JP2000117558A - 建材生産用部品供給方法およびその装置 - Google Patents

建材生産用部品供給方法およびその装置

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JP2000117558A
JP2000117558A JP10291907A JP29190798A JP2000117558A JP 2000117558 A JP2000117558 A JP 2000117558A JP 10291907 A JP10291907 A JP 10291907A JP 29190798 A JP29190798 A JP 29190798A JP 2000117558 A JP2000117558 A JP 2000117558A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立工程における組立順序に対応した順番で
複数種類の部品を順次供給でき、生産効率の向上を図る
ことができる建材生産用部品供給方法およびその装置を
提供すること。 【解決手段】 例えば、組立機等からなる組立工程24
にシャッターカーテン構成部品であるスラット等の建材
生産用部品を供給するにあたって、送給手段30の上流
側から組立工程24側へ第一の部品を送るとともに、こ
の送給手段30上の第一の部品の送りに関連させて送給
手段30の途中に第一の部品とは異なる種類の第二の部
品を供給することにより、組立工程24における組立順
序に対応した順番で第一の部品および第二の部品を順次
供給できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の部品を
組み立てて建材を生産する組立工程にその組立順序に対
応した順番で部品を供給する建材生産用部品供給方法お
よび装置に係り、シャッター装置のシャッターカーテン
やシャッターボックス、サイディング等の壁材、窓枠、
天井や床等の仕上材など、複数種類の部品からなる建材
を生産する際の部品供給に利用できる。
【0002】
【背景技術】建物の窓や出入口等の開口部を閉鎖、開放
するためにこの開口部に設けられる建物用シャッター
は、開口部の左右に配置されたガイドレールに案内され
て移動することにより開口部を閉鎖、開放するシャッタ
ーカーテンを有する。このシャッターカーテンは、建物
用シャッターがスラットタイプである場合には、多数の
スラットを上下に連設することにより構成されている。
【0003】一般に、このようなシャッターカーテン構
成部品であるスラットには、一枚のシャッターカーテン
を構成するにあたって最も多く配置される標準スラット
と、この標準スラットに特殊な加工を施して形成される
加工スラットとがある。さらに、後者の加工スラットに
は、例えば、シャッターカーテンを手動操作で上下させ
る際に手を引っかける部分である手掛けを取り付けたも
の、シャッターカーテンを閉鎖状態で固定して開放でき
なくするための鍵を取り付けたもの、郵便物を入れるポ
ストを取り付けたもの等、種々のものがある。従って、
スラットタイプの建物用シャッターのシャッターカーテ
ンは、通常、これらの標準スラットおよび種々の加工ス
ラットを含む複数種類の部品を連結して形成されてい
る。
【0004】従来より、このようなスラットタイプの建
物用シャッターのシャッターカーテンを工場で生産する
際には、先ず、長尺材であるコイル材をロール成形機に
繰り出し、このロール成形機で所定断面形状に成形した
後、切断機で所定長さに切断し、一枚一枚のスラットを
形成する。次に、形成された各スラットを組立工程まで
移送し、組立工程において各スラットどうしを連結して
一枚のシャッターカーテンを生産するという作業が行わ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おけるシャッターカーテンの生産ラインでは、作業者に
よる手作業が介在する部分も多く、各工程の自動化が十
分に進められていなかったので、一枚のシャッターカー
テンを生産するのに、多くの労力、時間、コストを費や
す結果となっていた。このため、できるだけ各工程の自
動化を進めることが望まれていた。
【0006】すなわち、長尺材であるコイル材から一枚
一枚のスラットを形成する工程では、コイル材をその長
手方向に走行させながら多段のフォーミングロールによ
り断面形状を徐々に変化させていくロール成形機が用い
られ、また、コイル材をその長手方向に走行させるとと
もに、切断、孔開け用の加工具をコイル材の走行速度と
同じ速度で前進させてコイル材を加工する走間加工装置
が用いられる等、ある程度の自動化が進められてはいる
ものの不十分な点もあったため、本願出願人によって生
産効率の向上を図るべく、走間加工に関する提案がなさ
れている(特開平10−180535号公報参照)。
【0007】また、各スラットどうしを連結して一枚の
シャッターカーテンとする組立工程では、一方のスラッ
トの長手方向に沿った端縁部に形成されたカール部に、
他方のスラットのカール部を挿入係合し、さらにカール
部の両端に抜け止めのためのカシメ部を形成する等の複
雑な作業を行わなければならないので、完全な自動化を
図ることが困難であり、作業者の手作業に頼る部分も多
いというのが実情であったため、この組立工程において
も自動化を進めることが望まれていた。
【0008】さらに、このように組立工程における自動
化が進んでいないことと相俟って、組立工程まで各スラ
ットを移送する工程も、十分に自動化が進められておら
ず、やはりこの工程でも自動化を進めることが望まれて
いた。
【0009】ところで、シャッターカーテンは、前述し
た如く、標準スラットおよび種々の加工スラットを含む
複数種類の部品を連結して形成されるので、このような
シャッターカーテンの組立工程を自動化するにあたっ
て、この組立工程に構成部品である各スラットを供給す
るに際しては、組立工程における連結順序に対応した順
番で複数種類のスラットを順次供給していくことが必要
となるうえ、標準スラットを加工して種々の加工スラッ
トを形成するための工程を生産ライン中に介在させる必
要もある。従って、成形および切断工程と組立工程とを
単に一本のラインで連絡するだけの移送手段を設けたと
しても、このような役割を担うことはできないため、複
数種類のスラットの供給に適したスラット供給装置の開
発が望まれていたところである。
【0010】また、組立工程を自動化する場合のみなら
ず、作業者による手作業で各スラットを連結する場合に
おいても、連結順序に対応した順番で複数種類のスラッ
トが順次供給されれば、作業の効率化を図ることができ
るので、このような複数種類のスラットの供給に適した
スラット供給装置が提供されれば好都合である。
【0011】本発明の目的は、組立工程における組立順
序に対応した順番で複数種類の部品を順次供給でき、生
産効率の向上を図ることができる建材生産用部品供給方
法およびその装置を提供するところにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数種類の部
品を組み立てて建材を生産する組立工程にその組立順序
に対応した順番で部品を供給する建材生産用部品供給方
法であって、組立工程に順次部品を搬送供給する送給手
段を設けておき、この送給手段の上流側より組立工程側
