JP2000109147A - ポケットティッシュ収納箱 - Google Patents
ポケットティッシュ収納箱Info
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
変えが容易で、多く収納しても外箱と内箱が転倒したり
せず、さらに、袋のまま収納しても、ティッシュの順次
取り出しが容易で、使いやすいポケットティッシュ収納
箱を提供すること。 【解決手段】 外箱(1)の一側面にポケットティッシ
ュ空袋取り出し口(5)を設け、別の2つの側面には、
ゴムひも(7)を介してフック(6)を取り付け、ま
た、内箱(2)の上面全体を開口部(9)とし、一側面
にポケットティッシュ空袋取り出し口(10)とポケッ
トティッシュ補充口(11)を設け、そして、開口部
(9)を上にした状態、あるいは開口部(9)を下にし
た状態の内箱(2)の上に外箱(1)かぶせ、1つにな
った外箱(1)と内箱(2)を、台(12)に収納箱さ
さえ(13)が取り付けてある収納箱転倒防止台(3)
の上に乗せることを特徴とする。
Description
シュを比較的多く収納し、かつ順次取り出せるようにし
て、ポケットティッシュを室内においても使いやすくし
た卓上用のポケットティッシュ収納箱に関するものであ
る。
トやカバンなどに携帯して外出時に使用されている。し
かし、ポケットティッシュは、粗品、あるいは宣伝用と
して人からもらう機会が多いので、服のポケットや机の
引き出しなどにたまったままとなる場合が多い。そこで
ポケットティッシュが室内でも使われたりするが、その
場合は、ポケットティッシュを収納箱に入れて使用する
のが一般的である。そこで収納箱としては、空き箱を利
用したり、あるいはポケットティッシュ専用の収納箱が
考案され、市販されたりしている。
合は、適当な大きさの空き箱に、ポケットティッシュを
袋のまま、あるいは袋から出したものを収納し、一袋ず
つ、あるいは一枚ずつ、取り出して使用している。
る。ポケットティッシュがちょうど収納できる大きさ
の、木材でできた直方体容器があり、その一面が開閉で
きるふたとなっており、そこから3〜4袋分のポケット
ティッシを袋のまま、あるいは袋から出したものを収納
するようになっている。そして、そのふたの中央にはテ
ィッシュ取り出し口がついており、そこからポケットテ
ィッシュの袋を破ってから、あるいは袋から出して収納
した場合は直接、ティッシュを取り出して使用するとい
うものである。
報において、補充用のティッシュを収める内箱に、底面
が開口部となっていて、上面にティッシュ取り出し口が
ある外箱をかぶせたポケットティッシュ収納箱が公開さ
れている。これは、外箱と内箱に袋から出したティッシ
ュを収納し、外箱のティッシュ取り出し口よりティッシ
ュを取り出し、外箱のティッシュが減ってきたら、内箱
に設けてある切欠部よりティッシュを取り出して補充す
るというものである。
箱は、身近なものを利用できるため経済的であるが、本
来ポケットティッシュ専用の収納箱でないため、大きさ
が適当でない場合が多く、特に、ティッシュを袋から出
して収納した場合は、ティッシュが箱の中で散乱し、整
理されず、取り出しにくい上に見苦しくなる。また、ポ
ケットティッシュを袋のまま収納して使う場合は、ポケ
ットティッシュを袋ごと手に取りながらティッシュを取
り出すので、両手を使うことになりわずらわしくなる。
に比べて、ティッシュが箱の中で散乱せず、また、取り
出しも片手で行うことができ優れている。しかし、収納
できるポケットティッシュが3〜4袋分と少ない。また
そのため、すぐに補充の必要が出てくる上に、その度に
ふたの開閉を必要とし、わずらわしい。さらに、ティッ
シュを取り出してゆくと、ティッシュが取り出し口から
底の方へ離れてゆき、取り出しにくくなる。
は、その構造が2つの直方体容器を用いただけの簡単な
ものでありながら、上記のような市販の収納箱に比べて
多くののティッシュを収納することができ、また、ティ
ッシュが常に取り出し口に来るようになっているので、
取り出しやすく優れている。しかし、この考案において
も次のような問題点があげられる。内箱へのティッシュ
の収納、および内箱から外箱への補充において、柔らか
いティッシュを細長い切欠部から出し入れするのが難し
く、また、一度に出し入れできる量も少ないため、大変
手間がかかり非能率的である。また、外箱にティッシュ
を収納し過ぎると、外箱が不安定になったり、収納数を
増やすために外箱および内箱の高さを高くすると、収納
箱全体が不安定となり倒れやすくなる。そのため、収納
できるティッシュの数が限られてしまう。また、ティッ
シュを袋からを出して収納するため、非衛生的であり、
袋から取り出す手間もかかる。さらに、袋から出してし
まうとポケットティッシュとして使うことができなくな
る。かといってティッシュを袋に入ったまま収納する
と、ティッシュ取り出しの際に、取り出し口において袋
が邪魔をして、ティッシュが取り出しにくかったり、空
袋の取り出しが大変面倒となってしまう。このため、卓
上用ティッシュとしてはまだ使いにくい面が多い。
決するために、外箱と内箱で構成されたポケットティッ
シュ収納箱において、外箱(1)の一側面の最上部にポ
ケットティッシュ空袋取り出し口(5)を設け、別の2
つの側面にはそれぞれ、ティッシュ取り出し口(8)に
おいてポケットティッシュの袋を広げ、ティッシュの取
