JP2000111389A - 地中水位検出装置 - Google Patents

地中水位検出装置

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JP2000111389A JP10278469A JP27846998A JP2000111389A JP 2000111389 A JP2000111389 A JP 2000111389A JP 10278469 A JP10278469 A JP 10278469A JP 27846998 A JP27846998 A JP 27846998A JP 2000111389 A JP2000111389 A JP 2000111389A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】地中の高含水地層の位置とその範囲を高精度に
計測することにある。 【解決手段】地中に埋設される筒体1を内筒1aと多孔
質の外筒1bとからなる2重構造とし、これら内筒1a
と外筒1bとの間に軸方向に適宜の間隔を存して設けら
れた複数の仕切板2により小部屋をそれぞれ形成し、且
つこれら各小部屋に地中の高含水層より前記外筒1bを
通して前記小部屋に浸透する水を電気信号として検出す
る水位センサ3をそれぞれ設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中に存する水位
をリアルタイムで計測可能な地中水位検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば山間部や傾斜地での降雨の
浸透水位を計測したり、地中での水脈の位置と水脈から
の浸透状況を計測する地中水位検出装置としては、図1
0に示すような構成のものがある。
【0003】図10において、21は地面に打込まれた
基礎コンクリートで、この基礎コンクリート21には地
表側から地中に抜ける貫通穴が設けられている。また、
22は基礎コンクリート1の貫通穴を通して地中に埋設
される筒体で、この筒体22は地中への埋設深さに応じ
て適宜長さの筒部を複数本連結したもので、その軸方向
に沿って筒体内外を貫通する複数の穴が設けられてい
る。
【0004】また、23は基礎コンクリート21上に筒
体22を中央部にして設置されたケースで、このケース
23内の上段部にはフロート駆動装置24が設置されて
いる。このフロート駆動装置24は、先端にフロート2
5が取付けられたワイヤ26を筒体22内を通して鉛直
方向に移動可能に支持し、筒体22内の下部に溜まる水
位に応じてフロート25が上下動することによりワイヤ
26を巻上げ又は巻下げるものである。
【0005】さらに、ケース23内の下段部にはフロー
ト駆動装置24により巻上げ又は巻下げられるワイヤ2
6の移動量から筒体22内の底部に溜まった水位を計測
する計測器27と、この計測器26で計測されたデータ
を地中に埋設された出力ケーブル28を通して図示しな
い基地局に伝送する送信機29が設置されている。
【0006】このような構成の地中水位検出装置におい
て、降雨などで地表に降り注いだ雨水などが地中に浸透
すると、この水は筒体22の軸方向に有する穴を通して
筒体22内の底部に溜まる。この筒体22内の底部に溜
まった水位は、計測器27によりフロート25の上下動
に応じて巻上げ又は巻下げられるワイヤ26の移動量か
ら計測される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような地
中水位検出装置では、筒体22の底部に溜まった水しか
計測できず、どの地層からどのくらいの水が出ているか
を判別することができないという問題があった。
【0008】特に傾斜地などの地滑地帯では、降雨等で
地表に降り注いだ雨などがどの程度地中に浸透し、且つ
地滑りを起り易い地層まで雨水が浸透しているかどうか
を計測できることが重要であるが、従来のフロート方式
による水位検出装置ではこれらの計測をすることができ
ず、地滑りに対して事前に有効な予測ができないのが現
状である。
【0009】また、フロート方式による水位検出装置で
は、フロート25が挿入されている筒体22に変形が生
じ、フロート25が筒体22の内壁と接触すると、フロ
ート25の上下動が阻害されて水位の計測が困難になる
という問題もある。
【0010】さらに、設置時にはフロート25が内壁に
接触しないように鉛直方向に精度良くボーリングする必
要があるが、深さが数十mにも達するときは困難なこと
が場合が多かった。