へ第一の部品を送るとともに、この送給手段上の第一の
部品の送りに関連させて送給手段の途中に第一の部品と
は異なる種類の第二の部品を供給することにより、組立
工程にその組立順序に対応した順番で第一および第二の
部品を順次供給することを特徴とするものである。
【0013】ここで、第一の部品および第二の部品は、
それぞれ一種類の部品に限定されるものではなく、二種
類以上の部品であってもよく、要するに、第一の部品と
第二の部品とが互いに異なる種類の部品であればよい。
例えば、第一の部品をA部品、B部品とし、第二の部品
をC部品、D部品、E部品とした場合には、組立工程に
供給される部品の供給列は、A〜E部品の混在したもの
となる。
【0014】また、第一の部品と第二の部品のどちらの
個数が多いかは問題ではなく、第二の部品の個数の方が
多くてもよい。さらに、第二の部品は、第一の部品どう
しの間に挿入供給されるとは限らず、第二の部品が組立
工程に供給される部品供給列の先頭や最後尾にくること
もあり(前記の例でいえば、例えば、C,A,A,A,
…という部品供給列等)、第二の部品が連続供給される
こともある(前記の例でいえば、例えば、A,A,C,
D,A,…という部品供給列等)。
【0015】また、下流側に配置される組立工程は、組
立機等により自動化されている場合のみならず、作業者
の手作業による組立の場合も含まれる。そして、組立と
は、シャッターカーテン構成部品であるスラットの組立
の場合には、カール部の係合挿入による連結およびこれ
に付随するカシメ部の形成を意味し、その他、建材の種
類に応じて、はめ合わせ、ビス止め、ボルト止め、リベ
ット止め、釘打ち、さねほぞ接合、圧着、熱溶着、溶接
等の任意の方法による組立を意味するものであり、組立
後の各部品の位置関係は、完全な固着の如き相対位置を
全く変えないものであってもよく、回動自在あるいは摺
動自在等に互いの相対的な姿勢や位置を変化可能に接続
されているものであってもよい。
【0016】さらに、送給手段「上」とは、ベルトコン
ベアの上側に部品を載せて搬送する場合のように物理的
に送給手段の上側に部品があるという意味ではなく、送
給手段を生産ラインとして見た場合に、そのライン上に
ある、あるいはライン上を流れているという意味であ
る。従って、マグネット吸着やフック掛け等による吊り
下げ搬送のように部品が下側に位置してもよく、部品を
両側から挟みつけて搬送するような場合には、横に位置
してもよく、管内を送るような搬送であれば、部品が送
給手段の内部に位置してもよい。
【0017】このような本発明の建材生産用部品供給方
法においては、送給手段の上流側より組立工程側へ第一
の部品を送りながら、同時に送給手段の途中に、第一の
部品の送りに関連させて適宜なタイミングで第二の部品
を供給する。このため、下流に配置された組立工程にそ
の組立順序に対応した順番で第一および第二の部品が順
次供給される。
【0018】従って、複数種類の部品を組み立てて建材
を生産するにあたって、下流の組立工程における作業が
円滑化され、建材の生産工程を全体として見た場合に、
生産効率の向上が図られ、作業労力の軽減、所要時間の
短縮、生産コストの低減が図られる。
【0019】そして、本発明では、組立工程が作業者の
手作業による組立の場合であっても生産能率の向上効果
が期待されるが、特に、組立機等により組立工程の自動
化を図る場合には、その自動化による効果が本発明の部
品供給方法による上記効果と相乗的に得られ、より一層
の生産能率の向上を図ることが可能となる。
【0020】また、以上に述べたように下流の組立工程
における作業が円滑化されるという点のみならず、組立
工程に部品を供給する部品供給工程それ自体についてみ
ても、作業者が一枚一枚のスラットの種類を識別しなが
ら全てのスラットを組立順序に対応した順番に並べる作
業を行う場合に比べ、作業が円滑化され、生産能率の向
上が図られる。
【0021】つまり、複数種類の部品からなる建材を生
産するにあたっての特有の問題として、複数種類の部品
をいかにして所定の順番に並べて部品供給を行うかとい
う問題が生じるが、本発明では、第一の部品と第二の部
品とを予め峻別しておき、これらを適宜なタイミングで
送給手段上で合流させて部品供給列を形成するので、第
二の部品の送給手段上への供給タイミングさえ所定のタ
イミングに固定すれば、容易に所定の順番での部品供給
が実現される。このため、作業者が一枚一枚のスラット
の種類を識別しながら全てのスラットを順番に並べてい
く場合に比べ、作業の定型化、画一化を図ることができ
るので、作業者の部品供給における判断の手間が軽減さ
れ、生産効率の向上が図られるうえ、作業者の判断ミス
も少なくなり、結果として歩留まりの向上にも繋がり、
これらにより前記目的が達成される。
【0022】また、前述した本発明の建材生産用部品供
給方法において、送給手段に第二の部品を供給する前
に、この第二の部品の供給位置よりも上流側の位置で、
送給手段上を送られている部品を外部に排出し、この排
出部品から第二の部品を得てこれを送給手段に戻し供給
するようにすることが望ましい。
【0023】ここで、「排出部品から第二の部品を得
て」とは、排出部品を加工して第二の部品を形成する場
合と、排出部品をそのまま第二の部品とする場合とが含
まれる。すなわち、前者の場合は、排出部品は第一の部
品そのままの状態のものであり、排出後にこれを外部で
加工して第二の部品を形成して送給手段に戻す場合(以
下、ケース1という。)と、排出部品は第一の部品を一
部加工した状態のものであり、排出後に外部で残りの加
工を行って第二の部品を形成して送給手段に戻す場合
(以下、ケース2という。)との二通りの場合があり、
後者の場合は、排出部品は既に上流において完全に加工
されて第二の部品の状態とされたものであり、これをそ
のまま送給手段に戻す場合(以下、ケース3という。)
がある。
【0024】このように一旦排出した後に、再び送給手
段に戻すようにした場合には、送給手段の外部で第一の
部品に加工を施して第二の部品を形成し、これを戻すこ
とが可能となり(ケース1および2の場合)、閉じた状
態の部品供給ラインを構成できることから、系統的でか
つ円滑な部品供給を行うことができるようになる。な
お、ケース1および2の場合において、送給手段から排
出した後の外部加工は、作業者が手作業により行っても
よく、加工装置を設けて自動化してもよい。
【0025】また、ケース3の場合には、排出位置より
も上流側で既に第二の部品が完全に加工形成されている
ので、あえて排出することなく、そのまま下流に送るラ
インを構成すれば効率的であるようにも思われるがそう
ではなく、一旦排出することによって、第一の部品と第
二の部品との合流タイミングの調整を図ることができる
ようになる。つまり、そのまま下流に送るラインを構成
した場合には、第一の部品および第二の部品が所定の順
番で送られるようにするにあたって、第一の部品の送り
の合間に、第一の部品を第二の部品に形成する「加工」
を適宜なタイミングで行わなければならないが、一旦排
出するようにした場合には、例えば、第二の部品を必要
個数だけ連続して加工形成し、これらを外部に排出して
おき、その後、適宜なタイミングでこれらを送給手段に
「戻し供給」して第一の部品と合流させることが可能と
なる。このため、所定の順番の部品供給列を形成するに
