JP2000107254A - 温熱療法器具、温熱療法器具セットおよび温熱療法器具の使用方法 - Google Patents

温熱療法器具、温熱療法器具セットおよび温熱療法器具の使用方法

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JP2000107254A
JP2000107254A JP29464398A JP29464398A JP2000107254A JP 2000107254 A JP2000107254 A JP 2000107254A JP 29464398 A JP29464398 A JP 29464398A JP 29464398 A JP29464398 A JP 29464398A JP 2000107254 A JP2000107254 A JP 2000107254A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先人の知恵を現代に引用し、鍼灸の原理を用
いてストレス,慢性疲労等を効果的且つ適格に取り除い
て一般家庭でも簡単に治療できる温熱療法器具および温
熱療法器具セットを提供する。 【解決手段】 陶磁器製で所定厚みを有する盤状体1に
して、且つ該盤状体1の片面に左右対称に瘤状膨らみ2
が二対形成されてなる温熱療法器具Aと、碗状にして、
該温熱療法器具Aに係る瘤状膨らみ2の先端部21に対
向する位置に小突部61を形成し、該小突部61に前記
先端部21を当接させることにより温熱療法器具Aとの
間にお湯9が入り込む所定隙間εが形成されて温熱療法
器具Aが収納されるようにした上面解放の容器Bと、を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭でも簡単
に治療できる温熱療法器具、温熱療法器具セットおよび
温熱療法器具の使用方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代病に代表されるストレス,慢性疲
労,筋肉の疲労などのこり又は拘縮,神経痛等を和らげ
ることのできる健康器具が、一般家庭向けにいろいろと
販売されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、ストレス,
慢性疲労等を適格に取り除くことのできる器具は未だ見
当たらないのが現状である。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するもので、
鍼灸の原理を用いてストレス,慢性疲労等を効果的且つ
適格に取り除いて一般家庭でも簡単に治療できる温熱療
法器具、温熱療法器具セットおよび温熱療法器具の使用
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
請求項1に記載の本発明の要旨は、陶磁器製で所定厚み
を有する盤状体にして該盤状体の片面に左右対称に瘤状
膨らみを対に形成し、これらが加温されてなることを特
徴とする温熱療法器具にある。ここで、「陶磁器」には
磁器,陶器,セッ器,土器の4種類を含む。請求項2に
記載の本発明の要旨は、陶磁器製で所定厚みを有する盤
状体にして該盤状体の片面に左右対称に瘤状膨らみを対
に形成した温熱療法器具(A)と、碗状にして、該温熱
療法器具に係る瘤状膨らみの先端部に対向する位置に小
突部を形成し、該小突部に前記先端部を当接させること
により温熱療法器具との間にお湯が入り込む所定隙間が
形成され且つ温熱療法器具が収納されるようにして該温
熱療法器具を加温し得る上面解放の容器(B)と、を具
備することを特徴とする温熱療法器具セットにある。請
求項3に記載の本発明の要旨は、所定厚みを有する盤状
体にして該盤状体の片面に左右対称に瘤状膨らみを対に
形成した素焼きの温熱療法器具を水中に浸漬させて、該
温熱療法器具に水を染み込ませ、次いで、水を染み込ま
せた該温熱療法器具を電子レンジに入れて加温させ、そ
の後、所定温度に温たまった該温熱療法器具を取り出し
