押付け部材に装着された従動用プーリとに掛け回
されたベルト部材の、前記駆動用プーリと従動用プーリ
との中心同士を結ぶ線を境にして互いに対向する部位の
掛け回されたベルトの長さを違えることにより位相の調
整を行うことを特徴とするものである。
【0017】このような本発明では、位相調整装置によ
って、押付け部材の裁断胴に対する位相を調整できるの
で、高速ベルト部から低速ベルト部に送られるシートの
後端の最適の位置を押し付けることができる。
【0018】本発明の請求項6に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項1〜5のいずれかに記載の印刷機械の
シート搬出機において、前記低速ベルト部は、その近傍
に設けられる駆動源により単独駆動可能となっていると
ともに、前記高速ベルト部の回転速度に対する速度比を
任意に決めることができることを特徴とするものであ
る。
【0019】以上において、駆動源としては、可変速モ
ータであることが好ましい。このような本発明では、低
速ベルト部の速度を任意に決めることができるので、連
続して送られるシートの先端部の重なりのピッチを変え
ることができる。
【0020】本発明の請求項7に係る印刷機械のシート
搬出機は、請求項2〜6のいずれかに記載の印刷機械の
シート搬出機において、前記低速ベルト部の前記ブレー
キ装置との接触部近傍を前記低速ベルト部と対向する前
記高速ベルト部から離れる方向に回動可能とする低速ベ
ルト部回動手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0021】以上において、低速ベルト部と高速ベルト
部との回動距離は、回動したとき、両者の隙間が、メン
テナンス等ができる程度の距離、例えば、作業者が手を
差し込んで、万が一詰まった場合の紙を取り除ける程度
の隙間を形成できる程度であることが好ましい。また、
回動させる機構はどのような形式でもよい。このような
本発明では、低速ベルト部の一部が回動できるので、低
速ベルト部と高速ベルト部との間に隙間を形成できる。
そのため、高速ベルト部から低速ベルト部に移されたシ
ートが、ブレーキ装置近傍で詰まった場合でも、その隙
間から手を差し込んで、詰まった紙を取り除くことがで
きる等、メンテナンスが容易となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施形態を
図面に基づいて説明する。図1に示すように、本発明の
第1実施形態に係る印刷機械のシート搬出機16は、印
刷された印刷用紙(連続用紙)1を所定の長さに裁断し
た後、連続して搬出するものであり、印刷機械10の最
終工程に設けられている。
【0023】すなわち、印刷機械10は、連続用紙1を
水平方向に連続的に送る給紙部11、この給紙部11か
ら引出された連続用紙1を一定の速度で下流側に連続的
に送出す送出し部12、この送出し部12から送出され
た用紙1の表裏に、赤、青、黄色の3原色およびその他
の色に対応したオフセット式の輪転印刷装置を構成する
第1ないし第6の印刷部13A〜13F、各印刷部13
A〜13Fで印刷された用紙1に対して、熱温風による
加熱乾燥を行い、併せて脱臭を行う乾燥部14、この乾
燥部14で加熱乾燥された用紙1に対し、所定のテンシ
ョンをかけた状態で冷却ローラでの冷却を行う冷却部1
5を備え、この冷却部15の下流に第1、2の2台のシ
ート搬出機16A、16Bで構成されるシート搬出機1
6が配置され、このシート搬出機16で、冷却部15か
ら送られた連続用紙1が、前述のように所定の長さに裁
断された後、搬出されるようになっている。
【0024】各シート搬出機16A、16Bは、それぞ
れ上流の冷却部15から送られてくる連続用紙1を導入
する導入部17と、この導入部17により導入された連
続用紙1を、導入部17に設けられているフォーマ20
で折ってから、あるいは、フォーマ20を通さずにシー
トのまま下流に送る本体部18とを備えて構成されてい
る。このように、本発明のシート搬出機16は、折部を
内蔵している。
【0025】導入部17には、図2にも示すように、冷
却部15から送られてくる連続用紙1の方向を変えて本
体部18に送る2本のターンバー21、21が設けられ
ている。また、第1のシート搬出機16Aの流れの手前
には、連続用紙1を走行方向に沿って2枚に切断するス
リッタ28が設けられている。
【0026】従って、冷却部15から送られてくる連続
