JP2000113965A - セラミックスヒータの製造方法 - Google Patents

セラミックスヒータの製造方法

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JP2000113965A
JP2000113965A JP10281521A JP28152198A JP2000113965A JP 2000113965 A JP2000113965 A JP 2000113965A JP 10281521 A JP10281521 A JP 10281521A JP 28152198 A JP28152198 A JP 28152198A JP 2000113965 A JP2000113965 A JP 2000113965A
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寛隆 早川
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裕紀 佐田
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義道 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セラミックスペーストが塗布されたグリーンシ
ート片をセラミックス基材に巻き付ける際に、両者を確
実に密着させ且つ巻付作業を速やかに行う。 【解決手段】矢印B方向に回動する巻付ローラ64の方
向(矢印A方向)へ基台62を水平移動させ、巻付ロー
ラ64の外周面とセラミックス碍管2の外周面とを当接
させ、両外周面を摺動させながらセラミックス碍管2を
矢印C方向に回動させる。ここで、基台62を構成する
各板材72,73および巻付ローラ64は可撓性を有し
ている。また、各板材72,73は加熱されている。そ
して、グリーンシート片GPと巻付ローラ64との間に
生じる静電気は導電性を有する巻付ローラ64から除去
される。そのため、セラミックスペースト3aを介して
セラミックス碍管2に密着されているグリーンシート片
GPの端部が持ち上げられ、グリーンシート片GPがセ
ラミックス碍管2の外周に巻き付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセラミックスヒータ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種センサの加熱、グローシ
ステム、半導体の加熱、石油ファンヒータの点火などの
用途で、セラミックスヒータが広く使用されている。例
えば、内燃機関の排気管中に装着されて排気ガス中の酸
素濃度を検出する酸素センサでは、特に低温時に酸素セ
ンサを良好に機能させるためにセンサの素子部を加熱す
る必要があり、その加熱用にセラミックスヒータが使用
されている。
【0003】本出願人においても、この種のセラミック
スヒータとして、円筒形のセラミックス碍管(基材)の
表面に、第1のセラミックス層,第2のセラミックス
層,発熱パターン,第3のセラミックス層をこの順番で
積層巻回した構造のものを種々提案している(特開平1
−225087号、特開平4−329291号など)。
【0004】このような構造のセラミックスヒータは以
下の工程を経て製造される。 工程A:第2および第3のセラミックス層を形成するた
めの原料粉末(アルミナ粉末など)を混合してスラリー
状とし、それを薄板状に成形して第1および第2の2枚
の矩形状のグリーンシートを作成する。
【0005】工程B:第2のグリーンシートの表面に、
高融点金属ペースト(タングステンペーストなど)から
成る複数組の発熱パターンをペースト印刷法を用いて形
成する。このとき、発熱パターンの各組が第2のグリー
ンシートの長手方向に配置されるようにする。
【0006】工程C:第2のグリーンシートにおける発
熱パターンが形成された面の上に第1のグリーンシート
を重ね合わせ、第1および第2のグリーンシートを圧着
する。 工程D:発熱パターンが1組ずつ独立するように、積層
した第1および第2のグリーンシートを長手方向に対し
て垂直に切断分離して、短冊状のグリーンシート片を作
成する。
【0007】工程E:第1のセラミックス層を形成する
ための原料粉末(アルミナ粉末など)を混合してスラリ
ー状としたセラミックスペーストを作成する。そして、
当該セラミックスペーストを各グリーンシート片の表面