あたって「加工」のタイミングを考慮する必要はなく、
「戻し供給」のタイミングさえ適宜に調整して固定すれ
ば、所定の順番での部品供給が実現できるようになる。
【0026】また、以上に述べた本発明の建材生産用部
品供給方法を実現する装置として、次のような本発明の
建材生産用部品供給装置を採用することができる。
【0027】すなわち、本発明は、複数種類の部品を組
み立てて建材を生産する組立工程にその組立順序に対応
した順番で部品を供給する建材生産用部品供給装置であ
って、組立工程に順次部品を搬送供給する送給手段と、
この送給手段の途中に接続されて送給手段の上流側から
送られてくる第一の部品とは異なる種類の第二の部品を
送給手段に供給する異種部品供給手段とを備え、異種部
品供給手段は、送給手段上を送られる第一の部品の送り
に関連させて第二の部品を供給する構成とされ、送給手
段は、異種部品供給手段の接続位置よりも下流側の位置
で第一および第二の部品を含んでなる送りを形成し、組
立工程にその組立順序に対応した順番で第一および第二
の部品を順次供給する構成とされていることを特徴とす
るものである。
【0028】ここで、異種部品供給手段は、一つの設置
に限定されるものではなく、複数としてもよい。例え
ば、送給手段を送られる第一の部品であるA部品に対
し、一つの異種部品供給手段により第二の部品であるC
部品を供給し、別の異種部品供給手段により第二の部品
であるD部品およびE部品を供給するようにしてもよ
い。
【0029】また、送給手段と異種部品供給手段との接
続は、必ずしも物理的接触のみを意味するものではな
く、両手段が第二の部品を受け渡し可能に配置されてい
ればよい趣旨である。そして、この異種部品供給手段か
ら送給手段への受け渡しの形態は、部品の自由落下を利
用するものであってもよく、あるいは部品の押し出しや
引き込みによる移動、チェーン搬送やベルト搬送による
送り込み移動、磁力を利用した部品の移動、ロボットア
ームによる部品の移動等であってもよく、要するに、第
二の部品を送給手段の所定の位置に所定のタイミングで
供給することができればよい。
【0030】さらに、異種部品供給手段から送給手段へ
の受け渡し前後の部品の姿勢は、いわゆる並進運動(部
品上のあらゆる点が平行移動する運動)により変化しな
いものであってもよく、回転運動により変化し、あるい
は並進運動と回転運動との合成運動により変化するもの
であってもよい。例えば、受け渡し前後で、裏返しにな
ったり、90度向きを変えるもの等であってもよい。但
し、移動の高速化を図るという点では、並進運動あるい
はそれに近い運動をさせて姿勢をあまり大きく変化させ
ないようにすることが好ましい。
【0031】このような本発明の建材生産用部品供給装
置においては、異種部品供給手段により、送給手段に対
して、送給手段上の第一の部品の送りに関連させて適宜
なタイミングで第二の部品を供給できるので、下流に配
置された組立工程にその組立順序に対応した順番で第一
および第二の部品を順次供給することが可能となり、前
述した本発明の建材生産用部品供給方法による各作用、
効果が実現される。
【0032】さらに、前述した本発明の建材生産用部品
供給装置において、送給手段の途中であって異種部品供
給手段の接続位置よりも上流側の位置には、送給手段上
を送られている部品を外部に排出する排出手段が接続設
置され、異種部品供給手段は、排出手段による排出部品
から得られる第二の部品を送給手段に戻し供給する構成
とされていることが望ましい。
【0033】ここで、送給手段と排出手段との接続は、
必ずしも物理的接触のみを意味するものではなく、排出
手段が、送給手段上を送られている部品を外部に排出可
能に配置されていればよい趣旨である。そして、この排
出手段による送給手段からの部品の排出形態は、部品の
自由落下を利用するものであってもよく、あるいは部品
の押し出しや引き込みによる移動、チェーン搬送やベル
ト搬送による移動、磁力を利用した部品の移動、ロボッ
トアームによる部品の移動等であってもよく、要する
に、送給手段上を送られている部品を外部に排出するこ
とができればよい。
【0034】さらに、排出手段による送給手段からの排
出前後の部品の姿勢は、いわゆる並進運動により変化し
ないものであってもよく、回転運動により変化し、ある
いは並進運動と回転運動との合成運動により変化するも
のであってもよい。但し、移動の高速化を図るという点
では、並進運動あるいはそれに近い運動をさせて姿勢を
あまり大きく変化させないようにすることが好ましい。
【0035】このように排出手段を接続設置した構成と
した場合には、排出手段により、送給手段上を送られて
いる部品を送給手段から外部に排出することが可能とな
るので、この排出手段による排出部品を外部で加工して
から異種部品供給手段により送給手段に戻し供給するこ
とができるようになる等、前述した本発明の建材生産用
部品供給方法による各作用、効果が実現される。
【0036】以上において、本発明を適用できる建材と
しては、シャッター装置のシャッターカーテンやシャッ
ターボックス、サイディング等の壁材、窓枠、天井や床
等の仕上材などを挙げることができ、要するに、複数種
類の部品からなる建材であれば本発明を適用することが
できる。
【0037】そして、本発明は、これらの中でも、特
に、建材を、複数の部品を連設して形成されるシャッタ
ー装置のシャッターカーテンとし、第一および第二の部
品を、このシャッターカーテンを構成するシャッターカ
ーテン構成部品とする場合に好適である。なお、シャッ
ターカーテン構成部品には、スラット、パネル、ブレー
ド、リンク部材およびパイプ部材等がある。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。初めに、建物用シャッターを説明
する。
【0039】図1には、建物用シャッター1の全体構成
が示されている。建物用シャッター1は、建物の出入口
や窓等の開口部2の上部に配置されたシャッターボック
ス3と、シャッターボックス3の内部の巻取部4から繰
り出され、巻き取られて開口部2を閉鎖、開放するシャ
ッターカーテン5と、このシャッターカーテン5の左右
両端部が挿入されてシャッターカーテン5の上下動を案
内する左右のガイドレール6とを備えている。
【0040】シャッターカーテン5は、多数のスラット
7を上下に連設して形成されている。これらのシャッタ
ーカーテン構成部品であるスラット7には、一枚のシャ
ッターカーテン5を構成するにあたって最も多く配置さ
れる第一の部品である標準スラット7Aと、この標準ス
ラット7Aに特殊な加工を施して形成される第二の部品
である加工スラット7Bとがある。さらに、後者の加工
スラット7Bには、シャッターカーテン5を手動操作で
上下させる際に手を引っかける部分である手掛け8を取
り付けたもの、シャッターカーテンを閉鎖状態で固定し
て開放できなくするための鍵9を取り付けたもの、郵便
物を入れるポスト10を取り付けたものがあり、これら
はシャッターカーテン5を閉鎖した状態でそれぞれ適宜
な高さ位置となるようにシャッターカーテン5の各部に
配置されている。
【0041】なお、前者の標準スラット7Aには、巻取
部4への取付け用のボルトを挿通するためのボルト孔が
形成された最上段のスラットが含まれる。また、巻取部
