JP2000113367A - 事故関連情報通知機能付き車両 - Google Patents

事故関連情報通知機能付き車両

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JP2000113367A
JP2000113367A JP10277842A JP27784298A JP2000113367A JP 2000113367 A JP2000113367 A JP 2000113367A JP 10277842 A JP10277842 A JP 10277842A JP 27784298 A JP27784298 A JP 27784298A JP 2000113367 A JP2000113367 A JP 2000113367A
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Yoshikazu Ishikawa
美和 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故規模や火災発生の危険性等を事故関連情
報として交通管制センタ等に直ちに通知することがで
き、これにより事故後の的確な対処を容易なものとする
ことができる。 【解決手段】 交通事故の発生を検知する事故検知手段
2と、自己の運転速度を測定する速度計4と、事故検知
手段が交通事故の発生を検知した場合に、速度計から取
得した事故発生の直前の運転速度に基づいて事故規模を
判定する事故規模判定手段15と、事故規模判定手段に
より判定された交通事故の規模を事故関連情報として外
部に通知する通知手段7とを備えた事故関連情報通知機
能付き車両。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は事故関連情報通知
機能付き車両、特に自動車等の車両において事故が発生
した時にその事故程度を通知するのに適した事故関連情
報通知機能付き車両に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両事故が発生した場合、事
故関係者の救助や事故車両排除による交通渋滞解消等の
ために、その事故の規模や発生場所等の状況を迅速に把
握する必要がある。
【0003】一方、渋滞等の各種交通状況を把握するた
めに、大都市圏等では交通管制センタが設けられてお
り、同センタにて上記のような交通事故情報を取得した
場合には警察や消防署あるいは救急センタ等に連絡する
ようになっている。
【0004】従来、道路上で発生した車両事故を検出し
状況を把握するには、事故現場からの直接の電話連絡に
よる他は、CCTVによる上下の交通流の監視により行
っている。このCCTVは、高速道路入口や出口等の各
所に監視カメラを設置し、そのカメラ映像を交通管制セ
ンタにて監視するためのシステムである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、事故現
場からの直接電話連絡による報告では事故発生現場周辺
に電話がなかったり、自動車乗員が怪我等をして連絡自
体ができない状況にある場合がある。このような場合に
は事故検出を行うことができない。
【0006】また、CCTVによる上下の交通流監視で
は、監視カメラの設置位置が限られるため、交通流の状
況変化が事故によるものなのかを特定することはできな
い。また交通流により事故と推定できる場合でもその事
故発生現場の正確な位置算出は困難である。
【0007】さらに、事故発生と推定できた場合やカメ
ラ映像に事故現場が写っている場合でも、その事故の規
模や状況を正確に把握するのは困難である。したがっ
て、このような場合でも、交通管制センタにおいて、発
生事故に対する適切な措置を取ることがむつかしい。
【0008】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、事故規模や火災発生の危険性等を事故関連
情報として交通管制センタ等に直ちに通知することがで
き、これにより事故後の的確な対処を容易なものとする
ことができる事故関連情報通知機能付き車両を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、交通事故の発生を検知
する事故検知手段と、自己の運転速度を測定する速度計
と、事故検知手段が交通事故の発生を検知した場合に、
速度計から取得した事故発生の直前の運転速度に基づい
て事故規模を判定する事故規模判定手段と、事故規模判
定手段により判定された交通事故の規模を事故関連情報
として外部に通知する通知手段とを備えた事故関連情報
通知機能付き車両である。
【0010】本発明はこのような手段を設けたので、事
故規模を事故関連情報として交通管制センタ等に直ちに
通知することができ、事故後の的確な対処を容易なもの
とすることができる。
【0011】次に、請求項2に対応する発明は、交通事
