JP2000112889A - トランザクション発生装置および方法ならびにトランザクション発生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

トランザクション発生装置および方法ならびにトランザクション発生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000112889A
JP2000112889A JP10281775A JP28177598A JP2000112889A JP 2000112889 A JP2000112889 A JP 2000112889A JP 10281775 A JP10281775 A JP 10281775A JP 28177598 A JP28177598 A JP 28177598A JP 2000112889 A JP2000112889 A JP 2000112889A
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Yukiko Terasawa
ゆき子 寺沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 時間的にランダムであって、かつ規定時間内
に規定回数のトランザクションを発生させること。 【解決手段】 本発明は、トランザクションデータD
C’の発生に必要な、OLTPシステムの業務一覧表、
規定時間、該規定時間内に実行させるトランザクション
発生回数の基礎データDHの入力に用いられる基礎デー
タ入力部11と、基礎データDHに基づいて、規定時間
内におけるトランザクション発生間隔を乱数を用いて規
定回数分求め、この演算結果に基づいて、トランザクシ
ョンの発生タイミングを演算する演算部12とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、OLTP
(On-Line Transaction Processing)システムの性能評
価等に用いられ、所要の発生タイミングで所定回数のト
ランザクションを発生させるトランザクション発生装置
および方法ならびにトランザクション発生プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、OLTPシステムの設計にお
いては、所要量のトランザクションを処理できるか否か
の性能評価試験が行われる。この種の性能評価試験にお
いては、所要量のトランザクションを擬似的に発生さ
せ、発生されたトランザクションに基づいて、シミュレ
ーションを実行する性能評価シュミュレータが用いられ
ている。そして、上記性能評価シュミュレータの評価結
果は、設計者にフィードバックされ、設計者は、OLT
Pシステムのハードウェア構成、環境の変更や、発生す
るトランザクション量の変更を行う。
【0003】図4は、上述した従来のトランザクション
発生装置およびこれに接続される各装置の構成を示すブ
ロック図である。この図において、1は、トランザクシ
ョンデータの発生に必要な基礎データの入力およびトラ
ンザクションデータの発生を行う基礎データ入力部であ
る。ここで、上記基礎データとしては、性能評価パラメ
ータである、OLTPシステム(図示略)の業務一覧
表、シミュレーション時間、該シミュレーション時間内
に実行させるトランザクション発生回数等である。ま
た、基礎データ入力部1は、前述のように入力された基
礎データを用いてトランザクション発生タイミングを演
算しトランザクションデータDC1の出力を行う。なお、
今の場合、基礎データ入力部1は、トランザクションデ
ータDC2を出力しないものとする。
【0004】3は、OLTPシステムの環境(サーバ、
ハブ等の接続状態)に関するデータの入力に用いられる
システム構成データ入力部であり、該データをシステム
構成データDSとして出力する。4は、システム構成デ
ータDSに基づいて、ある条件下(繁忙時等)における
OLTPシステムをモデル化して、このモデル化された
OLTPシステムの環境に関するデータをモデルシステ
ム構成データDS’として出力する。
【0005】5は、性能評価シミュレータであり、トラ
ンザクションデータDC1およびモデルシステム構成デー
タDS’に基づいて、OLTPシステムにおけるトラン
ザクション処理をシミュレートすることにより、OLT
Pシステムの性能評価を行う。
【0006】上記構成において、今、例えば、基礎デー
タの一例として、図5(a)に示す規定時間T0、トラ
ンザクション発生回数=4が基礎データ入力部1より入
力されたとする。このとき、基礎データ入力部1は、図
5(a)に示すように、規定時間T0を「4」(トラン
ザクション発生回数)で除して、トランザクション発生
間隔T1を演算する。次いで、基礎データ入力部1は、
トランザクションデータDC1を図5(a)に示すトラン
ザクション発生間隔T1をおいて、規定時間T0内に時刻
t1〜t4の各時刻で、都合4回、トランザクションH1〜
H4を発生させる。従って、基礎データ入力部1は、時
刻t1〜t4の各時刻でトランザクションH1〜H4に対応
するトランザクションデータDC1を順次、性能評価シミ
ュレータ5へ出力する。
【0007】一方、システム構成データ入力部3からシ
ステム構成データDSがモデル化部4へ出力されると、