に塗布する。 工程F:各グリーンシート片のセラミックスペーストが
塗布された面の上に、予め作成しておいたセラミックス
碍管を載置する。このとき、各グリーンシート片の長手
方向に対して平行な所定位置にセラミックス碍管が配置
されるように、各グリーンシート片に対してセラミック
ス碍管を1本ずつ載置する。
【0008】工程G:グリーンシート片をセラミックス
碍管の外周に巻き付け、セラミックスペーストの塗布面
をセラミックス碍管に密着させる。 工程H:セラミックス碍管,セラミックスペースト,第
1のグリーンシート,発熱パターン,第2のグリーンシ
ートを一体焼成して相互に密着固定させる。その結果、
セラミックスペーストが第1のセラミックス層になると
共に、第1および第2のグリーンシートがそれぞれ第2
および第3のセラミックス層になり、丸棒状のセラミッ
クスヒータが完成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記工程G
にてグリーンシート片をセラミックス碍管に巻き付ける
際には、温められたシリコンゴムのシートの上にセラミ
ックス碍管が載置されたグリーンシート片を置き、作業
者の手作業により、セラミックス碍管を手のひらで転が
してグリーンシート片を巻き込むようにしていた。
【0010】そのため、作業者のミスから、セラミック
ス碍管とグリーンシート片との間に隙間が生じたり、巻
き付けられたグリーンシート片にねじれが生じたりし
て、セラミックス碍管とグリーンシート片とが確実に密
着しないおそれがあった。そこで、セラミックス碍管と
グリーンシート片とを確実に密着させるように細心の注
意を払いながら巻付作業を進めるとなると、巻付作業に
相当の時間を要することになり、製造TAT(Turn Ar
ound Time)が長くなるという問題があった。
【0011】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、セラミックスペースト
が塗布されたグリーンシート片をセラミックス基材に巻
き付けるに際して、グリーンシート片とセラミック基材
とを確実に密着させると共に、巻付作業を速やかに行う
ことが可能なセラミックスヒータの製造方法を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、以下の第1〜第
3の工程を備える。第1の工程では、セラミックス原料
粉末に溶剤および結合剤を添加した後にシート状に成形
したグリーンシート片に、通電されることにより発熱す
る発熱パターンを形成し、そのグリーンシート片の表面
に、セラミックス原料粉末に溶剤および結合剤を添加し
たセラミックスペーストを塗布し、そのセラミックスペ
ーストが塗布された面の上にセラミックス基材を載置す
る。次に、第2の工程では、グリーンシート片をセラミ
ックス基材の外周に巻き付け、セラミックスペーストの
塗布面をセラミックス基材に密着させる。続いて、第3
の工程では、グリーンシート片と発熱パターンとセラミ
ックスペーストとセラミックス基材とを一体焼成する。
そして、第2の工程では、セラミックス基材が載置され
たグリーンシート片をセラミックス基材側を上にして基
台上に載置し、その基台を回動する巻付ローラの方向へ
移動させ、巻付ローラの外周面とセラミックス基材の外
周面とを当接させ、基台の移動および巻付ローラの回動
に伴って、巻付ローラの外周面とセラミックス基材の外
周面とを摺動させながらセラミックス基材を回動させる
ことにより、グリーンシート片をセラミックス基材の外
周に巻き付ける。
【0013】従って、本発明においては、基台の移動に
伴い、巻付ローラの外周面がセラミックス基材の外周面
と当接する。そして、基台の移動および巻付ローラの回
動に伴い、巻付ローラからセラミックス基材に対して、
セラミックス基材を巻付ローラの回動方向と相対方向に
回動させる力が加えられる。すると、巻付ローラの外周
面とセラミックス基材の外周面とが摺動しながらセラミ
ックス基材が回動し、そのセラミックス基材の回動に伴
い、セラミックスペーストを介してセラミックス基材に
密着されているグリーンシート片の端部が持ち上げられ
る。その後、基台の移動および巻付ローラの回動に伴
い、セラミックス基材がグリーンシート片に巻き込まれ
るようにして1回転すると、グリーンシート片がセラミ
ックス基材の外周に巻き付けられる。そして、グリーン
シート片がセラミックス基材の外周に巻き付けられた状
