JP2000116667A - 寛骨臼ソケット及びその付属部材 - Google Patents

寛骨臼ソケット及びその付属部材

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JP2000116667A
JP2000116667A JP10294007A JP29400798A JP2000116667A JP 2000116667 A JP2000116667 A JP 2000116667A JP 10294007 A JP10294007 A JP 10294007A JP 29400798 A JP29400798 A JP 29400798A JP 2000116667 A JP2000116667 A JP 2000116667A
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socket
screw
hole
ischial
peg
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JP10294007A
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English (en)
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Nobuhiko Sugano
伸彦 菅野
Kenji Osono
健二 大園
Kunio Takaoka
邦夫 高岡
Kazuaki Kato
和昭 加藤
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Bristol Myers Squibb KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F2/00Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
    • A61F2/02Prostheses implantable into the body
    • A61F2/30Joints
    • A61F2/32Joints for the hip
    • A61F2/34Acetabular cups

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  • Prostheses (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は寛骨臼ソケット及びその付属部材に
関し、荷重に充分耐え得る大きなスクリュウを腸骨に挿
入し、そのスクリュウにカップを固定して装着し、寛骨
臼自体に負荷を掛けることのないようにした寛骨臼ソケ
ット及びその付属部材を実現することを目的とする。 【解決手段】 生体親和性に優れた材料で形成されたド
ーム状のソケット本体10の外面に、該ソケット本体1
0を寛骨に固定するラグスクリュウ33を挿入保持する
ボス11と、該ソケット本体10の回り止め用に坐骨に
固定する坐骨ペグ24を固定する長孔13とが形成され
て成るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は寛骨臼ソケット及び
その付属部材に関する。詳しくは、人工股関節置換術用
に用いられる寛骨臼ソケットとそれを寛骨臼に固定する
ための付属部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人工股関節置換術は、図7にその
1例を示すように、生体親和性に優れた材料で形成され
た半球形のドーム状をなしたソケット1が寛骨2の寛骨
臼に骨セメント又はねじにより固定され、該ソケット1
に樹脂製ライナー3が嵌入固定される。そして、大腿骨
4に装着されたステム5の人工骨頭6が前記ライナー3
の凹部に回動自在に装入されて股関節の役目をするよう
になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のソケットで
は、骨欠損の多い場合に、寛骨臼内の骨とソケットとの
接触面積が少なくなるため、安定させた状態でソケット
を固定することが難しくなる。そこで一般的な術式とし
ては、骨欠損部に骨片を詰め、ねじで動かないように固
定し補填した上でソケットを装着したり、または骨セメ
ントで欠損部を補ったりしてソケットを装着させてい
た。
【0004】しかしながら、骨片を詰める事例では、術
後過度な荷重により骨片がずれてしまい、ソケット自体
の装着角度が変化して脱臼し易くなってしまうという問
題がある。また骨セメントで欠損部を補う場合、骨でな
いので再生能力が期待できないという問題もある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、荷重に
充分耐え得る大きなスクリュウを腸骨に挿入固定し、そ
のスクリュウにソケットを固定して装着し、寛骨臼自体
に負荷を掛けることのないようにした寛骨臼ソケット及
びその付属部材を実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、生
体親和性に優れた材料で形成されたドーム状のソケット
本体10の外面に、予め寛骨に固定されたラグスクリュ