4とシャッターカーテン5との連結形態によっては、こ
のようなボルト孔等の取付け用の加工孔の形成は必要な
い場合もあり、そのような場合には、最上段のスラット
は中間位置に配置される標準スラット7Aと同様であ
る。例えば、巻取部4とシャッターカーテン5とを帯状
等の吊り元部材で連結するタイプの場合には、吊り元部
材を通すための加工孔を必要とする場合もあるが、全く
そのような加工孔を必要としない場合もある。
【0042】また、シャッターカーテン5の最下端に
は、水切り11が設けられ、この水切り11には、社名
入りのネームプレート12が取り付けられている。
【0043】図2には、本発明の建材生産用部品供給装
置であるスラット供給装置23を含むシャッターカーテ
ン生産装置20の概略平面図が示されている。シャッタ
ーカーテン生産装置20は、長尺材であるコイル材から
シャッターカーテン構成部品である複数種類のスラット
7A,7Bを形成し、これらを組み立てて建物用シャッ
ター1のシャッターカーテン5を生産する装置である。
図2中における実線の矢印は、シャッターカーテン5の
生産ライン上の部品の流れを示し、点線の矢印は、制御
信号の流れを示している。
【0044】図2において、シャッターカーテン生産装
置20は、図中左側の生産ライン上流側より、コイル材
を所定断面形状に成形するロール成形機21と、ロール
成形後のコイル材を所定長さに切断する切断機22と、
加工スラット7Bの加工形成を行うとともに標準スラッ
ト7Aと加工スラット7Bとを組立順序に対応した所定
の順番で下流側に送って供給するスラット供給装置23
と、このスラット供給装置23から送られてくる順番に
従って標準スラット7Aおよび加工スラット7Bを順次
連結することにより一枚のシャッターカーテン5を組み
立てて形成する組立機24とを備えている。
【0045】さらに、シャッターカーテン生産装置20
は、組立機24の下流側に、組立機24で組み立てて形
成されたシャッターカーテン5を巻き取る巻き取り装置
25と、巻き取られた状態のシャッターカーテン5を引
き取る引き取りコンベア26と、巻き取られた状態のシ
ャッターカーテン5にバンド掛けをして束ねる梱包機2
7と、以上のラインで生産されたシャッターカーテン5
を装置外部に搬出する搬出コンベア28とを備えてい
る。
【0046】ロール成形機21は、図示されないアンコ
イラーで構成されたコイル材繰り出し部から繰り出され
る長尺材であるコイル材を、その長手方向に走行させな
がら多段のフォーミングロールに通すことにより、コイ
ル材の断面形状を徐々に変化させていくように構成され
ている。これによりロール成形後のコイル材の長手方向
に沿った端縁部には、スラット7どうしを連結するため
のカール部に相当する部分が形成される。
【0047】切断機22は、切断、孔開け用の加工具を
備えたプレス機械であり、加工具をコイル材の走行速度
と同じ速度で前進させてコイル材を加工する走間加工を
行うように構成されている。切断機22は、加工具に備
え付けられた切断具により、長尺材であるコイル材を一
枚のスラット7の長さに切断するとともに、加工具に備
え付けられた孔開け具により、最上段のスラット7のボ
ルト孔を形成するようになっている。また、このような
ボルト孔を形成する必要のない場合、例えば、前述した
巻取部4とシャッターカーテン5とを吊り元部材により
連結するタイプであって最上段のスラット7に吊り元部
材を通すための加工孔を形成する必要のない場合等に
は、対応する孔開け具を設けておく必要はない。なお、
走間加工を行う際には、本願出願人により提案されてい
る走間加工方法を採用すれば、生産効率の向上を図るこ
とができる(特開平10−180535号公報参照)。
【0048】スラット供給装置23は、上流側の切断機
22に接続されて切断形成されたスラット7を切断機2
2から受け取るとともに下流側の組立機24に接続され
て組立機24にスラット7を順次搬送供給する送給手段
30と、この送給手段30に接続されて送給手段30上
を送られているスラット7を送給手段30の外部に排出
する排出手段50と、排出されたスラット7を加工して
第二の部品である加工スラット7Bを形成する加工工程
60と、送給手段30に接続されて加工スラット7Bを
所定のタイミングで送給手段30に戻し供給する異種部
品供給手段である加工スラット供給手段70と、スラッ
ト供給装置23の統轄制御を行う制御手段90とを備え
て構成されている。
【0049】図3には、スラット供給装置23のうち、
送給手段30、排出手段50、および加工スラット供給
手段70の平面図が示されている。また、図4は、図3
のA−A線断面図であり、送給手段30および排出手段
50を側面から見た状態の断面図であり、図5および図
6は、図4における送給手段30および排出手段50の
要部の拡大図である。
【0050】図3において、図中の中央位置には、図中
左右方向に長く伸びたダンプテーブル31および高速コ
ンベア32が平行に並べて配置されている。ダンプテー
ブル31は、図中左側に配置される切断機22から矢印
Xの如く送り込まれるスラット7を受け取ることができ
るように配置され、一方、高速コンベア32は、矢印Y
の如くスラット7を送って図中右側に配置される組立機
24にスラット7を供給できるように配置されている。
【0051】図4において、ダンプテーブル31は、ダ
ンプテーブル支持部材33により軸34を中心として回
動可能に支持されている。ダンプテーブル支持部材33
は、ダンプテーブル31の長手方向について適宜な間隔
で複数個配置されている(図3参照)。軸34は、床面
に固定された第一支持部35により支持されている。
【0052】また、ダンプテーブル31の直下に位置す
るダンプテーブル支持部材33の先端部と第一支持部3
5との間には、ダンプテーブル31の回動操作用のシリ
ンダ装置36が設けられている。
【0053】高速コンベア32は、ダンプテーブル31
の図中右下位置に配置されている。この高速コンベア3
2は、第一支持部35により支持された複数のローラ3
7と、これらのローラ37の外側に巻き掛けされたベル
ト38とを備えて構成されるベルトコンベアであり、ベ
ルト38の上側にスラット7を載せて高速搬送できるよ
うになっている。
【0054】図5は、シリンダ装置36のピストンロッ
ドを後退させた状態であり、このときダンプテーブル3
1は、右下がりの傾斜状態となる。第一支持部35に
は、斜面部分を有する案内部材39が取り付けられ、こ
の案内部材39の斜面部分と傾斜状態となったときのダ
ンプテーブル31の表面とは、面一になるようになって
いる。このため、シリンダ装置36を操作して、ダンプ
テーブル31を水平状態(図5中の二点鎖線の状態)か
ら傾斜状態(実線の状態)に変化させると、ダンプテー
ブル31の上に載置されていたスラット7は、矢印Z方
向に滑り、案内部材39を介して高速コンベア32のベ
ルト38上に移動する。また、ベルト38を挟んで案内
部材39の反対側には、第一支持部35に取り付けられ
た断面L字状のストッパ40が配置され、これによりダ
ンプテーブル31の上から滑ってきたスラット7を着実
にベルト38上で止めることができるようになってい
る。
【0055】従って、上流側のダンプテーブル31およ
び下流側の高速コンベア32、並びにこれらの周辺部材
である案内部材39、ストッパ40、シリンダ装置3
