JP2000117420A - 羽口ブロックの補修方法及びその補修方法に用いられる補修装置 - Google Patents

羽口ブロックの補修方法及びその補修方法に用いられる補修装置

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JP2000117420A JP10298195A JP29819598A JP2000117420A JP 2000117420 A JP2000117420 A JP 2000117420A JP 10298195 A JP10298195 A JP 10298195A JP 29819598 A JP29819598 A JP 29819598A JP 2000117420 A JP2000117420 A JP 2000117420A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】羽口ブロックの補修作業を極力少なくして、製
鉄所における生産効率の低下を無くし、かつ取鍋の補修
に関するコストの低減を可能にする羽口ブロックの補修
技術を提供する。 【解決手段】本発明は、取鍋1の底部の羽口ブロック1
cの羽口周りを補修する補修方法であり、羽口ブロック
1cの羽口1b内に配される羽口装着部材の交換時にお
いて、新しい羽口装着部材の装着前に、羽口周りの摩損
領域に補修材を吐出する吐出部材11,12を羽口1b
にセットして、前記摩損領域に補修材15を流し込むこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼を鋳込むのに用
いられる取鍋、その他、製鉄所で用いられるタンディッ
シュ、溶銑鍋等の金属製の容器(以下、「取鍋」と称す
る)を補修する技術に関し、詳細には、そのような取鍋
の底に形成される出鋼用の羽口周りや、ガスを取鍋内に
吹き込むポーラスプラグ用の羽口周りを補修する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、上記したような取鍋は、その内周
に耐火性ライニング材あるいは耐火レンガを内張りした
構造となっており、その底面部には、出鋼用のノズルカ
セットをセットしたり、取鍋内の溶鋼を攪拌する目的で
ガスを吹き込むためのポーラスプラグをセットするため
の孔、いわゆる羽口が形成されている。
【0003】このような取鍋は、長期間に亘って使用す
ると、その内周面、並びに羽口が形成されている領域
(以下、「羽口ブロック」と称する)において溶損等が
生じるため、上記した耐火性ライニング材の補修作業が
必要となる。特に、羽口ブロックの羽口周りは溶損が激
しく、ポーラスプラグは、取鍋使用回数が8回程度、出
鋼用羽口におけるノズルカセットは、同14回程度で交
換作業を行っており、羽口ブロックについても、羽口周
りの溶損度合いから、同40回程度で補修作業を行って
いるのが現状である。
【0004】従来の羽口ブロックの補修は、取鍋を冷ま
した後、作業者が取鍋内に入り込んで、予め羽口が形成
されている耐火性レンガを張替えることで行われてい
る。あるいは、最近、取鍋の内周面の補修方法と同様
に、中子(羽口中子)を用いた補修作業が行われるよう
になっているが、このような補修方法においても、取鍋
を冷ました後、作業者が取鍋内に入り込んで、溶損した
部分を削ると共に羽口用の中子をセットし、その部分に
耐火性ライニング材(注型材料)を流し込んで、これが
硬化した後に羽口中子を取出すことで行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、羽口
ブロックは、取鍋全体を冷やさないと、その補修作業を
行うことはできない。このため、羽口ブロックの補修作
業は、取鍋の冷却工程、羽口ブロックの補修工程、およ
び取鍋の再加熱工程に、夫々1日程度の時間を費やして
おり、略3日間程度は設備を停止しなければならず、製
鉄所として生産効率が悪くなってしまうという問題があ
る。また、補修作業に手間がかかり、人件費の面、ある
いは羽口ブロックの補修作業のサイクルが長くなるよう
に高価な材料を用いる等、コストの面において高騰して
しまうという問題がある。
【0006】この発明は、羽口ブロックの補修作業を極
力少なくして、製鉄所における生産効率の低下を無く
し、かつ取鍋の補修に関するコストの低減が図れる羽口
ブロックの補修方法及びその補修方法に用いられる補修
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の羽口ブロックの補修方法は、羽口ブロック
の羽口内に配される羽口装着部材の交換時において、新
しい羽口装着部材の装着前に、羽口周りの摩損領域に補
修材を吐出する吐出部材を前記羽口にセットして、前記
摩損領域に補修材を流し込むことを特徴とする。
【0008】また、本発明の羽口ブロックの補修装置
は、取鍋底部の羽口ブロックの羽口にセット可能であ
り、羽口周りの摩損領域に補修材を吐出する吐出部材
と、この吐出部材から補修材を吐出させる吐出機構とを
有することを特徴とする。あるいは、本発明の羽口ブロ