用紙1は、スリッタ28で切断されて2枚の連続用紙1
A、1Bとなり、これらの連続用紙1A、1Bは、例え
ば、2枚とも第1のシート搬出機16Aの導入部17
から入り、そのうちの1枚、例えば1Aはフォーマ20
を通って本体部18に送られ、残りの1枚1Bはフォー
マ20を通らずに本体部18に送られる場合る場合、
連続用紙1Aが第1のシート搬出機16Aの導入部17
からフォーマ20を通って本体部18に送られ、残りの
1枚1Bが第2のシート搬出機16Bの導入部17から
フォーマ20を通って本体部18に送られる場合、連
続用紙1Aが第1のシート搬出機16Aの導入部17か
らフォーマ20を通らずに本体部18に送られ、残りの
1枚1Bが第2のシート搬出機16Bの導入部17から
フォーマ20を通って本体部18に送られる場合、連
続用紙1A、1Bとも第1または第2のシート搬出機1
6A、16Bの導入部17からフォーマ20を通らずに
本体部18に送られる場合等、複数タイプの送りでシー
ト搬出機16に送られるようになっている。
【0027】本体部18の上部には、導入部17から送
られる連続用紙1を挟み込んで下流に送る各種大きさの
複数のニッピングローラ23が設けられ、これらのニッ
ピングローラ23、24の下方には、連続用紙1を所定
の長さに裁断する裁断胴25と裁断受胴26とを含み構
成される裁断装置27が配置されている。
【0028】また、裁断装置27の下方には、裁断胴2
5等で裁断されて形成されたシート1C(図3等参照)
を連続して送出すシート搬出装置30が設けられてい
る。このシート搬出装置30は、シート1Cを挟んで高
速で回動する高速ベルト部31と、この高速ベルト部3
1からシート1Cを受け継ぎ、かつ、低速で回動する低
速ベルト部32とを備えて構成されている。なお、この
高速ベルト部31は、連続用紙1の送り速度の10〜2
0%程度の増速となっている。
【0029】高速ベルト部31は、図2に示す方向から
見て(正面図)ほぼJ字状の第1、2のベルト部31
A、31Bで形成され、それぞれのベルト部31A、3
1Bは、図4に示すような複数本のベルト部材33を、
図2、3に示すように、複数のローラ34に掛け回して
形成されている。
【0030】第1のベルト部31Aにおける低速ベルト
部32側の先端は、第2のベルト部31Bの先端から低
速ベルト部32側の延長上に配置されたローラ34Aに
掛け回されて大きく張り出している。このような、第
1、2のベルト部31、32の対向するベルト部材33
同士は、それぞれに互いに接触しており、シート1Cを
挟み込んで搬出できるようになっている。なお、高速ベ
ルト部31のベルトの駆動は、図示しないが、シート搬
出機16本体の駆動源により行われるようになってい
る。
【0031】低速ベルト部32は、前述のように、高速
ベルト部31に接続されるように配置され、上側ベルト
部32Aと下側ベルト部32Bとを含み構成されてい
る。それぞれのベルト部32A、32Bは、図4に示す
ような複数本のベルト部材35を、図2、3に示すよう
に、複数のローラ36に掛け回して形成されている。
【0032】上側ベルト部32Aは、一部が高速ベルト
部31の第1のベルト部31Aの一部と、図3に示すよ
うに、交差した状態で設けられている。また、下側ベル
ト部32Bの一部は、第2のベルト部31Bの一部と接
する程度まで接近しており、この下側ベルト部32Bと
上側ベルト部32Aとが、下側ベルト部32Bの中央部
で接触し、他方側は上側ベルト部32A側の延長上に配
置されたローラ36Cに掛け回されて大きく張り出して
いる。
【0033】ここで、下側ベルト部32B位置まで延び
た第1のベルト部31Aの一端部のベルト部材33と、
下側ベルト部32Bの先端ローラ36Aおよび上側ベル
ト部32Aの大径ローラ36Bとを結んで張られたベル
ト部材35との間には、所定寸法の隙間が形成されてい
る。従って、この隙間内で、シート1Cが、高速ベルト
部31から低速ベルト部32に受けわたされることにな
る。
【0034】高速ベルト部31における第1のベルト部
材31Aの低速ベルト部32側位置には、上下方向に揺
動自在にストップホイル40が設けられている。このス
トップホイル40は、アーム41の先端にホイル部材4
2を取り付けて形成され、アーム41は、ヒンジ、スプ
リング等を介して本体部18のフレームに容易に揺動で
きるように取り付けられている。このようなホイル部材
42は、上側ベルト部32Aの先端ローラ36C近傍
で、下側ベルト部32Bを自重で軽く押し、前記シート
