JP2000114428A - 電子部品埋設積層体の製造方法 - Google Patents

電子部品埋設積層体の製造方法

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JP2000114428A
JP2000114428A JP28313598A JP28313598A JP2000114428A JP 2000114428 A JP2000114428 A JP 2000114428A JP 28313598 A JP28313598 A JP 28313598A JP 28313598 A JP28313598 A JP 28313598A JP 2000114428 A JP2000114428 A JP 2000114428A
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hot melt
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melt resin
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Katsunori Fukano
勝則 深野
Yasushi Endo
泰 遠藤
Akira Sasaki
昭 佐々木
Tsugio Kaneoka
継雄 兼岡
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Fujimori Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚みが均一でカールせず、しかも電子部品の
破損や表面の荒れのない電子部品埋設積層体を製造す
る。 【解決手段】 本発明は電子部品埋設積層体23の製造
方法に係り、第一のシート2に積層されたホットメルト
樹脂3a上に電子部品6を設置する工程と、第一のシー
ト2上に設置された電子部品6上に、ホットメルト樹脂
3bが積層された第二のシート9を、ホットメルト樹脂
3bの積層側から積層する工程と、積層された第一のシ
ート2及び第二のシート9を、流体により加圧される上
下一対のベルト14,15間に挟み、これらベルト1
4,15の移動方向に沿って搬送しつつ上下から加圧す
る工程とを含むことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品が埋設さ
れた積層体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばICカードに代表される、電子部
品が埋設された積層体の製造方法としては、例えば特開
平10−147087号公報に開示の方法がある。この
方法は、基材となるシート上に電子部品を設置し、その
上方にホットメルト樹脂及びオーバーシートを順次積層
した後、この積層品を熱プレスすることにより、電子部
品が埋設された積層体を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法の場合、例えば以下のような問題があった。 (1)ホットメルト樹脂が基材側にのみ塗布されている
ため、熱プレス時に電子部品内の隙間に充填される樹脂
量に限界があり、その結果、充填の仕方により、得られ
た積層体の厚みにばらつきが生じる。 (2)ホットメルト樹脂が基材にのみ塗布されているた
め、積層体の冷却に伴う樹脂の熱収縮により、積層体が
基材側にカールする。 (3)熱プレス時における圧力のばらつきにより、積層
品の一部分にのみ荷重が集中し、その部分にて、積層体
の厚みが薄くなったり、電子部品が破損する場合があ
る。また、上記荷重集中部分における局部的な加熱によ
り、その部分にて、積層体の表面が粗くなる。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、厚みが均一でカールせず、しかも電子部品の破損や
表面の荒れのない積層体の製造をその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は電子部品埋設積
層体の製造方法に係り、第一のシートに積層されたホッ
トメルト樹脂上に電子部品を設置する工程と、上記第一
のシート上に設置された上記電子部品上に、ホットメル
ト樹脂が積層された第二のシートを、上記ホットメルト
樹脂の積層側から積層する工程と、上記積層された第一
のシート及び第二のシートを、流体により加圧される上
下一対のベルト間に挟み、これらベルトの移動方向に沿
って搬送しつつ上下から加圧する工程とを含むことを特
徴としている。