ックの補修装置は、取鍋底部の羽口ブロックの羽口にセ
ット可能であり、前記羽口周りの摩損領域に補修材を吐
出すると共に、補修材が吐出している際に、補修材が取
鍋の羽口を介して取鍋外に流出しないようにしたことを
特徴とする。
【0009】上記したように、出鋼用のカセットノズル
やポーラスプラグ(羽口装着部材)が装着される羽口が
形成されている羽口ブロックは、その交換頻度が比較的
高く取鍋を冷やす工程を要しない羽口装着部材の交換毎
に補修を行うため、取鍋を長期に使用しても、羽口ブロ
ックの羽口周りの溶損が防止され、これにより羽口ブロ
ックを補修する作業を少なくし、あるいは無くすことが
可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1を参照して、注型材料
を用いて取鍋の内周、及び羽口ブロックを補修する手順
の一例について説明する(なお、実際の補修作業は、以
下の方法に限定されることはない)。
【0011】取鍋1の底部には、出鋼用のノズルカセッ
トがセットされる出鋼用羽口1aおよび取鍋内の溶鋼を
攪拌するようにガスを吹き込むためのポーラスプラグが
セットされるポーラス羽口1bが形成されている。この
場合、出鋼用羽口1aは、鋳込んだ鋼を出鋼し易くする
と共に下方側からノズルカセットを装着しやすいよう
に、上半分が下方に向けて縮径するテーパ状で下半分が
下方に向けて拡径するテーパ状に形成されており、ポー
ラス羽口1bは、ポーラスプラグを装着し易くすると共
にガスの吹き込みを効率良く行えるように、下方に向け
て拡径する(上方に向けて縮径する)テーパ状に形成さ
れている。
【0012】上記した各羽口1a,1bを含む取鍋全体
の補修作業については、最初に、各羽口1a,1bに対
応した形状を有する羽口中子をセットし、この状態で注
型材料を流し込んで取鍋の底面領域の補修を行う。次い
で、取鍋1の内面形状に対応した中子3をセットし、注
型材料をサイロ5からコンベア6等によって取鍋の上方
位置まで搬送し、回転充填装置7を回転させながら中子
3と取鍋1の内周面との間に均等に流し込んで行く。そ
して、注型材料が硬化した後、中子3を取り外すと共
に、各羽口中子の取り外しを行うことで、底面部に図に
示すようなテーパ形状の羽口が形成された取鍋1の補修
が完了する。
【0013】実際に取鍋を使用すると、各羽口1a,1
bにセットされるノズルカセットやポーラスプラグがも
っとも溶損の激しい箇所であり、上述したように、ポー
ラスプラグは、取鍋使用回数が8回程度、ノズルカセッ
トは、同14回程度で交換作業を行っており、また、羽
口ブロックについては、同40回程度で補修作業を行っ
ている。この場合、ポーラスプラグやノズルカセット
は、取鍋を冷やすこと無く交換が行えるが、羽口ブロッ
クについては、取鍋を冷やした後、上述したような羽口
中子を用いた補修作業が必要となる。
【0014】本発明は、上述したように、この羽口ブロ
ックの補修を、ポーラスプラグやノズルカセットの交換
作業時に行い、羽口ブロックの補修作業を簡素化するこ
とを特徴としたものである。以下、本発明の好ましい一
実施の形態を図2を参照して説明する。
【0015】図において、符号1cは、ポーラスプラグ
がセットされるポーラス羽口1bが形成された羽口ブロ
ックを示しており、ポーラスプラグを取り除いて補修装
置10がセットされた状態を示している。ポーラス羽口
の周囲(羽口周り)は、その表面が溶損しており、図に
示すように削れた状態となっている。
【0016】前記補修装置10は、取鍋裏面側からポー
ラス羽口1bに挿入され、かつポーラス羽口1bに嵌合
するように、次第に縮径する筒状の嵌合部11と、この
嵌合部と一体的に形成され、嵌合時に取鍋の底面から上
方に突出する円筒部12とを備えている。円筒部12の
外周面には、その周囲に、図(b)に示すような長孔1
2aが形成されている。この長孔12aは、羽口周りの
溶損領域に補修材15を流すものであるため、その形成
位置は、補修される取鍋の仮想底面1dより上側にあ
り、周囲全体に補修材が行き渡るように、一定間隔(例
えば90度間隔)で形成しておくのが好ましい。
【0017】円筒部12は、補修材15を吐出する収容
体として機能し、この円筒部12には、収容された補修
材を吐出する吐出機構としてのピストン20が収容され
ている。すなわち、ピストン20を取り外し、補修材1
5を円筒部12に収容し、ピストン20を押圧すること
で、補修材15は溶損領域に充填される。この構成にお
いて、ピストン20は、手動操作しても差し支えない
が、図に示すように、ピストンロッド20aにラック2
0bを形成し、このラックに駆動モータ25によって駆
動されるピニオン25aを噛合させて矢印方向に駆動す
るように構成しても良い。この場合、ピストンの往復動
は、作動スイッチ27の操作によって制御される。
【0018】上記したような補修装置10は、取鍋1の
底板裏面のポーラス羽口1bが形成されている部分に、
予め係合保持部30を形成しておき、ここに、上記した
各部材を支持する基台10aを保持させることで、容易
に装着/取り外し操作を行うことが可能である。