態で、基台と巻付ローラとの間にて再度1回転すると、
セラミックスペーストの塗布面全面がセラミックス基材
の外周面に確実に密着される。
【0014】このように、本発明によれば、手作業によ
らずに巻付作業を行うため、巻付作業の均一化を図った
上で巻付作業に要する時間を短くして製造TATを短縮
することができる。ところで、請求項2に記載の発明の
ように、請求項1に記載のセラミックスヒータの製造方
法において、前記基台の少なくとも表面および前記巻付
ローラの少なくとも外周面がそれぞれ可撓性を有し、前
記グリーンシート片を前記セラミックス基材の外周に巻
き付ける際に、前記セラミックス基材の形状に対応して
前記基台の表面および前記巻付ローラの外周面が変形す
るようにしてもよい。
【0015】従って、本発明によれば、基台の移動およ
び巻付ローラの回動に伴って、基台の表面および巻付ロ
ーラの外周面がセラミックス基材の形状に対応して変形
するため、グリーンシート片に過大な力を与えて不要な
変形を引き起こすことなく、セラミックス基材をスムー
ズに回動させることが可能になる。
【0016】また、請求項3に記載の発明のように、請
求項1または請求項2に記載のセラミックスヒータの製
造方法において、前記基台の表面または前記巻付ローラ
の外周面の少なくともいずれか一方を加熱するようにし
てもよい。従って、本発明によれば、基台の表面または
巻付ローラの外周面を介してグリーンシート片を加熱す
るため、グリーンシート片の可撓性を高めることが可能
になり、巻付作業を確実に行うことができる。
【0017】また、請求項4に記載の発明のように、請
求項1〜3のいずれか1項に記載のセラミックスヒータ
の製造方法において、前記巻付ローラと前記グリーンシ
ート片とが擦れ合うことによって生じる静電気を除去す
る静電気除去手段を備えるようにしてもよい。
【0018】従って、本発明によれば、前記静電気によ
りグリーンシート片が巻付ローラに付着するのを防止す
ることが可能になる。ところで、請求項5に記載の発明
のように、請求項4に記載のセラミックスヒータの製造
方法において、前記静電気除去手段は、導電性を有する
材質によって形成されると共にアースされた前記巻付ロ
ーラ、または、前記巻付ローラの外周面に供給された帯
電防止剤の少なくともいずれか一方としてもよい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面と共に説明する。図5は、本実施形態により
作成されたセラミックスヒータ1を示す一部断面斜視図
である。
【0020】セラミックスヒータ1は、円筒形のセラミ
ックス碍管(基材)2の表面に、第1のセラミックス層
3、第2のセラミックス層4、発熱パターン5、第3の
セラミックス層6がこの順番で積層巻回されて構成され
ている。図6は、セラミックスヒータ1の各部材3〜6
がセラミックス碍管2に対して積層巻回される前の状態
を示す分解斜視図である。
【0021】発熱パターン5は、発熱部11、コンタク
ト部12,13、リード部14,15から構成されてい
る。発熱部11は、セラミックスヒータ1の先端側に配
置され、セラミックスヒータ1の長手方向に対して垂直
方向に複数回蛇行するように形成されている。尚、発熱
部11の形状および寸法は、セラミックスヒータ1の使
用目的に応じ、加熱対象に合わせて設定されている。ま
た、各コンタクト部12,13はセラミックスヒータ1
の後端側に配置されている。そして、各コンタクト部1
2,13は各リード部14,15を介して発熱部11の
両端部とそれぞれ接続されている。
【0022】セラミックス層6におけるセラミックスヒ
ータ1の表面側には、各コンタクト部12,13とそれ
ぞれ対応する位置に各端子部21,22が設けられてい
る。そして、各端子部21,22は、セラミックス層6
に形成された各スルーホール23,24を介して、各コ
ンタクト部12,13とそれぞれ接続されている。その
ため、各端子部21,22間に電圧を印加すると、各端
子部21,22から各スルーホール23,24および各
コンタクト部12,13を介して発熱パターン5に通電
がなされ、発熱パターン5が発熱する。
【0023】次に、セラミックスヒータ1の製造工程に
ついて、図1〜図10に基づいて説明する。 [工程1(図7参照)]まず、各部材2〜4,6を形成
するためのセラミックス原料粉末を作成する。
【0024】すなわち、平均粒径1.5μm,純度99.