システム構成データDSは、モデル化部4によりモデル
システム構成データDS’に変換された後、性能評価シ
ミュレータ5へ出力される。これにより、性能評価シミ
ュレータ5は、トランザクションデータDC1およびモデ
ルシステム構成データDS’に基づいて、OLTPシス
テムの性能評価を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、性能評価シ
ミュレータ5における性能評価結果の信頼性を向上させ
るためには、性能評価シミュレータ5に入力されるトラ
ンザクションが時間的にランダムに発生し、かつ規定時
間内に規定回数のトランザクションが発生することが望
ましい。これは、実際のOLTPシステムに入力される
トランザクションが時間的にランダムに発生するのが一
般的であるからである。しかしながら、従来のトランザ
クション発生装置においては、図5(a)に示すよう
に、トランザクションH1〜H4がトランザクション発生
間隔T1をおいて発生する。従って、従来のトランザク
ション発生装置においては、トランザクションの発生タ
イミングが実際のものとかけ離れているため、性能評価
シミュレータ5の評価結果の信頼性が低いという欠点が
あった。
【0009】そこで、近時においては、図5(b)に示
すように、規定時間T0内にトランザクションH1〜Hn
の発生間隔を正規分布関数に従って発生させ、該トラン
ザクションH1〜Hnに対応する図4に示すトランザクシ
ョンデータDC2を性能評価シミュレータ5へ出力するも
のもある。しかしながら、上記の場合、例えば、トラン
ザクションの発生回数の規定値がm回(>n回)であっ
ても、基礎データ入力部1は、トランザクションの発生
タイミングをトランザクションの発生間隔が正規分布と
なるように演算し、その発生タイミングでトランザクシ
ョンデータを順次出力するため、図5(b)に示すよう
にトランザクションがn回しか発生ぜず、規定値のm回
とならない不具合が生じる。
【0010】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、時間的にランダムであって、かつ規定時間内に規
定回数のトランザクションを発生させることができるト
ランザクション発生装置および方法ならびにトランザク
ション発生プログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、規定時間、該規定時間内に発生させるトランザクシ
ョンの発生回数Nに関する基礎データを入力する入力手
段と、前記規定時間内における第1のトランザクション
発生間隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前
記第1のトランザクション発生間隔を引いた残時間内に
おける第2のトランザクション発生間隔を求める過程を
N回繰り返すことにより前記第1のトランザクション発
生間隔から第Nのトランザクション発生間隔までを求め
る演算手段と、前記演算手段により求められた前記第1
のトランザクション発生間隔から第Nのトランザクショ
ン発生間隔に基づいて、前記トランザクションを発生さ
せる発生手段とを具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のトランザクション発生装置において、前記発生
手段は、前記規定時間内において前記第1のトランザク
ション発生間隔から前記第Nのトランザクション発生間
隔を乱数を用いて時間的にランダムに並べ替えたものに
基づいて、前記トランザクションを発生させることを特
徴とする。
【0013】また、請求項3に記載の発明は、規定時
間、該規定時間内に発生させるトランザクションの発生
回数Nに関する基礎データを入力する入力ステップと、
前記規定時間内における第1のトランザクション発生間
隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前記第1
のトランザクション発生間隔を引いた残時間内における
第2のトランザクション発生間隔を求める過程をN回繰
り返すことにより前記第1のトランザクション発生間隔
から第Nのトランザクション発生間隔までを求める演算
ステップと、前記演算ステップにより求められた前記第
1のトランザクション発生間隔から第Nのトランザクシ
ョン発生間隔に基づいて、前記トランザクションを発生
させる発生ステップとを具備することを特徴とする。
【0014】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のトランザクション発生方法において、前記発生
ステップにおいては、前記規定時間内において前記第1
のトランザクション発生間隔から前記第Nのトランザク
ション発生間隔を乱数を用いて時間的にランダムに並べ
替えたものに基づいて、前記トランザクションを発生さ
せることを特徴とする。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、規定時
間、該規定時間内に発生させるトランザクションの発生
回数Nに関する基礎データを入力する入力ステップと、
前記規定時間内における第1のトランザクション発生間
隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前記第1
のトランザクション発生間隔を引いた残時間内における