り出しを容易にするためのフック(6)を、ゴムひも
(7)を介して取り付け、また、内箱(2)の上面全体
を開口部(9)とし、一側面の最上部にポケットティッ
シュ空袋取り出し口(10)を設け、最下部にはポケッ
トティッシュ補充口(11)を設け、そして、開口部
(9)を上にした状態、あるいは開口部(9)を下にし
た状態の内箱(2)の上に外箱(1)かぶせ、1つにな
った外箱(1)と内箱(2)を、台(12)に収納箱さ
さえ(13)が取り付けてある収納箱転倒防止台(3)
の上に乗せるという手段を講じる。
て説明する。本発明は、厚紙、木材、プラスチックなど
を用いて作られる。図1において内箱(2)は、長さ、
幅が、ポケットティッシュよりもわずかに大きく、その
高さが、例えば、ポケットティッシュが8〜9個分収納
できるほどの直方体容器であり(厚紙を用いた実施例と
して、長さ115ミリ、幅81ミリ、高さ110ミ
リ)、その上面全体を開口部(9)とし、一側面の最下
部にポケットティッシュが一袋入る大きさのポケットテ
ィッシュ補充口(11)を設け、同じ側面の最上部に、
同程度の大きさのポケットティッシュ空袋取り出し口
(10)を設ける。この取り出し口は、外箱(1)と内
箱(2)がほぼ完全に重なったときに、外箱(1)のポ
ケットティッシュ空袋取り出し口(5)をふさがないよ
うにするためのものである。
内箱(2)にかぶせたときに上下に自由にスライドする
ように内箱(2)よりわずかに大きく、高さが内箱
(2)と同じである直方体容器であり(厚紙を用いた実
施例として、長さ120ミリ、幅85ミリ)、底面全体
が開口部(4)となっており、一側面の最上部には、内
箱(2)と同じ大きさのポケットティッシュ空袋取り出
し口(5)を設け、上面にはティッシュが容易に取り出
せる大きさのティッシュ取出し口(8)を設け、別の2
つの側面の最上部中央に、ゴムひも(7)の一端を接着
剤で取り付け、ゴムひも(7)の他方の端にはフック
(6)を取り付ける。ゴムひも(7)は輪ゴムなどを切
って用いる。フック(6)は、例えば厚紙などを用い、
その強度が足りないときは、厚紙を2〜3枚重ねて作成
する。また、外箱(1)は、その重さが少ないと、ティ
ッシュを取り出す際に、ティッシュに引っ張られて一緒
に持ち上がり、内箱から外れてしまう場合があるので、
ある程度の重さが必要である。実際には50〜60グラ
ムあれば適当であり、箱の厚さを変えて調節する。
加工した台(12)に、2つの逆V字型の収納箱ささえ
(13)を取り付けたものが、強度的、かつコスト的に
も有利である。図1の3は、一枚の長方形の厚紙を用
い、内部を切り取って、必要な箇所を折り曲げ、糊付け
して、台(12)と収納箱ささえ(13)を一緒に作成
した収納箱転倒防止台(3)の斜視図であり、図3はそ
の展開図である。図3において、3aは折り曲げ箇所、
3bは糊代であり、破線部は切れ込み箇所を表してい
る。
るいは開口部(9)を下にした状態の内箱(2)の上に
外箱(1)をかぶせ、1つになった外箱(1)と内箱
(2)を、収納箱転倒防止台(3)の2つの収納箱ささ
え(13)の間に置く。このとき収納箱ささえ(13)
の高さは、内箱(2)より、いく分高くなるようにす
る。また、外箱(1)と収納箱ささえ(13)の間に
は、外箱(1)が上下にスライドするのを妨げないよう
に、数ミリ程度のすきまを設けるようにする。
部(9)を上にした状態の内箱(2)に、ポケットティ
ッシュを袋のまま内箱(2)一杯に収め、また、外箱
(1)にも開口部(4)より8〜9分目まで収めて、外
箱(1)と内箱(2)のポケットティッシュ空袋取り出
し口(5、10)のある側面が同じになるようにして、
外箱(1)を内箱(2)にかぶせ、さらに収納箱転倒防
止台(3)の2つの収納箱ささえ(13)の間に乗せ
る。図4は、その時の外箱(1)と内箱(2)の状態を
示した本発明の構成例1の断面図である。ポケットティ
ッシュは外箱(1)のティッシュ取り出し口(8)に現
れるので、ポケットティッシュの袋を破り、その際、2
つのフック(6)で袋を引っ掛け、ティッシュ取り出し
口(8)の端へ引き寄せて袋を広げ、ティッシュの取り
出しを容易にする。そのような状態でティッシュを取り
出してゆき、1つの袋を使い切ったら、フック(6)を
外して空袋をポケットティッシュ空袋取り出し口(5)
より取り出す。すると外箱(1)が自らの重さで沈み、
次のポケットティッシュの袋がティッシュ取り出し口
(8)に現れるので、再び袋を破りフック(6)で引っ
掛ける。このようにして順次ティッシュを取り出してゆ
く。ポケットティッシュの補充は、ポケットティッシュ
補充口(11)から行う。また、従来通りポケットティ
ッシュとして使いたいときは、そこから取り出して使う
こともできる。そして、このような補充、取り出しの際
には、ポケットティッシュの昇降とともに外箱(1)も
スライドするので、ティッシュ取り出し口(8)におい
て、ポケットティッシュが使い掛けの状態であっても、
再び、順次取り出してゆくことができる。また、使い掛
けのものをポケットティッシュとして使いたい場合は、
ポケットティッシュ空袋取り出し口(5)から取り出す
こともできる。
使い切り、内箱(2)のポケットティッシュを使い出す
と、次第にポケットティッシュがティッシュ取り出し口
(8)から遠くなり、取り出しにくくなる。このような
場合は、外箱(1)を内箱(2)にかぶせた状態のまま