【0006】ここで、上記第一のシートにより積層され
た上記ホットメルト樹脂の厚さと、上記第二のシートに
より積層された上記ホットメルト樹脂の厚さとが同一で
あることが望ましい。
【0007】また、上記第一のシートと上記第二のシー
トとを積層する工程までの間、上記第一のシートまたは
上記第二のシートの少なくとも一方に積層された上記ホ
ットメルト樹脂を加熱することが望ましい。
【0008】また、上記加圧工程が、上記第一のシート
及び上記第二のシートを上記流体を介して加熱する加熱
工程と、加熱された上記第一のシート及び上記第二のシ
ートを上記流体を介して冷却する冷却工程とを有するこ
とが望ましい。
【0009】更にまた、上記ホットメルト樹脂が、不可
逆硬化性ホットメルト樹脂であることが望ましい。
【0010】一方、上記電子部品には、例えば、金属板
を打ち抜いて形成された送受信手段と、この送受信手段
に接続されたICモジュールとを有するものが使用され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき、本発明の実
施形態について説明する。本発明に係る電子部品埋設積
層体(以下、積層体と略称する。)の製造方法に使用さ
れる装置の例を図1に示す。図中符号1は樹脂製のシー
ト(第一のシート)2が巻回されたリールで、リール1
からは、シート2が長手方向に沿って図中左方に向け水
平に搬送される。また、シート2の搬送経路の上方に
は、上流側から、ホットメルト樹脂3a供給用のダイ4
と、例えば熱風乾燥機のようなヒータ5と、電子部品6
供給用の部品供給装置7とが配設されている。
【0012】符号8は、上記搬送経路の上方に配設さ
れ、樹脂製のシート(第二のシート)9が巻回されたリ
ールで、リール8からは、シート9が長手方向に沿って
下方に搬送される。また、シート9の搬送経路上には、
上流側から、ホットメルト樹脂3b供給用のダイ10
と、例えば熱風乾燥機のようなヒータ11とが、いずれ
もシート9の裏面(シート2に積層した際にシート2側
を向く面)側に配設されている。
【0013】符号12は、部品供給装置7の下流側にて
シート2の搬送経路に設けられ、上方から供給されるシ
ート9をシート2に積層させるラミネータである。ま
た、符号13は、積層されたシート2,9(後述する積
層品22)を、流体により加圧される上下一対のベルト
14,15間に挟み、これらベルト14,15の移動方
向に沿って図中左方に搬送しつつ上下から加圧する加圧
装置である。
【0014】ベルト14,15は、シート2の搬送方向
に延びる無端状の部材で、その前後端に設けられた各一
対のローラ16a,16b(または17a,17b)間
に掛け渡され、これらローラ16a,16b,17a,
17bの回転により、図中矢印M1またはM2で示す方向
に回転する。ここで、ベルト14、15には、例えば厚
さ1〜2mm程度の金属板を無端状に連結したものが使
用される。また、上記金属板の材質には、例えばステン
レス等が使用される。
【0015】加圧装置13の構造を図2に示す。図2
は、加圧装置13を、シート2,9の搬送方向に対し垂
直に切断した断面を示すもので、シート2,9を挟むベ
ルト14,15の上下には加圧板18,19がそれぞれ
配置され、かつベルト14,15と加圧板18,19と
の間には、両側が、ベルト14,15の移動方向(すな
わちシート2,9の搬送方向)に沿って延びるシール材
20によりそれぞれシールされた空間Sが形成されてい
る。
【0016】この空間Sには、例えばオイル等の液体ま
たは空気等の気体から選択される流体21が充填されて
いる。そして、加圧板18,19にて流体21を上下か
ら加圧するとともに、流体21を加熱することにより、
ベルト14,15が流体21により加圧、加熱される。
その結果、ベルト14,15に挟まれたシート2,9
が、ベルト14,15により上下から熱プレスされつ
つ、ローラ16a,16b,17a,17bの回転に伴
うベルト14,15の上記矢印M1またはM2で示す方向
への回転により、図1中左方に搬送される。
【0017】積層体の製造に際しては、まず、リール1
に巻回されたシート2を、その長手方向に沿って図1中
左方に搬送させる。次いで、ダイ4からホットメルト樹
脂3aをシート2上に供給し、図3に示すように、ホッ
トメルト樹脂3aを、シート2上に所定の厚さ(例えば
30〜300μm程度)で積層させる。
【0018】ホットメルト樹脂3aが積層されたシート
2は、ヒータ5により加熱されつつ下流側に搬送され、
その結果、ホットメルト樹脂3aの粘着性及び柔軟性が
維持または再付与される。更に、図4に示すように、シ