体を癒すのに供する温熱療法器具の使用方法にある。請
求項4に記載の本発明の要旨は、陶磁器製で一端面にノ
ズルを設け且つ該ノズルに導通する中空部を形成した所
定厚みの盤状体にし、且つ該盤状体の片面に左右対称に
瘤状膨らみが対に形成されてなることを特徴とする温熱
療法器具(A)と、前記ノズルの開口に蓋ができるキャ
ップ(4)と、を具備することを特徴とする温熱療法器
具セットにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温熱療法器
具、温熱療法器具セットおよび温熱療法器具の使用方法
の実施形態を詳述する。 (1)実施形態1 図1〜図3は温熱療法器具の使用方法の一実施形態で、
図1は温熱療法器具の斜視図、図2は図1の側面図、図
3は温熱療法器具の使用方法の手順を表す説明図であ
る。
【0007】先ず、温熱療法器具の使用方法に先立ち、
これに用いる温熱療法器具について詳述する。温熱療法
器具Aは、陶器(磁器でもよい)の素焼き品とし、盤状
体1にして該盤状体1の片面に左右対象に瘤状膨らみ2
が二対形成されてなる。素焼き品とするのは、多孔質な
ために水の染み込み(吸水性)が良好となり、後述する
電子レンジで温めるのに威力を発揮できるからである。
また、陶器の蓄熱作用,遠赤外線効果等を引き出す狙い
がある。盤状体1は、例えば150〜160mm×19
0〜220mmの大きさで且つ厚みtが30mm程度の
方形盤となっている。ある程度の大きさ,厚みをもたせ
るのは、使いごこちを良くするだけでなく、所定のボリ
ュームをもたせて蓄熱量(熱容量)を大きくするためで
ある。盤状体1の角部は丸みをもたせ扱い易くする。
【0008】また、前記盤状体1の片面には瘤状膨らみ
2を左右対象に二対設ける。瘤状膨らみ2は底円の直径
が約6cmほどある半球状又は円錐状の形をしており、
盤状体1の平坦面12からその頂部までの高さh1を2
0mm〜36mm程ある大きさとしている(図2)。瘤
状膨み2は、例えばその高さh1を36mmタイプの強
のもの、28mmタイプの中のもの、20mmタイプの
弱のものと3種類用意し、各人に合った使い分けができ
るようにするとより好ましくなる。図2からも判るよう
に、瘤状膨らみ2のあるところは他の部分より肉厚があ
る。そのため、温熱療法に使われる瘤状膨らみ2に熱量
が貯えられ、効率的な療法が行えることになる。瘤状膨
らみ間距離L1,L2は、例えば次のように定められる。
距離L1については左右それぞれの瘤状膨らみ2が頸椎
を跨ぐ距離、例えば約10cmとする。距離L2は瘤状
膨らみ2の一方(一対)が標準体系の人の後頭部のツボ
に当り、且つ他方が人の肩のツボに当たる距離、例えば
約8cmとする(図6参照)。瘤状膨らみ2は一対でも
よいが、図1のごとく瘤状膨らみ2が左右対称に二対設
けると、患者はこれら4つの瘤状膨み2で力が加わるバ
ランスをとって患部に当てがい易くなり、体に温熱作用
と圧刺激作用をうまく働かすことができより好ましくな
る。
【0009】温熱療法器具の使用方法は、上記温熱療法
器具Aを用い例えば次のような工程を経て体を癒すこと
になる。まず、なべ形容器Vに水を張り(図2のイ)、
該水中に温熱療法器具Aを浸漬させる(図2のロ)。素
焼き製の温熱療法器具Aは吸水性の素地からなるため、
水が染み込みやすく短時間で内部まで水を十分に吸収す
る。水が内部まで浸透したと判断したところで、なべ形
容器Vから温熱療法器具Aを取り出す。水が温熱療法器
具Aに浸透しているかどうかは、外観からまた重量から
簡単に判断できる。乾いた状態にある温熱療法器具Aは
薄い色をしているが、なべ形容器Vに漬け水を含んだ温
熱療法器具Aは濃い色に変化する。
【0010】しかる後、水を含んだこの温熱療法器具A
を電子レンジRへ入れる(図2のニ)。電子レンジRは
マグネトロンを発振源としたマイクロ加熱装置であり、
マイクロ波を直接温熱療法器具Aに当て、温熱療法器具
Aに染み込んだ水分を振動させて、その振動によって生
じる摩擦熱で温熱療法器具Aを内部から誘電加熱する。
