JP2000111717A - 液晶表示装置用反射板、該反射板の製造方法及び反射型液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用反射板、該反射板の製造方法及び反射型液晶表示装置

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JP2000111717A
JP2000111717A JP10286536A JP28653698A JP2000111717A JP 2000111717 A JP2000111717 A JP 2000111717A JP 10286536 A JP10286536 A JP 10286536A JP 28653698 A JP28653698 A JP 28653698A JP 2000111717 A JP2000111717 A JP 2000111717A
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light
reflection plate
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JP10286536A
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Hiromasa Minamino
浩正 南野
Hideto Tanaka
秀人 田中
Koichi Kaji
弘一 鍛治
Masafumi Ohata
雅史 大畑
Mamoru Kiyoo
守 清尾
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶層を介して入射した光を反射板で反射し
て画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射板で
あって、広い視野角を容易に得ることができ、かつ簡易
な設備で効率よく製造することができる反射板を得る。 【解決手段】 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料
から形成された反射塗膜2を反射板として用いることを
特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置用反
射板、該反射板の製造方法及び反射型液晶表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
カラー液晶表示装置においては、液晶パネルの背面にバ
ックライトと呼ばれる平面型の光源を設けた透過型と呼
ばれる方式が一般に用いられている。しかしながら、バ
ックライトは消費電力が大きいため、いわゆるモバイル
と呼ばれる携帯情報端末機器等に用いると、充電電池に
よる使用時間が短くなるなどの問題を生じていた。
【0003】このような問題を解決する方法として、液
晶層を介して入射した光を反射するための反射板を設
け、周囲光を前面に反射して表示を行う反射型と呼ばれ
る方式を採用する方法が考えられる。この方法によれ
ば、バックライトが不要なため、消費電力を大幅に低減
することができ、携帯情報端末機器等における使用時間
を大幅に長くすることができる。
【0004】このような反射型液晶表示装置に用いられ
る反射板としては、従来より、アルミニウム、銀等の金
属を、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーテ
ィング法などの方法により形成した金属薄膜が用いられ
ている。
【0005】しかしながら、このようにして形成される
金属薄膜は、一般に鏡面光沢を有するものであり、入射
光に対し所定角度の領域でのみ強い反射光が得られるた
め、そのまま用いると視野角が狭くなるという問題があ
る。そこで、このような金属薄膜の上に、光を散乱させ
る微粒子を混入した透明樹脂層などからなる光散乱層を
設けたり(例えば特開平9−203896号公報)、あ
るいは金属薄膜の表面に凹凸を形成する(特開平10−
10527号公報)などの方法が検討されている。
【0006】また、金属薄膜は、上述のように真空蒸着
法やスパッタリング法などの方法で形成するため、真空
容器などの設備が必要となり、経済的に効率よく製造す
ることができないという問題があった。
【0007】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解消し、広い視野角を容易に得ることができ、かつ簡
易な設備で効率よく製造することができる液晶表示装置
用反射板、該反射板の製造方法及び該反射板を用いた反
射型液晶表示装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置用
反射板は、液晶層を介して入射した光を反射板で反射し
て画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射板で