ウ33の軸に嵌挿固定されるボス11と、該ソケット本
体10の回り止め用に坐骨に挿入される坐骨ペグ24を
固定する長孔13とが形成されていることを特徴とす
る。この構成を採ることにより寛骨臼自体に負荷を掛け
ることのないようにしたソケットが得られる。
【0007】また、請求項2は、請求項1において、ソ
ケット本体10には、ドーム状部に複数のねじ止め用段
付き孔12が形成されていることを特徴とする。この構
成をとることにより必要があればねじによる固定も可能
である。
【0008】また、請求項3は、請求項1において、ボ
ス11の位置は、ソケット本体10の中心軸に対して所
定角度偏倚され、前記坐骨ペグ固定用長孔13の位置は
ソケット本体10の中心軸とボス11の中心軸を含む面
と、該面に対して直角で且つソケット本体10の中心軸
を含む面で区切られた4つの領域のうちのボス11と反
対側の2つの領域の何れかに位置することを特徴とす
る。この構成を採ることにより、腸骨にラグスクリュウ
を、ペグを坐骨に固定することができる。
【0009】また、請求項4は、請求項1において、ボ
ス11にはラグスクリュウ33の軸に嵌挿する角孔16
と、内径が該角孔16の対面距離より大きいロック部材
螺合用のねじ孔17とが形成されていることを特徴とす
る。また、請求項5は、前記ボス11に設けられたロッ
ク部材螺合用のねじ孔17に螺合するロック部材21は
円盤状で外周にねじ22が形成され、中央にドライバー
係合用の溝又は角孔23が形成されていることを特徴と
する。この構成を採ることにより、ラグスクリュウに螺
入したねじをボス内に固定することにより、ラグスクリ
ュウとソケット本体との関係位置を固定することができ
る。
【0010】また、請求項6は、前記坐骨ペグ固定用長
孔13に固定される坐骨ペグ24は、ヘの字状に折曲さ
れた棒状で、先端にゆくほど細く形成され、基部25に
は取り付け角度が曲がっていても本来の角度に矯正され
るように面取り25aが施され、さらに該基部25より
取り付けねじが挿入されるねじ孔26が貫通して形成さ
れていることを特徴とする。また、請求項7は、前記坐
骨ペグ24を固定するねじ27は、頭部にドライバー係
合用の溝又は角孔28aが、中心軸方向にワイヤ挿通用
の貫通孔29がそれぞれ形成され、且つ先端にねじを除
去した案内部分27aが形成されていることを特徴とす
る。この構成を採ることによりソケット本体への坐骨ペ
グの固定が容易となり、且つ該坐骨ペグによりソケット
本体の旋回を防止することができる。
【0011】また、請求項8は、前記ソケット本体10
に設けられたねじ止め用段付き孔12を塞ぐホールドキ
ャップ30は、樹脂で円柱状に形成され一方の端部には
前記段付き孔12の段部に係止される鍔30aが形成さ
れ、他方の端部には弾性を付与された爪部30bが形成
されていることを特徴とする。この構成を採ることによ
りソケット本体10の不使用なねじ孔を簡単に塞ぐこと
ができ、補填部材(骨片等)の流出を防止することがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の寛骨
臼ソケットを示す図で、(a)は上面図、(b)は側面
図、(c)は(b)図のZ矢視図、(d)は(a)図の
d−d線における断面図である。同図において符号10
は生体親和性に優れた材料で形成された半球形のドーム
状ソケット本体であり、該ソケット本体10には後述す
るラグスクリュウの軸に嵌挿するボス11と、複数のね
じ止め用段付き孔12と、後述する坐骨ペグを固定する
長孔13と、フランジ14と、クリップ溝15とが形成
されている。
【0013】そして、ボス11は(b)図の如くソケッ
ト本体10の中心線に対して所定角度(θ=20〜25
°程度)傾斜して設けられ、ソケット本体10と一体に
形成され、或いは(d)図の如く別体で形成されてソケ
ット本体10にねじ結合されている。また該ボス11に
はラグスクリュウの軸に嵌挿する角孔(図は六角孔)1
6と、ロック部材螺合用のねじ孔17とが形成されてい
る。
【0014】また、該ソケット本体10に設けられた坐
骨ペグ固定用の長孔13は該ソケット本体10の端面と
平行であり、且つカップ本体10の中心を中心として6
0〜70°の角度で形成されている。また該長孔13に
は坐骨ペグを所定方向に固定するための面取13aが施
されている。また該長孔の位置は右足用と左足用とでは
異なり、図1は左足用を示している。この場合図1
(a)において、ボス11の方角から−90°〜−18
0°の範囲内に位置している。なお、左足用はボス11
の方角から+90°〜+180°の範囲内に位置してい
る。
【0015】また、フランジ14はカップ本体10の端
面の約半周から、やや上方に傾斜して形成されその中心
は(a)図においてボス11の方角から+30°(右足
用は−30°)程度に位置している。
【0016】また、クリップ溝15はソケット本体10
の端面に平行して内面の全周に形成され、(c)図の如
くクリップ着脱用の切欠き18が形成されている。なお
符号19はソケット本体表面に複数条形成された溝、2
0はソケット本体内に装着されるライナーの回り止め用
の突起である。
【0017】図2は本発明の寛骨臼ソケットの付属部材
であるロック部材の実施の形態を示す図で、(a)は正
面図、(b)は側面図である。本ロック部材21は図1