水分を前もって存分に温熱療法器具Aに染み込ませてい
るので、芯から温まった加温された温熱療法器具Aが出
来上がる(図2のホ)。温熱療法器具Aは取り出した時
に表面温度が50〜100度前後になるようタイマーを
セットする。かくのごとくして加温された温熱療法器具
Aは、その後、電子レンジから取り出し、手ぬぐいTな
どを巻いて表面温度を調節した状態にして患者の患部に
当てて体を癒す。表面温度が下がってくれば、手ぬぐい
Tを取去り、温熱療法器具Aを後頭部等の患部に直接当
てがって癒すことになる(図6参照)。
【0011】このように構成した温熱療法器具の使用方
法によれば、温熱療法器具が素焼き製であり水を吸込み
易いので、水を含ませた後、電子レンジにかけることに
よって50〜100℃前後の温度に加温された温熱療法
器具にすることが簡単にできる。水分を染み込ませた温
熱療法器具Aを電子レンジにかけるので、マイクロ波が
その水分を振動させ、温熱療法器具Aを内部の芯から温
める十分な加熱ができる。したがって、電子レンジから
取り出した温熱療法器具Aは長いこと冷めず、体を癒す
温熱療法器具として長時間使用に耐える。そして、温熱
療法器具Aは50〜100℃前後の温度を患部に当てる
ことによる温熱効果に、陶器自体に元より含まれている
遠赤外線効果が加わることにより、鍼灸術におけるお灸
の作用が有効に働く。さらに、左右対称の瘤状膨らみ2
からの圧刺激効果(指圧効果)が加わり、同じく鍼灸術
の鍼の作用が働く。すなわち、温熱効果と遠赤外線効果
そして圧刺激効果の3つの治療効果が相乗して、現在行
われている鍼灸にほぼ匹敵する威力のある治療器具とな
る。簡単な温熱療法器具で、その使用方法も家庭ででき
る手軽な方法によって、家庭に居ながらにして指圧効
果、50〜100℃といった高い温度の温熱効果、さら
に遠赤外線の治療効果を受けることができる。
【0012】(2)実施形態2 本実施形態は温熱療法器具セットの一形態で、図4はこ
の温熱療法器具セットの全体斜視図、図5は図4のお湯
を注いだ容器に温熱療法器具を沈めた断面図、図6は温
熱療法器具の使用例を示す平面概略図である。
【0013】温熱療法器具セットは温熱療法器具Aと容
器Bとを備える。温熱療法器具Aは、基本的に実施形態
1に係る温熱療法器具と同じである。ここでは陶器又は
磁器の素焼き品とし、盤状体1にして該盤状体1の片面
に左右対象に瘤状膨らみ2が二対形成されてなる。素焼
き品とするのは蓄熱作用,遠赤外線効果等を高める狙い
である。ここでは、温熱療法器具に水を染み込ます必要
性はないため、素焼き品とせず本焼きしたものを使うこ
ともできる。盤状体1は、例えば160mm×220m
mの大きさで且つ厚みtが30mm程度の方形盤となっ
ている。
【0014】また、前記盤状体1の片面には瘤状膨らみ
2が左右対象に二対設けられている。瘤状膨らみ2は半
球状又は円錐状の形をしており、盤状体1の平坦面から
その頂部までの高さが20mm〜36mm程ある大きさ
となっている。図4からも判るように、瘤状膨らみ2の
あるところは他の部分より肉厚がある。温熱療法器具A
の他の構成は実施形態1で述べた温熱療法器具と同じ
で、その説明を省く。実施形態1と同一符号は同一又は
相当部分を示す。
【0015】容器Bは、碗形状した上面開口のなべ形容
器である。ここでの容器Bも素焼き容器とする。該容器
Bの大きさは前記盤状体1を収納できる大きさになって
いて、しかも、板状体を収納したとき前記瘤状膨らみ2
の先端部21に対向する容器底部6に丸みのある小突部
61を形成する。そして、小突部61に前記先端部21
を当接させることにより温熱療法器具Aとの間にお湯9
が入り込む所定隙間εが形成されて温熱療法器具Aが容
器内に収納されるように構成する。温熱療法器具Aにま
んべんなくお湯9を接触させて短時間でお湯9の熱を伝
えさせるためである。温熱療法器具Aの瘤状膨らみ2が
ある面での容器底部6と温熱療法器具Aとの距離L3
5mm〜10mm程度に設定するのが好ましい。お湯9
の使用量を少なくして温熱療法器具Aを温めることがで