あり、バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料から形成
されたことを特徴としている。
【0009】本発明によれば、バインダー樹脂と光輝性
顔料を含む塗料から反射板を形成するので、簡易な設備
で効率よく製造することができる。特に、液晶表示装置
の画面が大きくなっても、従来の金属薄膜の形成方法の
ように大きな真空容器などの製造設備が必要ではないの
で、液晶表示装置の大画面化にも対応することができ
る。また、本発明において反射板を形成するために用い
るバインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料としては、従
来よりフリップフロップ性塗膜として特有の意匠性を付
与するため自動車車体等の塗装にメタリック塗料などと
して用いられている塗料が応用でき、光散乱能を自由に
制御することができる。従って、従来の金属薄膜等から
なる反射板に比べ、反射光の散乱状態を容易に調整する
ことができ、反射型液晶表示装置における広い視野角を
容易に得ることができる。
【0010】本発明において用いる光輝性顔料として
は、例えばメタリック塗料などにおいて用いられている
光輝性顔料を用いることができ、特に金属フレークが好
ましく用いられる。金属フレークとしては、入手の容易
さ及び化学的安定性などの面からアルミニウムフレーク
が最も好ましく用いられる。その他の金属フレークとし
ては、例えば金、銀、銅、真鍮、チタン、クロム、ニッ
ケル、ニッケルクロム、ステンレス等の金属フレークな
どが挙げられる。また、マイカ粉などの鱗片状顔料の表
面に金属薄膜を形成した顔料を用いてもよい。
【0011】また金属フレークとしては、蒸着金属膜を
粉砕して得られる金属フレークを用いてもよい。このよ
うな金属フレークは、非常に厚みが薄く、面状に配向さ
せることにより、鏡面光沢に近い反射面を形成すること
ができる。このような金属フレークは、例えば、特開平
2−8268号公報や国際公開WO93/23481号
公報等に開示された製造方法により製造することができ
る。具体的には、OPP(配向ポリプロピレン)、CP
P(結晶性ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテ
レフタレート)等のプラスチックフィルムからなるベー
スフィルム上に金属蒸着を行い、得られた蒸着金属膜を
ベースフィルムから剥離し、これを粉砕することにより
金属フレークとすることができる。このような金属フレ
ークを配向させることにより、上述のように、鏡面光沢
に近い反射面を形成することができるので、必要な程度
の光散乱性を付与して、高い反射率を有する反射板を製
造することができる。
【0012】本発明において用いるバインダー樹脂とし
ては、一般に塗膜形成樹脂として用いられている樹脂を
用いることができ、アクリル樹脂、塩ビ酢ビ共重合樹
脂、ポリアミド樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、
ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂などが例示される。硬
化樹脂の場合、硬化系としては、エポキシ硬化系、メラ
ミン硬化系、(ブロック)イソシアネート硬化系等の熱
硬化系や、酸化重合系、光重合開始剤等による光硬化系
などの硬化系が好ましい。
【0013】また、必要に応じて、塗料中には種々の添
加剤を添加することができる。このような添加剤として
は、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックスな
どのワックス類や、界面活性剤、カップリング剤、可塑
剤、分散剤等が挙げられる。
【0014】本発明で用いられる塗料中の溶剤は、特に
限定されるものではなく、塗装の下地となる部分の材質
や、バインダー樹脂及び塗装方法などを考慮して適宜選
択される。溶剤の具体例としては、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族系溶剤;アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン
等のケトン系溶剤;ジエチルエーテル、イソプロピルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレング
リコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチ
ルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、
ジエチレングリコールジエチルエーテル等のエーテル系
溶剤;酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロ
