JP2000112360A - 成形品のシール分離構造 - Google Patents

成形品のシール分離構造

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JP2000112360A
JP2000112360A JP10281203A JP28120398A JP2000112360A JP 2000112360 A JP2000112360 A JP 2000112360A JP 10281203 A JP10281203 A JP 10281203A JP 28120398 A JP28120398 A JP 28120398A JP 2000112360 A JP2000112360 A JP 2000112360A
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JP
Japan
Prior art keywords
seal
adhesive material
molded good
face
tacky adhesive
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Application number
JP10281203A
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English (en)
Inventor
Akira Kubota
晃 久保田
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品に貼り付けられているシール等の異種
材料を容易に分離できるようにし、成形品のリサイクル
に貢献するシール分離構造を提供する。 【解決手段】 成形品1のシール2の粘着材貼り付け部
E面5とそれ以外の部分で分離されるように設けた接続
部8と、成形品1のシール2の粘着材貼り付け部E面5
中央部の裏面に設けた溝部6とを備え、成形品からシー
ル等の異種材料を容易に分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形品に貼り付け
られているシール等の異種材料を容易に分離できるよう
にし、成形品のリサイクルに貢献する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置における取り付け構
造として以下のような方法が取られていた。
【0003】装置の製造銘板等を成形品に設ける場合、
成形品表面にシールの外形寸法とほぼ同じ程度の大きさ
で、シールの厚さと同じ程度の若干の段差(凹み)を設
け、その凹み部分に粘着材付きのシールを貼り付けるよ
うにしていた。
【0004】これは、シールの貼り付け位置がわかりや
すいようにすると共に、シールが剥がれ難くするもので
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
は、装置の成形品のリサイクル上、以下に示すような問
題点があった。
【0006】装置から成形品を簡単に分離できることが
第一条件であるが、成形部材を装置から取り出せても、
シール等の異種材料が貼り付けてあると、そのままでは
粉砕した時に異物として材料の中に混入することにな
り、材料の特性が変化し、元の材料として再生すること
が困難である。
【0007】そのため、粉砕前に、異種材料を取り除か
なくてはならないが、シール等粘着材に貼り付けている
ものは、容易に剥がせなく、剥がすためにかなりの工数
が必要になる。即ち、一般にシール貼り付け面は凹み面
になっていることが多く、それが剥がし難くなってい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、成形品のシー
ルの粘着材貼り付け面とそれ以外の部分で分離されるよ
うに設けた接続部分と、成形品のシールの粘着材貼り付
け面中央部の裏面に設けた溝とを備え、成形品からシー
ル等の異種材料を容易に分離する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す斜
視図、図2はA−A断面図、図3はB−B断面図であ
る。
【0010】図1は成形品1のシール2等の貼り付け部
を示す。成形品表面C面3とシール配置エリアD面4は
シール2の厚さ程度の図3に示す段差7が設けられてい
る。
【0011】シール2自体はE面5に相当する部分にの
み粘着材を設ける。成形品1側はシール2の粘着材貼り
付け部のE面5を持ち、このE面5の中央部の裏面には
溝部6を設けてある。
【0012】また、溝部6と平行に粘着材貼り付け部E
面5と貼り付け部C面3を接続するための図3に示すよ
うな接続部8が複数設けられている。
【0013】接続部8は図2に示す粘着材エリア9(図
1のE面5に相当)とその他を分離し、分離後に回収す
る成形品1側に粘着材が残ることのないようにするため
と、分離のための破壊がその部分から始まるようにする
ための図3に示す段差10が設けられている。
【0014】次に、実施形態の作用について説明する。
【0015】図4は本発明の実施形態の作用を説明する
折り欠き状態を示す図である。
【0016】成形品1から異種材料であるシール2を分
離する場合、図4のように溝部6の上部を押すことで、
溝部6の部分から成形品1を折り曲げ、さらに押すこと
で接続部8の部分を破壊する。シール2の粘着材は図1
のE面5にのみ接着されており、粘着材のついていない
接続部8で分離されるため分離した後は、粘着材が、回
収される方の成形品1に残ることの無いようにできる。
【0017】溝6の深さ、接続部8の大きさ、数量等を
変えることで分離のし易さ(折り欠きに要する力)を調
整することになる。
【0018】また、成形品1からシール2を分離するの
は装置から成形品1を取り外した後でのことなので、図
5に示すように装置実装状態で、溝部8の部分の裏側に
内部構造により受けが設けられている場合には、装置実
装状態では内部構造体12により外部からの力を受ける
ことができる。
【0019】したがって、シール貼り付け部の強度は弱
くできるので、溝部6を深くし、又、接続部8の部分を
小さくすることなどにより、折り欠きに要する力がさら
に少なくて済むようにできる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、成
形品からシール等の異種材料を分離することが、簡単
に、工具無しでも可能となり、少ない作業工数で済ませ
ることができるので、成形品の材料としての再利用が促
進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図2】本発明の実施形態のA−A断面図。
【図3】本発明の実施形態のB−B断面図。
【図4】本発明の実施形態の作用を説明する折り欠き状
態図。
【図5】本発明に係わる装置実装状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 成形品 2 シール 3 成形品表面C面 4 シール配置エリアD面 5 粘着材貼り付け部E面 6 溝部 7,10 段差 8 接続部 9 粘着材エリア 11 シール配置エリア 12 内部構造体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールの厚さ程度の段差がある面とシー
    ルの粘着材貼り付け面とを有する成形品のシール貼り付
    け部と、 前記シールの粘着材貼り付け面の中央部の裏面に設けら
    れた溝部と、 前記溝部と平行に前記シールの粘着材貼り付け面とそれ
    以外の部分で分離されるように段差が設けられた接続部
    とを備え、成形品からシール等の異種材料を分離するこ
    とを特徴とする成形品のシール分離構造。
JP10281203A 1998-10-02 1998-10-02 成形品のシール分離構造 Pending JP2000112360A (ja)

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