きるからである。ここでは、温熱療法器具Aを温めるお
湯9の使用量をより少なくするために、容器Bの底部
で、小突部61の周りに瘤状膨らみ2に対応する部位に
窪み部分62を形成する。容器B内に温熱療法器具Aを
収納してお湯9を注いだとき、温熱療法器具Aの裏面
(瘤状膨らみ2のある側とは反対の面)から湯面までの
距離L4は5mm〜10mm程度確保するのが望まし
い。少ないお湯の使用量にして温熱療法器具Aをお湯9
の中に沈め早く温めることができるからである。符号7
は把手を示す。
【0016】このように構成した温熱療法器具セット
は、容器Bに温熱療法器具Aを収納した後、お湯9を容
器B内に注ぎ込めば、温熱療法器具Aがお湯9に浸漬す
るので、お湯9の熱量が速く伝わる。特に、本発明では
小突部61に先端部21を当接させることにより温熱療
法器具Aとの間にお湯9が入り込む所定隙間εが全域に
亘り形成されているので、お湯9の温熱療法器具Aへの
熱移動が一段と速い。少ないお湯9の量で温熱療法器具
を効果的に温めることができる。ただ、実施形態1での
電子レンジRによる温熱療法器具Aの加温方法に比べる
と、温熱療法器具の芯まで温めるのには幾分時間を要す
る。温熱療法器具Aが温まったら、これを取り出し、瘤
状膨らみ2を後頭部等にあてがえば、簡単に温熱療法を
自宅等でもなすことができる。ストレス,慢性疲労等を
効果的且つ適格に取り除いて一般家庭でも簡単に治療で
きる太陽が照る天気の日などでは、温熱療法器具Aでだ
けで足りる。該温熱療法器具を太陽の照る場所に置き、
太陽熱で温めた温熱療法器具Aの瘤状膨らみ2を後頭部
等にあてがっても同様の温熱療法を実施できる。
【0017】夏の日ざしに照らされ熱くなった河原の石
を体に当てると気持ちがよい。さらには、身体の痛みが
あるところに同じく熱くなった石の丸みある凸部を当て
ると不思議にもその痛みが和らぐという事実がある。こ
れが今を遡ること約4000くらい前、中国において当
時行なわれていた治療法である。この熱くなった石の凸
部が先の鋭利な石へと形を変え、時代とともに鉄に代
り、現代のような尖った針状のものに生まれ変わりなが
ら現代の東洋医学の一翼を占める鍼灸術としての治療が
確立した。本温熱療法器具Aは、この夏の暑い日ざしに
照らされて熱くなった石を身体の痛みやコリのある部分
に当てることにより痛みが和らぐというところに着眼し
た。この鍼灸術の原理を現代の家庭で一般的に使うこと
ができないものかというところに立脚して開発された治
療器具になっている。
【0018】最大限、鍼灸術の原理を、当時の起原に立
ちかえるという目的で、太陽で熱くなった河原の石を現
代の陶磁器に置き換え、石の丸みの凸部は4個の瘤状膨
らみ2をもって凸部を形成している。温熱療法器具Aの
温熱を目的とした熱エネルギの確保には、電気,お湯
9,太陽熱,電子レンジ等のすべてに対応可能としなが
らも、まずは古代で行われていた太陽による熱エネルギ
をそのまま利用し、昼間の太陽熱により蓄熱することを
基本とするものである。さらに、第二の方法として、太
陽熱を蓄熱できない雨の日や冬場などでは、同じ陶磁器
で造られた容器Bを用い、容器Bに温熱療法器具Aを収
納後、お湯9を注いで熱くするという手法を手軽にして
効率良く達成できるようにしたものとなっている。こう
して、鍼灸における適応症の多くの治癒を可能とする。
なかでも、ストレス,慢性疲労症候群,更年期障害,自
律神経失調症,うつ病,肩こり,腰痛,座骨神経症,冷
え症,生理痛,つわり,胃弱,不眠症,頭痛,めまい,
耳鳴り,ムチ打ち症等に優れた効果を発揮する。
【0019】(3)実施形態3 本実施形態は図7ごとくの温熱療法器具セットになって
いる。該温熱療法器具セットは温熱療法器具Aとキャッ
プ4とを備える。温熱療法器具Aは陶磁器製で一端面に
ノズル3を設け且つ該ノズル3に導通する中空部11を
形成した所定厚みの盤状体1である。陶磁器製とするの
は蓄熱効果を高めるためである。盤状体1は湯タンポ形
状で、その大きさは実施形態1とほぼ同程度の大きさと
なっている。ただし、中空部11を形成する分、厚みは