ピル、酢酸−n−ブチル、乳酸メチル、乳酸エチル、エ
チレングリコールモノメチルエーテルアセタート、エチ
レングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレ
ングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテルアセタート、ジエチレ
ングリコールモノエチルエーテルアセタート、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセタート、プロピレ
ングリコールモノエチルエーテルアセタート、プロピレ
ングリコールジアセタート、γ−ブチロラクトン等のエ
ステル系溶剤;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセト
アミド、N−メチルピロリドン等のアミド系溶剤等が挙
げられる。これらの溶剤のうち、エステル系溶剤及びケ
トン系溶剤が好ましく、単独で、または2種以上を混合
して使用することができる。
【0015】本発明において、塗料中に含有する光輝性
顔料の含有量は、要求される反射能や光散乱能、及び使
用する光輝性顔料の種類等を考慮して適宜選択されるも
のであるが、例えば、光輝性顔料のバインダー樹脂に対
する顔料重量濃度(PWC)として、1%から90%が
好ましい。特に、光輝性顔料の種類によっては、PWC
が例えば1%から15%の場合に、光を反射し、かつ透
過する半透過反射板としても利用できる。
【0016】また、本発明における塗料の塗装方法は、
塗料や塗装工程の状況に応じて適宜選択されるものであ
るが、例えば、スピンコーティング、ロールコーティン
グ、スクリーン印刷、スプレーコーティング、グラビア
コーティング等の種々の塗装方法を採用することができ
る。
【0017】本発明の反射板は、バインダー樹脂と光輝
性顔料を含む塗料から形成されるが、好ましくは、反射
光光量の角度依存性分布における半値幅が5度以上10
0度以下である。半値幅の値がこのような数値範囲であ
ることにより、本発明の反射板を備えた反射型液晶表示
装置は広い視野角を得ることができる。
【0018】また、本発明においては、反射光の光散乱
性を高めるため、バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗
料中に、さらに光散乱性微粒子を含ませてもよい。光散
乱性微粒子としては、例えば、無機物微粒子、有機物微
粒子などを用いることができる。大きな光散乱性を得る
ためは、バインダー樹脂と屈折率の異なる屈折率を有す
る微粒子が好ましい。例えば、無機物微粒子の具体例と
しては、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化
亜鉛、酸化セリウム、酸化イットリウム、酸化珪素、酸
化マンガン、酸化鉛、酸化ジルコニウム、酸化マグネシ
ウム、酸化ホルミウム、酸化インジウム、酸化銅、硫酸
バリウム、フッ化マグネシウム、フッ化カルシウム、フ
ッ化リチウム、フッ化ナトリウム、フッ化バリウム等の
微粒子が挙げられる。
【0019】また、例えば、有機物微粒子の具体例とし
ては、架橋ポリメタクリル酸メチル、ベンゾグアナミン
・ホルムアルデヒド縮合物硬化樹脂、ベンゾグアナミン
・メラミン・ホルムアルデヒド縮合物硬化樹脂、メラミ
ン・ホルムアルデヒド縮合物樹脂粒子等の球状微粒子や
ポリテトラフルオロエチレン、ペルフルオロアルコキシ
樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体、ポリフルオロビニリデン、エチレン−テ
トラフルオロエチレン共重合体、ポリフルオロビニル等
の含フッ素ポリマー微粒子等が挙げられる。
【0020】光散乱性微粒子を、バインダー樹脂と光輝
性顔料を含む塗料中に含有させる場合の含有量は、要求
される光散乱能、及び使用する光散乱性微粒子の種類等
を考慮して、適宜選択されるものであるが、例えば、バ
インダー樹脂に対する光散乱性微粒子の顔料重量濃度
(PWC)として90%以下が好ましい。
【0021】本発明における反射板においては、反射光
を散乱させる光散乱層を、反射板の反射面側に設けても
よい。このような光散乱層を設けることにより、反射板
からの反射光の光散乱性を制御することができる。光散
乱層を反射板の反射面側に設けることにより、液晶表示
装置の基板構造をより簡単な構造にすることができ、製
造工程を簡略化することができる。このような光散乱層
は、例えば、バインダー樹脂と光散乱性微粒子を含む塗
料から形成することができる。この塗料に含まれるバイ
ンダー樹脂としては、塗膜形成樹脂として一般に用いら
れる樹脂を用いることができ、具体的には、光輝性顔料
を含む塗料中に含まれるとして列挙した上記のバインダ
ー樹脂を挙げることができる。また、光散乱性微粒子と
しては、上記光輝性顔料を含む塗料中に含まれるとして