故の発生を検知する事故検知手段と、燃料計と、事故検
知手段が交通事故の発生を検知した場合に、燃料計から
取得した事故発生後の燃料減少情報に基づいて火災発生
の可能性を予測する火災発生予測手段と、火災発生予測
手段により判定された火災発生の可能性を事故関連情報
として外部に通知する通知手段とを備えた事故関連情報
通知機能付き車両である。
【0012】本発明はこのような手段を設けたので、火
災発生の危険性を事故関連情報として交通管制センタ等
に直ちに通知することができ、事故後の的確な対処を容
易なものとすることができる。
【0013】次に、請求項3に対応する発明は、請求項
1に対応する発明と請求項2に対応する発明を組み合わ
せたものである。本発明はこのような手段を設けたの
で、請求項1及び2に係る発明が奏する作用効果を得る
ことができる。
【0014】次に、請求項4に対応する発明は、請求項
1〜3に対応する発明において、交通事故発生時の自己
の位置を取得し、これを通知手段が通知すべき事故関連
情報に含める位置情報取得手段を備えた事故関連情報通
知機能付き車両である。
【0015】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1〜3に係る発明と同様な作用効果を奏する他、車
両の正確な位置情報を含めることができ、より一層事故
後の的確処理を容易にすることができる。
【0016】次に、請求項5に対応する発明は、請求項
1〜4に対応する発明において、事故検知手段は、エア
バックと、当該エアバックの圧力変化を測定する圧力測
定手段とからなる事故関連情報通知機能付き車両であ
る。
【0017】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1〜4に係る発明と同様な作用効果を奏する他、エ
アバック動作による確実な事故検出を行うことができ
る。次に、請求項6に対応する発明は、請求項1〜4に
対応する発明において、事故検知手段は、加速度計を備
え、所定以上の速度変化の有無により事故発生を検知す
る事故関連情報通知機能付き車両である。
【0018】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1〜4に係る発明と同様な作用効果を奏する他、エ
アバックが装備されない車であっても加速度計により事
故検出を行うことができる。
【0019】次に、請求項7に対応する発明は、請求項
1〜6に対応する発明において、位置情報取得手段は、
自己の位置を取得するためにGPSシステムを備えた事
故関連情報通知機能付き車両である。
【0020】本発明はこのような手段を設けたので、請
求項1〜6に係る発明と同様な作用効果を奏する他、G
PSシステムにより車両の正確な位置情報を得ることが
できる。
【0021】次に、請求項8に対応する発明は、請求項
1〜7に対応する発明において、事故規模判定手段は、
事故発生直前の運転速度及び自重から運動エネルギを算
出し、当該運動エネルギを所定の判定基準に当てはめて
事故規模を判定する事故関連情報通知機能付き車両であ
る。本発明はこのような手段を設けたので、請求項1〜
7に係る発明と同様な作用効果を奏する他、より正確な
事故規模評価を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る事故関連
情報通知機能付き車両の一例を示す構成図である。
【0023】この車両1は、乗用車やトラックあるいは
特殊車両等の自動車であって、事故検知装置2、情報処
理CPU3、速度計4、燃料計5、GPS装置6及び通
信装置7と、その他図示しない自動車構成部品とによっ
て構成されている。
【0024】事故検知装置2は、エアバック11と圧力
センサ12とから構成される。圧力センサ12は、エア
バック11が動作するとその動作圧力を検知し、事故発
生の旨を情報処理CPU3に通知する。
【0025】情報処理CPU3は、プロセッサ部分、メ
モリ部分及び通信機能を備えたマイクロコンピュータか
ら構成され、事故検知装置2、速度計4、燃料計5、G
PS装置6及び通信装置7と通信できるようになってい
る。具体的なハードウエアとして例えばMPUにメモリ
を内蔵させた1チップマイコンと通信手段との組み合わ
せの他、LON(Local Operating System)におけるニ
ューロンチップやCAN(Controller Area Network )
におけるCANコントローラ等を用いてもよい。
【0026】この情報処理CPU3は、ハードウエア及
びソフトウエアの結合からなる機能実現手段として、事
故関連情報処理部13及びデータ送信処理部14を備え
ている。
【0027】事故関連情報処理部13は、事故規模判定
部15と、火災発生予測部16と、位置情報取得部17
とを備えており、事故検知装置2からの事故検知信号を
受けると、上記各部15、16及び17に事故規模、火