ート2に積層されたホットメルト樹脂3a上の所定位置
には、部品供給装置7から供給された電子部品6が、シ
ート2の長手方向に沿って等間隔で設置される。
【0019】一方、リール8から供給されたシート9の
裏面には、ダイ10から供給されたホットメルト樹脂3
bが所定の厚さで積層される。ここで、シート9に積層
されたホットメルト樹脂3bの種類及び厚さは、いずれ
もシート2に積層されたホットメルト樹脂3aと同一と
する。ホットメルト樹脂3bが積層されたシート9は、
ヒータ11により加熱されつつ下流側に搬送され、その
結果、ホットメルト樹脂3bの粘着性及び柔軟性が維持
または再付与される。
【0020】シート9は、ラミネータ12にて、ホット
メルト樹脂3a,3bが積層された面同士が対向するよ
うシート2上に積層され、その結果、図5に示すよう
に、電子部品6が同一種のホットメルト樹脂3a,3b
により上下から覆われ、更にホットメルト樹脂3a,3
bがシート2,9により上下から覆われた積層品22が
形成される。
【0021】そして、この積層品22を、上記図2で示
すような構造を有する加圧装置13にて上下から熱プレ
スし、更に図示しない冷却工程にて冷却することによ
り、図6に示すような、電子部品6が上記ホットメルト
樹脂3a,3bを加圧融着してなるホットメルト樹脂3
内に埋設され、かつ表裏がシート2,9で覆われた積層
体23が製造される。ここで、電子部品6を上下から挟
むホットメルト樹脂3a,3bの厚さが同一とされてい
るため、積層体23における電子部品6の位置は、ホッ
トメルト樹脂3の厚み方向中央部となる。
【0022】上記方法によれば、電子部品6の周囲をホ
ットメルト樹脂3a,3bにより完全に覆った状態で熱
プレスを行うため、加圧時に電子部品6間の隙間に充填
される樹脂量が増加し、かつ充填ムラも生じにくくな
る。その結果、上記方法によれば、充填に伴う積層体2
3の厚みのばらつきが生じにくく、均一な厚みを有する
積層体23が得られる。しかも、ヒータ5,11による
加熱によりホットメルト樹脂3a,3bが粘着性を有し
ているため、電子部品6が確実に所定の位置に設置され
る。また、加圧時でもホットメルト樹脂3a,3bの柔
軟性が維持または再付与されているため、ホットメルト
樹脂3a,3bが、電子部品6間の微細な隙間にも確実
に流入、充填される。その結果、上記隙間へのホットメ
ルト樹脂3a,3bの未充填と、それに伴う電子部品6
の位置ズレや断線、あるいは不要な導通等が防止され
る。
【0023】更に、上記方法によれば、電子部品6がホ
ットメルト樹脂3の厚み方向中央部に位置し、ホットメ
ルト樹脂3a,3bが予めヒータ5,11により加熱さ
れた状態で積層され、かつ加圧装置13によりシート
2,9及びホットメルト樹脂3a,3bが上下から同時
に加熱されるため、積層品22が均一な温度分布にて加
熱される。従って、積層品22が冷却されて積層体23
となるとき、積層体23の冷却に伴うシート2,9及び
ホットメルト樹脂3の収縮が、積層体23の厚さ方向及
び幅方向にて同時かつ均一に起こる。その結果、シート
2,9及びホットメルト樹脂3の不均一な収縮と、それ
に伴う積層体23のカールが防止される。
【0024】加えて、上記方法によれば、加圧装置13
が図2で示すような構造を有しているため、熱プレス
時、ベルト14,15には、流体21により均質化され
た力が作用する。従って、ベルト14,15間に挟まれ
た積層品22は、上下2枚のベルト14,15により上
下から均一に加圧され、その結果、熱プレス時における
圧力のばらつきと、それに伴う積層体23の厚さのばら
つきや、電子部品6の破損が防止される。これは、特
に、金属板を打ち抜いて形成された送受信手段(アンテ
ナ)と、この送受信手段に接続されたICモジュールと
を有する非固定式の電子部品6が埋設された非接触式I
Cカードを製造する場合に有効である。すなわち、上記
非固定式の電子部品6は、電子部品6に対する圧力のば
らつきにより容易に位置ズレや断線、あるいは不要な導
通等を起こすが、上記方法によれば、均一な加圧が可能
となるため、圧力のばらつきによる上記の不都合が解消
される。また、加熱された流体21により均一に加熱さ
れたベルト14,15を介して積層品22が均一に加熱
されるため、局部的な加熱による積層体23の表面の荒
れも防止される。
【0025】図7に示すように、加圧装置13のうち、
流体21が充填された空間Sを、積層品22の搬送方向
に沿って複数に分割し、それぞれの空間Sに充填された
流体21の温度を変えることも可能である。図7の場
合、流体21が充填された空間Sを、積層品22の搬送