【0011】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、地中の高含水地層の位置とその大
きさを高精度に計測することができる地中水位検出装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような構成の地中水位検出装置を構成
するものである。
【0013】請求項1に対応する発明は、地中に埋設さ
れる筒体の周面部に地中の高含水層より浸透する水が貯
溜する複数の空間部を軸方向に適宜の間隔を存してそれ
ぞれ設け、これら各空間部に貯溜する水を電気信号とし
て検出する水位センサをそれぞれ設けたものである。
【0014】請求項2に対応する発明は、地中に埋設さ
れる筒体を内筒と多孔質の外筒とからなる2重構造と
し、これら内筒と外筒との間に軸方向に適宜の間隔を存
して設けられた複数の仕切板により小部屋をそれぞれ形
成し、且つこれら各小部屋に地中の高含水層より前記外
筒を通して前記小部屋に浸透する水を電気信号として検
出する水位センサをそれぞれ設けたものである。
【0015】請求項3に対応する発明は、地中に埋設さ
れる肉厚の筒体に軸方向に適宜の間隔を存し、且つ同一
周面上に複数の穴をそれぞれ設け、これら各穴に地中の
高含水層より浸入する水を電気信号として検出する水位
センサをそれぞれ設けたものである。
【0016】請求項4に対応する発明は、請求項1乃至
請求項3のいずれか1つの項に対応する発明の地中水位
検出装置において、地中に埋設される筒体の地上側端部
に、前記各水位センサから出力される電気信号を演算処
理して水分の有無を判定し、地中の高含水地層の位置と
範囲を求める演算装置を備えたものである。
【0017】請求項5に対応する発明は、請求項4に対
応する発明の地中水位検出装置において、演算装置で求
められた地中の水位検出情報を自己の位置情報と共に基
地局へ伝送する通信装置を備えたものである。
【0018】従って、上記請求項1乃至請求項5に対応
する発明の地中水位検出装置にあっては、地中の高含水
地層の位置とその範囲を高精度に計測することができ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0020】図1は本発明による地中水位検出装置の実
施の形態の一例を示す全体の構成図である。図1におい
て、1は地中に埋設される内筒1a及び外筒1bからな
る2重構造の筒体で、この筒体1は地中への埋設深さに
応じて適宜長さの筒部を複数本連結して用いられる。
【0021】この筒体1は図2に示すように内筒1aは
鉄製で構成され、外筒1bは例えばパンチングメタルの
ような多孔質材で構成され、これら内筒1aと外筒1b
との間に軸方向に適宜の間隔(例えば2cm間隔)を存し
て設けられた複数の円環状の仕切板2により小部屋がそ
れぞれ形成されている。この場合、各仕切板2は内筒側
が高く、外筒側が低い傾斜面に形成されている。
【0022】なお、各小部屋の適宜箇所に浸透水の出入
りを円滑にするための気抜き穴を設けてもよい。
【0023】また、筒体1の各小部屋に対応する内筒1
aの外周面には、小部屋の浸透水を検出する複数個の水
位センサ3がそれぞれ取付けられ、これら水位センサ3
の出力端子は内筒1aの中空部内に配線された図示しな
いリード線にそれぞれ接続される。この場合、各水位セ
ンサ3は小部屋に浸透水が溜まると例えば電気抵抗が変
化するものが使用されている。
【0024】ここで、一つの小部屋に対応させて設けら
れる複数の水位センサ3として、例えば図3(a)に示
すように180度異なる位置にそれぞれ1対ずつ計2対
設けられているとすれば、これら各対の水位センサ3の
出力端子は図3(b)に示すように並列に接続する場合
と、同図(c)に示すように直列に接続する場合があ
る。
【0025】一方、図1において、4は地上側の筒体1
の端部に取付けられたケースで、このケース4内の上段
部に電源5及び通信装置6が設置され、また下段部には
演算装置7が設置されている。
【0026】ここで、上記電源5は各水位センサ3、演
算装置6及び通信装置6を駆動する電気エネルギを供給
するものであり、演算装置6は各水位センサ3の番号と
オン、オフの状態を判別する機能と、この機能により判
別されたオン状態の水位センサ3の番号に基づいて地表
面からの距離と領域(幅)を求める演算機能とを有して
いる。
【0027】また、通信装置6は演算装置7で求められ
た水位検出情報を図示しない基地局へ自局番号とともに
伝送するものである。
【0028】次に上記のように構成された地中水位検出
装置の作用を述べる。