9%の酸化アルミニウム(Al23)粉末を主材料と
し、平均粒径2μm,純度98%の二酸化ケイ素(Si
2)粉末と、平均粒径2μm,純度90%の酸化マグネ
シウム(MgO)粉末と、平均粒径2μm,純度93%
の酸化カルシウム(CaO)粉末とを焼結促進剤とし
て、これらを97.2:2.5:0.1:0.1の割合で配
合し、ボールミルで20〜60時間湿式混合した後で脱
水乾燥することにより、セラミックス原料粉末を作成す
る。
【0025】尚、セラミックス原料粉末の主材料として
はAl23が好適であるが、特に熱伝導特性に優れた高
温高強度材料とするために、Al23の平均結晶粒径は
10μm以下が適当であり(望ましくは2μm以下)、相
対理論密度94%以上、純度90%以上が適当である。
【0026】また、セラミックス原料粉末の主材料とし
ては、高温高強度セラミックスであればどのようなもの
(例えば、ムライトやスピネル等のアルミナ類似のセラ
ミックスなど)を用いてもよい。そして、焼成促進剤と
しては、SiO2,MgO,CaO以外に酸化ホウ素
(B23)を配合してもよく、焼成過程において酸化
物、ひいては所定の網目構造となりえるもの、例えば、
炭酸塩などの各種塩や水酸化物として配合してもよい。
【0027】次に、セラミックス原料粉末からグリーン
シートを作成する。すなわち、セラミックス原料粉末
に、溶剤および結合剤としてポリビニルブチラール8
%,DBP4%,メチルエチルケトン,トルエン70%
を添加し、ボールミルで混合してスラリー状とする。そ
して、減圧脱泡後、加圧成形法(例えば、静水圧成形
法,ドクターブレード法など)または押出成形法によ
り、セラミックス層4と成る厚さ0.05〜0.1mmの矩
形シート状の第1のグリーンシート4aを作成すると共
に、セラミックス層6と成る厚さ0.2〜0.4mmの矩形
シート状の第2のグリーンシート6aを作成する。
【0028】[工程2(図6,図7参照)]まず、グリ
ーンシート6aの表面に、厚さ10〜30μmの高融点
金属ペーストから成る複数組の発熱パターン5をペース
ト印刷法を用いて形成する。このとき、各発熱パターン
5がグリーンシート6aの長手方向に配置されるように
する。
【0029】次に、グリーンシート6aの裏面におい
て、表面側に形成された発熱パターン5の各コンタクト
部12,13とそれぞれ対向する位置に、厚さ10〜3
0μmの高融点金属ペーストから成る各端子部21,2
2をペースト印刷法を用いて形成する。
【0030】続いて、各コンタクト部12,13と各端
子部21,22とをそれぞれ連通する透孔をグリーンシ
ート6aに開口し、当該透孔内に高融点金属ペーストを
充填して各スルーホール23,24を形成する。尚、高
融点金属ペーストとしては、主にタングステン(W)や
モリブデン(Mo)を用い、これに、白金(Pt)やロ
ジウム(Rh)などの高融点金属成分を混合して用いる
とよい。また、抵抗特性の向上のために、PtやRhを
単独で用いてもよい。ちなみに、悪影響を与えない限り
において、セラミックス層3,4,6と同材料の酸化物
等が発熱パターン5の材料中に若干混在していてもよ
い。
【0031】また、発熱パターン5および各端子部2
1,22と成る導電性膜は、ペースト印刷法以外の適宜
な方法(化学メッキ法,CVD(Chemical Vapor Depos
ition)法,PVD(Physical Vapor Deposition)法な
ど)を用いて形成してもよい。
【0032】[工程3(図7参照)]グリーンシート6
aにおける発熱パターン5が形成された面の上にグリー
ンシート4aを重ね合わせ、各グリーンシート4a,6
aを圧着する。 [工程4(図8参照)]各発熱パターン5が独立するよ
うに、積層した各グリーンシート4a,6aを長手方向
に対して垂直に切断して、短冊状の各グリーンシート片
GPを作成する。このとき、各グリーンシート片GPを
分離せずに各グリーンシート片GPがほぼ密着した状態
にして、切断前の各グリーンシート4a,6aの全体の
形状(セラミックスヒータ1の長手方向に対して垂直方
向に長く伸びた形状)が保持されるようにする。
【0033】[工程5(図9参照)]まず、工程1にて
作成したセラミックス原料粉末からセラミックスペース
ト3aを作成する。すなわち、セラミックス原料粉末
に、溶剤および結合剤としてポリビニルブチラール25
%,DBP8%,ブチルカルビドール30%を添加し、
ボールミルで混合してスラリー状にすることにより、セ
ラミックスペースト3aを作成する。
【0034】次に、セラミックスペースト3aを各グリ
ーンシート片GPの表面に塗布する。尚、工程4におい
て切断した各グリーンシート片GPを分離しなかったの