方向に沿って3区画に分割し、上流側の2区画(図7中
符号H1,H2)では流体21を加熱して積層品22を熱
プレスする一方、下流側の1区画(図7中符号C)では
流体21を冷却して、熱プレスの結果得られた後の積層
体23を冷却プレスする。この場合、積層体23を冷却
プレスにて上下から均一に冷却、加圧するため、積層品
22の加熱に際して温度分布がやや不均一となったとし
ても、カールのない積層体23が得られる。しかも、積
層品22の熱プレスと積層体23の冷却とを、積層品2
2を搬送しつつ連続して行うことが可能となるため、積
層体23の生産速度が、例えば従来の数m/分から、数
十m/分へと向上する。
【0026】なお、上記ホットメルト樹脂3,3a,3
bには、硬化後は加熱しても軟化しない、不可逆硬化性
ホットメルト樹脂を用いることが望ましい。不可逆硬化
性ホットメルト樹脂としては、例えば、空気中の水分等
により硬化する反応性ホットメルト樹脂、光や電子線に
より硬化するエネルギー線硬化性ホットメルト樹脂等が
適用可能である。このうち、反応性ホットメルト樹脂
は、空気中の水分等により硬化するため、特別な硬化設
備及び工程を必要としない点で好適である。このような
樹脂には、例えば、両末端がイソシアネート基であるプ
レポリマーからなり、湿気硬化後は、尿素結合及びビュ
レット結合を形成し、架橋、高分子化するものが知られ
ている。
【0027】なお、以上説明した例では、シート2,9
へのホットメルト樹脂3a,3bの積層に始まる各工程
を一連の工程として説明したが、シート2,9へのホッ
トメルト樹脂3a,3bの積層工程を別工程としてもよ
い。すなわち、予めホットメルト樹脂3a,3bが積層
されたシート2,9を用いることも可能である。また、
一枚のシートにホットメルト樹脂を積層した後、このシ
ートを半裁し、ホットメルト樹脂3a,3bが積層され
た2枚のシート2,9とすることも可能である。これら
のシート2,9はロール状に巻回して保管しておき、使
用時に加熱してホットメルト樹脂3a,3bに粘着性及
び柔軟性を再付与して使用してもよい。その他、シート
2,9の提供から積層体23の製造に至る各工程につい
ても、本発明の趣旨を変更しない範囲で、適宜変更が可
能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る積層体
の製造方法によれば、電子部品の周囲をホットメルト樹
脂により完全に覆った状態で熱プレスを行うため、加圧
時に電子部品間の隙間に充填される樹脂量が多くなり、
かつ充填ムラも生じにくくなる。その結果、充填に伴う
積層体の厚みのばらつきが生じにくくなり、均一な厚み
を有する積層体が得られる。また、電子部品間の微細な
隙間へのホットメルト樹脂の未充填と、それに伴う電子
部品の位置ズレや断線、あるいは不要な導通等が防止さ
れる。
【0029】また、上記方法によれば、積層体の冷却に
伴うシート及びホットメルト樹脂の収縮が、積層体の厚
さ方向及び幅方向にて同時かつ均一に起こるため、シー
ト及びホットメルト樹脂の不均一な収縮と、それに伴う
積層体のカールが防止される。
【0030】更に、上記方法によれば、積層体が、流体
によりそれぞれ均一に加圧された上下一対のベルトによ
り上下から均一に加圧されるため、熱プレス時における
圧力のばらつきと、それに伴う積層体の厚さのばらつき
や、電子部品の破損が防止される。また、加熱された流
体により均一に加熱されたベルトを介して積層体が均一
に加熱されるため、局部的な加熱による積層体の表面の
荒れも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造方法
に使用される装置の構成の例を模式的に示す図である。
【図2】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造方法
に使用される加圧装置の構成の例を模式的に示す図1中
II−II線に沿った断面図である。
【図3】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造工程
を示す断面図である。
【図4】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造工程
を示す断面図である。
【図5】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造工程
を示す断面図である。
【図6】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造工程
を示す断面図である。