【0019】次に、上記した補修装置10を用いた補修
作業の手順について説明する。
【0020】まず、溶損したポーラスプラグを取り外
し、この状態で嵌合部11及び補修材15を充填した円
筒部12をポーラス羽口1bに嵌合させる。そして、ピ
ストン20、モータ25等を支持した基台10aを係合
保持部30に係合保持させ、かつピストンロッド20a
のラック20bとモータ25のピニオン25aとを噛合
させる。なお、このような装着作業は、製鉄所の設備、
取鍋の配置性等を考慮した場合、取鍋を横転させて行っ
ても良い。
【0021】次に、この状態で、操作スイッチ27の操
作によって、ピストン20を押し込み、上記した円筒部
12に形成された長孔12aから補修材15を吐出させ
る。補修材15は、羽口周りの溶損領域に流れ込み、こ
れが硬化した後、溶損領域に充填された補修部15aと
なる。なお、取鍋を横転して補修装置10を取り付けた
場合、この充填作業は、再び取鍋を直立して行われる。
そして、充填作業が終了した後、基台10及び嵌合部1
1、円筒部12を取り外し、従来と同様に、ポーラスプ
ラグのセットを行う。
【0022】以上のように、ポーラスプラグの交換作業
時に、併せて羽口周りの補修作業を行うことにより、従
来から、取鍋を冷まして行われていた羽口ブロック1c
の補修作業が不要となり、取鍋の操業効率の向上が図
れ、かつ補修作業に必要とされるコストの低減が図れ
る。また、溶損領域をポーラスプラグの交換毎に補修す
るため、羽口ブロックを、溶損し難い高価な材料で形成
する必要も無くなる。
【0023】以上、本発明の好ましい実施の形態につい
て説明したが、本発明は上記したような実施の形態に限
定されることはなく、例えば、以下のように構成するこ
とが可能である。
【0024】羽口にセットされる補修装置は、上記した
構成では、取鍋の裏面側から嵌合させたが、取鍋の開口
側から羽口にセットできるように構成しても良く、ま
た、その全体形状についても、吐出する補修材が取鍋外
に漏れることなく、かつ作業終了後に羽口装着部材が装
着できれば、特に限定されることはない。補修材の吐出
は、上記したピストンによって行う構成以外にも、取鍋
外の収容部からポンプ等を使用して行っても良く、ま
た、実際い吐出は、上記した孔を介して行う以外にも、
ノズル等を用いた構成であっても良い。補修材を収容す
る収容体は、上記した円筒形状以外にも、例えば、円錐
状に構成しても良く、この場合、その頂部から補修材を
羽口周りに吐出させても良い。さらに、上記した実施の
形態では、ポーラス羽口周りの補修装置を用いた例につ
いて説明したが、図1に示すような出鋼用羽口1aにセ
ットされるカセットノズルの交換時においても、その羽
口周りの補修を行うことも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上、本発明によれば、取鍋の使用に際
して、羽口ブロックの補修作業を少なくするか、あるい
はなくすことが可能となり、製鉄所における生産効率の
低下を防止することができ、さらに、取鍋の補修に関す
るコストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な取鍋の補修技術を説明する
図であり、中子および羽口中子を用いて取鍋を補修する
手順を説明する図。
【図2】本発明における羽口ブロックの補修作業の一実
施の形態を示す図。
【符号の説明】
1…取鍋、1a…出鋼用羽口、1b…ポーラス羽口、1
c…羽口ブロック、3…中子、10…補修装置、11…
嵌合部、12…円筒部、15…補修材、20…ピスト
ン。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月6日(1999.8.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の羽口ブロックの補修方法は、羽口ブロック
の羽口内に配される羽口装着部材の交換時において、新
しい羽口装着部材の装着前に、羽口周りの摩損領域に補
修材を吐出する吐出部材を前記取鍋の裏面側から前記羽
口にセットした状態で前記摩損領域に補修材を流し込む
ことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明の羽口ブロックの補修装置
は、取鍋の裏面側から取鍋底部の羽口ブロックの羽口に
セット可能であり、補修材を収容すると共に前記羽口に
セットした状態で羽口周りの摩損領域に前記補修材を吐
出するように吐出孔を具備する収容体と、前記吐出孔か
補修材を吐出させる吐出機構とを有することを特徴と
する。あるいは、本発明の羽口ブロックの補修装置は、
取鍋底部の羽口ブロックの羽口にセット可能であり、前
羽口にセットされた状態で取鍋の底面から上方に突出
し、羽口周りの摩損領域に補修材を吐出するように吐出
孔を具備した収容体と、この収容体と一体的に形成さ
れ、前記羽口に嵌合する嵌合部とを有することを特徴と
する。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月8日(1999.11.