は、スクリーンマスクを使用することにより、各グリー
ンシート片GPの表面に対してセラミックスペースト3
aを均一に且つ一度に塗布するためである。
【0035】[工程6(図10参照)]まず、工程1に
て作成したセラミックス原料粉末からセラミックス碍管
2を作成する。すなわち、セラミックス原料粉末に、溶
剤および結合剤としてメチルセルロース1%,マイクロ
クリスタリンワックス15%,水10%を添加して混練
する。そして、押出成形法で円筒状に成形し、所定寸法
に切断後、1200℃で仮焼することにより、セラミッ
クス碍管2を作成する。
【0036】次に、各グリーンシート片GPのセラミッ
クスペースト3aが塗布された面の上に、セラミックス
碍管2を載置する。このとき、各グリーンシート片GP
の長手方向に対して平行な端部にセラミックス碍管2が
配置されるように、各グリーンシート片GPに対してセ
ラミックス碍管2を1本ずつ載置する。
【0037】[工程7(図6,図10参照)]各グリー
ンシート片GPをセラミックス碍管2が載置された状態
で分離する。 [工程8(図1〜図4参照)]分離した各グリーンシー
ト片GPを仮巻付装置61へ供給する。
【0038】図1は、仮巻付装置61の構造を説明する
ための概略構成図である。仮巻付装置61は、基台6
2,押圧装置63,巻付ローラ64から構成されてい
る。基台62は、台座板71上に2層の板材72,73
がこの順番で積層されて構成されている。表面が平坦な
台座板71は変形不能な材質(例えば、アルミニウム合
金など)によって形成されている。矩形平板状の各板材
72,73は可撓性を有する材質(例えば、ゴム材な
ど)によって形成され、各板材72,73の幅はグリー
ンシート片GPの長さ以上に設定されている。尚、後述
するように、各板材72,73の板厚および硬度はそれ
ぞれ最適値に設定され、各板材72,73は最適温度に
加熱されている。ちなみに、各板材72,73の加熱
は、各板材72,73の内部に設けられたヒータ(図示
略)を用いてもよく、各板材72,73とは別個に設け
られた加熱装置(図示略)を用いてもよい。そして、基
台62はローラコンベアやベルトコンベアなどの搬送装
置(図示略)により水平方向に移動されるようになって
いる。
【0039】押圧装置63は、押圧板74,伸縮ロッド
75,空圧シリンダ76から構成されている。押圧板7
4は変形不能な材質(例えば、アルミニウム合金など)
によって形成され、その寸法形状は板材73上面の寸法
形状と同じに設定されている。そして、押圧板74の平
坦な下面は板材73と平行に配置されている。伸縮ロッ
ド75の一端は押圧板74の上面に固定され、伸縮ロッ
ド75の他端は空圧シリンダ76に嵌挿されて伸縮され
るようになっている。
【0040】円柱形の巻付ローラ64は可撓性および導
電性を有する材質(例えば、カーボンなどの導体が分散
されたニトリルゴム材など)によって形成され、巻付ロ
ーラ64の幅は各板材72,73の幅以上に設定されて
いる。また、巻付ローラ64のローラ軸64aは、板材
73の表面に対して平行に配置され、回転可能に枢支さ
れている。そして、巻付ローラ64は、回動装置(図示
略)により、ローラ軸64aを中心として回動されるよ
うになっている。加えて、金属製のローラ軸64aは回
動装置を介してアースされている。尚、後述するよう
に、巻付ローラ64の直径および硬度は最適値に設定さ
れている。
【0041】このように構成された仮巻付装置61を用
いてグリーンシート片GPをセラミックス碍管2の外周
に巻き付ける動作について、図1〜図4を参照しながら
説明する。まず、セラミックス碍管2が載置された各グ
リーンシート片GPを、真空吸着装置(図示略)などを
用いて仮巻付装置61の基台62の直上まで移動した後
に板材73上に落下させ、セラミックス碍管2側を上に
して板材73(基台62)上に載置する。このとき、板
材73上において各グリーンシート片GPがほぼ一定間
隔をあけるように配置する。
【0042】次に、搬送装置を用いて基台62を押圧装
置63の直下まで移動する。そして、伸縮ロッド75を
伸ばして押圧板74を降下させ、その押圧板74の平坦
な下面により、板材73上に配置された各グリーンシー
ト片GPに載置された各セラミックス碍管2の上から荷
重をかける。その結果、各セラミックス碍管2はそれぞ
れ各グリーンシート片GPに押し当てられて接触面積が
増大し、各セラミックス碍管2はセラミックスペースト
3aを介して各グリーンシート片GPに密着される。
【0043】続いて、図2に示すように、搬送装置を用
いて基台62を巻付ローラ64の方向(矢印A方向)へ
移動する。ここで、巻付ローラ64は、その外周面と板