に示したソケット本体10に設けられたボス11に形成
されたロック部材螺合用のねじ孔17に螺合するねじ2
2が外周に形成された円盤状で、中央にドライバー係合
用の溝又は角孔(図は六角孔)23が形成されている。
なお、材料はソケット本体10と同様な材質であること
が好ましい。
【0018】図3は本発明の寛骨臼ソケットの付属部材
である坐骨ペグの実施の形態を示す図で、(a)は側面
図、(b)は(a)図のX矢視図、(c)は(a)図の
Y矢視図である。同図において坐骨ペグ24は、ヘの字
状に折曲された棒状で、先端にゆくほど細く形成され、
基部25には取り付け角度が曲がっていても本来の角度
に矯正されるように面取り25aが施され、さらに該基
部より取り付けねじが挿入されるねじ孔26が下面に貫
通するように斜めに形成されている。なお、該坐骨ペグ
24の材料はソケット本体10と同様な材質であること
が好ましい。
【0019】図4は本発明の寛骨臼ソケットの付属部材
である坐骨ペグ固定用ねじの実施の形態を示す図で、
(a)は側面図、(b)は(a)図のZ矢視図である。
本坐骨ペグ固定用ねじ27は、頭部28にドライバー係
合用の溝または角孔(図は六角孔)28aが形成される
と共に、中心軸方向にワイヤ挿通用の貫通孔29が形成
され、且つ先端にねじを除去した案内部分27aが形成
されている。なお、該坐骨ペグ固定用ねじ27の材料は
ソケット本体10と同様な材質であることが好ましい。
【0020】図5は本発明の寛骨臼ソケットの付属部材
であるホールドキャップの実施の形態を示す図で、
(a)は正面図、(b)は側面図である。本ホールドキ
ャップ30はボリエチレン樹脂で円柱状に形成され、そ
の一方の端部には前記ソケットねじ止め用段付き孔の段
部に係止される鍔30aが形成され、他方の端部には十
字溝30bにより弾性を付与された爪部30cが形成さ
れて図1に示したソケット本体10のねじ止め用段付き
孔12に挿入し係止することができるようになってい
る。
【0021】このように構成された寛骨臼ソケット及び
その付属部材の作用を図6により説明する。先ず寛骨3
1の腸骨部32の所定位置に所定角度で下孔を穿設し、
該下孔に断面6角形の軸部33aを有するラグスクリュ
ウ33を螺入し固定する。また、寛骨31の坐骨部34
の所定位置に所定角度で坐骨ペグ24を挿入配置する。
【0022】次にソケット本体10を、そのボス11の
6角孔がラグスクリュウ33の軸部33aに嵌合し、且
つ坐骨ペグ24の基部がソケット本体10の坐骨ペグ固
定用長孔13に嵌合し、さらにフランジ14が腸骨端部
に係合するように位置させる。次いで、ソケット本体1
0の内側からねじ36を用いてラグスクリュウ33のね
じ孔に該ねじ36の頭が六角孔の端部に接するまで螺入
し、さらにねじ孔17にロック部材21を螺入してねじ
36をロックする。これによりソケット本体10は所定
位置にラグスクリュウ33及びロック部材21により固
定される。なお、骨の欠損がある場合には補填部材(骨
片等)35により補修しておく。
【0023】次いで、ソケット本体10の坐骨ペグ固定
用長孔13及び坐骨ペグ24のねじ孔26を挿通してワ
イヤ36の一端を坐骨部34に固定し、該ワイヤ36の
他端を坐骨ペグ固定用ねじ27の貫通孔29に挿通す
る。そして、坐骨ペグ固定用ねじ27をワイヤ37を案
内として坐骨ペグ24のねじ孔に導き、該ねじ孔に螺入
する。この場合坐骨ペグ固定用ねじ27の先端にはねじ
の無い部分27aが形成されているため坐骨ペグのねじ
孔に容易に嵌合させることができる。また、坐骨ペグ2
4が固定前にその挿入方向が多少狂っていても、ねじ2
7による固定時には基部の面取25aが坐骨ペグ固定用
長孔13に設けられた面取13aに合致して狂いは本来
の所定角度に矯正される。
【0024】この後ワイヤ36を引き抜き除去する。ま
た、必要があればソケットねじ止め用段付き孔12を利
用してねじによりソケット本体を固定する。また、不使
用のソケットねじ止め用段付き孔12にはホールドキャ
ップ30を嵌挿する。その後、図示なきライナーをソケ
ット本体内に挿入しクリップ溝にクリップを嵌め込んで
ライナーを固定するのである。
【0025】
【発明の効果】本発明の寛骨臼ソケット及びその付属部
材によれば、ソケット本体が予め腸骨部に固定したラグ
スクリュウに固定されるため、寛骨臼には大きな負荷を
掛けないようになっている。また坐骨ペグはソケット本
体の旋回を防止することができ、ソケット本体の固定を
より確実にすることができる。また、ホールドキャップ
はソケットねじ止め用段付き孔に挿入してソケット本体
背後に用いられた補填部材がソケットねじ止め用段付き
孔から流出するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の寛骨臼ソケットの実施の形態を示す図
で、(a)は上面図、(b)は側面図、(c)は(b)
図のZ矢視図、(d)は(a)図のd−d線における断
面図である。
【図2】本発明の寛骨臼ソケットの付属部材であるロッ
ク部材の実施の形態を示す図で、(a)は正面図、
(b)は側面図である。
【図3】本発明の寛骨臼ソケットの付属部材である坐骨
ペグの実施の形態を示す図で、(a)は側面図、(b)
は(a)図のX矢視図、(c)は(a)図のY矢視図で
ある。
【図4】本発明の寛骨臼ソケットの付属部材である坐骨