【図7】 本発明に係る電子部品埋設積層体の製造方法
に使用される加圧装置の構成の例を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
2 シート(第一のシート) 3,3a,3b ホットメルト樹脂 6 電子部品 9 シート(第二のシート) 14,15 ベルト 21 流体 23 電子部品埋設積層体(積層体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 昭 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内 (72)発明者 兼岡 継雄 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目4番16号 藤森工業株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA07 MA10 NB13 RA04 4M109 AA01 BA01 CA26 DB15 EA11 GA03 5B035 AA00 AA04 BA05 CA01 CA23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のシートに積層されたホットメルト
    樹脂上に電子部品を設置する工程と、上記第一のシート
    上に設置された上記電子部品上に、ホットメルト樹脂が
    積層された第二のシートを、上記ホットメルト樹脂の積
    層側から積層する工程と、上記積層された第一のシート
    及び第二のシートを、流体により加圧される上下一対の
    ベルト間に挟み、これらベルトの移動方向に沿って搬送
    しつつ上下から加圧する工程とを含むことを特徴とす
    る、電子部品埋設積層体の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記第一のシートに積層された上記ホッ
    トメルト樹脂の厚さと、上記第二のシートに積層された
    上記ホットメルト樹脂の厚さとが同一であることを特徴
    とする、請求項1に記載の電子部品埋設積層体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 上記第一のシートと上記第二のシートと
    を積層する工程までの間、上記第一のシートまたは上記
    第二のシートの少なくとも一方に積層された上記ホット
    メルト樹脂を加熱することを特徴とする、請求項1また
    は2に記載の電子部品埋設積層体の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記加圧工程が、上記第一のシート及び
    上記第二のシートを上記流体を介して加熱する加熱工程
    と、加熱された上記第一のシート及び上記第二のシート
    を上記流体を介して冷却する冷却工程とを有することを
    特徴とする、請求項1,2または3に記載の電子部品埋
    設積層体の製造方法。
  5. 【請求項5】 上記ホットメルト樹脂が、不可逆硬化性
    ホットメルト樹脂であることを特徴とする、請求項1,
    2,3または4に記載の電子部品埋設積層体の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 上記電子部品が、金属板を打ち抜いて形
    成された送受信手段と、この送受信手段に接続されたI
    Cモジュールとを有することを特徴とする、請求項1,
    2,3,4または5に記載の電子部品埋設積層体の製造
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272296A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Dainippon Printing Co Ltd 非接触データキャリアの取付け方法、非接触データキャリアの取付け装置及びそれに用いる非接触データキャリア内包体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007272296A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Dainippon Printing Co Ltd 非接触データキャリアの取付け方法、非接触データキャリアの取付け装置及びそれに用いる非接触データキャリア内包体

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