JP2000112416A - 連続・間欠回転の切換え可能な陳列・広告装置 - Google Patents

連続・間欠回転の切換え可能な陳列・広告装置

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JP2000112416A
JP2000112416A JP10296066A JP29606698A JP2000112416A JP 2000112416 A JP2000112416 A JP 2000112416A JP 10296066 A JP10296066 A JP 10296066A JP 29606698 A JP29606698 A JP 29606698A JP 2000112416 A JP2000112416 A JP 2000112416A
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JP
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spur gear
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gear
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rotation
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JP10296066A
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Chiyoji Owada
千代志 大和田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続的に回転する陳列・広告装置の単純さを
改善し、表示内容が視認しやすく、しかも一般の注意を
惹くような回転形式をとる陳列・広告装置。 【解決手段】 連続または間欠回転をする陳列・広告装
置13として、回転軸2が回転軸方向を所定区間移動し
た両端において、その回転軸2と一体の主平歯車1が他
の回転軸上に一体に並置した副平歯車4および欠歯歯車
5の一方とそれぞれ歯合し、モ−タ−8から回転速度調
節手段を介して副平歯車4に所望の回転速度を伝達し、
主平歯車1の回転軸2の先端部に陳列・広告物接続用の
回転盤7が連結し得るようにしてある。主平歯車1の回
転軸2を垂直方向にとれば、本体の上下反転により回転
軸2とともに主平歯車1が移動できるので連続または間
欠回転の切換えを容易にする。以上において回転軸2の
移動機構をなくし、主平歯車1が常時欠歯歯車5と歯合
するように構成すれば間欠回転のみが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は連続・間欠回転の切
換え可能な又は間欠回転する陳列・広告装置の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、連続的に回転する陳列・広告装置
は数多くあり、古くから理髪店の入口におかれている電
動で回転する赤青2筋模様のものが典型である。また、
踏切りで風力を利用して注意表示板を回転させるように
したものもみうけられる。その他、角柱状の各面に広告
を表示し連続回転する陳列・広告装置もしばしばみうけ
られるが、これらはそれなりの効果があるものの、単純
な変化なため一般の注意を惹きつけるには欠けるものが
あり、表示内容の視認が困難な場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の連続的
に回転する陳列・広告装置の単純さを改善し、表示内容
が視認しやすく、しかも一般の注意を惹くような回転形
式をとる陳列・広告装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明者
は、回転軸が回転軸方向を所定区間移動した両端におい
て、その回転軸と一体の主平歯車が他の回転軸上に一体
に並置した副平歯車および欠歯歯車の一方とそれぞれ歯
合し、モ−タ−から回転速度調節手段を介して副平歯車
に所望の回転速度を伝達し、主平歯車の回転軸の先端部
に陳列・広告物接続用の回転盤が連結してある連続・間
欠回転の切換え可能な陳列・広告装置を見出すにいたっ
た。
【0005】さらに、この場合、主平歯車と一体の回転
軸が垂直方向にあり、装置本体の上下反転によりその回
転軸が所定区間の両端に移動するようにすれば、陳列・
広告装置として連続と間欠回転の切換えが極めて容易に
なることを見出した。
【0006】また、間欠回転のみを意図して、回転軸と
一体の主平歯車が他の回転軸上の副平歯車と一体に並置
した欠歯歯車と歯合し、モ−タ−から回転速度調節手段
を介して副平歯車に所望の回転速度を伝達し、主平歯車
の回転軸の先端部に陳列・広告物接続用の回転盤が連結
してある間欠回転する陳列・広告装置を見出した。
【0007】なお、以上の間欠回転において、主平歯車
の回転開始の都度、欠歯歯車の回転を円滑に持続するた
め、主平歯車との歯合開始位置付近にある欠歯歯車の歯
の全歯たけを短くするか、あるいは主平歯車との歯合開
始位置にある欠歯歯車の歯末部分の内部にその先端形状