列挙した光散乱性微粒子を挙げることができる。
【0022】光散乱層の下地層となる光輝性顔料を含む
塗膜には、上述の光散乱性微粒子が含まれていてもよ
い。この場合、光輝性顔料を含む塗料中に含まれる光散
乱性微粒子と、光散乱層中に含まれる光散乱性微粒子は
同一種類の光散乱性微粒子であってもよいし、異なる種
類の光散乱性微粒子であってもよい。
【0023】光散乱層は、上述のように反射板からの反
射光を散乱させるため設けられるものであるが、光輝性
顔料を含む塗膜の表面を保護する目的や、あるいは表面
の平滑な光散乱層を形成し、塗膜表面を平坦化する目的
で設けてもよい。
【0024】また本発明においては、クリアー塗料から
形成されたクリアー層を反射面側に設けてもよい。この
ようなクリアー層は、光輝性顔料を含む塗膜の上に直接
設けてもよいし、上記の光散乱層の上に設けてもよい。
【0025】クリアー層を形成するためのクリアー塗料
は、一般に顔料を含まない塗料であり、バインダー樹脂
と、必要に応じて添加剤を含む塗料である。バインダー
樹脂は、特に限定されるものではなく、一般に塗膜形成
樹脂として用いられる樹脂を用いることができ、例え
ば、光輝性顔料を含む塗料に用いるバインダー樹脂とし
て上述した樹脂を用いることができる。
【0026】クリアー層を形成することにより、光輝性
顔料を含む塗膜や光散乱層を保護することができ、また
クリアー層の表面を平滑に形成することにより塗膜表面
を平坦化することができる。
【0027】本発明において、光輝性顔料を含む塗膜、
光散乱層、及びクリアー層の膜厚は特に限定されるもの
ではなく、種々の要因を考慮して適宜設定されるもので
あるが、光輝性顔料を含む塗膜の膜厚の一例としては
0.1μm〜50μmの膜厚を例示することができ、光
散乱層の膜厚の一例としては0.1μm〜50μmの膜
厚を例示することができ、クリアー層の膜厚の一例とし
ては0.1μm〜50μmの膜厚を例示することができ
る。
【0028】本発明の液晶表示装置用反射板の製造方法
は、上記本発明の液晶表示装置用反射板を製造すること
ができる方法であり、バインダー樹脂と光輝性顔料を含
む塗料を塗布した後、該塗膜を硬化させることを特徴と
している。
【0029】該塗膜の上に、光散乱層及び/またはクリ
アー層を塗料の塗布により形成する場合には、光輝性顔
料を含む塗料を硬化させた後に、光散乱層及び/または
クリアー層を塗布してもよいし、光輝性顔料を含む塗料
を塗布した後、ウェットオンウェットで光散乱層及び/
またはクリアー層を形成するための塗料を塗布し、光輝
性顔料を含む塗膜と、光散乱層及び/またはクリアー層
の塗膜とを同時に硬化させてもよい。
【0030】本発明の反射型液晶表示装置は、上記本発
明の反射板あるいは上記本発明の製造方法により製造さ
れた反射板を備える反射型液晶表示装置である。本発明
の反射型液晶表示装置においては、本発明の反射板の反
射面側にカラーフィルタ層が設けられていてもよい。カ
ラーフィルタ層は、液晶表示装置の各画素を着色してカ
ラー表示可能にするため設けられる層であり、通常、赤
(R)、緑(G)、青(B)の各色に着色された層とし
て形成される。カラーフィルタ層の形成方法は、特に限
定されるものではなく、例えば従来から一般的に知られ
ている方法により形成することができる。例えば、特開
平4−247402号公報に記載されたレジスト電着法
や、特開平2−804号公報に記載された顔料分散法
や、染色法、印刷法、電着法、転写法などの方法により
形成することができる。また、カラーフィルタ層を形成
する位置は、反射板の最外層に形成してもよいし、光散
乱層及び/またはクリアー層を形成する場合、光散乱層
と光輝性顔料を含む塗膜との間や、クリアー層と光輝性
顔料を含む塗膜との間などに形成してもよい。
【0031】本発明においては、上述のように光散乱層
やカラーフィルタ層を反射板の反射面側に設けてもよい
が、当然のことながら、これらの光散乱層やカラーフィ
ルタ層は観察者側の基板に設けられていてもよい。
【0032】本発明の反射型液晶表示装置は、液晶層を
介して入射した光を反射板で反射して画像を表示する液
晶ディスプレイであれば、いずれのタイプのものにも適
用することができ、例えば、TN(ツイステッドネマチ
ック)型、STN(スーパーツイステッドネマチック)
型、GH(ゲストホスト)型ディスプレイや、強誘電性
液晶ディスプレイなど従来から知られている液晶ディス
プレイに適用することができる。また、駆動方式も特に
限定されるものではなく、単純マトリクスやアクティブ
マトリクスなど従来から知られている駆動方式の液晶デ
ィスプレイに適用することができる。
【0033】また、携帯情報端末機器等の携帯機器にお
いては、周囲光が暗い時にも画像表示させることが必要
な場合がある。このような場合、液晶ディスプレイパネ
ルの背面にバックライトを設け、バックライトからの光