6、ダンプテーブル支持部材33、軸34により、送給
手段30が構成されている。
【0056】図4において、第一支持部35の図中左上
の部分には、水平方向にピストンロッドを進退させるシ
リンダ装置51が固定され、このシリンダ装置51のピ
ストンロッドの先端には、鉛直方向にピストンロッドを
進退させるシリンダ装置52が固定され、このシリンダ
装置52のピストンロッドの先端には、ダンプテーブル
31に平行に配置された払い出し部材53が固定されて
いる。そして、これらのシリンダ装置51,52および
払い出し部材53は、ダンプテーブル31の長手方向に
ついて適宜な間隔で複数組(ここでは、3組とする。)
設けられている(図3参照)。
【0057】図4中の右上位置には、排出されたスラッ
ト7を滞留させるための排出スラット受け部材54が水
平に配置され、床面に固定された第二支持部55により
支持されている。この排出スラット受け部材54は、排
出されたスラット7を複数枚滞留させることができるよ
うに図中左右方向に長く伸びるように配置されている。
また、排出スラット受け部材54は、長さの異なるスラ
ット7に対応できるように、ダンプテーブル31の長手
方向について適宜な間隔で複数個(ここでは、4個とす
る。)設けられている(図3参照)。
【0058】図6は、シリンダ装置36のピストンロッ
ドを前進させた状態であり、このときダンプテーブル3
1は水平状態となり、ダンプテーブル31の表面と排出
スラット受け部材54の上面部分とは、面一になるよう
になっている。
【0059】図6において、一方のシリンダ装置51を
操作すると、払い出し部材53は排出スラット受け部材
54の設置されている方向(排出方向)に対して前進後
退し、他方のシリンダ装置52を操作すると、払い出し
部材53は上下する。このため、これらの前進後退用の
シリンダ装置51および上下用のシリンダ装置52を操
作することにより、払い出し部材53を図中E,F,
G,Hの各方向に移動させてスラット7の排出作業を繰
り返し行うことができるようになっている。
【0060】すなわち、払い出し部材53を図中左下の
定位置(実線の位置)からE方向に移動させると、ダン
プテーブル31上に載置されているスラット7を排出ス
ラット受け部材54まで押して払い出すことができ、そ
の後、払い出し部材53をF方向、G方向、H方向の順
に移動させれば元の位置に戻すことができるので、同様
なスラット7の排出作業を繰り返すことができる。な
お、このような排出作業は、払い出し部材53の定位置
を図中左上の位置とし、払い出し部材53をH方向、E
方向、F方向、G方向の順に移動させて行ってもよい。
但し、定位置を図中左下の位置(実線の位置)としてお
けば、払い出し部材53に、切断機22からのスラット
7の送り込みの際の案内部材としての機能を持たせるこ
とができる。
【0061】従って、前進後退用のシリンダ装置51、
上下用のシリンダ装置52、払い出し部材53、および
排出スラット受け部材54により、排出手段50が構成
されている。
【0062】図7は、図3のB−B線断面図(但し、ダ
ンプテーブル31の近傍を一部省略している。)であ
り、送給手段30および加工スラット供給手段70を側
面から見た状態の断面図であり、図8は、図7における
送給手段30および加工スラット供給手段70の要部の
拡大図である。
【0063】図7において、図中右上の位置には、左右
両側のスプロケット71に巻き掛けされたチェーン72
が配置されている。これらのチェーン72およびスプロ
ケット71は、床面に固定された第三支持部73により
支持されている。チェーン72の外周側には、第二の部
品である加工スラット7Bを載せるための加工スラット
受け部材74が一定の間隔で複数個取り付けられてい
る。
【0064】チェーン72は、第三支持部73に固定さ
れたモータ75の回転をベルト76を介してスプロケッ
ト71に伝達することにより、反時計回りに回転移動
し、これにより加工スラット受け部材74の上に載せら
れた加工スラット7Bを図中左側に配置された高速コン
ベア32の方向(供給方向)に送ることができるように
なっている。
【0065】また、これらのチェーン72およびスプロ
ケット71、並びにモータ75およびベルト76は、長
さの異なる加工スラット7Bに対応できるように、高速
コンベア32の長手方向について適宜な間隔で複数組
(ここでは、4組とする。)設けられている(図3参
照)。なお、モータ75およびベルト76は、各組に共
通のものとして一組としてもよい。
【0066】図7における高速コンベア32の配置位置
の左側には、排出手段50の接続位置から伸びてきてい
る案内部材39が配置されており、ベルト38を挟んで
この案内部材39の反対側には、左下がりの傾斜を有す
る案内部材77が配置されている。そして、この案内部
材77の一端は、高速コンベア32を支持する第一支持
部35に固定され、他端は、チェーン72およびスプロ
ケット71を支持する第三支持部73に固定されてい
る。そして、この案内部材77は、高速コンベア32の
長手方向について適宜な間隔で複数個(ここでは、6個
とする。)設けられている(図3参照)。
【0067】図7におけるチェーン72およびスプロケ
ット71の配置位置の紙面奥側には、鉛直方向にピスト
ンロッドを進退させるシリンダ装置78が配置され、第
三支持部73に固定されている。また、このシリンダ装
置78のピストンロッドの先端には、水平方向にピスト
ンロッドを進退させるシリンダ装置79が固定され、さ
らにシリンダ装置79のピストンロッドの先端には、高
速コンベア32に平行に配置された押し込み部材80が
固定されている。そして、これらのシリンダ装置78,
79および押し込み部材80は、高速コンベア32の長
手方向について適宜な間隔で複数組(ここでは、3組と
する。)設けられている(図3参照)。
【0068】図8において、一方のシリンダ装置78を
操作すると、押し込み部材80は上下し、他方のシリン
ダ装置79を操作すると、押し込み部材80は高速コン
ベア32の設置されている方向(供給方向)に対して前
進後退する。このため、これらの上下用のシリンダ装置
78および前進後退用のシリンダ装置79を操作するこ
とにより、押し込み部材80を図中K,L,M,Nの各
方向に移動させて加工スラット7Bの供給作業を繰り返
し行うことができるようになっている。
【0069】すなわち、押し込み部材80を図中右下の
定位置からK方向に移動させると、押し込み部材80の
上端部は、チェーン72よりも上側の位置(加工スラッ
ト受け部材74の上に載せられた加工スラット7Bの高
さ位置)まで突出した状態となり、続いて、押し込み部
材80をL方向に移動させると、加工スラット受け部材
74の上に載せられた加工スラット7Bを、案内部材7
7を介して高速コンベア32まで押して供給することが
でき、その後、押し込み部材80をM方向、N方向の順
に移動させれば元の位置に戻すことができるので、同様
な加工スラット7Bの供給作業を繰り返すことができ
る。また、このような押し込み部材80の一往復の移動
に伴ってチェーン72が所定長さ(加工スラット受け部
材74どうしの間隔に相当する長さ)だけ送られ、次の
加工スラット7Bが供給待ちの状態となるようになって
いる。
【0070】従って、チェーン72、スプロケット7