相当の回転輪を軸着して取付け、主平歯車との歯合開始
の都度、欠歯歯車が受ける機械的抵抗を緩和することが
できることも見出した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の連続・間欠回転の切換え
可能な陳列・広告装置は、大別して陳列・広告物を接続
する回転盤、回転盤回転用の回転軸ならびにこれと一体
の主平歯車(主平歯車と回転軸は同時に回転する)、主
平歯車を駆動する一体に並置した副平歯車と欠歯歯車
(副平歯車と欠歯歯車が同時に回転する)、モ−タ−と
これをもとに副平歯車に対し所望の回転速度を伝達する
ための回転速度調節手段からなる。この回転速度調節手
段には等速伝達のほか、一群の歯車類等からなる減速手
段を含み、歯車類等には適宜組合せたピニオン、歯車
類、プ−リ−等がある。
【0009】回転盤には陳列・広告物を接続するが、載
置したり必要に応じてこれらを回転盤に固定して一体に
する。陳列・広告物の大きさや重量に応じて回転盤の大
きさや装置内部の構造や動力の大小が決まる。回転盤は
主平歯車の回転軸の先端部と凹凸の嵌合等で連結し、回
転軸の両端位置を保持する。間欠回転のみの装置の場合
は先端部が一箇所で足りるが、連続・間欠回転の場合は
所定の組合せがあり、回転軸の両先端部が使用される。
【0010】回転盤回転用の主平歯車と一体の回転軸は
適宜形状の軸受けを案内にして、回転軸上に設けたスト
ッパ−等を介し所定区間を移動できるようにしてあり、
その両端位置が回転盤との嵌合等により保持され、両端
位置において主平歯車が他の回転軸上に一体に並置した
副平歯車および欠歯歯車の一方とそれぞれ歯合するよう
にしてある。すなわち、主平歯車が副平歯車と歯合すれ
ば連続回転をし、欠歯歯車と歯合すれば間欠回転(所定
間隔で停止する回転)をする。所定間隔は欠歯歯車にお
ける歯の欠けている部分の多少とその位置により調節す
ることができる。なお、歯合とは歯車同士がかみ合う状
態をいう。
【0011】同軸上に並置した副平歯車と欠歯歯車のう
ち、副平歯車に対しモ−タ−により所望の回転速度を伝
達するため、回転速度調節手段として等速伝達の場合も
あるが、必要に応じてピニオン、歯車類、プ−リ−等の
一群を係合させた減速手段を介在させる。
【0012】回転盤回転用の主平歯車の回転軸が垂直方
向にある場合は、装置本体の上下反転によりその回転軸
が所定区間の両端位置に移動するので、連続と間欠回転
の切換えが極めて容易になる。なお、回転軸が垂直方向
にない場合は、回転軸の一端を押すなどして回転軸を移
動させることができる。
【0013】回転盤の間欠回転のみを意図した場合は、
以上において回転盤回転用の主平歯車の回転軸が移動す
る機構をなくし、常時、主平歯車が並置した副平歯車と
欠歯歯車のうち欠歯歯車とのみ歯合するようにする。な
お、請求項3において記載した符号の一部は便宜上他の
場合を準用したものである。
【0014】なお、回転盤の間欠回転において、主平歯
車の回転開始の都度欠歯歯車の回転を円滑に持続するた
め、図7に示すごとく、主平歯車との歯合開始位置付近
にある欠歯歯車の1個以上の歯の全歯たけを段階的に短
くしておけば、主平歯車との歯合開始時において欠歯歯
車の受ける機械的抵抗が緩和できるので、主平歯車が円
滑に回転を開始する。通常の欠歯歯車の場合、弱い動力
のモ−タ−にあっては歯合する主平歯車の回転が円滑に
おこなわれないことがある。モ−タ−の電源は装置の規
模に応じ電池や商業電力を用いる。
【0015】また、図8、9に示すごとく、同じ目的で
主平歯車との歯合開始位置にある欠歯歯車の歯末部分の
内部にその先端の形状に相当する回転輪を軸着して取付
け、主平歯車との歯合開始時における欠歯歯車の受ける
機械的抵抗を緩和することができる。この場合、回転輪
が軸着される歯末部分の先端を若干短くして、機械的抵
抗を一層緩和することができる。したがって、本発明に
おいて回転輪が軸着される歯末部分には、その先端を若
干短くした場合も含むものとする。なお、軸着とは軸に
よって回転可能に取付けることをいう。
【0016】陳列・広告装置は図10(b)に示すごと
く、回転盤上に陳列・広告物を接続してある主たる陳列
・広告装置に追加して、その回転盤の周縁付近に接触す
るように他の陳列・広告物用の回転小盤を軸着してお
き、二組の連続・間欠回転する陳列・広告装置を得るこ
ともできる。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。陳列・広告装置13として連続または間欠回
転をすることができる小型な場合を示す。外側は円筒の
両端を平板でふさいだ形状で、外径80mm、高さ30
mmで、肉厚は3mmである。モ−タ−8は直径25m
m、高さ10mmの大きさがあり、プッシュスイッチ1
1を介し単3形電池1本(1.5V)で駆動し、モ−タ
−8の回転数は1,360rpmである。配置は図1〜
6に示すごとく適宜固定してある。モ−タ−8の回転軸
にはピニオン8が付してあり、これに大(歯数42)と
小(歯数12)が同時に回転するよう一体に並置した3
組の減速用平歯車6がそれぞれの固定軸を介して順次歯
合している。
【0018】3組の最終の減速用平歯車6が欠歯歯車5
と一体に並置した副平歯車4と常時歯合している。回転