第2のトランザクション発生間隔を求める過程をN回繰
り返すことにより前記第1のトランザクション発生間隔
から第Nのトランザクション発生間隔までを求める演算
ステップと、前記演算ステップにより求められた前記第
1のトランザクション発生間隔から第Nのトランザクシ
ョン発生間隔に基づいて、前記トランザクションを発生
させる発生ステップとからなるトランザクション発生プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0016】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載のトランザクション発生プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体において、前記発生
ステップにおいては、前記規定時間内において前記第1
のトランザクション発生間隔から前記第Nのトランザク
ション発生間隔を乱数を用いて時間的にランダムに並べ
替えたものに基づいて、前記トランザクションを発生さ
せることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よるトランザクション発生装置の構成を示すブロック図
である。この図において、図4の各部に対応する部分に
は同一の符号を付けてその説明を省略する。図1におい
ては、図4に示す基礎データ入力部1に代えて、トラン
ザクション発生装置10が新たに設けられており、かつ
図4に示すシステム構成データ入力部3およびモデル化
部4からシステム構成データ入力装置20が構成されて
いる。
【0018】図1に示すトランザクション発生装置10
は、基礎データ入力部11、演算部12およびデータ形
式変換部13から構成されており、システム構成データ
入力装置20とは独立した外部装置である。トランザク
ション発生装置10において、基礎データ入力部11
は、後述するトランザクションデータDC’の発生に必
要な基礎データの入力に用いられる。ここで、上記基礎
データとしては、性能評価パラメータである、OLTP
システム(図示略)の業務一覧表、規定時間(シミュレ
ート時間)、該規定時間内に実行させるトランザクショ
ン発生回数等である。基礎データ入力部11は、入力さ
れた基礎データを基礎データDHとして出力する。
【0019】演算部12は、上記基礎データDHに基づ
いて、各トランザクションの発生間隔を求め、この発生
間隔に基づいてトランザクションの発生タイミングを演
算するものであり、この発生タイミングでトランザクシ
ョンデータDCを出力する。この演算部12における具
体的な演算手順については後述する。データ形式変換部
13は、トランザクションデータDCを性能評価シミュ
レータ5に適したデータ形式に変換するものであり、変
換結果をトランザクションデータDC’として出力す
る。
【0020】上記構成において、今、例えば、基礎デー
タの一例として、図2(a)に示す規定時間Tmax(時
刻0〜時刻tmax)、トランザクション発生回数=Nが
基礎データ入力部1より入力されたとすると、基礎デー
タ入力部1からは、基礎データDH1が演算部12へ出力
される。これにより、演算部12は、次の(1)式に示
すランダム関数rnd(Tx)を用いて、規定時間Tmax
内におけるトランザクション発生間隔を、トランザクシ
ョン発生回数N分だけ求める。
【数1】 ここで、(1)式に示すランダム関数rnd(Tx)と
は、任意の時間Tx(例えば、時刻t0〜時刻tx)にお
いて、乱数を用いて求められる時間Ty(<時間Tx)を
求めるための関数をいう。従って、ランダム関数rnd
(Tx)を複数回、実行すると、それぞれランダムな値
をとる複数の時間Tyが求められる。
【0021】また、上記ランダム関数rnd(Tx)を
N回実行して、n個の時間Tyが求められているものと
すると、n番目の時間をTnとすると、この時間Tnは、
次の(2)式で表される。
【数2】
【0022】すなわち、演算部12は、図2(a)に示
す1番目の演算として、上述した(1)式の時間Txに
基礎データDH1から得られる規定時間Tmaxを代入する
ことにより、次の(3)式に示すランダム関数rndを
実行する。
【数3】 これにより、図2(b)に示すように、規定時間Tmax
において第1のトランザクション発生間隔T1が求めら
れる。
【0023】次に、演算部12は、図2(b)に示す規
定時間Tmaxから第1のトランザクション発生間隔T1を
引いた残りの時間(Tmax−T1)を求める。そして、演
算部12は、2番目の演算として、(1)式の時間Tx
に上記残りの時間(Tmax−T1)を代入することによ
り、(3)式と同様にして次の(4)式に示すランダム
関数rndを実行する。
【数4】 以後、演算部12は、上述した動作を繰り返すことによ
り、残り時間内におけるトランザクション発生間隔を求
める。
【0024】そして、演算部12は、n(<N)番目の
演算として、図2(c)に示す次の(5)式のランダム
関数rndを実行することにより、第nのトランザクシ
ョン発生間隔Tn(時刻tn〜時刻tn+1)を求める。
【数5】
【0025】次に、演算部12は、n+1番目の演算と
して、図2(d)に示す次の(6)式のランダム関数r
ndを実行することにより、第n+1のトランザクショ
ン発生間隔Tn+1を求めた後、上述した演算をさらに繰