【0029】いま、図2に示すように地中に埋設された
筒体1の高含水地層に対応する部分の各小部屋に多孔質
の外筒1bより浸透水が流入しているものとする。
【0030】このような状態にあるとき、図4に示すよ
うに各水位センサ3で検出された水位検出信号はターミ
ナル7aを介して演算装置7に取込まれる。この演算装
置7ではステップS7−1でセンサ番号とセンサのオ
ン、オフの状態を確認する。ここでは、図2の高含水地
層に対応する位置の水位センサ3はオン、それ以外の地
中及び低含水地層に対応する位置の水位センサ3はオフ
状態にある。
【0031】この場合、同一軸線上にそれぞれ設けられ
ている各水位センサ3が図3(b)に示すように並列に
接続されている場合には、センサが単点のみオンで、そ
の上下3〜4点がオフ状態にあるときは誤検出とし、こ
れとは逆にセンサが単点のみオフで、その上下3〜4点
がオン状態にあるときは連続として判定する。
【0032】また、同一軸線上にそれぞれ設けられてい
るセンサを複数点毎に図3(c)に示すよう直列に接続
されている場合には、1点でもオフ状態にあれば誤検出
とし、各点全てがオン状態にあれば、連続として判定す
る。
【0033】このステップS7−1で確認されたオン状
態にある水位センサの番号をステップS7−2に受渡
し、ここでオン状態にあるセンサ番号とセンサ間隔距離
からセンサ番号1からの距離を求める。
【0034】ステップS7−3ではステップS7−2で
求められたセンサ番号1からの距離に、地表面の基準セ
ンサ番号からの距離を加算又は減算することにより、ス
テップS7−4によりオン状態にあるセンサの地表面か
らの距離を算出する。
【0035】他のセンサについても同様に実施した後、
ステップS7−5によりセンサオンの領域(幅)と地表
面からの距離を算出する。
【0036】従って、このような演算を演算装置7で実
行することにより、地中の高含水地層の位置と大きさ
(範囲)を測定することとができる。
【0037】ここで、他の計測例について図5及び図6
により簡単に述べる。
【0038】図5は降雨による地表からの浸透状態を示
すもので、図示黒印部の水位センサにより浸透水位を計
測して演算装置7で前述同様の演算を実行ことにより、
降雨の浸透状況と粘土層(すべり面)までの距離を把握
することができる。
【0039】図6は地中での水脈の位置と水脈からの浸
透状態を示すもので、図示黒印部の水位センサがオンと
なる浸透水位を計測して演算装置7で前述同様の演算を
実行することにより、粘土層(すべり面)までの距離を
把握することができる。
【0040】このように本実施の形態では、筒体1を構
成する鉄製の内筒1aと多孔質材の外筒1bとの間に軸
方向に適宜の間隔を存して設けられる複数の円環状の仕
切板2により小部屋を形成し、これら各小部屋に対応す
る内筒1aの外周面に水位センサ3をそれぞれ設け、小
部屋の浸透水を水位センサ3により検出して演算装置7
により各小部屋毎の水分の有無と箇所を判定して、地中
の高含水地層の位置と大きさを測定するようにしたの
で、次のような効果を得ることができる。 (a)高含水地層の地表からの位置と大きさを特定する
ことができる。 (b)2重円筒構造で、且つ外筒が多孔質材で構成され
ているので、地中の土砂がセンサー取付部に侵入しにく
く、目詰まりによる誤動作が少ない。 (c)地中の地層が動いて筒体が多少撓んでも水位セン
サが破壊されない限り計測が可能であり、超寿命化を図
ることができる。 (d)可動部分がないため、故障が少なく、メンテナン
スフリー化を図ることができる。 (e)水位計を設置する場合、設置のためのボーリング
穴が完全に垂直状態になくても、位置、計測が可能なた
め、設置にかかる時間、費用を軽減することができる。
【0041】なお、上記実施の形態では筒体1を構成す
る鉄製の内筒1aと多孔質材の外筒1bとの間に軸方向
に適宜の間隔を存して設けられる複数の円環状の仕切板
2により小部屋を形成し、この小部屋に水位センサ3を
設けるようにしたが、図7に示すように例えば鉄製又は
プラスチック材からなる肉厚の筒体10に軸方向に適宜
の間隔を存し且つ同一円周上に複数の穴10aをそれぞ
れ設け、これら各穴10aの底面側に水位センサ3をそ
れぞれ設け、これを図1と同様の構成として地中に埋設
するようにしてもよい。
【0042】このような構成の地中水位検出装置として
も、前述同様の作用効果を得ることができる。
【0043】ここで、上記のような構成の地中水位検出
装置を用いて地滑りを監視する場合の一例を述べる。
【0044】図8に示すように例えばNO.1〜NO.