災発生可能性及び自己車両の現在位置の情報を演算ある
いは取得させ、これらの各データの送信をデータ送信処
理部14に依頼する。
【0028】事故規模判定部15は、速度計4から速度
データを常時取得し記録している。これにより少なくと
も現在及びその直前の自動車速度を常に保持する。ま
た、重量計(図示せず)を用いて予め走行時の車両重量
合計(乗員、積載荷物を含む)が記憶されている。な
お、この車両重量合計は、予め複数パターン(乗員、積
載荷物)が測定され記録されていて、そのパターンから
選択するようになっていてもよく、車両1自体重量計が
設けられて当該重量計から算出してもよい。
【0029】事故規模判定部15は、エアバックの作動
を検知すると、その直前の走行速度vと車両重量合計m
から以下の(1)式より、速度エネルギ(運動エネル
ギ)Eを算出し、それを指標として事故規模を求める。
【0030】 速度エネルギE=1/2mv2 …(1) この事故規模を求めるため、速度エネルギEに対する事
故規模(大中小)の対応を示す判定テーブルが事故規模
判定部15には設けられており、事故規模判定部15
は、算出した速度エネルギEを同テーブルに当てはめ事
故規模を判定する。
【0031】図2は事故規模判定テーブルの内容例を示
す図である。同図に示すように、テーブルには速度エネ
ルギEに対する指標E1及びE2が設けられている。同
テーブルによれば、速度エネルギEが指標E1より小さ
ければ事故規模は小、指標E1〜E2の間であれば事故
規模は中、指標E2より大きければ事故規模は大であ
る。
【0032】なお、本実施形態では、普通中型乗用車で
最大人数乗車の場合の重量でかつ平均規制速度で走行し
ている場合を事故規模中とし、そのときの速度エネルギ
を基準にしてエネルギがある程度以上大きいと事故規模
は大であるとしている。
【0033】火災発生予測部16は、燃料計5からその
燃料残量を常に取得し、少なくとも判定時間tの間当該
燃料残量を記録する。事故発生時には、その事故発生時
刻から判定時間tが経過したときの燃料残量の差と予め
設定された燃料漏れ基準値xとを比較し、当該差が基準
値xを越えている場合に火災発生の危険性があると判定
する。なお、特に図示しないが情報処理CPU3には、
判定時間tを知るための時計手段が設けられている。
【0034】図3は燃料残量から火災発生可能性を判定
するための基準を示す図である。同図からわかるよう
に、事故でなく自動車が停止している時には燃料は減少
しない。これに対し、走行時には、時間の経過と共に燃
料が減少する。火災発生予測部16における燃料漏れ基
準値xは、通常走行時よりも燃料の減少が大きいときに
火災発生の危険性が高いと判定するよう設定されてい
る。事故の場合は自動車が停止しているので、走行時以
上の燃料が減っているということは多くの燃料が漏洩し
ていることを意味するからである。
【0035】なお、燃料漏れ基準値xは複数種類設け
て、火災発生危険性を複数の段階で評価するようにして
もよい。さらに、単に判定時刻tにおける基準値xと比
較して判断するのでなく、燃料減少の傾きを求め、図3
に示す判定基準線と比較するようにしてもよい。
【0036】位置情報取得部17は、GPS装置6から
事故発生時点での自動車位置を収集するようになってい
る。GPS装置6は、D−GPS方式(ディファレンシ
ャルGPS)を用いた位置測定装置であり、GPS衛星
21からの発信電波及び位置補正用の通信(図示せず)
により、当該自動車の正確な位置を取得する。
【0037】データ送信処理部14は、事故関連情報処
理部13から受け取った事故発生の旨、事故規模、火災
発生可能性及び自動車位置の各情報を通信装置7に引き
渡し、交通管制センタ31の交通管制システム32に送
信させるようになっている。
【0038】通信装置7は無線通信装置であり、上記各
情報を交通管制システム32に送信する。また、交通管
制システム32は、交通管制機能を有する他、自動車1
からの事故関連情報を受信する無線手段、当該事故関連
情報を解析して渋滞発生を予測しまた事故処理に必要な
時間を算出する手段、事故関連情報を含む各種情報を道
路の表示盤に表示しラジオから流す手段、警察や消防署
に通知する手段等を備えている。
【0039】次に、以上のように構成された本実施形態
における事故関連情報通知機能付き車両の動作について
説明する。まず、自動車事故が発生すると、エアバック
11が作動し、当該エアバック11内に空気流が入り込
むことによって圧力変化が発生する。この圧力変化は圧
力センサ12により検出され、エアバックの作動が検出
される。
【0040】このエアバックの作動により事故発生と認
定され、事故発生通知が事故検知装置2から情報処理C
PU3の事故関連情報処理部13に通知される。事故発
生通知を受けた事故関連情報処理部13では、位置情報
取得部17に現在位置を収集させ、事故規模判定部15
に事故発生直前の速度から事故規模を判定させる。さら