1Cが送られてきたときは、そのシート1Cが潜り込
み、結局、ホイル部材42はシート1Cに押上げられた
状態となる。
【0035】このストップホイル40の部位では、高速
で送られてきたシート1Cが一旦ストップされるが、そ
の後、シート1Cは、ストップホイル40のホイル部材
42を押し上げて低速ベルト32で搬出される。そのた
め、ストップホイル40の部位では、1枚のシート1C
がストップされているときでも、次のシート1Cが高速
で送られてくるので、送り方向先端の一部が重なる状態
となり、何枚かが重なった状態で低速ベルト部32側に
送られることになる。
【0036】このように、シート1Cは、高速から低速
に移行して送られるので、その際に、Z折れや波打ち現
象等が生じないように、シート1C後端にブレーキを掛
けるブレーキ装置45が設けられている。図2、3に示
すように、高速ベルト部31と低速ベルト部32との境
界近傍、かつ、高速ベルト部31の第1のベルト部31
A側に、ブレーキ装置45を構成するロータリプッシャ
46が配置されている。このロータリプッシャ46は、
図3、7に示すように、回転軸47に固着されたほぼ菱
形状の側板48を備え、この側板48の長手方向両端に
は、側板48の回転とは個別に回転自在な2個のコロ4
9が、押え板50で押さえられて取り付けられている。
このコロ49は、例えば軸受で形成され、図3、6に示
すように、下側ベルト部32Bの各ベルト部材35に接
するようになっている。
【0037】ここで、図8に基づいて、高速ベルト部3
1と低速ベルト部32とのシート1Cの引き渡し、およ
びロータリプッシャ46のタイミングの関係を説明す
る。高速ベルト部31の第1、2のベルト部31A、3
1Bで挟まれ、かつ、高速で送られるシート1Cの先端
が、図8(A)に示すように、第2のベルト部31Bか
ら送り出されたとき、ロータリプッシャ46の一方のコ
ロ49Aは、先に送られたシート1Cの後端を低速ベル
ト部32のベルト部材35に押し付けた後、シート1C
の邪魔とならないように、送り方向に沿って回転してい
る。図8(B)、(C)で、次のシート1Cの先端がロ
ータリプッシャ46を通過したとき、ロータリプッシャ
46の他方のコロ49Bがシート1Cの後端に近づき、
図8(D)で、シート1C後端は低速ベルト部32のベ
ルト部材35に押し付けられてブレーキがかかるので、
シート1Cの速度は、低速ベルト速度になる。そして、
図8(E)で、先の(A)と同様の状態に戻る。
【0038】このようなロータリプッシャ46の、前記
裁断胴25に対する位相は、図5、6に示すように、位
相調整装置52により調整可能となっている。すなわ
ち、位相調整装置52は、ロータリープッシャ駆動用歯
車55を備え、この駆動用歯車55は、図示しない裁断
胴用駆動歯車に連結されたアイドラ65と接続されてい
る。この駆動用歯車55を取り付けた軸56の一端に
は、タイミングプーリ57が取り付けられており、この
タイミングプーリ57には、ロータリプッシャ用軸53
に固着された従動用のタイミングプーリ54との間にタ
イミングベルト58が掛け回されている。両タイミング
プーリ57、54間には2つのローラ59、60が設け
られている。そして、ここにおいて、前記ロータリプッ
シャ46、タイミングプーリ57、54、ベルト58を
含んで、前記ブレーキ装置45が構成されている。
【0039】ローラ59には、ブラケット62を介して
テンション用シリンダ61が接続されており、また、ロ
ーラ60には、ブラケット63を介して位相調整ハンド
ル64に取り付けられた棒部材64Aが係合可能となっ
ている。従って、位相調整ハンドル64を回して棒部材
64Aを前進させると、ローラ60が図5中右側に移動
され、これに連れて、ベルト58が緩むのでシリンダ6
1によりローラ59が右側に移動されてベルト58が張
られる。ローラ59、60の移動により、ベルト58
は、実線で示す58Aの位置から58Bの位置に移動す
ることになり、プーリ57と54との中心同士を結ぶ中
心線Sに対して、長さが異なることになる。ベルト58
Bの位置になったときは、中心線Sの左側ではベルト5
8の長さが短くなり、これに対して右側では長くなる。
【0040】このため、シート1Cを押し付けるロータ
リープッシャ46のコロ49の位置が遅れ側にずれるた
め、ベルト58Aのときの49の位置から、ベルト58
Bのときのコロ49Sの位置となり、わずかに角度がず
れたことになる。この状態で回転するので、コロ49