3の地中水位検出装置が傾斜地に適宜の間隔を存して埋
設された状態にあるものとする。
【0045】このような状態において、各地中水位検出
装置は雨水がいわゆる浸透層に達するとこの浸透層に至
るまでのセンサがオンとなり、また雨水が脆弱地層に達
するとこの脆弱地層に至るまでのセンサがオンとなる。
さらに地滑りが発生する可能性の高い警報地層面に達す
るとこの地層面に至るまでのセンサがオンとなる。
【0046】そして、NO.1〜NO.3の各地中水位
検出装置においては、図4に示すような演算処理により
オン状態にあるセンサ番号の領域と地表面からの距離を
算出し、その情報は通信装置により基地局に伝送され
る。
【0047】基地局では、これらの情報を収集して情報
処理を行い、その結果例えばNO.1とNO.3の地中
水位検出装置のみの情報が警報地層面に至るまで水が浸
透していると判定された場合には要注意とし、NO.1
乃至NO.3の全ての地中水位検出装置の情報が警報地
層面に至るまで水が浸透していると判定された場合には
地滑りが発生する可能性が大として警報指令を発するこ
とにより、傾斜地などの地滑り発生地帯の災害の発生を
事前に予知することができる。
【0048】次に、上記のような構成の地中水位検出装
置を用いて堤防決壊を監視する場合の一例を述べる。
【0049】図9(a),(b)に示すように例えばN
O.1〜NO.4の地中水位検出装置が堤防90に適宜
の距離を存して埋設された状態にあるものとする。
【0050】このような状態にあるとき、護岸91の一
部が破損又は劣化してこの部分より堤防内に河川92の
水が侵入すると、この水は徐々に河川92とは反対方向
に浸透して行き、さらにその浸透状態が進むと堤防90
の一部から土砂が流出して亀裂が生じ、やがて堤防が破
壊されると水害へと進展して行く可能性がある。
【0051】そこで、前述したように堤防90に埋設さ
れた地中水位検出装置により、護岸91の破損又は劣化
部より堤防内に水が浸透して行く過程で堤防内の水を検
出して、その旨を監視所に伝送することにより堤防が決
壊する前に災害の発生を事前に予知することができる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、地中
の高含水地層の位置とその大きさを高精度に計測するこ
とができる地中水位検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による地中水位検出装置の実施の形態を
示す全体の構成図。
【図2】同実施の形態の筒体の詳細な構成を示す断面
図。
【図3】同実施の形態において、筒体内に形成された小
部屋に設けられる水位センサの接続例を示す図。
【図4】同実施の形態において、各水位センサからの検
出信号に基づく演算処理を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】同実施の形態において、降雨による地表からの
浸透状態にあるときの作用を説明するための図。
【図6】同実施の形態において、地中での水脈からの浸
透状態にあるときの作用を説明するための図。
【図7】本発明による地中水位検出装置の他の実施の形
態における筒体の一部を示す断面図。
【図8】本発明による地中水位検出装置を用いて地滑り
を監視する場合の一例を説明するための図。
【図9】本発明による地中水位検出装置を用いて堤防決
壊を監視する場合の一例を説明するための図。
【図10】従来の地中水位検出装置を示す構成説明図。
【符号の説明】
1……筒体 1a……内筒 1b……外筒 2……仕切板 3……水位センサ 4……ケース 5……電源 6……通信装置 7……演算装置 10……筒体 10a……穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大河原 孝 神奈川県川崎市幸区堀川町66番2 東芝エ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2F014 AA07 AB01 AC00 DA02 GA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に埋設される筒体の周面部に地中の
    高含水層より浸透する水が貯溜する複数の空間部を軸方
    向に適宜の間隔を存してそれぞれ設け、これら各空間部
    に貯溜する水を電気信号として検出する水位センサをそ
    れぞれ設けたことを特徴とする地中水位検出装置。
  2. 【請求項2】 地中に埋設される筒体を内筒と多孔質の
    外筒とからなる2重構造とし、これら内筒と外筒との間
    に軸方向に適宜の間隔を存して設けられた複数の仕切板
    により小部屋をそれぞれ形成し、且つこれら各小部屋に
    地中の高含水層より前記外筒を通して前記小部屋に浸透
    する水を電気信号として検出する水位センサをそれぞれ
    設けたことを特徴とする地中水位検出装置。
  3. 【請求項3】 地中に埋設される肉厚の筒体に軸方向に
    適宜の間隔を存し、且つ同一周面上に複数の穴をそれぞ
    れ設け、これら各穴に地中の高含水層より浸入する水を
    電気信号として検出する水位センサをそれぞれ設けたこ
    とを特徴とする地中水位検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1つの
    項に記載の地中水位検出装置において、地中に埋設され
    る筒体の地上側端部に、前記各水位センサから出力され
    る電気信号を演算処理して水分の有無を判定し、地中の
    高含水地層の位置と範囲を求める演算装置を備えたこと
    を特徴とする地中水位検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の地中水位検出装置にお
    いて、演算装置で求められた地中の水位検出情報を自己
    の位置情報と共に基地局へ伝送する通信装置を備えたこ
    とを特徴とする地中水位検出装置
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