に事故発生時刻からの判定時間tの経過を待って燃料漏
れが生じているかを火災発生予測部16に判定させ、そ
の火災発生危険性を評価させる。
【0041】各情報が集まったところで、事故発生の
旨、事故規模、火災発生可能性及び車両位置の各情報が
通信装置7から交通管制システム32の無線通信装置に
対して無線送信される。
【0042】交通管制センタ31においては、上記事故
関連情報を受け取ると、必要に応じて消防署や警察に連
絡し、また救急車を手配する。これらについては、人間
連絡による方法の他、交通管制システム32により事故
関連情報を評価して自動判断及び連絡するようになって
いてもよい。
【0043】また、交通管制システム32によって上記
事故関連情報が解析されるとともに、事故発生の旨、事
故発生位置、事故規模、火災発生の可能性及び事故渋滞
の可能性等の各種情報が道路上の表示盤に表示される。
また、事故関連情報の解析に基づく事故処理予想時間や
渋滞解消予測時間等も表示されてもよい。
【0044】さらに、交通管制システム32からの上記
各情報は、表示盤のみならずラジオにより流される。上
述したように、本発明の実施の形態に係る事故関連情報
通知機能付き車両は、速度計4により得られた速度及び
車両重量合計に基づいて速度エネルギを算出し事故規模
を評価するようにしたので、事故規模を事故関連情報と
して交通管制センタ等に直ちに通知することができ、こ
れにより事故後の的確な対処を容易なものとすることが
できる。
【0045】また、本実施形態の事故関連情報通知機能
付き車両は、燃料計5により得られた残燃料の変化に基
づき、燃料漏れの可能性を検知して火災発生の可能性を
予測するようにしたので、火災発生の危険性を事故関連
情報として交通管制センタ等に直ちに通知することがで
きる。これにより事故後の対処をより的確なものとする
ことができる。
【0046】さらに、本実施形態の事故関連情報通知機
能付き車両は、GPS装置6により車両位置情報を取得
することができるので、交通管制センタに通知する事故
関連情報に事故発生現場の位置情報を含めることができ
る。
【0047】また、事故検知手段として、エアバック1
1の作動を検出する圧力センサ12を設け、事故検知信
号に応じて事故関連情報を収集送信する各種手段15、
16、17及び7を作動させるようにしたので、上記事
故関連情報の収集送信処理を自動的に行うことができ
る。
【0048】さらに、交通管制システム32では、事故
関連情報の取得により、当該情報の表示盤への表示やラ
ジオによる通報を行うことができ、さらに消防署や警察
への通報も行うことができる。 (変形例)なお、本発明は上記実施形態で説明した場合
に限られるものでなく、種々に変形可能であり、例えば
以下のような変形例が考えられる。 (1)実施形態では事故検知装置2をエアバック11と
圧力センサ12を組み合わせることで実現したが、例え
ばこれらに代えて加速度センサを設け、一定以上の加速
度が生じたときに事故発生と判定検知するようにしても
よい。 (2)実施形態の事故規模判定部15では速度と自重か
ら速度エネルギを算出して事故規模を評価するようにし
たが、速度のみあるいは自重のみでもある程度の事故規
模算出は可能であり、例えば速度のみを事故規模の判定
基準としてもよい。このとき、車種により判定基準を調
整すれば簡易かつ現実的な事故規模評価を行うことがで
きる。 (3)実施形態では自動車位置の収集手段として、GP
S装置6を用いたが、これに代えてVICSのビーコン
を用いるようにしてもよい。 (4)実施形態では交通管制システムに通知する手段と
して無線の通信装置7を設けたが、これに代えてVIC
Sにより交通管制システム32に通知するようにしても
よい。 (5)例えば情報処理CPUをLONによるニューロン
チップで構成させると共に、事故検知装置2、速度計
4、燃料計5、GPS装置6及び通信装置7の各部にニ
ューロンチップを設けて、各部を接続したフィールドエ
リアネットワークを構成するようにしてもよい。また、
同様に上記各部にCANコントローラを設けてCANに
よるマルチドロップネットワークとしてもよい。
【0049】なお、実施形態では、発明を自動車に適用
する場合で説明したが、本発明の適用はこれに限られる
ものではない。例えば自動車以外の電車等の車両にも適
宜適用可能である。
【0050】また、実施形態に記載した手法は、計算機
(コンピュータ)に実行させることができるプログラム
(ソフトウエア手段)として、例えば磁気ディスク(フ
ロッピーディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒
体に格納し、また通信媒体により伝送して頒布すること
もできる。なお、媒体側に格納されるプログラムには、
計算機に実行させるソフトウエア手段(実行プログラム
のみならずテーブルやデータ構造も含む)を計算機内に
構成させる設定プログラムをも含むものである。本装置
