JP2000111537A - 液体クロマトグラフ - Google Patents

液体クロマトグラフ

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JP2000111537A
JP2000111537A JP10285082A JP28508298A JP2000111537A JP 2000111537 A JP2000111537 A JP 2000111537A JP 10285082 A JP10285082 A JP 10285082A JP 28508298 A JP28508298 A JP 28508298A JP 2000111537 A JP2000111537 A JP 2000111537A
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JP
Japan
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data
file
data1
analysis
unit
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JP10285082A
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Inventor
Toshikazu Ito
俊和 伊藤
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの管理を容易にする。 【解決手段】 分析開始時に、同一分析時のデータに付
けるファイル名を決める。例えばファイル名をDATA1と
する。分析条件設定データに基づいて、ファイル作成部
4により、ファイル名がDATA1.M00のメソッドファイル
を作成して一時的記憶部2に保存する。その分析条件で
分析し、分析データを一時的記憶部2に蓄積する。その
分析データに基づいて、ファイル作成部4により、拡張
子の異なる同一ファイル名のファイルをそれぞれ作成
し、検出器出力データをDATA1.C00、定量計算結果デー
タをDATA1.D00、送液圧力データをDATA1.P00、オーブン
温度データをDATA1.T00として一時的記憶部2に保存す
る。次に、ファイル圧縮部6により、一時的記憶部2の
ファイルを圧縮して記憶装置8に保存する。これらの圧
縮ファイルはファイル名:DATA1.L00で読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流路に沿って、移
動相を送液するための送液部、流路に試料を注入する試
料注入部、分離カラム及び前記分離カラムによる分離成
分を検出する検出部を備え、かつ前記分離カラムを通過
する液温を一定に保つためのオーブン部を備えた液体ク
ロマトグラフに関し、特に、分析条件設定データ、検出
器出力データ、定量計算結果データ、送液圧力データ及
びオーブン温度データなどを記憶装置に保存するデータ
処理部を備えた液体クロマトグラフに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液体クロマトグラフ分析におい
て、分析結果は、データ処理部により、分析条件設定デ
ータなどを収めたファイル(以下、メソッドファイルと
いう)、検出器出力データを収めたファイル(以下、ク
ロマトファイルという)、及び検出器出力データに基づ
く定量計算結果データなどを収めたファイル(以下、デ
ータファイルという)の3つのファイル名の異なるファ
イルを記憶装置に記憶して保存するのが一般的であり、
ファイル名はメソッドファイル、データファイル及びク
ロマトファイルのそれぞれの領域に設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】分析結果を解析あるい
は検討する際に、分析中の送液ポンプの圧力変動を表す
送液圧力データ及び分離カラム部分の温度変動を表すオ
ーブン温度データは必要な要素であり、また、分析結果
が、装置が正常に作動している状態で得られたものであ
るか否かを知る上でも重要である。しかし、送液圧力デ
ータを収めたファイル(以下、送液圧力ファイルとい
う)及びオーブン温度データを収めたファイル(以下、
オーブン温度ファイルという)もそれぞれ別ファイルと
して記憶しており、これらのデータを分析結果と1対1
に対応させて管理することは手間を要する。そこで、本
発明は、分析条件設定データ、検出器出力信号データ、
定量計算結果データ、送液圧力データ及びオーブン温度
データの管理を容易にすることを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、流路に沿っ
て、移動相を送液するための送液部、流路に試料を注入
する試料注入部、分離カラム及び前記分離カラムによる