1、加工スラット受け部材74、モータ75、ベルト7
6、案内部材77、上下用のシリンダ装置78、前進後
退用のシリンダ装置79、および押し込み部材80によ
り、加工スラット供給手段70が構成されている。
【0071】図2において、加工工程60は、排出手段
50により排出されたスラット7を加工して第二の部品
である加工スラット7Bを形成する工程であるが、排出
手段50により排出されるスラット7は、第一の部品で
ある標準スラット7Aそのままの状態のものであっても
よく(前述したケース1)、あるいは上流側の切断機2
2により第一の部品である標準スラット7Aを一部加工
した状態のものであってもよい(前述したケース2)。
【0072】従って、加工工程60における作業は、ケ
ース1では、第一の部品である標準スラット7Aから第
二の部品である加工スラット7Bを形成する作業とな
る。例えば、加工スラット7Bが手掛け8を取り付けた
ものである場合には、手掛け8を取り付けるための取付
穴の加工作業、およびその加工された取付穴への手掛け
8の取付作業となる。
【0073】一方、ケース2では、第一の部品である標
準スラット7Aを一部加工した状態のものから第二の部
品である加工スラット7Bを形成する作業となる。例え
ば、加工スラット7Bが手掛け8を取り付けたものであ
る場合には、手掛け8を取り付けるための取付穴の加工
作業は、既に上流側の切断機22により行われているの
で、残りの作業である加工された取付穴への手掛け8の
取付作業を加工工程60において行うこととなる。
【0074】また、加工スラット7Bが鍵9を取り付け
たものである場合やポスト10を取り付けたものである
場合も同様である。なお、図1では、ネームプレート1
2は、水切り11に取り付けられていたが、スラット7
に取り付けるようにしてもよく、この場合には、加工工
程60において標準スラット7Aにネームプレート12
を取り付ける作業を行い、これを加工スラット7Bとす
ることができる。
【0075】さらに、このような加工工程60における
作業は、作業者が手作業により、手掛け8等の取付穴の
加工作業または加工された取付穴への手掛け8等の取付
作業を行うものであってもよく、あるいは、穴開け具を
備えた加工装置または手掛け8等の自動装着装置をライ
ン上に設けておくことにより自動化して行うものであっ
てもよく、さらには、作業者による手作業と自動化され
た作業とを組み合わせたものとしてもよい。
【0076】なお、巻取部4への取付け用のボルトを挿
通するためのボルト孔が形成された最上段のスラット
は、前述したように第一の部品である標準スラット7A
として取り扱うこととしているが、ボルト孔を切断機2
2で加工形成するのではなく、加工工程60において形
成するのであれば、最上段のスラットを第二の部品であ
る加工スラット7Bとして取り扱うこともできる。ま
た、そもそもこのようなボルト孔等の取付け用の加工孔
を形成する必要のない場合、例えば、前述した巻取部4
とシャッターカーテン5とを吊り元部材により連結する
タイプであって最上段のスラット7に吊り元部材を通す
ための加工孔を形成する必要のない場合等には、最上段
のスラット7は、中間位置に配置される標準スラット7
Aと同様に第一の部品として取り扱えばよい。
【0077】図2において、制御手段90は、排出手段
50により送給手段30からスラット7を排出するタイ
ミングの指令を出したり(図6参照)、シリンダ装置3
6を操作してダンプテーブル31から高速コンベア32
にスラット7を受け渡すタイミングの指令を出したり
(図5参照)、加工スラット供給手段70により送給手
段30に加工スラット7Bを供給するタイミングの指令
を出したり(図8参照)するようになっている。
【0078】また、制御手段90には、図示されないキ
ーボードやタッチパネル等の入力手段が接続され、一日
に生産するシャッターカーテン5の枚数等の各種の生産
情報が入力されるようになっている。
【0079】さらに、制御手段90には、図示されない
ブザーや点滅灯等の警報装置が接続され、加工スラット
供給手段70の加工スラット受け部材74上に必要な加
工スラット7Bが載せられていない場合、あるいは排出
手段50の排出スラット受け部材54上に排出されたス
ラット7が溜まり過ぎている場合等に警報装置を作動さ
せるようになっている。
【0080】そして、制御手段90は、コンピュータで
もよく、また、コンピュータと例えばNCコントローラ
とを組み合わせたものでもよく、さらには、これらに例
えばシーケンサを組み合わせたものでもよく、また、コ
ンピュータを使用しないリレー回路によりシーケンス制
御するものでもよい。
【0081】また、制御手段90は、スラット供給装置
23の統轄制御を行うものとされているが、上流側のロ
ール成形機21や切断機22、並びに組立機24および
その下流側の各装置をも統轄制御する構成としてもよ
く、あるいはスラット供給装置23の上流側または下流
側の各装置に個別に設けられた図示されない別の制御手
段と連携して制御を行う構成としてもよい。
【0082】図2において、組立機24は、送給手段3
0の高速コンベア32から送り込まれて供給されたスラ
ット7(図3中の矢印Y参照)をその供給順に従って順
次連結していく構成とされている。すなわち、先ず、先
頭のスラット7を高速コンベア32の延長位置に送り込
み、次にこの先頭のスラット7を長手方向に直交する方
向にスラット7の幅の分だけ送り、続いて、二番目のス
ラット7を高速コンベア32の延長位置に送り込む際
に、この二番目のスラット7のカール部と、既に配置さ
れている先頭のスラット7のカール部とを挿入係合さ
せ、その後、挿入係合された状態のカール部の両端に抜
け止めのためのカシメ部を形成し、先頭のスラット7と
二番目のスラット7とを連結する。そして、先頭および
二番目のスラット7を連結状態で長手方向に直交する方
向にスラット7の幅の分だけ送り、続いて、三番目のス
ラット7を高速コンベア32の延長位置に送り込む際
に、この三番目のスラット7のカール部と、既に配置さ
れている二番目のスラット7のカール部とを挿入係合さ
せ、その後、挿入係合された状態のカール部の両端に抜
け止めのためのカシメ部を形成し、二番目のスラット7
と三番目のスラット7とを連結する。以下、このような
作業手順を最後のスラット7が連結されるまで繰り返
し、一枚のシャッターカーテン5を組み立てる。なお、
シャッターカーテン5の構成部品のうち水切り11は、
現場で取り付けるため、組立機24による工場組立には
含まれない。
【0083】このような本実施形態においては、以下の
ようにしてスラット供給装置23により組立機24にそ
の組立順序に対応した順番でスラット7を供給する。
【0084】先ず、制御手段90から信号を送ってシリ
ンダ装置36を操作し、送給手段30のダンプテーブル
31を水平状態にしておく(図6参照)。この状態で上
流側の切断機22から第一の部品である標準スラット7
A(前述のケース1)または標準スラット7Aを一部加
工した状態のもの(前述のケース2)をダンプテーブル
31上に送り込み、これを排出手段50の払い出し部材
53により排出スラット受け部材54に押し出す。そし
て、順次この排出作業を繰り返すことにより、スラット
7を必要枚数だけ排出しておく。この際の必要枚数と
は、例えば、一日に生産するシャッターカーテン5の枚