材73の表面との間に所定間隔の間隙が形成される位置
に枢支され、基台62の進行方向(矢印A方向)と同一
方向(矢印B方向)に回動している。そのため、基台6
2の移動に伴い、巻付ローラ64の外周面がセラミック
ス碍管2の外周面と当接する。そして、基台62の移動
および巻付ローラ64の回動に伴い、巻付ローラ64か
らセラミックス碍管2に対して、巻付ローラ64の回動
方向(矢印B方向)と相対方向(矢印C方向)に回動さ
せる力が加えられる。
【0044】その結果、図3に示すように、巻付ローラ
64の外周面とセラミックス碍管2の外周面とが摺動し
ながら、セラミックス碍管2が矢印C方向に回動する。
ここで、板材73上に配置された各グリーンシート片G
Pにおいて、セラミックス碍管2は基台62の進行方向
(矢印A方向)とは反対側の端部に配置されている。そ
のため、セラミックス碍管2の回動に伴い、セラミック
スペースト3aを介してセラミックス碍管2に密着され
ているグリーンシート片GPの端部が持ち上げられる。
【0045】その後、図4に示すように、基台62の移
動および巻付ローラ64の回動に伴い、セラミックス碍
管2がグリーンシート片GPに巻き込まれるようにして
1回転すると、グリーンシート片GPがセラミックス碍
管2の外周に巻き付けられる。そして、グリーンシート
片GPがセラミックス碍管2の外周に巻き付けられた状
態で、基台62と巻付ローラ64との間にて再度1回転
すると、セラミックスペースト3aの塗布面全面がセラ
ミックス碍管2の外周面に確実に密着される。
【0046】そして、基台62の移動に伴い、板材73
上に配置された各グリーンシート片GPが各セラミック
ス碍管2に順次巻き付けられる。ここで、グリーンシー
ト片GPの厚みとセラミックス碍管2の直径とに合わせ
て、各板材72,73の板厚および硬度と、巻付ローラ
64の直径および硬度と、巻付ローラ64の外周面と板
材73の表面との間隔とを、それぞれ実験によって求め
られた最適値に設定しておく。これにより、図3および
図4に示すように、基台62の移動および巻付ローラ6
4の回動に伴って、各板材72,73の表面および巻付
ローラ64の外周面がセラミックス碍管2の形状に対応
して変形し、グリーンシート片GPに過大な力を与えて
不要な変形を引き起こすことなく、セラミックス碍管2
をスムーズに回動させることが可能になる。
【0047】また、各板材72,73を実験によって求
められた最適温度に加熱しておくことにより、各板材7
2,73を介してグリーンシート片GPを加熱し、グリ
ーンシート片GPの可撓性を高めることが可能になる。
そして、巻付ローラ64を導電性を有する材質によって
形成すると共に金属製のローラ軸64aを介してアース
しておくことにより、巻付ローラ64とグリーンシート
片GPとが擦れ合うことによって生じる静電気を除去
し、当該静電気によりグリーンシート片GPが巻付ロー
ラ64に付着するのを防止することが可能になる。
【0048】従って、グリーンシート片GPをセラミッ
クス碍管2の外周に巻き付け、セラミックスペースト3
aの塗布面全面をセラミックス碍管2の外周面に確実に
密着させることができる。尚、仮巻付装置61による巻
付作業後においても、セラミックスペースト3aを介し
たグリーンシート片GPとセラミックス碍管2との密着
性が不十分な場合は、セラミックス碍管2に巻き付けら
れたグリーンシート片GPを可撓性を有する2枚の平坦
な板材(例えば、ゴム板など)の間に挟んだ状態で一方
の板材を動かすことにより、セラミックス碍管2に巻き
付けられたグリーンシート片GPを各板材間で転がし
て、増し締めを行うようにすればよい。または、可撓性
の材質(例えば、ゴムなど)によって形成された円筒状
のパイプ内にセラミックス碍管2に巻き付けられたグリ
ーンシート片GPを挿入し、当該パイプの周囲に均一な
圧力をかけて当該パイプの内径を縮めることにより、当
該パイプの内周面を介してグリーンシート片GPの外周
に均一な圧力をかけて、増し締めを行うようにしてもよ
い。
【0049】[工程9(図5参照)]セラミックスペー
スト3aを接合材としてグリーンシート片GPが巻き付
けられたセラミックス碍管2を250℃で樹脂抜きした
後、水素雰囲気中にて1500〜1600℃で一体焼成
して相互に密着固定させる。その結果、セラミックスペ
ースト3aがセラミックス層3になると共に、各グリー
ンシート4a,6aがそれぞれ各セラミックス層4,6
になり、丸棒状のセラミックスヒータ1が完成する。
【0050】その後、各端子部21,22の表面に防錆
性を高めるためのメッキ処理(例えば、ニッケルメッキ
など)を施してメッキ層(図示略)を形成し、そのメッ