分離成分を検出する検出部を備え、かつ前記分離カラム
を通過する液温を一定に保つためのオーブン部を備えた
液体クロマトグラフであって、同一分析時における送液
流量、カラム温度などの分析条件設定データ、検出部の
検出器出力データ、検出器出力データに基づく定量計算
結果データ、送液部の送液圧力データ及びオーブン部の
オーブン温度データのそれぞれに、拡張子の異なる同一
ファイル名を付けて、ファイルを作成して記憶装置に保
存するファイル作成部を含むデータ処理部を備えたもの
である。
【0005】同一分析時における分析条件設定データ、
検出器出力データ、定量計算結果データ、送液圧力デー
タ及びオーブン温度データを収めたそれぞれのファイル
を拡張子の異なる同一ファイル名で作成して保存するこ
とにより、これらのファイルの管理が容易になる。
【0006】
【発明の実施の形態】データ処理部は、ファイル作成部
により作成したファイルを圧縮して記憶装置に保存する
ファイル圧縮部をさらに備えることが好ましい。ファイ
ルを圧縮して保存することにより、記憶媒体の容量を効
率的に利用することができ、分析データが多量の場合、
例えばFD(フレキシブルディスク)の様に記憶容量の
小さい記憶媒体に保存するときに有効である。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一態様を表すブロック図で
ある。分析条件設定データ、検出器出力データ、定量計
算結果データ、送液圧力データ及びオーブン温度データ
などを記憶する一時的記憶部2が備えられている。一時
的記憶部2には、同一分析時の上記各データに拡張子の
異なる同一ファイル名を付けてそれぞれファイルを作成
し、一時的記憶部2に記憶するファイル作成部4と、そ
のファイル作成部4により作成されたファイルを圧縮す
るファイル圧縮部6と、そのファイル圧縮部6により圧
縮された圧縮ファイルを保存する記憶装置8と、その記
憶装置8に保存された圧縮ファイルを一時的記憶部2に
戻す際に解凍するファイル解凍部10が接続されてい
る。
【0008】図2は、本発明を適用した一実施例を表す
概略構成図である。移動相を送液するための送液ポンプ
及び流路内の液圧力をモニタする圧力センサを備えた送
液部12、送液部12から移動相とともに送られる試料
を分離する分離カラムと分離カラムを通過する液温を一
定に保つヒータ及び液温をモニタする温度センサを備え
たオーブン部14、分離カラムで分離された試料を検出
する検出器を備えた検出部16、並びに送液部12で送
液ポンプ及び圧力センサより下流の流路に試料を注入す
る試料注入部18が備えられている。送液部12、オー
ブン部14、検出部16及び試料注入部18は、これら
の機構の動作を制御する制御部20に電気的に接続され
ている。
【0009】制御部20はデータ処理部24に接続さ
れ、データ処理部24は図1のファイル作成部4、ファ
イル圧縮部6及びファイル解凍部10の機能を果たすC
PU22、並びに一時的記憶部2を備えている。データ
処理部22には、一時的記憶部2に保存された圧縮ファ
イルを保存する記憶装置としてのFD8、並びに制御部
20及びデータ処理部24に対して分析条件の設定や動
作の操作を行なう操作部26が接続されている。
【0010】図3は、この実施例の同一分析時の各デー
タの保存段階を表す図である。図4は、この実施例の分
析からデータ収集までの動作を表すフローチャートであ
る。図1から図4を用いてこの実施例の動作を説明す
る。分析開始時に、同一分析時の複数データに付けられ
るファイル名がオペレータの操作もしくは装置自体の自
動処理により決められる。例えばファイル名をDATA1と
する。次に、送液流量やオーブン温度などの分析条件設
定データを操作部26から入力する。その分析条件設定
データに基づいて、ファイル作成部4により、あらかじ
め決められた形式で拡張子が付けられたファイル名がDA
TA1.M00のメソッドファイルが作成されて一時的記憶部
2に保存されとともに、制御部20により送液部12、
オーブン部14、検出部16及び試料注入部16の動作
が制御される。
【0011】試料注入部18により流路に試料を注入し
て分析を開始する。分析中の検出部16の検出器出力信
号、送液部12の送液圧力検出信号及びオーブン部14
のオーブン温度検出信号が、制御部20を介してデータ
処理部24の一時的記憶部2に蓄積される。分析終了
後、CPU22により、一時的記憶部2に蓄積された検
出器出力データに基づいて定量計算結果データが算出さ
れ、一時的記憶部2に記憶される。ファイル作成部4に
より、一時的記憶部2に記憶されたそれぞれのデータに
基づいて、拡張子の異なる同一ファイル名の決められた
形式で拡張子が付けられたファイルがそれぞれ作成され
る。ここでは、検出器出力データをファイル名がDATA1.