は、シート1Cのより後端側を押すことになる。これと
は反対に、中心線Sの左側のベルト58の長さを実線の
位置よりも長くし、右側を短くした場合、コロ49は、
シート1Cのより前端側を押すことになる。
【0041】図3に示すように、下側ベルト部32Bの
先端側ローラ36Aを含む先端側ほぼ半分は、低速ベル
ト部回動手段75により第1のベルト部31Aから離れ
る方向に回動可能となっている。すなわち、先端側ロー
ラ36Aは、低速ベルト部回動手段75を構成する水平
軸71に所定間隔で設けられており、この水平軸71
は、図4に示すように、2本のへ字状アーム70の一端
部間に架けわたされている。また、これらのアーム70
の他端部は、第2のベルト部31Bの反対側に延びると
ともに、取付台18Aのフレーム18B間に架けわたさ
れた支持軸72に回動自在に取り付けられている。
【0042】アーム70の他端にはシリンダ74の先端
が連結されており、このシリンダ74は、本体部19の
フレームに取り付けられている。従って、シリンダ74
のロッド74Aの出没により、例えば図3に示すよう
な、ロッド74A最も後退した状態からロッド74Aを
所定距離伸ばしたとき、アーム70の先端が矢印A方向
に回動して想像線で示した位置まで移動し、第1のベル
ト部31Aとの間に大きな隙間が形成されることにな
る。そのため、高速ベルト部31と低速ベルト部32と
の接続部近傍で紙詰まり等が生じても、容易に取り除く
ことができる等、メンテナンス時等の作業が容易とな
る。
【0043】次に、本実施形態の作用を説明する。印刷
された連続用紙1が印刷部13A〜13Fから送られ、
スリッタ28で連続用紙1A、1Bに2分割され、その
連続用紙1A、1Bが、フォーマ折りされ、あるいはフ
ォーマ20を通らずに、ニッピングローラ23を経て、
裁断胴25と裁断受胴26との間に通される。連続用紙
1A、1Bは、ここで、所定長さに裁断されたシート1
Cとなり、第1、2のベルト部31A、31Bからなる
高速ベルト部31に挟み込まれて高速で送られる。
【0044】このシート1Cは、高速ベルト部31から
低速ベルト部32に移されるとき、ロータリプッシャ4
6で後端を低速ベルト部32のベルト部材35に押し付
けることでブレーキが掛けられ、低速ベルト速度になっ
て排出装置に送られる。
【0045】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。 連続用紙1を所定長さに裁断して形成されたシート1
Cは、高速ベルト部31から低速ベルト部32に移され
るとき、ロータリプッシャ46で後端を低速ベルト部3
2のベルト部材35に押し付けられるので、ブレーキが
掛かり、先端、後端とも低速ベルト速度になって送られ
る。その結果、先端がストップし後端が慣性により高速
で送られることにより生じる波打ち現象やZ折れ状態を
防止でき、紙詰まり等を防止することができるととも
に、製品の品質向上を図ることができる。
【0046】ブレーキ装置45を構成するロータリプ
ッシャ46は、2つのコロ49A、49Bを備え、一方
のコロ49Aでシート1Cを押した後、そのコロ49A
を逃がし、次のシート1Cは他方のコロ49Bで押せば
よく、つまり、コロ49A、49Bを取り付けたロータ
リプッシャ46は回転できるだけでよく、ロータリプッ
シャ46をシート1Cの移動に連れて上下に移動させな
くてもよいので、構造が簡単となる。
【0047】ロータリプッシャ46は、位相調整装置
52により、裁断胴25に対する位相の調整を行うこと
ができるので、高速ベルト部31から低速ベルト部32
に送られるシート1Cの後端の最適の位置を押し付ける
ことができる。その結果、波打ち現象やZ折れ状態を防
止でき、紙詰まり等を防止することができるとともに、
製品の品質向上を図ることができる。
【0048】低速ベルト部32の一部を、対向する高
速ベルト部31から離れる方向に回動できるので、低速
ベルト部32と高速ベルト部31との間に隙間を形成で
きる。そのため、高速ベルト部31から低速ベルト部3
2に移されたシート1Cが、ブレーキ装置45近傍で詰
まった場合でも、その隙間から手を差し込んで、詰まっ
た紙を取り除くことができる等、メンテナンスが容易と
なる。
【0049】本実施形態のシート搬出機16は、フォ
ーマ20およびターンバー21を内蔵しているので、フ
ォーマ20を通さずに裁断装置27に送ることも、ある
いは、フォーマ20を通して裁断装置27に送ることも