盤7が連続回転する場合は、図1〜図3に示すごとく、
主平歯車1が副平歯車4と歯合する。したがって、副平
歯車4は減速用平歯車6ならびに主平歯車1の両者と同
時に歯合している。この場合、副平歯車4の上段に欠歯
歯車5が所定間隔で位置している。欠歯歯車5は半周を
切欠いたものである。その結果、主平歯車1は10rp
mで連続回転をおこなう。
【0019】この陳列・広告装置13は本体の上下を反
転することにより主平歯車1が欠歯歯車5と歯合するよ
うになり、図4〜図6に示すごとく、欠歯歯車5の上段
に副平歯車4が所定間隔で位置する。その結果、主平歯
車1が5rpmで間欠回転をおこなう。なお、以上にお
ける主平歯車1や副平歯車4と欠歯歯車5の回転軸の軸
受け相当部ならびに減速用平歯車6の回転軸が装置本体
上下の円板に固定されている。
【0020】主平歯車1の回転軸2の両先端部には載置
する回転盤7の回転軸の突条と嵌合するように溝3が設
けてある。回転盤7上には所定の陳列物や広告物を任意
の方法で載置し、必要に応じて接合固定する。図10
(a)は広告物を載置した陳列・広告装置の例である。
【0021】
【発明の効果】陳列・広告物の間欠回転で回転中の停止
時に陳列物や広告面を異なる角度からそれぞれ視認でき
るので、表示内容が理解しやすく、奇抜さが一般の注意
を惹くので陳列・広告の効果が得られやすい。連続回転
に適したものには切換えて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)回転盤の斜視図、(b)回転盤の連続
回転時における装置内部の斜視図(配線状態は図示省
略、以下同様)
【図2】 回転盤の連続回転時における装置内部の平面
【図3】 (a)回転盤の連続回転時における主平歯車
と副平歯車との歯合状態を示す側面図、(b)回転盤の
側面図、(c)装置内部の側面図
【図4】 (a)回転盤の斜視図、(b)回転盤の間欠
回転時における装置内部の斜視図
【図5】 回転盤の間欠回転時における装置内部の平面
【図6】 (a)回転盤の間欠回転時における主平歯車
と欠歯歯車との歯合状態を示す側面図、(b)回転盤の
側面図、(c)装置内部の側面図
【図7】 主平歯車との歯合開始位置付近にある欠歯歯
車の歯の全歯たけを短くしてある状態を示す平面図
【図8】 (a)回転輪を取付けてある欠歯歯車の平面
図、(b)正面図、(c)斜視図
【図9】 主平歯車と回転輪を取付けてある欠歯歯車と
の歯合状態を示す平面図
【図10】 (a)回転盤上に広告物を載置してある陳
列・広告装置の外観図、(b)(a)に追加して他の広
告物を載置してある回転小盤を(a)の陳列・広告装置
の回転盤周縁に載せて軸着してある外観図
【符号の説明】
1 主平歯車 2 回転軸 3 溝 4 副平歯車 5 欠歯歯車 6 減速用平歯車 7 回転盤 8 モ−タ− 9 ピニオン 10 電池 11 プッシュスイッチ 12 回転輪 13 陳列・広告装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸(2)が回転軸方向を所定区間移
    動した両端において、その回転軸(2)と一体の主平歯
    車(1)が他の回転軸上に一体に並置した副平歯車
    (4)および欠歯歯車(5)の一方とそれぞれ歯合し、
    モ−タ−(8)から回転速度調節手段を介して副平歯車
    (4)に所望の回転速度を伝達し、主平歯車(1)の回
    転軸(2)の先端部に陳列・広告物接続用の回転盤
    (7)が連結してある連続・間欠回転の切換え可能な陳
    列・広告装置(13)。
  2. 【請求項2】 主平歯車(1)と一体の回転軸(2)が
    垂直方向にあり、装置本体の上下反転によりその回転軸
    (2)が所定区間の両端に移動する請求項1記載の連続
    ・間欠回転の切換え可能な陳列・広告装置(13)。
  3. 【請求項3】 回転軸(2)と一体の主平歯車(1)が
    他の回転軸上の副平歯車(4)と一体に並置した欠歯歯
    車(5)と歯合し、モ−タ−(8)から回転速度調節手
    段を介して副平歯車(4)に所望の回転速度を伝達し、
    主平歯車(1)の回転軸(2)の先端部に陳列・広告物
    接続用の回転盤(7)が連結してある間欠回転する陳列
    ・広告装置(13)。
  4. 【請求項4】 主平歯車(1)との歯合開始位置付近に
    ある欠歯歯車(5)の歯の全歯たけを短くしてある請求
    項1ないし3記載の連続・間欠回転切換え可能な又は間
    欠回転する陳列・広告装置(13)。
  5. 【請求項5】 主平歯車(1)との歯合開始位置にある
    欠歯歯車(5)の歯末部分の内部にその先端形状相当の
    回転輪(12)を軸着してある請求項1ないし3記載の
    連続・間欠回転切換え可能な又は間欠回転する陳列・広
    告装置(13)。
JP10296066A 1998-10-02 1998-10-02 連続・間欠回転の切換え可能な陳列・広告装置 Pending JP2000112416A (ja)

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Effective date: 20050425