キ層に電源から引き出されたリード線(図示略)をロウ
付けにて接続する。尚、セラミックス碍管2と発熱パタ
ーン5との間にセラミックス層4を挟んであるのは、高
融点金属ペーストから成る発熱パターン5とセラミック
ス碍管2とをセラミックスペースト3aを用いて直接接
合させると、発熱パターン5とセラミックス碍管2との
密着性が不十分になって焼成時に気孔が発生し、その気
孔により発熱パターン5が酸化しやすくなって断線を起
こすおそれがあることから、これを防止するためであ
る。
【0051】また、各部材2〜6の相互密着性を高める
ために同時焼成することが好ましく、その焼成方法とし
ては、型加圧(HP,HIP)焼結,雰囲気加圧焼結,
常圧焼結,反応焼結などを用いればよく、その焼結温度
は1450〜1600℃の範囲から選択するのが適当で
ある。
【0052】また、焼成時の雰囲気は、水素などの還元
雰囲気以外にも、不活性ガス雰囲気(例えば、アルゴン
(Ar),窒素(N2)など),酸化性雰囲気(例え
ば、大気中)としてもよい。このように作成されたセラ
ミックスヒータ1は、特に高温下で長時間使用される内
燃機関の空燃比制御用の酸素センサを加熱するためのヒ
ーターとして好適である。この場合、セラミックスヒー
タ1は、試験管型固体電解質酸素センサ素子の内部に挿
入してもよく、酸素センサ素子に付設してもよい。
【0053】以上詳述したように、本実施形態によれ
ば、工程8にてグリーンシート片GPをセラミックス碍
管2の外周に巻き付ける際に、水平方向に移動する基台
62と回動する巻付ローラ64とを備えた仮巻付装置6
1を用いるため、グリーンシート片GPとセラミックス
碍管2とを確実に密着させることができる。そして、手
作業によらずに巻付作業を行うため、巻付作業の均一化
を図った上で巻付作業に要する時間を短くして製造TA
Tを短縮することができる。
【0054】また、工程8においては、グリーンシート
片GPをセラミックス碍管2の外周に巻き付ける前に、
押圧装置63を用いることにより、セラミックス碍管2
をセラミックスペースト3aを介してグリーンシート片
GPに密着させる。そのため、グリーンシート片GPを
セラミックス碍管2の外周に巻き付ける際に、グリーン
シート片GPに対するセラミックス碍管2の位置ずれや
捻れが起こるのを確実に防止することができる。そし
て、このセラミックス碍管2をセラミックスペースト3
aを介してグリーンシート片GPに密着させる作業を手
作業によらずに押圧装置63を用いて行うため、密着作
業の均一化を図った上で密着作業に要する時間を短くし
て製造TATを短縮することができる。
【0055】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、以下のように変更してもよく、その場合で
も、上記実施形態と同様の作用および効果を得ることが
できる。 (1)巻付ローラ64の外周面に帯電防止剤を供給する
ようにしてもよい。例えば、帯電防止剤として石鹸水を
用いる場合には、一定個数のグリーンシート片GPを巻
き付けた後に、巻付ローラ64の外周面を石鹸水にて拭
くようにする。このようにすれば、巻付ローラ64とグ
リーンシート片GPとが擦れ合うことによって生じる静
電気をより確実に除去することが可能になる。尚、帯電
防止剤を用いることで静電気を十分に除去可能な場合に
は、巻付ローラ64の材質に導電性を有する材質を用い
る必要はない。
【0056】(2)基台62を構成する各板材72,7
3を加熱するだけでなく、巻付ローラ64を最適温度に
加熱しておいてもよい。このようにすれば、巻付ローラ
64を介してグリーンシート片GPを加熱することが可
能になり、グリーンシート片GPの可撓性をさらに高め
ることができる。尚、巻付ローラ64の加熱は、巻付ロ
ーラ64の内部に設けられたヒータを用いてもよく、巻
付ローラ64とは別個に設けられた加熱装置を用いても
よい。また、巻付ローラ64を加熱する際にはその外周
面のみを加熱し、その内部については加熱しないように
してもよい。ところで、巻付ローラ64を加熱すること
でグリーンシート片GPの可撓性を十分に高められる場
合には、各板材72,73を加熱する必要はない。
【0057】(3)セラミックス碍管2の形状は、円筒
状に限らず、適宜な形状(例えば、四角筒状,多角形筒
状など)にしてもよい。また、セラミックス碍管2を適
宜な形状(例えば、棒状,板状など)のセラミックス基
材に置き換えてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施形態の仮巻付装置の
構造を説明するための概略構成図。
【図2】一実施形態の仮巻付装置の動作を説明するため