を透過させることにより画像表示が可能となるが、本発
明の反射板は、光輝性顔料を分散した塗膜から形成され
ているので、光輝性顔料による被覆面積や光輝性顔料の
濃度等を調整することにより光の透過量を自由に制御す
ることができる。従って、本発明の反射板は、このよう
な半透過反射型(透過反射兼用型)の液晶表示装置に対
しても好適に用いることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の反射板の一実施
例を示す断面図である。基板1の上には、バインダー樹
脂と光輝性顔料を含む塗料から形成された塗膜(以下
「反射塗膜」という)2が設けられている。反射塗膜2
内には、光輝性顔料が含有されており、この光輝性顔料
により入射光を反射する。反射塗膜2中の光輝性顔料の
種類やその配向状態等により反射光の光散乱性を調整す
ることができる。光散乱性が不十分である場合には、上
述のように、反射塗膜2中に光散乱性微粒子を含有させ
ることにより、光散乱性を調整することができる。ま
た、反射塗膜2の表面に凹凸を付与することによっても
光散乱性を調整することができる。
【0035】図2は、本発明の反射板の他の実施例を示
す断面図である。本実施例では、反塗膜2の上に光散乱
層3が設けられている。入射光は、反射塗膜2で反射し
た後、光散乱層3を通る。従って、光散乱層3により反
射光の光散乱性を調整することができる。光散乱層3
は、上述のように、バインダー樹脂と光散乱性微粒子を
含む塗料から形成することができる。光散乱層3を塗料
から形成する場合、反射塗膜2を形成し該塗膜を硬化さ
せた後に、光散乱層3を形成する塗料を塗布し、該塗膜
を硬化させてもよいし、反射塗膜2を塗布した後硬化さ
せずに、ウェットオンウェットで光散乱層3を形成する
塗料を塗布し、塗布後反射塗膜2と光散乱層3を同時に
硬化させてもよい。
【0036】光散乱層3は、反射塗膜2の上に形成され
るものであるので、反射塗膜2を保護する目的で形成し
てもよい。また、表面が平滑な光散乱層3を形成し、塗
膜表面の平坦化の目的で光散乱層3を形成してもよい。
【0037】図3は、本発明の反射板のさらに他の実施
例を示す断面図である。本実施例においては、反射塗膜
2の上にクリアー層4が設けられている。クリアー層4
を塗料から形成する場合、反射塗膜2を塗布し、該塗膜
を硬化させた後、クリアー層4を形成する塗料を塗布
し、該塗膜を硬化させてもよいし、反射塗膜2を塗布し
た後、これを硬化させずに、ウェットオンウェットでク
リアー層4の塗料を塗布し、その後反射塗膜2とクリア
ー層4を同時に硬化させてもよい。
【0038】クリアー層4は、反射塗膜2を保護する目
的で形成してもよいし、表面の平滑なクリアー層4を形
成し、塗膜表面の平坦化を目的としてクリアー層4を形
成してもよい。図2及び図3に示す実施例において、反
射塗膜2中には、光散乱性微粒子が含有されていてもよ
い。
【0039】図4は、本発明の反射板のさらに他の実施
例を示す断面図である。本実施例においては、反射塗膜
2の上にカラーフィルタ層5が設けられている。このよ
うなカラーフィルタ層5を設けることにより、液晶表示
装置の基板構造をより簡単な構造にすることができ、製
造工程を簡略化することができる。
【0040】図5は、本発明の反射板のさらに他の実施
例を示す断面図である。本実施例においては、反射塗膜
2の上にカラーフィルタ層5が設けられ、カラーフィル
タ層5の上にさらにクリアー層4が設けられている。こ
のようなクリアー層4を設けることにより、下地層であ
るカラーフィルタ層5を保護することができ、表面を平
坦化することができる。
【0041】図6は、本発明の反射板のさらに他の実施
例を示す断面図である。本実施例においては、反射塗膜
2の上にカラーフィルタ層5が設けられており、カラー
フィルタ層5の上に光散乱層3が設けられている。この
ような光散乱層3を設けることにより、反射光の散乱状
態を調節することができると共に、下地層であるカラー
フィルタ層5を保護することができる。また必要に応じ
て表面の平滑な光散乱層3を形成し、塗膜表面を平坦化
することができる。図4、図5及び図6に示した実施例
においても、必要に応じて反射塗膜2内に光散乱微粒子
を含有させることができる。
【0042】図1〜図6に本発明の反射板の実施例を示
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光散
乱層3、クリアー層4、及びカラーフィルタ層5は、必
要に応じてその積層順序を自由に変更することができ
る。また、上記実施例においては、基板1の上に直接反
射塗膜2を設けた実施例を示しているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、適用される液晶表示装置に
応じて、種々の薄膜を介在させることができる。
【0043】図7は、本発明の反射型液晶表示装置の一