を実現する計算機は、記憶媒体に記録されたプログラム
を読み込み、また場合により設定プログラムによりソフ
トウエア手段を構築し、このソフトウエア手段によって
動作が制御されることにより上述した処理を実行する。
【0051】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、事
故規模や火災発生の危険性等を事故関連情報として交通
管制センタ等に直ちに通知することができ、これにより
事故後の的確な対処を容易なものとすることができる事
故関連情報通知機能付き車両を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る事故関連情報通知機
能付き車両の一例を示す構成図。
【図2】事故規模判定テーブルの内容例を示す図。
【図3】燃料残量から火災発生可能性を判定するための
基準を示す図。
【符号の説明】
1…車両 2…事故検知装置 3…情報処理CPU 4…速度計 5…燃料計 6…GPS装置 7…通信装置 11…エアバック 12…圧力センサ 13…事故関連情報処理部 14…データ送信処理部 15…事故規模判定部 16…火災発生予測部 17…位置情報取得部 21…GPS衛星 31…交通管制センタ 32…交通管制システム

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通事故の発生を検知する事故検知手段
    と、 自己の運転速度を測定する速度計と、 前記事故検知手段が交通事故の発生を検知した場合に、
    前記速度計から取得した事故発生の直前の運転速度に基
    づいて事故規模を判定する事故規模判定手段と、 前記事故規模判定手段により判定された前記交通事故の
    規模を事故関連情報として外部に通知する通知手段とを
    備えたことを特徴とする事故関連情報通知機能付き車
    両。
  2. 【請求項2】 交通事故の発生を検知する事故検知手段
    と、 燃料計と、 前記事故検知手段が交通事故の発生を検知した場合に、
    前記燃料計から取得した事故発生後の燃料減少情報に基
    づいて火災発生の可能性を予測する火災発生予測手段
    と、 前記火災発生予測手段により判定された前記火災発生の
    可能性を事故関連情報として外部に通知する通知手段と
    を備えたことを特徴とする事故関連情報通知機能付き車
    両。
  3. 【請求項3】 交通事故の発生を検知する事故検知手段
    と、 自己の運転速度を測定する速度計と、 燃料計と、 前記事故検知手段が交通事故の発生を検知した場合に、
    前記速度計から取得した事故発生の直前の運転速度に基
    づいて事故規模を判定する事故規模判定手段と、 前記事故検知手段が交通事故の発生を検知した場合に、
    前記燃料計から取得した事故発生後の燃料減少情報に基
    づいて火災発生の可能性を予測する火災発生予測手段
    と、 前記交通事故の規模及び前記火災発生の可能性を事故関
    連情報として外部に通知する通知手段とを備えたことを
    特徴とする事故関連情報通知機能付き車両。
  4. 【請求項4】 前記交通事故発生時の自己の位置を取得
    し、これを前記通知手段が通知すべき事故関連情報に含
    める位置情報取得手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至3のうち何れか1項記載の事故関連情報通知機能
    付き車両。
  5. 【請求項5】 前記事故検知手段は、エアバックと、当
    該エアバックの圧力変化を測定する圧力測定手段とから
    なることを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項
    記載の事故関連情報通知機能付き車両。
  6. 【請求項6】 前記事故検知手段は、加速度計を備え、
    所定以上の速度変化の有無により事故発生を検知するこ
    とを特徴とする請求項1乃至4のうち何れか1項記載の
    事故関連情報通知機能付き車両。
  7. 【請求項7】 前記位置情報取得手段は、前記自己の位
    置を取得するためにGPSシステムを備えたことを特徴
    とする請求項1乃至6のうち何れか1項記載の事故関連
    情報通知機能付き車両。
  8. 【請求項8】 前記事故規模判定手段は、事故発生直前
    の運転速度及び自重から運動エネルギを算出し、当該運
    動エネルギを所定の判定基準に当てはめて前記事故規模
    を判定することを特徴とする請求項1乃至7のうち何れ
    か1項記載の事故関連情報通知機能付き車両。
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Cited By (4)

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