数に対応した加工スラット7Bの枚数等である。なお、
排出されたスラット7が排出スラット受け部材54上に
あまり多く滞留しないように、作業者はスラット7を適
宜引き取って次の加工工程60に送るか、あるいは自動
送りする。
【0085】次に、加工工程60において、排出された
スラット7を加工して手掛け8、鍵9、ポスト10が取
り付けられた加工スラット7Bを形成しておく。なお、
この作業は、作業者による手作業でもよく、自動化され
た作業であってもよく、両者を組み合わせたものであっ
てもよい。
【0086】続いて、加工工程60において加工形成さ
れた第二の部品である各種の加工スラット7Bを、送給
手段30の高速コンベア32に供給すべき順番に従っ
て、加工スラット供給手段70のチェーン72に取り付
けられた加工スラット受け部材74上に載せる(図7参
照)。例えば、図1のシャッターカーテン5であれば、
下端の水切り11の側から連結していく場合には、手掛
け8、鍵9、ポスト10が取り付けられた各加工スラッ
ト7Bをこの順番で供給されるように並べて載せればよ
く、一方、上端の巻取部4の側から連結していく場合に
は、この逆の順番で供給されるように並べて載せればよ
い。また、次の段階で述べる加工スラット供給手段70
による高速コンベア32上への加工スラット7Bの供給
に伴うチェーン72の送りにより、加工スラット受け部
材74上に載せられた加工スラット7Bの枚数が減って
きた場合には、必要枚数に達するように適宜補給する。
なお、これらの作業は、作業者による手作業でもよく、
自動化された作業であってもよい。
【0087】その後、上流側の切断機22から第一の部
品である標準スラット7Aを送給手段30のダンプテー
ブル31上に送り込み、制御手段90から信号を送って
シリンダ装置36を操作し、送給手段30のダンプテー
ブル31を傾斜させて標準スラット7Aを高速コンベア
32上に移動させ(図5参照)、高速コンベア32によ
り下流側に搬送する。一方、このような第一の部品であ
る標準スラット7Aの送りの合間に、制御手段90から
信号を送って加工スラット供給手段70により適宜なタ
イミングで送給手段30の高速コンベア32上に第二の
部品である加工スラット7Bを所定の順番で供給する。
【0088】すなわち、これらの第一の部品である標準
スラット7Aの送りと第二の部品である加工スラット7
Bの供給とのタイミング調整は、制御手段90により行
われ、これにより送給手段30上における標準スラット
7Aと加工スラット7Bとの合流位置よりも下流側の位
置では、標準スラット7Aおよび加工スラット7Bから
なる所定の順番の送りが形成され、組立機24にその組
立順序に対応した順番で標準スラット7Aおよび加工ス
ラット7Bが順次供給される。
【0089】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果がある。すなわち、送給手段30の上流側より組
立機24へ第一の部品である標準スラット7Aを送りな
がら、同時に送給手段30の途中に、加工スラット供給
手段70により第二の部品である加工スラット7Bを供
給でき、しかもその加工スラット7Bの供給は、制御手
段90により標準スラット7Aの送りに関連させて適宜
なタイミングで行うことができる。このため、組立機2
4にその組立順序に対応した順番で標準スラット7Aお
よび加工スラット7Bを順次供給することができる。
【0090】従って、組立機24による組立作業を円滑
化でき、シャッターカーテン5の生産工程を全体として
見た場合に、生産効率の向上を図ることができ、作業労
力の軽減、所要時間の短縮、生産コストの低減を図るこ
とができる。
【0091】そして、スラット供給装置23を用いれ
ば、たとえ組立工程が作業者の手作業による組立の場合
であっても生産能率の向上効果を期待できるが、特に、
本実施形態では、組立機24により組立工程の自動化が
図られているので、スラット供給装置23による上記効
果が、組立機24による自動化効果と相乗的に得られる
ため、より一層の生産能率の向上を図ることができる。
【0092】また、以上に述べたようにスラット供給装
置23により下流の組立工程における作業を円滑化でき
るのみならず、スラット供給装置23それ自体について
みても、作業者が一枚一枚のスラット7の種類を識別し
ながら全てのスラット7を組立順序に対応した順番に並
べる作業を行う場合に比べ、作業を円滑化でき、生産能
率の向上を図ることができる。
【0093】つまり、標準スラット7Aおよび加工スラ
ット7Bという複数種類のスラット7からなるシャッタ
ーカーテン5を生産するにあたっての特有の問題とし
て、標準スラット7Aおよび加工スラット7Bをいかに
して所定の順番に並べて組立機24に供給するかという
問題が生じるが、スラット供給装置23によれば、標準
スラット7Aと加工スラット7Bとを予め峻別してお
き、これらを適宜なタイミングで送給手段30上で合流
させてスラット7の供給列を形成するので、加工スラッ
ト7Bの送給手段30上への供給タイミングさえ所定の
タイミングに固定すれば、容易に所定の順番でのスラッ
ト7の供給を実現できる。このため、作業者が一枚一枚
のスラット7の種類を識別しながら全てのスラット7を
順番に並べていく場合に比べ、作業の定型化、画一化を
図ることができるので、作業者の判断の手間を軽減で
き、生産効率の向上を図ることができるうえ、作業者の
判断ミスも少なくすることができ、結果として歩留まり
の向上を図ることができる。
【0094】さらに、制御手段90には、警報装置が接
続され、加工スラット供給手段70の加工スラット受け
部材74上に必要な加工スラット7Bが載せられていな
い場合、あるいは排出手段50の排出スラット受け部材
54上に排出されたスラット7が溜まり過ぎている場合
等に警報装置を作動させることができるので、この点で
も生産効率の向上を図ることができ、また、歩留まりの
向上を図ることができる。
【0095】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変
形等は本発明に含まれるものである。
【0096】すなわち、前記実施形態のスラット供給装
置23は、一つの加工スラット供給手段70により、手
掛け8、鍵9、ポスト10が取り付けられた三種類の加
工スラット7Bを送給手段30上に供給する構成とされ
ていたが、本発明では、加工スラット供給手段の設置個
数は一つに限定されるものではなく、例えば、図9に示
すように、送給手段130と排出手段150との接続位
置の下流側に、手掛け8が取り付けられた加工スラット
7Bのみを供給する加工スラット供給手段170と、鍵
9が取り付けられた加工スラット7Bのみを供給する加
工スラット供給手段171と、ポスト10が取り付けら
れた加工スラット7Bのみを供給する加工スラット供給
手段172とを設けたスラット供給装置123としても
よく、要するに、標準スラット7Aおよび三種類の加工
スラット7Bを所定の順番で組立機24に供給できれば
よい。
【0097】また、本発明の異種部品供給手段は、前記
実施形態の加工スラット供給手段70のような、いわば
一本のラインで表せるような構成に限定されるものでは
なく、例えば、図10の如く、送給手段230の途中に
部品供給ライン271を接続し、さらにこの部品供給ラ