実施例を示す断面図である。基板11の上には、光輝性
顔料を含む塗膜である反射塗膜12が設けられている。
反射塗膜12の上には、ITOなどからなるストライプ
状の透明電極16が設けられている。透明電極16は図
面左右方向に延びるストライプ形状を有している。基板
11と対向する基板19の内側には、透明電極16と略
直交する方向に延びるストライプ状のITOなどからな
る対向電極18が設けられている。対向電極18と透明
電極16の間には液晶層17が設けられている。
【0044】図7に示す液晶表示装置は、単純マトリク
ス駆動の液晶表示装置であり、対向する透明電極16と
対向電極18の間で電圧が印加され画素表示がなされ
る。基板19側から入射した光は、反射塗膜12で反射
され、この反射光によって表示画像を見ることができ
る。
【0045】図8は、本発明の反射型液晶表示装置の他
の実施例を示す断面図である。本実施例も、図7に示す
実施例と同様に単純マトリクス駆動の液晶表示装置であ
る。本実施例においては、反射塗膜12の上に光散乱層
13を設け、この光散乱層13の上に透明電極16が設
けられている。従って、反射塗膜12と光散乱層13か
ら本発明の反射板が構成されている。基板19側から入
射した光は光散乱層13を通り反射塗膜12によって反
射され、反射光は再び光散乱層13を通り基板19側に
出射する。この反射光により、表示画像を見ることがで
きる。
【0046】図9は、本発明の反射型液晶表示装置のさ
らに他の実施例を示す断面図である。本実施例の液晶表
示装置は、TFTアクティブマトリクス駆動の液晶表示
装置である。基板11の上には、ゲート絶縁膜20が設
けられている。ゲート絶縁膜20の上には半導体膜25
が設けられており、半導体膜25の両側にはドレイン電
極23及びソース電極24が形成されている。半導体膜
25の下方には、ゲート絶縁膜20を介してゲート電極
22が設けられている。ソース電極24の下方には、ゲ
ート電極22を介して補助容量電極26が設けられてい
る。ゲート電極22、ドレイン電極23、ソース電極2
4、及び半導体膜25からTFTが構成されている。ド
レイン電極23には信号線28が接続されている。
【0047】TFTの上には平坦化膜21が設けられて
いる。平坦化膜21は、例えばアクリル樹脂膜などから
形成することができる。平坦化膜21の上には、光輝性
顔料を含む塗膜である反射塗膜12が設けられている。
反射塗膜12の上には、光散乱性微粒子を含む塗料など
から形成される光散乱層13が設けられている。反射塗
膜12と光散乱層13とから本発明の反射板が構成され
る。光散乱層13の上には、ITOなどからなる透明電
極16が形成されている。ソース電極24の上方にはコ
ンタクトホール27が形成されており、このコンタクト
ホール27内に透明電極16の一部が埋め込まれるよう
に形成されており、このコンタクトホール27を介して
透明電極16とソース電極24とが電気的に接続されて
いる。
【0048】基板11と対向する基板19の内側には、
ITOなどから形成された対向電極18が設けられてい
る。対向電極18と透明電極16の間には液晶層17が
設けられている。
【0049】TFTのスイッチングにより、透明電極1
6と対向電極18の間に電圧が印加され、画素が表示さ
れる。基板19側から入射した光は、光散乱層13を通
り反射塗膜12によって反射され、再び光散乱層13を
通り基板19側に出射される。この反射光により、表示
画像を見ることができる。
【0050】図7〜図9においては、カラーフィルタ、
配向膜、偏光板、位相差板等を図示省略している。以上
のように、本発明の反射板における反射塗膜は、塗料を
塗布することにより形成することができるので、簡易な
設備で効率よく製造することができる。
【0051】図7〜図9に示す実施例においては、図1
及び図2に示す本発明の反射板を用いた実施例を示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
図7〜図9に示す液晶表示装置の構造において、図3〜
図6に示す反射板を用いた構造としてもよい。さらに
は、図7〜図9に示す液晶表示装置の構造に限定される
ものではなく、その他の構造の反射型液晶表示装置に対
しても、本発明の反射板を広く適用することができる。
【0052】
【実施例】以下、反射塗膜を形成する具体的な実施例に
ついて説明するが、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。
【0053】実施例1 表1に示す配合割合で、光輝性顔料を含む塗料(反射塗
料)を調製し、これを0.7mmの厚みのガラス基板上
にロールコーターにより塗布した。クリーンオーブンに
て、230℃で2時間加熱し硬化させて、ガラス基板上
に反射塗膜を形成した。反射塗膜の塗装膜厚は4μmで
あった。
【0054】
【表1】
【0055】以上のようにして得られた反射塗膜につい