できる。従って、一般的なシータとして使用できるほ
か、2つ折りの折丁のピンレスカット折機としても使用
でき、利用範囲の広いものとなる。
【0050】次に、図9、10に基づいて本発明の第2
実施形態を説明する。本実施形態では、前記第1実施形
態で、高速ベルト部31および低速ベルト部32が、本
体側の駆動源により回動されているものを、低速ベルト
部32のみを、駆動源と切り離して単独に駆動可能とし
たものである。以下、第1実施形態と異なる部分のみを
説明する。
【0051】図9、10に示すように、取付台18Aの
一方のフレーム18Bには、駆動源である可変速モータ
80が設けられており、このモータ80の主軸には、タ
イミングプーリ81が取り付けられている。一方、取付
台18Aのフレーム18B間には、低速回転軸82が架
けわたされており、この軸82の一端には、タイミング
プーリ83が取り付けられている。これら両タイミング
プーリ81、83および上側ベルト部32Aを構成する
ローラ36B用軸に取り付けられたタイミングプーリ8
4、85間にはタイミングベルト86が掛け回されてい
る。そして、このようなタイミングベルト86により、
上側ベルト32Aは駆動されるようになっている。
【0052】このような本実施形態によれば、前記〜
と同様の効果を得ることができる他、低速ベルト部3
2の速度を任意に決めることができるので、連続して送
られるシート1Cの先端部の重なりのピッチを変えるこ
とができるという効果がある。
【0053】なお、本発明は前記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できるものであれ
ば、次のような変形形態を含むものである。すなわち、
前記各実施形態では、ロータリプッシャ46の裁断胴2
5に対する位相の調整を、プーリ57と54との中心同
士を結ぶ中心線Sに対してのベルト58の長さを違えて
行っていたが、これに限らず、例えば、はすば歯車、遊
星歯車等を利用した差動装置を用いてもよい。
【0054】また、前記実施形態では、シート搬出機1
6は、印刷部13A〜13Fの6色刷りの印刷機械10
に用いられているが、これに限らず、例えば4色等、他
の多色刷りの印刷機械に用いてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の印刷機
械のシート搬出機によれば、連続用紙を裁断して形成さ
れたシートは、高速ベルトから低速ベルトに乗り移ると
き、シートの先端が低速ベルト速度に減速されるのと同
時に、シート後端部にブレーキが付加されシート後端を
も減速されるので、シートが高速から低速になるときに
発生する波打ち現象、Z折れ等を防止できるとともに、
シート揃い不良、紙詰まりを防止でき、高品質の製品を
得ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る印刷機械の全体を示
す図である。
【図2】本実施形態の印刷機械のシート搬出機を示す全
体図である。
【図3】本実施形態の印刷機械のシート搬出機のシート
搬出部を示す図である。
【図4】本実施形態のシート搬出部近傍を示す平面図で
ある。
【図5】本実施形態のブレーキ装置と位相調整装置近傍
を示す図である。
【図6】本実施形態の位相調整装置の駆動系を示す図で
ある。
【図7】本実施形態のブレーキ装置のロータリプッシャ
を示す図である。
【図8】本実施形態のロータリプッシャの駆動説明図で
ある。
【図9】本発明の第2実施形態のシート搬出部を示す図
である。
【図10】第2実施形態のシート搬出部近傍を示す平面
図である。
【図11】本発明に係る従来のシート搬出機のシート搬
出部近傍を示す図である。
【図12】本発明に係る他の従来のシート搬出機のシー
ト搬出部近傍を示す図である。
【図13】図12のシート搬出部近傍を示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 連続用紙 1C シート 10 印刷機械 16 シート搬出機 20 フォーマ 25 裁断胴 27 裁断装置 30 シート搬出部 31 高速ベルト部 31A 第1のベルト部 31B 第2のベルト部 32 低速ベルト部 32A 上側ベルト部 32B 下側ベルト部 33、35 ベルト部材 40 ストップホイル 45 ブレーキ装置 46 ロータリプッシャ 49 コロ 52 位相調整手段 75 低速ベルト部回動手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上流の印刷ユニット側から送られてくる