イン271の途中に別の部品供給ライン272を接続し
てT字状のライン構成の異種部品供給手段270とし、
送給手段230の上流側から第一の部品であるA部品を
送るとともに、部品供給ライン271の上流側から第二
の部品であるC部品を送り、さらに別の部品供給ライン
272から第二の部品であるD部品を送り、これらの三
つの送りを適宜なタイミングに調整してA部品、C部
品、D部品からなる部品供給列を形成するようにしても
よく、要するに、第一の部品および第二の部品を所定の
順番で組立工程に供給できればよい。
【0098】さらに、前記実施形態では、排出手段50
により排出されるスラット7は、第一の部品である標準
スラット7A(前述のケース1)または標準スラット7
Aを一部加工した状態のもの(前述のケース2)とされ
ていたが、スラット供給装置の上流側で既に完全に加工
されて第二の部品である加工スラット7Bの状態とされ
たもの(前述のケース3)としてもよい。このようなラ
イン構成とした場合であっても、例えば、スラット供給
装置の上流側で加工スラット7Bを必要個数だけ連続し
て加工形成し、これらを排出手段で一旦排出しておき、
その後、適宜なタイミングで送給手段に戻し供給すれ
ば、標準スラット7Aと加工スラット7Bとを所定の順
番で組立機24に供給することができる。
【0099】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、送
給手段の上流側より組立工程側へ第一の部品を送るとと
もに、この送給手段上の第一の部品の送りに関連させて
送給手段の途中に第一の部品とは異なる種類の第二の部
品を供給するので、組立工程における組立順序に対応し
た順番で複数種類の部品を順次供給でき、生産効率の向
上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物用シャッターの全体構成図。
【図2】本発明の一実施形態のスラット供給装置を含む
シャッターカーテン生産装置の概略平面図。
【図3】前記実施形態のスラット供給装置のうち、送給
手段、排出手段、および加工スラット供給手段の平面
図。
【図4】図3のA−A線断面図(送給手段および排出手
段を側面から見た状態の断面図)。
【図5】図4における送給手段および排出手段の要部の
拡大図。
【図6】図4における送給手段および排出手段の要部の
別の拡大図。
【図7】図3のB−B線断面図(送給手段および加工ス
ラット供給手段を側面から見た状態の断面図であるが、
ダンプテーブルの近傍を一部省略)。
【図8】図7における送給手段および加工スラット供給
手段の要部の拡大図。
【図9】本発明の変形の形態を示す概略構成図。
【図10】本発明の別の変形の形態を示す概略構成図。
【符号の説明】
5 建材であるシャッターカーテン 7 シャッターカーテン構成部品であるスラット 7A 第一の部品である標準スラット 7B 第二の部品である加工スラット 23,123 建材生産用部品供給装置であるスラット
供給装置 24 組立工程を構成する組立機 30,130,230 送給手段 31 送給手段を構成するダンプテーブル 32 送給手段を構成する高速コンベア 50,150 排出手段 70,170,171,172 異種部品供給手段であ
る加工スラット供給手段 270 異種部品供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 文之 東京都板橋区志村3丁目26番4号 文化シ ヤッター株式会社内 Fターム(参考) 3C030 CB06 CB14 3F027 AA00 AA01 AA04 CA02 DA16 EA01 EA05 3F080 AA19 BA01 BD04 CE02 CE03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類の部品を組み立てて建材を生産
    する組立工程にその組立順序に対応した順番で部品を供
    給する建材生産用部品供給方法であって、前記組立工程
    に順次部品を搬送供給する送給手段を設けておき、この
    送給手段の上流側より前記組立工程側へ第一の部品を送
    るとともに、この送給手段上の第一の部品の送りに関連
    させて前記送給手段の途中に第一の部品とは異なる種類
    の第二の部品を供給することにより、前記組立工程にそ
    の組立順序に対応した順番で第一および第二の部品を順
    次供給することを特徴とする建材生産用部品供給方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建材生産用部品供給方
    法において、前記送給手段に第二の部品を供給する前
    に、この第二の部品の供給位置よりも上流側の位置で、
    前記送給手段上を送られている部品を外部に排出し、こ
    の排出部品から第二の部品を得てこれを前記送給手段に
    戻し供給することを特徴とする建材生産用部品供給方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の建材生産用部
    品供給方法において、前記建材は、複数の部品を連設し
    て形成されるシャッター装置のシャッターカーテンとさ
    れ、前記第一および第二の部品は、前記シャッターカー
    テンを構成するシャッターカーテン構成部品とされてい
    ることを特徴とする建材生産用部品供給方法。
  4. 【請求項4】 複数種類の部品を組み立てて建材を生産
    する組立工程にその組立順序に対応した順番で部品を供
    給する建材生産用部品供給装置であって、前記組立工程
    に順次部品を搬送供給する送給手段と、この送給手段の
    途中に接続されて前記送給手段の上流側から送られてく
    る第一の部品とは異なる種類の第二の部品を前記送給手
    段に供給する異種部品供給手段とを備え、前記異種部品
    供給手段は、前記送給手段上を送られる第一の部品の送
    りに関連させて第二の部品を供給する構成とされ、前記
    送給手段は、前記異種部品供給手段の接続位置よりも下
    流側の位置で第一および第二の部品を含んでなる送りを
    形成し、前記組立工程にその組立順序に対応した順番で
    第一および第二の部品を順次供給する構成とされている
    ことを特徴とする建材生産用部品供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の建材生産用部品供給装
    置において、前記送給手段の途中であって前記異種部品
    供給手段の接続位置よりも上流側の位置には、前記送給
    手段上を送られている部品を外部に排出する排出手段が
    接続設置され、前記異種部品供給手段は、前記排出手段
    による排出部品から得られる第二の部品を前記送給手段
    に戻し供給する構成とされていることを特徴とする建材
    生産用部品供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114311714A (zh) * 2022-01-17 2022-04-12 春禾(深圳)自动化技术有限公司 门帘胶带装配机

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