て、変角分光測光システム(村上色彩技術研究所製GC
MS−4C)を用いて、入射角度45度における反射光
光量の角度依存性分布を測定した。
【0056】図10は、反射光光量の角度依存性分布の
測定方法を説明するための模式図である。図10に示す
ように、光源からの光を反射板で反射させ、反射角度を
変化させて反射光の光量を測定し、反射光光量の角度依
存性分布を得る。ここでは、入射角度を45度に設定
し、測定反射角度を変化させている。図11は、本実施
例の反射塗膜の反射光光量の角度依存性分布を示す図で
ある。
【0057】実施例2 表2に示す配合割合で、光輝性顔料を含む塗料(反射塗
料)を調製し、0.7mmの厚みのガラス基板上にスプ
レー塗装により塗布した。クリーンオーブンにて、20
0℃で2時間加熱し硬化させて反射塗膜を形成した。反
射塗膜の塗装膜厚は10μmであった。
【0058】
【表2】
【0059】得られた反射塗膜について、実施例1と同
様にして反射光光量の角度依存性分布を測定し、図12
に示した。
【0060】実施例3 表3に示す配合割合で、光輝性顔料を含む塗料(反射塗
料)を調製し、表4に示す配合割合で光散乱性微粒子を
含む塗料(光散乱塗料)を調製した。まず、0.7mm
の厚みのガラス基板上に、反射塗料をスピンコーターで
塗布し、ホットプレートにて150℃で1分間加熱した
後、さらにこの上に光散乱塗料をスピンコーターで塗布
し、150℃で1分間加熱した後、230℃で2時間加
熱して両塗膜を同時に硬化させ、反射塗膜の上に光散乱
層を形成した反射板を得た。このときの塗装膜厚は3μ
mであった。
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】以上のようにして得られた反射板につい
て、実施例1と同様にして反射光光量の角度依存性分布
を測定し、図13に示した。
【0064】比較例 0.7mmの厚みのガラス基板の上にアルミニウムをス
パッタリングにより成膜し、比較例の反射板を得た。こ
のときのアルミニウム薄膜の膜厚は0.2μmであっ
た。得られた反射板について、実施例1と同様にして反
射光光量の角度依存性分布を測定し、図14に示した。
【0065】図11に示すように、実施例1における反
射光光量の角度依存性分布における半値幅(反射光光量
の最大ピークにおける半値幅)は、30度であった。ま
た、図12に示すように、実施例2における反射光光量
の角度依存性分布における半値幅は15度であり、図1
3に示すように、実施例3における反射光光量の角度依
存性分布における半値幅は7度であった。これに対し、
図14に示すように、比較例の反射光光量の角度依存性
分布における半値幅は4度であった。図11〜図13に
示すように、本発明に従い形成された実施例1〜実施例
3の反射板は、広い範囲の反射角度において高い反射光
光量が得られている。従って、反射型液晶表示装置にお
いて広い視野角を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】本発明の液晶表示装置用反射板を用いる
ことにより、広い視野角を容易に得ることができる。ま
た、本発明の反射板における反射塗膜は塗料を塗布する
ことにより形成することができるので、簡易な設備で効
率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置用反射板の一実施例を示
す断面図。
【図2】本発明の液晶表示装置用反射板の他の実施例を
示す断面図。
【図3】本発明の液晶表示装置用反射板のさらに他の実
施例を示す断面図。
【図4】本発明の液晶表示装置用反射板のさらに他の実
施例を示す断面図。
【図5】本発明の液晶表示装置用反射板のさらに他の実
施例を示す断面図。
【図6】本発明の液晶表示装置用反射板のさらに他の実
施例を示す断面図。
【図7】本発明の反射型液晶表示装置の一実施例を示す
断面図。
【図8】本発明の反射型液晶表示装置の他の実施例を示
す断面図。
【図9】本発明の反射型液晶表示装置のさらに他の実施
例を示す断面図。
【図10】実施例において測定した反射光光量の角度依
存性分布の測定方法を説明するための模式図。
【図11】実施例1における反射光光量の角度依存性分
布を示す図。
【図12】実施例2における反射光光量の角度依存性分
布を示す図。
【図13】実施例3における反射光光量の角度依存性分
布を示す図。
【図14】比較例における反射光光量の角度依存性分布
を示す図。
【符号の説明】