り返す。
【数6】
【0026】そして、最後に、演算部12は、第N番目
の演算として、図2(e)に示す次の(7)式のランダ
ム関数rndを実行することにより、第Nのトランザク
ション発生間隔TNを求める。
【数7】 これにより、規定時間Tmaxにおける第1のトランザク
ション発生間隔T1〜第Nのトランザクション発生間隔
TNという都合N個のトランザクション発生間隔が求め
られる。ここで、第1のトランザクション発生間隔T1
〜第Nのトランザクション発生間隔TNの和は、規定時
間Tmax以下とされている。
【0027】次に、演算部12は、第1のトランザクシ
ョン発生間隔T1〜第Nのトランザクション発生間隔TN
に基づいて、N個のトランザクションを発生させる。こ
こで、トランザクションの発生タイミングは、例えば、
第1のトランザクション発生間隔と次の第2のトランザ
クション発生間隔との間の時刻である。また、演算部1
2からは、N個のトランザクションに対応するトランザ
クションデータDCが各発生タイミングでデータ形式変
換部13へ各々出力される。これにより、トランザクシ
ョンデータDCは、データ形式変換部13によりトラン
ザクションデータDC’に変換された後、性能評価シミ
ュレータ5へ出力される。
【0028】一方、システム構成データ入力部3からシ
ステム構成データDSがモデル化部4へ出力されると、
システム構成データDSは、モデル化部4によりモデル
システム構成データDS’に変換された後、性能評価シ
ミュレータ5へ出力される。これにより、性能評価シミ
ュレータ5は、トランザクションデータDC’およびモ
デルシステム構成データDS’に基づいて、OLTPシ
ステムの性能評価を行う。
【0029】以上説明したように、上述した一実施形態
によるトランザクション発生装置によれば、図2(a)
〜図2(e)を参照して説明した手法によりトランザク
ションの発生タイミングを求めているので、時間的にラ
ンダムであって、かつ規定時間内に規定回数のトランザ
クションを発生させることができる。
【0030】ここで、図3を参照して、上述した一実施
形態によるトランザクション発生装置における効果につ
いて説明する。ここで、図3は、規定時間をTmax(図
2(a)参照)として、この規定時間Tmax内に規定回
数N回のトランザクションを発生させる処理を、10回
(縦軸の試行回数)実行させたときの各トランザクショ
ンの発生タイミングを示す図である。この図3からわか
るように、上述した一実施形態によるトランザクション
発生装置においては、規定時間Tmax(規定時間)内に
規定回数のトランザクションをランダムであって、かつ
規定回数分、確実に発生させることができるのである。
【0031】以上、本発明の一実施形態によるトランザ
クション発生装置について詳述してきたが、具体的な構
成はこの一実施形態に限られるものではなく本発明の要
旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含
まれる。例えば、上述した一実施形態によるトランザク
ション発生装置においては、演算部12により求められ
た第1のトランザクション発生間隔T1〜第Nのトラン
ザクション発生間隔TNに基づいて、求められた順番通
りに各トランザクションを発生させる例について説明し
たが、これに限定されることなく、次のような更に演算
を行うことにより、さらにランダムにトランザクション
を発生させるようにしてもよい。すなわち、上述した一
実施形態によるトランザクション発生装置においては、
第1のトランザクション発生間隔T1〜第Nのトランザ
クション発生間隔TNを、乱数を用いて時間的な順番を
並べ替えたものに基づいて、各トランザクションを発生
させてもよい。
【0032】また、上述した一実施形態によるトランザ
クション発生装置においては、上述した機能を実現する
ためのトランザクション発生プログラムをコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記
録されたトランザクション発生プログラムをコンピュー
タシステムに読み込ませて、実行するようにしてもよ
い。なお、ここでいうコンピュータシステムとは、OS
(Operating System)や周辺機器等のハードウェアを含
むものとする。また、コンピュータシステムは、WWW
システムを利用している場合であれば、ホームページ提
供環境(または表示環境)も含むものとする。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基礎データ(規定時間、発生回数)を入力するだけで、
時間的にランダムであって、かつ規定時間内に規定回数
のトランザクションを自動的に発生させることができる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるトランザクション
発生装置およびこれに接続される各装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 同一実施形態によるトランザクション発生装
置の動作を説明する図である。
【図3】 同一実施形態によるトランザクション発生装
置におけるトランザクション発生時の各トランザクショ
ンの発生タイミングを示す図である。
【図4】 従来のトランザクション発生装置およびこれ