    印刷された連続用紙を、裁断装置により前記連続用紙の
    走行方向に直角に裁断して形成された所定長さ寸法のシ
    ートを搬出する印刷機械のシート搬出機であって、 前記シートの後端近傍に設けられ、このシートの高速移
    動中に当該シートの後端にブレーキ力を付加して、その
    シートの移動スピードを減速させるブレーキ装置を備え
    ていることを特徴とする印刷機械のシート搬出機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の印刷機械のシート搬出
    機において、前記シートを高速で搬出する高速ベルト部
    と、この高速ベルト部から移送されるとともに前記シー
    トを低速で搬出する低速ベルト部とを備え、前記高速ベ
    ルト部および低速ベルト部は、それぞれ前記シートを挟
    み込む複数列の上下のベルト部材を有して形成され、前
    記ブレーキ装置は、前記シートの後端部を前記低速ベル
    ト部のベルト部材に押付けて前記シートのスピードを前
    記低速ベルト部のスピードに減速させることを特徴とす
    る印刷機械のシート搬出機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷機械のシ
    ート搬出機において、前記ブレーキ装置は、前記シート
    を前記低速ベルト部のベルト部材に押付ける回転自在な
    押付け部材を有し、この押付け部材の回転は、前記連続
    用紙を裁断する裁断装置の裁断胴と同期回転をして1枚
    の前記シートに1回押付け作業を行うことを特徴とする
    印刷機械のシート搬出機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の印刷機械のシート搬出
    機において、前記押付け部材は、互いに180゜反対位
    置に設けられそれぞれが前記押付け部材の回転とは別個
    に回転自在なコロを有していることを特徴とする印刷機
    械のシート搬出機。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の印刷機械のシ
    ート搬出機において、前記押付け部材の前記裁断胴に対
    する位相は、前記搬出機本体のフレームに設けられた位
    相調整装置により調整可能となっており、この位相調整
    装置は、前記裁断胴用の駆動歯車に連結された駆動用プ
    ーリと前記押付け部材に装着された従動用プーリとに掛
    け回されたベルト部材の、前記駆動用プーリと従動用プ
    ーリとの中心同士を結ぶ線を境にして互いに対向する部
    位の掛け回されたベルトの長さを違えることにより位相
    の調整を行うことを特徴とする印刷機械のシート搬出
    機。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の印刷機
    械のシート搬出機において、前記低速ベルト部は、その
    近傍に設けられる駆動源により単独駆動可能となってい
    るとともに、前記高速ベルト部の回転速度に対する速度
    比を任意に決めることができることを特徴とする印刷機
    械のシート搬出機。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれかに記載の印刷機
    械のシート搬出機において、前記低速ベルト部の前記ブ
    レーキ装置との接触部近傍を前記低速ベルト部と対向す
    る前記高速ベルト部から離れる方向に回動可能とする低
    速ベルト部回動手段を備えていることを特徴とする印刷
    機械のシート搬出機。
JP29216198A 1998-10-14 1998-10-14 印刷機械のシート搬出機 Withdrawn JP2000118834A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29216198A JP2000118834A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 印刷機械のシート搬出機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29216198A JP2000118834A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 印刷機械のシート搬出機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000118834A true JP2000118834A (ja) 2000-04-25