1…基板 2…反射塗膜 3…光散乱層 4…クリアー層 5…カラーフィルタ層 11…基板 12…反射塗膜 13…光散乱層 16…透明電極 17…液晶層 18…対向電極 19…対向基板 20…ゲート絶縁層 21…平坦化層 22…ゲート電極 23…ドレイン電極 24…ソース電極 25…半導体膜 26…補助容量電極 27…コンタクトホール 28…信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鍛治 弘一 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 (72)発明者 大畑 雅史 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 (72)発明者 清尾 守 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA14 BA15 BA20 DA01 DA16 DB08 DC04 DE00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶層を介して入射した光を反射板で反
    射して画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射
    板であって、 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料から形成された
    ことを特徴とする液晶表示装置用反射板。
  2. 【請求項2】 液晶層を介して入射した光を反射板で反
    射して画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射
    板であって、 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料から形成され、
    かつ反射光光量の角度依存性分布における半値幅が5度
    以上100度以下であることを特徴とする液晶表示装置
    用反射板。
  3. 【請求項3】 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料
    が、さらに光散乱性微粒子を含む請求項1または2に記
    載の液晶表示装置用反射板。
  4. 【請求項4】 反射光を散乱させるための光散乱層が反
    射面側に設けられている請求項1〜3のいずれか1項に
    記載の液晶表示装置用反射板。
  5. 【請求項5】 光散乱層がバインダー樹脂と光散乱性微
    粒子を含む塗料から形成されている請求項4に記載の液
    晶表示装置用反射板。
  6. 【請求項6】 クリアー塗料から形成されたクリアー層
    が反射面側に設けられている請求項1〜5のいずれか1
    項に記載の液晶表示装置用反射板。
  7. 【請求項7】 液晶層を介して反射した光を反射板で反
    射して画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射
    板を製造する方法であって、 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料を塗布した後、
    塗膜を硬化させることを特徴とする液晶表示装置用反射
    板の製造方法。
  8. 【請求項8】 液晶層を介して入射した光を反射板で反
    射して画像を表示する反射型液晶表示装置に用いる反射
    板を製造する方法であって、 バインダー樹脂と光輝性顔料を含む塗料を塗布した後、
    光散乱層を形成するための塗料及び/またはクリアー層
    を形成するための塗料をウェットオンウェットで塗布
    し、各塗膜を同時に硬化させることを特徴とする液晶表
    示装置用反射板の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載の反
    射板あるいは請求項7または8に記載の方法により製造
    された反射板を備える反射型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 反射板の反射面側にカラーフィルタ層
    が設けられた請求項9に記載の反射型液晶表示装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002268058A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Nitto Denko Corp 反射板一体型液晶セル基板および液晶表示装置
JP2020012100A (ja) * 2018-07-09 2020-01-23 東洋インキScホールディングス株式会社 インク組成物、インクジェットインキ及び印刷物

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JP2002268058A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Nitto Denko Corp 反射板一体型液晶セル基板および液晶表示装置
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