ペグ固定用のねじの実施の形態を示す図で、(a)は側
面図、(b)は(a)図のZ矢視図である。
【図5】本発明の寛骨臼ソケットの付属部材であるホー
ルドキャップの実施の形態を示す図で、(a)は正面
図、(b)は側面図である。
【図6】本発明の寛骨臼ソケット及びその付属部材の使
用状態を示す図である。
【図7】従来の寛骨臼ソケットの1例を寛骨と共に示す
図である。
【符号の説明】
10…ソケット本体 11…ボス 12…ねじ止め用段付き孔 13…ペグ固定用長孔 14…フランジ 15…クリップ溝 16…角孔 17…ねじ孔 18…切り欠き 19…溝 20…ライナー回り止め用突起 21…ロック部材 22…ねじ 23,28a…六角孔 24…坐骨ペグ 25…基部 26…貫通ねじ孔 27…坐骨ペグ固定用ねじ 28…頭部 29…貫通孔 30…ホールドキャップ 31…寛骨 32…腸骨 33…ラグスクリュウ 34…坐骨 35…補填部材 36…ねじ 37…ワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C060 LL13 4C097 AA06 BB09 CC01 CC05 CC13 CC14 CC15 SC06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体親和性に優れた材料で形成されたド
    ーム状のソケット本体(10)の外面に、予め寛骨に固
    定されたラグスクリュウ(33)の軸に嵌挿されるボス
    (11)と、該ソケット本体(10)の回り止め用に坐
    骨に挿入される坐骨ペグ(24)を固定する長孔(1
    3)とが形成されていることを特徴とする寛骨臼ソケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記ソケット本体(10)には、ドーム
    状部に複数のねじ止め用段付き孔(12)が形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の寛骨臼ソケット。
  3. 【請求項3】 前記ボス(11)の位置は、ソケット本
    体(10)の中心軸に対して所定角度偏倚され、前記坐
    骨ペグ固定用長孔(13)の位置はソケット本体(1
    0)の中心軸とボス(11)の中心軸を含む面と、該面
    に対して直角で且つソケット本体(10)の中心軸を含
    む面で区切られた4つの領域のうちのボス(11)と反
    対側の2つの領域の何れかに位置することを特徴とする
    請求項1記載の寛骨臼ソケット。
  4. 【請求項4】 前記ボス(11)にはラグスクリュウ
    (33)の軸に嵌挿する角孔(16)と、内径が該角孔
    (16)の対面距離より大きいロック部材螺合用のねじ
    孔(17)とが形成されていることを特徴とする請求項
    1記載の寛骨臼ソケット。
  5. 【請求項5】 前記ボス(11)に設けられたロック部
    材螺合用のねじ孔(17)に螺合するロック部材(2
    1)は円盤状で外周にねじ(22)が形成され、中央に
    ドライバー係合用の溝又は角孔(23)が形成されてい
    ることを特徴とする寛骨臼ソケットの付属部材。
  6. 【請求項6】 前記坐骨ペグ固定用長孔(13)に固定
    される坐骨ペグ(24)は、ヘの字状に折曲された棒状
    で、先端にゆくほど細く形成され、基部(25)には取
    り付け角度が曲がっていても本来の角度に矯正されるよ
    うに面取り(25a)が施され、さらに該基部(25)
    より取り付けねじが挿入されるねじ孔(26)が貫通し
    て形成されていることを特徴とする寛骨臼ソケットの付
    属部材。
  7. 【請求項7】 前記坐骨ペグ(24)を固定するねじ
    (27)は、頭部にドライバー係合用の溝又は角孔(2
    8a)が、中心軸方向にワイヤ挿通用の貫通孔(29)
    がそれぞれ形成され、且つ先端にねじを除去した案内部
    分(27a)が形成されていることを特徴とする寛骨臼
    ソケットの付属部材。
  8. 【請求項8】 前記ソケット本体(10)に設けられた
    ねじ止め用段付き孔(12)を塞ぐホールドキャップ
    (30)は、樹脂で円柱状に形成され一方の端部には前
    記段付き孔(12)の段部に係止される鍔(30a)が
    形成され、他方の端部には弾性を付与された爪部(30
    b)が形成されていることを特徴とする寛骨臼ソケット
    の付属部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458638B1 (ko) * 2001-09-10 2004-12-03 삼성테크윈 주식회사 인공 고관절용 비구 컵
JP2011511699A (ja) * 2008-02-12 2011-04-14 バイオメット・マニュファクチャリング・コーポレイション 調節可能なモジュール式増強部品を備える寛骨臼カップ
JP2013524981A (ja) * 2010-04-29 2013-06-20 フィンズブリー・(デヴェロップメント)・リミテッド プロテーゼ

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