Family

ID=17778345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29216198A Withdrawn JP2000118834A (ja) 1998-10-14 1998-10-14 印刷機械のシート搬出機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000118834A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104058291A (zh) * 2014-04-25 2014-09-24 浙江豪盛印刷机械有限公司 一种片材搭叠机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104058291A (zh) * 2014-04-25 2014-09-24 浙江豪盛印刷机械有限公司 一种片材搭叠机构
CN104058291B (zh) * 2014-04-25 2016-06-29 浙江豪盛印刷机械有限公司 一种片材搭叠机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6551228B1 (en) High speed quarterfolder
US4962897A (en) Web winding machine and method
US4723724A (en) Web winding machine and method
US4856725A (en) Web winding machine and method
US4984728A (en) Dual belt conveyor for multi-ply continuous paper tubing
US4131272A (en) Method and apparatus for separating a continuous stream of connected business forms into exact count zig-zag folded stacks
CA2624698A1 (en) High speed interfolder
JPH03211164A (ja) 連続的に搬送される重なり合った物品の流れを分割する装置
JP2606744B2 (ja) 輪転印刷機の折畳み装置における追加の折畳み作製装置
CA1227507A (en) Sheet diverting system
JPS6293182A (ja) シ−ト材料を折り込んで給送する装置
US6708855B2 (en) Transverse folding apparatus
JP3835933B2 (ja) 折機の折り丁搬送装置
US4211396A (en) Web-fed rotary printing press
JPH0366151B2 (ja)
EP2337686A1 (en) Section for transporting printed products of variable cutoffs in a printing press folder
JP2000095407A (ja) 折丁変向装置
US7217233B2 (en) Parallel folding apparatus of folding machine
JP2000118834A (ja) 印刷機械のシート搬出機
JP3786263B2 (ja) シート出し装置
US4093206A (en) Folding device for roller rotating printing presses
US2706628A (en) Delivery mechanisms for printing machines
JP6647887B2 (ja) 折込ローラ及び折機
JP2001206630A (ja) 線形折り装置および線形折り方法
JPH1111769A (ja) デリバリー装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110