の説明図。
【図3】一実施形態の仮巻付装置の動作を説明するため
の説明図。
【図4】一実施形態の仮巻付装置の動作を説明するため
の説明図。
【図5】一実施形態のセラミックスヒータの一部断面斜
視図。
【図6】一実施形態のセラミックスヒータの製造方法を
説明するための分解斜視図。
【図7】一実施形態のセラミックスヒータの製造方法を
説明するための分解斜視図。
【図8】一実施形態のセラミックスヒータの製造方法を
説明するための斜視図。
【図9】一実施形態のセラミックスヒータの製造方法を
説明するための斜視図。
【図10】一実施形態のセラミックスヒータの製造方法
を説明するための斜視図。
【符号の説明】
1…セラミックスヒータ 2…セラミックス碍管(基
材) 3a…セラミックスペースト 4a,6a…グリーン
シート 5…発熱パターン 61…仮巻付装置 62…基台 64…巻付ローラ 71…台座 72,73…板材 64a…ローラ軸 GP…グリーンシート片
フロントページの続き (72)発明者 中島 義道 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内 Fターム(参考) 3K092 PP06 PP16 QA02 QB03 QB25 QB74 RA06 RB23 RD16 RD47 RE05 VV03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックス原料粉末に溶剤および結合
    剤を添加した後にシート状に成形したグリーンシート片
    に、通電されることにより発熱する発熱パターンを形成
    し、そのグリーンシート片の表面に、セラミックス原料
    粉末に溶剤および結合剤を添加したセラミックスペース
    トを塗布し、そのセラミックスペーストが塗布された面
    の上にセラミックス基材を載置する第1の工程と、 グリーンシート片をセラミックス基材の外周に巻き付
    け、セラミックスペーストの塗布面をセラミックス基材
    に密着させる第2の工程と、 グリーンシート片と発熱パターンとセラミックスペース
    トとセラミックス基材とを一体焼成する第3の工程とを
    備えたセラミックスヒータの製造方法であって、 前記第2の工程では、セラミックス基材が載置されたグ
    リーンシート片をセラミックス基材側を上にして基台上
    に載置し、その基台を回動する巻付ローラの方向へ移動
    させ、巻付ローラの外周面とセラミックス基材の外周面
    とを当接させ、基台の移動および巻付ローラの回動に伴
    って、巻付ローラの外周面とセラミックス基材の外周面
    とを摺動させながらセラミックス基材を回動させること
    により、グリーンシート片をセラミックス基材の外周に
    巻き付けることを特徴とするセラミックスヒータの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のセラミックスヒータの
    製造方法において、 前記基台の少なくとも表面および前記巻付ローラの少な
    くとも外周面がそれぞれ可撓性を有し、前記グリーンシ
    ート片を前記セラミックス基材の外周に巻き付ける際
    に、前記セラミックス基材の形状に対応して前記基台の
    表面および前記巻付ローラの外周面が変形することを特
    徴とするセラミックスヒータの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のセラミ
    ックスヒータの製造方法において、 前記基台の表面または前記巻付ローラの外周面の少なく
    ともいずれか一方が加熱されていることを特徴とするセ
    ラミックスヒータの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のセ
    ラミックスヒータの製造方法において、 前記巻付ローラと前記グリーンシート片とが擦れ合うこ
    とによって生じる静電気を除去する静電気除去手段を備
    えたことを特徴とするセラミックスヒータの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のセラミックスヒータの
    製造方法において、 前記静電気除去手段は、導電性を有する材質によって形
    成されると共にアースされた前記巻付ローラ、または、
    前記巻付ローラの外周面に供給された帯電防止剤の少な
    くともいずれか一方であることを特徴とするセラミック
    スヒータの製造方法。
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