に接続される各装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来のトランザクション発生装置の動作を説
明する図である。
【符号の説明】
10 トランザクション発生装置 11 基礎データ入力部 12 演算部 DH 基礎データ DC トランザクションデータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規定時間、該規定時間内に発生させるト
    ランザクションの発生回数Nに関する基礎データを入力
    する入力手段と、 前記規定時間内における第1のトランザクション発生間
    隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前記第1
    のトランザクション発生間隔を引いた残時間内における
    第2のトランザクション発生間隔を求める過程をN回繰
    り返すことにより前記第1のトランザクション発生間隔
    から第Nのトランザクション発生間隔までを求める演算
    手段と、 前記演算手段により求められた前記第1のトランザクシ
    ョン発生間隔から第Nのトランザクション発生間隔に基
    づいて、前記トランザクションを発生させる発生手段と
    を具備することを特徴とするトランザクション発生装
    置。
  2. 【請求項2】 前記発生手段は、前記規定時間内におい
    て前記第1のトランザクション発生間隔から前記第Nの
    トランザクション発生間隔を乱数を用いて時間的にラン
    ダムに並べ替えたものに基づいて、前記トランザクショ
    ンを発生させることを特徴とする請求項1に記載のトラ
    ンザクション発生装置。
  3. 【請求項3】 規定時間、該規定時間内に発生させるト
    ランザクションの発生回数Nに関する基礎データを入力
    する入力ステップと、 前記規定時間内における第1のトランザクション発生間
    隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前記第1
    のトランザクション発生間隔を引いた残時間内における
    第2のトランザクション発生間隔を求める過程をN回繰
    り返すことにより前記第1のトランザクション発生間隔
    から第Nのトランザクション発生間隔までを求める演算
    ステップと、 前記演算ステップにより求められた前記第1のトランザ
    クション発生間隔から第Nのトランザクション発生間隔
    に基づいて、前記トランザクションを発生させる発生ス
    テップとを具備することを特徴とするトランザクション
    発生方法。
  4. 【請求項4】 前記発生ステップにおいては、前記規定
    時間内において前記第1のトランザクション発生間隔か
    ら前記第Nのトランザクション発生間隔を乱数を用いて
    時間的にランダムに並べ替えたものに基づいて、前記ト
    ランザクションを発生させることを特徴とする請求項3
    に記載のトランザクション発生方法。
  5. 【請求項5】 規定時間、該規定時間内に発生させるト
    ランザクションの発生回数Nに関する基礎データを入力
    する入力ステップと、 前記規定時間内における第1のトランザクション発生間
    隔を乱数を用いて求めた後、前記規定時間から前記第1
    のトランザクション発生間隔を引いた残時間内における
    第2のトランザクション発生間隔を求める過程をN回繰
    り返すことにより前記第1のトランザクション発生間隔
    から第Nのトランザクション発生間隔までを求める演算
    ステップと、 前記演算ステップにより求められた前記第1のトランザ
    クション発生間隔から第Nのトランザクション発生間隔
    に基づいて、前記トランザクションを発生させる発生ス
    テップとからなるトランザクション発生プログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記発生ステップにおいては、前記規定
    時間内において前記第1のトランザクション発生間隔か
    ら前記第Nのトランザクション発生間隔を乱数を用いて
    時間的にランダムに並べ替えたものに基づいて、前記ト
    ランザクションを発生させることを特徴とする請求項5
    に記載のトランザクション発生プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014241014A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 富士通セミコンダクター株式会社 シミュレーション装置、シミュレーション装置の動作方法およびシミュレーションプログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014241014A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 富士通セミコンダクター株式会社 シミュレーション装置、シミュレーション装置の動作方法およびシミュレーションプログラム

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