C00のクロマトファイル、定量計算結果データをファイ
ル名がDATA1.D00のデータファイル、送液圧力データを
ファイル名がDATA1.P00の送液圧力ファイル、オーブン
温度データをファイル名がDATA1.T00のオーブン温度フ
ァイル、定量計算結果データをファイル名がDATA1.D00
のデータファイルとして一時的記憶部2に保存される。
【0012】次に、ファイル圧縮部6があらかじめプロ
グラムされた処理に従って自動的に起動され、一時的記
憶部2に保存された5つのファイルDATA1.M00、DATA1.D
00、DATA1.C00、DATA1.P00及びDATA1.T00が圧縮されてD
ATA1.L00となり、一時的記憶部2を介して自動的にFD
8に保存される。この時、一時的記憶部2の圧縮される
以前のDATA1.M00、DATA1.D00、DATA1.C00、DATA1.P00及
びDATA1.T00は自動的に消去される。圧縮されたDATA1.M
00、DATA1.D00、DATA1.C00、DATA1.P00及びDATA1.T00
は、ファイル名:DATA1.L00により読み出される。分析
毎にこの処理を繰り返すことにより、各分析のメソッド
ファイル、データファイル、クロマトファイル、送液圧
力ファイル及びオーブン温度ファイルが圧縮されて自動
的にFD8に保存され蓄積されていく。
【0013】図5は、この実施例の圧縮ファイル読出し
時の動作を表すフローチャートである。図1から図3及
び図5を用いてこの実施例の動作を説明する。分析終了
後にデータ処理部24においてデータ解析を行なう場合
には、FD8に保存された目的の圧縮ファイルを選択
し、その圧縮ファイルを一時的記憶部2にコピーする。
このとき、ファイル解凍部10が自動的に起動され、一
時的記憶部2の圧縮ファイルが解凍される。データ解析
後、再度データを保存する際も、分析終了時と同様に、
ファイル圧縮部6により、メソッドファイル、データフ
ァイル、クロマトファイル、送液圧力ファイル及びオー
ブン温度ファイルは圧縮されて自動的にFD8に保存さ
れる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、液体クロマトグラフにおい
て、ファイル作成部により、同一分析時における分析条
件設定データ、検出器出力データ、定量計算結果デー
タ、送液圧力データ及びオーブン温度データに、拡張子
の異なる同一ファイル名を付けてファイルをそれぞれ作
成して記憶装置に保存するようにしたので、これらのフ
ァイルの管理が容易になり、分析中に送液部やオーブン
部が正常に作動していたか否か、あるいは送液部やオー
ブン部の動作が分析データに影響を及ぼしているか否か
等を容易に検証することができる。さらにファイル圧縮
部を備え、ファイル作成部により作成したファイルを圧
縮して記憶装置に保存することにより、記憶媒体の容量
を効率的に利用することができ、分析データが多量の場
合でも、記憶容量の小さい記憶媒体に保存するときに有
効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様を表すブロック図である。
【図2】 本発明を適用した一実施例を表す概略構成図
である。
【図3】 同実施例における同一分析時の各データの保
存段階を表す図である。
【図4】 同実施例の分析からデータ収集までの動作を
表すフローチャートである。
【図5】 同実施例の圧縮ファイル読出し時の動作を表
すフローチャートである。
【符号の説明】
2 一時的記憶部 4 ファイル作成部 6 ファイル圧縮部 8 記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路に沿って、移動相を送液するための
    送液部、流路に試料を注入する試料注入部、分離カラム
    及び前記分離カラムによる分離成分を検出する検出部を
    備え、かつ前記分離カラムを通過する液温を一定に保つ
    ためのオーブン部を備えた液体クロマトグラフにおい
    て、 同一分析時における分析条件設定データ、前記検出部の
    検出器出力データ、前記検出器出力データに基づく定量
    計算結果データ、前記送液部の送液圧力データ及び前記
    オーブン部のオーブン温度データのそれぞれに、拡張子
    の異なる同一ファイル名を付けて、ファイルを作成して
    記憶装置に保存するファイル作成部を含むデータ処理部
    を備えたことを特徴とする液体クロマトグラフ。
  2. 【請求項2】 前記データ処理部は、前記ファイル作成
    部により作成したファイルを圧縮して記憶装置に保存す
    るファイル圧縮部をさらに備えた請求項1に記載の液体
    クロマトグラフ。
JP10285082A 1998-10-07 1998-10-07 液体クロマトグラフ Pending JP2000111537A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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