やや大きくなる。そして、該盤状体1の片面に実施形態
1と同じように、左右対称に瘤状膨らみ2が二対形成さ
れる。キャップ4は前記ノズル3の開口31に蓋をする
ゴム製帽子状体である。ノズル3の開口縁に膨らみをも
たせて、キャップ4をノズル3に被せたときゴム弾性で
開口31を封止できる。ここでは、ノズル3に蓋をした
キャップ4がさらに締め付けられるようにするゴム製リ
ング42が使用される。中空部11内にあるお湯9が絶
対漏れないようにするためである。他の構成は実施形態
2と同様で、その説明を省略する。
【0020】このように構成した温熱療法器具セットも
実施形態2と同様の作用,効果を発揮する。ただし、温
熱療法器具Aが湯たんぽ形式になっているため、温熱療
法器具単独では太陽熱で温める器具としてやや難点があ
る。
【0021】尚、本発明においては、前記実施形態に示
すものに限られず、目的,用途に応じて本発明の範囲で
種々変更できる。盤状体1,瘤状膨らみ2等の形状,機
構等は本実施形態に限らない。
【0022】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の温熱療法器具、
温熱療法器具セットおよび温熱療法器具の使用方法は、
一般家庭でも簡単に鍼灸の原理を用いて治療でき、スト
レス,慢性疲労等を効果的且つ適格に取り除くことが可
能であり、極めて有益となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の温熱療法器具の全体斜視図であ
る。
【図2】図1の側面図である。
【図3】温熱療法器具の使用方法の手順を表す説明図で
ある。
【図4】実施形態2の温熱療法器具セットの全体斜視図
である。
【図5】図4で、お湯を注いだ容器に温熱療法器具を沈
めた断面図である。
【図6】温熱療法器具の使用例を示す平面概略図であ
る。
【図7】実施形態3の温熱療法器具セットの全体斜視図
である。
【符号の説明】
1 盤状体 2 瘤状膨らみ 21 先端部 4 キャップ 61 小突部 A 温熱療法器具 B 容器 R 電子レンジ W 水 ε 隙間 t 厚み

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶磁器製で所定厚みを有する盤状体にし
    て該盤状体の片面に左右対称に瘤状膨らみを対に形成
    し、これらが加温されてなることを特徴とする温熱療法
    器具。
  2. 【請求項2】 陶磁器製で所定厚みを有する盤状体にし
    て該盤状体の片面に左右対称に瘤状膨らみを対に形成し
    た温熱療法器具(A)と、碗状にして、該温熱療法器具
    に係る瘤状膨らみの先端部に対向する位置に小突部を形
    成し、該小突部に前記先端部を当接させることにより温
    熱療法器具との間にお湯が入り込む所定隙間が形成され
    且つ温熱療法器具が収納されるようにして該温熱療法器
    具を加温し得る上面解放の容器(B)と、を具備するこ
    とを特徴とする温熱療法器具セット。
  3. 【請求項3】 所定厚みを有する盤状体にして該盤状体
    の片面に左右対称に瘤状膨らみを対に形成した素焼きの
    温熱療法器具を水中に浸漬させて、該温熱療法器具に水
    を染み込ませ、次いで、水を染み込ませた該温熱療法器
    具を電子レンジに入れて加温させ、その後、所定温度に
    温たまった該温熱療法器具を取り出し体を癒すのに供す
    る温熱療法器具の使用方法。
  4. 【請求項4】 陶磁器製で一端面にノズルを設け且つ該
    ノズルに導通する中空部を形成した所定厚みの盤状体に
    し、且つ該盤状体の片面に左右対称に瘤状膨らみが対に
    形成されてなることを特徴とする温熱療法器具(A)
    と、前記ノズルの開口に蓋ができるキャップ(4)と、
    を具備することを特徴とする温熱療法器具セット。
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