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の羽口ブロックの補修方法は、羽口ブロック
の羽口内に配されるポーラスプラグの交換時において、
新しいポーラスプラグの装着前に、羽口周りの摩損領域
に補修材を吐出すると共に前記補修材を流し込んで除去
した後、前記ポーラスプラグを羽口に装着できる形状に
構成された吐出部材を前記取鍋の裏面側から前記羽口に
セットした状態で前記摩損領域に補修材を流し込むこと
を特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、本発明の羽口ブロックの補修装置
は、取鍋の裏面側から取鍋底部の羽口ブロックの羽口に
セット可能であり、補修材を収容すると共に前記羽口に
セットした状態で羽口周りの摩損領域に前記補修材を吐
出するように吐出孔を具備する収容体と、前記吐出孔か
ら補修材を吐出させる吐出機構とを有し、前記収容体
は、周囲に複数の吐出孔が形成された筒状のシリンダ形
状であり、前記吐出機構は、前記シリンダに係合するピ
ストンを有することを特徴とする。あるいは、本発明の
羽口ブロックの補修装置は、取鍋底部の羽口ブロックの
羽口にセット可能であり、前記羽口にセットされた状態
で取鍋の底面から上方に突出し、羽口周りの摩損領域に
補修材を吐出するように吐出孔を具備した収容体と、こ
の収容体と一体的に形成され、前記羽口に嵌合する嵌合
部とを有することを特徴とする。
フロントページの続き (72)発明者 桑原 明夫 東京都港区芝大門2−1−17 イントキャ ストジャパン株式会社内 (72)発明者 安井 清一 東京都港区芝大門2−1−17 イントキャ ストジャパン株式会社内 (72)発明者 大森 英雄 千葉県市川市千鳥町1番地 株式会社大和 耐火煉瓦製造所内 Fターム(参考) 4E014 BB02 BC01 4K051 AA02 AA06 AB05 LC00 LJ03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取鍋底部の羽口ブロックの羽口周りを補
    修する補修方法であり、前記羽口ブロックの羽口内に配
    される羽口装着部材の交換時において、新しい羽口装着
    部材の装着前に、羽口周りの摩損領域に補修材を吐出す
    る吐出部材を前記羽口にセットして、前記摩損領域に補
    修材を流し込むことを特徴とする羽口ブロックの補修方
    法。
  2. 【請求項2】 前記羽口装着部材はポーラスプラグであ
    り、前記吐出部材は補修材を流し込んで除去した後、前
    記ポーラスプラグを羽口に装着できる形状でに構成され
    ることを特徴とする請求項1に記載の羽口ブロックの修
    復方法。
  3. 【請求項3】 取鍋底部の羽口ブロックの羽口にセット
    可能であり、 羽口周りの摩損領域に補修材を吐出する吐出部材と、こ
    の吐出部材から補修材を吐出させる吐出機構とを有する
    ことを特徴とする補修装置。
  4. 【請求項4】 前記吐出部材は、補修材を収容すると共
    に、前記補修材を吐出する吐出孔を有する収容体を有し
    ていることを特徴とする請求項3に記載の補修装置。
  5. 【請求項5】 前記収容体は、周囲に複数の吐出孔が形
    成された筒状のシリンダ形状であり、前記吐出機構は、
    前記シリンダに係合するピストンを有することを特徴と
    する請求項4に記載の補修装置。
  6. 【請求項6】 前記ピストンは、駆動モータからの駆動
    力によって駆動されることを特徴とする請求項5に記載
    の補修装置。
  7. 【請求項7】 取鍋底部の羽口ブロックの羽口にセット
    可能な補修装置であって、前記羽口周りの摩損領域に補
    修材を吐出すると共に、補修材が吐出している際に、補
    修材が取鍋の羽口を介して取鍋外に流出しないようにし
    たことを特徴とする補修装置。
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