上下にひっくり返して、内箱(2)のポケットティッシ
ュを外箱(1)へ移し変える。そして、内箱(2)を外
箱(1)から取りはずし、内箱(2)の上下を逆にした
あと、再び外箱(1)をかぶせ、収納箱転倒防止台
(3)の上に乗せる。すると、再びポケットティッシュ
がティッシュ取り出し口(8)に現れるので、これまで
と同様に使用することができる。図5は、その時の外箱
(1)と内箱(2)の状態を示した本発明の構成例2の
断面図である。また、このときに補充が必要となった
ら、ポケットティッシュの外箱(1)の残量、および補
充量により、外箱(1)の開口部(5)より補充する
か、あるいは、再び内箱(2)を上下逆にして外箱
(1)をかぶせ、ポケットティッシュ補充口(11)よ
り補充する。
ぶせるときの内箱の向きを必要に応じて変えるという構
成にすることにより、内箱内のポケットティッシュをス
ムーズに外箱へ移すことができる。
安定が保たれ、より多くのポケットティッシュを収納す
ることができる。またそのため、補充の回数も少なくて
すむ。
ながら、外箱に取り付けたフックにより、ティッシュの
取り出しが容易であり、さらに、ポケットティッシュ空
袋取り出し口を設けることにより、ポケットティッシュ
の空袋の取り出しは、フックを外してポケットティッシ
ュ空袋取り出し口より抜き取るだけでよく、1つの袋か
ら次の袋への移行がスムーズに行える。
するため、衛生的であり、袋から取り出す手間がかから
ない。また、ポケットティッシュの収納、補充は、ポケ
ットティッシュの開口部、あるいはポケットティッシュ
補充口より、袋に入ったまま挿入するだけでよく、ま
た、取り出して従来通りポケットティッシュとして使う
こともできる。また、外箱と内箱にポケットティッシュ
が収納されている場合において、最下部にポケットティ
ッシュ補充口を設けたことにより、補充、あるいは取り
出しの際に、使い掛けのポケットティッシュがあって
も、それまで通り、順次使ってゆくことができる。
より使いやすくなり、家庭で眠っているポケットティッ
シュが有効に活用され、紙資源の無駄も減らすことがで
きる。
Claims (1)
- 【請求項1】 外箱と内箱で構成されたポケットティッ
シュ収納箱において、 (イ) 外箱(1)の一側面の最上部にポケットティッ
シュ空袋取り出し口(5)を設け、別の2つの側面には
それぞれ、ゴムひも(7)を介してフック(6)を取り
付ること (ロ) 内箱(2)の上面全体を開口部(9)とし、一
側面の最上部にポケットティッシュ空袋取り出し口(1
0)を設け、また、最下部にはポケットティッシュ補充
口(11)を設けること (ハ) 開口部(9)を上にした状態、あるいは開口部
(9)を下にした状態の内箱(2)に、外箱(1)をか
ぶせること (ニ) 台(12)に収納箱ささえ(13)を取り付け
た収納箱転倒防止台(3)の上に、外箱(1)をかぶせ
た内箱(2)を乗せることを特徴とするポケットティッ
シュ収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677298A JP3959514B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | ポケットティッシュ収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31677298A JP3959514B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | ポケットティッシュ収納箱 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109147A true JP2000109147A (ja) | 2000-04-18 |
JP2000109147A5 JP2000109147A5 (ja) | 2005-10-27 |
JP3959514B2 JP3959514B2 (ja) | 2007-08-15 |
Family
ID=18080757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31677298A Expired - Fee Related JP3959514B2 (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | ポケットティッシュ収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3959514B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018140829A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 大王製紙株式会社 | 薄葉紙収納箱 |
-
1998
- 1998-10-05 JP JP31677298A patent/JP3959514B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018140829A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | 大王製紙株式会社 | 薄葉紙収納箱 |
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